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2020/02/04

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  • また一つ、歴史事実がドイツ人の集合的記憶に加えられた。

    岡 典子『沈黙の勇者たち: ユダヤ人を救ったドイツ市民の戦い』新潮選書2023  <また一つ、歴史事実がドイツ人の集合的記憶に加えられた>ナチス時代の歴史認識は、1990年代からどんどん変容してきた。例えばドイツ兵によるユダヤ人虐殺は、共通の価値意識に

  • 第二次世界大戦の歴史通史として、大変有用な3冊です。

    アントニー・ビーヴァー『第二次世界大戦1939-45(上・中・下)白水社 1995 <第二次世界大戦の歴史通史として、大変有用な3冊です。> 第二次世界大戦に関わる書籍は、その多くが「個別作戦についての経過」「事実の解釈をめぐる政治的主張」「一部戦域が

  • マンシュタイン元帥の人がわかる貴重な歴史証言記録

    アレクサンダー シュタールベルク『回想の第三帝国〈上・下〉―反ヒトラー派将校の証言1932‐1945』 (20世紀メモリアル) 平凡社 1995<マンシュタイン元帥の人がわかる貴重な歴史証言記録>著者は、ユダヤ系のドイツ貴族の系譜としてドイツ国防軍に属し、マンシュタイン元

  • 通史を知っている人が読むと、「視点」を変えた新たな通史が見える良書

    ポール・ケネディ『第二次世界大戦影の主役: 勝利を実現した革新者たち』 日経BPマーケティング2013 <通史を知っている人が読むと、「視点」を変えた新たな通史が見える良書> 本書は、「初めて」第二次世界大戦の通史を学ぼうとする方には向きません。 すで

  • 「抵抗」した人々に対する戦後ドイツの対応の部分に「知っておく価値」を見る

    對馬 達雄 『ヒトラーに抵抗した人々 - 反ナチ市民の勇気とは何か』中公新書2015<「抵抗」した人々に対する戦後ドイツの対応の部分に「知っておく価値」を見る>著者の長年の研究の成果を、新書サイズで著述した良書の一冊です。ヒトラー独裁下の政権・政策に対するドイツ人

  • 「捕虜虐待」を日本側資料から照射すると見えてくる実態

    サラ・コブナー『帝国の虜囚――日本軍捕虜収容所の現実』みすず書房2022 <「捕虜虐待」を日本側資料から照射すると見えてくる実態> 戦後の戦犯追及の中で、連合軍捕虜の虐待がしばしば訴追理由となり、それによって日本軍側の捕虜収容所での扱いの酷さや収容所要員によ

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