まずは玉ネギとニンジンを炒めて、先に煮込みを開始。主役の猪肉は、塊のまま表面を軽く焼いて肉汁の流出をストップ。塊肉のまま鍋に投入します。ちょっと猪肉の量が多かったかな。で、30分ほど煮たら塊肉を取り出します。やはり1.5kgは多かったな。カレールーの箱裏に書いてあった量の3倍だもの。でも取り出した塊肉は煮る前と殆ど同じ大きさで、肉汁を蓄えたまま火が通った状態。小さく縮んでしまった肉とは違って筋繊維間の空間...
「今日は猪カツでも作りますかね」と家内に伝えて冷凍ストッカー内を物色。我が家では猪肉を1kg前後の小分けにして、部位ごとに冷凍管理。数年前までは部位名も袋に記していました。しかし今となっては どの部位であろうとスグに判別できるため、何も書かないまま。ロース、肩ロース、バラ、モモの各部、肩、そしてネックやスネ、と、どれも見分けは完ペキ。猪カツの場合、いつもならロース、肩ロース、モモの上質部の何れかを使...
ブロ友さんが飼育する猟犬4頭は全てメス。メス犬たちは勇猛な上に働きも素晴らしいため『アマゾネス軍団』と称されています。その伝説の女部族の兵士に なぞらえて、我が家の猟犬編制もメスだけにしようと画策。複数頭の時はメス犬だけの方が扱いやすいと実感していることも その理由です。ところが繁殖させても我が家に残る子犬の大半はオス。気が付けば実猟犬もオス犬ばかりになっていました。メス犬は血筋存続のために自宅待機...
今月は本決算で職場はバタバタ。ところが相変わらずの人材不足で仕事は溜まりっぱなし。海外はおろか国内の仕事にも追いついておらず。しかし決算を跨げない仕事も多いため、今週を以てバタバタは一旦停止。そんな中、昨日は猟期前の猟友会会合を行いました。猟期に向けて狩猟者登録証の申請書類を一斉作成し、狩猟税や猟友会会費等、そしてハンター保険料を集める。会員皆の分を行うのですが、これが実に大変。猟銃、空気銃、罠、...
もはや子犬とは呼べない大きさとなった三重地犬の子たち。まだ成犬サイズではではありませんが、ここから更に骨格がガッシリとして筋肉量も増えます。もちろん食事量がより多ければ体重は更に増加しますが、山での機敏な動きを重視しているため、食べさせ過ぎには要注意。とは言え、これから気温が下がるにつれて犬は体温維持のためカロリー消費が増えます。また入山訓練等で運動量も増すことから、夏の倍ほどの食事量を必要とする...
猪のバラ肉をトリミングした際に切り分けた脂。本来この猪脂は猪肉の主役。しかし実際には食べるにしても限度があります。よって このまま冷凍保存しておいて、炒め油に使ったり、細かくカットしてハンバーグやソーセージの原料に混ぜるなど、利用方法は色々。我が家では調製ラードとして活用することが多いです。調製ラードとは植物性揚げ油にラードを混ぜた物。そこで今回も猪脂を使用して揚げ油を調製ラード化させることに。と...
先日の猪バラ肉の一部で角煮を作ることにしました。まずは長方形の大切りサイズに肉をカット。初めから出来上がりサイズにカットするより、火を通してからカットした方が ふっくらと仕上がるのです。これは豚角煮も同じ。お次はフライパンで表面を焼きます。焼いてから茹でると雑味が付き難く、茹で汁がそのまま煮汁として使えるため、一味違った旨味が味わえるのです。焼き目が付いたら肉を鍋に投入して、浸かる程度に水を注ぎま...
昨日の夕方、川堤の道を移設犬舎に向かってバイクで走っていた時のことです。雲行きが急激に怪しくなり、北東の空を見上げると、見たことも無いような真っ黒な雲がこちらに向かって来るじゃあ~りませんか。そして その真っ黒な雲は地上にまで達している。竜巻か? ダウンバーストか?いずれにしても雨が降り出すのは時間の問題。と、その時でした。いきなり耳の横でスラッグ弾を発射されたかのような強烈な音が。同時に左手30m程...
それにしても参ってしまいます。私のような一般的サラリーマンの狩猟者には無理があるのではないかと。ある程度は想像していたのですが、猟友会の役員を務めるのは容易なことではありません。何事においても楽観的に考えてしまう私ではありますが、こればかりは そうはいかない。今まで様々な雑務をこなしてくれていた会長はじめ役員の方々の苦労が身に染みて分かってきました。この方々のおかげで狩猟や捕獲業務がスムースに行え...
猟期に向けて冷凍ストッカー内を整理することに。早速、底の方から何やら怪しい塊を発見。昨猟期の初め頃に三重地犬のレイが獲らせてくれた猪の骨付きバラ肉でした。解凍してみると肉質劣化部も少なく、まだまだイケる。捕獲から30分ほどで移設犬舎の解体場に持ち込んだため、素早く衛生的に作業が行えたのが良かったのでしょう。やはり肉質の良し悪しの分かれ道は捕獲時から始まっています。今回は骨を残してスペアリブとし、BBQ...
狩猟事故防止対策の一環として義務付けられている猟期前の射撃練習。昨日は、その練習を西富士射撃場にて猟仲間たちと行いました。時折雨がパラついたものの、練習を妨げる程のものではなく、各自それぞれに銃や構えの調整を。また射術に優れるベテランが若手たちにアドバイスを行う場面も見られて、皆のヤル気に満ちた熱が伝わってきました。「毎度『獲物が抜けちゃいました~』ではダメ。懸命に頑張ってくれている勢子さんもイヤ...
猟仲間さんから包丁を沢山いただいたのは昨年のこと。その包丁は猟仲間さんのお父様が営まれた和食処を廃業される際に整理された物。「移設犬舎で使ったら?」とのことで、私に全てを託して下さったのです。その中に『蛸引き』と呼ばれる刺身包丁の一種を発見。刃に厚みがあったため、剣鉈に作り変えることにしたのは今年の初め。マキリに似た片刃の狩猟刀に変身させました。しかし鞘を作る段階で材質に悩み、作業は頓挫。そんな中...
昨日は猟友会役員の親睦会に参加させて頂きました。普段はなかなか合流できない地域の先輩方も参加していたため、新参者の私としては またとないご挨拶の機会。この会は流行病により数年間中止していたとのこと。なので皆さん心待ちにしていたようで、会が始まる前から狩猟談義で大盛り上がり。それは親睦会でも続きます。中には大ベテランのライフルマンも数人いて、色々とお話を伺うことができました。先日の関東地区射撃大会で...
この世界情勢において我が日本では 高齢者となっても仕事があるのは ありがたいこと。仕事を続けないと思うような生活が送れないのが現状ではありますが。頭や体を使い続けて健康寿命を延ばす後押しと捉えれば、仕事もまた良し。60歳一次定年を来年末に控えて、職場の雇用条件が毎年のように改定されています。本来ならば若手に希望が持てる改定として貰いたいところですが、目につくのは年配者を留まらせるものばかり。定年が直前...
猪肉の脂身は肉の旨味を引き立ててくれます。時季にもよりますが、やはりドングリを主食としている地域の猪脂は上質で旨味が素晴らしい。ただし余分な脂を少し抜いて食した方が食べやすいのも事実。したがいまして、肉と脂身の火の通し加減は実際には異なります。そんな脂身を食べやすくして、更に肉の旨味をアップさせる作り方を試してみました。では調理開始。今回はモモ肉を香ばしく焼き上げるために、バラ肉の脂に一肌脱いで貰...
キタヤマトガンサービスさんで購入させて頂いた猟犬用の首輪。高品質な上に良心的な価格設定は、とにかく ありがたい。よって少し前に全色を大人買いしてしまいました。私が猟で使っている猟犬用GPS送信機の首輪はオレンジ色。普段の使いの首輪と一緒に装着することもあるため、首輪の色の選定には拘りがあります。まずは猟犬が獲物と間違われて誤射されないように鮮明なコントラストを重視。本来ならば蛍光色の派手な色に統一する...
業務スーパーで売られている業務用の焼そば麺。今年の初めに半額処分品を8kg購入して冷凍。しかし全て食べ切るのに半年近くも掛かりました。焼そば自体はとても美味しいのですが、家族全員が焼そば疲れしてしまったのです。「しばらくは焼そばを食べたくない」と。しかし それから数ヶ月が経ち、胃も心も完全にリセット。娘は若干トラウマ気味ですが、焼そばを目の前にすれば食べてくれるはず。では久々に焼そばを作ってみましょう...
私が子供の頃に愛読していた図鑑や百科事典の数々。どれもが面白くて何度も読み返していたのを思い出します。中でも動物や昆虫に関する図鑑が大好きでした。当時は写真よりも挿絵が多かったのですが、その絵がまた素晴らしい。開いたページに引き込まれるような凄味があったのです。またそんな画家さんが描く恐竜図鑑も大迫力。今では『ティラノサウルス』ですが、昔は『チラノザウルス』だったりもしましたが。「こんなのが本当に...
秋の虫が鳴き出すと我が家の庭ではアチコチからキノコが生えだします。以前、庭に生えていたキノコを食べて錯乱状態に陥った三重地犬の母犬カノ。やたらと暴れて涎はダラダラ。食べカスを調べたところ、テングダケの一種であることが判明。しばらくするとカノは正気に戻りましたが、それ以来、私は気が気ではありません。キノコは発見したらスグに処分。今日も植込みの中に怪しいキノコを発見したため、慌てて抜き取りました。この...
私が狩猟を始めた頃の話です。ことあるごとに自分の猟犬を叩いたり蹴ったりしている先輩猟師がいました。「なんで その程度のことで怒るのだろう」と唖然とするばかりでしたが。その猟師は やたらと先輩風を吹かす勢子で、勢子を始めたばかりの私は随分と嫌な思いをさせられました。それは先輩猟師の猟犬たちも同じ。一緒に山に入り猟犬を放つと、先輩猟師の猟犬たちは全頭が私の方に来てしまう。飼い主との信頼関係が弱いのです。...
吉幾三氏の高らかな歌声と駆け抜ける爽やかな旋律。♪広がる~未来に~夢があふれて~る~ ♪家族を~思えば~頑張れるはず~さ~若い頃は、この歌を思い出して家族のために仕事を頑張ってきました。ワークマンのCMは未だに心に残っていますし、私たち家族の今があるのは歌詞のおかげかもしれません。それにしても あのCMソングは実に心地よい。最後の「行こう みんなでワークマン♪」も耳に残りますし、私もそれは推し。とくに ここ...
典型的な迷走台風の動きを示す「サンサン」個人的には「サンザン」としたいところ。こちら伊豆半島でも強烈な雨を降らせ続けています。あちらこちらで冠水が発生していたため、スマホで雨雲の動きを先読みしながらの移動ルート選択は かなりスリリング。道を選び間違えると立ち往生します。そんな中で一つだけアリなことも。雨雲により日照が数日間も遮られたため、随分と気温が下がりました。夜などはエアコンや扇風機無しで十分...
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まずは玉ネギとニンジンを炒めて、先に煮込みを開始。主役の猪肉は、塊のまま表面を軽く焼いて肉汁の流出をストップ。塊肉のまま鍋に投入します。ちょっと猪肉の量が多かったかな。で、30分ほど煮たら塊肉を取り出します。やはり1.5kgは多かったな。カレールーの箱裏に書いてあった量の3倍だもの。でも取り出した塊肉は煮る前と殆ど同じ大きさで、肉汁を蓄えたまま火が通った状態。小さく縮んでしまった肉とは違って筋繊維間の空間...
「シェー! もう やめてほしいザンス!」「そんな つぶらな瞳で見つめてもダメ」でもヤメられない止まらない地底探検への穴掘り。懸命に掘り進めるホマレ。そこへ作業効率をアップさせようと、サカエが連結。ツインパワーで土をかき出します。その後ろで様子を見ていたコーシンの顔に土が直撃。ほら出入口が土だらけになっちゃたじゃない…って、脱走禁止!よし、言うことを聞かないのなら奥の手じゃ。父ちゃんを侮るでないぞ。前...
まだまだ続くニホンジカ管理捕獲。県担当者と猟友会上役の方々から新たなる実施区域の調査依頼を受けて、猟仲間たちと共にタツ配置のマーキング等を行いに猟場へと向かいました。標高400m程の低山を囲む巻狩りとなるため、今回も かなり大がかりな捕獲となります。こんな事もあろうかとタツ配置場所に通じる林道を復旧整備しておいて正解でした。基本的には猟場に詳しい先輩に教えて頂きながらの調査。次々とマーキングして行きま...
雨降る森の中、移設犬舎の古家で一人黙々と焼く猪肉。半径200m以内には自分しか居ないとのヘンな優越感。森を独り占めした気分になれるのです。そして森の一部にもなっている。そんな森から授かった恵みを力いっぱい美味しくいただく。猪肉は やはり焼肉が一番。今回の部位は肩ロース肉とホホ肉とタン。そう言えば未だに食器を用意していなかったな。学生の頃から使っていたラーメン鉢が一つあるだけ。我が家の食器は全てセットな...
体をかがめて暗闇の中を進んで行く。まるでノストロモ号の排気ダクトの中でエイリアン狩りを行っている感じ。そして「ぐわぁ~っ!」と、自分が狩られる…でも私はダラス船長とは違って経験豊富な凄腕猟師だから大丈夫。。まずは強力なライトで視界を確保!武器は火炎放射器…ではなくて草刈り鍬と炭スコップ。これは何となく負けている気がする…なので強力掃除機で撃退!って吸ってどうするの。ゴーストバスターズじゃあるまいし。...
「積載量 積めるだけ」なんてステッカーが貼ってある貨物車を時々目にします。そんな茶目っ気ある文句に微笑ましい気持ちにもなりますが、これがインドやパキスタンだったら大変。彼らは本当に積めるだけ積みます。とにかく怖いもの知らず。また、スクーターならベトナムやタイだって凄い。家族全員でスクーターに乗ったり、荷台に大きな豚を積んだりもする。私の愛車、ベトナム・ホンダ製のディオ110は、それら過積載を想定しての...
先日に実施されたニホンジカ管理捕獲の対象地区は隊員たちにとっては馴染の山。皆がそれぞれに鹿の逃走ルートを把握しています。また、猟期中は私たちが合同猟を行う猟場なので、手堅く成果を上げられる間違いない山でもあるのです。今回は静岡県猟友会会長はじめ、県職員の方々も参加しての大がかりなもの。よってタツ役は私たちが猟期中に行う巻狩り時の4倍も。鉄壁の囲みと言えます。おまけに参加者の多くが凄腕猟師で、射術に...
移設犬舎に建つ古家。今はこの古家で一人楽しく暮らしています。本来ならば「一人寂しく」となるのでしょうが、そのようなことは全くありません。明るい間は野鳥のさえずりの中、様々な作業に没頭し、休憩の度に猟犬たちと戯れる。暗くなって静まり返ると、今度は「この森には私一人だけ」との不思議な満足感に包まれます。都会の喧騒を離れて…って、離れ過ぎな感じがたまらなく気持ちが良いのです。ただし、そう思えるのも普通に...
職場から移設犬舎に戻ると子犬区画の地面には大きな穴がボッコリと。私が体育館座りで余裕で腰まで入れそうな大きさに驚きます。子犬区画には世話係として お婆ちゃんのコーシンも一緒。おそらくオテンバ盛りのサカエとホマレに手を焼いたコーシンがストレスから掘ったものか。呆れた私はコーシンに「いい歳して穴なんて掘らないでよ」とボヤきます。コーシンは私の言葉を理解できるため反省を…と思ったら戸惑いの表情に。「あれ?...
子犬の名前について家族からクレームが付いてしまいました。「なんで同じ名前にしちゃうの?」と。「ユキカゼ号にはユキカゼ号の思い出が、フミにはフミの思い出がある」とのことなのです。そりゃそうだ。それにユキカゼ号もフミも新しい飼い主さんの事情によっては我が家に戻って来ることも考えられます。現に今回のEさんの件でも「リハビリが上手くいかなかったらゲンを引き取ってくれないか」と言われてしまいましたから。コー...
どうにもシックリこない。あまりに安易に子犬たちの名前を決めてしまったため、名前を呼びながら遊んでいても違和感が付きまとうのです。これは今までに無かった感覚。やはり猟犬であっても犬の名前は吟味して決めるべき。つまり飼い主なりに思い入れのある名前とすることが大切なのでしょう。今回は「猟仲間が覚えやすい」を優先したのが良くなかったか。真剣に狩猟に取り組んでいる人は、どんな名前であっても覚えてくれますから...
生後2ヶ月を前に子犬に名前を付けることにしました。結局、我が家は お婆ちゃん犬のコーシン似のメス1頭を引き取ることに。一方、母犬の飼い主のEさんは、Eさんがケガをさせてしまったメスの1頭の面倒を見ることになりました。ところが…Eさんが持病の悪化のため入院してしまったのです。医者からは入山を控えるようにと言われてしまったようですし。「次に転倒したら歩けなくなる可能性がある」と。よってEさんからはケガの子も委...
二度の出産と その後の産後ケアで4年ほど休猟させていた三重地犬のカノ。気力体力が完全に元に戻ったようなので猟場復帰させることにしました。久々の猟にヤル気満々のカノは居ても立ってもいられない様子。「アタシ、獲物をめちゃくちゃ追い倒したい気分なの!」と言わんばかり。一方のレイも それに触発されて いつもより興奮気味。先輩の朝の見切りにより、とある地区に猪が潜んでいると判断。まずは先行して先輩勢子が猟犬を放...
時折り雨が強く降る中、今日は3頭のメスの子犬を引き渡しました。中でも私が最も溺愛していた子犬が旅立ち、少し寂しい気もします。顔の模様により目がクリクリと見えて実に可愛いのです。私はその子犬に「デメタン」と名付けて毎日抱き上げ愛でていました。必ずや幸せな猟犬人生が待っているはず。そう思い、新たなる飼い主さんに手渡した時のデメタンの温もりを記憶に留めることにしました。みんな達者でな~♪...
有害鳥獣捕獲は地域の方々の理解や協力があって初めて成り立つもの。したがいまして、地域の方々への感謝の気持ちや配慮を忘れてはなりません。私の所属する猟友会では、隊長はじめ隊員たち全員がそれらに対して強い意識を持っているため、今まで目立ったトラブルなく捕獲業務が行えているのです。そんなことで、先日は有害鳥獣捕獲を行う前に山際でヤギを飼育している兼業農家さんに連絡を。この兼業農家さんからは猟犬飼育用にと...
♪ある晴れた昼下がり猟場へ続く道軽トラがゴトゴト子犬を乗せて行く可愛い子犬貰われてゆくよ悲しそうな瞳で見ているよ「どこに連れて行くねん」と少々ご立腹の様子ですが。なので待ち合わせ場所でプチ散歩。昨日、まずは2頭のオスのそれぞれを猟師仲間の方々に引き渡しました。あとは週末にかけてメスたちを引き渡す予定です。寂しくなるな。...
本来ならば進行係のはずの私。ところが所属する猟友会支部から参加する選手の頭数が足りなくなり、出場せざるを得なくなったスラッグ・ライフル射撃大会。でも、コレを射撃練習の機会と捉えれば、これほど合理的なことはありません。支部によっては幾つかの補助があり、おまけに こんな物まで頂けます。参加賞ですが。嗚呼、情けない…こんな下手くそな私でも やはり勝負には勝ちたいもの。しかし銃身後退式銃のオート5のクセを未だ...
下界のWi-Fiが有効な環境の何と素晴らしきことよ。山中に位置する移設犬舎生活では通信サービスの『ギガ』が生命線。なのにYouTubeを観たまま寝落ちしたり、BGM代わりに使っていると、驚くほど速い速度でギガが減ってゆく。それこそ30ギガなんて半月で使い切ってしまう。その後の低速通信では精神的に耐えられないし、要所で固まってしまうこともあるし。すると「1ギガ追加で550円です」なんてボッタクリのメールが通信会社から入...
我が家のように様々な猟芸を示す猟犬がいると、編制によっては狙ったとおりの猟が行えるものです。猪メインで攻める猟。鹿の管理捕獲に徹する猟。少人数で行う猟、大人数で行う猟。狭い猟場、広い猟場。また早目に猟を切り上げたい日や、その必要が無い日 等々。これらに合わせて猟犬編制を考えるわけで、それが思いのほか上手くハマります。ただし残念なことは、猟仲間の中でコレに気付いているのは一人だけ。この猟仲間は膝を痛...
年々参加者が減っているフィールド射撃大会。こちらの地域では射撃技術の向上をスラッグ射撃に求める傾向があるため、フィールド射撃、つまり皿撃ちを行う人が相対的に少ないのです。大物猟であっても銃のスイング等を含めてフィールド射撃の方が有効だと思うだけに残念でなりません。かく言う私も皿撃ちは技能教習で一度行っただけですが…そんな中、先日は大会の進行係を務めてきました。やはり お皿が木っ端微塵に砕け散る瞬間は...
「う~ん 5000円くらいは掛かるかな」と面倒くさそうに鍵屋さん。作業内容からすると、その工賃は高すぎる。プロ魂を期待したのですが。事の発端は・・・随分と昔にジャンク品としてヤフオクで購入したバイクに装着してあったトップケースにあります。鍵が元から「鍵無し」状態だったため、事実上「おまけ」的な扱いでした。なので使用できないままガラクタ置き場に。ところがSR400を復活させるにあたり再度確認したところ、これが...
平日は仕事が終わったら職場から犬舎移設地まで直行して、世話が済んだら我が家へと戻り、また猟犬たちの世話を。一筆書きのように移動できるため、思いのほかスムースに事が進みます。ところが今日は酷いもの。長時間にわたる豪雨により、そのルートの所々で内水面氾濫が発生していました。川沿いの一般道が要所要所で浸水しているのです。そこで川沿いの堤上の道を走ることに。野球場も完全に浸水。芝は大丈夫なのだろうか。本来...
先週、ちょっと嬉しい出来事がありました。前段としては こんなことが。数年前までは ご近所さんや子供たちの間で知らぬ人がいない程の名物オジサンが町内に住んでいました。でも最近は見かけることが無くなり皆が気になっていたのです。「体調でも崩されたんだろうか」と。ところが先日・・・近所の業務スーパーで名物オジサンと再会♪(私の一方的感情)。それは閉店前の7時過ぎのことでした。レジで会計中の名物オジサン。その後...
有害鳥獣捕獲は市町だけではなく県が主体となって行うこともあります。それだけ獣害の規模が大きいとも言えますが。このような場合は罠猟より巻狩りの方が手っ取り早い。よって今回は、いつもは共猟しない猟隊からも勢子が参加。対象地区が広大で、それでも足りないくらいでしたが。実際に猟犬を放った途端にアチコチで鳴き出して、同時に銃声が木霊し続けました。しばらくして・・・勢子ルートを辿り終えた私は、先輩勢子と合流。...
今日は早朝から剪定作業を行いました。まずは我が家のクヌギの木から。20年ほど昔、当時 幼かった息子がドングリを庭中に埋めたせいでアチコチから芽が出てビックリ。それもクヌギの丸いドングリだったため、どうしたものかと。若木はあっと言う間に大きくなり、その後は剪定に次ぐ剪定。そのおかげで大木には至っていませんが、生えているのがリビングの真ん前とは いかがなものか。何度も伐採してしまおうと考えましたが・・・小...
私の猟仲間たちは今後の狩猟において、勢子不足および猟犬不足となることを懸念しています。しかし、こちらの地域の住宅事情を考えると猟犬飼育は考えもの。時代の流れではありますが、犬の外飼いは非常識扱いすらされてしまいますし。また生活スタイルが制約を受けてしまうこともジレンマの要因の一つ。そんなことなので若手で「猟犬を飼って勢子をやってみよう」などと考えている人はいません。その思いはあっても、思いのほか障...
オフロードバイクに跨り獣道に分け入り猟を行う。海外ではありそうな狩猟スタイルですが、ここ日本では様々な観点からヤメておいた方がいいのでしょう。でも猟場の下見くらいなら全然イケル。以前、猟行中に林道で出会ったハンターカブのライダーさん。猟犬たちは不思議そうに眺めていましたが「これぞハンターカブ!」的な使い方に感動。その機動力にも驚き、しばしライダーさんと話し込んでしまいました。ならば私もレストアした...
子犬たちのあまりの激しさに参ってしまっているヘルパー犬の駿河。駿河は母犬カノの1回目のお産の子で、メスの2歳。子犬たちの面倒をよく見てくれるのですが少々お疲れ気味。そこで駿河のヘルパー犬として駿河と兄妹のオスの金剛を投入。金剛も子犬たちの相手を上手にしていましたが、容赦のない子犬たちに押しまくられてギブアップ。駿河と同じように犬小屋に籠城するようになってしまいました。犬小屋に陣取れば、3頭の子犬たち...
猪肉の冷凍保存といえば塊肉。なので解凍させると料理を作り過ぎてしまう。昨日も猪カツを10枚ほど。そのうち4枚も食べてしまいました。健診前なのに。でも旨かった♪残りの猪カツは、いつものお決まりパターン。次の日に猪カツ丼にするのが我が家の習わし?いや単純に私が食べたいだけ。家内が上手に作ってくれるのです。私が作るより断然美味しい。出汁と甘みのバランスがいいのかな。そんな お約束の猪カツ丼を先ほどいただきま...
豚カツを作りより難易度の高い猪カツ作り。中でも一般的な揚げ鍋での揚げ工程が難しいのです。つまり考えていないと理想の揚げ上がりには程遠い。原因は猪肉の水分量の多さにあると考えています。その水分とは血液。家畜のように出荷前の給餌止めや、絶命に至るまでの決まり事が存在しない狩猟。仕方の無いことではありますが、これが放血状態に影響するわけです。家畜肉では、この放血は極めて重要な要素で、肉質を大きく左右する...
いくらなんでも鹿は何処かに行っちゃったでしょ。と思っていたのですが・・・共猟した地元の猟仲間の情報では「いや、まだ居るよ」とのこと。よって今日は先々週に続き、別地区の同じ場所でニホンジカ管理捕獲を実施。結果は地元猟師の言う通り。山中に銃声が木霊し続けました。ところが私の持ち場は静かなもの。でも森林浴がタップリできて心も体もリフレッシュ!、、、なので獲物の引き出しも デゴイチみたいに元気にグイグイと...
私と先輩方が行ってきた猟犬繁殖の中で、気質と毛色の遺伝的な関係性を探ろうと観察を続けてきました。これは今までに何度か取り上げてますが、実際のところは分からないまま。しかし、エンドウ豆やショウジョウバエの遺伝的連鎖を思い出してみると「気質と毛色は無関係」とは言い切れないと考えています。遺伝上、形質の何かに気質と連鎖しているものがあっても不思議ではないのですから。ただし、ショウジョウバエですら途方もな...
自分で言うのも何ですが、私は見た目とは違って意外と真面目です。。。狩猟を始めた頃は、毎週土日に行われた有害鳥獣捕獲には必ず参加していました。対象地区の山の地形、タツ配置、そして見切りポイントを「知りたい学びたい」との思いが強かったのが、その原動力でもありました。そんな有害鳥獣捕獲はボランティア活動的であっても地域にとっては大切な仕事。一日参加すると千数百円の弁当代は支給されますが、それとて血税。よ...
少しでも動けば こちらの負け。これは山で獲物が射程距離内に入った場合のことです。でも、そうは言っても獲物に猟銃を向けて狙いを定めるには、体を動かさなくてはならない。よって「少しでも動けば」とは通常の動きや素早い動きを意味します。この様な動きに対して獲物たちは驚くほどに敏感。野生動物をナメてはいけません。ところが若手たちを見ていると、ナメている人が実に多い。そんな人たちは例外なく失中率が高く、何年経...
猟犬の良系を実猟に使いながらの血筋存続は容易なことではありません。それは私のように相対的な若手であれば尚更に。これまでを振り返ると本当に大変でした。様々な苦労や障壁が次々と私の前に立ちはだかり、それにより嫌な思いをしたことは枚挙に暇がありません。その要因の大半は猟仲間であるはずの一部の先輩たちによる「今が楽しければ それでいい」との身勝手な思考によものでした。つまり「今日 猪が獲れたらそれで良し」と...
次なる生活の足の選んだのは、土に返る寸前だった32年前のSR400。そんなサビサビ状態の不動車を3万円で引き取ったのは10年前。直後にエンジンを始動させるところまではレストアしたものの、そこから放置。当時の通勤車両スペイシー250がスグに壊れると思っていたのに、元気なまま10年が経過してしまったのが その要因。と、頑張ってくれたのに、こんな言い方をしてはスペイシー250に申し訳ない。長い間お疲れさまでした。本当にあ...
犬舎移設地近くの山にタケノコを掘りに行った時のことです。そこは、猟期中は地元の猟師たちが巻狩りを行う場所でもあります。ところが農道に面した一段下がった藪の中にはゴミの山。ありとあらゆるものが捨てられていて、そのどれもが朽ち果てている。数十年は経っていそう。でも廃棄物の横からタケノコが生えていたり、所々に猪がタケノコを食べた痕跡があったりと。やはり自然は逞しい。と、目線の先に赤と白に塗られたゴミの一...
幼少の頃より 戦艦、戦闘機、戦車が好きでたまらなかった私。中でも戦車のプラモデルがお気に入りでした。とくに世界第二次大戦のドイツ軍の戦車『ヤークトパンター』が大好きで、何機も作った記憶があります。「ヤークト」とはドイツ語で狩猟または狩りのこと。パンターは豹で「狩りをする豹」との恐ろし気な名が付けられたことからも、ヤークトパンターの戦歴が分かるというもの。このヤークトパンターは『ロンメル戦車』とも称...
いくらフィラリア症予防薬を投与しているとはいえ、犬たちが蚊に刺されない環境は確保したいもの。そんなことを念頭に置いて犬舎を作っていますが、雨を防ぎ 日光浴ができて 風通しも考慮に入れた区画配置は意外と難しいのです。また、どのタイプの蚊除け対策とするかも悩ましい。線香タイプ、電気式リキッドタイプ、吊るしネットタイプ、そしてスプレータイプと、これら全てを試してきましたが、どれも一長一短。よって それぞれ...
先日のことです。職場の私の部署には海外支社からの研修生が定期的に学びに来ます。大抵は通訳の社員が同行しているため会話は問題なし。そんな緊張気味の研修生をリラックスさせるのが、まずは研修の第一段階。それには初めの「つかみ」が大切です。自己紹介では私のネームプレートを見せて名前の漢字を指差し・・・「メル・ギブソン」と。トム・クルーズの時もありますが。これが結構うけるのです。そこで「ドゥユノー マッドマ...