優れた猟犬を子犬のうちから見分ける方法。これが知りたくて多くの先輩猟師に聞いて回ったことがあります。すると皆さん それぞれに持論を語ってくれる。雌雄、毛色、気質、体格 等々の違いによりアレコレと。ところが誰一人として明確に言い切る先輩はいない。「うちの血筋は そんな傾向にあるんだよね」が いいところ。今は亡き私の師匠も「いい犬に出会うのは宝くじに当たるようなもんだ」と見分け方を教えてくれない。中島猪犬...
優れた猟犬を子犬のうちから見分ける方法。これが知りたくて多くの先輩猟師に聞いて回ったことがあります。すると皆さん それぞれに持論を語ってくれる。雌雄、毛色、気質、体格 等々の違いによりアレコレと。ところが誰一人として明確に言い切る先輩はいない。「うちの血筋は そんな傾向にあるんだよね」が いいところ。今は亡き私の師匠も「いい犬に出会うのは宝くじに当たるようなもんだ」と見分け方を教えてくれない。中島猪犬...
子に乳を与え続ける母犬カノの健気な姿。その命の源とも言える乳を出すために、タップリと食べて水分補給も頻繁に行っている。母犬と子犬にとって新鮮で衛生的な水はとても大切なのです。しかし子犬たちには そんなことは分からない。運子ちゃんを踏んだ足で水容器の中に入ってしまうことは毎度のこと。よって母犬用の水容器を寸胴に変えて縁を高くすることで それを阻止。ところが子犬たちは成長するにしたがい、その縁をも越えよ...
落ち葉より抽出した煮汁と酢を合わせた溶液に丸一日漬けておいた斧の刃。引き上げて、まずは水洗い。うむ、薄黒くなっている。試しにスチールウールで擦ってみましたが、表面の黒さは変わらず。タンニンの化合物により、かなり強固な被膜ができたよう。ただし、水分が残った部分をそのままにしておくと、薄っすらと赤サビが浮いてしまう。その様子はペンチや鉄製の刃物が濡れたままだと赤サビが浮くのと同じレベル。表面を荒らして...
狩猟の解体時に使用している斧。先日のブログでは、その刃部の調整や修理を行いました。このまま柄を付けて完成としてもいいのですが、錆止処理だけはしておきたい。猟銃の錆止めで使用している薬品を塗布することも考えましたが、試してみたい処理方法があったため犬舎移設地へと向かいます。犬舎移設地には山栗の木が生えていて、落ち葉がまだ残っている。タンニン成分が柿の木に次いで多いと考えられる栗の木。その落ち葉を煮れ...
狩猟において猟場が猟師同士で重なってしまうことは極めて危険だと言えます。猟場面積の割に猟師の多い こちらの地域では、それを避けるためにシッカリと猟場の区分けをしています。その猟師同士の取り決めは絶対。しかし、それを守らない者が たまに居る。どさくさに紛れて取り決めを破るのです。それどころか盗人猛々しく開き直る者まで居る。大抵は猟師と呼べるレベルに無い者が その様な不届き者に多く、最終的には居場所を失...
先日に仕込み、冷蔵庫にて寝かせていた猪チャーシュー。これを使って今日は町中華な料理を作ります。とは言っても市販品に猪チャーシューを入れるだけですが。これをジビエ料理と言い切る私も いかがなものか。。。で、作ったのは猪チャーシュー麺と・・・猪チャーシューゴロゴロ炒飯。お椀に盛って逆さに・・・パカッ♪どちらも抜群に旨い!家族にも大好評!こんな夕飯も たまにはイイもんです。お腹いっぱいになりました。ごちそ...
早朝のまだ暗い新東名を三重県へ向けて ひた走るインプレッサ。4速ATをスポーツモードにすると面白いように良く走る。1500㏄のボクサーエンジン、侮りがたし。そんなことで、予定よりだいぶ早く息子の住まいに到着。一休憩した後は息子の職場までを2往復して練習走行。途中でセルフのガソリンスタンドの利用方法もレクチャー。心配極まりないペーパードライバーの息子でしたが、とりあえずは何とかなりそう。あとは乗り込んで運転...
幼少の頃より零戦に憧れを抱き続けている息子。小学二年生の夏休みの工作では画用紙で同機を作ったりもしていました。時が経ち、そんな息子も今は新社会人。通勤車両が必要となり、私が手配することになりました。「ならば愛着の湧く車を選定してあげよう」とのことで、スバルのインプレッサの中古車を購入。本日、納車の運びとなりました。スバルの前身『中島飛行機』が製造していた零戦のエンジン『榮』をイメージせずにはいられ...
野性味の中にも旨さが光る猪肉のチャーシュー。煮込みタレの火入れも兼ねて作ってみることにしました。今回はモモ肉を使用。まずは肉の巻き込み側の表面に砂糖とコショウを塗します。たまたまザラメがあったため、試しに使ってみることに。そうしたらタコ糸で縛って表面を焼きます。こんな感じでいいかな。煮込みタレは醤油と酒がベースですが、肉の旨味と溶け出した砂糖の甘味が加わり土佐醤油のような味わい。これに焼き目を付け...
獲物の解体で使用している斧。骨を丁寧に分割する場合は一般的な刃物を使いますが、そうでない時は斧で手早く処理。やはり斧はパワーが違います。しかし私が使用しているのはマサカリか?大きさや刃形状により呼び方は変わるようですが、私は金田一京助 博士を支持したい。それに猟師仲間の間では皆が「斧」としているため、ここでも斧とすることにします。で、この斧がめっぽう重く、小型の割に片手で振るには結構しんどい。とに...
猟仲間さんから頂いたタラの芽。母が実家横の土手で採ったワラビ。そして父が栽培している原木シイタケ。この3種類を天ぷらで食べてみることにしました。タラの芽といえば、まずは天ぷらが思い浮かびます。またシイタケも天ぷらとは相性が良い。でもワラビは初めて。どうなんだろう。まずはタラの芽とシイタケは適当な大きさにカット。ワラビは かき揚げにしようとも思いましたが、試しに一本丸々揚げで。で、サルでもできる天ぷら...
スコープに効き目を添えて遠くの標的に向かって引き金を絞る。そんな精密射撃には男のロマンすら感じてしまいます。でも私とは一生 縁の無い狩猟スタイル。考えてみれば私の使用している銃は100年以上昔に設計された銃身後退式のオート5。それと西部開拓時代を思わせる水平二連銃で、どちらも骨董品レベル。ならば次の所持は種子島しかない。。。あの一発勝負感がたまりません・・・って、猟に使えるのかな。。。と、それはさて置...
三重地犬の子犬たちを観察していると、生後1週目でも気質の特徴が表れているため、その違いに興味が尽きません。おっとりしていて落ち着いている子。「やめろ~触るな~!」と言わんばかりの子。ちょっとビビリな子。ひたすら寝ている のんびり屋さんの子。それが抱き上げるたびに同じ反応なのだから笑ってしまいます。そして生後2週目が過ぎて目が少しずつ見え始めた今も、その反応は変わらず。今までの子犬たちも同じで、目が開...
肉の大きさと形が狙った通りに仕上がった猪肉ハヤシ。食味の方も旨味と食感の両方が楽しめて、今までより断然美味しい。塊肉のまま煮込んで後にカットする作り方は、メニューによってはアリだと分かり、改めてプロの凄さを感じた次第。また今回も勉強になりました。そして昨日も真夜中クッキング。冷凍しておいた座布団のような業スーの焼そば麺で3日分の昼食を作ります。キャベツと豚肉だけの具材のシンプルな焼そば。これが結構...
狩猟への力の入れようは人それぞれ。なのに私は若手猟師に対して「みんなで犬を飼おう!」などと顔を合わせるたびに強要を。少々煙たがられているようですが。。。確かに猟犬を飼育して猟に出動させるためには かなりの労力を要します。また若手たちは子育て真っ只中であったり、独身の人でも仕事で出張したりと大変。よって猟犬飼育が日々の生活の足かせとなってしまうのです。ペットホテルなどに預けられる犬種ではありませんし...
とあるプロの料理人から教えて頂いた新たなる製法。これを市販のハヤシで試してみることにしました。ルーの箱裏の通りに作らずに、肉を塊のまま数時間煮込み、ルーを入れる前にそれを取り出してカットするのです。この方が肉の旨味を閉じ込められて、且つ、肉を煮込んでからのカットならば変化が少ないため、狙った通りの大きさや形となる。なるほど。よって今回は猪の腿の塊肉を使用。まずは800gを丸のままで表面を焼きます。それ...
今朝、母犬カノの食事中に子犬たちをチェック。すると明いたばかりの小さな目で私を見つめてくれました。生後14日、予定通りの開眼にまずは一安心。まだ見えていないようですが、見え始めると徐々に行動範囲が広がるため、その対策をしておきます。まずは犬小屋から自由に出入りできるようにします。それと狭い所は入り込まないように塞ぐ。あとは水入れを母犬用と子犬用に分けて、母犬用はイタズラされないように器の背を高く。子...
このところの気温上昇により、母犬カノの子犬たちから離れる時間が長くなりました。おそらく日本犬にとって、今くらいの気温が子育てにおいても丁度いいのでしょう。子犬たちは、お互いにくっ付いたり離れたりで温度調整をしながらスヤスヤと。カノは舌を出して息をしたりもせず至って平穏な様子。夏のお産のことを思い出すと、本当に春は楽ちんで安心。そんな子犬たちは、産まれた時の倍ほどの大きさとなり、競い合うように成長し...
沼津のフレンチレストラン『ラパンアジル』のヨッシーさん。ヨッシーさんはオーナーシェフであり、凄腕のハンターシェフでもあります。そんなヨッシーさんに弟子入り(勝手に)して料理の基本を教えてもらうこと数年。毎度のように目からウロコのプロのノウハウを学ぶ日々。先日もジビエ料理の様々なノウハウを舌で確かめられる機会を得て、大いに勉強になりました。メニューは下記の通り。猪肉のボロネーゼソースのパスタ猪肉のブ...
「私、あの家は無理かもしれない」と、いきなり言い出した家内。今の家は子供たちに委ね、私たちは犬舎移設地の古家に住む案を話したところ、そう言われてしまったのです。昨年の夏に家内と二人で古家に向かい、私は外で作業を行い、家内は屋内で のんびりと過ごした日がありました。そして夕方には我が家へと。ところが、家内は急に肩が重くなり、酷い肩コリとなっていたようなのです。私は移住案を話した昨日まで、それを知りま...
先日、こんなことがありました。日曜日の静かな昼下がりに、我が家の猟犬たちが一斉に吠え始めたのです。馴染の宅急便配達員さんにしては激しすぎる鳴き。「何事かな?」と庭に出てみると、そこには現職町議の猟仲間さん。それもスーツを着込んで奥様と二人で。選挙活動の真っ最中でした。とにかく頑張ってもらいたいのです。我が家全員の清き票は、彼が公約を実現させるために微力ながらもプラスになるはず。それは猟師仲間たちも...
この春も冬眠から無事に目覚めてくれたニホンイシガメたち。最低気温が10℃台に上がる日が続けば、餌を与えても大丈夫。消化不良を起こす心配はありません。それにしても、ニホンイシガメの雌雄の体格差は やっぱりスゴイ。甲長23㎝の雌と比べると、甲長13㎝の雄は まるで子ガメ。卵を産むためには体を大きくする必要が雌にはあるのです。そんな母ガメの名は、航空母艦カメ美。漬物石のように重いのです。一方の父ガメは、カメ造。...
およそ300坪の犬舎予定地は、私の感覚では もはや大草原。そんな『大草原の賑やかな家』計画は「将来的な巻狩り存続のためにも必要不可欠」と考えてのもの。皆で猟犬を飼い合える場所を確保したかったのです。また我が家では、静かに大人しくしていることを強いている猟犬たち。その猟犬たちのストレスも取り除いてあげたい。でも、これからは大丈夫。存分に、お鳴きなさい。とは言え、無駄吠え抑制の継続的な躾は、実猟のためにも...
何事においても、周りの人々の本当の気持ちに耳を傾けて理解しておくことは大切です。その上で対処できることは早めにそれを行う。いつも近所の方々には挨拶と、大切な一言を忘れないようにしています。「犬たちが騒がしくってすいません」と。すると大抵の方は「いえいえ、静かじゃないですか、気にすことはないですよ」と、気遣って下さいます。そんな中、ある人は「多少は鳴いてくれた方がいいですよ。ここ何年もこのブロックは...
「銀行なんかにお金を借りなくてもいいよ。お金はいつでいいからさ」地主さんの寛大なご配慮により、急遽作業を始めることになりました。まだ売買契約も登記も何にも初めてないのに。また、それにあたっては不動産業を営む隣町の猟友会副会長さんが手続き等を引き受けて下さることになりました。本当にありがたいことです。とりあえず、今日は境界線と地形を確認。まずは猟隊戦士カルンジャーに変身しないとダメだな。因みにカルン...
猟隊による巻狩り。要となるのは猟犬です。その猟犬は勢子役が飼育している場合が一般的。しかし、現代の様々な生活形態や常識の変化で、猟犬を飼える猟師が急激に減っています。つまり猟犬を伴った勢子が居なくなるかもしれない。人間のみの勢子では思うような猟運びは望めず。よって銃猟が一気に衰退してしまうかもしれません。実際にそのような地域もあります。これでは有害鳥獣捕獲や管理・認定捕獲で成果を上げるどころでは無...
ついに犬舎移転地に巡り合えました。思えば長い道のりでした。でも決まる時は呆気ないもの。数年前には猟仲間のJA職員さんにも相談したっけ。ミカン畑と、そこに隣接する山林を利用できないだろうか?との算段でしたが。行政が耕作放棄地などの再利用に消極的だったため、話がまとまらず。また、イチゴ農家の朽ちたビニールハウスを利用しての犬舎も考えました。それを農林事務所に相談をしたところ、他の農家からの苦情の可能性も...
クマ科の一種ジャイアントパンダは竹が主食ではありますが、もとは雑食性。そんなクマ科の多くは、さすがにジャイアントパンダのように竹の葉を食べたりはしないものの、竹の子が大好きな雑食性は変わらず。ならば同じ雑食性でも、イヌ科は普通に竹の子を食べるのだろうか。色々と調べてみると、犬は竹の子を食べても大丈夫そうな感じ。早速、試してみることにしました。まずは猟師小屋の裏の竹藪へと向かいます。チュルちゃん、竹...
フレンチレストラン『ラパン アジル』のオーナーシェフでもあるヨッシーさん。ヨッシーさんは私が信頼を置いているタツ役の一人でもあります。獲物への命中率の高さは、猟仲間の中でトップクラス。その素晴らしい感性が本業でも発揮されているからこそ、ラパンアジルが名店であり続けているのでしょう。逆かな?本業で成功を収めている人は、何をやっても上手。そう言うことなのです。私もそうありたいと思うのですが。。。さて、...
猟犬にストレスを与えない飼育とは、どうあるべきなのか。行動の自由と躾の狭間で悩んでしまいます。猟犬の気持ちで考えれば、自由に走り回れる環境を与えてあげるのが最良なはず。でも猟犬は愛玩犬ではなく働く犬。受傷や交通事故なども含めた狩猟事故を考えると、自由は必ずしも猟犬の幸せには繋がらないと実感しています。つまり確実に躾けられる環境も必要だと。師匠の「猟犬は家の敷地内で飼え」との言葉を思い出します。それ...
昨日、高校時代の友人S君より連絡を受けました。いつも一緒だったもう一人の友人A君に連絡をしてほしいと。私だけ離れたところに居を構えていたため、暫く会っていなかった友人たち。そして今日、電話をしてみると、友人A君はホスピスから一時退院して自宅療養中でした。彼の力の無い声に唖然としてしまった私。「医者からは出来る限りのことを尽くしました・・・なんて言われちゃってさ」と。その後、20分ほど昔話や家族の話をし...
もう今日は最悪。だから昼からの射撃練習会はキライ。前回も失敗して「絶対に昼食を食べてはいけない」と自分に言い聞かせたのに忘れていました。お腹いっぱいに食べた後は息が止められない。射撃の基本は、息を吐き出して止め、そして引き金を絞る。それが苦しくて構えの止めが続かず、狙いを定めてもスグに銃身がフラフラ。おまけに腕力が落ちて銃を支えていられない。数年前までは重さ3.5kgのオート5でも、何十発撃っても最...
今日は朝から犬舎移転候補地を探し回ていたところ、嬉しい出来事がありました。まず初めに、空き地や山林の売買を得意とする業者の情報を教えてもらいに猟仲間宅へと。その猟仲間さんは、医者でありながら兼業農家。ヤギを飼っている その裏手の山をごっそりと買われたのです。猟友会としても、その裏山には残滓を埋めさせて頂いたりと、お世話になりっぱなし。色々と勉強させて頂いた私は次なる地域に移動。そこは資材置き場の隣...
家内がテレビを観ていて一言。「犬用のがあればイイのに」と。その番組ではノイズキャンセリングの話題を取り上げていました。騒音の逆位相の音波を発生させて、その騒音を打ち消すアレです。そんなイヤホンではなく、大音量のスピーカーバージョンが「あればイイのに」と。道路の騒音対策などでも以前より応用されていた この技術。それを「犬用に転用したらイイのではないか」との家内の提案。ブラボ~♪とくに君には必要かな。。...
我が家で生まれて来週で生後10ヶ月を迎える三重地犬の若犬たち。成長した割に顔つきにはあどけなさが残り、骨格も成犬の一歩手前。そして肝心のハートは、まだまだ子犬のまま。フルパワーでジャレ付かれると、私はボロボロ。そんな毎日の中で、あることに気が付きます。生後2~4ヶ月で我が家にやって来た犬たちとは少し違うのです。私に対する服従心、もしくは懐き具合とでも言いましょうか。どちらも同じように指示に従うので...
なんとも残念な結果に。先日、有害鳥獣捕獲にて捕獲したイノシシから豚熱(豚コレラ)の陽性反応が出てしまいました。実施区域は大きな山から尾根つながりの小さな末端の山だったため「いずれは来る」と覚悟はしていましたが。その大きな山では、猟期中に捕獲したイノシシから半数近い割合で陽性反応が出ていたのです。とは言え、検査結果により末端の山の現状を知らされると、残念でなりません。こちらの地域では、これで全域が豚...
我が家の猟犬たちの今後の展開を考えて「やはり別地に犬舎を設けるべき」との判断に至りました。血筋の存続や、適切なタイミングでの仕込みを行うには、今の飼育環境は最適だとは言い難い。また、猟犬たちにはストレスを与えてしまっているはず。したがいまして、先輩猟師方のコネクションを活用させて頂いて、犬舎候補地を探している最中です。人の繋がりに勝るものは無し。私が個人的に動いても、思うように事が運ばない事が多い...
木に登り、枝を切り落とす作業の何とハードなことか。たった1時間半ほど頑張っただけなのにクタクタに疲れてしまいました。腕力や脚力はそれなりに維持できているものの、体幹が思った以上に衰えており、一定の姿勢を保つのが大変。安全帯を装着しているとは言え、サルのように枝にしがみ付きながらの作業姿勢。歳を感じてしまいました。これで勢子をしていなかったら、おそらくは木に登ることすらままならなかったでしょう。それ...
あぁ、今日は恥ずかしいったらありゃしません。有害鳥獣捕獲の真っ最中なのに、なんとしたことか。シカにより、隣山へと誘われてしまったマルコ。ところが、その隣山で迷子になってしまった様子。しかし、私はミカサと共にイノシシを追跡中で、隣山へ行ってはいられない。そこへ携帯の呼び出し音が。覚えの無い電話番号から・・・なんか嫌な予感。出てみると、電話の向こうは丁寧な口調の若い女性。話を伺ってみると・・・こちらの...
ボクシングや空手において、攻撃前の腕の引きは禁物。ノーモーションの攻撃が基本なのでしょう。もしも、そんなイノシシがいたら大変。ノーモーションでの突進。少なくとも、そんなイノシシを私は見たことがありません。猟犬に突進をかける際は、必ず引きやタメがあります。よってフットワークの良い猟犬は余裕で除ける。ただし、ボサの混んだ場所や、猟犬を何頭も入れて先頭の犬の動きを他の犬が妨げるような場面では、その限りで...