「ネムノキ(合歓木)」の花を見たらすぐに梅雨を連想してしまうほど、梅雨に良く似合う花だと思います。今年もまたネムノキに花が咲きました。樹高が5mほどある木でした。花も花も高い場所に咲いていたので、下から仰ぐようにして撮りました。拡大して撮ったので、ちょっとピンボケです。ネムノキの花はちょっと変わった、独特な形態をしています。刷毛のようにふわっとしていて、一つの花にみえますが、実は20個ほどの花が集まっているのです。一つ一つの花に雌しべと雄しべがあって、それが固まっているのです。ピンク色の毛のようなものはほとんどが雄しべです。雄しべの先には黄色い葯がついているので、すぐに分かります。それじゃ、雌しべはどこ?ピンクの毛の中にある少し長くて白いものが雌しべなんです。花弁はどこにあるのでしょうか?青い「花弁」の文...ネムノキ(合歓木)