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2019/12/17

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  • 【詩】不香の花…Hukyounohana

    この世に生まれ はらはらと 消えゆくのが定めなら 朽ちる間の一瞬を どうか貴方のその掌で その温かさで 溶かして欲しいと願うだけ 香りさえも残さずに 去りゆくのが定めなら どうか貴方の瞳の奥に その一瞬 映して欲しいと はらはらはらはら 舞い降りて 儚くはかなく 溶けてゆく‥ その一瞬を‥ 不香の花 #21るん詩の世界 不香の花…Hukyounohana 香りのない花「不香の花」 雪の異名 美しい日本語に触れると、詩情が動きだすのを感じます。

  • 【エッセイ】2024年の始まりに…。

    きっと私はあの日を忘れないだろう。 好きが仕事になった日。 いつの頃からか、書くことが私の生活の一部になっていた。心の中を文字にすることで、どれだけ救われてきたのだろう。書くことは日常であり、私そのものであり、生きる意味であり術であった。 ふーっ。 ここまで書いて、パソコンを打つ指が止まる。 noteの更新を休んでいたこの数ヶ月を、どう伝えたらいいのか‥。 毎日毎日、仕事でパソコンに向かい文字を打っているのに、こうして「自分」と向き合うのは久しぶりだと思った。 同じ「書く」という作業なのに、仕事のそれと、こうして自分の心情を文字にすることは、どうやらまったく別の作

  • Webライターの記録#4

    更新が止まっている間も、毎日たくさんの方々に訪問していただきありがとうございます。 最近の私は以前にも増して、多忙を極めていますが、それと同じくらい楽しく充実した日々を送っています。 そしてなにより『書くことが好き』『作ることが好き』だと実感する毎日です。今は心情を書く余裕がなくエッセイや詩も途中まで書いて止まったままのものがいくつか下書きに眠っています。 また気持ちが落ち着き、書ける日が来たら 更新しますね。 鳥取マガジンでの4/22から5/13までの記事をいくつかピックアップしました。 お時間ある時、見ていただけたらうれしいです。 四季折々の花が楽しめる『しまね花の郷

  • Webライターの記録#4

    久しぶりにnoteを開いたせいでしょうか。 こうして真っ白なページに文字を置くことに なんだか少しだけドキドキしています。 本当ならば今日は「二十四節気では『穀雨』となり田畑を潤す雨が降り、青々とした眩しいほどの新緑がきらきらと‥」と書き進めているはずなのですが、前回の記事『清明』でもお話したように、季節を心の奥深くで感じる余裕もない私にはその先を書き進めることがどうやら難しいようで…。 最近の私は、鳥取マガジンのライターとして 取材に行き記事を書くことに加え、YouTubeのショート動画の制作もしています。 数年前に開設した『詩的な記憶』のYouTubeのホームでは、ポエトリ

  • 【二十四節気】清明

    4月5日から19日頃 立春、雨水、啓蟄、春分‥そして五番目に当たる節気『清明』となりました。清明とは、清らかな春先の頃を表す言葉『清浄明潔』を略した言葉です。 暦便覧によると 『万物発して清浄明潔なれば此芽はなんの草としれる也 春の空気が澄み、日の光が明るく照らしてくれるので花や草木など、あらゆるものがはっきり見える。芽吹いたばかりのこの草はなんという草なのかもよく分かる。 寒い寒い冬が終わり暖かな春の日。 見上げれば頭上に広がる空も 行き交う町並みも色を持ち、そこにあるのは優しい春色の時間。 それなのになぜでしょう。 長い冬を

  • 【詩】Solitude

    おやすみと囁き合った その後に ポツンと落ちるの長い夜 朝が来ればきっと‥ 一晩中眠れず過ごした私の痛みを 貴方は自分の事のように 感じるのでしょう そして寄り添えず 向き合えなかったと 自分を責めてしまうのでしょう 波打つ心のざわめきも 細く揺れる琴線も もしも持っていなければ 手にしていなければ 降り続く夜半の悲しみに 想いを馳せることも なかったかもしれないのに 窓の向こう 滲んだ街の片隅で ほんの少しの囁きと 甘い吐息を期待して 儚く散ったその先に ポツンと響くの‥ 雨の音 #20『Solitude』 るん詩の世界

  • 【二十四節気】春分

    3月21日から4月4日頃 毎年3月20日か21日のいずれか春分の日とされており、『自然を称え生命を慈しむ日』とされています。 忙しい毎日の中に身を置き過ごしていると、どうしても本来の意味を忘れてしまいがちですが、祝日にはこのようにひとつひとつに意味があります。 今ここにある自然の恵みに感謝し、長く厳しい冬を乗りこえ、またこうして春を迎えることができた『春分』に喜びを感じ過ごしたいですね。 さて、日本では古くからお彼岸には、ぼたもちやおはぎをお供えしご先祖様への供養としてきました。 「ぼたもち」と「おはぎ」の違いにいくつかの説があるようですが、実

  • 『maco’s bakeshop』Webライターの記録#3

    最近、Webライターの記録が滞っていました‥。 こんにちは。るんです。(๑´ლ`๑)♡ 記録の更新は滞っていましたが‥ 取材の方は順調に、快調に進んでいます。 基本的に取材先は自分で行きたい場所を決め マガジンに提案し、許可が下りればアポを取りいざLet's Go!という流れでやっているのですが‥ なんと最近は、依頼をいただきインタビューさせてもらうこともボチボチ‥とありまして。 この現実を本当に有難く幸せに思っています。 さてさて、少し前になりますが 新聞で「ポツンと一店舗」として紹介されていたのをきっかけに、どうしても行ってみたいと思っていた焼き菓子のお店『mac

  • 【エッセイ】時を編む‥。

    玄関を出た瞬間の澄んだ空気を身に纒い 今日は右に行こうか それとも左に行こうか‥。数秒だけ迷う。 右に行けば海があり、左に行けば駅がある。 ふと見上げると 3月初旬のこの時期を縁取るような柔らかな水色の空が広がっていた。 時間にすればほんの一瞬だがその脳裏には、 待っているであろう見慣れた景色が交互に浮かぶ。 んー今日は右かな。 そう決めるが早いか歩き出す。 自分の直感をいつだって信じている。 なんとなく‥としか説明できないような 感覚の部分。 インスピレーションとはまた異なるその場所は情報が多ければ多いほど錯乱しがちだが 衝動的、感覚的なものから導かれるも

  • 【二十四節気】啓蟄

    3月6日から20日頃 二十四節気の三番目。 寒さが緩み冬ごもりをしていた虫たちが土の中からひょっこり顔を出し動き始める頃となりました。 毎年のことながら桜の開花予報に心が弾み、コハクチョウの北帰行に嬉しさとさみしさが混ざり…。加えてしばらく暖かい日も続きそうだったりと‥。春の到来を感じずにはいられません。 約5日ごとに訪れる七十二候とは違い 二十四節気は約15日ごとに区分されているため、まだまだ先だからと余裕でいたのですが、あっという間に2週間が過ぎ… 大変大変と…今こうしてパソコンに向かい文字を打っています。 そうなると次はアルバムを

  • 【詩】We can't go back to the time

    人の気持ちは 変わりゆくもの 同じで居たいのに いられなくて 巻き戻したいのに 戻せなくて 留まることなど できなくて‥ 自分でさえ そうなのに 自分でさえ 変わっていくのに‥ 取り戻したところで 偽りの‥ 手に入れたところで 空っぽの‥ 分かっているのに こんなにも‥ こんなにも‥ #19『We can't go back to the time』 るん詩の世界 We can't go back to the time… あの頃には戻れない 変わらないものなど 変わ

  • 『サンインコワーキングスペース』Webライターの記録#2

    数年前から憧れていました。 『コワーキングオフィス』 私もいつか‥そんな場所でパソコンカタカタ打ちながら文章を書きたい!‥と。 図書館やカフェで記事を書くことはあるけれど、それとはまた違うあの場所に身を置きそしてその空気を味わってみたいの…と。 でも諦めていました。 都会じゃないし、山陰にそんなお洒落な場所があるかしらと。 それがね‥ あったんです!! ある日、探してみるとヒット。 わぁ!あるんだぁと食い入るように画面を眺めてはため息‥。 敷居が高く、当時の私には勇気も足らず。 いつか‥いつか‥そんな思いが広がっては消え‥ 広がっては消え‥。 その存在をいつどのように知

  • 【二十四節季】雨水

        2月19日から3月5日頃 立春から数えて15日目頃。 二十四節気では雨水に入り、雪から雨へと変わり氷が解けて水になるという時期になります。 暦の上では春ですが、実際は『三寒四温』という言葉があるように暖かさと寒さを繰り返しながら、ゆっくりと春へと向かっていくのです。 『雨水』のこの時期、春一番が吹くことが多いといわれています。今年は2/10に九州南部・奄美大島で去年より36日早く観測されました。 そして、まさに今日(2/19)。九州北部や山口、四国などで二年ぶりに観測されたというニュースが届きましたね。 春一番とは北海道

  • 【詩】春隣‥Harutonari‥。

    ふと見上げた水色の空に 君なら何を描くだろう 僕ならきっと‥ 名も知らぬ美しき色を 絵筆に取り 明日への希望を託すだろう 冬の香り残るこの空に 小さな息吹を見つけたよ 君にも見せたくて 僕色のキャンバスに そっとキリトル春隣 届くといいな君の心に‥ 聴こえるといいな‥ 今はまだ‥ほらね‥ 微かな微かな春の音‥。 #18 春隣‥Harutonari  るん詩の世界 好きです 美しい日本語。 『春隣』とは 冬も終わりに近づき 春の気配がどことなく漂う様子。 この言葉を目にすると あーもう春

  • 『Cafeうさぎや』鳥取県伯耆町‥Webライター記録#1

    わぁぁ‥。そのドアを開け入った瞬間 目の前に広がる店内の様子を見て 声になったのか、ならなかったのか‥。 それすら記憶にないほど緊張していました。 その日、私はライターとして初めての取材ということもあり 朝から落ち着かずそわそわドキドキ。 山陰のWebサイト『鳥取マガジン』で面談後、採用していただいたことで動き出した私のライター活動。 取材先や取材内容など自由度が高く、自分の色を消して文章を書くことが難しい私にとってそれはとてもありがたいお話でした。 地元を上機嫌に! 地元に誇りを! 地産地消。地域内再投資力!など 鳥取マガジンが掲げているキーワードが 私の書

  • 【二十四節気】立春

    暦の上で春が始まる日。 立春の訪れとなりました。 旧暦で立春は、1年のはじまりである新年と考えられており、2月3日の節分は季節を分ける大晦日にあたります。 鬼は外!と鬼を払い悪いものを捨て 正月の神様を迎え‥そして新しい年の福を願う。江戸時代にはそんな締めくくりの日と考えられていたようです。 二十四節気は、季節の変化を示す指標とされており、今回の立春から始まり、春分や秋分、夏至、冬至など‥15日ごとに区分されています。 さらにそれを5日ごとに細かく分けたものが 七十二候です。 『詩的な記憶』として昨年は七十二候に重きを置き、五日ごとに記事を更新してきましたが 20

  • 『Frame‥その枠の向こう』‥つぶやき‥ꕤ*.゚

    どちらかといえば‥ インドア派で どちらかといえば‥ 人見知りで どちらかといえば‥ 飽きっぽくて‥ そう思っていた。 でも違うのかもしれない。 ふと、そんな事を思った。 お風呂の中で‥ 髪の毛を洗いながら‥ 違うのかもしれない!そう思ったのだ。 自分の中で線引きをする。 見えない枠を作る。見えない箱を作る。 私はこうだから‥ そんな思いは時に自分を守り 温かく厚い殻の中で、寒い場所から身を潜め 暖を取ることができた。 でも‥ そうじゃないのかもしれない。 今度は湯舟の中で もくもく湯気に包まれながら 頭の中で想いが文字に変わっていく。 浮か

  • 【七十二候】鶏始乳‥にわとりはじめてとやにつく

    『雞始乳‥にわとりはじめてとやにつく』 1月30日から2月4日頃 大寒の末候となり、七十二候の最後を締める『雞始乳』の頃となりました。 雞始乳の「とや」とは鳥小屋の意味で 「とやにつく」とは、鶏が卵を抱いて巣に籠ることを意味しています。 店頭で一年中手に入るため、卵の旬など気にしたこともなかったのですが 本来は、春から初夏にかけての時期にしか産まれない貴重なものだったようです。 一日の中で、夜が明け朝が来るのを知らせる ことから明告鶏とも言われる鶏は、一年の周期の中では、長い冬の終わりを教えてくれます。 鶏が卵を抱き巣に籠ることは、春の到来を 知らせる

  • 【七十二候】水沢腹堅‥さわみずこおりつめる

    『水沢腹堅』さわみずこおりつめる 1月25日から30日頃 大寒の次候となり、厳しい寒さで沢の水も凍る頃となりました。 氷柱や凍った川や池、沼などを目にすることも少ないですが 寒空の下、表面の水は凍ったり解けたりを繰り返し厚みを増していくのです。 一年の中で一番寒いこの時期に ちょうど冬型の気圧配置が高まり、近年では最も強いレベルと言われる寒波の影響で、私の住む山陰地方でも24日の午後から雪となりました。 午前中は光が差し、雪など本当に降るのかしらと思うような天候だったのですが やはり、予報通り10年前と同じように短時間で あっという間に辺りは真っ白に。

  • 寒すぎて‥ 頭も凍結してしまいまし...

    寒すぎて‥ 頭も凍結してしまいました。笑 『水沢腹堅』 今日発信予定だった七十二候。 解凍したら書きますね。_φ(・ω・๑ )カキカキ。笑 こちらの記事は 後程削除します。ご了承ください。 ♪るん‥。詩的な記憶‥ꕤ*.゚

  • 【エッセイ】憧れの朝活さん

    ふぁぁ。ぐっすり寝たぁ‥。 満ち足りた気持ちで目を覚まし、手探りで枕元のスマホに手を伸ばす。 え!?まだ0時過ぎ?? 一種の驚きと同時にやってきたのは 今日何曜日だっけ?? 時間にすれば数秒の軽い記憶喪失。笑 昨晩は睡魔君のあまりの強引さに勝てず 22時前には、お布団にこっぽり入り おやすみなさい‥。ムニャムニャムニャ‥だったのだが きっと短い間に深く深く眠れたのでしょう。 時間を確認するその瞬間まで、朝の五時くらいかなぁ‥なんて思っていたのですから。 熟熟睡(じゅくじゅくすい)だったのでしょう。 ↑こんな言葉は多分ありません。笑 遡ること数時間前‥。 やりたいこと

  • 【七十二候】款冬華‥ふきのはなさく

    『款冬華‥ふきのはなさく』1月20から24日頃 二十四節気では大寒となり、一年の中で一番寒さが厳しい時期となりました。 大寒の前の小寒から大寒の間の1月5日~19日頃を寒の内(かんのうち)と呼びます。 小寒に入ることを寒の入り(かんのいり) 大寒が終わることを寒の明け(かんのあけ)といい寒が明ければ立春ですね。 大寒の頃に小寒より暖かい日があることを 『小寒の氷、大寒に解く』というように 物事が必ずしも順序通りにいくわけではなく‥。 そして思い通りにならないこともある。 むしろ、思い通りにならないことの方が多いのかもしれません。 でもそれでこそ生きて

  • 【七十二候】雉始雊‥きじはじめてなく

    『雉始雊‥きじはじめてなく』 1月15日から20日頃 日本の国鳥であるキジがケーンケーンと 求愛を込め鳴く頃となりました。 キジは昭和22(1947)年に日本鳥学会により国鳥に指定されました。 国鳥として選ばれた理由には 母性愛が強いこと、そして勇気ある鳥であることなどが挙げられています。 焼け野の雉夜の鶴 野原を焼かれた雉は、残してきたヒナを思い 危険を顧みることなく、懸命に巣に戻ろうとするほど母性が強く 鶴は、霜の降りる寒い夜でもヒナを自分の羽で優しく包み暖めてあげるほど子を思う気持ちが強いたとえ。 雉のメスとオスでは見た目がまっ

  • 【エッセイ】鏡花水月‥。儚くも強く‥

    今年はじめに引いたおみくじは‥ 小吉で‥。 あぁ。そりゃそうだ。 大吉を引きたいという欲をあんなに惜しげもなく露にしてしまったのだから。 神様がそんな私を見過ごすハズはないと自分自身に言い聞かす。 去年から、もうそれは10月11月ごろからずっと今か今かと島根県の美保神社えびす様の総本宮でおみくじを引くことをなにより楽しみにしていたのだ。見えない箱の中で金、黒、桃、赤色の四種類の鯛が眠る中、釣糸を垂らし引くこのおみくじが私の毎年の恒例となりつつある。 『一年安鯛みくじ』と呼ばれる美保神社で大人気のそのおみくじは、お察しの通り金の鯛が超レアな物。昨年2022年のお正月に初挑戦な

  • 【七十二候】水泉動‥しみずあたたかをふくむ

    『水泉動‥しみずあたたかをふくむ』 1月10日から14日頃 二十四節気では小寒の次候となり 吹く風はますます冷たく、厳しい寒さが続き 刻一刻と大寒へと向かっています。 しかしそんな中にも、春への準備は少しずつ少しずつ‥見えないところで着実に進んでいるのです。水泉動の水泉‥とは涌き出る水のことで 地中の中で凍っていた泉が融け始め、動き出すことを示しています。 いつものようにカメラ片手に家の近くを 歩いてみてもこの日はどこまで行っても灰色の空の下。心動く被写体にもなかなか出逢えず‥。 それでも、冬枯れの町をただただ歩き その空気から何かを感じ

  • 【詩】夢浮橋‥ユメノウキハシ

    浅い眠りと 深い呼吸を繰り返し 夢にも辿り着けない そんな夜 眠るあなたの寝息に 耳澄ませ‥心澄ませ‥ その瞼の奥に わたしも行きたいの この手を結び 連れていって あなたが描く 夢の先‥ ぎゅっと手繋ぎ 夜の果て‥ わたしも 一緒に連れていって‥ 夢の浮橋‥ 儚く揺れる恋の橋 あなたとわたし ふたりの明日 結ぶ橋‥。 #17夢の浮橋‥ユメノウキハシ るん詩の世界 月の見えない夜は不安だ 明日の道さえ 閉ざされたようで もう二度とあなたに 会えない気がするから

  • 【七十二候】芹乃栄‥せりすなわちさかう

    『芹乃栄‥せりすなわちさかう』 1月6日から9日頃 二十四節気では「小寒」に入り、一年で最も寒さが厳しい時期となりました。 小寒に入る日を寒の入りといいます。 冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也 暦便覧より 【現代語訳】 冬至より少しずつ陽が伸びて寒さに逆らおうとするから、ますます冷える。 流れに逆らってもその先の道は険しく 置かれた運命を逆らうことなく受け止めて 生きなさい‥。 そんな意味すら感じ取れるのですが それでも、あたたかな光はそんな逆境の中にも 諦めることなく少しずつ少しずつ‥ 春を連れてきてくれるので

  • 【七十二候】雪下出麦‥ゆきくだりてむぎのびる

    『雪下出麦』‥ゆきくだりてむぎのびる 1月1日から5日頃 2023年元旦。 新年明けましておめでとうございます。 昨年の終わりに冬至に入り その末候の『雪下出麦』。積雪の下で秋に蒔いた麦が芽を出す頃となりました。 第二十四候『麦秋至‥むぎのときいたる』の対となります。 この時期、厚く地を覆う真っ白な雪の下で 麦はそっと静かに芽吹き始め、温かい春の訪れをじっと待っているのです。 小麦、大麦などの麦たちは まだかなぁ。まだかなぁ。と冬の寒さに堪えながら春の到来を待っているのでしょう。 仕事をしていく中で、辛い出

  • 『詩的な記憶2022』‥写真と共に。vo.2‥。つぶやき♬*.

    ♬*.♬*. ♬*.♬*. 『Yumegokoti‥夢心地』 7月 誰もが必ず 見つけれるわけではない そして 誰もが必ず 出逢えるわけでもない ともすれば 見つからないまま 出逢えないままかもしれない やりたいこと。 目指す先‥。 大切に想える人。 そんな夢を見れること 大好きだと 言えること それだけで 望みの半分叶っている それだけで幸せ‥。 今も変わらずそう思う。 そして‥ そう思える自分‥。 悪くないかも?なんて 思ったりする。笑 『ランランRun♬*.継続は光なり』8月

  • 【七十二候】麋角解‥さわしかつのおつる

    『麋角解‥さわしかつのおつる』 12月27日から1月1日頃 今年も終盤に差し掛かり、二十四節気では 冬至の次候を迎えました。 麋角解の『麋』にはいろいろな説があります。 ちょうどこの時期に角を落とす動物で中国の絶滅危惧種「麋鹿(ミールー)」という大型のシカのことではないか‥という説や ヘラジカまたはオオジカのことを指すのではないかという説も‥。 野生のヘラジカは日本では見られない鹿です。過去には、川崎の動物園や金沢の動物園でも飼育されていたり 遠い昔の氷河期には日本にも生息していた時期もあったようですが、現在はおらずそしてこの先も日本で見ることは不可能に近

  • 『詩的な記憶2022』‥写真と共に。vo.1‥。つぶやきꕤ*.゚

    ꕤ*.゚ꕤ*.゚ ꕤ*.゚ꕤ*.゚ 『nostalgie』 1月 少し‥恐々このページを開き 自分の指に任せ流れるまま‥ 今ここに思うがままに書いてみる 1月14日 そんな風に始まった わたしの2022年。 あの頃‥ もう書けないと思っていた。 でもまたこうして 書いている‥。 今ここにある日 ありがとう‥ありがとう‥と 繰り返す。 こうして書ける それだけで本当に幸せなのだ。 『恵風 keihuu』 2月 塞ぐ心の内側に ふと沸き上がった 微かな鼓動 ゆっくり見上げた空

  • 【七十二候】乃東生なつかれくさしょうず

    『乃東生なつかれくさしょうず』 12月22日〜26日頃 二十四節季では冬至となり 一年でいちばん昼が短く夜が長い時を迎えました。旬を迎える柚子は香りが強く邪気を払うと考えられていたため 江戸時代から禊(みそぎ)として柚子風呂に入っていたようです。 香りの強いものは、あまり得意ではないのですが、柚子の香りは冬の寒さで凍えた身体に、 そして心に優しいので好きです。 毎年、冬至には丸いまま何ヵ所かに切り込みを入れプカプカと湯船に浮かべています。 柚子を輪切りにしたり半分に切ってから入れると、さらに香りも成分も出やすいのですが 後片付けが

  • 『知らない街ではないけれど‥♪』photo日記📷️CanonEOSR10とわたし

    ૂ•ᴗ•⸝⸝)”チラッ。お待たせしましたぁ。 るんphoto日記のお時間です。 待ってない? いやいや‥待っていて欲しいのです( *´艸`) 少し前になりますが‥島根県美保関町 青石畳通りに行ってきました。 この日です↓ 知らない街を 歩いてみたーい♪ と。この歌を頭の中で リフレインしながら。 知ってますか?この歌。 どこで聞いて知っているのか 自分でも分かりませんがここの部分しか知りません。(๑´ლ`๑) 知らない街?いやいや。何度も来てるから! と自分にツッコミ入れながら。笑 青石畳は、全国各地から送られ

  • 【七十二候】鱖魚群‥さけのうおむらがる

    『鱖魚群』‥さけのうおむらがる 12月17日から21日頃 今週に入り山陰地方も気温がグッと下がり 「寒いですね‥」が挨拶代わりに。 この記事を書き始めた日(12/14)も 強風がビュービューと吹き、雪も舞い散り‥ 寒くて寒くて‥ こたつから出られなくなってしまいました‥。 天気予報に雪マークも増え いよいよ山陰の本格的な冬が始まり 半ば覚悟を決めつつ、しばらく灰色の空とにらめっこの日々が続きそうです。 鱖魚群の『鱖』‥難しい漢字ですよね。 本来『鱖魚(=けつぎょ)』とは淡水魚のことで 中国では高級魚のようですが、日本には生息してい

  • そらいろレター💌この空の向こうへ‥。

    『あなただけのそらいろレターを 書いてみませんか。』 と以前募集してみたところ わたしのポスト📪️に たくさんのそらいろレターが届きました。 ご応募ありがとうございました。 ひとりひとりの作品を 読ませていただく中で 見上げればいつもそこにある空の存在が どれほどまでに心強く、そしてあたたかいものなのか感じることができました。 どの作品も気持ちのこもったものばかりで 選ぶのに少々時間が かかってしまいましたが 今のわたしの気持ちに近いものを るんちょこ賞として選ばさせてもらい 曲に合わせて朗読させてもらいました。 空への感謝。 そし

  • 【七十二候】熊蟄穴‥くまあなにこもる

    『熊蟄穴』‥くまあなにこもる 12月12日から16日ごろ 大雪の次候となり、動物たちが自分の穴に入り冬籠もりをする時期となりました。 冬の寒さが厳しくなる頃です。 『蟄』とは『籠る』という意味で 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)の時は ヘビなどの両性類や爬虫類でしたが 今回は熊などの動物たちも 穴に籠る順番が来たようです。 日本ではこの時期、陸生哺乳類97種中32種の33%の哺乳動物が冬眠するそうです。 リスなどの小型哺乳類は 眠っている最中に大きな声を出しても触っても 起きないほどの深い眠りの中にいます

  • 『ちょこっときっと片想い‥』*.゚つぶやき‥ꕤ*.゚

    好きだなぁと思うのです。 流れてくるnote📒たち。 そしてそれを生み出す人たちも。 いろんなお話や四季折々のお写真。 日々、心癒されたり なるほど!と学ぶことも多く‥。 時には、胸の奥がきゅっとなる時も ありますが。笑 え?なぜか?って。 それはまぁいろいろと。(๑´ლ`๑)。 わたしは人見知りで‥ (←ほんとですよ?笑) そして恥ずかしがりやなので‥ (←これもほんとに。笑) 文字でもやはり文字見知り。←笑 それでも、毎日のように 流れてくるnoteを眺めていると‥ 慣れてくるのか 勝手に親近感を感じているのか‥ その真意は自分でも定かで

  • 【七十二候】閉塞成冬‥そらさむくふゆとなる

    『閉塞成冬‥そらさむくふゆとなる』                                                 12月7日~11日頃 二十四節気もいよいよ『大雪』(たいせつ)となり本格的な冬の訪れです。遠くに見える山肌も、うっすらと雪の衣を纒い雪化粧。 太玄斎の書いた暦の解説書である 暦便覧によると、大雪と

  • 【詩】不確かな輪郭

    光と影が織り成す その日その時その瞬間 よく知っていたはずの 横顔は いつからか 姿を変え 形を変え‥ 気づかぬふりをして やり過ごすには あまりにも‥ 悲しいから 明日へ繋がる心の扉を そつと閉じた ひとつずつ少しずつ この指でなぞり 何度も確かめた輪郭は 不確かなまでに歪んで もう二度と この手で描けない よく知っていたはずの あの人を なにも分かっていなかったと 知った日 あなたのことなら 分かるから‥なんて どうして言えたのだろう なにもかも 幻想だったと知った日 空っ

  • 《七十二候》橘始黄‥たちばなはじめてきばむ

    『橘始黄』‥たちばなはじめてきばむ                                              12月2日から6日頃 12月に入り、橘の実が黄色くなり始める頃となりました。昔は柚子、レモンなどの柑橘類の総称として「橘」と呼んでいたそうです。 橘の別名に『非時香果』(ときじくのかくのこのみ)という言葉がありますが 時を

  • 【エッセイ】映‥そして夜の淵

    深夜三時の文章は 夜の波に飲まれそうになる。 捻り出すわけでもなく、強く思いを巡らすでもなく、おもむろに取り出した真っ白なページに 浮かんだままに文字を紡いでいく。 ピンと感覚が研ぎ澄まされ、感情がうごめく 今、ここにしかない色。音。香り‥。 そのすべてを余すことなく感じたくて、この時間を慈しむように五感を集中させた。 今日この瞬間にしか書けないものがある。 恐らく私はこうして書くことで、日常の心の バランスを必死に保っているのだ。 それでいて立ち止まり、手離してしまえば 楽になれることも頭のどこかで知っていた。 そう‥心だけいつも追い付かない。 冷蔵庫か

  • 《七十二候》朔風払葉‥きたかぜこのはをはらう

    『朔風払葉』‥きたかぜこのはをはらう 11月27日から12月1日頃 11月も最後の週となり、月日の流れの早さを感じずにはいられません。 もう三日もすれば今年のカレンダーの最後の一枚をめくり師走を迎えますね。 『朔風払葉』の朔風(さくふう)とは北風のことで、冷たい木枯らしがビュービュー吹き荒れ 色とりどりの木の葉を落とす‥。 その様子を思うと物哀しい気持ちになります。 見上げるように見ていた紅葉も はらり、はらり‥ いつの間にか道いっぱいに広がって‥。 それでもなお、わたしたちの視界を 色とりどりに染めてくれるのです。

  • 【エッセイ】noteと私と雨音と‥。

    短いようでそれでいて濃淡のはっきりした秋が終わりを告げようとしていた。 なにかに追われるように、まるで突き動かされるように心が外へと動いた季節だった。 窓の向こうに今その瞬間にしか見えない景色が 待っている気がした。 どうしても見たい。行きたい。 あんなにも強い気持ちは久しぶりだった。 だから、押されるままにそのレールにこの身を委ね、止まることなど考えず‥ただそこに心ごと置いていたかったのだ。 移り行く季節はどうしていつも、わたしをセンチメンタルへと導くのだろう。 お気に入りの写真集を片手に ソファーに座りブランケットにくるまる。 ひんやりした床の感触が、足

  • 【七十二候】虹蔵不見‥にじかくれてみえず

    『虹蔵不見‥にじかくれてみえず』                                          11月22日から26日頃 本格的な冬を前に、太陽の光が弱まり 虹を見ることが少なくなる頃となりました。 清明の末候‥『虹始見』の対となる 七十二候となります。 その期間、七十二候の更新を少しお休みしていたので『虹始見』について触れることができませんでし

  • 《詩》旅人‥光を求めて‥。

    僕らはいつも不器用に ただ‥真っ直ぐに 果てなき道を 歩き続ける時の中‥。 無邪気に笑えたあの頃は 遠く遠く‥ 時につまづき 歩くことさえままならず 傷だらけの心を持て余し それでも 自分にしか見い出せない かすかな光を求め 今日も明日も 彷徨い続ける どれだけの人に 守られていようと どれだけの愛に 包まれていようと やはり孤独の中にいる わたしも‥あなたも‥ そしてきっと誰もが‥ 自分の人生に迷い 彷徨い 生きる そしていつか果てる その日まで 僕らはいつも 孤独な旅人だ

  • 《七十二候》金盞香‥きんせんかさく

    『金盞香‥きんせんかさく』                                           11月17日から21日頃 金盞香‥の金盞とは黄金の杯(さかずき)のことで 水仙の異名だそうです。 黄色の部分を杯、白い花弁を銀の台にたとえて中国でそう呼ばれていたことが由来だとか。 わたしには、黄色のくちばしの鳥さんのように見えるのですが‥その話は、ちょっ

  • 【物語】カボちゃんとカボチャくん🎃

    ある日カボ🎃ちゃんは 思いました。 カボチャ🎃くんを誘って あの場所に行きたいな。 ある日、カボチャくん🎃は 思いました。 カボちゃんと デートに行きたいな。 ねぇねぇ 行きたいところがあるの 偶然だね。ボクもだよ。 じゃあさ、「いっせーのせ」で言おう。 いっせーのせ。由志園!! 由志園は、牡丹の花と高麗人参で有名な中海に浮かぶ本格的な日本庭園です。 出雲地方の風景を再現した池泉回遊式

  • 《七十二候》地始凍‥ちはじめてこおる

    『地始凍‥ちはじめてこおる』 11月12日から16日頃 立冬の次候となり、寒さで大地が凍り始める時期となりました。 しかし、日中は暖かい日が続き今日(11/12)の 山陰地方は24度まで上がりポカポカ陽気。 まさに小春日和の小春空。 小春空‥ 晩秋から初冬の晴れて穏やかでうららかな空 そして小春凪 小春凪‥晩秋から初冬の穏やかな海の凪 寒さを忘れるようなこんな日は 神様からの贈り物。 ポカポカとした春のような陽気に 想いを馳せながらほんわかした気持ちで過ぎていく一日はいつもより穏や

  • 『おなかが減っては‥。』photo日記🍁Canon EOS R10

    写活はできぬ。 できぬのじゃー!!!と いうことで‥笑。(๑´ლ`๑) お腹を満たすことは写活(写真活動)の第一条件である。 るんちょこ語録より。笑 ある週末。 売り切れ次第終了 山陰の情報誌で見つけたこの言葉に ぐぃぐぃと引き寄せられるように 向かった先はパン屋さん。 よしぱん(Smile Bakery YOSHIPAN) 車で一時間くらいかかる場所ですが ちょうどそちらの方面に、写真を撮りに出かけるつもりだったので ドライブがてら パン屋さんに立ち寄ってみよう! ╰(*´︶`*)╯♡そうしよう!そうしよう! わたし

  • 山茶始開‥つばきはじめてひらく

    『山茶始開‥つばきはじめてひらく                                         11月7日から11日頃  二十四節季では『立冬』となり 暦の上ではいよいよ冬が始まる頃となりました。カレンダーも残り二枚となり、年の瀬が近づくにつれ今年も駆け足で過ぎていくのでしょう。 その一方で、この記事を書いている今日(11/6)は小春日和の暖かな陽射

  • 【詩】光と影の戯言‥。

    誰に届かなくても 響かなくても 詠っていたい夜がある 誰の心に落ちなくとも 鼻歌混じりに 口ずさむ歌のように‥ 時計の秒針が カチカチと 頭の芯に響く 鈍い痛みが側頭部を 締め付け 頭痛薬を手にした 何度こんな夜を越え 何度また朝を迎え おはようございますと 挨拶を交わし 素知らぬ顔で パソコンに向かい 文字を打つのだろう 眠れぬ夜 抱えた両膝 カーテンの隙間 お椀型のお月様 煌々と闇夜を照らす その光さえ 通りすぎてしまえば いつもの日常 光と影 わたしとわたし 誰に届かなくても‥ なんて きっと嘘

  • 《七十二候》楓蔦黄‥もみじつたきばむ

    『楓蔦黄』もみじつたきばむ 11月2日から11月6日頃まで 北の方から少しずつ少しずつ‥ 葉っぱたちが色づき始め、紅葉前線が南下する頃となりました。 わたしも毎日のように 鳥取県の紅葉情報を眺めては まだかな、まだかなと心待ちに‥。 鳥取県では例年、大山(中国地方最高峰の大山標高1,729m)が先陣を切るように 10月初旬より色づきはじめます。 そして、10月下旬から11月初旬にかけてピークを迎え、徐々に街中へと降りてくるのです。 紅葉が降りてくるのを待ちきれないわたしは 先週末、数年ぶりに鍵掛峠(かぎかけとうげ)へ 大山の中

  • 333分の‥。photo日記🍒

    333枚。 ある休日に撮った写真の枚数が 狙ったわけでもないのにゾロ目で。 ちょっぴり驚きそして なんとなく嬉しくて。 333枚‥。 それだけ撮っても実際に世に放てるのは ほんの限られた数枚だけだったりする。 333分の1‥なんてことも。(>ω<。)💧 運転はいつまで経っても苦手で ナビと仲良しになれないまま‥。 それなのに遠くまで 車を走らせ向かいたくなるなんて。 夜型人間で早起きは大の苦手。 それなのに早朝4時に起きてまで 見たい景色があるなんて。 人は小さなきっかけひとつで 変われる時もある いや、しかし変われない時

  • 《七十二候》霎時施‥こさめときどきふる ・10月28日から11月1日頃

    晩秋から初冬にかけ、一時的に降ったり止んだりする小雨のことを時雨(しぐれ)=霎と 言います。 車を運転しているとフロントガラスに ポツポツとついた雨粒がいつの間にか消えていたり‥ ランニングをしていると急にパラパラと降りだし、早く帰らなきゃと思っている間に すぐ止んだり‥ この時期、さっと降っては上がる通り雨に遭うと、あ。時雨かなと思います。 雨を使った日本語は多くありますが 時雨を使った美しい日本語も数多くあります。 朝時雨、夕時雨、小夜時雨 片時雨、村時雨、青時雨‥ 袖時雨‥ 袖に涙が落ちかかるのを時雨にたとえていう。 涙の時雨‥

  • ダイヤモンド大山・幻の絶景鳥取県米子城跡から見えた!奇跡の朝10.23

    何日も前から行こうと心に決めていた。 幻の絶景とも言われるダイヤモンド大山。 そのチャンスは年に二度訪れる。 2月20日頃と10月22日頃。 中国地方の最高峰 鳥取県の大山の頂から 朝日が昇り、ダイヤモンド💎のように 光輝く一瞬をどうしても見たかった。 今年は10月22日の前後一日 21、22、23日の三日間がその日に当たった。 そして気象情報がいい時にしか その光景を見ることができないのだ。 22日夜、目覚まし時計を4時にセットし 晴れますように‥と願った。 ダイヤモンド大山に会えますように‥。 お天気と運が 味方になってくれますように‥。 そし

  • 《七十二候》霜始降‥しもはじめてふる

    『霜始降‥しもはじめてふる』 10月23日から27日頃 二十四節季では「霜降=そうこう」 そして七十二候では「霜始降」 露が凍り霜となり、木々が紅葉し始める頃となりました。 『草露白』でお話した朝露が 朝霜となる頃です。 初霜マップを広げると、北海道そして盛岡などで今年初めての初霜が観測されていますが 全国的には、まだ霜が降りるほどではないという所も多いですよね。 先日、わたしの住む山陰地方でも 寒気の影響で最低気温が10度を下回り 放射冷却現象が生じたようで朝、目が覚めると白い霧の世界でした。 子供の頃、霧に包

  • 【物語】どんぐりころころどんぶりこ♬

    ある秋の日の公園に 双子のどんぐりちゃんがいました。 どんちゃんとぐりちゃんです。 「ねぇ。どんちゃん わたしたち木からコロコロ落ちたなら 離ればなれになっちゃうのかな。」 「ねぇ。ぐりちゃんそんなことないよ。 落ちる瞬間に しっかりくっついていれば きっとさ‥きっと‥離れずにいられるよ。」 ある朝‥ ふたつのどんぐりは コロコロコロコロ 転がって‥ 黄色の葉っぱのお布団へ 辿り着きました。 「あーどんちゃん。 よかった。 離れずにいられたね。」 「ねぇぐりちゃん 木から落ちるときビックリしたね。 目が回りそ

  • 《七十二候》蟋蟀在戸‥きりぎりすとにあり【特別編由志園天竺牡丹】

    『蟋蟀在戸‥きりぎりすとにあり』 10月18日から22日頃 昔はコオロギのことをキリギリスと呼び キリギリスのことを ハタオリと呼んでいたそうです。 古語辞典を開き読んでみると いつからか今の呼び名に変わったようですが そのはっきりした時期も理由も謎に包まれ 鳴き声からそうなったのか コオロギとよばれていたキリギリスが ハタオリと改名したため 「コオロギ」の名をもらったのか‥。笑 憶測に過ぎない改名の謎について語る事も 秋の夜長に響く虫たちの声に 耳を澄ますことも‥この時期ならでは 風流な秋の楽しみ方のような気がします。 寒露

  • ダークな秋にときめいて‥‥。🍀photo日記🍀

    今‥。 わたしの中で ダークが熱い。 熱いのですとても‥。 キュンなのです(´,,•ω•,,`)キュン。 そして JPEG撮って出し =撮った写真を補正や加工せずに そのまま出したもの こちらも熱い! (๑´ლ`๑)🔥あちち🔥なのです。 これまでわたしの中では 写真は編集ありき レタッチして作品として仕上げる。 これが基本でした。 撮るというよりは‥「作りあげる」 そんな気持ちが強かったように 思います。 撮った写真を トリミングし 自分好みの色に変え 光を加え 余分なものは消し‥。 いつか『イ

  • 《七十二候》菊花開‥きくのはなひらく ‥Web個展のお知らせも。

    『菊花開‥きくのはなひらく』 10月13日から18日ごろ 寒露の次候となり 菊の花が咲く頃となりました。 朝晩寒くなり、毎朝起きるのが辛く もう少しだけ‥もう後五分‥。 あと一分‥。。 これからの季節はお布団と仲良しです。 雨の日はあっという間に暗くなり 仕事からの帰り道も薄暗く 少し気忙しい季節になりました。 その反面、晴れの日は陽射しがより暖かく より優しく包み込むように降り注いでくれます。 そんな秋晴れの空を「菊晴れ」 穏やかな晴天を「菊日和」と呼ばれています。 菊は桜と共に国花として古くから 愛されてきました

  • 上手く撮ろう!!そう思った瞬間から‥。

    女神様は遠ざかるらしい。 ある写真家さんの言葉だ。 そうかもしれない。 おみくじだって 抽選だって 欲をチラッとでも出したものなら‥ 神様はすぐにお気づきになって スルスルーって 運が手の中からこぼれ落ちちゃう。 見逃してはくれないのだ。 無欲であれ!と 言われているような気がして 心を見透かされたような気に なってしてしまう。 そんなことを 子供の頃から信じていたりして。 だから おみくじだって 抽選だっていつも 無欲で挑もうと 欲などないふりをして 手を伸ばす。 ガラガラって回す あの抽選も 景品を当てる

  • 《七十二候》鴻雁来‥こうがんきたる

    『鴻雁来‥こうがんきたる』 10月8日から12日頃 二十四節気では『寒露』となりました。 朝晩冷え込み、草花に落ちた露が凍ってしまいそうになる頃を意味しています。 徐々に冷気が深まり秋澄む空を見ると 心ごと空へ溶け込んでしまいそうな気持ちに‥。 秋晴れ、秋日和‥ 秋麗‥秋日陰、紅葉 菊日和、桐一葉‥花野‥。 秋を彩る言葉たちは暖色系であたたかく ほんわかした気持ちを連れてきてくれるものが多いように感じます。 その反対にさみしさや憂いを感じたりするものも‥。 物思へば 色なき風もなかりけり 身にしむ秋の心ならひに

  • 《詩》昨日の花は今日の夢

    昨日の花は 今日の夢 昨日のふたりは 今日の幻 抗うことさえ 揺るされず 流れ行くのが 世の常ならば この身を任せ 行き着くままに 溺れてしまっても かまわないと この一瞬に すべてを注ぎ わたしは今日も 生きているのです #13 るん詩の世界 昨日の花は今日の夢 ✎*。......................................................。 昨日の花は今日の夢 昨日の花は今日の塵 昨日の淵は今日の瀬‥。

  • 《七十二候》水始涸‥みずはじめてかるる‥【特別編/松江水灯路】

    『水始涸‥みずはじめてかるる」 10月3日から7日頃 時の過ぎるスピードが早すぎて 年の瀬が近づくにつれ加速しているのでは? と毎年思うのですが‥ 今年もあっという間に10月。 秋分の末候を迎えましたね。 七十二候では水始涸。 田んぼの水を抜き稲刈りを始める時期です。 先日新聞を読んでいると『お米の収穫に汗』という記事に目が止まりました。 米作りを通し、農業への理解を深め食生活の大切さを学ぶという稲刈りの体験イベントが 行われたようです。 この記事を読み、小学生の頃わたしも 学校の行事で米の収穫を手伝いに行ったこと

  • とある休日のとある出逢い‥。🍀photo日記🍀

    九月終わりのとある休日。 山陰地方のとある情報webから 『白いじゅうたん!そばの花が咲きました。』とお知らせが届き これは行かなくちゃ! どうしても行かなくちゃ!と 早朝、ふらふらの頭を抱え 眠い目をこすり階下へ行き ブラックコーヒーを飲み干す。 いえ‥ もとへ‥。 ブラックコーヒーは飲めません。笑 早朝と言っても朝7時 そして、毎朝飲むのはスムージー。 何年も前から朝一番にまず バナナが基本ですが リンゴやキウイなど飲むヨーグルトと一緒に ジューサーでゴーと混ぜて ゴーと飲む これが朝のルーティーンとなっていて‥。 「noteフェ

  • 《七十二候》蟄虫坏戸‥むしかくれてとをふさぐ

    『蟄虫坏戸‥むしかくれてとをふさぐ』 9月28日から10月2日頃 暖かい間、元気に遊んでいたてんとう虫や カエル、リスやクマなどの動物たちが 冬ごもりの支度をはじめる頃となりました。 寒さから逃れるように 秋冬が終わるのを 約半年間も土の中で静かに春を待ちます。 気温差が一日の中でも 大きく変化する中 土の中はある程度一定に保たれているので 冬眠中の動物達には過ごしやすいようです。 寒いのがとても苦手なわたしは 一緒に冬ごもりしたいなぁと この時期いつも思いますが きっとじっと時を待つのにもすぐ飽きて 寒い寒いと言いながら

  • 雨上がりの森の町。‥ʀᵃⁱⁿ*̣̣̥⁎☂

    雨上がりの森の町。 モグおじさんは 今日も玄関先で ただひらすら入り口の方を見つめ ただその時を 待っています。 来る日も来る日も 待ちわびて あれから何年‥。 何日経ったのでしょう。 あれほどまでに賑わっていた町並みは ひっそりと‥静かに 音すら忘れてしまったかのように。 「今日も待っているわね。」 「きっと忘れられないのよ。」 ピチコとパーコは 少し離れた場所から 心配そうにその様子を眺めています。 哀愁漂う テラスのチェアーも 人待ち顔のポストも

  • 《七十二候》雷乃収声‥かみなりすなわちこえをおさむ

    『雷乃収声』‥かみなりすなわちこえをおさむ 9月23日から27日頃 二十四節気では秋分となりました。 「暑さ寒さも彼岸まで」 前回の七十二候『玄鳥去‥つばめさる』の中でも触れたのですが 昔の人の言葉は的を得ていますよね。 先日の台風が暑さも一緒に持っていってくれたのかなと思うほど涼しくなり、朝晩は寒いくらいに‥。 台風の後、急に冷え込む夜があり 夏には暑い暑い‥とはねのけていたタオル地の 寝具に代わり慌てて毛布を引っ張りだしたほど。 そして最近は、「毎日暑いね」の代わりに 「急に寒くなったね」が挨拶代わりに。 風邪などひ

  • るんちょこカメラ‥🐢。🐢#4

    九月の終わり‥。 夏がまだ少し残る空気の中に 秋の風がふわりと混ざる‥。 夏に心残し 秋に気持ち揺られ 夏の面影追いかけ 秋に想い馳せる‥。 そんな‥ちょっぴり センチメンタル‥ そして‥ちょっぴり 宙ぶらりんな季節‥。。 皆さまいかがお過ごしでしょうか。 わたしと言いますと そんな『センチメンタル』を ぎゅっと‥ ぎゅぎゅっとカバンに詰めて 今回もまた るんちょこカメラ片手に 行ってきました♪(◍ ´꒳` ◍)b📷️ #るんちょこカメラは CanonEOSR10 るんちょこカメラと行く ちょこっと山陰旅

  • 《七十二候》玄鳥去‥つばめさる。第四十五候

    『玄鳥去』‥つばめさる 9月18日から22日頃 二十四節気。白露の末候 春先にやってきたつばめが暖かい南の方へ 帰って行く頃となりました。 ちょうどひと月ほど前に入った小料理屋さんの店先にツバメの巣があり、どうやら巣の中はお留守のようでしたがなんだかほっこり。 微笑ましい気持ちになりました。 ツバメは巣や生まれたヒナを他の鳥たちや外敵から守るため人が近くにいるところに巣を作る習性があるようです。 この家なら大丈夫と見抜く力も 備えているとか。笑 人が好きな鳥さんなのかもしれませんね。 ツガイ(夫婦)で泥や枯れ草をせっせと集め

  • 【エッセイ】Snapな休日‥。(*´∀`p📷q

    Snapな休日‥。スナップです。 スナックボリボリじゃありません。( *´艸`) なにげに使っているこのSnap=スナップ写真とは「日常のなかの出来事や風景などを一瞬のうちに素早く撮影した写真」のこと。 ふむふむ。 一瞬のうちに素早く‥ね。 うっ‥できるかなぁ。 カメラにまだ不慣れなわたし。 素早く‥パシャパシャ撮れるのかしら? ひとつひとつの設定に こんなにも もたついているのに? カメラがもはや 自分の一部のようになってこそ プロ!! あたまで考えるより シャッターを押す! それがプロ!! 目に入ったものを 一

  • そらいろLetter‥💌参加者募集

    一日一日‥。 同じ空はありません。 同じ地球上にいながら 見上げた空は違う色。 帰り道‥あのこは どんな空に包まれているかな。 遠くに住むあの人は どんな空を眺めているかな。 そんなことを想いながら あなただけのそらいろLetter 書いてみませんか。 ⋆。☁︎︎⋆。☁︎︎⋆。⋆。☁︎︎⋆。 ⋆。☁︎︎⋆。☁︎︎⋆。⋆。☁︎︎⋆。 誰の上にも広がる大きな大きな この空に 願うのはやはり‥平穏な日々。 真っ青な空が微笑む日 真っ白なもくもく雲が 空いっぱいに泳ぐ日も グレ

  • 《七十二候》鶺鴒鳴‥せきれいなく

    『鶺鴒鳴‥せきれいなく』 9月13日から18日頃 少し早起きした朝に ピピピピピピ‥ チチチチチチチチ‥。 どこからともなく聴こえてくる 鳥のさえずりに耳を傾ける時間。 心に余裕がある日のスタートは とても清々しく心癒される時間です。 鶺鴒鳴‥セキレイなくとありますが この時期だけでなく、セキレイは一年を通し見かける鳥です。 その中でも秋の澄んだ空気は セキレイたちにとっても爽やかで 心地よく過ごしやすい季節なのかもしれませんね。 スズメの仲間でもあるセキレイの高い鳴き声は皆さんの耳にも馴染みのある声では ないでし

  • るんちょこカメラ🐢🐢‥#3

    神様にもバレないよ 僕ら今はしゃぎすぎてる 夏の子供さ胸と胸 からまる指 嘘だろ誰か思い出すなんてさ 今年の夏はなぜでしょう。 いつかコンビニで耳にしたこの歌 真心ブラザーズの 『ENDLESS SUMMER NUDE』 ふと気付くといつも口ずさんでいました。 (注‥サビしか歌詞が分からず他は鼻歌フフフーン♪) というわけで この歌をエンドレスに口ずさみながら 今回もドライブがてら行ってきました。 こちらの るんちょこカメラ#シリーズは ちょこっと山陰旅記録を るんちょこカメラ📷️と共に‥ 記事アリ動画アリ‥でお送りしています。 るん

  • 『七十二候』草露白‥くさのつゆしろ

    『草露白‥くさのつゆしろ』 9月8日から13日頃 二十四節季では白露となりました。 朝晩日も短くなり、少し肌寒くなりましたね。 19時過ぎ、走るため外に出ると もう辺りは真っ暗で‥ 夏の明るさが懐かしく思えるほど。 るんphoto 夜の気温が下がることにより 葉っぱや草花に空気中の水蒸気がつくようになります。そんな霧(朝露)が白く輝くように見えるこの時期を白露といいます。 白露=「はくろ」と二十四節季では 読むのですが 「しらつゆ」と読むことで和歌に使われたり 俳句にも数多く登場します。

  • あの日のソラアイ‥。

    あの日の空の色 風の香り 花の美しさ ボクの声 キミの声 どこか きまぐれで 曖昧で‥ それが心地よくて 流れる雲も 空も なにもかも美しく キミが背を 向けたのも 手を離したのも あの空に 溶けていく‥ そんな気がした 染まる悲しみ 薄れゆくボクの記憶 あの日の ソラアイ‥ #12 るん詩の世界 あの日のソラアイ ソラアイ=空合 空の様子、空模様 空の色 風の香り‥ どこからか 流れてくる音楽‥

  • 『七十二候』禾乃登‥こくものすなわちみのる

    『禾乃登‥こくものすなわちみのる』 9月2日から6日頃 9月に入りましたね。 稲などの穀物が実り始める頃となりました。 稲穂がキラキラと黄金色に色づき 様々な穀物が実ります。 しかし、この時期は台風も多く 被害が心配な時でもありますよね。 台風の進路などに気を揉みながら 無事に収穫ができることを祈るばかりです。 実るほど頭を垂れる稲穂かな 稲が成長すると実を付けその重みで実(頭)が垂れ下がります。 その様子を立派に成長した人間、人格者ほど頭の低い謙虚な姿勢であるということに例えた 有名なことわざです。

  • ꕤ*.゚メンバーシップ‥。ꕤ*.゚プランのご案内( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )*⑅

    九月に入り、詩的な記憶メンバーシップを立ち上げてひと月経ちました。 お気づきの方もおられるかもしれませんが 今現在メンバーシップに関する過去記事3つ すべて非公開にしています。 と言うのも、最初にわたしが描いた 『メンバーシップ』のイメージと 少し違うのかなと感じたからです。 なにより自分の力不足を痛感しました。 しかし、諦めたわけではなく やりたいことは無限にあり‥。笑 今はその準備段階として制作や いろいろな活動していきたいと思っています。 少し遅くなってしまいましたが 上手くお伝えできなかったこと 参加型プランにする予定だった 『るんちょこプラン』を

  • るんちょこカメラ🐢🐢‥。#2

    好きです!山陰‥。 (」’ω’)」好きだぁぁぁ❤️❤️ ということで‥ わたしの住む鳥取県 そしてお隣の島根県を中心に 山陰旅?記録を るんちょこカメラ📷️と共に‥ 本音で語り そして歌い‥ そして踊る‥。 ( 'ω' و(و "♪るるん♪ というのは冗談ですが‥。 るんちょこアメブロ時代に培われた 得意のひとりツッコミを入れつつ (๑´ლ`๑)‥ふふ。 本日も特別リンク🔗 YouTube‥いえ『るんtube』にて 配信いたします。 なぜ有料なのかと申しますと あまりにも素のわたしに近いため‥。 詩を書く

  • さよなら‥わたしの夏‥。

    さよなら‥わたしの夏‥。

  • るんちょこ🐾ルーツ‥。。🍀 ゆるるん限定記事

    𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧⚘𖡼 こちらは『ゆるるんプラン』の皆さまへの 限定記事になります。(♡˙︶˙♡) 𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧⚘𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧⚘

  • 『七十二候』天地始粛‥てんちはじめてさむし

    「天地始粛‥てんちはじめてさむし」 8月28日から9月1日ごろ 二十四節季、処暑の次候にあたり 暑さが鎮まるこの時期。 夏と秋を行ったり来たり‥。 この時期を表す 『行き合いの空=ゆきあいのそら』という言葉がわたしはとても好きです。 暦上は秋となっていてもまだ気温は高く 見上げた空に夏の雲と秋の雲が 混在しているかのようにぷかぷか浮かび‥。 そんな隣り合うふたつの季節が出逢う‥ 『行き合いの空』。 去年の夏の終わり こんな詩を書きました。 『☁︎︎*.‥行き合いの空‥。☁︎︎*.』 頬に吹く風がやわらかくて秋を感じたその一

  • 【エッセイ】ランランRun♬.*゚継続は光なり。

    ランニングが趣味で‥ 走るのが楽しくて五キロ走ります! と‥ほんの少しだけ自慢気に?(笑) 語っていたわたしは今はもう‥居ない。 どこか旅に出てしまったのか‥。 短すぎた梅雨のせいなのか その後気まぐれに降り続いた 大粒の雨のせいなのか‥。 それとも‥いつまでも消えない 真夏の名残りのせいなのか‥ どちらにしても ここ1、2ヶ月まともに 走っていないことにかわりはなく。 その間、7月に一回8月に一回‥と 勢いで走り出してみたものの 五キロ完走など、とてもじゃないけど走りきれそうもなく‥。 両日とも、すっかり日も暮れた夜にも関わらず 熱気が残る空気に

  • 『七十二候』綿柎開‥わたのはなしべひらく

    『綿柎開‥わたのはなしべひらく』                 8月23日から27日頃 二十四節季では『処暑』となり 少しずつ少しずつ厳しい暑さが緩み 朝夕過ごしやすい時期となりました。 夏に背を向け‥ さようならまた来年。 秋さんこんにちは。 そんな気持ちになります。 もう少しすればまた 秋見つけをしに公園へ行ったり お散歩したり‥ わたしはそんな何気ない日常が とても好きです。 当たり前に過ぎていく毎日の繰り返しに 時にうんざりしたり 時に逃げ出した

  • 《詩》Simple‥微かな愛

    出逢った時はもう‥ キミは 他の人の隣にいたね 眩しいくらいに 笑うから あまりに無邪気に 微笑むから ボクは‥ 届くはずのない 恋をした なにも望んでなんて いないから ボクの悲しい嘘‥ なにも 答えられないから キミの 苦しい胸の内‥ 気づいた時には もう‥ キミはボクの心に 住んでいたね 運命に抗うように 離れてみても どうしようもなく またすぐに 逢いたくなるんだ‥ どれだけ言葉を 並べても 全部‥ 違う気がして 行くあてのない この想いを持て余す い

  • 《詩》 Loss‥喪失‪‥。

    人は何故 失ってからでないと その大切さに 気づけないのだろう わたしは何故‥ あなたを失って こんなにも 胸が痛いのだろう‥。 #8 Loss‥喪失 るん詩の世界 大切な誰かを失う それは身も心も砕けるほどの 痛み‥。 その人を知らなければ こんなにも 苦しむことなかったのに 心切り裂かれるような こんな喪失感‥ 知ることもなかったのに でも‥ ふたり出会わなければ 幸せな時間を 過ごすことも‥ なかったね‥。

  • 蒙霧升降‥ふかききりまとう

    『蒙霧升降』‥ふかききりまとう 8月18日から22日頃 早いもので二十四節気では 立秋の末候となり濃い霧が、もうもうとたちこめる時期となりました。 朝夕の空気が夏のものとは変わり 風の色の中にも 新涼という言葉が浮かんできます。 『新涼』とは初夏に使う夏の季語だと思っていたのですが 実際は秋が近付き涼しく過ごしやすい季節になってきたことを指す秋の季語となります。 これからやっと ランニングやウォーキングなど 身体を動かしやすい季節がやってきますね。 二月にこちらでお話しましたが 春に『霞』と呼ばれる現象は 季

  • インスピレーション‥。

    最近わずかな時間を見つけては 没頭していることがある。 少しの間、『写真を撮る』ということから 離れていたことで そこから疎遠になっていたけれど カメラを手にしたことで また復縁?したのだ。笑 ヨリが戻りました。 *。.(♥📷️)人(*´꒳`♥).。 撮ったそのまま 作品となる写真もあれば 使えないかなと思った写真を 切り取ってはその一部に‥ その一瞬に光を当て そこに命を吹き込む‥。 この『レタッチ=写真編集』という作業が どうやらわたしには必要な時間らしい。

  • 寒蝉鳴‥ひぐらしなく

    『寒蝉鳴‥ひぐらしなく』 8月13日から17日頃 寒蝉とは秋告蝉といい 秋の訪れを教えてくれる蝉=ひぐらし。 または、ツクツクボウシという説も。 セミは1600も種類があるといわれ 日本では30種類程生息しているとか。 鳴くのはオスだけで メスへの求愛のためにおなかを膨らませ鳴きます。 他のオスが鳴いている側で邪魔して鳴くこともあるようで、蝉さんの中にも独占欲があり ヤキモチ焼きさんがいるのかな。 ツクツクボウシの鳴き声を 耳を澄まし聞いていると 途中から少し変化していきますよね。 調べてみると 「ジー」「ツクツク」「ツクツクボーシ

  • ひたむきな愛‥。

    ひたむきな愛‥。

  • ある夏の日に‥。

    はじめて手にしたそれは まるで一目惚れのように 一瞬でわたしの心を虜に してしまった。 そう‥出逢ったその日に 恋に落ちてしまったのだ。 黒いボディ 手に馴染む感触 押した瞬間の カシャカシャという 耳に心地よすぎるほどの そのシャッター音。 その名は Canon EOSR10 Canonから7月下旬に発売された 新作のカメラだ。 カメラを買おう! そう決めたあの日から どのカメラにしようか悩みに悩み‥。 カメラ店や家電専門店に行っては カメラを眺めてみたり 何冊ものパンフレットを持ち帰っては みたもののどれがいいか

  • 涼風至‥すずかぜいたる

    『涼風至‥すずかぜいたる』 8月7日から12日ごろ 二十四節季では立秋となり 涼しい風が吹き始める頃‥ と言っても 実際はまだまだ暑い日が続くのですが 立秋を境に秋めいた風が さわさわと吹くように‥。 残暑厳しい折りとなりましが 皆様いかがお過ごしでしょうか。 秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる 古今和歌集 藤原敏行 【 現代語訳 】 秋が来たと目にははっきりとは見えないけれど 爽やかな風の音で秋の訪れにはっと気づかさせる。 移り行く季節の変化を感じる時 空の色からでしょうか

  • *.詩*‥。あの夏の恋‥。

    静かな夜に 波打つように 小さく大きく さわさわ揺られ それはきっとそう あなたの光 眠らぬ街に 煌めくように わたしの胸へ ゆらゆらと 震えながら掴んだ その手は あたたかく繊細で 惹かれていくのが 怖かった 知っていくのが 怖かった あの日選んだサヨナラを 悔やんでなど いないけれど それでも思う あれは紛れもなく 夏の始まりの 短く密な恋でした #7 あの夏の恋 るん詩の世界 共に過ごした期間よりも 離れて過ごした時間の方が 長いのに

  • 大雨時行‥たいうときどきふる

    『大雨時行‥たいうときどきふる』 8月2日から6日ごろ 8月に入りましたね。 家ではあまり聞こえないのですが 出かけた先で、車のドアを開けた瞬間 蝉の鳴き声や虫たちのさえずりが 聞こえてきてより暑さを感じ、夏に色を添えてくれます。 夏の終わりには もくもくの入道雲を合図に 集中豪雨や夕立など雨が激しく降り 雨上がりの虹の空に‥ アスファルトの匂いの中に‥ あーもうすぐ夏が終わるなんだなぁと感じたものです。 しかし、ここ近年は気象の変化に伴い 今年は梅雨が明けてから局地的な豪雨や突然の雨が降る日が続き それはわたしたちの生活を

  • 念願の‥。(ㅅ´ ˘ `)♡

    ついに‥! 念願のあれを‥。(๑´ლ`๑)♡ 手にしてしまいました。 そう。前回の初!有料記事 『はじめての‥。d(。•ε-。)』の中で お話したのですが わたしのこれからを 左右するかも?しれない ↑大袈裟ではなく本当に。笑 そのくらいの『あれ』なわけです。 前回『はじめての‥d(。•ε-。)。』を たくさんの方に購入いただき 嬉しい限りです。 ありがとうございます。 続編となる今回‥。 もっといいものをそして 楽しんでいだけるものを作らねば! ということで‥ なんと! 『あれ』とのご対面を‥動画にて配信す

  • Nostalgia‥ノスタルジー

    探しても 探しても 見つからない 消えたくなるの 分かるから 探さない 探さない あなたの面影を 気配を その息遣いを 居るはずのない場所にさえ 期待して もう逢えないのに 心の断片が 言葉の吐息が どこかに落ちていないかと 思い合わせようとして‥。 あなたじゃないのに 痛いほど 気持ち分かるから 探さない 探さない 開いてしまった空白を 埋める術など 知らなくて 抱えたままの 裏腹な心 求めてしまう あなたの温度 でも‥ 探さない 探さない もう‥ 求めない 求めない

  • 土潤溽暑‥つちうるおうてむしあつし

    『土潤溽暑‥つちうるおうてむしあつし』 7月28日から8月1日頃 土潤溽暑‥の「溽暑‥」じょくしょとは 湿度の高い蒸し暑さのことで 同じ暑さでもカラッとした暑さとは対照的に 纏わりつくように重く あのもわっとした息苦しさ。 そして、じっとしていても汗が流れ落ちるような熱気と湿度‥。 食慾さえなくなってしまいそうな こんな時期‥。 (わたしの場合‥年中無くなりませんが。笑) つるつるとしたお素麺や さらさらとしたお豆腐など 食べたくなりますよね。 ちなみにわたしは お素麺よりもひやむぎ派です。 子供の頃、白いひやむぎの中に

  • はじめての‥。d(。•ε-。)*.゚

    今年2022年のわたしは 主に七十二候をメインに記事を 書いてきました。 自分でも学ぶことも多く‥そして なによりとても楽しいのです。 脳はいくつになっても 知識や能力を得ることができるようです。 子供の頃と比べたら ゆっくりではありますが 好奇心を味方につけ 特に好きなことに対してなら なおさら‥ 人はまだまだ成長できるのです。 ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )*⑅ウンウン。 そんな風に学びながら 楽しみながら 七十二候に 触れているわけですが‥ でもわたしの本業は‥ 詩を書くこと。 (-ロωロ-)✧キラーン いや

  • 桐始結花‥きりはじめてはなをむすぶ

    『桐始結花‥きりはじめてはなをむすぶ』 7月23日から27日頃 二十四節季では大暑となり 一年で最も暑い時期となりました。 桐の花には「高尚」という花言葉があるように それを表すかのような 美しい藤色の花を咲かせます。 4月から5月に開花する桐の花は上空高く 樹木の高さは最大15メートルになる木もあるのです。 高いところで、まっすぐ伸びた幹の枝に上向きに花が咲くため 咲いていることさえ気づかれないことも。 実際わたしも春に咲く薄紫の花といえば 藤の花ばかり浮かんでしまい 桐の花を目にする機会もなかなかないまま 今年の春も過ぎてし

  • Yumegokoti‥夢心地。‥。

    誰もが 必ず 見つけれるわけではない 誰もが 必ず 出逢えるものでもない ともすれば 見つからないまま 出逢えないままかも しれない そのくらい尊く かけがえのないものに 出逢えたこと 見つけたこと それだけで 望みの半分叶ったような 夢心地‥。 るん詩の世界 #5 Yumegokoti‥夢心地 長いようで短い 人生の中‥ やりたいこと、好きなことを 見つけれたこと 叶えたいと思える 夢を持てたこと 心から大切だと 思える人に 出逢えたこ

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