この世に生まれ はらはらと 消えゆくのが定めなら 朽ちる間の一瞬を どうか貴方のその掌で その温かさで 溶かして欲しいと願うだけ 香りさえも残さずに 去りゆくのが定めなら どうか貴方の瞳の奥に その一瞬 映して欲しいと はらはらはらはら 舞い降りて 儚くはかなく 溶けてゆく‥ その一瞬を‥ 不香の花 #21るん詩の世界 不香の花…Hukyounohana 香りのない花「不香の花」 雪の異名 美しい日本語に触れると、詩情が動きだすのを感じます。
この世に生まれ はらはらと 消えゆくのが定めなら 朽ちる間の一瞬を どうか貴方のその掌で その温かさで 溶かして欲しいと願うだけ 香りさえも残さずに 去りゆくのが定めなら どうか貴方の瞳の奥に その一瞬 映して欲しいと はらはらはらはら 舞い降りて 儚くはかなく 溶けてゆく‥ その一瞬を‥ 不香の花 #21るん詩の世界 不香の花…Hukyounohana 香りのない花「不香の花」 雪の異名 美しい日本語に触れると、詩情が動きだすのを感じます。
きっと私はあの日を忘れないだろう。 好きが仕事になった日。 いつの頃からか、書くことが私の生活の一部になっていた。心の中を文字にすることで、どれだけ救われてきたのだろう。書くことは日常であり、私そのものであり、生きる意味であり術であった。 ふーっ。 ここまで書いて、パソコンを打つ指が止まる。 noteの更新を休んでいたこの数ヶ月を、どう伝えたらいいのか‥。 毎日毎日、仕事でパソコンに向かい文字を打っているのに、こうして「自分」と向き合うのは久しぶりだと思った。 同じ「書く」という作業なのに、仕事のそれと、こうして自分の心情を文字にすることは、どうやらまったく別の作
更新が止まっている間も、毎日たくさんの方々に訪問していただきありがとうございます。 最近の私は以前にも増して、多忙を極めていますが、それと同じくらい楽しく充実した日々を送っています。 そしてなにより『書くことが好き』『作ることが好き』だと実感する毎日です。今は心情を書く余裕がなくエッセイや詩も途中まで書いて止まったままのものがいくつか下書きに眠っています。 また気持ちが落ち着き、書ける日が来たら 更新しますね。 鳥取マガジンでの4/22から5/13までの記事をいくつかピックアップしました。 お時間ある時、見ていただけたらうれしいです。 四季折々の花が楽しめる『しまね花の郷
久しぶりにnoteを開いたせいでしょうか。 こうして真っ白なページに文字を置くことに なんだか少しだけドキドキしています。 本当ならば今日は「二十四節気では『穀雨』となり田畑を潤す雨が降り、青々とした眩しいほどの新緑がきらきらと‥」と書き進めているはずなのですが、前回の記事『清明』でもお話したように、季節を心の奥深くで感じる余裕もない私にはその先を書き進めることがどうやら難しいようで…。 最近の私は、鳥取マガジンのライターとして 取材に行き記事を書くことに加え、YouTubeのショート動画の制作もしています。 数年前に開設した『詩的な記憶』のYouTubeのホームでは、ポエトリ
4月5日から19日頃 立春、雨水、啓蟄、春分‥そして五番目に当たる節気『清明』となりました。清明とは、清らかな春先の頃を表す言葉『清浄明潔』を略した言葉です。 暦便覧によると 『万物発して清浄明潔なれば此芽はなんの草としれる也 春の空気が澄み、日の光が明るく照らしてくれるので花や草木など、あらゆるものがはっきり見える。芽吹いたばかりのこの草はなんという草なのかもよく分かる。 寒い寒い冬が終わり暖かな春の日。 見上げれば頭上に広がる空も 行き交う町並みも色を持ち、そこにあるのは優しい春色の時間。 それなのになぜでしょう。 長い冬を
おやすみと囁き合った その後に ポツンと落ちるの長い夜 朝が来ればきっと‥ 一晩中眠れず過ごした私の痛みを 貴方は自分の事のように 感じるのでしょう そして寄り添えず 向き合えなかったと 自分を責めてしまうのでしょう 波打つ心のざわめきも 細く揺れる琴線も もしも持っていなければ 手にしていなければ 降り続く夜半の悲しみに 想いを馳せることも なかったかもしれないのに 窓の向こう 滲んだ街の片隅で ほんの少しの囁きと 甘い吐息を期待して 儚く散ったその先に ポツンと響くの‥ 雨の音 #20『Solitude』 るん詩の世界
3月21日から4月4日頃 毎年3月20日か21日のいずれか春分の日とされており、『自然を称え生命を慈しむ日』とされています。 忙しい毎日の中に身を置き過ごしていると、どうしても本来の意味を忘れてしまいがちですが、祝日にはこのようにひとつひとつに意味があります。 今ここにある自然の恵みに感謝し、長く厳しい冬を乗りこえ、またこうして春を迎えることができた『春分』に喜びを感じ過ごしたいですね。 さて、日本では古くからお彼岸には、ぼたもちやおはぎをお供えしご先祖様への供養としてきました。 「ぼたもち」と「おはぎ」の違いにいくつかの説があるようですが、実
最近、Webライターの記録が滞っていました‥。 こんにちは。るんです。(๑´ლ`๑)♡ 記録の更新は滞っていましたが‥ 取材の方は順調に、快調に進んでいます。 基本的に取材先は自分で行きたい場所を決め マガジンに提案し、許可が下りればアポを取りいざLet's Go!という流れでやっているのですが‥ なんと最近は、依頼をいただきインタビューさせてもらうこともボチボチ‥とありまして。 この現実を本当に有難く幸せに思っています。 さてさて、少し前になりますが 新聞で「ポツンと一店舗」として紹介されていたのをきっかけに、どうしても行ってみたいと思っていた焼き菓子のお店『mac
玄関を出た瞬間の澄んだ空気を身に纒い 今日は右に行こうか それとも左に行こうか‥。数秒だけ迷う。 右に行けば海があり、左に行けば駅がある。 ふと見上げると 3月初旬のこの時期を縁取るような柔らかな水色の空が広がっていた。 時間にすればほんの一瞬だがその脳裏には、 待っているであろう見慣れた景色が交互に浮かぶ。 んー今日は右かな。 そう決めるが早いか歩き出す。 自分の直感をいつだって信じている。 なんとなく‥としか説明できないような 感覚の部分。 インスピレーションとはまた異なるその場所は情報が多ければ多いほど錯乱しがちだが 衝動的、感覚的なものから導かれるも
3月6日から20日頃 二十四節気の三番目。 寒さが緩み冬ごもりをしていた虫たちが土の中からひょっこり顔を出し動き始める頃となりました。 毎年のことながら桜の開花予報に心が弾み、コハクチョウの北帰行に嬉しさとさみしさが混ざり…。加えてしばらく暖かい日も続きそうだったりと‥。春の到来を感じずにはいられません。 約5日ごとに訪れる七十二候とは違い 二十四節気は約15日ごとに区分されているため、まだまだ先だからと余裕でいたのですが、あっという間に2週間が過ぎ… 大変大変と…今こうしてパソコンに向かい文字を打っています。 そうなると次はアルバムを
人の気持ちは 変わりゆくもの 同じで居たいのに いられなくて 巻き戻したいのに 戻せなくて 留まることなど できなくて‥ 自分でさえ そうなのに 自分でさえ 変わっていくのに‥ 取り戻したところで 偽りの‥ 手に入れたところで 空っぽの‥ 分かっているのに こんなにも‥ こんなにも‥ #19『We can't go back to the time』 るん詩の世界 We can't go back to the time… あの頃には戻れない 変わらないものなど 変わ
数年前から憧れていました。 『コワーキングオフィス』 私もいつか‥そんな場所でパソコンカタカタ打ちながら文章を書きたい!‥と。 図書館やカフェで記事を書くことはあるけれど、それとはまた違うあの場所に身を置きそしてその空気を味わってみたいの…と。 でも諦めていました。 都会じゃないし、山陰にそんなお洒落な場所があるかしらと。 それがね‥ あったんです!! ある日、探してみるとヒット。 わぁ!あるんだぁと食い入るように画面を眺めてはため息‥。 敷居が高く、当時の私には勇気も足らず。 いつか‥いつか‥そんな思いが広がっては消え‥ 広がっては消え‥。 その存在をいつどのように知
2月19日から3月5日頃 立春から数えて15日目頃。 二十四節気では雨水に入り、雪から雨へと変わり氷が解けて水になるという時期になります。 暦の上では春ですが、実際は『三寒四温』という言葉があるように暖かさと寒さを繰り返しながら、ゆっくりと春へと向かっていくのです。 『雨水』のこの時期、春一番が吹くことが多いといわれています。今年は2/10に九州南部・奄美大島で去年より36日早く観測されました。 そして、まさに今日(2/19)。九州北部や山口、四国などで二年ぶりに観測されたというニュースが届きましたね。 春一番とは北海道
ふと見上げた水色の空に 君なら何を描くだろう 僕ならきっと‥ 名も知らぬ美しき色を 絵筆に取り 明日への希望を託すだろう 冬の香り残るこの空に 小さな息吹を見つけたよ 君にも見せたくて 僕色のキャンバスに そっとキリトル春隣 届くといいな君の心に‥ 聴こえるといいな‥ 今はまだ‥ほらね‥ 微かな微かな春の音‥。 #18 春隣‥Harutonari るん詩の世界 好きです 美しい日本語。 『春隣』とは 冬も終わりに近づき 春の気配がどことなく漂う様子。 この言葉を目にすると あーもう春
わぁぁ‥。そのドアを開け入った瞬間 目の前に広がる店内の様子を見て 声になったのか、ならなかったのか‥。 それすら記憶にないほど緊張していました。 その日、私はライターとして初めての取材ということもあり 朝から落ち着かずそわそわドキドキ。 山陰のWebサイト『鳥取マガジン』で面談後、採用していただいたことで動き出した私のライター活動。 取材先や取材内容など自由度が高く、自分の色を消して文章を書くことが難しい私にとってそれはとてもありがたいお話でした。 地元を上機嫌に! 地元に誇りを! 地産地消。地域内再投資力!など 鳥取マガジンが掲げているキーワードが 私の書
暦の上で春が始まる日。 立春の訪れとなりました。 旧暦で立春は、1年のはじまりである新年と考えられており、2月3日の節分は季節を分ける大晦日にあたります。 鬼は外!と鬼を払い悪いものを捨て 正月の神様を迎え‥そして新しい年の福を願う。江戸時代にはそんな締めくくりの日と考えられていたようです。 二十四節気は、季節の変化を示す指標とされており、今回の立春から始まり、春分や秋分、夏至、冬至など‥15日ごとに区分されています。 さらにそれを5日ごとに細かく分けたものが 七十二候です。 『詩的な記憶』として昨年は七十二候に重きを置き、五日ごとに記事を更新してきましたが 20
どちらかといえば‥ インドア派で どちらかといえば‥ 人見知りで どちらかといえば‥ 飽きっぽくて‥ そう思っていた。 でも違うのかもしれない。 ふと、そんな事を思った。 お風呂の中で‥ 髪の毛を洗いながら‥ 違うのかもしれない!そう思ったのだ。 自分の中で線引きをする。 見えない枠を作る。見えない箱を作る。 私はこうだから‥ そんな思いは時に自分を守り 温かく厚い殻の中で、寒い場所から身を潜め 暖を取ることができた。 でも‥ そうじゃないのかもしれない。 今度は湯舟の中で もくもく湯気に包まれながら 頭の中で想いが文字に変わっていく。 浮か
『雞始乳‥にわとりはじめてとやにつく』 1月30日から2月4日頃 大寒の末候となり、七十二候の最後を締める『雞始乳』の頃となりました。 雞始乳の「とや」とは鳥小屋の意味で 「とやにつく」とは、鶏が卵を抱いて巣に籠ることを意味しています。 店頭で一年中手に入るため、卵の旬など気にしたこともなかったのですが 本来は、春から初夏にかけての時期にしか産まれない貴重なものだったようです。 一日の中で、夜が明け朝が来るのを知らせる ことから明告鶏とも言われる鶏は、一年の周期の中では、長い冬の終わりを教えてくれます。 鶏が卵を抱き巣に籠ることは、春の到来を 知らせる
『水沢腹堅』さわみずこおりつめる 1月25日から30日頃 大寒の次候となり、厳しい寒さで沢の水も凍る頃となりました。 氷柱や凍った川や池、沼などを目にすることも少ないですが 寒空の下、表面の水は凍ったり解けたりを繰り返し厚みを増していくのです。 一年の中で一番寒いこの時期に ちょうど冬型の気圧配置が高まり、近年では最も強いレベルと言われる寒波の影響で、私の住む山陰地方でも24日の午後から雪となりました。 午前中は光が差し、雪など本当に降るのかしらと思うような天候だったのですが やはり、予報通り10年前と同じように短時間で あっという間に辺りは真っ白に。
寒すぎて‥ 頭も凍結してしまいました。笑 『水沢腹堅』 今日発信予定だった七十二候。 解凍したら書きますね。_φ(・ω・๑ )カキカキ。笑 こちらの記事は 後程削除します。ご了承ください。 ♪るん‥。詩的な記憶‥ꕤ*.゚
久しぶりにnoteを開いたせいでしょうか。 こうして真っ白なページに文字を置くことに なんだか少しだけドキドキしています。 本当ならば今日は「二十四節気では『穀雨』となり田畑を潤す雨が降り、青々とした眩しいほどの新緑がきらきらと‥」と書き進めているはずなのですが、前回の記事『清明』でもお話したように、季節を心の奥深くで感じる余裕もない私にはその先を書き進めることがどうやら難しいようで…。 最近の私は、鳥取マガジンのライターとして 取材に行き記事を書くことに加え、YouTubeのショート動画の制作もしています。 数年前に開設した『詩的な記憶』のYouTubeのホームでは、ポエトリ
4月5日から19日頃 立春、雨水、啓蟄、春分‥そして五番目に当たる節気『清明』となりました。清明とは、清らかな春先の頃を表す言葉『清浄明潔』を略した言葉です。 暦便覧によると 『万物発して清浄明潔なれば此芽はなんの草としれる也 春の空気が澄み、日の光が明るく照らしてくれるので花や草木など、あらゆるものがはっきり見える。芽吹いたばかりのこの草はなんという草なのかもよく分かる。 寒い寒い冬が終わり暖かな春の日。 見上げれば頭上に広がる空も 行き交う町並みも色を持ち、そこにあるのは優しい春色の時間。 それなのになぜでしょう。 長い冬を
おやすみと囁き合った その後に ポツンと落ちるの長い夜 朝が来ればきっと‥ 一晩中眠れず過ごした私の痛みを 貴方は自分の事のように 感じるのでしょう そして寄り添えず 向き合えなかったと 自分を責めてしまうのでしょう 波打つ心のざわめきも 細く揺れる琴線も もしも持っていなければ 手にしていなければ 降り続く夜半の悲しみに 想いを馳せることも なかったかもしれないのに 窓の向こう 滲んだ街の片隅で ほんの少しの囁きと 甘い吐息を期待して 儚く散ったその先に ポツンと響くの‥ 雨の音 #20『Solitude』 るん詩の世界
3月21日から4月4日頃 毎年3月20日か21日のいずれか春分の日とされており、『自然を称え生命を慈しむ日』とされています。 忙しい毎日の中に身を置き過ごしていると、どうしても本来の意味を忘れてしまいがちですが、祝日にはこのようにひとつひとつに意味があります。 今ここにある自然の恵みに感謝し、長く厳しい冬を乗りこえ、またこうして春を迎えることができた『春分』に喜びを感じ過ごしたいですね。 さて、日本では古くからお彼岸には、ぼたもちやおはぎをお供えしご先祖様への供養としてきました。 「ぼたもち」と「おはぎ」の違いにいくつかの説があるようですが、実
最近、Webライターの記録が滞っていました‥。 こんにちは。るんです。(๑´ლ`๑)♡ 記録の更新は滞っていましたが‥ 取材の方は順調に、快調に進んでいます。 基本的に取材先は自分で行きたい場所を決め マガジンに提案し、許可が下りればアポを取りいざLet's Go!という流れでやっているのですが‥ なんと最近は、依頼をいただきインタビューさせてもらうこともボチボチ‥とありまして。 この現実を本当に有難く幸せに思っています。 さてさて、少し前になりますが 新聞で「ポツンと一店舗」として紹介されていたのをきっかけに、どうしても行ってみたいと思っていた焼き菓子のお店『mac
玄関を出た瞬間の澄んだ空気を身に纒い 今日は右に行こうか それとも左に行こうか‥。数秒だけ迷う。 右に行けば海があり、左に行けば駅がある。 ふと見上げると 3月初旬のこの時期を縁取るような柔らかな水色の空が広がっていた。 時間にすればほんの一瞬だがその脳裏には、 待っているであろう見慣れた景色が交互に浮かぶ。 んー今日は右かな。 そう決めるが早いか歩き出す。 自分の直感をいつだって信じている。 なんとなく‥としか説明できないような 感覚の部分。 インスピレーションとはまた異なるその場所は情報が多ければ多いほど錯乱しがちだが 衝動的、感覚的なものから導かれるも
3月6日から20日頃 二十四節気の三番目。 寒さが緩み冬ごもりをしていた虫たちが土の中からひょっこり顔を出し動き始める頃となりました。 毎年のことながら桜の開花予報に心が弾み、コハクチョウの北帰行に嬉しさとさみしさが混ざり…。加えてしばらく暖かい日も続きそうだったりと‥。春の到来を感じずにはいられません。 約5日ごとに訪れる七十二候とは違い 二十四節気は約15日ごとに区分されているため、まだまだ先だからと余裕でいたのですが、あっという間に2週間が過ぎ… 大変大変と…今こうしてパソコンに向かい文字を打っています。 そうなると次はアルバムを
人の気持ちは 変わりゆくもの 同じで居たいのに いられなくて 巻き戻したいのに 戻せなくて 留まることなど できなくて‥ 自分でさえ そうなのに 自分でさえ 変わっていくのに‥ 取り戻したところで 偽りの‥ 手に入れたところで 空っぽの‥ 分かっているのに こんなにも‥ こんなにも‥ #19『We can't go back to the time』 るん詩の世界 We can't go back to the time… あの頃には戻れない 変わらないものなど 変わ
数年前から憧れていました。 『コワーキングオフィス』 私もいつか‥そんな場所でパソコンカタカタ打ちながら文章を書きたい!‥と。 図書館やカフェで記事を書くことはあるけれど、それとはまた違うあの場所に身を置きそしてその空気を味わってみたいの…と。 でも諦めていました。 都会じゃないし、山陰にそんなお洒落な場所があるかしらと。 それがね‥ あったんです!! ある日、探してみるとヒット。 わぁ!あるんだぁと食い入るように画面を眺めてはため息‥。 敷居が高く、当時の私には勇気も足らず。 いつか‥いつか‥そんな思いが広がっては消え‥ 広がっては消え‥。 その存在をいつどのように知
2月19日から3月5日頃 立春から数えて15日目頃。 二十四節気では雨水に入り、雪から雨へと変わり氷が解けて水になるという時期になります。 暦の上では春ですが、実際は『三寒四温』という言葉があるように暖かさと寒さを繰り返しながら、ゆっくりと春へと向かっていくのです。 『雨水』のこの時期、春一番が吹くことが多いといわれています。今年は2/10に九州南部・奄美大島で去年より36日早く観測されました。 そして、まさに今日(2/19)。九州北部や山口、四国などで二年ぶりに観測されたというニュースが届きましたね。 春一番とは北海道
ふと見上げた水色の空に 君なら何を描くだろう 僕ならきっと‥ 名も知らぬ美しき色を 絵筆に取り 明日への希望を託すだろう 冬の香り残るこの空に 小さな息吹を見つけたよ 君にも見せたくて 僕色のキャンバスに そっとキリトル春隣 届くといいな君の心に‥ 聴こえるといいな‥ 今はまだ‥ほらね‥ 微かな微かな春の音‥。 #18 春隣‥Harutonari るん詩の世界 好きです 美しい日本語。 『春隣』とは 冬も終わりに近づき 春の気配がどことなく漂う様子。 この言葉を目にすると あーもう春
わぁぁ‥。そのドアを開け入った瞬間 目の前に広がる店内の様子を見て 声になったのか、ならなかったのか‥。 それすら記憶にないほど緊張していました。 その日、私はライターとして初めての取材ということもあり 朝から落ち着かずそわそわドキドキ。 山陰のWebサイト『鳥取マガジン』で面談後、採用していただいたことで動き出した私のライター活動。 取材先や取材内容など自由度が高く、自分の色を消して文章を書くことが難しい私にとってそれはとてもありがたいお話でした。 地元を上機嫌に! 地元に誇りを! 地産地消。地域内再投資力!など 鳥取マガジンが掲げているキーワードが 私の書
暦の上で春が始まる日。 立春の訪れとなりました。 旧暦で立春は、1年のはじまりである新年と考えられており、2月3日の節分は季節を分ける大晦日にあたります。 鬼は外!と鬼を払い悪いものを捨て 正月の神様を迎え‥そして新しい年の福を願う。江戸時代にはそんな締めくくりの日と考えられていたようです。 二十四節気は、季節の変化を示す指標とされており、今回の立春から始まり、春分や秋分、夏至、冬至など‥15日ごとに区分されています。 さらにそれを5日ごとに細かく分けたものが 七十二候です。 『詩的な記憶』として昨年は七十二候に重きを置き、五日ごとに記事を更新してきましたが 20
どちらかといえば‥ インドア派で どちらかといえば‥ 人見知りで どちらかといえば‥ 飽きっぽくて‥ そう思っていた。 でも違うのかもしれない。 ふと、そんな事を思った。 お風呂の中で‥ 髪の毛を洗いながら‥ 違うのかもしれない!そう思ったのだ。 自分の中で線引きをする。 見えない枠を作る。見えない箱を作る。 私はこうだから‥ そんな思いは時に自分を守り 温かく厚い殻の中で、寒い場所から身を潜め 暖を取ることができた。 でも‥ そうじゃないのかもしれない。 今度は湯舟の中で もくもく湯気に包まれながら 頭の中で想いが文字に変わっていく。 浮か
『雞始乳‥にわとりはじめてとやにつく』 1月30日から2月4日頃 大寒の末候となり、七十二候の最後を締める『雞始乳』の頃となりました。 雞始乳の「とや」とは鳥小屋の意味で 「とやにつく」とは、鶏が卵を抱いて巣に籠ることを意味しています。 店頭で一年中手に入るため、卵の旬など気にしたこともなかったのですが 本来は、春から初夏にかけての時期にしか産まれない貴重なものだったようです。 一日の中で、夜が明け朝が来るのを知らせる ことから明告鶏とも言われる鶏は、一年の周期の中では、長い冬の終わりを教えてくれます。 鶏が卵を抱き巣に籠ることは、春の到来を 知らせる
『水沢腹堅』さわみずこおりつめる 1月25日から30日頃 大寒の次候となり、厳しい寒さで沢の水も凍る頃となりました。 氷柱や凍った川や池、沼などを目にすることも少ないですが 寒空の下、表面の水は凍ったり解けたりを繰り返し厚みを増していくのです。 一年の中で一番寒いこの時期に ちょうど冬型の気圧配置が高まり、近年では最も強いレベルと言われる寒波の影響で、私の住む山陰地方でも24日の午後から雪となりました。 午前中は光が差し、雪など本当に降るのかしらと思うような天候だったのですが やはり、予報通り10年前と同じように短時間で あっという間に辺りは真っ白に。
寒すぎて‥ 頭も凍結してしまいました。笑 『水沢腹堅』 今日発信予定だった七十二候。 解凍したら書きますね。_φ(・ω・๑ )カキカキ。笑 こちらの記事は 後程削除します。ご了承ください。 ♪るん‥。詩的な記憶‥ꕤ*.゚
ふぁぁ。ぐっすり寝たぁ‥。 満ち足りた気持ちで目を覚まし、手探りで枕元のスマホに手を伸ばす。 え!?まだ0時過ぎ?? 一種の驚きと同時にやってきたのは 今日何曜日だっけ?? 時間にすれば数秒の軽い記憶喪失。笑 昨晩は睡魔君のあまりの強引さに勝てず 22時前には、お布団にこっぽり入り おやすみなさい‥。ムニャムニャムニャ‥だったのだが きっと短い間に深く深く眠れたのでしょう。 時間を確認するその瞬間まで、朝の五時くらいかなぁ‥なんて思っていたのですから。 熟熟睡(じゅくじゅくすい)だったのでしょう。 ↑こんな言葉は多分ありません。笑 遡ること数時間前‥。 やりたいこと
『款冬華‥ふきのはなさく』1月20から24日頃 二十四節気では大寒となり、一年の中で一番寒さが厳しい時期となりました。 大寒の前の小寒から大寒の間の1月5日~19日頃を寒の内(かんのうち)と呼びます。 小寒に入ることを寒の入り(かんのいり) 大寒が終わることを寒の明け(かんのあけ)といい寒が明ければ立春ですね。 大寒の頃に小寒より暖かい日があることを 『小寒の氷、大寒に解く』というように 物事が必ずしも順序通りにいくわけではなく‥。 そして思い通りにならないこともある。 むしろ、思い通りにならないことの方が多いのかもしれません。 でもそれでこそ生きて
『雉始雊‥きじはじめてなく』 1月15日から20日頃 日本の国鳥であるキジがケーンケーンと 求愛を込め鳴く頃となりました。 キジは昭和22(1947)年に日本鳥学会により国鳥に指定されました。 国鳥として選ばれた理由には 母性愛が強いこと、そして勇気ある鳥であることなどが挙げられています。 焼け野の雉夜の鶴 野原を焼かれた雉は、残してきたヒナを思い 危険を顧みることなく、懸命に巣に戻ろうとするほど母性が強く 鶴は、霜の降りる寒い夜でもヒナを自分の羽で優しく包み暖めてあげるほど子を思う気持ちが強いたとえ。 雉のメスとオスでは見た目がまっ