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  • 俳句十二詠

    お久しぶりです。趣向を変えて俳句を詠んでみました。 旧仮名字出ぬATOK雨水かな 死はリアル動悸だけして蜆喰ふ 死の先は何もないよと蛙鳴き 哀しみは切つて捨てよと二月尽 リヒテルの春の響きよかなしけれ 雪解よ目眩は止めてブログ書く 雪解の道の泥濘人生か 月凍る雨水は名のみの田舎町 復活祭道は泥濘花咲かず 猫の子はおつかなびつくり俳句詠む 猫の恋強きに靡き儚きや 春の宵詩が書けなくて薬呑む

  • 詩 豊穣の方に舵を切る

    豊穣の方に舵を切る 花は咲き始めた 鳥は歌い 川は水嵩を増した 木々の緑は鮮やかに 豊穣の方に舵を切る 雪は溶け 氷は太陽に破れて 熊たちは踊り始める 鹿は谷を駆け 燕たちが飛んで来た 豊穣の方に舵を切る 灰色の日常は終わった 固まった筋肉はほどけ出し 脳は小さな拘りから解放される 太陽の暖かさがやって来る 太陽が上って来る 豊穣の方に舵を切る 雪野原は一瞬にして 豊穣の大地へ変わった 麦は実りを迎え 歓喜の酒は心地良く酔わせ 大空の宴会はたけなわ 豊穣の方に舵を切る 人間の支配は終わった 太陽の王国がやって来る 冷たい論理の支配は終わった 太陽の王国がやって来る 花々たちが 太陽の王国を連れ…

  • 詩 祈りが弾けて

    あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。 祈りが弾けて 詩が生まれる 私の血肉には 二つの血が流れている 神から出たものと 悪魔から出たものだ 詩はどちらかといえば 悪魔から出たものだと思う 嘆き、つぶやき、ルサンチマン、異常な興奮 それらのものを切り分けて 神の詩を書こうとしていた だけど、悪魔の血は ネガティブなものに執着するように命じる 私は今は、悪魔の詩を書こうと思う お尻の穴がむずむずするような 悪徳を書こうと思う 全身タイツを履いた女が迫ってくる 彼女は下着を付けていない 俺のペニスはむずむずして お尻の穴が湿ってゆくのを感じる 俺は女を触りたいと思った 胸や股…

  • 詩 「神は生きている」と

    「神は生きている」と Facebookに投稿したら、原理主義者と言われた 別に思想や主義主張の話をしたのではなくて 信仰の話をしただけなのに 思想と信仰に乖離があるとまずいけど 思想を造るほどアタマは良く無いし 信仰を体系的に学んだ訳でも無い しかし、僕は感じる 僕の過去の生活への黙想が 神を求めて生きて死んだ人々の記憶が 僕を祈りへと導く 津波にさらわれた人々の幻が 戦争で亡くなった人々の言葉が 僕を聖書へ向かわせる 宗教は力の無い人々の武器だ 力のある者は嘲笑うけど 神を超える人間が居るのだろうか? (人間が何も無いところからいのちを造れば神を超えるけど) 宇宙の始まりを観ていた者は居るの…

  • 詩 満月だから

    満月だから あの言葉、その言葉 出そうとしている 満月だから 悪魔もまた 詩を書かそうとしている あの言葉、その言葉を使って 人を蔑む、刺激いっぱいの 詩を書かそうとしている 満月がなんだ!太陽がなんだ! 上には神が居てくださる 天使の言葉を伝えよ 善の言葉を伝えよ でもね、満月だから 太陽が短いから 僕は、差別用語を使って 詩を書こうとしていた

  • 詩 頭の痛みは

    頭の痛みは 見えないものの声 わたしは沈む 無意識の海に 言葉は潜水具 声を聞く唯一のアンテナ 深海魚は歌う 海百合が祈る わたしの息は苦しくなる 闇が海水にまとわり付く その時わたしは見つけた 海底の砂地から出てくる光の声を わたしはノートを取り出し 声を書き取る 声は豊穣で 頭の痛みが気持ち良くなってゆく しかし言葉のアンテナは砂で錆び付き 声は充分書き取れなくなってしまった そして息が続かなくなった わたしは自分の未熟さを悔い ゆっくりと意識の浜に上がってゆく 海から上がり 陸の息を吸った そして長い疲れの時が来て モーツァルトの交響曲を聴きながら わたしは眠った

  • 詩 堪らないサブスクリプション

    堪らないサブスクリプション 僕が眠っていても目覚めていても、お金が掛かるサブスクリプション 僕をどこへ連れて行こうとしているのか? 経済への執着 目に見えないが股間が感じる 薄っぺらい栄光への執着 サブスクリプションよ 僕の治療料を奪わないでおくれ 音楽やおしゃべりや勝負事への好奇心で 僕を奪わないでおくれ 6インチの世界の窓口は 開いても閉じても構わない 楽しい楽しい時代のノイズは 聞いても聞かなくてもどうでもいい インプットしたものをアウトプット出来ない 糞詰まりのようだ 高潔なもの、低俗なもの 太ったもの、痩せたものが 僕の小さいおうちの上空を 凄まじい轟音を出しながら、飛び交っている …

  • 詩 詩の才能はないのだけれども

    詩の才能はないのだけれども これだけは詩に書きたい 上を見ると憧れしかないし 先を見ると不安しかない だけれども、だからこそ 今を生きるんだ 今、何をするか考えろ 今日、汗をかけ 恥ずかしいし君は聞きたくないだろうけど 明日ではなくて、今日頑張れ 努力は叶わないだろう 世の中は「運」で出来ている だけど、自分らしく 今日、今、頑張ろう 自分だけの花は咲かないかも知れない 途中で根が腐るか葉が枯れるかも知れない だけど、今何をするか考えろ 今、汗をかけ 僕も毎日聖書を読んで お祈りして、詩を書いて、漢字の書き取りをして、体操して、茶碗洗いをしたい 上を見るとキリがないし 考えるだけで疲れてしまう…

  • 詩 会いたかったかもしれない

    会いたかったかもしれない あなたは狭いドアを無理やりこじ開けて お金と引き換えに、笑顔と愛をくれる あなたの姿は眩しくて 眼を閉じたら、あなたはそれでいいと言った あなたの声を聴き、私は笑った あなたの声は、聴き飽きることが無かった でもあなたは、眼を開けたらもっといいことがあると言って 私を秘密の部屋に連れていった そこであなたは着飾った裸体を見せた あなたは触るな、と言った 私は半分触りたくて、半分触りたくなかった 服を着た裸体を見せたあなたは お金をちょうだい、と言って 私の乏しい財布から、少しのお金をむしり取る あなたは写真を売った あなたは日記を売った あなたはおしゃべりを売った 私…

  • 詩 どんどん新しくなる

    どんどん新しくなる 新陳代謝を繰り返して どんどんどんどん新しくなる フクヤママサハルが言っていた 特急のように景色を流して どんどんどんどんどんどんどんどん新しくなる 奇数は嫌いだ 設定温度を22度にしよう どんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどん新しくなる うどんは血となり肉となり、義の実を結ぶ フクヤママサハルが言っていない どんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどん新しくなる 新陳代謝が進んでゆく 今日の骨は明日壊れる 明日の牛乳は今日の希望になる どんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどんどん新しくなる 奇数は嫌いだ 素数はもっと嫌いだ…

  • 詩 時代遅れ

    時代遅れ インターネットの世の中で キリスト教を信仰するのは 時代遅れなのだろうか? 自然科学で何でも説明出来て 地球や生命までも自分の都合の良いように変える事の出来る時代に 哲学書を読むのは 時代遅れなのだろうか? 資本主義が世界を覆い 自分の思うままに働けば幸せと富を得られる国で 社会主義を夢見る事は 時代遅れなのだろうか? 革命は天皇から来て 神道が環境に負荷を掛けない美しい宗教で それに従わない者は国から二等市民扱いを受ける社会で 腐った近代を生み出したプロテスタント教に命懸けなのは 時代遅れなのだろうか? 東京やニューヨークやサンノゼに居れば世間の勝ち組になって アフリカやアジアやヨ…

  • 詩 死は生を炙り出す

    死は生を炙り出す 生は死を飛び越える 生は死を理解しない 禿鷹の嫌みをイメージする 死臭は詩を奪い 埋葬は祈りを思い起こす 死骸には魂が無く 祈りは空中を舞い遊ぶ 線香の匂いを嗅げ やがて君も死ぬのだから 僧侶の読経を聞け 死はこのように消費される 絶命の時の意識の終わりを思え 恐ろしい暗黒に沈みゆく意識を思え だから、生を疎かにしてはいけない 死は完成ではなく破壊なのだから 生は作り上げろ それを子供に受け渡せ 死の来る前に生を完成させろ 喜び祝い、安息を得よ 生は作り上げろ その果実を子供が味わう 死の来る前に生を完成させろ 生きている様に死んでいるより 死に向かって生を燃焼させろ!

  • 詩 ネットの記事の見出しに

    ネットの記事の見出しに コンプラがなんとか、と書いてあった コンテナとかテンプラとか面白くなって 見えないものなんかどうでもよくなってしまった コンプラが何か、とは知らないし、調べるつもりもないけれど 見えないものははそんな味気ない言葉に埋もれてしまう 宝くじが当たればあの本が買えるとか 来年の日ハムはどうなるとか 動画の会費が高くてアメフトが見れないとか 見えないものはそんなガラクタに囲まれている 波が来て、潮が引く 太陽が上って、月が沈む そんな「日常」の裂け目から 見えないものは沁みだして、わたしは高く、もしくは低いところへ連れていってくれる ところが、お金の絡む何やかやとか 地位とか欲…

  • 詩 消える

    久しぶりの更新です。 久しぶりに詩を書きました。 消える 魂と言葉が消える 透明なガラスと光の渦巻き ブーンとした音が聞こえる すると、心が消える 偽物のリアリティ 形の無い衝撃が、心を消してゆく 「魂はそもそも見えるの?言葉はどこから生まれてくるの?」 爆風が、心と魂と言葉を消してゆく そこにあったものが 一瞬見えて 消えてゆく 「カネと暴力の前には、魂なんて無駄だ!」 そうだと思う 魂だと思うものは、カネで買えて 言葉と思うものは、暴力で消える しかし、錯覚を取り除いて、頭脳を精製した魂と言葉は 不滅だ! 言葉の膜を研げ 魂を蒸留せよ 上に下に、右に左に 想像力を駆け上らせよ 約束の地は近…

  • 詩 自由、ゲットー

    自由、ゲットー 人々は偽物の神様のゲットーに居る 偽物の神様は目も見えないし耳も聞こえない 死んでいる人々の神様なのだ 偽物の神様を拝んで とても丁寧な儀式をして、拝んでいる 偽物の神様のお恵みで 人々は美味しいお酒を呑む お酒は人々に全能感を感じさせて 殻の中で自由になる 「神様なんか居ないんだ」 そんな事言う子は、はぐれもの ゲットーの中のゲットーに入れられて 美味しいお酒は呑む事が出来ない 「人とは違うから」「制服を着ていないから」 ゲットーの中のゲットーには変わり者が入る 殻の中の人々は彼らを蔑む 自分は彼らよりずっと増しだと思う 彼らは目も見えないし、耳も聞こえない 死んでいる人々の…

  • 詩 いつになったら

    いつになったら眼が覚めるのだろう 夢から夢へ、転がってゆく 不安定な気持ちは何だろう 自分の実力を大きく越える欲望 それに自我が巻き付くいやらしさ 僕は性器のように、いやらしくなった 欲望は開発されて 夢から夢へ、性器の赴くままに 快楽を貪って、墓に埋められる 「こんな事ではいけない」うつつに戻って天使が囁く でも天使さん、現実はものすごく残酷で みんな実力以上のものを求めて、悲しんでいるのですよ。 あなたのボスのように、「神の国」はなかなか来ないのですよ。 神さまはなぜ、人々の苦しみ悲しみを放って置かれるのでしょうか? そう祈って、また夢へ帰る 夢は巨大で醜くて でも湿地のように暖かくて 快…

  • 詩 儲けたいなら

    儲けたいなら、喋らないこと 詩なんか書かないこと 遠くのものを信じて もっと遠くのものを信じないこと儲けたいなら、アタマを空っぽにすること 高潔な精神を捨てること 子供っぽくて値段だけが高いガジェットを身に付けること 絵画や詩集を買わないこと儲けたいなら、不満をいつも持つこと こころの平安を求めないこと 肉と酒と女だけを求めること 虚しさなんか感じないこと儲けたいなら、唯物論者になること 内面の自由の声を聞いても 貧しい食卓に安らぎを感じても 良心に動悸がしても 唯物論者でいること

  • 詩 もしも奇蹟が起こるならば

    もしも奇蹟が起こるならば 全ての「イズム」を壊して欲しい 資本主義、社会主義、権威主義、民主主義 そんなの粉々に壊れてしまえ 僕は真実を知りたい、愛したい 全ての「イズム」が邪魔なんだ 「イズム」は人間を「発達」させた でも見てごらん、人間は自分の都合のいいように 自然を造り変えて、その結果 真実から遠く離れて行った 季節を壊せ、季節を取り戻せ 冬は寒くて夏暑い そんな季節を取り戻せ 人間の作為なんかもう嫌だ 水は流れるままで、風は吹くままで 下手な加工なんかするな! もう世界は汚れてしまった 化学物質が嘘の真実を造り出して 結局人間と自然を殺している 太陽の法則が知りたい、地球の命を感じたい…

  • 詩 登る

    登る ヤコブの階段を登って 世界を所有したいと思う 幾つもの未来の幸運と財産と 現在の痛みと反逆を抱えて 世界を造りたいと思う 観念の王国を建国し 恵みの共和国を宣言したい 登る 電気の力を使って 音楽の力を借りて 世界を造ろうと思う 鉄道はヤコブの階段を登って 隣りの惑星へと走る 空間は冷え込み 僕の手は凍えてしまう 登る 天の意志に従って ある時は天の意志に逆らって 王国を造ろうと思う 僕はあまりにも貧しくて 天の意志は貧しさを意向して 反逆の王国を造ろう おもちゃで王国を埋め尽くして 偽りの海を造ろう 登る 神よ あなたは完全な服従と 下へ向かう貧しさと 光を観るための暗闇を求められます…

  • 世界哲学史

    今週のお題「買ってよかった2021」どーも、スズキヤスフミです。何で年末年始は寒いんでしょうね。お正月はめでたいけど嫌になっちゃいます。さて「今週のお題」、買ってよかった物ですか… 今年は酒と本しか買ってないような気がします。(あとサブスク)晩酌しないタイプなのでお酒は少し高い物をちびりちびり。本も厚い物をちびりちびり。呑んだり読んだりした一年でした。ここ2、3年自分の境遇に変化がない状態なので、来年はもっと高いところへ登ってみたいと思いますが、世間がぐしゃぐしゃした状況では、それが出来ないか、もっと低いところに落ちてゆくのかも知れません。来年52になるので、ここで大きな花火を打ち上げたいな、…

  • 詩 詩を書こうと思った

    詩を書こうと思った 祈った インスピレーションを貰おうと思って 万年床の隣りの「現代詩手帖」をパラパラ読んだ クリスマスパーティーの明けた二日酔いのアタマでは 理解出来なかった 字が並んでいるだけで ノリが感じられなかった 詩を読むときの「うた」が見えない詩ばかりで 現代詩とはそういうものらしい 詩を書こうと思った 底冷えの万年床に寝転んで ぼんやりしたアタマで スマホのドキュメントアプリに向かって 普段使わないATOKを使って 日本人が作ったアプリだし 日本語の詩を書くときにはふさわしいし 文字入力が普段とは違うのが「祝祭性」があっていいし 詩を書こうと思った バックグラウンド再生でradi…

  • 詩 幾千万の言葉の中で

    幾千万の言葉の中で 幾千億の孤独を感じる 幾千兆の音楽の中で 幾千京の孤独を感じる 大きな時間、小さな時間 僕は子供だった 小さな世界、大きな世界 僕は未熟だった まるで成熟していないのに熟成された ブドウ酒のように 僕は世界に放り出されてしまった 家に帰ろうとしたら 家の大黒柱は腐っていた テレビのように 時間は巻き戻すことは出来ないし ギャンブルで負けた男のように 世界を掴むことは出来ない 僕は子供のまま 冷たい水の中を泳いで行かなけばならない 羊水のぬるま湯はどこかに行ってしまった 僕は未熟なままなのに 僕は帰るべき家を失い 拠って立つ地面から浮いてしまった 羽根のないまま 吹雪の空を飛…

  • 詩 何だか壊れてしまった

    何だか壊れてしまった バカになってしまった Bluetoothが途切れる 言葉が出てこない 最初から壊れていたかもしれない バカになってそんな事も判らなくなってしまった 話が通じない コミュニケーションがとれない 孤独だ みんなには解らない とても高いところか とても低いところに行ってしまったようだ 詩が理解出来ない 小説を読む気もない 文学を丸ごと味わいたいだけなのに 音楽を丸ごと味わいたいだけなのに 美術を丸ごと味わいたいだけなのに 哲学を丸ごと味わいたいだけなのに 何だか壊れてしまった バカは死ぬまで治らない

  • 詩 いのち、と書いてみる

    いのち、と書いてみる なんて軽いことばだろう 政治家や宗教家も、同じことばを吐き出す 見えないものを、なぜ見えるように言ったのか! 彼らは見えないものを見えると 嘘を付くだけだろう ことばは軽く回転して 彼らの概念を強める しかし、ことばは概念を遥かに超え アカデミズムにまみれた詩人のペンを超えて 大地や星々を覆う まるで雪みたい 僕は雪になってしまった 寒い空気の中に立っている一本の木になってしまった ことばは僕を取り囲み 雪になって僕を凍らせる 太陽よ光よ あなたのことばはどこにあるのか? 雪ではない光のことばは 所詮見えなくて理解出来ない いのち、のことばなのだろう政治家や宗教家のように…

  • キムチは旨し

    今週のお題「赤いもの」韓国料理旨いな…どーもどーも、スズキヤスフミです。 今週のお題、「赤いもの」ですね。北海道で赤いものと言えば余市や七飯のリンゴ、紅鮭、そしてコンサドーレ札幌にBIG BOSS新庄氏の記者会見の服(笑)とまぁいろいろありますが、個人的にハマッているのが「キムチ」!特に楽天市場で買うちょっと高いキムチ系のお取り寄せにハマッています。大好きです。関西の在日コリアンの会社が作っているキムチ、スーパーで買うそれとは全然違います。少し高いし送料も係るけど、一度食べるともう普通のキムチには戻れません。まとまったお金が入った時は必ず買いますね。あとチゲ鍋も本格的で、何よりチゲ味噌がコクと…

  • 詩 自動車に魂を奪われるな

    自動車に魂を奪われるな 母の頭を抑え付けろ 移動の自由を制限しろ そんなものもともとなかったのだから 鉄道に乗れ、バスに乗れ 廃棄ガスを撒き散らすものを潰してしまえ 自動車に支えられている民主主義は嘘っぱち 鉄道の社会主義の方が地球に優しい 母の買った自動車雑誌に騙されるな 資本主義を暴走させたいだけだコンピュータに魂を奪われるな 若者の頭を抑え付けろ インターネットを免許制にしろ 表現の自由なんかもともとなかったのだから 紙に書け、紙を買え 電気食らいを壊してしまえ コンピュータに支えられた資本主義なんか嘘っぱち 紙の封建主義の方が地球に優しい ブログに騙されるな 若者の屁理屈を暴走させたい…

  • 詩 子どもや動物が可愛いのは

    子どもや動物が可愛いのは いのちしか持っていないからだ桜の花や楓の紅葉が美しいのは いのちを燃やし尽くしたからだ酒やラム肉が美味しいのは いのちを食べているからだ僕や君が苦しんでいるのは いのちが見えないからだ

  • 詩 青白い炎の中で

    青白い炎の中で 俺はいのちの熱を見た いのちは空気を炎に燃やして 見たことのない熱を出す 俺は熱を感じた、いや感じていない 触覚が麻痺して、感じていないだけだ 熱は眼に見えない、聞くことも出来ない 触覚の麻痺は致命傷になる 麻痺した脳は いのちを値踏みしようとして 脳は熱を光に変えようとして 失敗した いのちは動く いのちは走る いのちは飛ぶ いのちは潜る いのちは暖かい いのちは輝く いつかいのちの熱を感じる 真人間になろう

  • 好きなお酒ベスト10!

    はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」 どーもこんにちはこんばんはおはようございます。お酒が入ると眠られなくなるスズキヤスフミです。今日も酔っ払って眠られませんね。ラジオ深夜便聴きながら書いています。 さて、はてなブログの賞品目当てでブログのお題に乗っかって10の何かを書こうとしていますが、「10年で変わったこと、変わらなかったこと」なんてそんな深刻なこと書きたくないし、思い出したくないですね。個人的に2回も入院したし。日本の国としても辛い時代ですしね。(と、こうして考えるとこの10年間について振り替えるのも良いかな、って思います。シラフの時に取って置きましょう) やっぱ酔っている時…

  • 詩 鴉

    鴉 函館山に鴉が鳴く ゴミを食べて鳴く 山雀を捕まえて鳴く 雲丹の殻を地面に落として鳴く 鴉 宇賀浦海岸に鴉が鳴く 夏でも鳴くし 冬でも鳴く 鳴き声が寂しいのは 死体を想像させるから

  • 詩 寝台列車が行く

    寝台列車が行く 破綻しそうで破綻しない詩人を乗せて 大儲けし損ねた株式相場師を乗せて 破門された神父と坊さんを乗せて 賄賂を貰った議員を乗せて 寝台列車が行く 寝台列車は砂漠を抜けて 銀色の大地へ辿り着く ジャングルからジャングルへ 北の乾いた都へ辿り着く 寝台列車が行く 食堂車でラーメンとステーキを食べる 本醸造の酒を呑む サロンカーで聖書を読み 展望車でミニスカートを見る 寝台列車が行く 銀色の大地は幻想を見る 星々と雪の区別は付かない 白熊と羆は踊り 赤狐と銀狐は恋をする 寝台列車が行く ジャングルに雨が降る 猿達は騒ぐ 虫達が鳴き 食虫植物の仕掛けに落ちる 寝台列車が行く 南の湿った都…

  • 詩 BuzzBeatで行こう

    BuzzBeatで行こう BuzzBeatって、何? アタマおかしくなりそうだから 踊ってしまおう BuzzBeatって何? それは脳内物質の発火点 思わず踊りたくなるBeatなのさ 痙攣気味に踊っているアイツを見たかい? ああでなければいけない BuzzBeatで行こう 僕と一緒に電気を浴びよう 追っ手が追い付かないうちに踊ってしまおう 踊りを踊れば不安も思い煩いも吹き飛ぶ そうでなければいけない さぁ踊ろう 電気を浴びて BuzzBeatって何? 踊りたくなるのは何故? 電気を浴びたら死んじゃうんじゃないかい? そんな考え、しなくていいよ さぁ踊りを踊って シャワーを浴びて眠ってしまおう …

  • 詩 おとうさま

    おとうさま てんのおとうさま なぜこんなにがまんしなきゃならないのですか? あなたのこどもがぱんをもらいたいのに なぜあなたはこころをあげたがるのですか? こころだけではうえてしんでしまいます たしかによのなかあれをかえこれをかえってうるさいです ぼくもそんなよのなかはんたいです でもなんでうちだけぱんがないのですか? ぱんよりこころのほうがだいじなんですか? てんのおとうさま ぼくをひくいところにつれていかないでください あなたのかんがえでもつれていかないでください! ぼくはいえにいて ただぱんをたべたいだけなのです! どこにつれていくのですか?てんのおとうさま あなたのやくそくどおりにぼく…

  • 詩 秋の風が

    秋の風が ガラス戸を叩いている 弱くなった日の光が 一つの時代の終わりを告げる 夏は偉大だった、と祈った詩人の敬虔さを忘れる事は出来ない 風は意識して冷たい 失語症の私はワインを呑んで 拙い詩でも書こうか 風の質料を知っているか? 光の形相を知っているか? ガラス戸を叩く力を知っているか? 敬虔さだけが鍵となる (時には詩や思索を放棄する事も必要だ!) 眼に見えないものを見るのは難しい、と歌った詩人の傲慢さを忘れる事は出来ない 光は意識して導く 精神の病んだ私は 拙い詩でも書こうか おぉ神よ 風のなんと云う力よ! この力が太陽の熱から作り上げているとは! おぉ神よ 眺める事しか出来ない私を赦し…

  • 詩 意識は風

    意識は風 「風は想いのままに吹く」 風は北から南から 髪を揺らしながら 木々を倒しながら どこから来てどこに行くのだろうか 風は建物を壊し 風車は電力を造り出す どこから来てどこに行くのだろうか 風は光を遮り 光は風を産む どこから来てどこに行くのだろうか 風は意識 意識はどこから来てどこに行くのだろうか 意識は肉体を走らせ 意識は脳に思考を命じる どこから来てどこに行くのだろうか 意識は光を反射させ 光は意識を照らす どこから来てどこに行くのだろうか 意識は風と交差して 「祈り」を作り出す

  • 人生はサボると見つけたり

    今週のお題「サボる」どもども、スズキヤスフミです。 8月はクソみたいに暑くて、コロナでどこにも行けないな嫌だな暑いな、と思ったらお盆時期に急に涼しくなって、北海道の夏が終わっちゃいました。後2ヶ月でブリザードです(大げさ)。さて、今週のお題「サボる」ですか…うーん、サボってばかりの人生ですね。つくづく…まず、僕は登校拒否(今なら不登校って言うのかな)を経験しています。一回登校拒否を経験すると家の中でテレビを見たり本を読んだりする楽しさに目覚めて、また「バツ」が悪くなったり、クラスメートと話を合わせすのが面倒くさくなったりして、結果学校をサボってしまいましたね。そして、一旦サボり癖が付くと、どん…

  • 詩 ボクは言語の障害者

    ボクは言語の障害者 (障がい者って言いな) 論理だった文章は書けないよ (ほとばしる情熱って言いな) ボクはダサい障害者 (ファッションが個性的って言いな) オンナには全然モテません (心の波長が合わなかったって言いな) 言語が壊れているから詩を書くんだ (実験的な詩って言いな) やっぱり小説を書きたいな (詩の才能があるって言いな) 哲学書を読んでも解りません (現実主義って言いな) 実は詩を読んでも解りません (楽天的って言いな) みんな心配しているけど (みんなに愛されているって言いな) 低空飛行で頑張っていません (ゆとりある生活って言いな) ボクの事なら大丈夫 (自分を理解しているっ…

  • 詩 リアル

    リアル 東日本大震災でも 田舎の教会のミサでも テレビに映ったものはリアルではない まるで出来の悪いドラマのようで わたしのココロを撃たない 北海道の山奥で熊が出たとテレビが言っていた (殺された仔熊のキモチは解らない そもそも仔熊にココロはあるのだろうか?) YouTubeでカトリックのミサの裏で プロテスタントの礼拝をやっている (テレビもYouTubeも変わらない) 新型コロナ感染症のようで 眼に見えないものは穢れている 老婆のお国訛りだけがリアルだ 老婆が露天で売っている漬け物の酸っぱさだけがリアルだ 村長の葬式だけがリアルだ (大きな古墳を造ろう) 政権交代が行っても 巨大な村役場と…

  • 詩 僕は疲れたよ

    僕は疲れたよ 詩ばかり書いてさ 下手くそな詩ばかり書いてさ 君に何を訴えたいのだろうか? 僕は疲れたよ 本ばかり読んでさ 小難しい哲学の本ばかり読んでさ 君のダンスをどう解釈すれば良いのだろうか? 僕は疲れたよ 音楽ばかり聴いてさ ジャズやクラッシックばかり聴いてさ 君の歌が聴こえないのは何故なんだろうか? 僕は疲れたよ Twitterばかりやってさ 欲望まみれのツイートばかり見てさ 君は僕を弱い人間だと思っているんだろうか?

  • 詩 夏の暑さの中で

    夏の暑さの中で あなたの影に遭った あなたは太陽の王で 王だから影は濃かった 王の知恵は犠牲 王の光は熱意 知恵は葡萄酒のようで 光はパンのようだった わたしは汗を掻いて 歌を歌い、踊った 外人墓地の谷は深く 太陽はそこまでは届かなかった 丘の上の寺に潮が巻き上げて 不如帰はもう戻ってこない 夏の暑さの中で、あなたに遭った あなたは王、わたしをどこに連れて行くのか?

  • 詩 文字を埋める

    文字を埋める スマホのドキュメントに 文字を埋める 文字を埋め尽くして 意味を求める 文字を埋めて 文字の向こう側の 世界と繋がる 文字を埋め尽くして 少し暗い 世界と繋がる 冷たい水と 険しい山の 少し暗い 世界と繋がる 意味なんて無いよ 不条理には 意味を見いだせないから 不条理なんだよ それでも世界は終わらない 冷たい水と 険しい山の 少し暗い 世界は終わらない 冷たい水は流れ 険しい山は崩れても 世界は終わらない だから文字を埋めよう 文字を埋め尽くして 世界の不条理に意味らしいもので 埋め尽くそう

  • 詩 父

    父 僕の父は情けない人だった 巨人が負ければ悪口を言い 酒にカネの糸目を付けない人だった 病気の僕を無理やり就職させて 1ヶ月で会社を辞める事になって 大層恥をかいた 父 母が否定し続けた男 とんでもない子供の頃 ラジオをせがむ僕に怒った 母と離婚した父は 女をつくり 彼女の家族と眠たくなるまで酒を呑んだ 僕の記憶に 父は断片的にしか残っていない 青年の頃父とまみえてから 一度も遭っていない

  • 詩 あるとはどういうことだろうか

    あるとはどういうことだろうか 人間の精神は脳内の化学物質の組み合わせに拠るものだ 向精神薬がそれを証明する 人間は脳内物質の分泌に拠って 恋をし、詩を書き、欲望する 向精神薬が効いて 見せかけの理性を生み出す しかし彼は あるということを思考する あるとはあるということか? あるとはないということか? ないとはあるということか? ないとはないということか? 彼の精神は混乱する そんなこと考えても、一銭の得にもならない もう辞めようとしている しかし、世界が 言葉が、欲望が 彼をその思考を止めさせない 世界と精神は謎の謎で ご飯を食べる暇もない 彼の精神は混濁する まるで原子を肉眼で見るかのよう…

  • 詩 51にもなって

    51にもなって 詩を書いている僕は 何者だろうか? ジジィの喚き? 遅く来た青春? とにかく気持ち悪いけど 僕は書かなければいけない 僕は何者でもない 詩人でもない 何かの宣伝でもないし 「荒野で叫ぶ声」でもない (僕のまわりは湿っているし 木々も沢山ある) 51にもなって 何故詩を書くのだろう? 僕のアタマをすっきりさせて 君に伝える事がある と思うがどうなんだろう? ただ 分からないから 書いているのかも知れない もやもやとした「何か」があって それをスマホのドキュメントに ぶつけているだけかも知れない 言葉は不思議で 天上にも行けるし 地獄を見る事も出来る 言葉の持つ精妙さに 51年間や…

  • アイドルの感想

    アイドルポップ:ジャパン Spotify Playlist どーもこんにちは。スズキヤスフミです。 今Spotifyで「アイドルポップ」を聴いています。何故かと言うと山内志朗先生著「普遍論争」を読んでアタマが疲れたからです。それの反作用で馬鹿みたいなポップソング聴かないと精神のバランスが取れません。 で、「普遍論争」の読書感想文を書くのがアタマの良い人のブログなのでしょうが、こちとら大学には行ってないし、ぶっちゃけ難しい本読んでもただ解らないけどなんかカッコいいな自分、とナルシズムだけで読んでいるだけで、バカなので論を噛み砕いて自分の意見を言う事が出来ません!恐らくブログで哲学書の感想を書…

  • 詩 これだけ闘えば、

    これだけ闘えば、満足ですか? これだけ頑張って、これだけ一生懸命やって、充実感はありますか? 這いつくばって、泥と汗にまみれて、何かを達成しましたか? ここまでやれば、何か勝利を得ましたか? そういう気分になりましたか? どこまでやって、何か土地かお金をもらいましたか? 上手く言えないけど、あなたは満足ですか? 答えなんか求めていません。答えはあなたしか知らないからね。 あなたは頑張った。お母さんも言っているように。占い師も言っているように。 ただあなたが勝者か敗者かは、誰にも分かりませんね。野球のゲームでもないし、人生は死ぬまで勝負なのだから。 僕は答えがありません。あなたが決める事だから。…

  • 詩 自由に歩くって、

    自由に歩くって、どういう事? 山の中の狩人は 骨折しても病院に行かないそうだ 何でも狩りの対象と同等に立ち向かう為 それが獣たちへの敬意なのだそうだ (獣たちは病院に行かないからだ) 思い込みなのか、啓示なのか? お祈りで答えを聞かないといけない 自由に歩くって、どういう事? ラジオで聞いたけど 日本の国の貿易黒字は9051億円あるそうだ それだけ日本の国は儲かっているのに 何で俺はステレオが買えないのかね? (ステレオを買う程の仕事はしていないし 詩を書いている人間は貧乏人だと相場は決まっている) 母親も言っている 「お金は貯まらないけど、ゴミは沢山貯まるよ」 競輪場でおじさんが お金が落ち…

  • 詩 あなたのために

    あなたのために 何が出来るだろうか 何も出来ない僕を 許して欲しい あなたのために 働くことは出来ないし 言葉を上手く操ることも出来ない 僕はそんなに強くない ただ願うことしか出来ない でも、待っているんだ いつか自分の身体を自由に動かして あなたを喜ばせることが出来るのを 待っているんだ 僕のこころが自由になって あなたのところへ行くことを でも、今は 言葉が不自由になって 思いを上手く伝えることが難しくなった 僕はあなたのために でくの坊になってしまった 待っているんだ 僕はただ生きることしか出来ないし あなたを待っているしかないのだから

  • 詩 暑い夏休みに

    暑い夏休みに本を読んだ 遠くの世界の話しだった 太陽と入道雲と 本を湿らす湿気があった 夕立は胎内の記憶 雨音を聞きながら本を読んだ 大人や少年や少女が 不思議な世界に巻き込まれる話しだった 他愛の無い話しだったけど 僕には宝石のような話しだった 祖母のカレーライスを食べるまで 本を貪るように読んでいた 宝石から切り離されるのは苦痛だったけど 腹が減るのは仕方なかった それに何か食べたい気持ちだった カレーライスを食べ終わると 働いている母の家に帰らなけはならなかった 駅員さんの話しを聞こう 信号や転轍機を操作する手際を見よう 僕は母のもとに帰りたかった 終列車の急行で家に帰った 久し振りに詩…

  • インターネットと文学

    はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」 こんにちは。スズキヤスフミです。 「わたしとインターネット」ですか…んー簡単なようで難しい。毎日ネットに接しているけど言語化するのは難しいですね。しかも「インターネット文学」んー。 僕はインターネットで何が行なわれるかではなくて、インターネットと言う仕組みの方が興味があります。割と理系的に使っているのかも知れません。文学と言うよりキカイいじり。とは言っても理系の学校行った事がないし(農業高校中退です)数学も苦手なので自分では文系人間だと思います。でも仕組みの方が興味あるし、文学作品も構造的に考えるのが好きなので。割とインターネットで何が書か…

  • 新潮文庫の100冊

    https://100satsu.com/懐かしい〜!しかもまだやってるんだ!ども、スズキヤスフミです。いや暑いですね。函館は空気が重くて風がぬるいですね。あんまり暑くてヒマ過ぎるのでネットサーフィンしていたら、「新潮文庫の100冊」なんてサイトが出て来たので、テンションバク上がりでブログ書いています。アタマの中には何を書くかがないし、暑くてアタマがぼーっとしてるので、駄文になるかもしれないし、そもそも駄文しか書いてないからアレだけど良かったら少しだけ目を通して下さいね。流れで書きます!「新潮文庫の100冊」、なんて甘い響きだろうか!それだけで僕の10代の頃が脳によみがってきます。忘れたい嫌な…

  • 田舎なれどもよ〜♫

    今週のお題「住みたい場所」 よばれてとびでてジャジャジャジャ〜ン!…悪ふざけが過ぎましたね… どーも、スズキヤスフミです。さて、今週のお題「住みたい場所」ですか…えーそうですね…。ここで良いや、と思います。以上!って、これじゃブログになりませんね。はい、続けますね。多少おちゃらけで「ここで良い」と書きましたが、真面目な話、今の街で良いと思います。僕は北海道函館市に住んでいます。はっきり言って田舎です。でも何故か観光客に沢山来て頂いて、観光でメシを食っている、そんな街に住んでいます。 東京から転勤した人には、「静かで情緒ある所だ」とか「食べ物が美味しい」とか言ってくださいます。この街で生まれてこ…

  • 詩 人間は弱い

    人間は弱い 愛が憎しみに変わり 正義が不公正に変わり 美が醜に、信仰は不信仰に 啓蒙は暴力に、民主主義は衆愚に 知識は傲慢に、連帯は他者の排除に 変わってしまう でも、上から不思議な力が働いて 人間の良い所悪い所を見て それでも祝福を、それでも赦しを 何の掛け値も無く、何の滅びも無く 与えてくれる 不思議だなぁ すべての悪い所を悪いままで 永遠の赦しを、もしくは時が無くなるまでの 赦しを与えてくれる 上からの不思議な力は 憎しみを愛に 正義を公正に 醜は美に、不信仰を信仰に 啓蒙は光に、衆愚を賢者に 知識は知恵に深まり、連帯は他者への理解に 変えてくれる 人間は弱い しかし弱さを担って歩いてみ…

  • 詩 森は清く水は流れ

    森は清く水は流れ 霧を含みながら海へ流れる 精霊を包む空気のすがすがしさ あまり強くない太陽の光 天使の梯子のように森を照らす 夜のざわめき、昼間の静けさ 鳥が隠れて鳴いている 虫たちは落ち葉を食らい ふくろうは森を管理する あぁ大いなる輪廻! 人間はそこから切り離されてしまった 人間の悲劇は考える事 摂理から外れて 足が切り離されてしまった 小賢しい人間は神を作り 城を築き、社会を作った 恐ろしい敵を作り、頼りない武器を作った 今こそ森の知恵に耳を傾ける時 今こそ海へ落ちる太陽に涙する時 永遠の時というものはない ただ森と海の循環があるのみ!

  • 本と酒で溶かす

    今週のお題「100万円あったら」こんにちは。詩のブログでほんのちょびっとお馴染みのスズキヤスフミです。100万円あったらねぇ…世の中そんなに甘くないし、こないだ買った宝くじもはずれたし(買い続ければ当たると思いつつ当たらないなぁ)ま、思考実験という名の妄想として。正直な話100万円で人生は変わりませんよ。サラリーマンならともかく、引きこもりで貧乏な僕にとっては100万円なんて3ヶ月ですぐ無くなりますよ。大学の入学金にもならないし。人生を変えるには最低でも1億円、いや1000万円が必要ですよ。1000万円で通信制大学に入って、コネで引きこもりから脱出する、仕事を貰う、とかね。そんなにうまくは行か…

  • 詩 夏至

    夏至 太陽が隠れる 低気圧と気候前線に遮られて 海霧に阻まれて 夏至 太陽は何処だ 地球の憂鬱に遮られて 太陽が隠れた 夏至 地球に住むものよ 地球にしか住めないものよ 太陽が一番高い日に 太陽が隠れたのだ 夏至 汚染された海霧に阻まれ 暖かすぎる空気に遮られ 太陽が熱を失った 太陽が一番高い日に 夏至 太陽が熱を失い 地球から熱と空気を奪い去った 我々は何処に住むのか? ここしかないのではないのか? 脱出は出来ないのだから 宇宙の彼方へは行けないのだから 夏至 我々の災厄は何処に居るのか? 我々の罪悪は何処までなのか? 油を燃やし 放射能を撒き散らし 汚れた手を何処まで伸ばし 汚れた手を限界…

  • 詩 こんらんしてはんらんする

    こんらんしてはんらんする こころとのうとからだ こうふんはおわらず ゆめははんらんする こんとんはこうふんして こんなんなことばははんせいする はんせいはゆめのよう はんせいしていません こんなんなことをかんがえて ずのうはこんらんする けつえきがはんらんして じりつしんけいはつかれる しはけんりょくへのはんらんのようで みずからけんりょくをもちこんらんする こんらんはげんしのようで みずからのなかにある はんらんはおんがくで うみのみちひきである

  • 詩 変えて見えろ

    変えて見せろ 精神病院の様な世界を 政治の力で 経済の力で 宗教の力で 詩の力で 変えて見せろ 死を越えて見せろ 生の彩りを見せろ 世界の多様性を見せろ 豊かな自然を見せろ 変えて見せろ 精神病院の檻を壊せ 官僚制の冷たさを壊せ 無責任の利益を壊せ 経済の膨張を壊せ 変えて見せろ 革命を、改革を デモを、テロを クーデターを、軍隊を 経済恐慌を、パンデミックを 変えて見せろ 太陽を、星々を 氷河を、大洋を 惑星を、衛星を 宇宙の果てを、ブラックホールを 宇宙の法則を、創造の神を 変えて見えろ

  • 詩 うぐいすが鳴く

    うぐいすが鳴く わたしの心に 吹雪の中で 幻日のように うぐいすが鳴く 春よ来い 地吹雪を越えて 春よ来い シベリアおろしを越えて うぐいすが鳴く ふきのとうはまだか 福寿草はまだか うぐいすのように 烏が鳴く うぐいすが鳴く 真冬日 窓に結露が 氷の花を咲かせる 木の軋む音 うぐいすが鳴く 流氷 砕く音と 軋む音と 脳天がしばれる声と うぐいすが鳴く 氷柱が嘶く 氷瀑が嘶く 石炭ストーブの温かさ スルメが爆ぜる音と うぐいすが鳴く うぐいすが鳴く うぐいすが鳴く 春はもうすぐだ 桜が準備している 春よ来い

  • 詩 駅から駅へ

    駅から駅へ 電車が走り出す 今日の悲しみを乗せて 明日の憂鬱を乗せて 昨日の怒りを乗せて 電車は走り出す 無機質な車体に ねっとりとした人間を乗せて どろどろしていて、臭くて、なまけもので 法則通りに行かない人間を乗せて 電車はどこにも行かない 始点から駅から駅へ 終点を目指すだけだ 無機質な車輌と 甲高いブレーキ音 銀色をした車体と オイルにまみれた台車 錆びた線路に 妙に明るい信号機 プラットフォームから絶望した人間が飛び込む 無機質と有機質がぶつかり 車体と線路の間に人間を巻き込みながら 「それは悲しくて邪悪なもの 自分が巻き込まれませんように」 でも、車体の中にいるものと 車体の下にい…

  • 詩 叫びは届く

    叫びは届く 深い谷の底で 水が埋まった谷の底で 叫びが届かない谷の底で 叫びは届く 精神科病院のベッドの中で もう助かる見込みがない療養病床で 消毒液と糞尿の匂いがする病棟の廊下で 叫びが届く確証はない 眼に見えるところは戦場のようで まるで焼け野原のようで 疑いの台風の日 叫びを信じる事が出来る 叫びは届く 届かない宇宙の外へ

  • 詩 ありがとうございます

    ありがとうございます 働かないで食わせてくれて ありがとうございます 毎日寝ながら音楽聴けて ありがとうございます テレビで野球見れて ありがとうございます テレビであの娘の笑顔見れて ありがとうございます 感謝で感謝でいっぱいです 自分の意思とは関係なく生きて 感謝で感謝でいっぱいです 海や星を眺めて 感謝で感謝でいっぱいです 安っぽい感謝だけど 感謝で感謝でいっぱいです キミが笑ってくれるなら 何度でも何度でも感謝です ありがとうございます ボクの詩を読んでくれて ありがとうございます ボクのツイートに返信くれて ありがとうございます ボクが詩を書けて ありがとうございます ボクが生きてい…

  • 詩 私は呼吸する

    私は呼吸する 薄暗い青い森か 薄暗いアパートの万年床か それとも、薄暗い大聖堂の中なのか 私は呼吸する 呼吸して言葉を吐き出す 言葉を吐き出して、誰かを喜ばせ、誰かを傷つける そして後悔する 「あぁ言葉なんかなくなればいいのに 言葉で自分は裸になってしまった」 そして呼吸する 「自分は元から裸だったんだ」 そしてまた言葉を吐き出す 私の言葉が人を生かすものになっているのだろうか 私の言葉は本物か 文法はどうか、気の効いたフレーズはどうか 私の思考は海へ流れ出す 私の言葉は海ヘ流れ出す そして私は呼吸する 言葉はいのち 呼吸はいのち いのちが取り去られるまで 私は呼吸し 私は言葉を吐き出す

  • 詩 主よ

    主よ 世界をお救い下さい 恥辱と恐怖にまみれたこの世界を 誰も彼も「私は主の側に立っている」と言います 誰もが正しくて、誰もが間違っています 自分の内心を隠して 外側だけを拘っています だから恥辱と恐怖にまみれています 標準機がないのです 標準機は私達が壊してしまいました 主よ、あぁ主よ、このような人間をどうかお赦し下さい バベルの塔の混乱は、現実になりました 昔あった混乱が、今でも収まりません 私達はいつから言葉を信じなくなったのですか? 私達の連帯はいつ破綻してしまったのですか? その結果がこのざまです 世界をお救い下さい!

  • 詩 土にまみれて

    土にまみれて 植物を植える 実のなる植物を 期待を込めて植える 明日が世の終わりでも 実りの秋は来るだろう 鶏糞の匂い 雪から溶けた土の匂い こんな春を待っていたんだ 地球の自転が春を刻むのを 土にまみれて 米を、麦を、芋を、野菜を 実のなる植物を植える時が来た さぁ働こう 秋の収穫のために 春分は過ぎた 日の光は長いぞ 秋に刈り取るまで働こう 土の匂いをかげ 鶏糞の匂いをかげ 夏に向かって 植物が、動物が、人間が、 成長する 成長する 成長する 春の神々が それを祝福する 桜は祝福の証 ひばりは神々の使者 もう寒くないから 身体がこわばる事はないから 雪は溶けて、日の光は長くなったから さあ…

  • 詩 壁

    壁 「壁は良心が作った」と言ってはならない 壁は恐怖と怠惰が作ったもの 気持ちはわかる 壁をこさえたくなる気持ちは 「壁は何をするかわからない蛮族から自分たちを守るため」 気持ちはわかる でも、どちらが蛮族でどちらが良民かは 誰にもわからない 「自分たちのいのちを守るため」 ならそんないのちは捨ててしまえ! 蛮族に殺されるくらいのいのちなら ハナからそれはなかったのだ 壁はどこにでもあるのだ 海の壁 山の壁 砂漠の壁 テレビの壁 心理の壁、などなど 数え上げたらキリがない 言葉の壁なら勉強すれば取り除けるけど 湿度の壁はどうにも取り除けない 壁を超えるのは熱情だけ 世界を見ようとする熱情だけ …

  • 詩 苦しみの中から

    苦しみの中から、歌が生まれる 苦しみがなければ 歌を歌う意味がないだろう 苦しみがなければ 哲学することもないだろう 苦しみがなければ 文章を書くこともないだろう 苦しみがなければ 感動することもないだろう 夢は過ぎ 朝がきて また労働の苦しみがやってくる みんな嬉しそうに働いているけど 僕には拷問に等しい そして僕は 身体を壊し 心を壊した だから詩を書いている でも苦しみは過ぎ去らない 苦しみがなければ 考えることはないだろう 苦しみがなければ 旅する意味はないだろう 苦しみがなければ 本を読むこともないだろう 苦しみがなければ 喜びはないであろう もう50歳になっちゃったよ そのうち歌を…

  • 詩 疫病と災害と

    疫病と災害と 腐敗と苦しみで この国はできている 誰がこの国に忠誠を誓うんだ? 本当に忠誠を誓う人がいた そんな奴らを横目に見て 僕はこの国で生きてゆかなくてはならない だってご飯の代わりにワインを飲まないから この国がそうなればいいと思いつつ そのためいろいろ考えているけど 僕はご飯を食べ続ける ご飯しか食べるものがないから 豊かさと貧しさは同居する お腹いっぱい食べても 魂は痩せてばっかりだ この国では生き抜くのは、とても難しい事で 死んだように眠っていると、とても楽だ 魂は何処にある? それはスマホの銀行アプリにある 死ぬほど働いて 電子データを増やす まるで封建時代のお侍さんのように …

  • 詩 エネルギーは大事だ

    エネルギーは大事だ 力は物事を動かす しかし、エネルギーが失われたらどうする? 太陽が冷えたらどうする? エネルギーが無くなる前に 力に依存する生活をやめろ 太陽より強いエネルギーが 力の法則から外れた力が もうすぐやってくる 永遠から永遠に 青がどこまでも青く 黒がいつまでも黒い時代は もうすぐ終わる あなたの苦しみも わたしの悲しみも あの人の歓びも もうすぐ終わる 太陽が冷えたらどうする? 別の太陽はあるのだろうか? 別の太陽はあるって信じることだ ブラックホールから、太陽はやってくる もうすぐやってくる 永遠が永遠に栄光を身に纏うときが 信じるか信じないかはあなた次第 わたしはついさっ…

  • 詩 青

    青 太陽の光が氾濫する青 海の色 空を反射する青 雪 雪の底にある青 緑 脳髄が誤解する青 青い海からやってくるお船を見ましょうね どんな人がお船に乗っているのでしょう どんな荷物が運ばれてくるのでしょう 青い旗、赤い旗、黄色い旗 どこの国の旗でしょう 港に入ってくるお船を見ましょうね 青い空と白いお山がきれいですね あぁ灰色の空よ 雪を降らすな なにものも反射しない灰色の空よ 青くなれ はりつめた冬の空気に僕は身を縮める 鼻の先が寒い、耳たぶが冷たい、指の先が痛い 冬はいつまで続くのだろうか? 季節は暖かくなっても、僕の冬は終わらない 僕は確かに呪わている 呪いはいつ解けるのだろうか? 手足…

  • 詩 聞く

    聞く 声を聞く 脳髄の声を ラジオの声を 書物の声を 詩の声を 聞く 聞く為には諦めなければならない 語る事を 動く事を 考える事を 書く事を 聞く 聞いて聞け 心臓の鼓動を 天から降ってくる音楽を 礼拝堂から聞こえる詩篇を 霊園の死者の嘆きを 聞け 聞いて語れ 聞いて動け 聞いて考えろ 聞いて書け 自然を、法則を、宇宙を、神を、神々を 手のひらから漏れる光を聞け そして光を歩け、闇を歩け お前の納得するまで聞け、そして歩け 西へ行け、西へ行け、北へ行け、北へ行け そしてお前の納得出来るものを見ろ 北風の吹く丘で、お前の死と生命を見ろ 北風の吹く丘で、お前は宇宙の音楽を歌え

  • 詩 歌が聞こえる

    歌が聞こえる 悲しい歌は悲しく 怒りの歌は騒々しく 笑いの歌は少し仰々しく 歓びの歌は大音量で 歌が聞こえる 戦争の悲惨の中で 不正義が行なわれる首都で 劇場のピエロの踊りの合間に 壁が壊れる平和の祭典で 歌が聞こえる 祈りは歌となり 歌は苦しみとなり 苦しみは涙になり 涙は大きな歓びになる 今日の歌は明日歌われ 明日の歌は夢を見させ 夢の歌は過去を思い出させ 過去と今日と明日の歌は、永遠に続く 明日に怯える人よ 今日の歌を聴き 過去の歌を思い出し 明日の歌を歌え 歌を作り 歌を聴き 歌を歌え 歌は願いや祈りに繋がり 願いや祈りは永遠に繋がる

  • 詩 政治家が嘘をついた

    政治家が嘘をついた 彼の軽薄さがまた一つ明らかになった 「嘘つきは泥棒の始まりです。嘘をつくと閻魔さまに舌を抜かれます。」 非難する人は非難すべきだ でもぼくには石は投げられない 嘘つきで軽薄で まるでぼくみたいだ 政治家はカネと権力を持っていて ぼくには何もない カネと権力を持つ者がこんなに薄っぺらいのか、って驚くけど 似たようなものだ 多かれ少なかれ 誰にでも政治家の醜悪さは持っている ああなりたいとは思っていないが ああなりたいと思っている だからといって彼の免罪符になるとは思わない でもぼくたちにも免罪符というものはない あぁなんて散文的なんだろう! あぁこんな事詩にするべきじゃなかっ…

  • 詩 コロナよコロナよ

    コロナよコロナよ まるで神のように振る舞って 時代を変えよ ひきこもりは過越の民 慌てる大人たちに勝利宣言だ でもぼくは何も変わらない ただ見るだけ、動かない 「これは神の懲らしめだ。悔い改めよ!」 叫ぶ声とそれを嫌がる声が聞こえる でもぼくは動かない、見るだけ 「神は愛だ。こんな事するはずないじゃないか!」 信じる人にはそう聞こえる でもぼくは見るだけ、動かない 孤独の王国を造ろう ありったけのお金を注ぎ込んで オーディオを買おう 過越の民の歌を聴こう コロナよコロナよ 過越の民なら万年床にいる 精神科の待合室にいる 神のように振る舞って 彼らと彼ら以外を裁け 忙しい大人たちと ひきこもりの…

  • 詩 まことにまことに田舎で

    久しぶりに詩を書きました。 まことにまことに田舎で 日本一偏差値の低い大学があって 世界はスマホからしか開かれなくて 年取った母のため息があって 寒くて 寂しくて 誰も本なんて読んでなくて アカデミズムに守られた詩人と スマホから流れる英語のうたと 苦しみしか与えない精神病院と みんな仕事が好きで働いていて それで心も身体も疲れていて 誰も楽してなくて 誰も楽しくなくて まことにまことに田舎で 日本一偏差値の低い大学があって 世界はスマホからしか開いてなくて 年取った母のため息があって 寒くて 寂しくて 映画館なんかなくて みんな食べて呑むしか興味がなくて 子ども達は田舎から出たくて 東京には…

  • 凩なんて読み方知らない

    凩なんて読み方知らない だけど詩を書く 百人一首の意味なんて知らない だけど詩を書く 蟷螂がカマキリだと言う事も知らなかった だけど詩を書く 音楽ばかり聴いていて本を読まなかった だけど詩を書く 武器があんまり無いし ものも知らないけれど 今ある武器で詩を書く 訳のわからない未来に賭けるよりも 今ある武器で詩を書く

  • 詩 雪が降る

    雪が降る 雪が降る 真っ白 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

  • 詩 あとちょっとだけ

    あとちょっとだけ あとちょっとだけ 頭が良かったら あとちょっとだけ あとちょっとだけ 勇気があったなら あとちょっとだけ あとちょっとだけ 努力していれば いつもちょっとだけ足りない 「ここをこうすればいいのに」 と考えていたら いつのまにか時間が過ぎていて もやもやが溜まってゆく いつのまにか時間が過ぎていて 物事が手おくれになってしまう ちょっとした勇気 ちょっとした我慢が 頭が痛くなってできない ちょっとした飛び出し ちょっとした努力が 身体がだるくなってできない もうちょっとなんとかならないのか? もうちょっとなんとかならないのか? それがぼく そして多分それがきみ あとちょっとだけ…

  • 詩 のそりのそりと

    のそりのそりと 雪が降る 赤い屋根青い屋根 雪が降り積もる しいんとしいんと 寒さが降る あの道路この線路 氷が張り付く のたりのたりと 夜が降る あの明かりこの明かり だんだん消えてゆく にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村

  • 詩 笑顔は僕を裁く

    笑顔は僕を裁く君は何の屈託のない笑顔を暗く沈んだ僕に届ける君は知らないだろうが僕は笑顔に聖化される君は笑いたいときに笑い笑いたくないときにも笑う君はなにか世界を無理やり祝福するように時間のかなたに笑顔を向けるそのなんという清さよ笑顔は僕のけがれを映し出し僕の欺瞞や怠惰をあぶり出す薔薇や百合にひざまずくように僕は君の笑顔に祈るまるで名も知れない地上の諸霊にみちびかれるように拝む君は化け物かもしれないし君は若いし年老いているかもしれない君は何も知らない僕の存在も知らないしかし僕は笑顔に裁かれる君の笑顔はなんてかわいいのだろうか

  • 詩 明日はどんな詩書こうかな

    明日はどんな詩書こうかなあんな詩こんな詩いろんな詩インスピレーションいっぱいな夢のある詩を書きたいな 明日はどんな詩書こうかなあんな詩こんな詩いろんな詩落ち込むキミに付き合って暗い詩暗い詩書こうかな 明日はどんな詩書こうかな夕日が落ちて日が暮れて眠たくなって夢を見て目覚める明日はわからない

  • 詩 沈黙!沈黙!沈黙!

    沈黙!沈黙!沈黙!詩と宗教を沈黙させよ!沈黙!沈黙!沈黙!科学と哲学を沈黙させよ!空気の軽さに耐え光線の明るさに畏まれ!宇宙の密度の確実な濃度を吸い込んで生活のノイズを大脳から追い出してしまえ! 沈黙!沈黙!沈黙!瞑想と読書を天に押し出せ!沈黙!沈黙!沈黙!夜の夢と白昼夢を冥界まで持ってゆけ!知恵と知識を太陽に透かして馬鹿な男になれ!精密機械を壊して炉に投げ入れて純粋な鉄とアルミニウムの結晶を作り出せ! 死よ!死よ!死よ!お前は俺の身体でのた打ち回って生々流転して、輪廻転生して死んでいる!生よ!生よ!生よ!世の終わりまで真っ直ぐ、また捻れ捲って進み新しい島を見つけて、そこに殖民せよ! 沈黙せよ…

  • 詩 空の青さは

    空の青さは夕暮れで終わり夜が来て月が街を照らす私は世界の豊かさに溺れ神と神々を恐怖する「もう戻る事はできないのか?」母の胎から出たものは終わりに向かって意味のある、あるいは意味のないお喋りをし続ける私は言った「黙れ、沈黙の声が聞こえないのか」声に出来ない声、叫びにならない叫びを世界から出ていった神に祈るどうしてもお喋りは終わらない私は世界の豊かさを呪った世界が「直線通り」のように貧しくなればいいのにしかし神と神々は優しく呟いた「これはわたしが作ったもの、これに従え」祈りは聞かれ、お喋りが終わった夜明けの明星が朝の寒さを照らすもう朝だ、また太陽に焼かれる一日が始まった太陽と風に吹かれながら私はま…

  • 宗教アレルギーその1

    最初に断っておきますが、僕はルター(世界史の授業でお馴染みですね)派のキリスト教徒です。でもこの場で布教活動をする訳ではないのでご安心を。(そんなに立派な人間じゃないしね) さてさて、今回のテーマは「宗教アレルギー」です。色々ありますので、何回かに分けてお話します。 皆さんは宗教に対してどんなイメージがありますか?非科学的でおばちゃんがハマっていてお金を沢山取られそうで気持ち悪い。僕もそう思います。これは何故かというとあまり真剣に宗教を突き詰めていない人が多いんじゃないか、という事ですね。 本来宗教は「魂」を揺さぶる、五感では感じられない物事を取り扱う行為である、と思います。お墓参りでご先祖様…

  • 乃木坂話

    いや〜ひどい文章ですね。初めてのブログで緊張してこんな読みづらいものをWeb空間に放出してしまいました。精進します。 さて第二弾。ヘイトスピーチについて書きたいと思いましたが、考えがまとまらなくなりました。じゃあ柔らかい話でも…っていう事で乃木坂46について。 いや〜僕ももう47歳ですよ。乃木坂メンバーの親の歳ですよ。実際姪っ子は19歳だし… そんな訳で僕が乃木坂やAKBやハロプロ(僕はDDです。悪かったな!)に対しる視点は、女性としてじゃなく、「可愛くて元気な姪っ子」として見ています。中学生じゃないんだから。 でもここで思ったけど乃木坂46はどっちかというと「おとなしい」というイメージで「元…

  • はじめまして

    初めまして。Radikoで「たまむすび」聞きながら書き込みしています。小田嶋さんがうるさいですね。 さて僕は今年の3月から40日ほど肺炎で入院していました。病棟は寝たきりのお年寄りばかりで自由も無くご飯が不味くて肺炎以外は悪化してしまいました。 と、言うのも僕は肺炎以外に椎間板ヘルニアと糖尿病と躁鬱病(これが一番長い。僕は精神障碍者です)と、色々病気をやっており、中々きつい毎日を過ごしております。 でも、そんな事ブログの読者さんにはどうでもいい事ですよねー。 じゃなんでこのタイミングでブログを書きたくなったかと言うと、入院中に色々考えた事が多すぎて、頭の中で腐らすよりもネット空間に吐き出して、…

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スズキヤスフミの脳が腐敗するまで
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