【260A】オルツ・・・この手痛い夜を己が身に刻み付けておくしかない。。
結論・・・今はただこの痛み(マイナス)を受け入れるしかない。。 当ブログの読者の方はご存じのこととは思いますが・・・私はオルツという会社にかなり期待し、私にとってはそれなりの金額も投資してます。。 www.freelance-no-excelyasan.com www.freelance-no-excelyasan.com www.freelance-no-excelyasan.com www.freelance-no-excelyasan.com そんな私にとってかなり手痛いリリースが出ました。 オルツ[260A]:第三者委員会設置及び2025年12月期第1四半期決算短信の開示が四半期末後4…
【3901】マークラインズについて~AI時代に生き残る企業とは~
結論:AI時代に生き残るIT企業は1次データを集められる会社なのかなーと。 私が記事出さない間に色々起きてしまいましたね(;^ω^) トランプさんの言葉で市場が上がったり下がったり、あと私の期待企業であるオルツさんが暴落したり(orz)と散々でしたが、一方で半導体関連企業は関税とかの懸念で大分買いやすい株価に下がってきました。前に分析した印象では半導体関連企業では、ディスコとか東京エレクトロンとか会社としてすごく優秀な印象だったので、ここから懸念が実際に企業業績に反映されて株価がさらに落ち込むような事が起きたら、ポツポツ拾っていけないか考えたいところです。 さて、そっちはそっちで考えるとして、…
結論 現状はあまり業績として結びついていなくても、理に叶った経営をしている企業はピックアップしておいて、何らかの形でSNSで火が付くタイミングを見測ると大きな爆益に繋がる可能性がある。 最近本業の方で色々変化があって、更新ご無沙汰してましたー。。 今日の記事は【3399】山岡屋さんのブームについてです。 Xでフォローしている方が山岡屋について言及していたので、興味を持ちました。 チラッとチャート覗いたら面白い。 【丸千代山岡家】[3399]チャート 日経電子版 2022年までずっと平行だったのが、2023年から急激に株価が伸びてます。 一体何が起きた・・・。 これはビジネス好きは興味を抱か…
結論:noteさんは順調に成長しているけれど、市場期待は過大で楽観はできない 近頃、note(5243)さんが盛り上がっていると聞き、株価を見てみて驚きました。 22年に上場してからずっと500円前後だった株価が、1月14日に急騰、あっという間に6倍の3,000円近くまで高騰しました。これは凄いですねー。。 ただ、先週末の金曜日辺りから株価が暴落して、ストップ安2連続とのこと。 凄い値動きなので、何が起きているのかを整理してみます。 1月14日にnoteさんの11月期の決算発表がありました。 note[5243]:2024年11月期 決算説明資料 2025年1月14日(適時開示) :日経会社情…
Open AIと【9984】ソフトバンクグループの提携について~BTRONの教訓を踏まえて情報整理~
結論:日本はAIのコア技術の主導権は海外に渡すべきではないと思う こんな記事がありました。 孫正義×サム・アルトマン発表会の要点を分かりやすく解説します 孫氏が見せた“夢”を現実的に解釈 - ITmedia AI+ アメリカのAI企業、Open AIがソフトバンクグループの孫さんと手を組んで、企業向けAI「Cristal intelligence」(クリスタル・インテリジェンス)を開発するとのこと。 クリスタル・インテリジェンスとは「全ての仕様書、プログラミングコード、会議といったその企業のあらゆるデータを読み、AIエージェントとして自律的に事業やサービスを変革する」というものだそうです。 こ…
M&A 4社(6080キャピタル、9552総研、2127日本M&A、6196ストライク)
結論:M&A仲介業界は、全体として状況が悪化しつつあるのかな、と。 日経電子版の株価値上がり率をチラ見して、コーヒー吹いてしまいました。 金曜日の値上がり、値下がりランキング上位にワンピースの四皇的M&A大手4社が勢ぞろいしているという珍しい現象が起きてました。うちの企業分析は絶対分析が基本なんですが、こんなキラーパスを出されては、思わず相対比較したくなる。ということで、ざっとではありますが、外観比較しながらM&A業界の状況を整理してます。 先ずは直近10年の株価を見ていきます。 【M&Aキャピタルパートナーズ】[6080]チャート 日経電子版 【M&A総研ホールディングス】[9552]チ…
結論:良いビジネスかどうかは、固定資産をどれだけうまく活用するかに懸かっている こんな記事がありました。 2024年の「ラーメン店」倒産 過去最多の57件 二大人気の「醤油・中華」、「とんこつ」で半数超える (2025年1月31日) - エキサイトニュース 記事を見たから、というわけでもないのですが、今日は年休で、昼にラーメンを食べに行きました。ただ私はラーメン自体よりも、行ったお店のビジネスモデルの方に感心してしまいました。 状況が分かりやすいように箇条書きにします。 ①昼飯を食べにラーメン屋に行くことにした。 ②私は豚骨派なので豚骨ラーメンのお店を検索。 ③駅近に評価の高いお店があったので…
結論:ザギンでシース―をベータ―している場合ではないかもしれない 最近巷で話題のフジテレビ炎上のお話です。 炎上しているにも関わらず、フジテレビの親会社である【4676】フジメディアHDは逆に株価が上がったりもしています。 フジメディアHDの株価、20日は急伸 企業構造改善に期待感も 外部からの圧力から加われば、長く閉鎖的な環境にあった企業が大きく改善するかもしれない、という期待からですかね。 ただ、最近のニュースでは50社以上のスポンサーが広告を差し止めしたとのこと。 テレビの莫大な収入はスポンサーの広告によるものであることは周知の事実ですから、これが止まったら企業はどうなるのかな、と気にな…
結論:創業者による上場企業の私物化と思いきや、全然そんな感じじゃなかった。 こういう記事がありました。 パルグループ創業者・井上英隆氏に特別功労金31億円(WWDJAPAN.com) - Yahoo!ニュース パルグループホールディングス(HD)は、5月28日付で取締役を退任する創業者で元会長の井上英隆氏(89)に対し、特別功労金31億5800万円を支給すると発表した。同日付の株主総会での承認を経て実行する。 実際のリリースがこちら アナトールはこういう「特別な」報酬を出す事は賛成しません。 役員の報酬には「こうしなければならない」なんてルールは基本的にありません。経営者が出そうと思えばいくら…
結論:オルツの戦略が見えてきたかな?と 昨年に引き続きオルツネタで失礼します。 今日、このような記事がありました。 オルツ[260A]:オルツ、日本M&AセンターとAIクローン技術を活用したM&Aマッチングシステム「CloneM&A」の実証実験を開始 2025年1月8日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞 日本M&Aセンターと一緒に、オルツがM&Aマッチングシステム「CloneM&A」を実証実験をするそうです。 昨年以下のような記事を書きました。 www.freelance-no-excelyasan.com ただ、オルツの描く未来が実現すると仮定すると、M&AセンターHD…
結論:来年もよろしくお願いします。 11月に復帰した記事で記載した通り、細かな企業分析をオープンな場で開示するのをやめたため、今年はライトな記事ばかりでしたが、来年も基本スタンスは同じで行く予定です。 一方で、クローズなサイト作りの進捗も少しだけ共有。Wixで作成中です。 重めの企業分析とか、私的な見解とか、炎上しそうな話は、なるべくこっちにまとめて、当ブログは息抜きがてらのライト記事にしていこうかな、と。クローズサイトはできれば来年中にはある程度形にして、オープンにしたいです。 一部コンテンツは無料公開にするつもりなので、情報収集とかにお金をかけない主義の読者さんも完成したら覗きに来てくれる…
結論:メタプラネットは減価版ビットコインファンドと化しているのでは。。 メタプラネットという会社がXで話題になっていたので、検索すると今年140円くらいだったのに、3,575円になっているらしくちょっと調べました。 【メタプラネット】[3350]株価/株式 日経会社情報DIGITAL 日経電子版 これは凄いですね。。1年で20倍以上とは夢がある成長です。 問題はその理由なんですが、業績自体はものすごい事になってます。 【メタプラネット】[3350]株価/株式 日経会社情報DIGITAL 日経電子版 23年の売上高は2.6億円、経常利益は▲4.1億円の赤字・・・今のメタプラネットの時価総…
結論 ラジュ氏が亀田製菓をグローバルカンパニーに導き、移民や新しい価値観の有効性を実証できれば、日本の移民問題は一歩前進するのではないかな、と。 こんな記事がありました。 インド出身の亀田製菓会長「日本はさらなる移民受け入れを」(AFP=時事) - Yahoo!ニュース 亀田製菓といえば「柿の種」で有名ないかにも日本ぽい会社のイメージなんですが、そのトップがインド出身と聞いて興味が湧いたので、軽く調べます。 2020年から亀田製菓に副社長として参加して2年後に会長兼CEOという事で、ちょっと前から経営者候補として招かれていたのでしょうね。ただ、この方の年齢もちょっと気になる所で1952年生まれ…
結論 さくらさくプラスにこの施策が継続できるかは不透明だが、こうした優待は一定の条件を満たすと株価対策として面白いかもしれない。 さくらさくプラスという会社さんがこのリリースを出しました。 2単元(200株)の株式を保有されている株主を対象に半年に1度1万円分のクオカードを配るという優待を新設したそうです。 年間で2万円分のクオカードが入るのですが、この会社の2単元分の価格はこのリリースがある前では20万円程度、つまり年間利回りは優待クオカードだけで10%にもなってしまいます。これを受けて当然株価はストップ高。 それはそうだろうな、と思います。年間利回り10%は普通に魅力です。 ただ、懸念され…
記事の結論 日本電解の民事再生法申請は外的要因より経営管理の問題ではないのか。。 この記事を見ました。 日本電解に処分売り殺到、民事再生法申請で上場廃止が決定 投稿日時: 2024/11/28 09:16[みんかぶ] - みんかぶ 上場企業が民事再生法申請、というのは穏やかじゃないので、調べてみました。 有報を見てまずヤバいと思ったのがこの辺りです。 5年間の営業CFに比べて投資CFが圧倒的に多い。 特に23年度がすごいのですが42億円の借入を行い、34億円の新株発行を行い、そのうち66億円を主にアメリカ子会社の有形固定資産の取得に使ってます。 これはかなり異常です。 元々製造業は設備投資から…
オルツの有価証券届出書をChat-GPT先生に読み解いてもらう
これまで結構、有価証券報告書を読み解いてこれまでブログ書いてて気づいたんですけど・・・これってもしかしてChat-GPTでできるのでは、と。。 今回、試しに、最近注目しているオルツの有価証券届出書を元に要約してもらい、内容にツッコミを入れてみました。 一応先に結論を言いますと。 ・財務数値のまとめには凄い便利・・・神対応 (ただし時々間違えるようなのでチェックは必要) ・ざっくりした情報を集めてまとめるのは凄く早くて楽 (ただし、もう「一歩踏み込んでほしい」という感はある) では始めましょう。 まずは事業概要から。。 おお、これは凄い。。私が半端に要約するより分かりやすい。手間がかからないし、…
結論:オルツ(260A)の目指す未来は他のビジネスに大きな影響を与えうる 前回オルツについてライトな記事を書きました。 www.freelance-no-excelyasan.com 前回の記事からオルツに対する期待は変わりません。 引き続き頑張ってもらいたいです。 ただ、オルツの動向をウォッチしていると、ただオルツの成長を手放しで喜んでいる場合ではないのかな、と思い始めてきました。 オルツは現在、基盤となる技術をベースに様々な事業展開を模索してます。 現状でオルツが進出して期待できる分野は「人材」「不動産」「M&A」です。 これらの業種は、いずれも情報量が肝となる仲介業であり、高い機密性が求…
結論:AI企業オルツ(260A)の成長に期待+注目してます 理由:キーエンスが資本提携してるAI企業だから 2024年9月にオルツという企業が新規上場しました。 私はあまり新規上場企業は体質が安定していなかったり、情報が少ないので、あまり買わないのですが、久々に買いました。今回はその辺の理由をライトにまとめておこうかと思います。 実は上場前からオルツの事は知ってました。 昨年こんな記事を見かけたからです。 オルツ、キーエンスと資本業務提携し生成AIを活用したソリューションの開発・提供へ向けたパートナーシップを開始 - 日本経済新聞 キーエンスという会社は、高収益、高利益率、さらに高額の給与水準…
結論 2年8カ月ぶりにブログ更新を再開しようと思ってます。 ただし、ブログで企業分析を公開する頻度と重さを落とし、企業分析に関する有料コミュニティサイトの構築を目指す予定です。 背景 当ブログは2022年3月から2年8カ月、家庭の事情で更新をストップしておりました。 お陰様で、休止の時にネックだった下の子も無事に育ってもうすぐ4歳、上の子は5歳になり、夜泣きも少なくなり、妻の体調もまだ波はあるものの、子供の成長による育児負荷の軽減、通院によって回復してきました。 休止前は週1記事くらいの更新頻度を目指して頑張っていましたが、当分は家庭の事情や本業の都合もみながら少しづつ、書いていこうと思います…
結論 タイトル通り、誠に勝手ながら当ブログをしばらく更新停止させて頂きます。 これまでは1週間に1度程度は更新する事は最低限のノルマイメージとしてやっていたのですが、それも停止し、おそらく2、3年ほどは不定期となる見込みです。毎度読んで頂ける読者の皆様には誠に申し訳なく思っております。 理由:家庭の事情 1年ほど前に第二子が誕生したのですが、その頃から妻の体調が思わしくないため、それからは本業の仕事が終わり次第、家事・育児をした上で、寝る時間を削ってブログ活動(自身の研究)に勤しんで参りました。 ただ、自分が知らない会社の有価証券報告書を読み解いて、必要な部分を整理してアウトプットするのは、や…
結論 キャッシュフローの観点から安全性の高いビジネスといえる。ただ、広告媒体の先行き懸念やBSリスクと、PLしか見ないマネジメントの雰囲気が気になる。社員の勤続年数の短さ、平均年齢に対しての給与水準の低さ、役員との給与格差など、将来的な価値を生み出していく筈の部分にお金を回し切れていないように思われる。 目次 前置き 事業概要 事業のリスク セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note チャレンジ企画もやってます 企業分析リンク 前置き 表示灯は調査予定にありませんでしたが、読者様にリクエスト…
結論 内容として質が高く見える部分が多く、流石はグローバルカンパニーというところ。インド投資の先見の明や大胆な投資を行い、実際に高い海外シェアを取っている実績は凄い。しかし一方でB/Sにあまり頓着していない印象も受け、在庫の滞留も気になる。いずれの課題もインドに繋がっているように感じるが、今後もインドに対して設備投資を続ける方針なのは、経営、戦略の質として一抹の不安が残る。 目次 事業概要 事業のリスク セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずは日精エー・エ…
結論 質の良い部分は見当たらず。事業としてニーズが無くなる可能性は低いが、日本という今後縮小が見込まれるマーケットで事業を続けていく事を考えると、現状維持ではじり貧ではないかと。 目次 前置き 事業概要 事業のリスク セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note チャレンジ企画もやってます 企業分析リンク 前置き 前澤工業は調査予定にありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずは前澤工業の事業です。 前澤工業の事業は上下水道用機器・水処理装置の製造及び販売、環境…
【保存版】グレイステクノロジーの事件から学ぶべきこと by 企業分析アナトール
結論 粉飾自体を見抜くことは可能とは言い難いが、避ける事は可能ではないかと。 投資家が企業の価値を正しく判定し、それに見合った常識的な価格で買わなければ、ダブついたお金が自分や他人の人生を狂わせることもあります。粉飾を実際に行った経営陣を擁護する積りはありませんし、責任者の処罰は粛々と実施すべきと思いますが、一方で私たち投資家も価値と価格をしっかり見極めて投資するという意識を忘れない事が、自他共にこうしたトラブルを避ける事に繋がるのではないかと思います。 目次 前置き 1.パワハラ 投資家はこのリスクを見抜けるか① 2.成長企業としての虚栄 投資家はこのリスクを見抜けるか② 3.財務数値 投資…
結論:ゲーム制作ができる人(Unityとか)、業者さん求む 投資教育ゲームの金字塔と呼ばれるゲームを制作したいです。 突然何言いだすんだコイツは、と思われるかもしれませんが本気(マジ)です。 企業分析をライフワークと定めて、今後も一社一社分析していく積りは変わらないのですが、一方で2、3年ほど前から投資の本当の面白さや原理原則を伝えるゲームも作りたいと思ってました。実は仕様とかもある程度考えてて、こういう企画書まで作ってます。 デザイン:城咲優羽先生(有料) https://sirozakiyuu.com/ この企画書はこれがトップ絵であと9枚ほど仕様が続きます。 ゲーム制作のきっかけづくりに…
結論 ポツポツとした課題の多い会社ではないかと思われる。事業領域外の新規事業をやろうとしている所や、フランチャイズや太陽光発電のようなビジネス初心者が始めそうな事に手を出してしまうあたりは、企業体質としてのブレを感じる。 目次 前置き 事業概要 事業のリスク セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き デイトナは調査予定にありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずはデイトナの事業です。 デイトナの事業は二輪車部品・用品を中心に企画・開…
結論 金融系らしくスマートな印象を受ける内容で、株主に対する誠実さは十分。ただ、リスクテイクが大きい印象で、株主に対してサービスしすぎな気もする。戦略的には新生銀行のTOBを契機にバイオベンチャー等から撤退し、事業領域である金融系のイノベーター的地位をどんどん深化していく事が望ましいのではないかと考える。 目次 前置き 事業概要 事業のリスク セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き SBIホールディングスは調査予定にありませんでしたが、読者様にリクエストされたため…
先日、9621建設技術研究所の分析について、読者様よりコメント頂きましたが、おそらく他の読者の方も関係する内容のため記事で回答します。 コメント内容 ネットサーフィンマン 昔からのホルダーですが、買収についての箇所はごもっともなご指摘です。この一年は利益が出てきて幾ばくか安心はしています。結局は株価としてどうなのかであって割安か否かが十分されていないと思いますよ。同業他社と比較する中で売上と利益の成長は素晴らしく評価が十分されていないと私は思います。 回答内容 ネットサーフィンマン様 弊ブログをお読み頂きありがとうございます。 ご指摘頂いた点はまさに仰る通りで、当ブログでは基本的に割安かどうか…
結論 投資家に誠実な印象は受けず。財務指標もポイントを抑えている感じもなく、取締役は多く、投資意思決定の妥当性にも疑問が残る。市場の低評価は妥当という気がする。 目次 前置き 事業概要 事業のリスク セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き 建設技術研究所は調査予定にありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずは建設技術研究所の事業についてです。 建設技術研究所の事業は以下の通りです。 国内建設コンサルティング事業 海外建設コンサルテ…
結論 ・企業価値=現預金以外の簿価21.8億円+21年4月以降のCF現在価値 ・企業価格(前提株価71円)=10.0億円(=20.2億円-10.2億円) ・主なリスク(訴訟・顧客喪失・社員離職) 魅力は無い事は無いんですが、怖い事案かと思います。 手を出すなら自己責任でお願いします。私はまだ悩んでます。 目次 前置き 1.粉飾による損益(P/L)影響 2.B/Sのリスク分析 3.質的リスクポイント リスク①:訴訟 リスク②:顧客の喪失 リスク③:社員の離職 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き 当ブログで取り上げたグレイステクノロジーですが、えらい事になってます。 【グレイステクノロジ…
結論 中国向け売掛金の滞留リスク、在庫の問題、そして資金問題をさらに拡大させかねないマレーシア工場への投資など課題は多く、中計の出し方を見る限り、今後の質的改善にもあまり期待はできないかと。 目次 前置き 事業概要 事業のリスク セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き TOWAは調査予定にありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずはTOWAの事業についてです。 TOWAの事業は以下の通りです。 半導体製造用精密金型 半導体製造装置…
結論 グレイステクロジーの不適切会計のメインは「架空売上」と「仮装入金」であった。。架空計上だけならまだしも、仮装入金までされたら普通見抜けません。。 目次 前置き 発表された不適切会計の要点 分析の答え合わせ 今後どうなるのか 今後に活かせるか 有料note 企業分析リンク 前置き 11月に分析したグレイステクノロジーの不適切会計ですが、中間報告でほぼ全容が見えたようなので答え合わせをします。 発表された不適切会計の要点 不適切会計の内容 架空売上の計上(役員による仮装入金を実施) 売上の前倒計上 架空外注費の計上 これらを可能にする偽装工作 1の架空売上計上の影響が以下 2の売上前倒計上と…
結論 現状での体質評価はニュートラル。市場こそ期待できるとはいえ、人員の大幅増、ダブつく資金、親子上場と懸念事項は多い。既存の大手企業などとうまく連携して日本を盛り上げてくれる事に期待。 目次 前置き 事業概要 事業のリスク セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き マクアケは調査予定にありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずはマクアケの事業についてです。 マクアケの事業は応援購入サービス事業です。 所謂クラウドファンディングの事…
読者の皆様、明けましておめでとうございます。 企業分析アナトールです。 当ブログで企業分析を始めてもう1年半以上も経過してしまいました。 ブログで分析を発表できたのは180社程度・・・まだまだ研究の道は遠いです。。 本業も家庭もそれなりに大事にすると、この分析に割ける時間は結構ない。。 いつかはこの分析や研究を本業にしたいものです。 ついては、2021年のFree-EXレポートを発売しました。 今回の内容は企業の分析紹介ではなく、分析のポイントというか、考え方の基礎部分について書いてます。当ブログの分析に興味を持って下さった方や、この活動を応援下さる方はご購入をお願いします。 なお、本活動を本…
結論 完全受注生産という興味深い事例であるものの、ビジネスの質として高いとは言えない。経営側の今後への意気込みなどもあまり感じられないし、投資などで積極的な動きも見られない。財務基盤が強いので向こう10年~20年は大丈夫とは思うが、大きな飛躍は期待できないかと。。 目次 事業概要 事業のリスク セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはテクノスマートの事業についてです。 テクノスマートの事業は機械器具製造業です。 具体的にはフイルム、金属箔及び紙などの基材に…
結論 ビジネスモデル自体はファブレス志向で有望。しかし、会社としてアセットレスの気配が見えず、資金効率や従業員給与、役員報酬が振るわない。同族経営という点や従業員の人数が増えている点にも若干の不安アリ。 目次 事業概要 事業のリスク セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはエスティックの事業についてです。 エスティックの事業はナットランナ、ハンドナットランナ、サーボプレス、ネジ締付装置の製造・販売及び修理・点検です。 いずれの製品もコアとなる技術は同じで「…
結論 ところどころ事業としては良質な部分が見えるが、ガバナンスとして創業家の影響が拭えないのと、株主還元についてあまり深く考えていない印象を受ける。。 目次 事業概要 事業のリスク セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずは和井田製作所の事業についてです。 和井田製作所の事業はCNC研削盤の開発、製造、販売及び修理です。 CNC研削盤って何だろう、と検索してみます。 先ずはCNCから。 CNCとは - コトバンク 生産工程における加工工程をコンピュータを利用…
結論 かなり難しい業界かと。キャッシュフローは堅実な印象を受けるが、元々のビジネスの質と合わせて純資産を棄損するリスクは低くないと思う。高機能材の推進は戦略として間違っていないと思うが、今のリスクを補う成果としては十分ではないかと。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き 日本冶金工業は調査予定にありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずは日本冶金工業の事業についてです。 日本冶金工業の事業はステンレス鋼板…
紹介商品:ニューブロック 気に入ったポイント:おもちゃとしてコスパ最強説 学研のニューブロック プログラミング【日本おもちゃ大賞2019エデュケーショナル・トイ部門 優秀賞】 学研ステイフル(Gakken Sta:Ful) Amazon ストーリー 企業分析アナトールは元々物欲が無く、将棋と読書とネットサーフィンさえできれば問題の無い奴なので、独身時代は最低限のお金以外は投資に回していた。しかし、結婚して子供ができるとそうもいかない。アナトール同様、元々はそれほどお金を使わない妻ネズミも、幼い子ネズミが欲しがると、滅茶苦茶おもちゃを買い与えたがる。 つい先日も、お店で長男ネズミがおもちゃの銃を…
結論 良くも悪くも昔ながらの日本の同族企業という印象。無駄のない経営、高い売上高利益率を維持している部分は好感が持てるが、一方で従業員や株主への還元には消極的な面が見える。創業家の影響力が強いため、今後も方向転換は見込めないかと。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずは日進工具の事業についてです。 日進工具の事業は切削工具「エンドミル」の製造・販売です。 事業の性質が分からないので事業等のリスクを確認します。 (製品やサービスの性質は事業…
結論 グレイステクノロジーの不適切会計は「架空売上」の可能性が出てきた。 目次 前置き 架空計上の可能性解説「売掛金の滞留」 アナトールは何故指摘できなかったのか 売掛金はどこに消えた? 監査が入っても気づけない可能性はあるのか。 パンドラの箱 有料note 企業分析リンク 前置き 先日、作成したグレイステクノロジーの不適切な会計処理に関する記事に反響が多かったのと、追加で情報が入ったので続報出します。企業分析は前回一通りやっているので、不適切な会計処理にフォーカスした内容になります。 Twitterで不適切会計とはすなわち架空計上ではないか、という指摘がありました。 で、ちらっとその元数値を…
結論 ビジネスの着眼点も面白いし、創業者に固定資産を持たないファブレス的観点があるのは悪くないと思う。ただ、直近買収したHOTARUは課題の多い会社を抱え込んでしまった感がある。第三者委員会の結論を待ちたい。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 不適切な会計基準についての考察 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き グレイステクノロジーは調査予定にありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 なお、同社は2021年11月9日(つまり昨日)に以下の発表をしていま…
結論 当ブログにおける半導体業界代表の有力候補。強いて言えば自社株買いの積極導入によるROE向上や取締役の三親等以内の人間を入社させないなどの異族経営に踏み出してほしい。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはディスコの事業についてです。 ディスコの事業は半導体製造装置(精密加工装置)、精密加工ツールの製造・販売、およびそれに伴う保守サービス等です。今盛り上がっている半導体関係の会社ですね。 かなりシンプルな事業説明で、事業への自信のよう…
結論 営業視点でのマネジメントをしている感が強い。攻めには強いのかもしれないが、設備投資の妥当性やBSの圧縮、資金の効率性などを見ていかなければ、将来的に大きな損失に繋がる可能性があると思われる。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはOSGの事業についてです。 OSGの事業は精密機械工具の製造・販売です。 セグメントの状況 OSGの事業は、精密機械工具事業の単一事業ですが、セグメントは日本、米州、欧州・アフリカ、アジアと地域に分けられて…
結論 業績としては申し分なく、BSリスクもほとんどない。ただし、得られた利益の分配方針に懸念あり。。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはM&Aキャピタルパートナーズの事業についてです。 M&Aキャピタルパートナーズの事業はM&A関連サービス(仲介、アドバイザリー、オンラインマッチング、データベース提供及びメディア運営など)です。 過去、類似の業種としてM&Aセンターを見ていますが、非常に優れた会社だった印象があります。ビジネスとしても…
結論 ヤバい状態の会社。復活できるかはeSports及び暗号通貨の今後次第だが、仮に復活できたとしてもこうした経営の仕方をしているのでは、不安定は継続するのではないか。当ブログの基準として評価できない。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き オオバは調査予定にありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずはオオバの事業についてです。 オオバの事業は総合建設コンサルタントです。 最新のIT機器を用いて測量や調査…
結論 ヤバい状態の会社。復活できるかはeSports及び暗号通貨の今後次第だが、仮に復活できたとしてもこうした経営の仕方をしているのでは、不安定は継続するのではないか。当ブログの基準として評価できない。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き グローバルウェイは調査予定にありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずはグローバルウェイの事業についてです。 グローバルウェイの事業は以下3つです。 ソーシャルウェブ…
結論 少なくともコロナ禍以前の業績はかなり優秀。とはいえ事業領域を広げすぎている印象もあるし、役員で結構な株を保有しており、社長への貸付などが実施されている点などは、ガバナンス含む体質に一定の警戒が必要かと。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはIBJの事業についてです。 IBJの事業は以下の2つです。 婚活事業 ライフデザイン事業 婚活事業は結婚相談所、ブライダルネットのようなアプリ、パーティー事業など、独身の方に様々な形での出会いを…
結論 当ブログの質的分析上は全く評価できないマイナス項目ばかりなのに、業績は非常に良く、数値においては文句のつけようがない。当ブログの価値基準を揺るがす会社かと。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはジャパンマテリアルの事業についてです。 ジャパンマテリアルの事業は以下の3つです。 エレクトロニクス関連事業 グラフィックスソリューション事業 太陽光発電事業 エレクトロニクス関連事業は詳細に説明されていて、なるほど、という感じです。 私も…
結論 主力であるコンポーネント事業の利益率は圧巻。大企業でこれだけの実績を挙げられるのは稀有。ただ、モジュール事業への投資や質的な部分に疑問があるため、その点は注意が必要かと。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き 村田製作所は調査予定にありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずは村田製作所の事業についてです。 村田製作所の事業はコンポ―ネント(コンデンサ・圧電製品など)やモジュールの電子部品といったもの…
結論 創業したての未知数な会社。現状の数値こそ問題ないが、業界の傾向や経営者の質など不確定要素が多い印象。今後の投資や業績によってその体質は見定めるべきかと。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き Macbee Planetは調査予定にありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずはMacbee Planetの事業についてです。 Macbee Planetの事業はマーケティングコンサルと、技術提供のようです。…
結論 財務安全性、資本効率、キャッシュフローと財務上は文句のつけようがない。経営は稲盛式の名に恥じない質。事業の将来性という意味では疑問な面もあるが、不況に対してどれくらい踏みとどまれるかを見た上で、株価が相当下がれば買いを検討したい会社だな、と。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはイー・ガーディアンの事業についてです。 イー・ガーディアンの事業はインターネットセキュリティ事業です。 具体的には以下の4つ ソーシャルサポート事業 ゲー…
結論 長期的な視点で見ると懸念がある会社。業界として追い風が吹いているうちに、先ずは何らかの方法で財務安全性を取り戻すのと、従業員待遇の見直しが必要ではないかと。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはバリューHRの事業についてです。 バリューHRの事業は以下の2つのようです。 バリューカフェテリア事業 HRマネジメント事業 健康保険組合や企業向けに、健康管理のためのサービスを提供する事業のようです。 事業を理解する上で先ず気になるのは、…
結論 不動産関係の企業には珍しい、数値上は申し分のない企業。ただ、プロ経営者の報酬にまつわる部分に懸念あり。当ブログでの三大ステークホルダーの一角である「社員」に対しての還元強化を検討すべきではないかな、と。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き カチタスは調査予定にありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずはカチタスの事業についてです。 カチタスの事業は中古不動産を仕入れ、リノベーションを施した上で販売…
2021年のFree-EXレポート下書き(ビジネスの性質評価について)
EDINETが保守点検中につき、この連休中は2021年のFree-EXレポートの下書きしてます。その中の書こうと思っている内容の一部を公開します。 Free-EXレポートは当ブログ筆者の実際の取引とか、企業分析のうちに思ったことを綴った同人誌(有料)みたいなものです。年に一回その年の総括として出そうと思ってます。宜しければどうぞ。 2020年のFree-EXレポートはこちら Free-EX Report(2020年版)|企業分析アナトール|note ビジネスの性質評価について 一般的に成長期待が高く、優秀とされながら、当ブログの分析では重箱の隅をつつくような分析をしてしまっている企業があります…
結論 事業としてかなり難しそうな印象を受けたが、キャッシュフローはかなり潤沢で、堅実な資金の使い方をしている。ただ、総合的、超長期的に考えると内部に懸念のある会社なのかな、と。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ ~転職者アナトールからのアドバイス~ 有料note 企業分析リンク 前置き アサンテは後の調査予定でしたが、読者様にリクエストされたため、前倒しで調査します。 事業概要 まずはアサンテの事業についてです。 アサンテの事業は既存木造家屋を対象とした「白蟻防除」、「湿…
結論 沖縄の「有料の橋」に近い会社ではないかと。KDDI流、というか稲盛式の雰囲気を感じる数値管理は脱帽。長期で推移を追いかけながら、安値で拾っていきたい会社かと。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ ~転職者アナトールからのアドバイス~ 有料note 企業分析リンク 前置き 沖縄セルラー電話は後の調査予定でしたが、読者様にリクエストされたため、前倒しで調査します。 事業概要 まずは沖縄セルラー電話の事業についてです。 沖縄セルラー電話の事業は電気通信事業です。 ぱっと見で…
結論 特筆すべき点はいくつかあるが、ガバナンスや株主還元は改善の余地ありかと。事業ニーズの高まりによる業績向上は期待できても、内発的な改善はあまり期待できないかな、と。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ ~転職者アナトールからのアドバイス~ 有料note 企業分析リンク 前置き ライト工業は調査対象外でしたが、読者様にリクエストされたため調査します。 事業概要 まずはライト工業の事業についてです。 ライト工業の事業は 建設事業 その他事業 とのことです。 建設事業と一口に…
結論 累積赤字かつキャッシュフローは財務CFによる輸血状態。よほどビジネス自体に自信がなければ投資すべきでないリスキーな状況ではないかと。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ ~転職者アナトールからのアドバイス~ 有料note 企業分析リンク 前置き フリークアウト・ホールディングスは調査対象外でしたが、読者様にリクエストされたため調査します。 事業概要 まずはフリークアウト・ホールディングスの事業についてです。 フリークアウト・ホールディングスの事業は DSP事業 DMP…
結論 業種としての厳しさが目立つ。当ブログの基準では経営は良質とは言えない。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ ~転職について・アナトールのつぶやき~ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはGunosyの事業についてです。 Gunosyの事業はメディア事業で、種類としては 広告配信 アドネットワーク マーケティングソリューション とのことです。 Gunosyの強みはスマホ向けのアドネットワークという事なので、いずれの事業もその強みを生かす事業領域内にいるようです。 広告業…
結論 海外エネルギーや電力事業への投資強化は方向性として悪くないと思うが、マネジメントの質に疑念アリ。財務指標や株主還元について今少し熟考してほしい。。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 前置き 大阪ガスは調査対象外でしたが、読者様にリクエストされたため調査します。 事業概要 まずは大阪ガスの事業についてです。 大阪ガスの事業は 国内エネルギー・ガス事業 国内エネルギー・電力事業 海外エネルギー事業 ライフ&ビ…
結論 体質としてはかなり良い印象。足元の業績はコロナ禍でかなり苦しい状況ではあるが、財務状況や経営陣の質を考えると、この苦境を乗り切り、コロナ後に復活する可能性は十分あるかと。株価次第で購入を検討したい。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはリンクバルの事業についてです。 リンクバルの事業は、大別して二つです。 イベントECサイト(machicon JAPAN)運営サービス WEBサイト運営サービス 祖業…
結論 バリュー投資先としてはかなり手堅い投資先ではないかと。トップが株主還元に力を入れて、真剣に民需拡大or撤退に舵切すれば、一気に有望株になる可能性はある。ただ、こういう会社は基本的に変わらない気が。。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 前置き 名古屋電気工業は調査対象外でしたが、読者様にリクエストされたため調査します。 事業概要 まずは名古屋電気工業の事業についてです。 名古屋電機工業の事業は 情報装置シス…
【ニュースに思う事】大幸薬品、一時13%安 空間除菌剤苦戦で失望売り
本日は雑記です。 以下のようなニュースがありました。 10日の東京株式市場で大衆薬大手の大幸薬品株が一時、前週末比135円(13%)安の871円と急落し、年初来安値を更新した。6日に主力の空間除菌剤の販売不振で2021年12月期の連結最終損益が赤字になりそうだと公表。個人投資家を中心に失望売りがでた。終値は102円(10%)安の904円だった。値下がり率ランキングは東証1部で6位で、売買代金は前営業日の7倍近くに膨らんだ。 悪材料視されたのは業績の下方修正だ。21年12月期の最終損益は28億円の赤字(前期は38億円の黒字)と、従来見通し(31億円の黒字)から59億円引き下げた。空間除菌剤「クレ…
結論 面白いビジネスをやっている会社で、株主への還元にも一定の配慮を感じる。ただ、業界全体の付加価値率不足は否めないため、それをどう改善していくかが重要かと思う。現状の延長線上では厳しいのではないかと。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずは日本動物高度医療センターの事業についてです。 日本動物高度医療センターの事業は、その社名通り、ペットに対して高度医療を施すビジネスのようです。ニッチですが独自性のある面…
結論 付加価値、資本効率共にイマイチな印象。今のところはバランスシートも管理されているようだが、ガバナンスや事業内容に不安が散見され、長期的に見るとリスクの方が多いのではないか。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 前置き トランスコスモスは調査対象外でしたが、読者様にリクエストされたため調査します。 事業概要 まずはトランスコスモスの事業についてです。 トランスコスモスの事業は、お客様企業の売上拡大とコスト最適…
【ニュースに思う事】米マイクロン、自社株買い戦略変更 配当支払い開始へ
本日は雑記です。 以下のようなニュースがありました。 米半導体大手のマイクロン・テクノロジーは2日、株主還元策の自社株買いの方法を調整し、株価が安い時に多めに、高い時には少なめに購入すると発表した。また、配当金の支払いも開始する。 マイクロンは、ほぼ全てのコンピューターシステムに使用されるDRAMとNAND型メモリーチップを製造しており、これらの価格は世界の需給状況によって大きく変動する。そのため、ほとんどのメモリーメーカーでは利益や株価が変動しやすい。 マイクロンはこれまで定期的な自社株買いを実施し、2018年以降に約40億ドルを株主に還元してきた。 ジンスナー最高財務責任者(CFO)は、電…
結論 目先の業績はバルチック海運指数の上昇によるもので、元々の利益を稼ぐ力は決して高くない。売上規模を縮小する構造的な改革に手を付けている感はあるものの、まだまだ道半ばという印象。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 前置き 商船三井は調査対象外でしたが、読者様にリクエストされたため調査します。 事業概要 まずは商船三井の事業についてです。 商船三井の事業は、海運業を中心とした5つのセグメント、ドライバルク船事業…
結論 同社の株を持つという事は、不動産投資サイトの部分所有権を持つことかな、と。景気や投資熱に左右されるため、盛り上がっている現在はちょっと敬遠したいかと。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはファーストロジックの事業についてです。 ファーストロジックの事業は不動産投資のポータルサイト「楽待」の運営です。 私も不動産投資を考えた事があり、不動産投資のサイトはいくつか回ってました。 もっぱら利用していたのは…
【ニュースに思う事】米上場の中国株、時価総額7690億ドルが消失
本日は雑記です。 以下のようなニュースがありました。 中国当局は教育関連テクノロジー業界に対する包括的規制を発表。学校の教科課程に関する学習支援サービスを手掛ける企業に非営利団体への転換を求めるほか、増資や株式公開を禁止する。 一部の大型投資家も既にこうした銘柄を手放し始めている。キャシー・ウッド氏の旗艦上場投信信託(ETF)「アーク・イノベーションETF(ARKK)」は、2月時点で8%を記録した中国株の保有比率を今月に入って0.5%未満に引き下げた。中国の百度(バイドゥ)のポジションをすべて解消し、テンセント・ホールディングス(騰訊)の保有もわずか134株にとどまる。残る唯一のポジションであ…
結論 今後、企業分析記事のタイトルから「~有価証券報告書の読み方~」を削ります。 先日書いた通り当ブログはタイトルを 「フリーランスのエクセル屋さん」 から 「企業分析アナトールの株式投資」 に変更しました。 その影響なのか分かりませんが、Google検索で上位に来ている気がします。 例えば先日のエクストリームの分析を検索しようと思い 「エクストリーム 企業分析」 で検索すると、当ブログの記事が6番目くらいに出てくる。 記事が新しいから、とか企業の注目度とか色々要素はあるでしょうが、一時的にでも「企業名+企業分析」というパワーワードで検索上位に乗ってくるのは、感触としてかなり良いのではないかと…
結論 事業への熱い情熱を感じる内容。しかし熱量だけでなく、経営戦略を検討しなければ推進力が分散する可能性もある。求められるのは冷静と情熱の間。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはKeePer技研の事業についてです。 KeePer技研の事業はカーコーティングに関する製品開発・製造、販売のようです。 まずこの事業説明を読んだときに感じるのは事業に対する情熱です。 今やっている事業が始まった背景や会社として目…
結論 ゲーム業界と言いつつあまり自社開発をせず、他社の開発を手伝うのがメイン。爆発的な業績成長は見込めない会社かと。また、人件費やセグメントの赤字など、戦略を考え直す必要がありそうな課題があるように思う。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはエクストリームの事業についてです。 エクストリームの事業は法人向けにゲーム・WEBシステムなどのソフトウェア開発サービスを提供する「ソリューション事業」及び「受託開発…
【ニュースに思う事】全日空が電力販売に参入へ マイル付く「ANAでんき」
本日は雑記です。 以下のようなニュースがありました。 全日本空輸が電力の代理販売に参入する。電力の小売りを手がけるKDDIと提携して26日、沖縄や一部離島をのぞく全国で販売を始める。全日空を傘下に持つANAホールディングス(HD)は航空に頼らないビジネスモデルづくりを進めており、その戦略の一環となる。 サービスは「ANAでんき」と名付け、全日空のホームページで申し込みを受け付ける。毎月200~300マイルがたまる。これまでもANAのクレジットカードを使えばマイルがたまる事業者があったが、還元率は200円で1マイルにとどまる。マイルが多くたまるのを強みに、既存業者からの乗り換えを狙う。 コロナ禍…
結論 古き良き製品開発を重んじる会社。しかし、上場会社というのは多くのステークホルダーが関わる存在であり、製品開発以外を放置してよいわけではないと思う。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはイハラサイエンスの事業についてです。 イハラサイエンスの事業は配管用継手、バルブ類の製造及び販売、配管工事並びに機械器具設置工事の設計、施工及び請負、配管システム並びに配管システムを構成する部材等の設計、製造、請負及び…
本日は雑記です。 以下のようなニュースがありました。 当社は、2014年9月12日に大阪国税局長(以下「原処分庁」といいます。)より受領した平成25年(2013年)3月期の「法人税額等の更正通知書及び加算税の賦課決定通知書」に対する更正処分について、取消請求訴訟を提起し、東京高等裁判所において争っておりました。本年4月14日に東京高等裁判所より以下の通り判決が言い渡され、その後期限である4月28日までに、国より上告及び上告受理申立てのいずれもが行われず判決内容が確定いたしましたのでお知らせします。 1.事実の発生の経緯本訴訟の経緯は、以下の通りです。 2014年9月12日原処分庁より更正通知書…
本日は雑記です。 最近以下のようなニュースがありました。 レポートに書いてる通り私は同社株を持っているので、一応言及です。 Free-EX Report(2020年版)|企業分析アナトール|note エーアイテイーというのはアジア圏メインの国際物流の会社です。 国際物流の会社は自前で航空機やら船を持っている会社が多いのですが、エーアイテイーは自前でそういった資産を持たない、フォワーダーと呼ばれる事業者です。 フォワーダー ロジスティクス用語集 日本通運 フォワーダーとは、自らは輸送手段を持たず、船舶・航空機・トラック・JRなどを利用し、荷主と直接契約して貨物輸送を行う事業者のことです。…
結論 諸々課題は多いが、一番のネックはマンパワー(人員)不足ではないかと。適切なマネジメントが就任し、正しい方針を定め、リソース(人材)を集める事ができれば、大きく飛躍する事もあるのではないか。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはTONEの事業についてです。 TONEの事業は作業工具類及び機器類の製造並びに販売のようです。 非常にシンプルな事業です。 事業構造がシンプルゆえに、会社の業績は製品に依存しま…
本日は雑記です。 以下のようなニュースがありました。 日本航空(JAL)は2025年度に「空飛ぶクルマ」を使った事業に乗り出す。三重県などで空港と観光地を結ぶ旅客輸送サービスを始める。ANAホールディングス(HD)も25年度に同様のサービスへの参入を検討している。空の移動が身近になれば道路渋滞の緩和や過疎地の交通対策にも役立つ。海外でも実用化競争が進んでおり、新ビジネスに見合うルール整備が課題となる。 空飛ぶクルマは空を飛び近中距離を手軽に移動する次世代の乗り物。JALが使うのはeVTOL(電動垂直離着陸機)と呼ぶ2人乗りのドローン型の機体で、航続距離は35キロメートル。最高時速は110キロ。…
結論:ブログのタイトル変えます ずっと考えていたのですが ブログのタイトル変えようかな、と。 そもそも何故「フリーランスのエクセル屋」を名乗っていたのかは以下参照。 ただこの名前だと、今の取り組みと全然マッチしてないんですよね。。 フリーランスのエクセル屋さんがなんで企業分析しているの?という話。 読者様からもたまに聞かれます。。 Twitter上ではこの名前でそれなりにFollowして下さっている方もいて、このまま続けていきたい気持ちもあるのですが、今後もこのスタンスでより多くの人にブログを発信し続けていくことを考えたら、「企業分析」やっている感じの名前に改名した方が分かりやすいかな、と。 …
結論 目先の成績は優良。ただし、潜在的に事業体質の悪化が進んでいるように思える。人材の待遇改善について検討が必要ではないかと。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 前置き メンバーズは調査対象外でしたが、読者様にリクエストされたため調査します。 事業概要 まずはメンバーズの事業についてです。 メンバーズの事業は、以下3つのようです。 EMC事業:大手企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進 デジタル人材…
結論 産業の性質上致し方ない面はあるにせよ、投資家にとっては魅力的とは言えない内容。資金効率の向上やイノベーションの推進など、体質の抜本的改革が望まれる。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはヨータイの事業についてです。 ヨータイの事業は耐火物等の製造販売、および築炉工事(エンジニアリング)です。 とてもシンプルな事業内容です。 シンプルな事業モデルは稼ぎやすい反面、真似されやすく、競争が激化しやすいです…
仕事での己の無能さに心が死んでるので、分析はお休みして息抜き記事です。 記事の結論はタイトル通りで 「ワインや芸術を愛でるように企業に向き合いたい」というテーマです。 以前から、投資で有名な人のTweetを眺めていると、高値で売り抜けたとか、上手く損切りしたとか、いくら儲かったという話が多いんですけど、そういうの見ているとなんか釈然としなかったんです。 最初は単なる妬みかな、と自分の感情をスルーしていたんですが、ふと、企業をワインとか美術品とかに例えると分かりやすいんじゃないかと思い、書きます。 ワインはお酒で飲み物なわけですから、香りや味を楽しむものです。 美術品は観賞用なわけですから、その…
結論 記載の仕方は好印象。ただ、未だ結果の数値がついてきていないように感じる。優れた文面に沿った意思決定を粛々と行う事で、今後の飛躍に期待したい。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 地域別売上 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 前置き アンリツは調査予定でしたが、読者様にリクエストされたため前倒します。 事業概要 まずはアンリツの事業についてです。 アンリツの事業は、計測及びPQA(プロダクツ・クオリティ・アシュアランス)の開発、製造、販売と不…
結論 堅実な経営をしているように感じるが、その実、大株主兼取引先のために保守的な経営をしているだけではないか、と推測。一般投資家からすると、投資先としてかなり苦しい印象。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはSECカーボンの事業についてです。 日本カーボンの事業は炭素製品の製造・販売です。 日本カーボンや東海カーボンのようにセグメント別には分けていないようです。 事業説明もあまり整理されていない印象です。…
結論 有利子負債の規模が既にかなりの水準。これ以上、他人資本に頼っての売上規模拡大は将来的なリスクを考えるとかなり苦しいのではないか。業績は早晩頭打ちになり、体質改善が求められるのでは。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 前置き レノバは調査予定にはありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずはレノバの事業についてです。 レノバの事業内容は再生可能エネルギー発電所を開発・所有・運…
結論 管理とマネジメントの質の高さを感じる内容。ただ、それだけにビジネス自体の難しさを感じる。また、長期的に見るとガバナンスの偏りは軽視できない。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 前置き イワキポンプは調査予定にはありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずはイワキポンプの事業についてです。 イワキポンプの事業は、ケミカルポンプの製造・仕入・販売、およびその関連サービスです。ざ…
結論 「ビジネスとして魅力ある農産業の確立」その意気や良し、という感じ。ただ同社のビジネスでそれが達せられるかは疑問。収益性と今後規模が大きくなれば抱える事になるであろうリスクが見合っていないように感じる。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き 農業総合研究所は調査予定にはありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずは農業総合研究所の事業についてです。 農業総合研究所の事業内容は、以下3つです。ざっくりイメ…
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。 当ブログで企業分析を開始して1年が経ちました。 この1年で思ったことを色々と雑記してみます。 【ここまでのブログ】 【今後のブログ】 【マネタイズ】 【お金以外に得たもの】 【まとめ】 【ここまでのブログ】 ブログを始めた当初は、頑張って更新しても、8か月累計3,000PVくらいしか閲覧されなかった愛すべき過疎ブログでしたが、企業分析を始めてからはひと月で5,000PVくらいは平均して達成できるようになりました。 企業分析を開始した時の記事 Twitterで投資系インフルエンサーの方に紹介して頂けたからだと思います。 本当にありがたい話です。…
結論 東海ゴム同様、やはり多少古さを感じる記述が多い。在庫が多いように感じる。やたらめったらと買収しない雰囲気は、悪くないですが、頭が固そうな会社だな、と思います。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずは日本カーボンの事業についてです。 日本カーボンの事業は以下。 炭素製品関連 炭化ケイ素関連 その他 の3つです。 先日見た東海カーボンより区分がざっくりしてます。 業績を見ます。 セグメントの状況 炭素製品…
結論 全体的に古く、成長の難しい会社という印象。黒鉛電極の件はマクロの動向として興味深かった。どの市場でも中国の動きには目が離せない、と感じさせてくれる。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 企業分析の基本は簿記の勉強から 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずは東海カーボンの事業についてです。 東海カーボンの事業は以下。 黒鉛電極事業 カーボンブラック事業 ファインカーボン事業 精錬ライニング事業 工業炉及び関連製品事業 その他事業 の6つです。 セグメント名を見てもピンと…
結論 目標の設定の仕方は良いが、実際の行動が伴っていないように感じる。少なくとも現状は黄色信号。ただ、将来的に課題が改善されるなら大きな飛躍する可能性高し。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずは相模ゴム工業の事業についてです。 相模ゴム工業の事業はヘルスケア事業、プラスチック製品事業、その他の3つです。 ただ、この説明だけですと分かりにくいので、セグメントの状況説明のところを見ます。 ヘルスケア事業はコンドーム等でプラスチック製品事業は…
【5015】ビーピー・カストロール~有価証券報告書の読み方~
結論 英国の石油メジャーBPの販売代理店。英国紳士らしくきちんとBPカストロールの少数株主にも利益を落とす方針のようだが、それもBPに一存に委ねられている点は否めない。 目次 事業概要 他社にビジネスの収益を依存するというリスク セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはビーピー・カストロールの事業についてです。 BPカストロールの事業は自動車用潤滑油の販売の単一事業です。 名前から分かる人もいるかもしれませんが、BPカストロールはイギリスの石油メジャー「B…
結論 元国営とは思えないほどのしっかりした体質を感じる。しかし、事業の性質としてコモディティビジネスであることは否めず、規模が大きすぎて状況がざっくりとしか把握できない。いっそのこと、事業を解体して複数に分かれてしまってはどうかと思う。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 余談 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き NTTは調査予定にはありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずはNTTの事業についてです。 NTTの事業内容は、以下5つです。ざっくりイメー…
結論 戦前からのトヨタ財閥の御用商家。今なお本家の影響は健在と思われる。新エネルギー分野やアフリカ事業など、期待できそうなビジネスもあるものの、本家の影響を考えると、「だったら本家のオーナーになった方がいいのでは」と思ってしまう。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き 豊田通商は調査予定にはありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。といっても商社というのは事業が多岐に渡るコングロマリットであることが多く、それ一社を買うだけで複数の事業…
結論 数値で見る分には十分優秀な会社。ただ、個人的にはミッションからロードマップや財務指標の設定ができてないように思えるので、先ずはそこを整理してはどうかと思った。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 財務指標 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き アバントは調査予定にはありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずはアバントの事業についてです。 アバントの事業内容は連結会計関連事業、ビジネス・インテリジェンス事業、アウトソーシング事業に分類されます。 …
結論 業界やビジネスモデルはかなり強いものを感じるが、マネジメントの質は好ましくない。総じて言葉が足りないし、財務指標に関するフォローや対策が不十分じゃないかと。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 経営方針 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずはJCUの事業についてです。 JCUの事業は薬品事業、装置事業、その他事業の3つです。 主要な製品の部分を見た感じでは「めっき」という言葉が多い印象です。「めっき」という単語から思い浮かぶのは以前分析したトーカロです。 トーカロは財務は健全な…
結論 優秀ではあるが偉大と言える水準ではない印象。今のご時世で新オフィスとかに投資するのは、考え方として古い気がする。。 目次 前置き 事業概要 セグメントの状況 業績推移 経営方針 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き TISは調査予定にはありませんでしたが、読者様にリクエストされたため分析します。 事業概要 まずはTISの事業についてです。 TISの事業内容はサービスIT、BPO、金融IT、産業IT、その他に分類されます。 分類こそ分かれてますが、情報化投資に関わるシステム開発やコンサルティング…
結論 ビジネスとしてはかなり良いものを持っているが、資金の使い方や創業家の影響に古さを感じる。 目次 事業概要 セグメントの状況 業績推移 経営方針 キャッシュフロー B/S(貸借対照表) 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 まとめ 有料note 企業分析リンク 事業概要 まずは小林製薬の事業についてです。 小林製薬の事業は国内事業、国際事業、通販事業の3つです。 随分ざっくりした分類してますね。。詳細を見ていくとかなりの業種があるようです。 製品ラインナップを見るとCMとかでよく目にする製品ばかりですね。製薬会社といっても、莫大な費用を投下して病院に専門的な薬を提供する会社と、大…
結論 一株3,000円は確かに低評価だったが、同社の価値が市況に影響されやすいNAVをベースにしている以上、市況次第でどうとでも転びかねない。コロナの時に恐怖で売られすぎたのも無理からぬことだと思う。 目次 前置き SBGを分析するにあたっての指針検討 事業概要 経営方針 従業員の状況、役員報酬 大株主の状況 株主還元 単体B/S ブラックボックスの分析 まとめ 有料note 企業分析リンク 前置き ソフトバンクグループ(以下SBG)は調査リストにありませんでしたが、読者様にリクエストされたので分析します。 SBGを分析するにあたっての指針検討 正直、リクエストされても、SBG分析はやろうかど…
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