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ロードバイクの修理・メンテナンス overwheel(オーバーホイール) https://www.overwheel.net/blog/

小田急線「読売ランド前駅」近くのロードバイク・クロスバイクの修理・メンテナンスショップです。よみうりランドから神奈川方面に下ってすぐ!オーバーホールや持ち込み修理、他店購入品(通販もOK!)の組み立て、手組みホイールのご相談も承ります。

overwheel
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2019/10/27

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  • ロードバイクのオーバーホール

    ロードバイクのオーバーホールはどのくらいの頻度でやるべきなのか、費用はどれくらいかかるのか、どこに持っていけばよいのか、など、いろいろと疑問をお持ちの方は多いと思います。

  • ディスクローターの寿命

    リムブレーキに比べて、ディスクブレーキは部品の消耗度合がわかりにくいです。 ディスクパッドの減り具合は見た目ではわかりにくいし、特に油圧ブレーキだと操作感の変化が少ないので、限界を超えて使用しているケースもよく見られます。 また、ディスクローターも摩耗するので消耗品となるのですが、認識されていない方は多いかもしれません。 画像はシマノ製のディスクローターですが、数値の記載が確認できるかと思います。これはローターの厚さの限界値を表しております。この場合はローターの厚さが1.5mmまでが使用可能な限界であるということになります。

  • MINIATURE BICYCLE COLLECTION

    昨日、COFFE &BEER WADACHI』さんで開催中の「MINIATURE BICYCLE COLLECTION展 by Masayuki Yamamoto」を見学してきました。 まず、轍(WADACHI)さんは百合丘駅近くにある「カフェ・バー」みたいなお店で、上質なコーヒーとお酒と音楽が楽しめる素敵な空間です。そしてここのマスターがかなりの自転車マニアで、特に古き良き時代のビンテージバイクに造詣が深い方です。うちにもよくお客さんを紹介してくれるので、とても感謝しております。 今回開催している展示イベントは、もともと自転車乗りで金型製作の技術者であった山本雅之氏が趣味で製作を始めたミニチュア自転車が合計8台展示されておりました。 実物を拝見するまでは、針金のようなものを折り曲げて接着したようなものを想像していましたが、全然そんなもんじゃありませんでした。

  • タイヤグライダー

    タイヤレバーにもいろいろな種類がありますが、これは今までに見たことがないカタチ。 タイヤを外すのも装着するのもこれ一本(個?)でいけるのだそう。 名前の通り、タイヤトリムの間を滑らせて使います。 言葉で説明するのもアレなんで、まずは以下の動画を見てみてください。いとも簡単にやってのけていますね。 自分用に一個買って試してみましたが、結構すんなりできました。もちろん、リムとタイヤの相性にもよると思います。カーボンリムには不向きだと感じました。 お試しできるサンプルありますので、ご希望の方はお声がけください。

  • eeブレーキ

    軽量ブレーキキャリパーの代名詞的な製品として知られる「eeブレーキ」を入手しました。 どんなフレームカラーにも似合わなそうなポップなカラーが目を惹きます。悪目立ちしそうですね! 前後セットで188gと超軽量ながらも、アーチ剛性がしっかりと計算され制動力も十分です。当然ながらシマノDURA-ACEなどと比べれば制動力や耐久性は大幅に劣りますが、それはそれ。こういうパーツは性能を求めるものではありません。ロマンです。 自分で使おうかと思って入手したものですが、しばらく組み付ける予定がないので欲しい方がいればお譲りします。価格は店頭にて。

  • ガラスコーティングやってます

    当店で施工するガラスコーティング作業について 使用するコーティング剤はViprosの「V-SHIELD」です。 光沢度、撥水性、防汚性に優れた3次元網目構造硬化シリコーン系コーティングは約一年間持続します。 施工内容は ①フレームからパーツを外す ②洗車 ③表面処理加工 ④脱脂 ⑤ガラスコーティング剤塗布 ⑥乾燥・仕上げ ⑦フレーム組み立て となります。 納期は数日~一週間程度。 作業工賃は合計で19,000円です。 フレーム単体持ち込みやオーバーホール作業と同時注文の場合は①②⑦の作業代がかからないので6,000円となります。

  • ロード用ディスクブレーキパッド

    シマノ製品の世界的な品薄状態は依然と続いておりますが、中でも困っていたのがロード用のディスクブレーキパッドでした。 言わずもがな、ブレーキは最も安全にかかわる部分であり、その代表的な消耗部品であるブレーキパッドがメーカーから供給されないとなると、「自転車に乗るな」とでも言われているようだ。 サードパーティ製のロード用ディスクパッドはまだ種類が少なく、欠品状態が続いていましたが、ようやく安定供給することができそうです。 ブレーキ関連パーツを主に製造するASHIMAの製品です。 値段も純正より安いので経済的です(きっとそのうちねあげするんだろうな)。 現在で回っているディスクブレーキロードの多くに採用されているデュラエース、アルテグラ、105グレードに標準で付属する 「L03A」と互換性があります。 BR-R9170、BR-R8070、BR-R7070、BR-4770、BR-RS805、BR-RS505、BR-RS405などに対応します。 店頭在庫もございますが、こちらからも買えます。

  • ディスク用ホイール

    ディスクブレーキ用の手組ホイールをつくりました。 リムはお馴染みTNI「AL22W」のディスク専用アルミリムです。チューブレスレディに対応。 ハブも同じくTNI「REVO ROADディスクハブ」。フロント100mm・リア142mmの12mmスルーアクスル対応なので多くのロードバイクに適合します。 この仕様で前後セット実測重量1620g。まだ軽量化の余地もありますが、コスパを考えるとこの辺りが及第点でしょう。もっと軽いリムがあればいいと思うのですが、手組みの市場は大きくないので仕方がないですね。 価格は前後でサンキュッパ39,800円(税込43,780円)。完成車についていたホイールから卒業する一歩目としては悪くない思います(ZONDA DBよりも軽くて安い!)。 ディスクブレーキ用のホイールの場合、リアだけでなくフロントも左右非対称となる上スポーク本数や組み方に制約がいろいろとあるので、手組のメリットを生かしにくいですね。リムやハブの選択肢も含めてどうしても自由度が少なくなってしまいます。 「カーボンリムでディスクブレーキ用のホイールを手組で作れないか」というお問い合わせもちょくちょくいただくのですが、今のところはカーボンだったら完組ホイールをお勧めしております。ディスクブレーキ用のカーボンクリンチャーリムがあまりないので。

  • KJO第2弾

    川崎じもと応援券(第2弾)の使用が16日より開始となりました。 前回は13,000円分の商品券を10,000円で購入できたのですが、今回は12,000円分となりお得感が若干ダウンしております。しかし利用可能店舗は増えているようですので、使いやすくなっているのではないかと思います。 ありがたいことに前回は多くの方にご利用いただき、今回も始まる前からの問い合わせも多く、当店にとってはプラスの経済効果となっています。 今回も多くのご利用を期待しております。 応援券の購入は一旦受付が終了となっておりますが、前回のように追加募集もあり得るので、まだ買っていない方は公式サイトをチェックしてみてください。 <川崎じもと応援券公式HP> https://premium-gift.jp/kawasaki-jimoto2

  • 軽量チェーン入荷

    サードパーティーのチェーンメーカーといえばKMCが有名ですが、それをオマージュ(?)したかのような「SUMC」というメーカーの軽量チェーンが入荷しました。 一見するとKMCのDLCシリーズとそっくりですが、価格は半分以下。重量は114リンクで243gとほぼ互角。 シマノのチェーンが5月から値上げとなっているので、新しい選択肢の一つとしては悪くなさそうです。 11速用ブラックレッドとブラックゴールドが在庫あります。

  • スポークテンション

    スポークテンションメーターを新調しました。 多くの自転車店ではほとんど使わない工具かもしれませんが、当店では手組ホイールの組み立てやスポーク修理の依頼が結構多いのでそれなりに出番があります。 重要な物かといえば、実はそうでもありません。あったらあったで良いが、無くても大して問題ないみたいな。 例えば、ネジの締め付けの加減を計測する「トルクレンチ」なんかも、無くても自転車は組めます(使うべきところでは使いますけどね)。プロの料理人が調味料を大さじ小さじでいちいち計らないのと同じかもしれません。いい加減なのではなく、「何度もやっていれば手が覚える」みたいなことです。 スポークテンションも、使うリムやスポークによっても、使う人の用途や体重などでも求められる数値は異なります。また、スポークテンションの数値ありきでホイールを組むことはほとんどありません。あるとすれば、同じリム・ハブ・スポークの組み合わせで同等のホイール(クローン)を組む場合や、完組ホイールをバラして組み直す時なんかでしょうか。 なので主な使い道は、ホイールを組む時というよりかは、組み終えたホイールのデータ収集だったり、検品時にテンションのバラつきを確認するためなどです。 この「HOZAN C-738」は最近新たに発売された商品ですが、なかなか使いやすいです。エアロスポークやアルミスポークにも対応している点が高ポイント。 数値もデジタルなので正確に読み取りやすいですし、校正用のツールも付属するので精度も心配なさそうですね。

  • spidel

    フランス製の総合コンポブランドとして1970年代に登場した「spidel」 かつてフランス製の部品は一定の地位を築いていましたが、イタリアを代表するカンパニョーロや、新たに登場したシマノ、サンツアーなどによって徐々にシェアを奪われていきました。 再び時代を築くべく、フランスのパーツメーカー4社が手を組んで立ち上げたブランドが「spidel」です。 ディレーラー類はサンプレックス(Simplex)、クランクはストロングライト(STRONGLIGHT)、ブレーキはマファック(MAFAC)、ハブはメイラード(MAILLARD)が制作しています。 ところがその後1980年代までの革新的な変化の波に抗うことができず、フランス製パーツメーカーは姿を消すこととなります。 今となっては、コンポメーカーのシェアはシマノが圧倒的多数(体感的には98%くらい、カンパとスラムが1%ずつ)を占めています。選択肢がたくさんあった方が面白かったですけどね。

  • 日泉ケーブル取り扱っています

    Di2や油圧ディスクブレーキが主流になりつつありますが、全体の割合からすると機械式(ワイヤー式)の方が依然として多数派です。 高性能シフト・ブレーキケーブルの代表格として知られるのがこちらの「日泉ケーブル」です。 当店でオーバーホールを受注する際にも「ケーブルは日泉でお願いします」というお声も多く、実際に仕上がりにも差が出ます。 インナーケーブルに特殊な加工がしてあり、表面の凹凸を少なくしてあるので摩擦抵抗がとにかく少ない。アウターケーブルはしなやかで柔らかいのでハンドル内装など取り回しがキツくなっても通しやすいです。 シマノのポリマーコーティングされたインナーケーブルも滑りは良いですが、使っているうちに表面が剥げるのが難点です。日泉のはほとんど剥げないので、純正ケーブルに不満があればぜひお試しください。 日泉ケーブルでシフト・ブレーキのインナーアウターを全て交換した場合、部品代と工賃合わせて¥13,800~(税込)となります。

  • 作業効率アップ!

    この度、ブレーキシューを交換するためだけに存在する工具を導入しました。 果たして役に立つのかどうか。 そもそも、最近のロードバイク用リムブレーキのブレーキシューはカートリッジ式がほとんどで交換作業も簡単です。 脱落防止のストッパーを外せばシューの部分は手でも外せることが多く、特にシマノユーザーはブレーキシュー交換に苦労は感じていないと思います。 ところが、旧式のカンパニョーロのブレーキシューは簡単には行きません。 プライヤーでつかんで引っ張ったり、ハンマーで叩いたりしてもなかなかうまく外せない場合が多いのです。 装着するのも厄介で、無理に押し込もうとすると新しいブレーキシューが折れて 真っ二つになってしまうこともあります。

  • 2月の営業日について

    当店は火曜日・木曜日を基本的に定休日とさせていただいておりますが、2021年2月は休業日が変則的となります。 2月11日(木)と2月23日(火)は祝日となるため、10:00~20:00で営業いたします。 前後の2月12日(金)と2月22日(月)を振替でお休みさせていただきます。 また、2月6日(土)は所用のため休業させていただきます。 お客様にはご不便・ご迷惑をおかけすることになり大変申し訳ございません。 自転車店の経営の他にも業務を行っているため、今後も営業日の変更があるかもしれませんが、何卒ご了承いただきます様よろしくお願い申し上げます。 また、事前にご連絡いただけたら休業日や時間外での店頭受付も可能な場合がありますので、日程調整が難しい場合は遠慮なくご相談ください。

  • 一年間ありがとうございました

    今年も一年間ありがとうございました。年内の営業は本日で終了となります。 オープンから1年と2か月。 今年はいろいろありました、というよりかは起きた大きな出来事はただ一つで、それによっていろいろな事が無くなった、という方が正しいかもしれません。こんなにも世界が大きく変わった年は今までになかったですよね。 人との接触が制限されるそんな中でも、こんな出来たての小さなお店にお客様が来て下さり、足繁く通っていただける稀有な方まで、本当にありがたいことです。皆様に支えられて今があります。 来年もどうなるかわかりませんが、来年がどうなるかわからないのは毎年同じなので、希望を持ってよりよい年になるように頑張りましょう! 来年も福袋を販売します。前回は用意した分がすぐに完売してしまいましたが、今回もそんなにたくさん用意できませんので気になる方はお早めに。 中身はバーテープ・ソックス・メンテナンス用品・アクセサリーなど、いくつあっても困らないものになります。 定価で10,000円~15,000円くらいの内容で、ひと袋5000円です。

  • 期間限定!

    当店の電柱広告設置のための資金集めに特設ショップを開設しました。 詳しくはこちら↓ https://overwheel.thebase.in/ オーバーホールのご依頼を予定している方はこちらからお申込みいただくとありがたいです! 特設ショップは12月25日までの限定販売となります!

  • オーバーホールの季節

    これから本格的に寒くなってきますので、オフシーズンとなる方にとっては愛車をメンテナンスするのに最適な季節です。 当店でもこの時期になるとオーバーホールのご依頼が多くなってきます。 オーバーホールを依頼するにあたって、どのくらいの予算が必要なのか、どれくらいまで見てくれるのか、納期はどのくらいなのか、など不透明な部分は多いかと思います。実際にオーバーホールのご依頼を受けた段階でも上記のご質問は多く受けます。 なので、ここで分かりやすく解説させていただきます。 まずはご予算。 基本的にお客様のご予算があればそれに合わせたメニューをご案内いたします。 ざっくりとした金額はこちらでもごらんいただけますが、お客様の自転車の状態によって、手を加えた方が良い部分とやらなくてもよい部分なんかは実車を見させていただいた上でお見積りさせていただきます。 内容に関しましては、 フルメンテナンスとは、部品類を分解洗浄・グリスアップして組みなおすとともに消耗品は新品に交換しますので、ほぼ新車に近い状態まで蘇らせることができます。洗車・コーティングもしますので、見た目のキレイになります。ただし、ポジションに関連するところは極力取り外しはしませんので、フィッティングに影響はございません。 それ以外のメニューは、お客様のご要望や自転車の状態に合わせて決めさせていただきますので、フルメンテナンスよりも予算を抑えることができます。 最もシンプルな「かんたん点検」は、変速調整・ブレーキ調整・締め付け確認を見させていただきます。部品交換が必要なければ2000円で済む内容ですので、半年や1年に1回の定期点検におすすめです。 納期は、フルメンテナンスで1~2週間程度です。お急ぎの方には最短で翌日渡しも可能です。 かんたん点検ですと、所要時間は15分程度ですのでその場でお待ちいただければ当日お持ち帰りいただけます。 受付の際は、ご予約なしでも問題ありません。お急ぎの方は事前予約をお勧めします。

  • オリジナルステッカー

    店のロゴステッカーを作りました。 キラキラ光で反射するホログラム仕様で、防水性・対候性があるので自転車にもお貼りいただけます。サイズは35mmx35mm。 当店でオーバーホール(フルメンテナンス)をご注文いただいた方に差し上げることにします(勝手にフレームに貼ったりはしませんのでご安心ください)。以前オーバーホールを施工した方にも差し上げますので、店頭にてお申し付けください。 ステッカー単体で欲しい方もご相談ください。 今後、ホイール(リム)用のステッカーも作ろうかしらと考え中です。

  • この一年を振り返って

    10月27日で開店一周年を迎えます。なんとか一年目を生き残りました。 一年前を思い返してみると、準備不足で見切り発車のオープンでしたが、少しずつお客様も増えたし在庫商品も(まだまだ少ないですが)拡充してきました。今まで店が存続できたのは、御贔屓にしてくださったお客様方のおかげでしかありません。本当にありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。 それにしてもこの一年はなかなかタフなものでした。春先からの感染症拡大の影響でそれまでの生活様式が大きく変わりました。それによって多くの業種・業界が打撃を受けることとなり、特に店舗を持って営業する者にとってはなかなか厳しい年だったのではないでしょうか。 一方で、電車やバスに代わって自転車という移動手段が見直される機会ともなり、実際にクロスバイクや電動アシスト自転車の販売台数は増加したようです。当店は売り場スペースの都合で自転車本体の販売はしていないのでその恩恵は受けていませんが、自転車人口が増えることはとても喜ばしい事です。 独立してみて一人で店を切り盛りするのは色々と大変なことも多いですが、それ以上にやりがいがあるし、何よりも自由というのがすばらしい!この一年で「仕事に行きたくねぇなー」と思うことは一日もありませんでした。丸一日お客さんが誰も来ない日なんかはちょっぴり寂しいですけどね。 今後も地道にコツコツと収益力を強化しつつ在庫商品のさらなる拡充と、行く行くは従業員を雇って規模を拡大し、フランチャイズチェーンによる多店舗展開をして全国、いや、世界で、、、なんてことは考えていません。当分は自分の好き勝手にやれる店として、地元の方々やファンにとって「信頼できる便利な店」でありたいです。 ただ、店とは別に新規事業は考えています。 この調子で2年目、3年目と成長していきたいと思います。 あらためまして、今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

  • STIレバーの分解

    STIレバー(ST-1055)のオーバーホールを行いました。 こちらは105グレードの8速STIレバーです。8速時代の初代STIレバーは構造がシンプルだったため意外と壊れにくく、約30年前のものでもまだ現役で稼働していたりもします。 ところが古くなってくると変速操作ができなくなることがよくあります。原因の多くは内部グリスが固まってラチェット構造の爪の動きを妨げてしまうためです。 この場合は分解・洗浄・再グリスアップでだいたい直ります。 10速時代以降のSTIレバーは内部構造がもう少し複雑で繊細になります。内部のラチェットの爪やスプリングが折れてしまうと修理はできなくなります。 余談ですが、よく壊れるSTIレバーは、ST-5600(10速)の左レバー(ダブル・トリプル兼用タイプ)がダントツでした。続いて、ST-7900(10速)の初期モデルも不具合が多かったです。現役で稼働している7900DURA-ACEは結構少ないのではないでしょうか。 STIではないですが、初代SRAM REDのWタップレバーはレバー折れが多かったような記憶があります。 ロードバイクのパーツの中でSTIレバーは比較的高額でもありますので、長く使えるように適切な手入れをするようにしましょう。

  • ホイールのオーバーホール

    前後ホイールのハブのオーバーホールを行いました。 まずはハブを分解して洗浄します。 ハブシャフト・ベアリング一式(before)

  • Karmorエアロヘルメット

    注文して届いたのを見て驚きました。 ブルーメタリックの箱がかっこいいー!!DURA-ACEのクランクの箱よりも高級感があります。 個人的な好みかもしれませんが、ブルーメタリックにはなんだかそそられるものがあります。 実はエアロヘルメットって、ホイールやフレームよりもエアロ効果の恩恵が大きいってことをご存じでしたか。 ここ数年で、ノーマル形状に近いエアロヘルメットが急増しているのにもうなずけます。

  • ERGON BE3

    ERGONのバックパック「BE3 ENDURO」が大特価です! 調整可能なショルダーストラップにより、重さを感じずに背中にフィットします。小分けされた収納ポケットを各所に配置し、合計収納容量は約10ℓ。便利なヘルメットホルダーが付いており、防滴仕様の専用レインカバーも付属します。 サイズはSMALL(身長155~175cm)とLARGE(身長170~195cm)がございます。収納の容量は同じで、ショルダーストラップの位置や長さが異なります。 メーカー価格¥18,000+TAXのところ、 在庫限り¥5,800+TAX(68%OFF!!) メーカーサイト

  • AL300

    店頭展示用にAL300リムでホイールを組みました。 スポークはフロント20本とリア反フリー側12本をSAPIM CX-RAY、リアフリー側12本はDT COMPETITIONにしました。 これで前後1448gですのでなかなか優秀です。軽量性・エアロ・剛性のバランスが取れた、平地から登りまでオールラウンドに使えるアルミクリンチャーホイールに仕上がりました。

  • コラムキャップ

    珍しいデザインのコラムヘッドキャップが入荷しました。 アルマイトカラーやロゴの入ったものはよく見かけますが、ここまで凝ったデザインのものはなかなか見かけないと思います。 バイクの性能にはあまり関係のないパーツかもしれませんが、ヘッドキャップは乗車時に常に目に入る部分なので、意外と重要な部分なのかもしれません。細かい所にこだわってみてはいかがでしょうか。 アルミ製のキャップにステンレス製のボルトが付属します。サイズはオーバーサイズ(1-1/8")のみ。1800円+TAX

  • スポークの長さについて

    ホイールを組むうえでスポークの長さを決める作業が、実は結構難易度が高かったりします。 リムの寸法やハブの寸法から三角関数をつかって計算するのですが、最近は以下のような便利なサイトもあります。 https://jitensha-tanken.geo.jp/spoke.length.html「自転車のスポーク長計算器」 計算によって求められる数値に、テンションによるスポークの伸びなどの補正誤差を勘案して実際に使うスポークの長さを決めます。 下の写真は同じスポークとニップルで、スポークの長さの差によるニップルとスポークの位置関係を4パターン示しました。 適正なスポークテンションにより完成したホイールで、スポークの末端がニップルのどの位置まで来ているかとご理解ください。 ①はスポークが短すぎてスポークのねじ山がニップルからはみ出た状態(赤矢印) ②はスポークの末端が右図のBまで来ている状態 ③はスポークの末端が右図のAまで来ている状態 ④はスポークのねじ山いっぱいまでニップルが締めこまれた状態

  • GP5000スペシャルエディション

    当店でも人気が高いレーシングタイヤの大本命「Continental GP5000」の限定カラー、Tour de France 2020バージョンが発売されました。 例年なら今頃レースのクライマックスを迎える頃ですが、今年のツール・ド・フランス第107回大会は8月29日に開幕が延期することが決まっております。 ツール・ド・フランスのイメージカラーといえば、個人総合首位であるチャンピオンジャージ「マイヨ・ジョーヌ」とイエローなのですが、このタイヤはトレッドがブラックのままでサイドカラーが「クリーム色」となっています(パッケージのロゴもクリーム色!)。クラシカルなスタイルのスキンサイドタイヤ(スキンカラーなんて今はもう死語)に近い雰囲気です。カーボンディープリムと組み合わせると意外とかっこいいんです。

  • RIDEAビッグプーリー

    リアディレーラーの純正プーリーをビッグプーリーに交換するのは、定番カスタムの一つとなっています。 性能面でのうんちくはもう語られ尽くされているので今さら説明するまでもないですが、デメリットを気にされる方は多いかもしれません。 プーリーがスプロケットやホイールに干渉しやすいとか、変速性能が低下するなど、確かに純正に比べたらリスクは少なからずあるかもしれません。 RIDEAのビッグプーリーは全体的に変速性能の劣化はほとんど感じないし、位置を微調整するためのオプションパーツが豊富なのでトラブルは少ないです。 また、シマノのR9100シリーズやR8000シリーズのリアディレーラーをお使いであれば、ガイドプーリーとスプロケットとのクリアランスの調整がしやすくなっているのでビッグプーリーとの相性が良いです。 そしてRIDEAのビッグプーリーは種類がかなり多いです。 モデル名でいうと、T35、C66、C88、C35、C38、C60、E60と7種類。モデル名の数字がプーリーの歯数(の下一桁)を表しており、たとえばC38なら上が13Tで下が18Tといった具合になっております。 これらの7タイプがそれぞれ(ものによって)ベアリングの材質が選べたり、プーリーゲージの形状や色が選べたりします。そしてさらにリアディレーラーの品番によってマウント形状が異なるので、さらに細分化されます。数えてみたらロード用だけでざっと184アイテム! シマノだけでなく、SRAMやカンパに対応したモデルもあります。 詳しくはお気軽にお問い合わせください。

  • Viprosケミカル

    Viprosのケミカル類が入荷しました。 これから暑くなってくる季節に、かき氷にかけたら美味しそうなこのカラフルな液体はチェーンオイルです。 見た目のインパクトだけでなく、性能にこだわった「サスペンド系」の高級オイルです。 青色の「ブルーノ」は防汚性と耐久性を追求し強力な被膜が定着するので飛散しにくいセミウェットタイプのチェーンオイルです。 赤色の「ロッサーノ」はブルーノの潤滑被膜をさらに薄くし、耐久性はやや劣るものの、より防汚性を追求したオイルです。 緑色の「ダブサン」は非常に珍しい水溶性タイプのチェーンオイルです。ディグリーザーいらずで水で洗い流せるのでメンテナンスが容易となりますが、雨に弱いという難点があります。雨の日は(雨が降りそうな日も)乗らないという方や、ローラー台専用バイクなどにピッタリです。

  • コンポ載せ替えはいかがですか?

    このところコンポ載せ替えの問い合わせや注文が多いので、ざっくりとした価格をご案内します。 コンポセットに含まれるのは、STIレバー、クランクセット、BB、カセットスプロケット、ブレーキキャリパー、チェーン、フロントディレーラー、リアディレーラー(Di2セットの場合はバッテリー、充電器、ケーブル類も含みます)となります。カセットの歯数などによって多少価格が前後します。 場合によっては不要なパーツがあったり、一部パーツを別グレードにするなど融通は利きますのでお問い合わせいただければ別途お見積りいたします。 DURA-ACE R9150 Di2コンポセット ¥320,000+TAX DURA-ACE R9100 機械式コンポセット ¥202,000+TAX ULTEGRA R8050 Di2コンポセット ¥176,000+TAX ULTEGRA R8000 機械式コンポセット ¥96,800+TAX 105 R7000 機械式コンポセット ¥62,200+TAX 組み換え工賃 ¥15,000~¥20,000(フレーム形状による) 上記以外で必要となるものは、バーテープくらいでしょうか。 納期は1~2週間程度です。お電話やメールでのご注文も可能ですが、フレームの規格など確認が必要ですので、実車を持参のうえご来店いただけると確実です。 カンパニューロやディスクブレーキのコンポセットも取り扱っております。お気軽にお問い合わせください。

  • サドル祭り

    個人的にも気に入っているサドル、「TIOGAスパイダーシリーズ」の一部モデルがカタログ落ちとなるため特価販売いたします。自分用にもコッソリ確保しておきました。

  • ダイナモハブ

    今回はハブダイナモ用のフロントホイールを組みます。 ハブはシマノDH-C2100、カラーは画像のシルバーのほかにブラックがあります。 これはQRレバータイプですが、ナット止めもあったり、組むリムの径によって品番が違ってたりします。 ライトはLP-C2207、こちらはブラックとホワイトの2色、マウント方法がそれぞれ「ブロックダイナモライト台座仕様」と「カゴ下仕様」と「フロントフォークセンター仕様」の3タイプあります。画像のものは「フロントフォークセンター仕様」で、キャリパーブレーキの根元に取り付けられます。 種類が多すぎてここで混乱してしまう方も多いと思います。ハブダイナモシステムをとりあえず導入してみたいという方は、このハブとライトの組み合わせがコスパも高くておすすめです。

  • 4iiiiパワークランク(キャンペーン)

    先日、パワーメーターのブランド「4iiii」の国内正規代理店であるトライスポーツから心温まるメールをいただきました。 メールの内容を簡単に紹介すると、 現在4iiiiのパワーメーターはかなり売れているのようなのですが、通販ショップからの注文がほとんどで、リアル店舗からの受注はあまり伸びていないようです。 確かにこのご時世では、ユーザーは店舗に足を運ぶよりも自宅で買い物ができるネット通販を選ぶのが当然の流れだと思います。 しかし、トライスポーツの社長は自身でも脱サラして小さな店舗から始めたこともあり、個人経営のショップの力になりたいという事でした。 販売から取り付けまでアフターフォローもしっかりできるリアル店舗にこそちゃんと売上げを出してもらいたいのだそうです。 この厳しい時代に個人経営のリアル店舗に儲けてもらいたい、という社長の熱いメッセージでメールは締めくくられていました。

  • D2R Shadow リアドライブ式トレーナー

    少々古い製品ではありますが、ステイホームな今時におすすめのローラー台です。 「D2R Shadow」リアホイールを取り外してバイクセットするタイプで、ダンシングをすると本体も揺れる仕組みなので実走間に近いフィーリングです。 難点があるとすると、デカい!そして重い!部屋が狭い方にはお勧めできません。 あと、GoogleMapと連動する専用のアプリがあったのですが、このアプリが今では使えなくなってしまっています。 そして、残念ながらZWIFTには非対応とのこと。 難点がなかなか厳しいものがありますが、その分お値段は安くなっております。 メーカー価格¥69,500のところ、¥27,000+税!! なんと半額以下です! 室内トレーニング用としてまだまだ十分に使えると思います。シマノ11速にも対応しています(スルーアクスル非対応)。 気になる方は店頭にてお試しも可能です!配送もできます!

  • 簡易トルクレンチ

    トルクレンチは欲しいけど高い。しかも使う頻度はそんなに多くない。 この製品は5mm六角レンチに差し込んで、先端に4種類のビットを取り付けて使用します。 通常のハンドツールと同じように使用し、6Nmに達すると空回りするので6Nmを超えるトルクをかけることができません。 最大トルクの管理に便利ですが、最大の難点はトルク値を設定できない事です。 「4Nm」と「5Nm」に使える別製品がそれぞれ販売されています。 ハンドル周りやサドル周りの締めすぎ防止に使えると思います。 メーカー価格¥2500+税のところ、¥1800+税で販売中。 トルクに関する詳しいお話は以前のブログをご参照ください。

  • 持続化給付金について

    この持続化給付金の要件は、『感染症拡大により、特に大きな影響を受ける事業者に対して、 事業の継続を下支えし、再起の糧としていただくため、 事業全般に広く使える給付金を支給します』とされており、給付金の用途については特に制限がありません。 支給の条件として、新型コロナウイルス感染症の影響により、 売上が前年同月比で50%以上減少している者。資本金10億円以上の大企業を除き、 中堅企業、中小企業、小規模事業者、フリーランス を含む個人事業者を広く対象とします。 また、医療法人、農業法人、NPO法人、社会福祉 法人など、会社以外の法人についても幅広く対象となります。 前年同月比で50%以上減少している必要があるのは「利益」ではなく、あくまでも「売上」であることが注意点です。 ここの条件は結構厳しいような気もしますが、飲食店や観光業など、実際に営業を自粛している事業者の多くは対象になるかと思います。 昨年よりも半分以下の売上の月が1か月でもあれば良い、という事です。 給付額は法人は最大200万円、個人事業者は最大100万円 。ただし、昨年1年間の売上からの減少分を上限とします。 この上限額となる「売上からの減少分」というのは以下の計算式で求められます。 前年の総売上―(前年同月比▲50%月の売上げ×12ヶ月) この場合何月分の売上額で算定するかは事業者が選べることになっています。より少ない売上月(ただし前年同月比50%減は必須条件)を選んだ方が給付額は多くなります。 また、昨年創業した場合など前年実績がまだない場合については引き続き検討されるとのことです。 申請にあたって必要となる情報は以下の通りです。 法人については、 ①法人番号 ②2019年の確定申告書類の控え ③減収月の事業収入額を示した帳簿等 個人事業主については、 ①本人確認書類 ②2019年の確定申告書類の控え、 ③減収月の事業収入額を示した帳簿等 どちらにしても確定申告を済ませることが必要となります。今年は申請の期限が延長されたりもしていますが、お早めにやっておくことをお勧めします。今は税務署までいかなくてもオンラインでもできますからね。 申告方法は青色である必要はありません。白色申告でも申請は可能です。 申請はまだ始まっておらず、補正予算案の成立後おおむね1週間後くらいから申請受付を開始し、申請後だいたい2週間後くらいから支給が開始される予定です。 給付

  • 緊急小口資金の貸付特例について

    貸付の対象者は、コロナの影響を受け休業等により収入減少があり一時的な生活維持のための貸付を必要とする世帯となります。 金額は「小口資金」というだけあって少ないです。貸付上限は10万円、ただし以下の条件のいずれかがあてはまれば上限は20万円となります。 ①世帯員の中に新型コロナウィルス感染者がいる ②世帯員に要介護者がいる ③世帯員が4人以上である ④世帯員に臨時休業した小学校などに通う子がおり、世話が必要である ⑤世帯員に個人事業主がおり、収入が減少している 貸付け条件としては、無利子・貸し付けから1年間は返済不要・1年間の据え置き期間経過後2年間で返済することです。額が少ないながらもありがたいですね。 お住まいの地域の社会福祉協議会でお申し込みができます(事前に電話予約が必要)。社会福祉協議会ってあまり馴染みがない方が多いかもしれませんが、全国各市町村に窓口があり地域に根差した活動をする民間組織です。 申し込みに必要なものは以下の通りです。事前に用意しておけば申し込み手続きがスピーディーです。 ・身分証 ・住民票(世帯全員記載のもの) ・実印、印鑑証明 ・貸付金を振り込む銀行口座の通帳 ・収入が減少したことが分かる資料 ・その他確認資料(指示があれば) 審査が行われたのち、問題が無ければ申し込み日から1週間~10日間程度で口座に振り込まれます。国とは違ってなかなかスピーディーな対応だと思います。 現在の状況がこの先どれだけ続くかもわかりませんので、心配な方は一度ご相談してみてはいかがでしょうか。

  • 今後の対応について

    緊急事態宣言が発令されるようですが、当店は基本的に営業時間を短縮(11:00~18:00)して営業を続けさせていただきたいと思います。 理由としては、 ①従業者は私一人であるため、従業者間での感染リスクが無い為 ②狭い店内ですが、不特定多数が接触する可能性は極めて低い為 ③生活に必要で安全な移動手段である自転車の利用を支援する為 また対策として以下のことを行います ①マスク・グローブを着用し、一定の距離を取って接客させていただきます ②店内に他のお客様がいる場合、なるべく外でお待ちいただくようお願いいたします ③お客様の自転車を素手で触る場合は必ず手を洗浄・消毒いたします ④定期的に店内の換気を行います ⑤事前に時間指定でご予約をいただければ、他者と接触することが無いように配慮します お客様へのお願いとしましては、 ・ご来店の際はなるべくマスクをご着用ください ・レジャー目的で多人数でのサイクリングはなるべくお控えください 正しい情報を取捨選択し、自分に何ができるか、何をすべきかを一人一人が考えることが重要です。 ただ不安を煽るだけの発信に踊らされないようにしましょう。むやみに他人を非難・中傷する意見に流されないようにしましょう。 なかなか先が見えない状況なので、仕事にも生活にも苦労されている方は少なくないと思います。 個人や中小企業向けの主な融資制度などを以下に紹介します。他にも相談窓口がいろいろなところで開設されていますので、一度ご相談してみてください。 生活福祉資金貸付制度 保証人なし・無利子で最大20万円の貸付 詳しくはこちら(厚生労働省) 新型コロナウイルス感染症特別貸付 無担保・低金利にて最大6000万円の融資 詳しくはこちら(日本政策金融公庫) 新型コロナウイルス感染症特別貸付 無担保・低金利にて最大3億円の融資 詳しくはこちら(商工中金) セーフティネット保証4号・5号 一般保証とは別枠(2.8億円)で融資に対する信用を保証。(4号100%、5号80%) 詳しくはこちら(中小企業庁)

  • 便利アイテム

    みなさん、この物体が何であるかご存じだろうか。 昭和の時代を生きた40代以上の方なら見たことがあると思います。 自転車のホイールのハブにつけるアイテムで、通称「ハブ毛」と呼ばれています。 最近はすっかり見かけなくなりましたが、ごくごく狭い所(身内だけかもしれませんが)で実は密かなブームとなっています。 ホイールが回転するとハブ本体も当然回転しますが、このハブ毛には重りが付いているのでハブ本体と共回りしない構造となっています。この毛がブラシの役目となって、ホイールが回転し続ける限りハブ本体を掃除してくれます。 ハブ毛をつけておけば、ハブ本体は常にピカピカです。 ハブってスポークが邪魔で意外と掃除がしにくいので、この便利アイテムは見直されるべきだと思います。 そしてこのダサ過ぎる見た目も、一周回ってオシャレに見えてしまうのです。 現在は生産するところが限られており、いずれは市場から消えてなくなるかもしれません。「昭和の遺産」として失くしてしまうには惜しい商品です。 前後セットで300円+税

  • 今、自転車との付き合い方

    ウィルスが猛威を奮い、季節外れの雪が積もったりと、なんだか大変な世の中となってきました。 過度な自粛もいかがなものかと思いますが、「自己責任」の名のもとに自由な行動をとることにも制限が必要です。「人と接する事」が制限されてしまう世の中は結構ツライものですね。 ウィルス対策の基本として、2通りのアプローチがあります。 ①自分が感染者にならない事 ②ほかの人に感染させない事 ①に関しては多くの方は自覚し実践していると思います。 ②に関しては「自分が感染していること」が前提となるので、ここの意識がまだまだ低いのかもしれません。 おそらく多くの方は「現時点で自分は感染していない」と思っているのではないでしょうか。実際にはほとんどの方は現時点では感染していない可能性は高いでしょう。 ところが、ごく一部の無自覚な感染者が感染拡大の原因となってしまっているという事実があるので、「自分は大丈夫」という不確かな自信は捨てた方が良さそうです。 でもこういう時って、楽観的な意見よりも悲観的な意見の方が支持されやすいし拡散力があるので、むやみに他人を非難したり誹謗中傷のような発信に踊らされないようにしていただきたいですね。 【自転車との付き合い方に関して】 ・移動手段として 公共の交通機関を利用するより感染リスクは圧倒的に低いといえます。必要な移動であれば、電車やバスの代わりに徒歩や自転車での移動を多用するとよいと思います。 ・サイクリングとして 単なるサイクリングは不要不急の外出行為にあたる可能性が高いので、要請があれば自粛するのが無難かもしれません。 しかし一方で、感染予防として自身の基礎免疫向上のためには適度な運動も必要なので、自転車に乗る行為を非難すべきではないと思います。前述したように、移動手段としては感染リスクが低いですので。 その代わり注意としては単独(または同居者と一緒)でのライドに限ること、極力お店などに立ち寄らないことです。 ・家の中でできること セルフメンテナンスをするにはまたとない絶好の機会ですので愛車を隅々まで綺麗にしてあげましょう。ローラー台をお持ちの方は室内トレーニングができますし、ZWIFTを使えばオンラインで疑似的に複数の人たちとレースやサイクリングが楽しめます。 当店では感染拡大防止のための取り組みを行っております。店内は十分に換気しており、アルコール消毒剤を常備しています。また(残念ながら)、店内が

  • 選択肢の法則

    マーケティングで商品ラインアップ(ラインナップ?)数を語るうえで「ジャム理論」というのがあります。 ジャムの試食販売をしたとあるスーパーの実験でジャムの種類を 6種類用意した場合と、24種類用意した場合とで、 「6種類」用意した場合の方が購買率が10倍も高かったという結果が出ました。 かんたんに言うと、選択肢が多すぎると選ぶのが面倒くさくなって選択することを放棄してしまうという心理が働くのだそうです。 では逆に、選択肢が1つしかなかったらどうでしょうか。それはそれで「買う」or「買わない」の2択となってしまい、「買う」を選ぶことのハードルが上がってしまいます。 これは別に「選択肢は6つがベスト」というわけではなく、少なすぎても多すぎてもダメですよという事です。 また気を付けなくてはいけないのが、実験結果に差が付いたのは「購買率」であって、「購買数」ではないという事です。選択する事へのストレスを軽減できるのであれば(選択する楽しさを提供できるのであれば)多い方が良い場合もあります。 似たようなので「松竹梅の法則」というのもあります。 よく料亭とかのコースメニューが値段が高い順に、松・竹・梅の3種類が用意している場合があります。この場合はどれが選ばれやすいでしょうか。 この場合は真ん中の「竹」が選ばれやすくなります。選択肢を3種類用意する多くの店は、この真ん中が選ばれることを想定したうえで利益率を調整しています。つまり、「竹」が最も利益率が大きいという事になります。 当店では修理メンテナンスのメニューをざっくり3つに分けて、「かんたん点検」と「基本メンテナンス」と「フルメンテナンス」としています。https://www.overwheel.net/service/ この3つは明確に区分されているわけではありませんが、やはり多くの方は真ん中の「基本メンテナンス」の内容に近いものを選ばれます。 ただ、「利益率」は「フルメンテナンス」の方が大きいですので、できればその、高い方を、なんとか。。。 冗談はさておき、当店では基本的にお客様のご要望やご予算に応じて最適な内容をご提案しておりますので、お気軽にご相談ください。お見積りのみ(無料)でも大歓迎です。

  • 中止や延期など

    連日ニュースではコロナ関連の話題ばかりで、はっきり言ってウンザリしている方も多いかと思います。先日UCIは4月末までの全レースの停止と、グランツールの延期を発表し、シーズンの大幅なスケジュール変更となるようです。 https://www.cyclowired.jp/news/node/321337 この時期は例年だと「クラシックレース」と呼ばれる伝統のあるワンデーレースが欧州各地で開催されていたのですが、現在の状況を鑑みれば中止や延期はやむを得ないですね。楽しみにしていたのですが。 国内で開催されるサイクルイベントも、3月から4月上旬にかけて開催されるものは中止となるものも多くあります。4月下旬以降のイベントも今後の状況次第で変更する可能性があると思います。 様々なイベント自粛に対する是非もあるかと思いますが、リスクを冒してまで開催する事をしない人々が多いのは理解できます。ここでいう「リスク」は実のところ、「感染症拡大」よりも「世論の反発」のほうが大きいのかもしれません。 一方で無観客で開催するスポーツイベントもありますが、プロの自転車競技は集団走行があったりドリンクボトルを介した選手間での開催リスクもあるから厳しいのですかね。個人TTならアリかも。 これを機に、ツール・ド・フランスなんかもZWIFTなどのバーチャル空間で開催してはどうでしょうか。集団走行も不要だし落車もないし。技術が進めば、数年後には冗談なんかではなくなるかもしれません。 今回の騒ぎは、たとえウイルス感染が収束したとしても経済の病が完治するまで多くの時間を要するであろうから根が深いです。 ここで我々にできることは、不必要な自粛なんかではなく、経済循環を止めないための積極的な消費行動だと思います。今最も悲痛な叫びをあげている観光・宿泊・飲食関連の店や企業などにお金を落としてあげましょう!

  • TOPEAKのサイコン

    サイクルコンピューターといえば、お手頃なCATEYEと高機能なGARMINが2強ですが、TOPEAKのサイクルコンピューターも意外と評判が良かったりします。 この「Pano Computer」はお手頃なのになかなか高機能なんです。Bluetooth対応でスマートフォンと連携でき、シンプルな機能と共に表示が大きくて見やすいので、視力に難があるお年頃の方にもおすすめです! Bluetooth対応の心拍センサー(別売)を使用すれば本格的なトレーニングにも使えるし、スピード&ケイデンスセンサーが標準装備されるのでこれだけでも十分な機能があります。 モデルチェンジにより廃盤となるため、在庫限り通常価格(¥13,000+TAX)の半額¥6,500+TAXで販売いたします。この機能からするとかなりお買い得だと思います!

  • 持ち込み修理

    ご来店時や電話などで「持ち込みでの修理は可能ですか?」という質問をたびたび受けます。そもそも当店は今のところ自転車本体を販売しておりませんので、お受けする修理は「100%持ち込み」となります。 当然、大歓迎しております。 何故そんなことを聞くのかといえば、他店購入の自転車の修理や整備を断るショップが存在するからです。それぞれのお店にはいろいろな事情もあるでしょうし、営業方針もそれぞれですので、他店購入の自転車を断ろうが受け入れようが自由です。お店としては自店で販売した自転車を優遇するのは当然のことです。 他店購入車の修理を断るお店の理由としては、 ・自店販売の自転車の整備で手がいっぱいで他店購入の自転車まで手が回らない。 ・製品不良によるトラブルを避けるため。 ・一部モデルによっては専用工具が必要となるから。 ・修理で預かる自転車を保管するスペースが確保できない。 ・触ったことがないメーカーの整備に自信がない。 ・作業ミスに対するクレームを恐れて。 ・海外通販に対するささやかな抵抗。 ・面倒くさい。 などといったところでしょうか。 当店では基本的に全てのメーカーを受け入れていますが、場合によっては専用工具が用意できていなかったり、純正の補修パーツを手配できなかったりすることはあります。でも「見るだけならタダ」ですので、何なりとお気軽にご相談ください。できる限りのことはさせていただきます。 作業量の多いオーバーホールや、部品取り寄せが必要な修理以外は当日中にお持ち帰りすることもできます。 ただし、当店でもご依頼をお断りするケースもあります。 ・違法な自転車の整備(ブレーキ無しなど) ・手を加えることで破損のリスクが極めて高い場合 ・強度や安全性を著しく低下させるような加工 上記に該当しなければ、大抵の作業は引き受けることができます。工賃などについては、現物を見させていただいてからお見積もりさせていただきます。 海外通販は多くのショップにとって悩みの種なんだと思います。 海外通販はフレームやパーツなどが驚くほど安く販売されています。はっきり言うと、ショップの仕入れ価格よりも海外通販の販売価格が安いことも良くあることです。 値段で対抗できないのであれば、アウターサービスで差別化を図るしかありません。そのアフターサービスの付加価値が、海外通販との価格差以上の価値がないと商売が成り立ちません。 これからの小売業は、同じ商品

  • オーバーホール

    随分と年季の入ったロードバイクがオーバーホールのために入庫しました。 1950年代頃(?)のバイクだそうですが、パーツはちょこちょこと替えているようです。 しばらく眠っていたこのバイクをとりあえずちゃんと乗れるように、ワイヤーなどの消耗品交換と、スポークがかなり錆びていて振れもあるので、スポークも全交換することにしました。 これだけ古い自転車だと消耗品の交換はなんとかなるとしても、当時のパーツが手に入らなかったりするので、一か所が壊れるとあちこちまとめて交換しなくちゃいけなくなることもあります。

  • セルフメンテナンスその①

    セルフメンテナンスについて。 メンテナンスの基本中の基本は、「自転車を綺麗にすること」です。 自転車を綺麗にするには「洗車」です。以前よりかは自転車の洗車に対する心理的ハードルは下がってきたと思いますが、自宅の環境によってはなかなか難しいという方もいらっしゃるかと思います。 それでもなぜ洗車をすべきかと言えば、自転車をより簡単に綺麗にすることができるからです。 あまり汚れていないのであれば、さっと拭き掃除で済ませる方が簡単な場合もありますが、頑固な汚れや細かい所の汚れは洗った方が楽です。また、除去した汚れの行き先についても、布などに移す作業よりも水で流す方が圧倒的に早いです。 最高にしょうもない例えですが、「ウォシュレット」と「ペーパーによる手拭き」を考えてみてください。より綺麗になって、コスパ(紙の使用量)が良く、おしりにやさしいのはどっちか(すききらいはあるけどね)。 洗った後は水気を除去するというひと手間がありますが、たいした問題ではありません。 自宅周辺で洗車ができないという方は「コイン洗車場」がおすすめです。

  • イベント中止情報

    【開催中止(延期)を発表した主なサイクルイベント】(※一部です) 3/1 サイクリングフェスティバルちば2020 3/1 2020サイクルチャレンジカップ藤沢 3/1 つま恋リゾート彩の郷 エンジョイエンデューロ 3/7,8 CYCLE MODE RIDE OSAKA 2020 3/8 2020 東京都ウィンターロードレース in Narita 3/29 メリダ・ミヤタカップ2020(秋に延期) 新型のウイルス性疾患の影響で各種イベントが中止になったり、学校が休校になったり、株価が大幅に下がったりと、いろいろと混乱が広がっております。 政府の方針は感染拡大を防止する事よりも「世論に配慮」することを優先しているような気もしますが、一方で「騒ぎすぎだ!」とか「対応が遅すぎる!」だとかいろいろな意見も飛び交っています。 こうしたメディア等の発信にむやみに一喜一憂するのではなく、まずは自分達にできることは何かを考えることが必要です。 「不要不急の外出を控えて」と言われていますが、「不特定多数の人が集まるところに行かない」ことが重要で、家にこもることが感染予防に最も効果があるわけではないことも知っておくべきです。一番危険な場所は「病院」だったりします。 別にウィルスがそこらじゅうに飛んでいるわけではないので(花粉は飛んでいますが)、こんな時こそ自転車に乗って遠くへ行ってみるのもいいかもしれません。

  • 本の紹介(小説)

    自宅の本棚を整理していてたまたま手に取った一冊。(ネタバレはありませんので、まだ読んでいない方もご安心ください) サクリファイス(新潮文庫) 近藤史恵 (AMAZONで見る) 5年くらい前に読んだはずなのですが内容を覚えていなかった(ほとんどの本がそうかもしれない)ので気になって読み返してみました。 自転車ロードレースというマニアックな題材を背景に人間ドラマを描いた小説です。陸上競技から自転車競技に転向して、国内チームから海外での活躍を目指す若手選手が主人公となっています。 ロードレースを知らない人でも理解しやすく、詳しい人にとっても説明がクドすぎないので違和感なく読みやすいです。 ロードレースの人間ドラマといえば、チームスポーツの美学やエースを勝たせるために働くアシストの役割を語るのが王道となってしまいますが、この小説ではサスペンス要素を織り交ぜた点では独特の味わいがあります。 細かいところのツッコミどころはあるものの、フィクションと割り切れば良い読み物だと思います。 レースのシーンや選手のビジュアルなど、脳内に(勝手に)イメージされて面白かったです。 続編「エデン」は(さっき知った)まだ読んでいませんが、気になりました。

  • リマールのヘルメットが安い!

    ヘルメット大特価第2弾。 LIMARの軽量モデル「778」。 Mサイズで約205g。 24個の通気口を備え、前面には防虫ネット付き。 後部のサイズ調整ダイヤルに取り付け可能なセーフティーライトが付属するので、夜間でも安心です。 カラーはマットブラック(Mサイズのみ)、フルオイエロー(M、Lサイズ)、マットレッド(M、Lサイズ)の3色。レッドはお取り寄せになりますが、納期は3日~1週間程度です。 メーカー価格¥12,000+TAX サイズ:M(52-57cm)、L(57-62cm) JCF公認シール付き こちらは定価より50%OFFの¥6,000+TAXで販売中! 色違い・サイズ違いのお取り寄せでも同じ価格で販売可能です! 他にも特価品がございますので、詳しくは店頭にてお問い合わせください。

  • 将来生き残る仕事

    AMAZONが書店を滅ぼし、スマホが新聞やテレビを滅ぼそうとするなか、これからはAI(人工知能)によってあらゆる職業が滅ぼされる時代が来るかもしれません(たぶん来ます)。 どの職業が生き残り、どの職業が滅ぶのかはいろいろと言われていますが、結局のところ全ての職業にその可能性はあると思います。下手をすればAIの研究開発という仕事までもがAIにとって代わる可能性だってあるのです。 では自転車店はどうか。 既にほとんどの小売業はネット通販によって実店舗の価値がなくなってきていますし、物流システムの無人化は近い将来に実現すると思います。 でも修理や整備作業は人間が必要ではないか、というとそうでもないような気がします。 「自転車修理ロボット」というのはあまり現実的ではありませんが、自転車部品や工具の進化と情報の一般化によって、誰でも簡単に自分で整備できるようになる(もうすでにそうなってきている)し、そもそも自転車というものがいつまでも存在するのでしょうか。 実際に、昔のロードバイクは組むのに結構「コツ」みたいなものが必要でしたが、今のパーツは精度が高いので結構簡単です。油圧ブレーキにしたって正しい手順を踏めば誰でもマニュアル通りにできると思いますし、Di2なんかはコードを繋ぐだけだし。 そう考えるとなんだか真っ先に消えてなくなりそうな職業ですね! それでは未来に希望がないみたいですが、AIの進化によって今後必要性が増すであろう人間の役割を考えなくてはいけません。 それは「正確性」や「効率性」なんかではなく、「独自性(個性)」だったり、まさしく「人間性」だったりします。 ここで勘違いしてはいけないのが、正確性や効率性を無視していいわけではなく、正確で効率的なのが当たり前なうえでさらに個性的・人間的であることが重要となってきます。 「あそこの定食屋さんはものすごく美味いわけではないんだけど、大将が面白いんだよ」といったような店が生き残るのでしょう。 商品を売るなど「モノ」を提供する時代から、サービスなど「コト」を提供することが重要となり、今後は商品やサービスを提供する「ヒト」がキーポイントとなってきます。 難しい時代ですね。皆さんの仕事は大丈夫でしょうか。

  • あこがれのエアロ

    ASTANAプロチームに供給される、LIMAR社のエアロヘルメットです。 自転車競技において「空気抵抗」は大きな問題であり、エアロ効果を高めるパーツなどが数多く存在しますが、実は中でもヘルメットのエアロ化は費用対効果が抜群に高いのです。 いわゆるTT専用の本格エアロモデルというよりは、ステージレースのスプリント向きステージやワンデーレースなんかで使われるようなセミエアロタイプです。 バックルは着脱がしやすいマグネット式。 後頭部に装着可能なセーフティライト付属。JCF公認シールもついています。 メーカー価格は税別¥29,000と安くはないですが、エアロヘルメットとしては320gとなかなか軽量に仕上がっています。

  • 休業日のお知らせ

    2月15日、16日、17日は休業日となります。 ご不便・ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。 2月18日(火)は通常通り10:00~20:00の営業となります。

  • カワシマサイクルサプライ展示会

    本日はCampagnoloやFULCRUM、Fizik、ELITEなど、国内外の多くのパーツブランドを取り扱うカワシマサイクルサプライの展示会のため浅草に行ってまいりました。 ELITEのローラー台とか、Fizikの新しいサドルとか、いろいろの面白いものを見ることができました。 PIRELLIのタイヤは当店ではまだ取り扱っていませんでしたが、なかなか良さそうなので置いてみようかしら。どうしようかな。

  • 今月の予定について

    今月は中小企業診断士の実務補修やその他セミナーや会合やに出席するため、営業時間や休業日の変更がございます。当店をご利用のお客様には多大なご迷惑をおかけすることになりますが、予めご了承くださいますようお願いいたします。 以下、今後の予定となります。 2月11日 10:00~17:00 2月12日 14:00~20:00 2月13日 休業日 2月14日 10:00~20:00 2月15日~17日 休業日 2月18日 10:00~20:00 2月19日 10:00~18:00 2月20日 休業日 2月21日~ 通常営業(予定) 急ぎの要件などございましたら予めご連絡ください。休業日や営業時間外でも対応可能な場合がございますのでお気軽にご相談ください。

  • パイオニアの事業譲渡について

    パイオニアといえば、カーナビや音響機器を手掛けるメーカーですが、経営不振により2018年に香港のファンド会社に買収され、完全子会社化するとともに東証一部の上場を廃止しました。 現在でも「カーエレクトロニクス事業」が主力であり、今回シマノに譲渡した「サイクルスポーツ事業」は業務用音響や医療関連機器、有機ELデバイスなどと並ぶ「その他事業」の一部となります。 一方でシマノは自転車部品と釣り具用品を主に扱う世界的メーカーで、現在も東証一部に上場しています。売り上げ規模でグループ全体のおおよそ自転車が8割、釣り具が2割を占めます。 パイオニアは「サイクルスポーツ事業」をシマノに譲渡した理由としては、 ...................................................... 「当社製品やサービスを利用されている多くのお客様が、シマノ製自転車コンポーネンツを使われていること、シマノ サイクルスポーツ用コンポーネンツはアスリートから高い評価、支持を得ていることなどから、同社へ本事業を譲渡することが、当社の思いである、より多くのサイクルアスリートへの貢献を実現できるものと考えている。シマノは当社の強みである電子技術やIT技術を取り込み、製品、サービスの機能拡充を図っていく予定です。」 ...................................................... とコメントしています。 パイオニアは2020年3月末をもってペダリングモニターやサイクルコンピューターの製品の販売を終了します。 現行製品のユーザーに対しては、補修部品はパイオニアが保有しており在庫がある限り対応するとのことです。 ただ、この発表をうけて積極的にパイオニアの製品を買おうと思う方は少ないと思うので、投げ売りを期待されている方も多いと思います。おそらくですが、今回の発表に向けて在庫調整をしてきたはずですので、大幅な値下げでの大量販売はあまり期待できないかもしれません。 シマノはパイオニアが保有する商品在庫や補修部品を買い受けないのだとすれば、現行商品をシマノ名義で継続販売されることもなさそうです。 シマノが苦手とするエレクトロニクス関連技術のノウハウを手に入れることで、Di2やSTEPS(E-BIKE)の改良・開発に生かされるのだと思います。もちろんペダリングモニターの独自機能は次世代のシマノ

  • ハイブリッドホイール

    MAVIC COSMIC CARBON SRの修理をしました。 このホイールは、アルミ製のハブにカーボンスポーク、アルミxカーボンのリムで組まれており、なかなか変わった構造です。 リムは簡単に言うと、ローハイトのアルミリムにカーボン製のエアロカバーを接着した構造になっています。これは初代のコスミックカーボンから受け継がれています。 スポークはカーボン製のエアロ形状なのですが、一本のスポークがリムからハブのフランジ内を通過して対面のリムまでつながっています。つまり、実際の本数は普通に数えたスポーク数の半分なんです。スポークの両端にはねじ山付きの金属製部品がくっついてテンション調整ができるようになっています。 MAVICってなかなか面白いチャレンジをするメーカーだと思います。この構造でホイールを作るのは結構手間がかかるはずです(だから市場から消えるのか)。私は個人的に好きです。このスポークでフルカーボンリムを組んだら面白いと思うんですが。 メンテナンスをするのも手間がかかります。ニップルがリムの内側なので、調整するのにタイヤを外してリムテープを剥がさなきゃいけないし、スポークのねじれを押さえるのに特殊な工具が必要になります。 ただ、カーボンスポークの場合は金属と違って伸びやねじれがが発生しにくいので振れも発生しにくいと思います。

  • 誰のための道路

    「歩道は歩行者が優先」これは誰もが共通認識していると思います。自転車は原則的に車道を走らなくてはいけないし、歩道を走行する場合は徐行することが道路交通法でも求められています。 ところが、車道はどうでしょうか。「自転車が優先」なのでしょうか「自動車が優先」でしょうか。 自動車に比べて自転車の方が「交通弱者」になるので、交通事故が起きた場合などは自動車の方が過失割合が大きくなるのが通常です。 しかし、だからと言って自転車が常に優先であることにはならない事は理解しておいた方がいいと思います。 あと、最近増えてきた車道の「自転車走行ライン」。青色とかのやつです。あれは実は自転車優先を表すものではないのです。自転車の走るべき方向を表示したものであって、道路交通法の定めない表示なのだそうです。 そもそも道路(車道)は何のためにあるのかを考えると、「物や人を運んだりするために車両が通行するため」のものです。 純粋な移動手段として自転車を利用する方も多いですが、いわゆる「サイクリング」は「移動」が目的なのではなく、「走行する事」そのものが目的であることが多いと思います。 極端な言い方をすれば、「自転車という道具を使って道路で遊んでいる状態」なのだと思います(いっぽうで自動車という道具を使って遊んでいる人もいますが)。 だから「肩身が狭い存在」なのです。自動車からすると邪魔なんだろうなー、といった申し訳ない気持ちで乗っています。 狭い道で脇を抜かれても「幅寄せされた!」なんて思わないし、道を譲ってくれる自動車の運転手は仏様のように思えます。 時には悪意のある嫌がらせや危険な目に遭うこともあります。そんな時はさすがにムッとしますが、「私の走り方の何が気に障ったのか」を考えるようにします。 自動車に対して合図を出すときには「すんません」という謙虚な気持ちと、譲ってくれた時には「ありがとうございます」の感謝の気持ちを表現します。自身の安全のためにも「自動車のドライバーに嫌われない事」は重要です。 あと個人的にやめた方がいいと思うのが、自動車のスリップストリームに入ることです。確かに楽に走れて快適なのですが、多くのドライバーにとっては空気抵抗うんぬんなどの理解はないため、単純に「あおられている」と勘違いされます。特に普通乗用車に対してはやめた方がいいと思います。 ここまで書いて念のため言っておきますが、これは決して自転車に対して苦言を呈し

  • チェーンそうじ

    セルフメンテナンスの基礎であり、自転車のパフォーマンスに大きく関わるのが「チェーン洗浄」です。 自転車の駆動部品として重要な役割をするチェーンは、常に綺麗な状態を保っておきたいです。 日常的な作業としては、写真のようにチェーンに洗浄液を吹き付けて汚れたオイルを落とし、綺麗なオイルを注油します。毎回は必要ないですが、こまめに行うことできれいな状態を維持しやすくなります。目安としては数週間~1か月に一度は行うと良いでしょう。逆に、洗浄し過ぎることでチェーンを痛めることはありません。 掃除を怠ると汚れを落としにくくなるので、取り外して洗うことでより綺麗にすることができます。

  • デジタルかアナログか

    測定機器にはいろいろありますが、店では主に重量を量ったり寸法を測ったりするのに使います。 それぞれデジタルのものとアナログのものがあり、細かい数値や精度はデジタルの方が優秀です。 重量を測定するスケールは0.1g単位で表示できるのが良いですね。郵送物の送料計算にも役立っています。 ノギスはアナログでも良いのですが、0.1mm単位の細かい目盛りを読むのに目が疲れるというかなんというか(人はそれを老眼と呼ぶ)。 空気圧系は断然アナログが使いやすいですね。目盛りを読みやすさよりも、計測が早いという事がアナログの大きな利点です。空気の量を調整しながら複数回計測することが多いので、瞬時に計測結果が分かるアナログ式が便利です。 トルクレンチ(アナログ)は一応持っていますがほとんど使いません。一般ユーザーが整備作業をするうえでトルクレンチは必須アイテムであると言われていますが、それは確かに「あった方が良い」と思います。 締め加減を誤ると部品が破損したり、固定不足によるトラブルが発生する可能性があるからです。 ただ多くの方が「最大トルク」と「規定トルク」を混同してしまっているようです。パーツなどに「〇〇Nm」と表記されているのは十中八九「最大トルク」です。「これ以上締めないでください」という数値です。適正トルクの表記はほぼ「〇〇Nm~〇〇Nm」のように範囲で書かれています(例外はありますが)。 「最大トルク」を「適正トルク」だと勘違いしてトルクレンチを使用すれば、部品の破損リスクは高まります。 「最大トルク」しか表記されていない場合は、「その数値以下で、部品に負荷がかかっても確実に固定できる最小値」が理想とされます。これが結構難しくて、「最大トルク」付近が最適であったり、「最大トルク」の半分以下でしっかり固定できる場合があったりするので、経験が必要なのかもしれません。 私がトルクレンチをあまり使わないのは、トルクの数値を重視しないわけではなく、「トルクレンチが無くてもだいたいわかる」からです。これは別に自慢でもなんでもなく、こればっかりやっていれば誰だってわかるようになります。それに、普段使いなれている工具の方が、しなり具合や指先の感触で素材への力の伝わりが感じやすいので、むしろ精度が高いような気さえします。 トルクレンチを使用するのは「規定トルク」がしっかり定まっている場合や、あまり触ったこのがない部品を扱う時くらいです。 デ

  • DURA-ACE 12速

    12速化を期待されSRAMやCAMPAGNOLOに遅れをとってしまっているシマノですが、「いつになったら出るんだ」といった話題が昨年くらいからちらほらと出てきております。 現行のR9100シリーズが登場したのが2017年なので今年で3年目です。これまでだいたい4年周期でモデルチェンジをしてきているので、2021年に登場するのではないかというのが有力な説となっております。 製品が来年に登場するのだとしても、情報は年内には出てくると思います。 仕様としては、12速・ディスクブレーキ・Di2の三拍子は間違いないでしょう。「何がでるか」よりかは「何をなくすのか」の方が関心が高いかもしれません。 11速は二世代続いたので、わざわざ11速をまた引っ張ることなないでしょう。12速仕様のみとなるはずです。フロントシングルは今のところプロレースでは求められていないので、出るとしたらアルテグラグレードになると思います。 リムブレーキがなくなるかどうかは微妙なところです。シマノとしては油圧ディスク一本に絞った方が、STIレバーのバリエーションを少なくできるので管理コストが抑えられて都合がいいんだと思います。これは今後の市場の動向を探って判断するのでしょう。 機械式変速はなくならないような気がします。Di2仕様のみとしてしまうと、ちょっと敷居が高くなりすぎてしまいますし、Di2の「バッテリー切れ」や「応急処置で対応できないメカトラブル」というリスクはまだ払拭できていません。 あとはホイールです。R9100シリーズでは(マーケティング的に)はっきり言って大失敗をやらかしたと思います。プロには供給しているものの、一般で使っている人を本当に見ないですよね。ホイール修理のショップをやっていてもR9100のホイールはほとんどお目にかかれません。モノは悪くないのですが、買いたいと思えない、買う理由がない。 そこで、今度のモデルチェンジではシマノはホイールを積極的に売っていこうとするはずです。手っ取り早い方法として、「DURA-ACE12速が使用できるのは新型シマノホイールのみ」としてしまうことです。みなさんも「いままでのホイールが使えなくなる」というのは一度経験があるのではないでしょうか。 もしそこまで強気な売り方をするのであれば、それに見合うだけの魅力がないと売れません。製品に対するシマノの自信のほどがうかがえるのではないでしょうか。 また正攻法

  • 異物混入?

    今日の整備作業。 オーバーホールメニューに加えて、「フレーム内部からカラカラ異音がする」とのことで調べてみました。 バイクを揺さぶってみると確かに中でカラカラ音がするので、中に何かの破片でも入っているのかなとシートポストを抜いて逆さにしてみました。 フレーム内部には特に何もなく、音源はどうやらリアホイールのようです。 タイヤを剥がしてスポーク穴から取り出そうと試みますが、なかなかしぶといやつでした。ホイール前後の振れ取りとタイヤの張り直し作業よりも、異物の取り出しの方が時間がかかりました。

  • 消耗品交換について

    一般的なロードバイクの消耗部品の寿命 (屋内保管、雨の日はあまり乗らない方) ・タイヤ 2~3年 or 3000~5000km ・チューブ タイヤと一緒に交換 ・ケーブル類 1~2年 ・チェーン 5000㎞程度 ・ブレーキパッド 2~3年 ・バーテープ 数か月~1年 or ケーブル類と一緒に交換 上記はあくまで目安であり、保管状況や手入れの有無で変わってきます。 主な消耗部品はおおむね2年くらいで交換が必要となるため、オーバーホールの頻度としては一つの目安となります。 また、上記以外でもホイールのリムやベアリング、ヘッドバーツ、BBなども年数や距離で消耗しますので定期的なチェックが必要です。問題がある場合は異音などといった症状を伴う場合が多いので、何か異変に気付いたら早めに診断を受けるとよいでしょう。 当店で引き受けるオーバーホール作業で一番多いのが、「バーテープ・ケーブル類交換+全体チェック+ホイール振れ取り」といった作業内容で、費用がおおよそ2万円前後くらい(工賃と部品代の合計)。 この作業にベアリングメンテナンス(ハブ・ヘッド・BB)や、その他の消耗部品交換なんかが加わるとトータルで3~4万円くらい。この金額がオーバーホールの上限金額だと思っていただければいいと思います。 自転車をお持ちいただければ詳細なお見積りをお出しできますが、おおよその金額であればメールなどでもお問い合わせください。こちらからご予約も可能です。

  • ローラートレーニングの注意点

    冬場の寒い時期は室内でローラートレーニングをメインとされている方も多いと思います。最近では「ZWIFTの方が外で走るより楽しい」という方もいるくらいです。 そこでたまに聞かれるのですが、「ローラー台ってフレームを痛めますか」というご質問。 3本ローラーを除く固定タイプのローラー台は少なからずともフレームやフロントフォークに負担がかかるのは確かです。フレームメーカーによっては固定ローラーで使用すると保証対象外になることもあります。 一般的なタイヤドライブ式のローラー台は、後輪が固定されているので踏み込んだときにBB~リアステーの横方向のしなりが制限されてエンド付近にねじれる力が集中します。これが直接破損の原因となることは稀ですが、カーボンの積層が内部剥離したりしてフレームの寿命を早める可能性があります。特に激しくダンシングしたり、もがいたりすると負担が大きくなります。 フロントフォーク固定型やダイレクトドライブ型は、固定された部分が負荷に応じて可動する設計になっている場合が多いのでフレームへの負担は少なくなります。しかしそれでも実走時は異なる負荷がかかっているのは確かです。 一方、3本ローラーはほぼ実走に近い状態なのでフレームに無理な力はかかりません。ただし、3本ローラーの場合は固定ローラーと違って転倒のリスクもあるので注意が必要です。 より本格的にローラートレーニングに取り組むのであれば、ローラー用のスペアバイクを用意することをお勧めします。 あとこれはカーボンフレームに限らずですが、「汗」が自転車を傷めます。ローラートレーニングだと風が少ないのでただでさえ汗をかきやすく、頭や顔の汗がハンドル・ヘッド付近に垂れます。その汗が原因でステム周りのボルト類やヘッドベアリングを錆びさせ、その錆びによって膨張した金属部品が間接的にフレームを傷める可能性もあります。 ローラートレーニングをやっている方のヘッドベアリングの寿命は、通常使用よりも驚くほど短いです。なので、タオルを敷くなど汗が自転車にかからないようにすることと、トレーニング後に洗車・注油こまめにすると良いです。

  • ELITE VOLANO

    ELITEのダイレクトドライブホームトレーナー「VOLANO」が値下がりします。 ホイールやタイヤに負荷がかからず静粛性も高いダイレクトドライブ式ですが、10万以上する高価なモデルが多いのでなかなか手が出ないという方も多いかと思います。 このELITE VOLANOはメーカー価格が54,700円(税別)と、結構リーズナブルな設定ではありましたが、2月1日からさらに値下げして44,800円(税別)となります。 通常のタイヤドライブ式のトレーナーとほぼ変わらない価格ですね。それなら価格が下がる2月まで待ちましょうか、と言いたいところですが、 今なら当店でご注文いただくと、38,000円(税別)でご購入可能です。 ご注文から3~4日でお渡しできます。 私も買おうかどうか真剣に悩みます。

  • イムバルブキャップ

    アルミ製のフレンチバルブ用キャップです。 カラーはブラック、レッド、ブルー、ゴールド、ガンメタ、レインボーの全6色あります。目立たない部品ですが、ワンポイントのアクセントにいいですね。 元々のチューブに付属するプラスチック製のキャップってちょっぴりダサいですよね。すぐ割れるし。 アルミ製だとまず割れないですし、高級感もあります。 ごくたまに、キャップがないとエアーが漏れるんじゃないかと心配する方がおりますが、大丈夫です漏れません。フレンチバルブって先が細く尖っているので、先端を保護するカバーの役割を担っています。英式・米式バルブのキャップも同様です(先端は尖ってませんが、異物混入を防ぐ目的などもあります)。 商品を紹介しておいてなんですが、私は「バルブキャップは付けない派」です。

  • パンクレスGEL

    小径ホイールを組みました。 BD-1の18インチホイールのタイヤ・チューブ交換とハブ交換をしました。 18x1.5のタイヤが装着してあったのですが、チューブの代わりにパンクしないゲル素材のものが入っています。ウレタン素材のものは見たことがありますが、ゲル素材のは初めて見ました。 普通のチューブと違って空気を抜くことができない(もともと空気が入っていない)のでリムからタイヤを外すのにも苦労しました。

  • overwheelのオーバーホール

    オーバーホールについて。 真冬の寒い時期にも元気に乗っている方も意外と多いですが、この時期は年間を通してサイクルイベントやレースなどが少ないのでオフシーズンとも言えるのかもしれません。 なのでやはりこの時期にオーバーホールでお持ちいただく方も多いです。 日頃定期的にセルフメンテナンスを行っている方は、バイクの状態も良いので手を加える必要が少なかったりします。一方で、自分ではいじらずに乗りっぱなしという方は、期間が開けば開くほど消耗が進み交換パーツも多くなります。 乗る頻度や距離、セルフメンテナンスをするかしないかで、オーバーホールの内容や金額も変わってきますので、まずはお気軽にご相談ください。無料でお見積もりいたします。 当店は今のところ車体の販売をしていないので、お引き受けするのは全て「他店購入車」です。どんなメーカーでも構いません。キャニオンなどの通販で購入した物もOKです。(キャニオンの問い合わせは意外と多いのですが、やはりほとんどのショップではお断りしているようですね。)

  • ホイール整備

    ホイールのオーバーホールを行いました。 前後とも振れはごくわずかでしたが、後輪のセンターが少々ずれていました。ハブ内部は少し汚れが入っていたものの、ベアリングは異常なしです。 フリーボディーのグリスを綺麗にしました。 このリアハブ、フリー側が首折れスポークで反フリーがストレートスポークなのですが、設計の意図がなんとも。逆のほうがマシなような気がします。

  • 前回の続き

    つまらないお話にお付き合いいただきありがとうございます。 <前回のお話> 自転車店(一般車メインの大型店)で3年くらいアルバイトをしました。エリアマネージャーの方に「正社員にならないか」とお誘いを何度か受けましたが、同じ店舗で働く社員や店長の(ブラックな)境遇を見ていたのでお断りしていました。主に一般自転車ばかりだったのも不満に感じるようになり転職を決意。 サイスポの広告で見つけたロードバイクを扱うプロショップに応募し、正社員として採用されます。フリーター生活と決別するつもりでいたので、入社する前からこの仕事をとにかく長く続けようと思っていました。ここでようやく本格的にロードバイクに触れることになります。 それなりに知名度のある大きな店だったわりには従業員が少なかったので、一人当たりの仕事量は多かったです。おかげで経験値を積むことができました。なんだかんだで15年ほど勤めました。 入社して10年以上経過した頃から、「このまま一生続ける仕事なのか」という疑問というか不安を感じはじめます。雇われ社員のままで一生を終えるということがイメージできませんでし、業界的にも景気は右肩下がりでした。 ぼんやりと独立するつもりでいながら現実的な準備はあまりできていませんでした。ひょんなきっかけで販売士とか診断士の資格試験の勉強を始めるようになって経営に対する興味が強くなり、見切り発進に近い形で、割と短期間で開業をするに至りました。 日本の開業率は欧米各国にくらべて低く(日本5%程度、欧米10%前後)、ハードルが高いと思われているように感じます。高度成長時代は「年功序列・終身雇用」の考えで、大企業に入社できれば「定年まで安泰」と言われていましたが、今後は通用しなくなってくるでしょう。以前よりも転職や副業をする方は増えていますが、開業率はあまり増えていません。 転職を考えている方にとっても、起業が選択肢のひとつになればいいと思います。失敗したらまた就職すればいいんだし。もちろん職種によっては個人で動くよりも大きな組織のなかでやった方が効率がいい場合も多いので、そういった意味ではまだまだハードルは存在します。ただチャンスは多いと思います。低資本でもアイディアされあれば大きな成功だってつかめると思います。 自分は開業してまだ成功も失敗も言えるほど経過していませんが、これから開業をお考えの方や、開業したけどあまりうまくいっていない方のサポー

  • 私事で恐縮です

    オープンしてまだ2か月ちょいですし、当店のことをまだよく知らない方も多いかと思います。自己紹介がてら、かんたんにプロフィールをご紹介します。 ブログ名の通り、塚田と申します。41歳です(今年後厄)。自宅は店舗所在地と同じ川崎市麻生区内で、自転車で20分以内のところです。住所が川崎市というと多くの方は川崎駅らへんをイメージするのですが、川崎市って東西に横長で川崎駅(川崎区)は東端なのに対し麻生区は西端なので結構離れています。稲城市とか町田市に隣接しているので、どちらかというと東京都のほうが近いです。 川崎市に住んでまだ10年も経っていないのであまり地元感はありませんし、「出身はどこですか」って聞かれるとあちこち転々としていたので「どこだろう」と悩んでしまいます。 因みに生まれは北海道室蘭市です。ただ、2歳半までしか住んでいなかったので記憶もないです。その後は父の仕事の関係でアメリカで数年間くらしたのち、小学校2年生のときに東京都三鷹市に越してきました。今も実家が三鷹市にあるので、小学校~高校まで生活した三鷹市がいちばん地元感があるような気がします。 大学は茨城県内の公立大に進学しました。授業をサボりすぎて卒業できませんでしたが。学生時代は金も無く免許も持っていなかったので主な移動手段は自転車でした。自転車に乗ることは好きでしたがロードバイクにはまだ出会っていません。大学時代はアイスホッケー部に所属しており、部活と麻雀とスロットとアルバイトに明け暮れていました。そりゃ卒業できませんよね。 大学中退後は東京に戻り、フリーターやったり専門学校に通ったり、迷える子羊ちゃんだったように思います。いろいろなアルバイトをやっていましたが、その中の一つとして自転車店(一般車メインの大型店)がありました。 「かんたんに」とか言って長くなりそうなので、続きは次回! ↓ついでにクリック↓

  • あけましておめでとうございます

    2020年になりました。 令和という元号にもそろそろ馴染んできたところで、何よりも今年は「オリンピックイヤー」です。 期待することや新たなチャンスがいろいろあって、チャレンジングな一年になりそうです。 このところ通勤以外で自転車に乗る機会がめっきり減ってしまったので、今年はあちこち出掛けたり、イベントに参加したりしようかな。 仕事も家庭も個人的にも充実した一年としたいです。 本年もよろしくお願いいたします。

  • 仕事納め

    今年一年を振り返って。 お店としてはまだ開業して2か月足らずですが、たくさんのお客様にお越しいただき、大変感謝しております。皆様本当に温かく素敵な方々ばかりで、お客様に恵まれたとなぁとつくづく思います。 また、開業に至るまで応援してくれた親戚・友人の方々、文句ひとつ言わず理解してくれた家族には感謝してもしきれません。 私個人の事としては、上半期は暇さえあれば試験勉強をしていたのでスケジュール帳を見返しても特にこれといったものはありませんでしたが、6月末で前の職場を退職して、開業準備と並行しながら8月に診断士1次試験、10月2次試験、そして10月27日に店舗オープン、12月に診断士試験合格、と下半期は慌ただしく過ぎ去っていきました。 来年はまた新しいことが目白押しとなりそうです。中小企業診断士としての活動と自転車店の経営をバランス良く進めていきたいです。 再三お伝えしてきたように、来年は営業日時が不規則となりますのでご迷惑をおかけするかと思いますが、何卒よろしくお願い申し上げます。 それでは皆様よいお年をお迎えください。

  • キャッシュレス

    店頭でご利用いただけるキャッシュレス決済のバリエーションが増えました。 クレジットカードは、VISA、MASTER、JCB、AMEX、DINERS、などほとんどのカードに対応しておりますが、支払い方法は「一括」のみとなります。 交通系ICカードは、PASMO、SUICAだけでなく、KITACAとかNIMOCAとかはやかけんとか関東の方にな馴染みのないものにも対応しています。 IC系は他にもQUICK PAY、ID、APPLE PAYが使えます。 QR決済は今のところPayPayとLINE Payに対応中です。 カード等をご利用の場合も追加手数料は発生しませんのでご安心ください。 今後も使えるものが増えれば随時お知らせいたします。

  • 福袋

    福袋をつくりました。 中身は「貰ってもあまり困らないもの」ということで、バーテープ・ライト・ソックスなどを中心に、総額8,000円~15,000円相当の物を詰め込みました。 販売価格は4000円+税。破格です。 お一人様お一つ限り、先着5名様なくなり次第終了です。 明日28日から販売開始します!

  • 臨時休業について

    来年1月は、11日(土)と19日(日)を臨時休業とさせていただきます。 2月も木曜日以外の休業日が多くなると思います。 大変ご迷惑をおかけすることとなり申し訳ございませんが、ご来店の前に当HPで休業カレンダーをご確認くださいますようお願いいたします。 臨時休業が発生する場合は随時更新いたします。 尚、休業日の場合でも午前中や夜間などでしたら修理車の入庫や引渡の対応ができる可能性がありますので、あらかじめご連絡の上ご相談ください。 年末年始は12月30日~1月3日までお休みさせていただきます。 よろしくお願いいたします。

  • CULT

    SHAMAL ULTRAのハブを「CULT化」しました。 カンパニョーロのホイールでZONDA以上(フルクラムだとRACING3以上)のグレードはハブの構造が共通(厳密には年式によって違いますが)なので、「CULT化」することが可能です。 カンパニョーロの上位グレードのベアリングタイプは全部で3種類あり、最上級グレードの「CULTベアリング」(セラミック・アルティメット・レベル・テクノロジー)、その次に「USBベアリング」(ウルトラ・スムース・ベアリングス)、そして下位グレードは「スタンダードベアリング」(スチールベアリング)となっています。 下位グレード(SCIROCCO以下)はシールド式ベアリングを採用しています。 CUTLとUSBはどちらもセラミックベアリングを使用しており、ベアリングその物は同一部品(同じ品番)です。違うのはベアリングカップとベアリングコーン(ワンと玉押し)の素材と、使用するグリスです。 一方でUSBとスタンダードベアリングの差はカップ・コーンは同一素材(同じ品番)でベアリングがセラミックかスチールかの違いです。

  • 走る広告塔

    遂に完成しました。 overwheelオリジナルロードバイク(非売品)です。なかなか気持ち悪い感じに仕上がりました。結構目立つのではないのでしょうか(宣伝効果あり?)。 本当はホイールもカーボンリムで作るつもりだったのですが、いいリムが手に入らなかったのでとりあえず当店の試乗用ホイールを付けておきました。とにかく早く形にしたかった。パーツもなるべく手持ちの物を使いました。 これで6.765kgだから、ボトルケージを付ければUCI基準もクリア。 塗装は素人仕上げなので、あまり近くに寄って見てはいけません。あと、塗装の依頼は受け付けません。2度とやらないです。たぶん。

  • 自転車の盗難について

    自転車の盗難をご心配されている方は多いと思います。特に高価なロードバイクは転売目的の盗難が多発していますので注意が必要です。 盗難を防ぐには、まず以下の5項目を気を付けましょう。 ①長時間駐輪しない ②必ず固定物と一緒に施錠する(地球ロック) ③切断されにくい丈夫な錠前を使う ④なるべく人目に付くところに駐輪する ⑤毎回同じところに停めない ④番は意外に思われるかもしれませんが、犯人は人目を気にしますので人通りが多いと目立つ行動を取りにくいのです。 次に、万が一の盗難に備えて予め用意しておくといい物がいくつかあります。 ①自分の自転車の写真を(できれば複数枚)撮っておく ②自転車の型式や詳しい特徴をメモしておく(メーカー、年式、モデル名、交換したパーツ、傷などの特徴) ③防犯登録の控えや保証書・車体番号の写真を撮っておく(原本もなくさずに保管しておく) これらをまとめてスマホなどに保存しておくといいでしょう。 実際に盗難に遭ってしまったら、まず真っ先に警察に行って盗難届けを出します。当たり前のことですが重要です。 この時に防犯登録の控えが必要となります。防犯登録をしていない場合や、登録の控えを紛失していた場合は、手続きがやや面倒になります。自転車が見つかった時に、それが間違いなく自分のものであると証明できる必要があるからです。 盗難届けを出したらひとまず安心かというと、ぜんぜんそんなことはありません。警察は盗難車を探してはくれません。探すのは自分でやらなくてはいけません。 盗難自転車情報の掲示板(http://www.cycle-search.info/csi/)に登録したり、最近ではSNSの拡散力を利用して情報提供を呼びかけます。 この時に自分の自転車の写真や詳しい情報があるのと無いので大きく違ってきます。第三者がそれらしき自転車を発見したとしても、それがあなたの自転車だと判別できるようでなくてはなりません。 あとは近隣の中古買取店を見て回ったり、オークションサイトをこまめにチェックします。ヤフオクの「アラート機能」を使うと便利です。 もし自分自転車らしきものを発見した場合、ヤフオクや中古車販売店で発見した場合、すぐさま「それ俺のです!」って出品者や店員に言ってはいけません。 直接コンタクトしようとすると、出品を取り消されたりして隠蔽されてしまいます。ヤフオクの出品者は犯人そのものかもしれないし、盗難車を買い取

  • メディ

    地元の情報誌「メディ・あさお」に紹介されました。 川崎市麻生区内(一部地域を除く)に毎月20日頃に無料で配られ、地元情報が満載です。 今号は2020年1月号なので、初詣や年末年始のイベント関連情報が載っています。 初詣は毎年地元の「琴平神社」にお参りしていましたが、今度はお店の近くの「高石神社」にも行ってみようと思います。 麻生区外にお住まいの方で欲しい方には差し上げますのでお気軽に(先着7名様)。

  • オサレアイテム

    何やらかわいらしいグッズが入荷してまいりました。 フロントはバトン、リアはディスクホイール。ピストバイクでしょうか。 ホイールスタンドが付いた素敵なオブジェですね。 ただ置いとくだけでは勿体ない便利な機能もございます。

  • パンクについて

    パンクは運である、と思われてるかもしれませんが、人によってパンクしやすい人・しにくい人がいるのは確かです。 ではどういう人がパンクしやすいのか。 ①道路の端っこばかり走る人 ②空気圧の管理が大雑把な人 ③メンテナンスをあまりやらない人 ④運が悪い人(なんだよ、結局運かよ) ①について。パンクの原因となる異物は道の端っこに落ちている場合がほとんどです。路肩の広い道路なら白線の外側を走ってもいいと思いますが、そうでなければ白線上かやや車道寄りを走るくらいがちょうどいいのかもしれません。自動車が怖いのなら、交通量の少ない道や広い道を選びましょう。 走りながら路面をよく見ることも大切です。ガラス片なんかは光が反射してキラキラするので事前に察知して回避することも出来ます。「なんか踏んだかも」って思ったときも走りながらタイヤを手や足などで払うテクニックもあります。 ②の人は、こまめにエアーを補充することと、乗る前に空気圧をチェックする習慣をつけましょう。適正気圧より多すぎても少なすぎてもパンクのリスクは発生します。 ③は、走行前と走行後のタイヤのチェック、摩耗したタイヤを早めに交換する、などで解決できるはずです。 あと、意外と多いのが不十分なパンク修理(またはチューブ交換)が原因によるパンク。タイヤを外した時にタイヤに異物が刺さったままになっていないか、タイヤに大きな亀裂がないこと、リムフラップが切れたりずれたりしていないかチェックします。チューブを入れてタイヤをはめる際に噛み込み(タイヤビートとリムの間にチューブを挟むこと)がないように注意します。 ロードバイクの場合は空気圧が高圧になるため、パッチによるパンク修理は完全ではないのでなるべく新品のチューブに交換したほうがいいです。 ④はまあ、運要素もゼロではありません。特に、「最近パンクしていないなー」とか言うとだいたい近い将来にパンクします。「パンクの神」ってやつです。

  • 2次口述試験のため

    12月15日は中小企業診断士2次口述試験が行われるため、店舗は臨時休業とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。 中小企業診断士の2次試験は、10月下旬に行われた筆記試験と今回行われる口述試験の両方を受験して合格点を取る必要があります。口述試験は筆記試験の合格者だけが受験することができ、合格率は極めて高いです。時間通りに会場に行き、コミュニケーション能力や人格的に問題ないかを判定する試験です。 毎年数名くらいの不合格者が出ていますが、そのほとんどが欠席者や遅刻者なのだと思います。 それではやる意味がないのでは?とも思うかもしれません。私も思いました。 口述試験の内容は、その年の筆記試験の内容から数問出題され、試験管の前で口頭で回答します。資料などの持ち込みはできません。つまり、2次筆記試験で出題された4事例の概要や分析結果、またそれらの周辺知識を予め頭の中に用意しておかなくてはなりません。 2次筆記試験の合格発表から口述試験まで1週間しかないので、発表後に慌てて準備しようとすると(私のことだ!)、結構大変です。中小企業診断士としての資質を問われる試験ですので、最後までしっかりとやり遂げたいと思います。

  • 銀輪

    NOVATECのハブが(ようやく)入荷したのでホイールを組みました。 オーダー分のとは別に、今回はシルバーのハブも仕入れたのでスポーク・ニップル・リムもすべてシルバーのクラシカルなホイールも作りました。 リムはやはりコスパ最強のTNIのAL22、スポークとニップルはDT。シルバーのAL22は28Hと32Hしかないため、前後とも28Hで組みました。フロントが712g、リアが883g(前後1595g)とまあまあな仕上がり。 クロモリフレームにいいんじゃないでしょうか。 前後セットで36,000円+税で販売します。 リムのデカールは剥がせますので、ご希望の方はおっしゃってください。

  • Roeckl

    ドイツブランドのハンドメイド、レザー(風)グローブが入荷しました。 「Roeckl」はドイツ・ミュンヘンで創業以来170年以上に渡り、常に品質・完璧さ・革新的な発想をモットーにグローブ開発を続けてきたグローブ専門ブランドです。 現在では数多くの特許や独自の生地・製法を有し、スポーツグローブの品質向上と開発に取り組んでいます。 Roeckl は、クロスカントリー・バイアスロン・アルペン・サイクリング・アウトドア・馬術 などのトップアスリートとスポーツ医学の専門家と共に各競技に最適な商品を開発しています。 この「ODENSE」はマイクロファイバーを使用した薄手の丈夫なクラシカルデザインの長指グローブです。サイクリングだけでなく、ドライブ時や普段使いでもお洒落で大人な雰囲気。 メーカー価格¥8,400+TAX 今なら半額で買えます。在庫以外の色やサイズもご相談ください。 クリスマスプレゼントにも。(ギフトラッピングもできます)

  • チェーン交換

    チェーンの交換時期について。 チェーンの寿命は見た目ではなかなか判断できないので、磨耗度合いを計測するチェーンチェッカーという工具があります。これを使えば交換すべきかどうか判断できるわけですが、通常はまず走行距離を目安にします。 リアスプロケットが6~9速だと5000~7000km、10~11速なら3000~5000kmくらい走行したらチェーンチェッカーで測定してみると良いでしょう。 全体の1%の伸びが発生していると要交換となります。 ただしこの目安は、チェーンのメンテナンス(洗浄・注油)を適切に行っている場合であり、汚れたチェーンやオイルの切れたチェーンを使い続ければ寿命は極端に早まります。逆に言うと、チェーンをいつもピカピカに綺麗な状態を維持している方は、チェーンの寿命が通常よりも長くなります。

  • 受け取り代行

    通販で購入した商品の受け取り代行・検品サービスを試験的に導入してみようと思います。 通販で購入したホイールの振れやハブを点検してほしい、という依頼は多いですし、ホイールにタイヤを取り付ける作業や、フレームを組み立てることなんかも引き受けることができます。 通販で購入するほうが安いのは、メーカー直販による中間マージン削減や、実店舗を維持するための販売管理費の削減、商品の検品省略による人件費削減、大量仕入れ・大量販売による規模の経済性、プロモーション目的で利益を取っていない、などいろいろな理由がありますが、安く買えて浮いた分を多少のプラスアルファで安心を得られるとすれば便利なサービスだと思います。 詳しい内容は以下のリンク先をご覧ください。

  • ホイール組み

    ホイールを組んだり、振れ取りをするのに必要な工具はいろいろあります。 まずは、ホイールを固定する「振れ取り台」、ホイールのセンターを測る「センターゲージ」、スポークテンションを測る「スポークテンションメーター」、ニップルを回す「ニップルレンチ」、スポークを押さえる「スポークホルダー」などなど。 ホイールを組むこと自体は(技術的には)それほど難しい事ではありませんが、これらの道具を揃えるのが大変です。あとはいろいろと細かい知識や几帳面さなどが求められます。

  • 合格発表

    明後日12月6日(金)は中小企業診断士2次筆記試験の合格発表です。 唐突に何のことだと思う方も多いと思いますが、実は私、昨年の春頃から「中小企業診断士」という資格を取得するための勉強をしておりました。今年の8月に行われた1次試験に無事通過し、最難関である2次筆記試験が10月下旬に行われました。 私が以前勤めていたショップを辞めて独立することを決意したのも、この資格の勉強がきっかけでした。 「中小企業診断士」という資格自体あまり聞き慣れないかもしれませんが、一応れっきとした国家資格です。わかりやすく言えば「経営コンサルタントの国家資格」ということになります。ただ、弁護士や会計士のように独占業務がないため、資格がなくとも経営コンサルタントは名乗れるし、中小企業診断士にしかできな業務があるわけではありません。 ではなぜそんな資格の勉強を始めたのかと言えば、単純に「面白そうだったから」です。中小企業診断士(以下、診断士)の勉強を始める前は、ひょんなきっかけで販売士1級の資格を勉強して取得したのですが、販売士で勉強した内容がほぼ丸々診断士の学習内容の一部に含まれており、販売士の延長線上に診断士があるようなイメージでした。診断士の資格の存在を知ったのも、販売士の勉強をしているときに調べ物をしていると診断士試験の情報が検索結果に出てくるためでした。 販売士では「小売業の類型」・「 マーチャンダイジング」・「ストアオペレーション」・「マーケティング」・「販売・経営管理」の5科目を受験します。 診断士では1次試験で「企業経営理論」・「運営管理」・「財務・会計」・「経済学・経済政策」・「経営情報システム」・「経営法務」・「中小企業経営・政策」7科目のマークシート方式、さらに2次試験で「組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」・「マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」・「生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」・「財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」の4科目の記述試験を受験します。 診断士の受験科目の多くに「経営」という単語が出てくるのがわかります。 販売士の試験でも経営に関する基本的な知識が問われるのですが、診断士ではこの経営に関する知識が最も重要で、他の科目のベースにもなります。 販売士で勉強した5科目は、診断士1次試験の「企業経営理論」と「運営管理」

  • 工賃などについて

    工賃などについてご質問を受けることが多いのでかんたんにご説明します。 当店では、ロードバイク・クロスバイクに関してはあらゆる修理・メンテナンスを行うことができます。その他の車種(MTB・ミニベロ・電動車・一般車)についてはできることとできないことがありますので、お気軽にご相談ください。 工賃は一律料金ではなく、自転車の状態やどの程度まで手を加えるかによって金額は変わりますので、基本的には実車をお持ちいただいてその場でお見積りいたします(見積のみは無料です)。また、お客様のご予算に応じたメンテナンスプランの提案もできます。 施工前に合計額を提示しご了承のうえで開始しますので、ご安心いただけると思います。状況によっては追加料金が発生するばあいもありますが、その時は必ず事前にお知らせします。 さらに、修理・オーバーホール施工後の仕上がりに万が一ご不満があれば、無料で再調整、または施工後2週間以内であれば工賃相当額全額返金(申し訳ございませんが交換した部品代金はご負担ください)させていただきます。 おおよその金額の目安は工賃表をご覧ください。 持ち込みフレームの組み立てや、持ち込みパーツの取り付け、通販で購入したホイールの点検、他店で断られた修理など、自転車に関するあらゆるご相談に応じますのでお気軽にお問い合わせください。 こちらからご予約も可能ですが、予約なしでご来店いただいてもOKです。

  • ギア比について

    今日は算数の授業です。 ギア比というのはフロントのギアとリアのギアの歯数の比率のことであり、通常はフロントギアの歯数÷リアギアの歯数で求めます。この数字が何を表すかというと、クランクを360度1回転させたときのリアホイールの回転数になります。 例えば、フロント50T、リア25Tの場合だとギア比は「2」となり、クランク1回転でホイールがちょうど2回転することがわかります。 このギア比にタイヤの外周長を掛けるとクランク1回転で自転車が進む距離GDP(ギアデベロプメント)、さらに1分間あたりのクランクの回転数であるケイデンスを掛けると速度を計算することが出来ます。 ギア比 X タイヤ外周長(m) X ケイデンス(rpm)=速度 ということになります。このままだと(分速/メートル)なので、(時速/キロメートル)に換算するには、1000で割って60を掛けます。 ギア比が2、タイヤ周長が2m、ケイデンス100rpmだと、 2x2x100=400(分速400メートル) 400÷1000x60=24(時速24km)となります。 速度を上げるにはギア比・タイヤ周長・ケイデンスのいずれかの数値を上げることになります。昨今のレースシーンで太目のタイヤが主流になっているのも、速度を上げるのに多少なりとも関連がありそうです。 ギア比を選択する上では、想定する速度域から逆算すればわかりやすいかもしれません。 巡航時に安定して出せる速度域付近ではケイデンスの変化に応じて必要なギアが小刻みに揃っている方が好ましいですし、想定以上の速度域に対応するギア比は不要だということになります。 タイヤ周長2.1mでケイデンス80~120rpm、速度が30km/hだと必要なギア比は約1.98~2.98、アウター50Tで時速60km/hをケイデンス115rpmで達成するには、リアは12Tで十分、などということがわかります。 現在もっとも一般的なギア比、フロント50/34T、リア(11速)11-28T (11,12,13,14,15,17,19,21,23,25,28T)で考えると、ギア比の最大値が4.55、最小値が1.21となります。 アウターで25Tのときとインナーで17Tのときにギア比が一致するので、同じケイデンスなら理論上は同じ速度となります(駆動効率は大きいギア同士の「アウターで25T」のほうが有利です)。 20年くらい前なんかはフロントが53/42T

  • 手組ホイールの実力

    以前紹介したこちらのホイール、気になる方も多いようで反響をいただいております。 実際どうなのかはご自身で試してみるのが一番ですので、試乗用のホイールを用意することにしました。 その場でご返却いただけるのであれば、無料(免許証をお預かりします)で貸し出します。 後日返却の場合は1泊1000円いただきます。返却後2週間以内にご成約いただければレンタル代金はキャッシュバックいたします。 レンタルは事前にご予約ください(スプロケの段数をお伝えください)。 このホイールはリムもハブも軽量重視のチョイスですが、オールラウンドな用途を考慮して作っていますので意外と「使えるホイール」だと思います。 TNIのAL22リムは結構軽い部類(約380g)ではありますが、耐久性無視のペラペラリムではありません。それなりにスポークテンションをかけられますし、20H~32Hと穴数が豊富なのが良いです。フロントは20H、リアは24Hという組み合わせが軽量性を重視すれば最適です。 ハブはコスパと軽量性を重視すると、同じくTNIのエボリューションライトハブ(シマノ11速対応前後288g)がベストです。 スポークは信頼性の高いDT SWISSでバテッド加工のCOMPETITION。ニップルはアルミを使用。さらに軽量に仕上げたければ、SAPIM CX-RAYという選択肢(アップチャージとなります)もアリです。 同じ重量での剛性は完組みホイールに敵わないかもしれませんが、それなりにしっかり組めばヘビー級のパワーライダーでない限り不満はないかと思います。スポークの本数や種類を違う仕様で組むことも出来ます(価格は変わります)ので、ご希望の方はご相談ください。 通販でもどうぞ

  • バーテープ

    fi'zi:k(フィジーク)のバーテープ各種が入荷しました。 種類が豊富で人気の高いフィジークのバーテープがリニューアルしました。 用途に応じて3つのカテゴリーに分類され、それぞれ3種類の厚みと3種類の表面仕上げから構成されます。 定番は2mm厚の「クラシック」タイプです。フィジークのバーテープといえば、薄手でハンドルをダイレクトに握れる感じがあり、耐久性が高いという定評があります。 当店でも「クラシック」タイプを中心に品ぞろえしております。カラーも豊富ですので、バイクとのコーディネイトが楽しめます。 バーテープの巻替え作業も承っております。料金はバーテープ代+1000円、所要時間は15分程度となります。 また、自分でうまく巻けるようになりたい方にもコツを伝授します。詳しくは店頭でお尋ねください。

  • タイヤキー

    パンクをした時のタイヤの着脱に苦労をされている方は多いかと思います。 最後の「あとちょっと」がどうしても嵌らなかったり、せっかく嵌めたチューブを傷つけてやり直ししたり、レバーを折ってしまったり、と失敗したことがある方は多いと思います。 こちらは「タイヤキー」という商品で、これ一本で外すのも嵌めるのもかんたんにできちゃいます。 外すときは、タイヤキーをリムとタイヤの隙間し差し込んで、横にスライドするだけ。嵌めるときは、鍵爪のような形をした部分でタイヤのビードをてこの力で引き上げます。中のチューブに干渉しないので失敗するリスクも少ないです。 実際に使ってみましたが、結構簡単にできました。一本でできちゃうってのがいいですね。なかなかよくできた製品だと思います。

  • チェーンメンテナンス

    チェーンも消耗品です。だいたい5000kmくらい走行したら伸びてないかチェックしましょう。 チェーンは全体の1%の伸びが出ていたら要交換です。見た目ではわかりにくいので「チェーンチェッカー」という工具を使用します。 チェーンが伸びたまま使用すると、スプロケットやチェーンリングが磨耗しやすくなり、「歯飛び」の原因になります。 伸びる前にチェーンを交換することで、スプロケットやチェーンリングの寿命を延ばすことができるので、そのほうがコスト的にも安上がりになります。

  • 異音について

    たいした音でなくても、一度気になるとすごく耳障りに聞こえてくるものです。坂を登って疲れている時に「カチカチカチカチ」鳴り続けていたら精神衛生上にも良くないですね。 特に最近のフレームに採用されている圧入式のBBは構造上音鳴りが発生しやすいものが多いので、この手の修理件数は増加傾向にあります。 BB付近の異音の原因の大半はクランクやBBの緩みによるガタです。他には変速不良、BBベアリングの劣化、ヘッドのガタ、ホイール、ペダル、サドルなどが原因と考えられます。ただ原因は1つであるとは限らず、いろいろな要素が組み合わさって音が鳴っていることもあるので、なかなか特定するのが難しい場合も多いです。 音の種類は「パキパキ」や「カチカチ」や「ゴリゴリ」などいろいろなバージョンがあります。 経験上、増し締めや部品交換などで9割以上は治ります。フレームやホイールまで交換してしまえば100%治るのは当然ですが。 まずは以下のことを試してみてください ①余計な付属品を外してみる(ライトやメーター、ボトルなど) ②いろいろなギアで試す(インナーローやアウタートップなど) ③いろいろなポジションで試す(ブラケット、下ハン、ダンシングなど) ④別のホイールで試す(もしあれば) ⑤別のペダルで試す(もしあれば) これによって音が鳴ったり鳴らなかったりすればある程度原因を絞れます。そうすればどこを修理すべきか見えてきます。 あと、BBから聞こえてくるのに原因がヘッド周りだった、ということもありますのでなかなか難しいところですが、異音でお悩みの方はぜひ当店にお持ち込みください。

  • 80's

    先日、古書店で自転車関連の古い雑誌を見つけて面白そうだったのでいくつか買ってみました。 1980年代のものが中心ですが、古き良き時代というか、写真を眺めているだけでもおもしろいですね。 当時はクロモリフレームが中心でしたが、アルミやカーボンなどの新素材が登場し、今よりもブッ飛んだものが多かったような気がします。 あと広告なんかも興味深い。コピーにこだわっていた時代。懐かしいというより、もはや「新しい」とさえ感じてしまいます。 また休みの日に古書店巡りをしたくなってしまった。 ご興味のある方は店内でいつでもご覧いただけますので、ぜひご来店ください。

  • カード決済はじめました

    クレジットカードの取り扱いを開始しました。 AirPAYを導入しました。オダギリ・ジョーのCM「じゃ、いいですぅ~」でお馴染みのアレです。 今のところVISA・MASTERのみですが、JCBやその他カードも順次対応予定です。また、SUICAやPASMO、PAYPAYやapplePAYなどの各種キャッシュレス決済にも対応できるように進めてまいります。 ここ1~2年でQRコード決済はかなり浸透してきました。大道芸人のチップや神社の賽銭までもがQRコード対応しているから驚きです。便利な反面、いろいろと種類が多すぎて混乱しますよね(~ペイとか)。 WEB SHOPもカード対応しておりますので、こちらもよろしくお願いします。

  • ELITEキャンペーン

    ELITEスマートトレーナー(旧モデル)キャンペーン特価は11月30日までとなります。 これからの季節や今日みたいな天気の時にはローラートレーニングがいいですね。 外では乗らずにZWIFTの世界だけという「バーチャルサイクリスト」も増えているんだそうです。事故とかパンクもないし、家の中だけで完結するのですから効率的ですよね。今後もこの流れは加速していきそうです。 店頭でのお支払い、受取が可能な方は以下の対象モデルを特別価格で提供いたします。価格は(怒られちゃうので)ここでは提示できませんが、某大手通販サイトの価格をご参照ください。損はさせません。 KURA RAMPA QUBO(残り1台) 「ブログを見た」とこっそり言っていただければ、価格を教えます。

  • CC-RS100W

    通勤やちょっとしたサイクリングにピッタリのシンプルなサイクルコンピューター「CATEYE QUICK」。 ブラケット一体型のスマートなデザインで、必要最低限の機能を搭載。 ①走行速度②平均速度③最高速度④走行距離⑤積算距離⑥走行時間⑦時刻 これだけです。 本格的なトレーニングにははっきり言って物足りないと思いますが、複雑な機能を使いこなせない方や、「速度と距離しか見ないよ」という方には十分かもしれません。 また、液晶画面反転表示なので日中だと結構見やすいんです。数字も大きいので老g、おっと、視力にお悩みの方にも優しいですね。 サイクルコンピューターは超高性能か、超シンプルか、二極化しつつあります。高性能なサイコンを持っていながらも、機能の10分の1も使えていないという方も意外と多いような気がします。

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ロードバイクの修理・メンテナンス overwheel(オーバーホイール)
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