中国の古典を読みその中の人物について感想をつづったものです。古典と言っても主として三国志、漢書(前漢書)などです。
里仁第四の 24 には 「君子欲訥於言,而敏於行」 とあります。“君子は口を重くして実践では敏捷でありたい。”ということです。でも自分ひとりで修業しているならよいですが、世の中に出て、訥弁ではやりたいことの主旨、具体的に何をしてもらいたいかを人に理解してもらえるのでしょ...
以下引き続き君子を説明したもの、小人と比べて説明したものをピックアップします。前回の (i) で述べましたようにそう卓見あるいは警句を見いだせないとおもいます。 為政第二の13に君子について問われた孔子の答えとして 「先行其言,而後從之」 の言があります。すなわ...
論語では君子はどういうものかがしばしば述べられ、またよく小人と対比されています。わざわざ君子と断わらずとも、論語に書かれている、かくあるべし、という教えは君子たる者の為すべき振る舞いなのでしょうが、「君子」という言葉が殊更出てくるところを見ると、そんなに特別よいことを言っている...
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