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  • 山の軽口ばなし「神奈川県・箱根駒ヶ岳と神山」

    ▼山の軽口ばなし「神奈川県・箱根駒ヶ岳と神山」【説明概略文】箱根火山は三重火山で、外側を囲む古期外輪山と、内側を囲む新期外輪山、その内側に中央火口岳がならんでいます。古期外輪山は金時山・明神ヶ岳・明星ヶ岳・白銀山・大観山・海ノ平・三国山・長尾峠など外側を囲む山々。その中に新期外輪山の浅間山・鷹ノ巣山・屏風山があります。またその中にあるのが中央火口丘の神山・箱根駒ヶ岳などだそうです。箱根の最高峰は神山で、古代山岳信仰の聖地とされ、山名は「神のすむ山」から由来しているという。せまい山頂には「天照主大御神・あまてらすおおみかみ」の石碑があるだけ。神山は箱根神社の神の降臨する場として、駒ヶ岳山頂はこれを遙拝するところだといいます。箱根神社は、孝昭天皇(『日本書紀』の記述から換算すると、第5代天皇で在位475B.C...山の軽口ばなし「神奈川県・箱根駒ヶ岳と神山」

  • ▼山の軽口ばなし「木曽駒・御嶽山ろく、浦島太郎最終の地」

    ▼山の軽口ばなし「木曽駒・御嶽山ろく、浦島太郎最終の地」【説明概略文】木曽川河原「寝覚ノ床」の浦島太郎伝説。竜宮城へ婿入りした太郎はある時遠くから聞こえる鶏の鳴き声ににわかに故郷を思い出します。浦島は乙姫の父王に許されて帰国しますが、出てきたところが里と似ても似つかぬ木曾の深山幽谷の中。しかし、乙姫は谷川の流れ、咲き乱れる草花、小鳥のさえずり、さわやかな風に大喜びです。月日が経ち土地になれるに従い、二人は次第にけんかをするようになり、ついに乙姫は竜宮城に帰ってしまいます。浦島は乙姫が恋しく谷川を歩き回ります。そんな時、ふと岩陰に見つけた乙姫が持っていた玉手箱。浦島がふたを開けると立ちのぼる紫の煙。太郎はたちまち6百余歳の老人と早変わり。竜宮城での華やかな夢から覚めた浦島太郎。ささやかな庵を結び若き日の想い...▼山の軽口ばなし「木曽駒・御嶽山ろく、浦島太郎最終の地」

  • ▼山のトリビア伝記「鳥海山」(▼再送信)

    ▼山のトリビア伝記「鳥海山」(▼再送信)(前回【本文】のリンクを忘れました。スミマセン。【説明概略文】東北第二の標高の鳥海山は、御浜宿舎そばの池「鳥海湖」からついた名前だという。その鳥海湖に不思議な生き物が棲んでいると昔の本にあります。柳田国男は「山島民譚集」の中で、タツノオトシゴを安産のお守りにする習慣があるとしています。その文の中で、鳥海山の鳥海湖には不思議にも海馬(タツノオトシゴ)がおり、海のものと同じだとし、古書にも土地の人が難産の女性に持たせると書いているとしています。1年くらいは生きていると見えて、座敷に置いて扇であおぐとヒラリヒラリとたてや横に舞い、まるで絵に描いた竜のように飛ぶ。1年以上たつと死んでしまうのかあおいでも舞わないというと記しています。そのほか山の南面の鶴間池という神秘的な池の...▼山のトリビア伝記「鳥海山」(▼再送信)

  • ▼山のトリビア伝記「鳥海山」

    ▼山のトリビア伝記「鳥海山」【説明概略】東北第二の標高の鳥海山は、御浜宿舎そばの池「鳥海湖」からついた名前だという。その鳥海湖に不思議な生き物が棲んでいると昔の本にあります。柳田国男は「山島民譚集」の中で、タツノオトシゴを安産のお守りにする習慣があるとしています。その文の中で、鳥海山の鳥海湖には不思議にも海馬(タツノオトシゴ)がおり、海のものと同じだとし、古書にも土地の人が難産の女性に持たせると書いているとしています。1年くらいは生きていると見えて、座敷に置いて扇であおぐとヒラリヒラリとたてや横に舞い、まるで絵に描いた竜のように飛ぶ。1年以上たつと死んでしまうのかあおいでも舞わないというと記しています。そのほか山の南面の鶴間池という神秘的な池の、このあたりではあるはずのないクロユリの伝説や飛島の伝説などが...▼山のトリビア伝記「鳥海山」

  • 「百名山の伝承神話」(14)早池峰山

    【説明概略】早池峰山の山名のもとになっている山頂の霊泉は、いつも清水を湛えていて、雨が降ってもあふれず、ひでりになっても涸れないという。また阿部の貞任にちなんだ「早池峰山中の七不思議」もあります。「早池峰詣」という文書によれば、(1天灯が灯る、(2竜灯、(3お田植え場の早乙女の声が聞こえる、(4竜ヶ馬場の駒の声、(5鶏頭山の鶏の声、(6安倍貞任の軍勢の音、(7河原坊の誦経の声、です。この中の(6については、次のようなものです。安倍貞任は平安末期、「前九年の役」が起こり父の頼時が死亡した後、抵抗軍の総大将となって源氏方と戦いました。そして有名な「衣川の戦い」に敗れ、北へと逃れますが、「厨川の柵」で、あえなく戦死。しかし、部下や地元民からは神として崇拝され、あちこちに生存の伝説が残されています。早池峰の小国側...「百名山の伝承神話」(14)早池峰山

  • 「百名山の伝承神話13)「岩手山」

    【説明概略】岩手山は、ふもとの古くから人々に愛された山。そのため、いろいろな伝説があります。以下はその中のひとつ。この岩手山の北ろく「座頭清水」の泉群は環境庁の「名水百選」に選ばれています。この湧水群の伝説です。その昔、この清水の滝のヌシで、七つの頭をもつ大蛇がすんでいました。ある日大蛇は、山里に下りるため、地面の中にもぐりました。地中をあてずっぽうに進んでいくうちに、地表にあらわれてしまいました。その頭が飛び出たところから水が湧きだしました。蛇が頭を出したそこは「蛇頭清水」と呼ばれました。それがなまっていまの「座頭清水」になったのだそうです。この清水で目を洗うと、見えない目が見えるようになるといいます。・岩手県の雫石町と八幡平市・滝沢村との境▼【本文】をどうぞ。https://toki.moo.jp/m...「百名山の伝承神話13)「岩手山」

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