ワインとビールが大好物のわび太の日記です。安旨ワインとクラフトビール、東京散歩などをつづります。まったり続けようと思います。
40代。東京在住。ワインとビールが大好きだが、結局お酒は何でも好きだったりするので、居酒屋ではホッピーと日本酒も行きます。まあアルコールが入っていれば何でもいいんですよ。基本的に気軽なお酒が好きなので、安旨ワインを探し求めています。
1年の飲んだワインの統計をまとめたら、アルゼンチンワインを1年あまり飲んでいないことに気づきました。 久しぶりにトロンテスを飲みます。 トランペッター トロンテス。 カクヤスで2本3300円のセットで購入。単品2211円。 メンドーサでも標高の高いウコ・ヴァレー(Valle de Uco)のブドウ使用。 トロンテスはマスカット一族なので、香りが白桃やバラのような華やかさがあり、心地よい。 味わいは柑橘系のキリリとした味で後味に苦味があり締まります。 トロンテスはよく暑い夏に飲むワインとして紹介されていますが、寒い時期に飲むのもいいですね。 生産者:Rutini Wines/ルティーニ・ワインズ…
久々に行きました、ロイヤルホスト。 通常のファミレスよりワンランク上のおいしそうなメニューが多いですね。 ワインもボトルで頼んでみました。 ボー・メイヌ ルージュ。 造り手はボルドーの大手ネゴシアン、ドゥルト。 同じ銘柄で白もあります。 ボトルは常温か冷やしたものか、どちらにするか聞かれたので、常温を選択。 ファミレスでこのような細やかな気遣いは新鮮で、ありがたいですね。 メルロー主体の開栓後すぐ楽しめるボルドー。 飲み切れなかったら持ち帰ろうかな、と思っていましたが、するすると飲めてまたたく間に1本あいてしまいました。 生産者:Dourthe/ドゥルト 品名:Beau Mayne Rouge…
甲州市ふるさと納税返礼品から。 塩山洋酒 重川(おもがわ)。 1957年に果実生産者組合を基に出来たワイナリー。 銘柄の「重川」は、ワイナリー近くを流れる川の名前です。 甲州とは思えないしっかりした酸に、どっしりとした果実感。 甲州でもこんなワインが出来るんだ、と感動。 市場価格では2000円くらい、勝沼ワインとしては平均的な価格帯ですが、その値段を超えるクオリティだと思います。 勝沼ワインの中でも出色の出来ではないでしょうか。 素晴らしい。 生産者:塩山洋酒 品名:重川 2020 種類:白 セパージュ:甲州 生産国:日本 産地:山梨 原産地呼称:山梨(GI) アルコール度数:11.5% 輸入…
例によって、私以外には関心がないと思われる、昨年飲んだワインの統計です。 外食などで飲んだ場合はいちいち記録していないので、自宅で飲んだ分だけカウントしています。 自宅でワインを飲むのはほぼ私だけなので、基本的にボトル1本丸々飲んでいます。 まずは国別。 国別 計 フラ イタ スペ チリ 日 他 2022 67 21 9 13 2 8 14 31% 13% 19% 3% 12% 21% 2021 100 28 20 13 7 12 20 28% 20% 13% 7% 12% 20% 2020 94 29 23 15 7 13 7 31% 24% 16% 7% 14% 7% 2019 101 3…
夕食の時間になりましたが、妻とも「今日は何か夕食の用意もめんどくさいね~」という感じになり、マックをテイクアウトしての夕食。 普段、よっぽどのことがないとファーストフードのハンバーガーは食べないのですが。何年ぶりだろう、マックを食べるのは。 ハンバーガーだとビールが合いそうですが、赤ワインが飲みたくなりました。 適当なワインがなかったので、近所のセブンイレブンに行ってワインを調達。 セブンプレミアム ヨセミテ・ロード ピノ・ノワール。 セブンでよく見かけるPB。 輸入者はメルシャンでボトル詰めもメルシャンなので、コスト削減のため日本でボトル詰めしているのかな。 ボトリングに「メルシャン株式会社…
この前飲んだワインメーカーズノート、自分としては今ひとつだったのですが、ネットを見ると評価はそれなりに高い。 ほかのも試してみます。 ワインメーカーズノート シャルドネ。 前回のは白ラベル、こちらは黒ラベルになっています。 黒ラベルは上位シリーズらしい。 樽熟成をしているかどうかの違いのようです。値段も200円ほど高くなっています。 飲んでみると、なるほど、樽香が前面に出ている。 白ラベルのバッチ106というのを飲んでいないので、比較しようがないですが。 酸味が強いが、果実感はちょっと薄く全体的におとなしめで優しい味わい。 パワフルではなく上品なシャルドネ。 これはこれでいいのですが、新大陸の…
10月になり酒も一斉に値上がりするとのこと。 円安が続いていますし、安ワインも飲みづらくなるのでしょうか。 高い「洋酒」をありがたく、チビチビ飲んでいた親父達の時代に逆戻りするのであれば悲しいことです。 さて本日のワインは。 ワインメーカーズノート バッチ108。 カベソーとシラーズのブレンド。 ラベルは手書きコメントみたいな感じでインパクトあります。 バッチNo.はセパージュによって分けていて、さすがに樽で分けている訳ではないようです。 香りはカベソーが支配的で青草感が漂います。 飲んでみると、酸味が結構強く、タンニンは弱め。 全体的に大味な感じがします。 造り手はアンドリュー・ピースという…
秋も深まってきていますが、未だに日中は暑い。 そんな訳で、今日も泡一択。 オララ ヴェルデホ。 造り手クレジットはDコープというスペインの7万5千のワイン農家が参加する組合。 ヴェルデホを使った泡は珍しいとのこと。 酸味がしっかりしていて飲み応えがバッチリ。 泡もきめ細かく、心地よく最後まで飲めました。 この価格帯ではかなりお得ではないでしょうか。 生産者:DCoop/Dコープ 品名:Olala Verdejo Brut/オララ ヴェルデホ ブリュット 種類:泡白 セパージュ:ヴェルデホ 生産国:スペイン 産地:Castilla-La Mancha/カスティーリャ=ラ・マンチャ 原産地呼称:C…
今年の夏は例年以上に暑く感じます。 そのため最近のお酒もワインのような高アルコールよりもビールが中心。 ワインを飲むとしても泡系や白ワイン。 そんななか、ドンキでヴィーニョ・ヴェルデが投げ売りされていたので購入。 マウ・マリア ヴィーニョ・ヴェルデのボトルはスケルトンが多いですね。 というかスケルトンのものしか見たことがありません。 安く出回っているのがスケルトンというだけかもしれませんが。 飲んでみると、さっぱりとした酸味。酸味がやや弱く、薄口に感じます。 軽くていいのだけれど、酎ハイと比べてしまうとちょっと物足りない味かも。 ヴィーニョ・ヴェルデは最近色々なショップでよく見かけるが、誰かが…
酷暑が続く。グラン・ソヴェント マスカット・オブ・アレキサンドリア
酷暑で炭酸系しか飲む気がしません。 今日はドンキでの超安スパークリング。 グラン・ソヴェント マスカット・オブ・アレキサンドリア。 使用品種は食用で有名なマスカット・オブ・アレキサンドリア。 造り手はスペインの安スパークリングの雄、フェルナンド・カストロ。 カクヤスのワンコインでもよく登場します。 度数が7.5%なので、かなり甘いワインなんだろうなと想像しながら飲みますが、その通り甘い。果実感をそれほど感じずただ甘く、ちょっと飲み疲れます。 安いなりにもうちょっとまとまりのある味を期待していたのですが、残念。しかし、むしろ税込498円という破壊的な価格で炭酸添加でないのを褒めるべきかもしれませ…
このところ、仕事が急に忙しくなり、のんびりワインを飲んでいる余裕もなくなっていました。 やっと落ち着きました。 今日のワインは、イオン系のスーパーで春ワインとして売られてたものを、買ったまま放置していたもの。 リゴル エクセレンシア ロゼ・ブリュット。 安ワインあるあるですが、生産者がC.B.L.S.A.という謎めいた名前。 どうもカヴァ大手のカステルブラン(Castellblanc)が造っているようです。 輸入者はイオンとやまや共同出資の業者、コルドンヴェール。 ラベルにイオンPBのトップバリュのマークがあります。 飲んでみると、「ブリュット」とあるがそれなりに甘いのだろう、と予想していまし…
ドンキでクレマン・ド・ロワールを発見。購入。 家でしばらく放置されていましたが、 4月なのに夏日で暑くなった日、泡を飲みたくなり開栓。 ドック・ドゥ・ヴェルジニー。 造り手は、フランスのスパークリングワイン大手、CFGV。 シャルマ製法を編み出した造り手です。 フランスの安泡を買うとよく遭遇しますね。 香りはそんなに感じられません。ちょっと不安に。 しかし、飲んでみると、果実感がしっかりしていておいしい。 伝統製法(シャンパン製法)なので、味わいに奥行きがあります。 フランスの安泡を買うときは、ただのヴァン・ムスーよりもクレマンの方が味が確かですね。 ヴァン・ムスーだと場合により酎ハイの方が勝…
今日のワインは、日本ワインの祖(の一人)、川上善兵衛さん由来の、岩の原ぶどう園。 岩の原葡萄園 深雪花(みゆきばな) 白。 マスカット・べーリーAを生み出した川上善兵衛さん。 このワインは、シャルドネに、善兵衛さんが開発した品種の一つであるローズ・シオターを使用。 ローズ・シオターもマスカット・べーリーAも、交配の父親はべーリー種なので、異母兄弟ということになります。 さて、飲みます。 柑橘感のなかにライチのような甘い香りが感じられます。 味わいは酸味のなかにとろみもありまろやか。 ローズ・シオター単体で飲んだことがないので、味にどういう貢献をしているのかよく分かりませんが、通常の若いシャルド…
あったかくなってきました。 近場をぶらぶら散歩。 地図に「妙音沢」という地名があるので気になって行ってみると、 住宅地の中に、いきなり崖があり、湧き水が出現する場所でした。 この日は水量はさほど多くありませんでしたが、雨期になればもうちょっと見応えがあるかもしれません。 そのまま歩いて、大泉学園にある東京ワイナリーへ。 この場所で醸造している、東京初のワイナリーとのこと。 ワインの量り売りもやっています。 この日の量り売りは、長野産のメルローとシャルドネ。 なんとなく、メルローを選択。 ボトル代は500円。次回使えるとのこと。 量り売りは、100mlあたり200円。ボトル1本分、700mlで1…
新型コロナのワクチン3回目接種。 モデルナ⇒モデルナ⇒ファイザーの交差接種も抗体量が上がるということを聞いたので、ファイザーで。 接種当日のアルコール接種は控えるように言われたので、おとなしく本日はノンアルコール。 色々買って試してみました。 1本目は、アサヒのドライゼロ。104円(以下全て税込)。 何回も飲んだことがあるので、写真なし。 ノンアルの中ではビール感が強いという意味で、完成度が高いと思います。 と言うか、スーパードライはもともとモルト感が薄いので、ノンアルでも違和感をさほど感じさせないのですかね。 評価は★6 2本目は、オルジュ ゼロ。 ドンキで売っている謎の激安ビールブランド「…
トカイワインは貴腐ワインで有名ですが、甘口ワインが苦手は私はあまり手が伸びなかった地方。 酒屋でワインを選んでいると、貴腐ワインではないトカイ、しかもリーズナブルな値段(1000円台)のものが置いてありましたので、試しに購入してみました。 シャトー・デレスラ トカイ フルミント。 造り手のシャトー・デレスラはさかのぼれば15世紀頃から続くシャトーとのこと。 共産時代に質が落ちたが、民主化後に復活したようです。 このワインはドライ・ホワイトと裏ラベルに表示があります。 グラスに注ぐと、リンゴの香りが漂います。 飲んでみると、舌触りはとろみがあって心地良い。 甘さがありますが、酸味がしっかりしてい…
花粉症の季節になりつらい。。。 今日のワインは、この前飲んだ白が美味しかったので、赤を試します。 スターク・コンデ カベルネ・ソーヴィニョン。 南アフリカ、ステレンボッシュのワイナリー。 開けてみると、ベリー感の強い香り。軽い樽香。 樽香は嫌みにならない程度で心地良いです。 味わいは透き通ったカベソーの味わい。ベリー感満載でタンニンも強く、パワーがありますが、滑らかでどんどん飲み進めたくなります。 期待通りの美味でした。 生産者:Stark-Condé/スターク=コンデ 品名:Cabernet Sauvignon 2017/カベルネ・ソーヴィニョン 2017 種類:赤 セパージュ:カベルネ・ソ…
ロシアがウクライナ侵攻。 日々流れるニュースに心が痛みます。 だからという訳ではありませんが、ウクライナお近くのジョージアワインを飲みます。 キンズマラウリ ムツヴァネ。 ムツヴァネという聞いたことのない品種。 ジョージアの品種で、「ムツヴァネ」はジョージア語で「緑の」という形容詞らしい。 キンズマラウリは、ジョージア東部のカヘティ(Kakheti)地方、クヴァレリ(Kvareli)地域の造り手。 このクヴァレリもロシア国境から20km、またジョージアは南オセチア地方でロシアと領土紛争があり、ウクライナの状況も身近な問題。 さて、ワインに戻って、飲んでみると、勝手に想像していた冷涼なワインと思…
用事があり埼玉の新座まで行った帰り、野火止用水沿いを歩いていたら白い鳥が。 コサギというようです。 警戒心が強いのか、近づくと逃げていってしまいました。 さて、家に戻り。 今年は、なるべくフランス以外のワインを飲むことを目標にしています。 今日は南アフリカワイン。 スターク・コンデ フィールド・ブレンド。 ステレンボッシュに所在するワイナリー。 1998年にホセ・コンデ氏が設立して急成長を遂げたとのこと。 このフィールドブレンドは、シュナン・ブラン5、ルーサンヌ3、ヴェルデホ1、ヴィオニエ1の比率。 南アと言えばシュナン・ブランですが、ブレンドに使われている品種の組み合わせが目新しい。南アだと…
東京の今年の冬は雪が多い。 カクヤスで巣ごもりのための酒を購入ついでに、500円ランブルスコを買います。 カンティーネ・ディ・モッタ。 造り手はカクヤスのワインコインスパークリングでよく遭遇するヴィニコラ・デコルディ。1921年創業、ロンバルディア州クレモナの食堂(タヴェルナ)から発展したワイナリー。 ランブルスコはsecco(辛口)と書いてあるものでも、割と甘く感じられるものが多く自分はやや苦手にしているのですが、このワインはタンニンがそれなりに厚みがあり、甘さがそれほど気になりません。 bioの表示もありますが、どのあたりがビオの効果なのかは分かりません。 食事にも合わせやすいワインでした…
ドンキで放置されていたワイン。 リベイラ・サクラのDOは飲んだことがなかったな、と購入。 シャブレ。 カタカナ表記にするとシャブリ(Chablis)みたいですが、綴りは全く別(Xabre)。 グーグル先生で検索すると「もしかして シャブリ?」と激しく誘導されます。 スペイン北西のはじっこ、ガリシア地方のワイン。 「シャブレ(Xabre)」というのはこの地方の風化した花崗岩土壌を指す名前とのこと。 造り手はフェント・ワインズ。この地域の、2012年創業と新しいワイナリー。 リベイラ・サクラはガリシア内陸部にあります。 品種はメンシア9、ソーソン1とのこと。 どちらにしても初めての品種なのでよく分…
今日のワインは甲斐市のふるさと納税返礼品から。 このワイナリーは甲斐市所在ではなく、甲州市だけど。 しかも「勝沼町産葡萄限定」を売りにしています。 (※勝沼町は現甲州市) まあいいのかな? 麻屋葡萄酒 勝沼甲州 シュールリー。 麻屋葡萄酒は1921年創業の勝沼の老舗ワイナリー。 色合いは甲州ならではの淡い山吹色。 裏ラベルの解説では「新鮮で深みのあるクリスピーな味わい」とあります。 「クリスピー」って人によってとらえ方が異なると思いますが、シュールリーの効果か、確かに酸がくっきりとして甲州らしからぬ輪郭のある味わい。 グレープフルーツ感の強い甲州ワイン。 後味の春の山菜を食べているような軽い苦…
正月からずっと日本酒と泡ワインの日々。 そこで、久々に赤ワイン。 クリュ・モンプレジール。 造り手はシャトー・デ・ゼラン。 畑の一部はAOCマルゴー域内ですが、大部分の畑はAOCマルゴーでもなく、AOCメドックでもないのでAOCボルドー・スペリュールという扱いらしいです。 さらに、醸造者はシャトー・マルゴーの醸造者が独立して造っており、「ほぼマルゴーです」というのが売りのワイン。 香りは華やかなスミレだが、複雑に色々な要素が絡み合っています。 味わいは滑らかで、心地良くスイスイ飲めるワイン。 これはおいしい。 メルロー感が強く、マルゴーというよりサンテステフのような雰囲気のワイン。 コスパ良の…
正月の流れで日本酒2発。醸し人九平次 Eau du Désir、飛良泉 山廃 本醸造
正月あるあるだと思いますが、日本酒を飲む機会が多い。 そこから日本酒グセがついて、最近日本酒を飲むことが多くなっています。 なんとなく正月気分から醒めるのが嫌なのもあるのかな。もう月末ですが。 この日の酒も、ふるさと納税の返礼品でもらった、醸し人九平次。 醸し人九平次 別誂(べつあつらえ) Eau du Désir。 醸し人九平次はもちろん知っていますが、まともに飲んだことなかったかも。 兵庫県のお酒かと思っていましたが、造り手の萬乗醸造は愛知県に所在。 歴史は意外に古く1789年創業。 開けておちょこに注いでみると、微発泡。 メロン香が漂い、心地良い。 しかし、飲み進めると自分にはちょっと甘…
元旦も過ぎて、残ったおせち料理を食べます。 引き続き正月気分なので泡系を。 カクヤスのワンコインスパークリングがあったのでそれを開けます。 デュック・ダルシー。 造り手はC.F.G.V.(Compagnie Francaise des Grands Vins/コンパニー・フランセーズ・デ・グラン・ヴァン)という、1909年創業のフランスのスパークリングワインメーカー。廉価でスパークリングを造れるシャルマ製法を編み出しました。 しかし、このラベルのワインは会社のページには載っていません。 安いワインあるあるですが、デュック・ド・パリという似た名前のワインがあったものの、同名ワインは見つからず。 …
年末年始はどうしても泡系が続く。 今日は元旦。 頂き物のシャンパーニュを開けます。 アンリオ ブリュット スーヴェラン。 1808年創業の老舗メゾン、アンリオのスタンダードキュヴェ。 フレッシュな感じではなく、熟成感のあるまろやかな味わい。 アンリオはスタンダートキュヴェでも手軽に熟成感を味わえるのでいいですね。 おせち料理とともにいただきました。 ・・・が、保存食なので謎に味が濃かったりするおせち料理と、単体でも主張の強いアンリオはちょっと合わなかったかも。 生産者:Henriot/アンリオ 品名:Henriot Brut Souverain/アンリオ ブリュット スーヴェラン 種類:泡白 …
例年どおり、私以外にはどうでもいいことですが、2021年に飲んだワインを。 自宅以外で飲んだものは除いています。 昨年は緊急事態宣言でほとんど外食がなかったので、家飲みワイン≒昨年飲んだワインになっています。 昨年飲んだワインは、ちょうど100本になりました。 平日は飲まず、週末にだいたい2本飲むので毎年同じ数値。 国別 計 フラ イタ スペ チリ 日 他 2021 100 28 20 13 7 12 20 28% 20% 13% 7% 12% 20% 2020 94 29 23 15 7 13 7 31% 24% 16% 7% 14% 7% 2019 101 32 18 11 14 9 17…
夏に買ったものの、飲まずに放置したままになっていたワイン。 完全に季節が逆転してしまいましたが、クリスマスはやはり泡ものを飲みたいということで引っ張り出しました。 モエ・エ・シャンドン アイス・アンペリアル・ロゼ。 通常よりもアルコール度数がやや高め(12%)に設定されており、氷を入れて飲むことが推奨されています。 取りあえず無視してそのまま飲んでみます。 と、シャンパーニュというよりも、ブランデーっぽい味。 今度は、指示通り氷を入れて飲んでみましたが、なんとなく微妙。 シャンパーニュの味を求めると、期待はずれかも。 これはこれでありかもしれませんが、冬に飲んだのがまずかったのかな。 子供たち…
ドンキで金賞シール10枚べたべたと貼られているワインを発見。 このシールの羅列で購買意欲をそそられる人いるんですかね。どんなもんだろうと、購入。(結局そそられた?) シャトー・ブルデュー。 早速飲んでみると、香りはスモーキーさが漂う。 タンニンがしっかりしており、ボルドー王道の味。 キワモノワインかと思って飲んでみましたが、結構まとも。というかうまい。 フランス、ボルドーのワイン。 シャトー・ブルデューは1464年創業と歴史を持つシャトー。 ジロンド川右岸のブライ地区は、今でこそボルドーの衛星AOCの地位に甘んじていますが、シャトー・ブルデューが出来た当時はむしろ左岸メドックなどよりもワイン造…
ドンキで投げ売りされていたポルトガルワイン。 ポルトガルはヴィーニョ・ヴェルデしか飲んだことがなかったので、どんなだろうと買ってみました。 コントラステ ブランコ。 造り手はコンセイト。 1940年代に家族経営で出発したドウロ地域のワイナリー。 リタ・マルケス女史による革新的なワイン造りで著名なワイナリーとか。 さっそく飲んでみると、樽香とフローラルな香り。かすかなトロピカル感も。 味わいは酸味とミネラル感がたっぷり。 これは、シャルドネ感が強い。 それもブルゴーニュのシャルドネ。 使っているブドウを調べてみると、コデガ・ド・ラリーニョとラビガードという聞いたことのない品種。 私の駄舌では、ブ…
ドンキで安メドックワインが売られていました。 どういう事情か分かりませんが、珍しいな、と思い購入。 クール・サン=マルタン AOCではなくAOPになっているところに一抹の不安を感じます。 家に帰って調べてみると、ボルドーの大手ネゴシアン、ジネステが造っているようです。 大丈夫そうですね。 さて飲んでみます。 カベルネ・ソーヴィニョン特有の、杉の森っぽい香りがくっきり。 味わいはメルローが強く出ていて、まろやか。 安いボルドーはメルロー主体のものが多く出回っている印象があります。 このワインもメルローの比率が高いようですが、CSの要素が強く出ていて、なかなか私好み。 平均的なボルドーのデイリーワ…
今日の夕食のワインは、翌日は外食予定のため、残さないでサクッと飲めるものがいい。 さらにジョギングで汗をかいてノドがカラカラなので、スティルワインには手が伸びず、スパークリング。 そう言えば、ちょうど業務スーパーで買ったまま放置していた安カヴァがありました。 カヴァ ジョフル。 造り手のワインインチューブ社はカタルーニャ州タラゴナ近郊に所在。 2008年創業と歴史はそれほどないですが、19世紀から続くブドウ農家を元に出来た会社です。 ワインをカジュアルに楽しむことに重点を置いており、ボトルよりもパックで出しているワインが主体のようです。 飲みます。 結構炭酸が強い。 香りはちょっと薄めですが、…
今日のワインは甲斐市ふるさと納税返礼品から。 機山洋酒工業 キザンワイン 白。 ワイナリーは、甲斐市の返礼品なので甲斐市にあると思いきや・・・。 甲州市の塩山地域のワイナリーでした。 「機山」は、武田信玄の別名で、武田氏の菩提寺である恵林寺の近くにワイナリーがあることから機山ワインを名乗っているとのこと。 「家族経営」と言いながら巨大なワイナリーもありますが、ここは正真正銘の家族経営のワイナリー。 飲んでみると、樽香がなくダイレクトに甲州の味が楽しめます。 化粧っ気はないですがトゲがなく丸まった味わいで、素朴なおいしいワイン。 他の甲州ワインとはまた違う、新たな甲州を飲んだ気がします。 価格は…
山梨ヌーヴォーの季節になったので、新酒を何か買おうかと近所をウロウロ。 成城石井で宣伝されていたワインに目が留まり購入。 考え方は人それぞれかと思いますが、最近はどうせ新酒を飲むなら、わざわざボジョレーでなくても、日本のヌーヴォーでいいじゃないか、と思います。 ガメはそれほど好きではないというのもあるのですが。 新巻葡萄酒 デラウェア。 素朴なラベルが、現地でお土産で買ってきたみたいで楽しい。 新巻葡萄酒は1930年創設、4代続く歴史あるワイナリー。 旧勝沼町の西隣の旧一宮町にあり、「ゴールドワイン」というブランドでワインを出しています。 デラウェアは良くも悪くも「お土産用ワイン」と思い込んで…
酒屋に行くと、遠くからでも分かるファンティーニっぽい円形のラベルのワインが売られていました。 冷やして(7~8℃)飲むことを推奨されています。 この手のワインは結局冷やして欠点を隠すだけ、というものもありますが、ファンティーニなので信用して購入。 冷蔵庫で冷やして飲んでみました。 ファンティーニ コレクション ヴィノ・ロッソ。 飲んでみると、 ムム、これは・・・ サイゼリヤのワインの味! サイゼの赤はモンテプルチャーノを使っていますが、オペレーションの都合からか冷えたまま出てくるので、冷えたモンテプルチャーノを飲むと自動的にサイゼにいるような感覚に浸ってしまいます。 しかし、香りの立ちは断然フ…
カルディでたまにやっているワイン2本以上10%引き。 適当に買ってみます。 1本目。 シャトー・アリコー=ボルド。 長期熟成ワインとのことですがどうでしょうか。 取りあえず抜栓。コルクには酒石酸がついています。 香りは落ち着いた黒果実系。 飲んでみると・・・メルローワインかと思ってびっくり。 マディランってどこだったか忘れていて、ボルドースタイルのワインかと思っていましたが、飲んでみて違和感を感じます。 改めて裏ラベルを読んでみると、タナ主体のワイン。 そう言えば、AOCのマディランってタナのワインだったな、と思い出しました。 マディランはフランス南西地方のブランデーで有名なアルマニャック地方…
秋本番になってくるとどうしても日本酒を飲みたくなります。 東京の青梅にある小澤酒造がパリの日本酒コンクールで最高賞を受賞したということで、小澤酒造のお酒を飲みたくなりました。 www3.nhk.or.jp ということで酒屋で購入。 と言っても受賞した酒「純米大吟醸」ではありません。 小澤酒造 澤乃井 元禄。 小澤酒造がいつから酒造りを始めたのか不明なようですが、元禄15年(1702年)には造っていたことが古文書で確認されているようです。 その古文書にある元禄時代の製法を復活させて造ったというお酒。 精米歩合は90%。私達が普段食べる米の精米歩合が92%程度というから、ほぼ同じ。 これでもかと精…
台風が過ぎ去って気持ちの良い休日。 秋なのに気温が高い、というか暑いので、白ワインを。 甲斐市ふるさと納税の返礼品から。 敷島醸造 甲州 樽熟成。 720mlと四合瓶サイズになっています。 敷島醸造のルーツは江戸時代から続く農家で、戦後ブドウ作りを始め、1985年からワイン生産をはじめたようです。 畑は甲斐市の登美の丘ワイナリーと同じ尾根にあり、標高600mと、勝沼のワイナリーが400~500m辺りにあるのと比べると高地にあります。 さて飲みます。 色は甲州らしい淡い山吹色。 香りは、樽香があるものの控えめ。 味わいは樽熟成ながら、割と果皮を食べているような甲州のブドウエキス感がくっきり。甲州…
シャルドネ使いのしっかりおいしいワンコインカヴァ。カヴァ モンテ・メル
カクヤスで、また新手の500円カヴァ。 買ったまましばらく棚に放置して忘れていましたが、飲んでみます。 マルケス・ド・モンテ・メル。 カヴァだけど、造り手はカタルーニャ州ではなくヴァレンシア州のトーレ・オリア。 1897年創業、カクヤスのワンコインスパークリングで時々登場する造り手です。 シャルドネを使ってカヴァを造っています。 前に飲んだワンコインカヴァもそうでした。 輸入者のAuli(アウリー)は聞き慣れない名前だな、と思ったら創業して10年に満たない会社のようです。今後成長していくのでしょうか。 グラスに注いで香りをかいでみると、トースト香をしっかり感じられます。 飲んでみると、酸味がし…
9月に入って今年もあと3分の1。 1年の後半になると、次第にふるさと納税にアタマが行きます。 今回は甲斐市のふるさと納税を頼んでみました。 赤白6本セットです。 全部ワイナリー違いでなかなか面白そう。 1本開けてみます。 シャトレーゼ 樽熟成 メルロー。 シャトレーゼワイナリーは勝沼のワイナリー巡りをしていたときにシャトーメルシャンの近くで見かけたけど甲斐市?と思いましたが、それは「勝沼ワイナリー」で、こちらは甲斐市所在の「ベルフォーレワイナリー」。 ベルフォーレワイナリーはもともと雪印が1984年に「雪印ベルフォーレ」として立ち上げたワイナリーで、これとは別にシャトレーゼは2000年に「勝沼…
コンビニワイン攻め。DB ファミリーセレクション セミヨン・シャルドネ
東京のコロナ感染者も下り坂。 緊急事態宣言もようやくゴールが見えてきたのかな。 それでも引き続き用心。 本日も、緊急事態宣言下で行動範囲を縮小してコンビニワイン攻め。 セブンイレブンで買ったデ・ボルトリ。 DBファミリーセレクション セミヨン・シャルドネ。 デ・ボルトリはオーストラリアの、名前から分かるとおりイタリア移民により1928年に創設されたワイナリー。今ではオーストラリアの大手の一つ。 ファミリーセレクションといういかにもデイリーワイン的なシリーズ名。 セミヨンとシャルドネとのブレンドは珍しいなと思いましたが、オーストラリアでは割と一般的なようです。 青草とグレープフルーツを感じるよう…
本日のワインは、よく量販店で見かけるものの、メジャーすぎて何となく手が伸びなかった1本。 カクヤスで2本3000円というセットで購入してみました。 ムートン・カデ ルージュ。 このブランドは確か黒いラベルだったのに、これはなんだろう、と思い、後で調べてみるとクラシックラベルとのこと。 通常の黒ラベルよりも若干高めに設定されています。 何の差なのかは分かりません。 飲んでみると、メルロー 主体の味わいですが滑らかすぎず、カベソーが利いていてタンニン、スパイス、渋みが合わさりトータルのバランスが良く取れています。 しっかり楽しめるワインで、これで通常価格2000円台は素晴らしい。 ちなみにワイン界…
暑さも一段落。 と思ったら雨になって、なかなか気持ちの良い天気にならない。 今日のワインは、うきたま10本セットの残り。 今年の夏は暑く、白を飲み進めたので赤が残ってしまいました。 リオーネ・デル・ファルコ。 造り手はイタリア、ヴェネト州のヴェネチア近郊、フォッサルタ・ディ・ピアーヴェ(Fossalta di Piave)に所在するボッテール(Botter)。 ヴィンテージは記載がなく不明。 さて飲んでみます。 黒果実系の香りが割としっかり漂っています。 しかし、飲んでみるとかなり薄くて軽め。というか水っぽく果実感が弱いですな。 スパイシーさと酸味はまずまず。 ブドウはメルローとサンジョヴェー…
バルクでもおいしいマールボロワイン。カープーカー ソーヴィニョン・ブラン
東京のコロナ感染者の数がハンパない状況で、デルタ株の感染力も桁違いのようなので、行動範囲をなるべく狭めて用心。 家飲みワインも近場で調達しようと、コンビニへ。 近所のセブンイレブンでワイン棚を眺めていたら、NZワインがあったので買ってみました。 カープーカー ソーヴィニョン・ブラン。 輸入者はメルシャン。セブンイレブンとメルシャンの共同開発商品とのこと。 ボトリングもメルシャンになっているので、バルク輸入で日本で瓶詰めということですかね。 生産者の表記がないですが、ネットで調べるとキリンビールの子会社であるオーストラリアの飲料メーカー、ライオン(Lion)の関連会社であるDistinguish…
お盆休みといっても特に出かけることもなく・・。 ワクチン2回打っていると言っても感染の危険があるようだし、東京は既に医療崩壊の兆しがあるので、変に出歩かないほうがよさそうです。 雨も降っているので、今日も家でワインを飲んでだらだら。 オノロ・ヴェラ ルエダ。 このボトル、前に買ったうきたま10本セットに入っていました。 セットのワインは大半を消費しましたが、このボトルはラベルが怖いので何となく後回しにしていました。 怖いと思うのは私だけなのでしょうか。 子供も恐怖を感じていた。 造り手はルエダ近郊のボデガス・サヤ。 100年以上の歴史を持つギル・ファミリー・エステイトのグループですが、2008…
甘口だけどさっぱり。Dr. ベッカーマン リープフラウミルヒ
いつものようにカクヤスをチェックしていると、ワンコインでドイツワインが置いてありましたのでなんとなく購入。 ドイツワインは最近辛口のものもあるようですが、どうしても甘口の印象があるので辛口派の私としてはあまり手が伸びません。 けれどもワンコインだと自分の好みと合わないとしても気軽に買えるのでいいですね。 Dr. ベッカーマン リープフラウミルヒ。 QbAの13地域のひとつ、ラインヘッセンのワイン。 「リープフラウミルヒ(Liebfraumilch)」は「lieb+frau+milch」で「聖母の乳」という意味になり、ドイツではかなりポピュラーなワインだそう。 18世紀頃からラインヘッセン地域の…
コロナワクチン2回目接種完了。 東京も感染者が激増していますが、何とか間に合いました。 しかし、接種後2週間経たないと効果が出ないようなのでまだまだ油断できません。 ワクチンの注意書きには「接種当日の過度の飲酒は控えてください」とあります。 接種完了してめでたいので、あわよくば「適度に」家で酒を飲もうと思っていましたが、次第に熱と倦怠感が出てきたのであきらめます。 翌日に熱が38.9℃。解熱剤を飲んでおとなしく一日寝込みました。 その次の日、熱はサッと引いて昨日の熱がウソのように快調。 快気祝いにカヴァを飲むことにします。 アロムス・デ・セイエル。 うきたま10本セットからの1本。 造り手はヴ…
私は普段、ワインを割と街中の小売店で買うことが多く、あまりネットショップでは買いません。 と言うのも、小売店でワインを適当に「ジャケ買い」して飲むのもワインを飲む楽しみの一つだと思っています。 情報がほとんどない中で買うので予想と異なる味わいのものを買ってしまうことも多く、ネットよりも割高になることも多いのですが、選ぶ楽しみの分を払っていると思えばいいのかなと。 (そうは言っても、しょせんインポーターさんの手のひらの上で踊っているに過ぎないのですが。) そうは言いつつ、小売店で出てくるワインも偏りがあるので、時々ネット注文しています。特にセットを買って自分が普段選ばないようなものを飲んでみるの…
甲州の皮エキスたっぷり。シャトーマルス 甲州 オランジュ・グリ
最近同じことばかり言っていますが、蒸し暑いのでさっぱりしたワインを飲みたい。 先日飲んでおいしかったオレンジワインに味を占めて、日本のオレンジワインを飲んでみます。 シャトーマルス 甲州 オランジュ・グリ。 造り手は本坊(ほんぼう)酒造。1872年創業の鹿児島の焼酎メーカー。 1960年にマルス山梨ワイナリーを開設してワイン造りに乗り出し、シャトーマルスのブランドでワイン生産を続けています。ウィスキーやリキュールも造っているようです。 山梨の石和と穂坂の2つの拠点がありますが、このワインは穂坂地区で造っているようです。 さて飲みます。 色合いはオレンジですが、そこまで濃くはありません。 香りは…
今日も蒸し暑いので、お酒はさっぱり泡で。 カクヤスのワンコインスパークリングで出ていたスプマンテを。 ロッカ・グロリオサ スプマンテ。 造り手はヴェネト州ヴェローナ近郊のカッツァーノ・ディ・トラミーニャ(Cazzano di Tramigna)という村に所在するコントリ・スプマンティ。 1959年にルチアーノ・コントリ氏がスプマンテ造りを始め、当初は家族経営でしたが今やイタリア最大級のスプマンテの造り手になっています。 開栓。 栓はコルクではなくプラスチックなのが風情を欠いておりやや残念ですが、安いのでいいでしょう。 青リンゴのような、意外としっかり厚めの芳香。 味わいも果実感がしっかり。酸味…
原産地呼称の呪縛。ファレスコ エスト!エスト!!エスト!!!
東京もまた緊急事態宣言・・。 外食はまた酒提供禁止になるようですが、私はワクチン接種を完了するまでは外でのお酒は控えているので日々の生活に特に影響はありません。 しかし心理的には重苦しいですな・・。 ワクチンが行き渡り、今回が最後になりますように。 今日はカルディで買ったエスト×3。 前に飲んだメリーニが今ひとつだったので、再挑戦。 ファレスコ エスト!エスト!!エスト!!!。 造り手はファレスコ。 原産地呼称の地、モンテフィアスコーネにコタレッラ兄弟により1979年に設立されたワイナリー。 現在もこの地でワイン造りをしているようですが、どちらかというと近郊のウンブリア州モンテッキオが本拠地の…
禁酒明けにパンチのある赤ワイン。カマセーラ ロッソ アパッシメント。
人間ドック前に一週間の軽い禁酒。 ちょっと禁酒したくらいでは肝臓の数値はほとんど変わらないようなのですが、何となく心の持ちようとして。 そして健診を終えて、禁酒明け。 がっつり濃厚な赤を飲みたいなと、開けたワインは。 カマセーラ ロッソ アパッシメント。 ドンキで購入。 ポップで「お買い得」とかなり煽っていました。 イタリア、プーリア州のワインですが、造り手は北部トレンティーノ州をベースにしており、イタリア各地でワインを造っている醸造家集団、プロヴィンコ。 さて開栓。 キャップシールはワックスキャップになっています。 収穫したブドウを陰干しして造るアパッシメント。 開栓し、グラスに注ぐと、漂う…
梅雨どきにさっぱりしたスパークリング。コント・ド・シャンベリ
梅雨真っ盛りのなかカクヤスをパトロールすると、550円のスパークリングの見慣れないラベル。 早速購入。 コント・ド・シャンベリ ムスー・ブリュット。 名前はいかにも仏ワインっぽい響きですが、原産国名はスペインになっています。 生産者はラベルには明記されていませんが、ネットで調べてみるとスペインのワイン大手、フェリックス・ソリス。 シャンベリというのはマドリッドの地区名で(そういう意味ではスペイン語風に「チャンベリ」としたほうが正しいのかな)、フランスとスペインの歴史的つながりに関係する地区なので、この名を採用したとのこと。 ナポレオンがスペインに侵攻したときに、マドリッドのこの地に基地をおき、…
デビルとの再会。カッシェロ・デル・ディアブロ レッド・ブレンド
東京も緊急事態宣言解除。 居酒屋で飲めないことに「我慢の限界だ!」と叫ぶ声も聞こえますが、私は家で飲むことにすっかり慣れてしまいました。 私は例えば野菜スティックとか、素材そのままの割とシンプルな料理が好きなので、あえて外で食べなくても家で十分楽しめるということに気づいてしまったんですよね。 という訳で、感染再拡大も気になるので、ワクチン2回目終わるまでは家飲み継続です。 平穏な世の中になればまた心持ちも代わるのかも知れませんが。 さて、本日も家飲みのワインを探しに酒屋を放浪。 ワイン棚の隅で、デビルマークのカッシェロ・デル・ディアブロが。 まだ飲んでいないラベルがあったので手に取ります。 か…
カクヤスで「ポケットマネーで買えるスーパートスカーナ」とあおり文句があり、思わず購入。 モンテ・アンティコ。 モンテ・アンティコは、1972年から続くミラノのネゴシアンであるニール&マリア・エンプソンが手がけるスーパートスカーナのブランド。 イタリア語で「古い山」を意味します。 ボトル詰めのクレジットは「C.Santa Lucia」となっていて、この地のワイナリーであるカステラーニ(Castellani)も絡んでいるのかな。 ネットを見てもコスパ良との評価が高いスーパートスカーナ。 さて開栓。 しっかりとしたスミレ香が漂います。 味わいは、酸味はしっかりしていますが、肝心の果実感がちょっと弱い…
ノスタルジーにはひたれないけど。シャトーメルシャン 岩崎甲州
蒸し暑くなって来たので本日のワインは、さっぱり軽い甲州を。 ふるさと納税の返礼品でいただいたものを飲みます。 シャトーメルシャン 岩崎甲州。 シャトーメルシャンのテロワールシリーズ。 シャトーメルシャンの源流であり、日本初の民間ワイン製造業者である「大日本山梨葡萄酒会社(祝村葡萄酒会社)」、その中心人物でフランス留学をした土屋龍憲と高野正誠の生家が栽培しているブドウを使ったワイン。 ちなみに祝村というのは上岩崎、下岩崎、藤井の三つの村が合併して1875年に誕生しましたが(その後勝沼町→甲州市へ)、「祝(いわい)」は「岩」と「井」を取った合成地名です。 (以下参考まで。) wabita.hate…
サッカーと関係ないが良ワイン。イニエスタ テンプラニーリョ 15.0
今日もドンキで適当にワインを見つくろいます。 ラベルがベルベット仕様になっている面白そうなワインがあったので購入。 セニョリオ・デ・イニエスタ テンプラニーリョ。 前にサッカーのイニエスタ選手が造っているワインを飲みましたが、こちらはサッカーとは関係なく、イニエスタという村で造っているワイン。 ただイニエスタ選手のワインと同じ地域なのは、イニエスタというのがこの地域に多い名字なのか? 造り手は「イニエスタ農業者組合」とクレジットされています。 カスティーリャ・ラ・マンチャ州にありますが、地理的にはヴァレンシア近郊。ウティエル=レケナの近くです。 抜栓してすぐ飲みましたが、かなりカッタカタ。 安…
成城石井で、ラ・ピウマのモンテプルチャーノ・ダブルッツォとともに、ペコリーノというのがあったので買ってみます。 羊の乳から作られるペコリーノチーズの名はよく聞きますが、ペコリーノワインとは? 調べてみると、ペコリーノはアブルッツォ州や北隣のマルケ州などで造られている土着品種。 名前の由来に羊が関係しているのは確かなようですが、諸説あり、チーズ自体との関連性はなさそうです。 ラ・ピウマ ペコリーノ。 造り手はもちろん前回同様MGMモンド・デル・ヴィーノ。 テッレ・ディ・キエティは、アブルッツォ州キエティ周辺の原産地呼称(IGT)。 赤だとサンジョヴェーゼ、白はこのペコリーノを中心に造っています。…
成城石井。 普段はあまり使わないのですが、休日の散歩帰りに立ち寄りました。 ワインコーナーをしばし眺めますが、今ひとつ惹かれるワインがなかったので、テーブルワインの定番っぽいものを何本か購入。 おうちで開栓。 ラ・ピウマ モンテプルチャーノ・ダブルッツォ。 造り手はMGMモンド・デル・ヴィーノ。 1991年に3人の醸造家によりエミリア・ロマーニャ州フォルリに設立された比較的新しいワイナリー。3人の名前の頭文字がMとGとM。 2010年代に急成長し、イタリア各地でワインを造っています。 ボトル名のラ・ピウマはイタリア語で「羽根」の意。 味わうと、モンプルらしいまろやかなタンニン。 良い意味で、サ…
バルバレスコとして飲むか、安旨ワインとして飲むか。リヴァータ バルバレスコ
仕事帰り、時間があったので密な電車を避けてブラブラ散歩。 日が落ちてきて涼しい時間帯を神宮外苑、新国立へ。 五輪どうなるんですかね・・。 気持ちよくウォーキングを終え、スーパーに立ち寄ると、安いバルバレスコが置いてありました。試しに買ってみます。 リヴァータ バルバレスコ。 造り手のクレジットがボトルに明記されていないのですが、バルバレスコ近くにあるカーサ・ヴィニコラ・モランド(Casa Vinicola Morando)という19世紀末から続く造り手。 さっそく開けてみます。 香りは、スミレのようなフローラル感がありますが、華やかというよりも落ち着いていて重たさを感じます。ベリー感もまずまず…
梅雨入りが迫る週末。 帰宅前にドンキで買い物をしていると、ワンコインのカヴァがあったのでノータイムで買い物カゴへ。 カステルフィーノ ブリュット。 生産者はスペインのワイン大手ガルシア・カリオンのクレジットですが、住所がバルセロナ近郊のヴィラノヴァ・イ・ラ・ジェルトル(Vilanova i la Geltru)となっています。 この地に所在するのはグループ企業のハウメ・セラなので、結局ハウメ・セラが造っているということですかね。 最近安カヴァを飲もうとするとハウメ・セラに当たります。 この前も飲んだばっかり。 安いのしか飲んだことがないので正当な評価が出来ないのですが、印象に残りにくいものが多…
ラベルは今ひとつだが中身はおいしいヴァン・ムスー。サン・メラン
緊急事態宣言も再延長の気配濃厚・・・。 ま、初めからそうなるんじゃないかと思ってましたが。 今日も蒸し暑い。 本日のワインも爽快にスパークリング。 サン・メラン。 カクヤスの2本3300円セットで買ったもの。 ブルゴーニュでは珍しくソーヴィニョン・ブランを使った、リーズナブルな白の産地として知られるサン・ブリ(Saint-Bris-le-Vineux)のムスー・ド・カリテ。 造り手は、バイィ・ラピエール(Bailly Lapiere)。この地の430のワイン農家が集まり、クレマン・ド・ブルゴーニュを生産している生産者組合です。 「メトッド・トラディショネル(Methode Traditionn…
蒸し暑くなってきました。 今年は記録的に梅雨入りが早いようで、東京も雨模様が多くなってきました。 年々、春の気持ちの良い時季が短くなっている気がします。残念。 蒸し暑いので爽やかなワインを。 選んだのはカクヤスで購入したオレンジワイン。初めて飲んでみます。 アランサット。 イタリアのスロベニア国境にほど近いフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州ので造られたワイン。造り手はボルゴ・サヴァイアンという小さなワイナリー。 地図で見るとスロベニア国境から直線で3kmほどしか離れていません。 オレンジワインは、元々ジョージア(最近はグルジアと言わなくなったのですね)で長年造られていたワイン。このワイナリーの…
せっかくのGWも、緊急事態宣言で外出もはばかられるので、今日は家族でたこ焼きパーティー。 たこ焼きを発明した人は天才ですね。球状で熱がじっくり伝わるので、よっぽどのことがない限り失敗しません。焼きすぎてもそれなりに食べられるし。 たこ焼きには何となく泡を合わせるのが定番になっています。 今回はカクヤスで厳選ワイン2本3300円で選んだ、カヴァ、ハウメ・セラ。 どっかで見た名前だなと思っていたら、かつてここの500円ワンコインスパークリングを飲んだことがありました。 ハウメ・セラはバルセロナ近郊、ヴィラノヴァ・イ・ラ・ジェルトル(Vilanova i la Geltru)の造り手。起源自体は古い…
GW、外出自粛とは言え全くイベントがないのもつらい。 やはり家族で外食の一つでもしてみたい。 換気が利いていて比較的安全と最近注目されている焼肉へ。 密を避けるために16時と早めの夕食。 当然、お酒はありません。 ビールなしに焼肉をつつくのはいつ以来だろう。 記憶にありませんな。 しかし、肉に集中できてこれはこれでいいかも。 いつもよりおなかいっぱい食べることが出来て、クッパもいただきました。 とは言え、やはり飲み足りない。 焼肉のあとは家でさっぱり白ワインを。 ピーター・イーランズ ソーヴィニョン・ブラン 。 カクヤスの厳選ワイン2本3300円で購入。 造り手はニュージーランド、マールボロの…
自然でリッチな味わい。ヘス シャーテイル・ランチス シャルドネ
GWはどこにも行かずに我慢大会。 異論はあってもルールには従う派なので耐えしのぎます。 しかし、やることがないので早い時間から飲み始めることに。 今日のワインはこれ。 ヘス シャーテイル・ランチス シャルドネ。 ヘスはナパのワイナリーですが、このワインはサンフランシスコを挟んで反対側、モントレー郡のシャーテイル・クリーク・ヴィンヤードで造っており、値段も手頃。 ヘス自体は1986年創設と割と新しめのマウントヴィーダーに本拠地があるワイナリーで、ライオンマークで有名。 開栓。 樽の利いているワインを想像していましたが、樽感がありません。 香りは柑橘は弱く、トロピカルな感じ。 樽感がない分トロピカ…
3回目の緊急事態宣言で不要不急の外出自粛が呼びかけられています。 今回は何となく緊張感が薄い気がしますが、一応外出を控えろと言われているので、ワインも近場のコンビニで調達します。 ポンタポイントがかなり貯まっていたので、ローソンに寄ってみました。 普段ローソンはあまり行かないのですが、成城石井やヴィノスやまざきと提携して置いているワインなど、ちょっと気の利いたデイリーワインもあります。 その中で「スモーキー」という売り文句に誘われて、ヴィノスやまざきのワインを1本購入。 ウェストエンド ザ・ブラック・シラーズ。 造り手は、イタリアからの移民であるドメニコ・カラブリア氏が1945年に設立して3代…
ドンキで買い物をしていると、在庫一掃で割引販売されているワインが。 何だろう、と思って見てみると、ヴィーニョ・ヴェルデ。 ドンキでヴィーニョ・ヴェルデが置いてあるとは。油断がなりませんな。 早速購入。 モンセニョール。 突き抜けた名前が潔くていいですね。 ヴィーニョ・ヴェルデはポルトガル語で直訳だと「緑のワイン」になりますが、「若いワイン」と言った意味合い。日本語の「青年」と同じような感覚でしょう。 ポルトガルのミーニョ地方特産の微発泡ワイン。 造り手はキンタ・ダ・リシャ。 前に飲んだヴィーニョ・ヴェルデと同じ造り手。 この地方のリシャという村に所在する、1986年創業のワイナリー。 ヴィンテ…
カクヤスでワンコインばかり飲んでいても何なので、「厳選ワインよりどり2本3300円(税込)」という、お勧めの中から2本選べるセットの中から適当に選んで買ってみました。 単品だと1700円~2000円クラスのものがラインナップされています。 造り手、産地もかなりバラエティに富んでいてどれを買おうか悩むのも楽しいです。 こういうの他の酒屋やスーパーでもやればもっと購買意欲が増すと思うのですが。 そのうちの1本。 シリウス ルージュ。 造り手はボルドーのメゾン・シシェル。 代名詞的にシャトーパルメの所有者として語られる造り手です。 シシェル家は代々続くネゴシアンの一族で、創業は1856年ドイツにて。…
東京に3回目の緊急事態宣言発令。つかの間の解放感から緊張の日々に逆戻り。 いつまで続くんでしょうか。 近くの人がコロナに感染した、という声が聞こえてきて、第4波はこれまでと段違いに手強そうです。 近くのカクヤスへ。 カクヤスさんも、飲食店への卸しが減って大変なんだろうな。 支援金も回ってこないのだろうし。 ・・・色々な思いに駆られながら棚を眺めると、また新手のワンコインスパークリング。この闘いも終わりが見えない。 買ってみました。 ボルゲシア ビオ キュヴェ ブリュット。 裏ラベルには輸入者が付けた「ボルゲシア オーガニック スプマンテ」という分かりやすい品名が表記されています。 オーガニック…
八重桜を眺めながら。マクウィリアムズ ハンウッド・エステイト シャルドネ
今年のソメイヨシノは散るのが早かった気がします。 去年が長持ちしただけかもしれませんが。 代わって八重桜と新緑の登場となりました。 八重桜はソメイヨシノに比べると地味な存在ですが、ソメイヨシノはすぐ散ってしまってさみしさが残るので、この季節、八重桜という脇役がいてよかったなといつも思います。桜から新緑へのバトンをうまくつないでいる気がします。 新緑の季節なので、今日も白ワインの気分に。 また分かりやすい味わいのものを選択。 マクウィリアムズ ハンウッド・エステイト シャルドネ。 マクウィリアムズは名前で分かるとおりアイルランド移民により1877年に創業された、6世代続くワイナリー。 ニュー・サ…
最強?? ヌヴィアナ テンプラニーリョ/カベルネ・ソーヴィニョン
コンビニやスーパーに行くと、なんとなくワイン棚を見るのがクセになっています。 花粉症の薬を買いにスギ薬局に入ったときに買い物ついでに食料品コーナーを見てみると、お酒コーナーがありました。 ドラッグストアではどんなワインが置いてあるのだろう。 眺めていると、カヴァで有名なコドーニュの造っているワインというのがあったので試しに購入。 ヌヴィアナ テンプラニーリョ/カベルネ・ソーヴィニョン。 造り手表記はヌヴィアナ。ヌヴィアナ(Nuviana)はNuvis(New=新しい)、 Vino(Wine=ワイン)、 Vida(Life=生活)の造語で「新しいワイン生活」ということらしい。何か「Vida」の「…
やっぱり南アのシュナンブランはいい!KWV シュナン・ブラン
あったかいので、わかりやすくグイグイいける白ワインを飲みたくなりました。 そんなことで本日は新大陸系。 KWV クラシック・コレクション シュナン・ブラン。 KWVはアフリカーンス語で「南アフリカブドウ栽培者協同組合」の略語。 1918年に南アフリカの零細ブドウ農家救済のために創設されました。1997年に株式会社に移行し、2016年にはロンドンの投資会社ヴァサリ(Vasari)グループが買収。 このボトルは2018年ヴィンテージで、創設100周年記念ラベルになっています。 さて、開栓。 香りは若干トロピカル感が漂います。 味わってみると、はじめ軽い苦みのフックがあり、その後ライムの酸味。果実感…
桜が満開。神田川の桜を見に行きました。毎年同じような写真を撮っている気がしますが、それでもやはり撮りたくなりますよね。 昨年と同様、コロナ禍で飲食自粛になっています。 ガヤガヤせずに、落ち着いて桜を見ていられるので、これはこれでいいかもしれません。 しかし、 桜を眺めていると、やはりお酒、それも日本酒が飲みたくなります。 さっさと家に戻り、ストックの日本酒を取り出しました。 いなば鶴 純米大吟醸 強力(ごうりき)。 鳥取生まれなもので、またまた鳥取のお酒。 前も登場した、鳥取の土着米、「強力(ごうりき)」を使った日本酒。 この強力、明治から大正頃には鳥取の特産米として酒造りにも使われていたよう…
成城石井のボルドー3本セット。 最後の1本になりました。 シャトー・ギショ。 造り手は、ラ・ファミーユ・プティ。 1890年から続く造り手で、アントル・ドゥ・メール地区のサン・タントワーヌ・デュ・クイレ(Saint-Antoine-du-Queyret)という村に所在。この村、50人くらいしか住人がおらず、広大なブドウ畑が広がっています。 シャトー・ギショもこの村に所在し、2008年にファミーユ・プティが買い取りました。 プティ・ファミーユじゃないのか、と思ったら、プティという苗字の人でした。 さて、開栓。 香って、味わって・・・。 むむ。 これもメルロー主体か。 前情報なしで 勝手にカベソー…
しだれ桜とソーヴィニョンブラン シレーニ セラー・セレクション ソーヴィニョン・ブラン
桜も咲いていよいよ春本番といった感じ。 家の近くのしだれ桜も咲いてまいりました。 人通りもそれに合わせるように多くなってきたのはコロナの状況を考えると気がかりですが、まあ暖かくなるとある程度は仕方ないですよね・・。 春っぽくなってきたので、ワインもロゼ・・ではなくさっぱり系の白で。 シレーニ セラー・セレクション ソーヴィニョンブラン。 カクヤスで2本3000円というセットがあったので購入したもの。単品だと税込1782円。 シレーニはニュージーランド北島、ホークスベイのワイナリー。 ただ、このソーヴィニョンブランは、南島のソーヴィニョンブランで有名なマールボロで造っています。 創業は1998年…
桜も咲き始め、暖かい日々が続きます。 今日は白だな、と思い、成城石井のボルドー3本セットの2本目。 シャトー・オー・ガニャン。 ラベルには「Mis en bouteille au chateau par MT Vins chez Scea Labbe Lalanne」とあります。 ラベ・ラランヌ(Labbé Lalanne)は、ボルドー南、グラーヴ地区にあるシャトー・ラサル(Château Lassalle)というシャトーを経営しています。 MTヴァン(MT Vins)というボルドーのネゴシアンがボルドー南、グラーヴ地域のシャトー・ラサル(Château Lassalle)と共同で造ったワイン…
成城石井のボルドー3本セット。シャトー・ムーラン・ド・レイモン
緊急事態宣言が長期化して家飲みにすっかり慣れてしまいました。 家飲み用の食材を物色するため成城石井でぶらぶらしていると、単品1500円くらいのワインをまとめたボルドー3本2900円というセットを売っていたので、何となく購入。 さっそく1本目を。 シャトー・ムーラン・ド・レイモン。 造り手はシャトー・ラヴィル。 ボルドーの東、白だとAOCアントル・ドゥ・メール(Entre-deux-mer)の地域、サンシュルピス・エ・カメラック(Saint-Sulpice et Cameyrac)という村に所在しています。 シャトーは19世紀後半に建てられましたが、1956年に現当主のフェイ(Faye)家に受け…
気軽なブルゴーニュのアリゴテ。 クロズリ・デ・アリズィエ コトー・ブルギニョン・ブラン
週末のワインは何を飲もうかと、酒屋でぼんやりワイン棚を眺めていたら、コトー・ブルギニョンという見慣れないAOCのワインがあったので買ってみました。 クロズリ・デ・アリズィエのコトーブルギニョン・ブラン。 正直これまで知りませんでしたが、コトー・ブルギニョンというAOCはブルゴーニュ全域をカバーする2011年に新設された新しいAOC。 「ブルゴーニュの丘」を意味し、陳腐化してしまったデイリーワイン的AOCである「ブルゴーニュ・グラン・オルディネール(Bourgogne Grand Ordinaire、「普段の週末用ブルゴーニュワイン」みたいな意)」をリニューアルしたもの。 ブルゴーニュの広域AO…
子供の受験も終わり、希望校への合格が決まりました。 コロナの影響が色々なところに出て、なかなか先が見通せない一年でしたが、ほっと一安心。 自分はほとんど何も貢献していませんが、お祝い気分になり久々にコート・ド・ニュイのワインを。 ドメーヌ・シゴーのシャンボール・ミュジニー。 レ・サンティエ(les Sentiers)という一級畑。 畑の場所は、村の北端でモレ・サン・ドニと接しているところです。 ドメーヌ・シゴーはシャンボール=ミュジニー村の、19世紀から長く続く家族経営ワイナリー。1990年に今の当主になってから設備の近代化などに努め、改良が加えられています。 さて、開栓。 外観はちょっと暗み…
NZのちょっとスパイシーなゲヴュルツ。ホームクリーク ゲヴュルツトラミネール
暖かくなってきたので白ワインを。 今日のワインは、 ニュージーランド。 ホームクリークのゲヴュルツトラミネール。 造り手はワイパラ地区のアロハ・ニュージーランド・ワインズ。 ホームクリークは2年前にも飲んだことがあり、そのときのワイナリー名はサザン・バウンダリー・ワインズ(Southern Boudary Wines)でした。 造り手の名前が変わっていて「おやっ」と思いましたが、前の造り手(サザン)はヴィンテージなどの詐称で罰金刑を受け、2018年2月に会社を清算したようです。サザンの従業員が会社を作って(アロハ)、ブランドを引き継いだようですね。 このワインは2017年のヴィンテージなので、…
買い物ついでにビックカメラの酒販コーナーをチェック。 南アフリカのワインがたたき売りされていました。 ポップで「酒石酸が沈殿しておりますが品質に問題はございません。」 わざわざ注記されているのに惹かれて、思わず購入。 赤白ありましたが、両方買ってハズすとダメージが大きいため赤を選択。 ライオン・マノール。 造り手は不明。ネット上でもほとんど情報がありません。 裏を見ると、原産地呼称はウェスタン・ケープ。 南アフリカのワイン産地の大部分が入るので、当然と言えば当然ですが。 ノンヴィンテージですが原産地呼称を名乗っているので一応マジメに造ったワインなのかな。 さらにネットでは南アワインの中心的産地…
ドンキの安チリワイン、チラノ。 日本ではドンキ系列でのみ売っています。 先日のピノ・ノワールは残念な結果に終わりましたが・・。 私はドンキのマーケティングをわりと信頼しているので、「こんなものではないだろう」と思い再チャレンジしてみました。 安ワインでピノは難しいのかな、と思い今回はカベソーで。 税抜398円と798円の2シリーズがあるので、両方買って飲み比べてみました。 ボトルの形も微妙に違います。 右の値段が安い方がむしろ高そうに見えるのは私だけでしょうか。 造り手は前回も書きましたがセントラルヴァレーのランカグア近郊に所在するVyF(ウベ・イ・エフェ)。チリの大手食品メーカーAgrosu…
暖かくなってきたので、カクヤスで買ったままほっておいた泡を飲んでみます。 カスティーリョ・サン・シモン 裏ラベルを見ると「Produced for JCG」と書いてあります。 JCGはJose Garcia Carrion(ホセ・ガルシア・カリオン)の略で1890年創業のスペインの大手ワインメーカー。 しかし、「for」となっているので、下請け業者が造っているのかもしれません。 発泡はきめ細かく量が多いですが、口に含むとそれほど強くは感じません。 香りは青リンゴのようなスッとする香りがあるが弱め。 味わいは安い泡にありがちな変な甘さはなく、酸味がしっかり利いており、かつドライ。 ドライな泡は、…
まだ東京に緊急事態宣言が再発令される前のこと。 麻井宇介氏の本を読んでから日本ワインの源流に関心を持ち、源流の一つである牛久シャトーに行ってきました。 1903年に神谷伝兵衛が造ったワイナリー。 もともと「シャトーカミヤ」と呼ばれていましたが、2017年に現在の名前に変わったようです。 昨年2020年には日本ワインの原点ということで、山梨県甲州市とともに日本遺産に認定されました。 入口に立つシャトー本館は、事務室として使われていたようです。 本館を抜けると、旧発酵室である神谷伝兵衛記念館が現れます。 それにしても雲一つない快晴。 入場は無料。1階は樽が並んで当時の様子を忍ぶことができます。 2…
カルディでよく置いてある、アルザスの造り手アンリ・エーラール。 はじめて飲んだのがミュスカデという邪道な(?)出会い方だったので、改めてアルザスワインを購入。 アンリ・エーラールのリースリング。 輸入者はオーバーシーズ。 カルディはここが輸入しているワインが多いような気がします。 さて、味わってみます。 香りは桃のような甘い香りが支配的ですが、あとからレモンのような柑橘系の香り、スッとするハッカのような香りがします。 味わいはフレッシュでグレープフルーツを思わせる柑橘系。とろみは少なめです。 アルザスのリースリングというと、アルザスの冷涼な気候をイメージさせるようなトリンバックのようなキリッと…
ドンキでビールを買うついでに、ワイン棚も念のためチェック。 ドンキだけで売っている、チラノという激安ワインが置いてあります。 存在は前から気づいていましたが、これまで何となくスルーしていました。 が、眺めているうちに、手に取ってみようという気になり、購入。 398円と798円の2つの価格帯のシリーズがあるようです。安い方はちょっと怖いので上のレゼルヴァ・エスペシアルを。 チラノ ピノ・ノワール レゼルヴァ・エスペシアル。 造り手のVyFは、「Vinedos y Frutales(ヴィネドス・イ・フルタレス=葡萄の木と果樹の園)」の意味で、チリの総合食品メーカー「アグロスーパー(Agrosupe…
段々暖かくなってきて、泡ものを飲みたい気分に。 今日もカクヤスワインコインを攻めます。 パラシオ・デル・カルメン。 いかにも安スパークリング然としたラベルの面構えです。 「WHITE WINE」「BRUT」のフォントがいい味を出しています。 「Palacio del Carmen」は「カルメンの宮殿」の意。 何となくスペインぽさを出しました、という安直さが逆にGood。 造り手はスペインの安ワインで良くお目にかかるフェルナンド・カストロ。 このワインの裏ラベルを見ると、先日飲んだ謎スパークリングと同じボトル詰め業者のナンバーが。 やはり先日のスパークリングは、フェルナンド・カストロが関係してい…
緊急事態宣言も延長・・・。 早く気楽にレストランで飲み食いできる日々がきてほしいものです。 なんとなく暗い気持ちを払拭すべく、気軽にブルゴーニュワインを飲みたくなり、カルディで購入。 ドメーヌ・デ・マレショードのピノ・ノワール。 裏ラベルの説明だと、ドメーヌ・デ・マレショードは、ブルゴーニュのマコン近郊、クリュニー修道院の古いブドウ畑を使っている1921年創業の造り手。 ボトル詰めのクレジットはクリュニーから山一つ越えたアゼ(Azé)になっています。 リュット・レゾネ(Lutte Raisonnée)農法を使っていることを売りにしています。 何のことだろうと思って調べると、直訳すると「合理的な…
カルディでワイン棚を眺めていると、ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌの文字。 ちょっと前に飲んだドンキのミュスカデがなかなか良かったので、なんとなく購入。 開栓。 アンリ・エーラールのミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ。 カルディにはよく置いてあるようですが、アンリ・エーラールというのはアルザスワインの造り手のよう。 住所もアルザスのコルマール近郊、アンマーシュヴィア(Ammerschwihr)になっています。 このワインはAOCがしっかりミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌになっているから、現地で造っているのかな。 アンリ・エーラールのサイトを見てもアルザスワインばかり出てきて、このワインはラインナ…
カクヤスをパトロールすると、また500円スパークリングが。 オーガニックのスパークリングというのがあったので、購入してみます。 クオモ・オーガニック。 安ワインあるあるですが、造り手不明。 造り手の番号らしきものだけ書いてあります。 造り手の所在は、サンタ・クルス・デ・ムデーラ(Santa Cruz de Mudela)。 サンタ・クルス・デ・ムデラと言えば、安ワインの雄、フェルナンド・カストロがありますが、このワインにも関係しているのでしょうか。 裏ラベルには「Elaborado con el mayor esmero de nuestros bodegueros」とある。 なんだろうと思っ…
今日のワインは、マイルドな赤ワインを飲もう。 メルローがいいな。 そう思って、上山市のふるさと納税の返礼品からの1本を。 ウッディファームのメルロ。 造り手の蔵王ウッディファームの創業は1997年ですが、ワイナリーを始めたのは2011年と最近のようです。 自社畑のぶどうのみを使用したワイン。 普通のマイルドなメルローだと思って油断して飲んだら、やられました・・・。 香りが青臭く、味わいも青臭さ全開。 裏のラベルをよく見ると、「冷涼な気候を反映したスパイシーで野趣味のあるメルロ」とあります。 荒ぶるメルローを久しぶりに飲みました。 これは、ワインを飲み始めた頃は受け付けられなかったワイン。 しか…
安旨ボルドースタイル。バランス カベルネ・ソーヴィニョン・メルロー
今日のワインは、年末にカルディで購入した南アフリカのワイン。 バランス カベルネ・ソーヴィニョン メルロー。 かわいい象のラベル。子供にも好評でした。 ウェブサイトにこの象が出てくるミニゲームがあるのですが、それなりに楽しめます。 造り手のオーヴァーヘックス・ワインズは、ケープタウンから内陸に入ったウースター(Worcester)近郊に所在する2006年創業のワイナリー。 EHRAという人間と象との共生を図る活動を行っているNPOへの支援を行っているようです。単にラベルに象を描くだけでないところが素晴らしいですね。 「共生=バランス」ということなのでしょう。 香りはいかにもボルドー。 味わって…
やり忘れた宿題を片付けるように・・。マロッティ・カンピ ヴェルディッキオ
白ワインを飲みたいと思い、ストックをごそごそやっていると・・・。 昨年の夏用に京橋ワインの白12本セットを買いましたが、最後の1本を飲み忘れていました。 これにしましょう。 マロッティ・カンピのヴェルディッキオ。 これが最後に残った理由は、単純に以前同じワインを飲んだことがあったから。 同じショップでセットを頼むとかぶるワインが多いですよね。 まだ飲んだことがないものにどうしても目移りしてしまい・・・。 造り手のマロッティ・カンピはイェージ近郊にある家族経営のワイナリー。 サイトを見てみると、イタリアのワイナリーに感じることが多いですが、祖先とか家族の歴史を大事にしていることが伝わってきます。…
久しぶりのボルドー白。シシェル シャペル・デ・シュヴァリエ ブラン
緊急事態宣言が再発令された東京。 コロナとの闘い、いったいいつまで続くんでしょうか。 「効果が限定的」と批判的な報道もありますが、自分の周りでは、飲食店は4月の時よりもさっさっと休業にしているところが多いような。 街の明かりが少なくなったせいか、いっそう寒く感じられる夜。 今日のワインは、年末にカルディがワイン10%オフのセールをやっていた時に買ったワイン。 シャペル・デ・シュヴァリエ ブラン。 造り手はボルドーのシシェル。 シシェルは必ず定冠詞のように「シャトーパルメを所有」と紹介されますが、裏ラベルでもしっかり言及されています。 ボルドーの白を飲むのは久しぶり。調べてみたら1年半ぶりでした…
2021年が明けて。 お正月はやはり景気づけにシャンパンが飲みたくなります。 在庫をごそごそ探すと、昔買ったまま放置していたシャンパンがありました。 これにしよう。 ランソン ブラックラベル。 ランソンは言わずと知れたランスの名門メゾン。 1760年創業と長い歴史を持っています。 ブラックラベルはそのスタンダードキュヴェ。 ランソンは、他のメゾンと違ってマロラクティック発酵を行っていないシャンパーニュとして有名です。伝統製法へのこだわりということのようです。 さて、飲んでみると、確かに他のシャンパンよりもフレッシュで辛口な感じがします。が、それほど大きな違いはあまりないような。 私の駄舌の限界…
昨年と同様、私以外には全くもってどうでもいいことだと思いますが、自分の行動を振り返る意味で2020年に飲んだワインの統計をまとめてみました。 計 赤 白 ロゼ 泡赤 泡白 泡 ロゼ 2020 94 39 27 2 1 18 7 41% 29% 2% 1% 19% 7% 2019 101 47 37 0 2 12 3 47% 37% 0% 2% 12% 3% 2018 93 58 32 1 0 2 0 62% 34% 1% 0% 2% 0% 家で飲んだワインのみの本数です(外で飲んだ時はいちいち記録しないので)。 家でワインを飲むのは基本的に週末のみなので、毎年100本前後になりますが、2020…
新コロに泣かされた2020年も暮れていきます。 整理をしていたら、カクヤスの500円スパークリングでまだ飲んでいなかったものがありました。 在庫整理のために今日はこれを飲みましょう。 抜栓。・・・のはずが。 栓が固く手間取る。 こういう時は、手でボトルの首を温めてと・・・。 それでもなかなか抜けません。 普通ならコルクが持ち上がる気配があるものの、ピクリともしない。 手が冷えてなってきました。 ここまで固いのは初めてだな。 こういう時の対処法をネットで調べてみると、こういう時は、水で濡らしたタオルを電子レンジで60~70℃程度に温めて、ボトルの首に巻けばよいとのこと。 手で温めるのと原理は同じ…
クリスマスの迫るある日。 スーパーの酒コーナーをパトロールしていると、安シャンパンがひっそりと売り出されていました。 早速購入し、家族でクリスマスパーティーの時に開栓。 コンテス・ド・グラモン。 輸入者はダイセイワールドという大阪の会社。 造り手はランス近郊、モンターニュ・ド・ランス地域のシニー=レ=ローズ村(Chigny-les-Roses)に所在するC.G.D.と表記されています。 造り手がこういう謎の略称になっているとついつい探りたくなります。 ググってみると、C.G.D.とはGardet et Cie社のことであり、この村にある家族経営のメゾン、ガルデ(Gardet)のことのようです。…
甲州? マルキ・ドゥ・グーレーヌ ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ
週の真ん中、ドンキで買い物をしていると、在庫入れ替えでワインが安売りに。 ふと見ると、ロワールのミュスカデがありました。 ドンキでもこんな王道でないワインを売っているのですね。 試しに買ってみました。 ドンキでたまに見かける、マルキ・ドゥ・グーレーヌというワイン。 週末になり、抜栓。 コルクはプラスチック製ですが、「ワインは最も健康的な飲み物である(Le vin est la plus saine des boissons.)」というパスツールの言葉が記されています。 「マルキ・ドゥ・グーレーヌ(Marquis de Goulaine)」は「グーレーヌ侯爵」の意味。 ナント近郊のグーレーヌ城に…
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