「人の愛を感じない人々」について思索していきます。どんな人でも本来、赤ちゃん時代のように、或いは、動物のように、自分を好いてくれる相手は敏感に感じるように出来ています。しかるに、生育史の何かが、素直に他者の好意を歪めて解釈するようにしてしまったようです。今更、この原因を分析することに時間をかけるよりは、「愛の原型」を思い出させる対処をしたほうが早道です。心に問題があるときは、この愛の原型を思い出せません。ですから原因を時間をかけて分析するよりは、「愛の原型」を思い出させる対応から始めたほうがよいのです。さて、愛の原型を思い出したら、そこが回復のキーワードです。自分は愛されたことがないという自己概念が崩壊し、人間並みの愛の原型が自分にも存在したんだ、という自信と安心感が将来の幸福を確保してくれます。愛を感じ...自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答