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森とまちをつなぐ「半農半X」日記 https://blog.goo.ne.jp/takebei6491

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

武兵衛
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2019/06/10

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  • これが樹だって!? 紛らわしい「コアカソ」

    雑草園となっているわが庭にイラクサ系の植物が仲間となっている。イラクサだと背や葉が大きく繁茂するので駆除の対象になる。しかし、この「アカソ」系のは、茎や葉柄が赤く大きくならないので鑑賞に堪えられる。しかも、葉の先端の尾状突起がユニークだ。はじめは、赤味があるので「アカソ」ではないかと思っていたが、アカソの葉の先は三つに切れ込む。とすると、尾状の葉で似たものには、「コアカソ」か「クサコアカソ」があった。「コアカソ」だけが木本で、それ以外は草本だった。とても樹には見えない。そのうちに茎が木質化するらしい。コアカソの葉の鋸歯は10対以下というから、数えてみると、どれもちょうど10対ほどあった。「クサコアカソ」の鋸歯はもっと多くて20対くらいまであるようだ。ただし、クサコアカソは図鑑には載っていなかったので正確な判断は...これが樹だって!?紛らわしい「コアカソ」

  • 携帯用蚊取り線香はこれがいい

    夕方の農作業には携帯用の蚊取り線香入れをほぼ毎日のように使っている。いままで3種類くらいの携帯用蚊取り線香入れを使ってきたが、使っているうちに吊り下げるフックが弱くなり、受け皿ごと落してしまうことがたびたびあった。しかも、受け皿のかみ合わせが緩くなり、蚊取り線香本体が草むらに落ちてしまうこともたびたびあった。そこで、次にホームセンターの三角状の吊り金具のあるのを使ってみた。しかしこれも使っているうちに吊り金具のバネがやはり緩くなり、同じように受け皿が落下してしまう。とくに草刈りで藪のような所に進入するとき草木に触れて取れてしまうことも少なくなかった。そこで、アーズ製薬の携帯用のを使ってみた。すると、こちらは左右に受け皿を止めるフックがついており、しっかり固定できることがわかった。これなら、受け皿が落ちる心配はな...携帯用蚊取り線香はこれがいい

  • たそがれたクウシンサイを植える

    一昨日、ホームセンターへ行ったとき、30円の空芯菜の苗を売っていた。いかにもくたびれた苗が7個あったので全部引き取ることにした。というのも、ちょうど、防獣柵で囲った畝を完成したばかりだったからでもある。本来なら、耕運機で耕すところだったが、エンジンがかからず不調続きだったので断念し、鍬でやらざるを得なかったのだ。炎天下のもと、しつこい雑草を手で抜いたりしながら少しずつ準備してきたものだ。店ではこの暑さのせいか、ずいぶんたそがれ気味だったが、水を何回かかけたら元気になったように思えた。すぐに、植え付けていく。ポットには苗が3~4本あったので半分にわけて14か所に植えてみた。空芯菜は生命力があり、栄養価も高いのできっと根付くと確信している。標準和名は「ヨウサイ」と言うが、なぜ「ヨウ(甕)」というのか、ネットで見ても...たそがれたクウシンサイを植える

  • 久しぶりにうな丼となる

    和宮様のご令嬢からウナギが届いた。なにしろ、ウナギというものを買うほどの資産がないのでつい和宮さあのご相伴にあずかるのがいいチャンスとなる。和宮様の誕生日祝いに送られたものだ。シンプルにご飯の上に乗せてタレをかけて食べてみた。最近は養殖が出回り値段は少し下がったものの国産はまだ2千円台だ。モンドセレクション最高金賞を受賞した静岡の大五うなぎ工房からの出荷だった。さっそくいただいて日本の食文化の極みを堪能することができた。とくに秘伝のタレはウナギがなくても旨かったと思われた。姫君さまに会ってお礼の言葉を捧げたいがコロナの壁がざっくりとあるのが残念だ。久しぶりにうな丼となる

  • 肥料を山盛りいっぱい取りに行く

    前々から「肥料を取りにおいで」と声掛けされていたが、手持ちの肥料が切れたので長雨が終わるのを待ってから取りに伺う。今回は、ウッドチップと牛糞両方をいただく。空いた肥料袋25枚くらいに詰め込み車に積み込んでいく。ありがたい、ありがたい。「牛糞」は、肥料としての成分は少ないものの、土壌改良や微生物活性化によって土壌がフカフカする効能がある。とくに、栽培期間の長い大根・ニンジン・カボチャなどの野菜には効き目があるという。いっぽう、同時にいただいてきた「ウッドチップ肥料」も同じく成分より土壌改良や微生物活性化に優れている。これらに油粕を入れれば最強の肥料となる。昨年いただいたウッドチップの効果は確かにふかふかの土壌になってきた。ミミズも増えてきた。イノシシはそれを目当てにしているから、痛し痒しというわけだ。いずれにせよ...肥料を山盛りいっぱい取りに行く

  • 「羊毛が生える木」は世界をかけめぐる

    山猿さんからいただいた「綿」の実を撒いてから今では花が咲き始めた。種から育てるのは野菜でも園芸でもけっこう難しい。春ごろからいろいろな種を蒔いてみたがまともに育つものはないのが実感だ。その点では、「綿」の発芽率は95%くらいだった。しかも、気候変動の酷暑や長雨にもかかわらず、大地からしっかりと芽を伸ばしている姿は素晴らしい。そこから加工された綿生地は人類の暮しを大きく変えた。だからか、8000年前にメキシコで栽培され、7000年前にインダス川流域で栽培され、その後の産業革命や植民地支配や奴隷労働を誘発させた植物でもある。「羊毛が生える木」と驚愕を与えた綿は西洋人の欲望を誘発した。日本も貴族の絹愛好よりは武士や農民の活動的な衣服として愛用された。和宮様もなにかと綿が体や肌に良いと絶賛する。そうはいっても、栽培には...「羊毛が生える木」は世界をかけめぐる

  • イノちゃんの忘れもの

    先日は、バタフライガーデン2面にイノシシの初めての侵入を許してしまった。ネットだけでもやっておけばよかったものの、技術的に躊躇していることがあっていまだ着手していない。掘った穴の近くの樹は倒され未だに水たまりとなっている。さらに、オクラの畝に何回も侵入していていまでは葉がわずかしかない。したがって、今年のオクラは期待できなくなりそうだ。ここも柵を作らないと駄目であることが露呈された。それにはそれなりの資材を投入しなければならない。家庭菜園でそこまでやるだけの価値があるかどうか、まだ二の足を踏んでいる状態だ。チャノキの根元がしっかり掘られているが、40cmくらいはあると思う。画像ではその深さが表現できていない。その近くに、ヤマノイモのツルが落ちている。イノシシの狙いはこのヤマノイモであることは明白だ。というのも、...イノちゃんの忘れもの

  • 8年ぶりの「オニフスベ」か

    畑の隣の荒野になりつつある果樹ゾーンの草刈りを始める。ススキがオイラの背の高さまで伸びてきている。草刈機を振り回して開けた視界を確保する。すると、雑草の海原から白いものが見えてきた。「アッ、これは、久しぶり!!」と声が出てしまった。8年ぶりだろうか、「オニフスベ」(ハラタケ科)だった。大きさは小玉スイカよりやや小さくしたものだった。触ってみるとマシュマロのようだった。そう言えば、和宮様がこれをスライスして揚げたのを思い出す。はんぺんのような味だった。バスケットボールくらいの大きさのものもあるそうだが、これからどのくらいに成長するのか見てみたい。ビー玉くらいの「ホコリタケ」というのも形がそっくりで、これもシチューに入れて食べると同じような味がする。長雨の影響からか、眠っていた菌が蘇えったのに違いない。8年ぶりの「オニフスベ」か

  • やっとスマホ入門

    調べたいことがあると、畏れながらつい和宮様のスマホを借りてしまう。パソコンでやるには手間がかかる。そこで、ガラケー携帯を卒業してスマホに入門することになった。やっとスマホ入門

  • 森が台所に侵入か!?

    台所にツル植物が侵入した。それも水道管のわずかな隙間から侵入したのでまずは先端をカットした。と思ったら、今度は窓枠の隙間からも侵入して鍋のうえに堂々と居座った。しかしそこはガス台が近くにあり、ガスの熱で先端は委縮してしまっている。ガラス越しに外のツル植物が見える。古い窓枠はガラスが外れそうなのでガムテープで貼ってあるのが恥ずかしながらわかる。危ないので窓枠は打ち付けてしまったので、窓は開閉できない窓枠の隙間といってもとってもわかりにくいので、○で囲んでみた。いよいよわが家も森に包囲されてしまったのか。手塚治虫の未完のアニメ「森の伝説」を思い出す。都市が森に包囲されどんどん森になってしまうという物語だ。台詞も解説もなくオーケストラの音楽だけで迫力ある手塚アニメが圧巻だった。森が台所に侵入か!?

  • 水出しコーヒーを贅沢に!?

    サントリー「Boss」が今年の7月末に販売開始したcafebase「贅沢コールドブリュー」(期間限定)を買ってみる。本当はじっくりコーヒーを入れればいいのだが、ついスピード優先になってしまう。水や牛乳で稀釈する10杯分の濃縮コーヒーだ。さっそく牛乳で割って飲んでみる。無糖ではあるが「水出し抽出」ということでまろやかで酸味や苦みはない。コーヒーノキの原種には大まかに、アラビカ種とロブスタ種があり、この二つだけで世界のコーヒー生産の99%を占める。ロブスタ種は収穫量が多く安価のため缶コーヒーやインスタントコーヒーに使われることが多い。アラビカ種は病気に弱く収穫量が少ないので、アラビカ種100%使用と書かれると食指が動く。ニューヨークのコーヒー専門店が開発した「コールドブリュー」の水出しコーヒーは、コーヒー豆を直接水...水出しコーヒーを贅沢に!?

  • いつの間にか芝生ができていた!?

    長ーい梅雨のような日々が連綿と続いていく。なんとか土砂災害はなかったけれどいつ被災してもおかしくはない。地球の人間への攻勢がすでに始まった。雨が弱まったり止んだときをとらえて、ちょこちょこと農作業や庭仕事を入れていく。そんなだからか、わが畑の中央の道が雑草でびっしり敷き詰められていた。裸足で歩いても痛くないような道ができていた。まるで芝生のようだった。その雑草のなかに、「ヒメクグ」(カヤツリグサ科)という芝生のような群落がいくつかあった。これが一面に繁茂すればまさに芝生となるが、雑草世界は独裁政権を許さない。多様性が雑草の神髄だ。この雑草を放置してしまうと道が消失してしまう。雨露で足が濡れてしまうから、ここを歩く縫は長靴が必須アイテムとなる。さて、草刈りに追われる毎日が来週早々には始まる。いつの間にか芝生ができていた!?

  • 山里の風景は時間を逆流させる

    戦後の思潮は、イデオロギーから現実を見てきてしまった。それを過疎の村から論壇に異議申し立てをさりげなく提起したのが哲学者・内山節だと思えてならない。(内山氏の画像は、森づくりフォーラムHPから)一昨日紹介した『里の在処』(農文協)で、著者の内山節は「武蔵野から山中谷へと向かう景色のすべてに里の景色があり、里に暮らす人々の営みの景色があるという安心感に支えられていることを発見する」と、時間が逆流する感覚に心地よい懐かしさを見出していく。とは言っても、村にバイパスが開通すると従来のゆったりした時間が壊され、「村もまた効率性を無視できない時代のなかに巻きこまれていた」とも指摘する。「自然の循環は、村人の営みの循環と一体化している」が、その関係が危なくなってきている。「現代世界全体を見渡せば、自然が怒る理由などいくらで...山里の風景は時間を逆流させる

  • 災害はイノシシからだった

    早朝から緊急災害情報の警報で起こされる。いよいよ覚悟が必要かと雨の中で床下への防御を開始する。外では近くの川の濁流の音が聞こえてくる。小雨を縫って見に行くと、川の深さがふだんの倍以上あった。隣接の道路はすでに川となった。経験的にこの深さが倍以上になると危険信号となる。雨水がきれいなのが救われる。ここから上には人が住んでいないから汚染はないからか。濁流になったら土砂崩れを心配しなければならないが、山は高くないし盛土もないから安心はしている。山に隣接しているところを3枚のブルーシートで雨水を防御する。ツルハシで雨水の通り道を確保する。念のためブルーシートの上に植木鉢を乗せて床下浸水をまずは食い止める。雨がひどければ購入した砂袋を運ぶつもりだ。ところが、夕方になって雨が止んだ。バタフライガーデン2面に行ってみると、イ...災害はイノシシからだった

  • とんだ夜の訪問者!?

    いつもの遅い夕飯を済ましたころ、未確認飛行物体が隣でドスンと堕ちた音がした。驚いて近づいてみるとなんと、「カブトムシ」のメスだった。障子にぶつかると意外に高い音がするのだ。兜を身につけているわりには不器用だ。仰向けになってもがいている。近くのキャンプ場で毎年のように花火を主催している俳優の哀川翔はカブトムシの飼育で有名だ。2015年に88mmのカブトムシを飼育してギネスに載ったことがある(2017年に91mmの記録に破られるが)。書店に行っても昆虫と言えばカブトムシとクワガタの図書が圧倒する。それほどに魅力的なアイドルでもある。いつも不思議に思うのだが、夜の訪問者はメスばかりでオスが来たためしがない。よほどオイラが気に入られているのかと陶酔しちまうが、よく考えると、わが家の隙間を考えればオスはその図体では侵入で...とんだ夜の訪問者!?

  • やはり"内山節(タカシ)"を見直す

    久しぶりに哲学者「内山節」氏の『里の在処(アリカ)』(農文協、2015.4)を読む。帯に示された通り、「私にとって<里>とは何か。それは魂が元に戻ることのできる場所である。近代化された社会では知性に圧迫されつづけた魂が、<里>に帰り、森と川と畑と風と、そして村の人たちとともに居るとき、元の自然な状態に戻っている」という言の葉にすべてが語られている。それを言い換えると、「もしも<里>が魂の帰りたがっている場所だとすれば、それは知性によってつくりだされるものではない。そうではなく、<里>は自然に生まれるものである。魂が帰ろうとする時間を見つけ出すとき、そこに里がある」と、説く。知性の否定かとその大胆な展開に目を瞠る。そして、「知性は自己を主張するが、魂は自己を主張することの虚しさを、自然と村人との網の目のなかにただ...やはり"内山節(タカシ)"を見直す

  • 雨宿りしていたのは…

    うんざりするほど雨が続く。畳も湿っぽくなっている。夕方、雨が止んだのをチャンスとして急いでキュウリ甘長トウガラシやブルーベリー等を収穫する。そのとき、キュウリ畑の柵の網のなかに何かが隠れていた。裏の地味な模様から蛾ではないかと思ったが、そのうちに表の翅が見えてきた。この模様だったら、よく遊びに来る「ツマグロヒョウモン」のメスに間違いない。雨宿りしたのはいいが出られないので困惑しているようにも見えた。網が重なっている所ではあるけれど、それで雨宿りになるのかは疑問だ。とりあえず、網を手繰り寄せて解放してあげようとしてもなかなか逃げていかない。カメラを近づけても飛び立たない。「雨はいま止んでいるよ」と声を掛けたらやっと飛んでいった。じつはその裏側にも、同宿者がいた。こちらのほうは、スズメガ科の「セスジスズメ」だった。...雨宿りしていたのは…

  • ヒグラシの合唱に埋もれてはいるが

    大雨にもかかわらず、ヒグラシの合唱が断続的に里山を揺るがしている。そんななか、畑にある竹の支柱に「ニイニイゼミ」を発見。近づいても逃げないところから、土中から出て間もないのかもしれない。30mmほどの小さい体は保護色のように目立たない。ヒグラシの合唱に埋もれてはいるが

  • 幽閉されて元気が良い

    国道に「イワタバコ」の花が咲いていた。きょうの雨で紫の花も終わりに向かっている。幽閉されて元気が良い

  • 再び来襲かよ

    しばらく鳴りを潜めていたイノシシが再び来襲した。前回はやり過ぎたと思ったのか、約ひと月弱の再来だ。畑は柵が増えてきて、枯れた茶樹の防御が増えてきた。しかし、オクラの畝は防御を忘れていた。そこをすかさず狙われた。3本のオクラが倒れていた。実はそのままで、根っこ周辺にいるミミズが目当てだ。ほかにも荒らされたところもあるが、それぞれ収穫後の畝だったので被害はなかった。念のため、ブルーベリーの根元に枯れた茶樹を防御に敷き詰める。これが意外に効果がある。おかげで、今年のブルーベリーは今までの最高の収穫量となった。ただし、腹のすいたイノシシは容赦がないのも事実なので相手の動きを感知していかなければならない。再び来襲かよ

  • 「縷紅草」ってナニ?

    近所に「ルコウソウ」が咲いていた。いつも「縷紅草」ってナニ?

  • アブないアブだった!?

    狭いトアトハウスで何とか出来上がってきたトアトを収穫したり、枝の誘引をしたりの作業をしていた。そこへ、うるさいハチかアブが作業の邪魔をしにやってきた。騒ぐとつけあがると思ってじっとしていると、相手もおとなしくなった。ウシアブに似ているが確証がない。腹側の三角の斑紋が手がかりだ。三角状の斑紋というと、ウシアブ、シロフアブ、アカアブがあげられる。大きさが2cmくらいの小柄なアブだったので、きっと、「シロフアブ」に違いないと想定するがまだ納得がいかない。いずれにせよ、牛や人間の血を吸うので危なく吸われるところだった。アブも蒸し暑い天気にへとへとだったのかもしれない。先週、林道で脱輪して横転してしまった自家用車が修理を終えて戻ってきた。たまたま木立が周りにない所だったので車体を戻すのにロードサービスの方はかなり苦労して...アブないアブだった!?

  • 嵐の前の植樹

    以前、山猿さんからいただいていた「ムクゲ」をバタフライガーデン予定地に植樹する。白花のムクゲは韓国の国花ともなっている。花言葉の「一途な心」「粘り強さ」から朝鮮の歴史と重なる。ぱあっと咲いて散る日本の桜と対照的だ。一茶の「それがしもその日暮しぞ花むくげ」が一茶らしく秀逸だ。植樹した花の色がどんなものかはお楽しみというのがいい。川崎宿にあった「ソシンロウバイ」の種を蒔いたものだ。「ロウバイ」の花芯の周りは暗紫色になっているが、ソシンロウバイはそれがなく全体が黄色一色の蝋が鮮やかな園芸種だ。しかも、花もやや大きい。実生の苗が多くなりそうなので、バタフライガーデンのシンボルツリーとしたい。同時に、挿し木で育てた「サクラ・松月」二本も植樹する。まだ背が低いものの大きくなったときのことを考えて、上に電線がない所を考慮した...嵐の前の植樹

  • オリンピックをポリポリとカリカリと

    マラソンが終わりオリンピックは閉会式を迎えた。立て前のオリンピック憲章は事実上形骸化されているが、参加単位が国であるのが間違いの基だ。メダルの授与も国歌と国旗を背景にしているから憲章と矛盾するのだ。竹田元会長・森前会長をはじめとするダークな人脈はポロポロと直前まで問題を露呈してしまった。そうはいっても、純粋にアスリート個人とそのチームの刻苦勉励を讃える場として応援をするのはやぶさかではない。畏友からいただいた「アーモンド小魚」や「食べる小魚」をポリポリ・カリカリ食べながら観戦する。両方とも、片口イワシの健康食品。「アーモンド小魚」の製造は愛媛、「食べる小魚」は愛知。食べ出すと止まらないので競技が終わるまでは食べないと決める。そのほか、アボガドや日本産でインドネシアの発酵食品「テンペ」なども同梱してくれた。さっそ...オリンピックをポリポリとカリカリと

  • 魅力的な「ゴマダラ」だけど…

    うだる暑さの中、アザミの上で休んでいた「ゴマダラカミキリ」を発見。カミキリムシの中でもとくに人気が高い昆虫だ。「ルリボシだっけ、ゴマダラだっけ」と記憶をたどり、体の黒さと星空のような斑紋の美しさから「ゴマダラ」となる。しかし、コイツは農家にとってはかなり厄介な害虫なのだ。ミカンをはじめ果樹がしっかり食害される。以前は、地域的な防御のため農協がゴマダラカミキリを買ってくれた。こどもは絶好の小遣い稼ぎともなった。街路樹だってやられるから都会でも目撃される。そういえば、裏庭のカエデが突然枯れたのもそのせいかもしれない。髭もまだらでかっこいいしね、出会うと嬉しいんだけれでも、悪さをしていないか疑ってしまう。魅力的な「ゴマダラ」だけど…

  • トウガンのころげて荒るる畠かな

    以前、トウガン(ウリ科)を種から育てたところ100個以上もできて処理に困ったことがある。そのため、最近は苗を1本買ってきて育てることになった。同時に、どこからか勝手に芽を出してくるトウガンを期待してもいる。まずはその1本の苗から実ができ始めた。実の表面には産毛が生えていて触ると痛い。その産毛がなくなってくると熟成の証拠となる。また、「ブルーム」といって、白い粉が実の表面を覆っているのも熟成のしるしだ。とりあえず、2個を収穫しようとしたが、ブルームのあるほうはまだ産毛が強かったので後日にする。収穫したトウガンの長さを測ったら36cmだった。耳の病気と貧困にあえいだ「境涯の俳人・村上鬼城」の俳句「冬瓜のころげて荒るる畠かな」が胸にしみてくる。冬瓜は夏の旬だが、季語では秋。夏野菜が終わるころの畑にただよう冬瓜のはかな...トウガンのころげて荒るる畠かな

  • 毒蛾の毛虫かも!??

    夕飯のお伴にと、枝豆を収穫する。毒蛾の毛虫かも!??

  • モロッコインゲンの原産地は?映画と…

    シカ肉を食べて以来、シカの食害はなくなっている。やはり、彼が犯人だったようだ。おかげで、新芽をことごとく食べられていた「モロッコインゲン」に実ができてやっと収穫もできるようになった。「モロッコインゲン」の原産地はメキシコ・パナマなどの中南米。モロッコではなかった。征服者・コロンブスが西洋に紹介してからシルクロード経由で中国・日本に伝わったようだ。「タキイ種苗」が昭和50年ごろから商品化したこの「平さやインゲン」の命名をなぜ「モロッコ」にしたのかという疑問だ。その理由は、ナチスが占領していたモロッコを舞台にした映画「カサブランカ」だった。戦後まもなくの1946年に日本に公開され、「自由」を謳歌した時代精神とマッチしたようだ。そんなロマンあふれる野菜があるのがうれしいが、シカの食害でツルが滅茶苦茶になったダメージを...モロッコインゲンの原産地は?映画と…

  • 軍曹がイモムシを捕獲

    台所で和宮様が「ナニコレ!!気持ち悪いイモムシが出てきたぞよ」と叫んだ。確かに黒いものがうごめいている。しかし、そのそばにはわが家のゴキブリとり名人の鬼軍曹も待機していた。このイモムシは、なんの幼虫なのかがわからなかった。小学館の画期的な『イモムシとケムシ』図鑑で調べたが決定打にはならなかった。メイガ科の「コメノシマメイガ」の幼虫に似ている。ネットで調べたら甲虫の「コメノゴミムシダマシ」の幼虫にも似ている。両者が共通するところは、穀類の粉を食害する昆虫ということだった。そのうちに、アシダカグモ軍曹がそばで動いていたイモムシを瞬時に捕獲。イモムシは体を左右に動かして脱出しようとしていたが、だんだんその動きも弱くなっていった。そのそばにはもう1匹の若い仲間がいた。手を出さないところはじつに紳士的だ。しばらくそれらの...軍曹がイモムシを捕獲

  • 主食の座を奪った「EDAMAME」

    キュウリの収穫もピークは過ぎたこの頃、そんなとき、どうどうと登場したのが「枝豆」だった。いつもだと、カメムシやアナグマの餌食になってしまっていたが、今回は柵や防虫網の効果もあり着実な収穫が始まった。さっそく、枝豆の両端を切り取って塩茹でする。食べ出すと止まらくなり、ついに主食のキュウリの座を駆逐した。それでも、キュウリの塩麹漬けや味噌・出汁漬けはいまだ副食には欠かせない。酷暑が続くとつい米食がおろそかになるこの頃だ。枝豆を食べる文化として1990年代に「アジア特有の新作物」として紹介されるや2000年代に入ると世界の健康食品ブームから「EDAMAME」が認知されていく。とはいえ、国内の枝豆生産量は7万t、輸入量は6万tという現状だ。鮮度が命というので冷凍保存で輸入される。江戸のファストフード「枝豆」はついに世界...主食の座を奪った「EDAMAME」

  • カメムシも人間も同じ変容をするんだ

    キュウリの収穫が日課になった。毎日20本以上を収穫しては、食べきれないので近隣や友人に食べてもらっている。主食は、米ではなく塩麹のキュウリ漬けだ。収穫と同時に病変が出ている葉をカットしていくのも大きな仕事となっている。そんなとき、派手なカメムシが葉に乗っていた。珍しいカメムシだなと図鑑を見るがなかなか発見できないでいた。それはそのはずで、どうも「アオクサカメムシ」の幼虫のようだった。成虫はいつもよくみている緑一色のカメムシなのだ。背中の目玉模様はやはり脅しの警戒信号なのだろうか。薄紅色がなんとも上品に見える。頭の脇にある目玉はかわいく見える。幼虫の華麗さは人間の若さと同じ。おとなになるとどんどん個性をなくし、地味な「その他大勢」になっていく。野菜を吸汁するカメムシの猛威は農家にとっては致命傷ともなる。そっくりな...カメムシも人間も同じ変容をするんだ

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