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森とまちをつなぐ「半農半X」日記 https://blog.goo.ne.jp/takebei6491

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

武兵衛
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2019/06/10

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  • わけあり鹿肉が届いた

    先日、近所からさばいたばかりの鹿肉をいただいた。和宮様は前日まで生きていたという鹿の生肉の多くは冷凍にして、一部を圧力鍋で蒸しあげた。「毒味をせよ」というご下命があったので、食べてみると柔らかいうえにさっぱりした旨みのある食感だった。イノシシの狼藉はすさまじいものがあるが、シカは狡猾かもしれないくらいの食害がジワリとくる。この間も、ニンジンの畝に侵入して葉っぱを食べたり、ビーツの葉がお気に入りのようだったし、インゲンのモロッコの若い芽を食べ尽くしてしまった。さすがに悪いと思ったのか、葉のないビーツやニンジンを畝にプレゼントしてくれた。さらに、キクイモの柔らかい葉っぱや枝を食べたり、萩や紫陽花の若い芽や葉を食べてしまい樹の成長をストップさせてしまった。萩の周りを囲ったいたらどうどうと上から食べてしまう始末だ。その...わけあり鹿肉が届いた

  • ハクビシンの交通事故

    水道の検針は集落の共有作業となっている。当番が回ってきたので各戸にある数量計を確認しに行く。たまたま国道を通ったらハクビシンが転がっていた。きっと車に轢かれたのに違いない。近所でハクビシンを見たのは初めてだった。近所のトウモロコシを毎年食べる犯人がハクビシンと言われていた。最近、やっと小さな害獣の違いが分かるようになってきた。農業被害から言えば、シカ・イノシシ・サル・ツキノワグマに次いで、第5位に入賞しているハクビシンでもある。メダルには届かないが、甘い果物がきわめて好物だ。わが畑はシカ・イノシシ・アナグマの順に被害が多いが、ハクビシンの姿は確認していなかった。ハクビシンは「白鼻芯」と表記するように、鼻筋が白いのですぐわかる。尻尾がけっこう長いことや足先が黒いのも特徴だ。ハクビシンは欲を出してわが家の方に遠征し...ハクビシンの交通事故

  • 酷暑に綿花は強し されど…

    山猿さんからいただいた綿花の種を荒地に撒いたものの成長はゆったり。毎日の酷暑にもかかわらず定植した苗は95%くらいは立派に根を伸ばしている。ときどき様子を見るが、硬くなった大地には手こずっているようだ。酷暑に綿花は強しされど…

  • 天気をにらみ梅干しづくり

    先週から和宮様お手製の梅干しづくりが始まった。空を見上げながら梅干しを一つひとつそろえながら干していく。しばらくして梅を裏返すなどけっこう細かい作業がある。この作業を三日ほど続けて仕上げに夜露に晒す。今回は無理しないで少量にしたようだ。干すのを終えて瓶詰めしてまずは完成へ。あとは熟成を待つのみ。そのクエン酸で夏の疲労をとろうというわけだ。戦国時代は、武士は梅干しの肉・米粉・氷砂糖の粉末を練り上げて携行し、戦時に備えたそうだ。江戸時代になると庶民にも広がり、大晦日や節分の夜には梅干しに熱いお茶をかけた「福茶」を飲んだという。また、明治にはコレラの猛威や外地の伝染病対策としても殺菌力が見直された。コロナ禍にも梅干しで対応することにすべし!?天気をにらみ梅干しづくり

  • ど根性「タケニグサ」

    労働意欲がなくなるとウォーキングに出かける。気分転換と筋肉のリハビリのためでもある。ふだんはついつい車の利用に頼る中山間地ではあるが、ときに歩いてみるといろいろ発見がある。先日は、道路の小さな隙間から「タケニグサ」(ケシ科)が2m以上の高さで伸びていた、その生命力は驚嘆するっきゃない。裸地へ進出するパイオニア植物だ。わが抜根跡地にもすでにやって来てあっという間に大きくなった。姿かたちから外来植物に見えるが日本の自生種だ。「遠くから見るとその種のようすが竹に似ている」説から「竹似草」となった。また、竹細工をするため青竹と一緒に似ると竹が柔らかくなるという俗説から「竹煮草」とも表記される。子どもの頃はこの茎を折るとオレンジ色の乳汁が出るのを楽しんだ記憶がある。しかし、この汁は強力な有毒なので注意が必要だ。ど根性「タケニグサ」

  • カマキリ?カゲロウ?ハチ?

    夕飯まじかの食卓に透明の翅をつけた昆虫がやってきた。なんとなくいつものカゲロウだろうと思っていたら、ヘビトンボのミニ版かも、と考え直す。しかも、頭の下にゴミのようなものが見えた。ゴミのように見えたのは折りたたんだ前足だった。大きさは約2cmくらいの小ささだ。愛用の小学館の図鑑で調べてみたら、「ヒメカマキリモドキ」(ヒメカマキリモドキ科)をやっと見つけ出した。上半身がカマキリ、下半身がクサカゲロウ・スズメバチの形をしている、ウスバカゲロウの仲間だった。頭部は確かにカマキリの三角頭とでかい目ん玉。その鎌で小さな昆虫を捕食する。幼虫は徘徊性のクモに飛びつきその体液を吸いながら産卵を待ち、生まれた卵を食べながら成長していくという寄生性の昆虫だった。そういえば、天井にクモの卵塊ができてしばらくだが、ひょっとしてっそこから...カマキリ?カゲロウ?ハチ?

  • 草刈という「結仕事」

    集落の中心を貫く国道法面の草刈りを午前中に行う。主婦二人を含む7人が草刈機や鎌をもって雑草を駆除していく。その前々日には、きょう出られない二名が事前に草刈りを行ってくれていた。オイラは昨日、レンギョウのてっぺんを覆ったクズを駆除していく。毎年のことだが、クズの猛威にはほとほと困っている。そのため、農薬を使って除去しようという声も少なくない。農薬の使用はできるだけ控えるというのがオイラの趣旨なので、昨日、鎌をもってクズの除去をしに行く。2時間弱で主なクズは取り払うことができてきょうを迎える。さいわい、クズの話が出なかったので農薬による除去は実施されていないでいる。酷暑の中での作業はますます集落の共同作業の困難さを見せつける。背中はみんな汗でびっしょりとなっている。あと何年続けられるかとつぶやいてしまう。それでも、...草刈という「結仕事」

  • 水撒きしていたらナニコレ…

    この灼熱地獄の中では、畑や庭の水撒きが日課となる。ときおりの雷雨・夕立はむしろ手抜きができるので歓迎だ。それでも、この作業だけでも1時間以上はかかってしまう。すべてを水撒きするには2時間以上はかかってしまうので、半分ずつやるのが精いっぱいだ。そんな水撒きの途中で、1cmくらいの小さな昆虫がブルーベリーの葉っぱで遊んでいた。相変わらず、ピントを外してしまう未熟さが残念だが、動く生き物をとらえるのはいつも難問だ。ちょっとみると、ハチなのかハエなのかアブなのかわかりにくかったが、複眼のようすからハエの仲間だと推察する。しかしあまり見たことのないハエだ。調べてみたら、「コンボウナガハリバエ」(ヤドリバエ科)のようだ。腹部が棍棒状なのはわかるが、ナガハリはわかりにくい。ヤドリバエは剛毛というから、それが「長い針」状態だと...水撒きしていたらナニコレ…

  • 幕末のプランターが驚愕したヤマユリ

    国道沿いに咲く「ヤマユリ」はそろそろ終わりに近づいてきた。群生していた見事なヤマユリを撮ろうとしていたがつい機会を失う。それほどにふつうに咲いている日本原産のヤマユリなのだ。幕末にやってきた外国のプランターがこうしたヤマユリの群立した美しさに驚愕したのが報告されている。狭い国道で対向車とすれ違う時、車がヤマユリにぶつかって折ってしまうこともある。発芽から開花までには約5年以上はかかり、さらに栽培も難しいのを聞いて、あらためて存在の貴重さに気づく。それにしても、大輪の花を支える茎の細さが気になる。咲いている半分以上が倒れ掛かっていたり、折られたりしているのを目撃する。存在の重さに耐えられないいのちの発露は、華麗な姿のなかに残酷な生の寂寥が込められている気もしないではない。先日、大河ドラマでウイーン万博(1873年...幕末のプランターが驚愕したヤマユリ

  • 野鳥の卵を発見

    家の隣に小さな花壇があるはずなのだ。というのも、花壇には花はなく、放任ジャングルになっている。このままでは植栽している樹木が枯れてしまうと、急いでジャングルを切り拓いていく。よくみると、オニドコロなどのツル性植物が樹冠を覆っている。やっと花壇の奥まで到達したところ、野鳥の巣が見えてきた。今までだと巣は留守か、放棄された巣なのがほとんどだった。しかし、念のためと覗いてみたらなんと卵が1個入っていた。あわてて和宮様に報告する。10年以上住んでいるというのに卵を見るのは初めてだった。巣はとても見事に作られていた。清潔でもある。家のすぐ隣の数mであるのによくぞ作ったものだ。初春にはジャングルがなかったから、この巣は新しいはずだ。外からはまず見えない隠れ家にあったのに感心する。卵の大きさは鶉よりやや小さいように思えた。卵...野鳥の卵を発見

  • 抜根した茶樹を刻んで

    茶畑の茶樹を抜根した枯れ木の山はなかなか減らない。しかし、ブルーベリーの周りや野菜の周りに配置すると、害獣の被害が少なくなったのがわかった。その茶樹もすっかりカラカラに乾いてきた。それを「ガーデンシュレッダー」にかけて細かい木片にしていく。すると、枯木の山がだんだん少なくなっていくのがわかる。この機械はきわめて優れものだ。事業用だと数百万もするが家庭用だと数万円で手に入る。庭木の剪定にはもってこいの機器となる。投入口に樹を入れるとあれよという間に小さく刻まれていく。これで肥料にしていってもいいが、抜根跡の土壌を養生するのにこれを撒いていこうという算段だ。いっぱいあった木片を抜根跡に撒いていくが、すぐになくなってしまう。これは気長に作っていくしかないのがわかった。一気にやれるはずもない。物事は思い通りには進まない...抜根した茶樹を刻んで

  • 一途な「クズ」の向かった先は

    週2回和宮様を病院へ送るアッシー役を仰せつかっている。その空き時間にぶらりとその周辺を散策することがある。一途な「クズ」の向かった先は

  • 『森の生活』は魂のゆりかご

    わが人生の師匠でもある作家・高尾五郎氏より何冊かの本が届いた。アメリカの古典と言われる、H.D.ソローの『森の生活/上下』(飯田実訳、岩波文庫、1995.9)をさっそく読み始める。以前から読んでみたいと思っていた本だった。自給自足をしながら湖と森の自然のなかで描いた思索のエッセイだ。五郎氏からの「これを読んで自らを内省せよ」という暗黙の宿題と受け止めた。1854年、著書はアメリカで刊行された。1830年代にはインディアン強制移住法とか奴隷解放運動が起こり、40年代後半にはゴールドラッシュが始まる。森で生活しているところどころにはそうした背景が反映されている。ソローは、そうしたマイノリティーや労働者には共感のまなざしを向けている。それは、この森の中の動植物や湖のたたずまいを観察するソローの詩人・科学者・哲学者・文...『森の生活』は魂のゆりかご

  • 海から陸上にあがった4億年前の昆虫を発見

    カゲロウの仲間だと思っていた体長約2cmくらいの虫がやってきた。ときどきやって来てはとことこと家の中を徘徊する。海から陸上にあがった4億年前の昆虫を発見

  • キュウリにブルーベリーにいよよ

    梅雨も明けそうでいよいよ、夏野菜の出番だ。インゲンは好調で安定的な収穫を保持している。遅れて、このところ急に、キュウリが実ってきた。ここ数年間、キュウリの失敗はほとんどなくなってきた。完全無農薬を保持してきたわりにはホッとする。ナス科は病気に弱い。トマトやナスは毎年病気が出てきて収穫の自信がない。ピーマン・シシトウ・甘長トウガラシは大収穫のときもあったが、今年はそこそこというところ。昨年もそうだったが土壌づくりが手抜きだった結果だ。言い訳をすれば、イノシシ対策に追われて間に合わなかったせいにしておこう。数日前まで、ブルーベリーが紫色になり、黒くなればGOサインなのだ。つまみ食いをしながら味の酸味を確認する。昨日まではまだまだとの判断だったが、きょうはグイと黒い実が出来上がってきた初日となった。収穫してみて、採る...キュウリにブルーベリーにいよよ

  • イノシシの土石流 !?

    玄関から敷地の入口に向かって歩いていたら、な・なんと裏山から小さな土石流を発見。3m上の直近の斜面から土砂が崩れていた。今回はさすがに石垣は落下していなかったが、拳大の石が歩道まで転がっていた。以前、ここでイノシシが穴を掘ったせいで大きな石垣の石が転がっていたところだ。周りの枝を伐りはらって現場に直行すると、三つの穴が開けられていた。石や木の根っこが縦横に入り組んでいるのに、なんと見事に40~50cmくらいの深さはあったろうか。とても人間では作業はできない。ツルハシを振り上げて穴掘りすることは樹木が密集しているので不可能だ。ということは、以前やってきたイノシシと同じ犯人なのだろうか。さっそく、ナフタリンもどきの防虫剤を木に吊るして次の襲来に備える。具体的な対策をすると、イノシシは警戒してしばらくはおとなしくなる...イノシシの土石流!?

  • 寝てる隣でイノシシが

    朝起きてみると、和宮様が「大変じゃあー。やられたのじゃー」とこわごわと窓の外を挿す。指先の廊下の窓から見ると、緑の雑草群落のなかにくっきりと泥の空間があった。かつても同じ場所をやられているので同じ犯人なのだろうか。裏山にイノシシが降臨なさったのだ。寝室と現場とは4~5mくらいしか離れていない。昨夜か明け方か、まったく掘り上げる音を確認していない。現場に行ってみると、掘られた場所は2か所だった。前回は危うく石垣を崩される寸前だった。ここ数日、出るはずのイノシシの痕跡がないので安心していたのだ。掘られた形状は「ぬた場」のようだった。石垣のある近くにはとりあえず砕石をまき、石垣崩壊の補強もどきをする。そこへ、U字型のペグに匂いのキツイ衣類防虫剤を台所排水口用ネットでくるんで埋め込む。この防虫剤は畑の柵でも取り付けてい...寝てる隣でイノシシが

  • 晶子が見たウツボグサの哀愁

    先月でのこと、和宮様が国道脇の空き地に咲いていた「ウツボグサ」を発見した。人によってはむかしは道端で普通に咲いていたという。オイラは山歩きしたとき出会った「ウツボグサ」はその紫のパワーに感嘆したものだった。それは「ミヤマウツボグサ」らしかったが。西洋では「セルフヒール」と呼んで自然治癒の薬草・ハーブとして親しまれていたという。与謝野晶子は「なつかしき春の形見かうつぼ草夏の花かや紫にして」と詠んでいる。初夏に咲いたウツボグサが秋を待たないで夏のうちに枯れたようになるので、別名「夏枯草(カゴソウ)」の名がある。この花穂を乾燥させたものが生薬として、口内炎や利尿に効くと愛用されてきた。そんな身近にあったウツボグサが珍しくなってきたことを考えると、晶子の「春の形見か」という哀愁・詠嘆がダブってしまった。晶子が見たウツボグサの哀愁

  • ワークマンのウエアだった

    雷雨の予報があった午前中、作業服が突然郵便受けに届いた。娘からだった。「ワークマン」が作業ワークだけでなくアウトドアや日常生活にも使えるアクティブなウエアを開発したものだった。ワークマンが肉体作業をするおじさんの店から、女性や若者も来れるような改革をした象徴でもあった。そのウエアは、防虫加工をした「フィールドコア」ブランドとしての「カーゴパンツ」だった。「カーゴ」とは貨物船の意味があり、そこで使う道具を太ももの大きなポケットに入るように工夫された作業パンツだ。それが米軍のパラシュート部隊に採用されミリタリーデザインとしても注目された。さっそく使ってみると、きわめて軽く作業しやすいフィット感がある。ポケットだけでなく体形に合うな工夫が感じられる。製造はミャンマーだった。ワークマンのウエアだった

  • ヤブカンゾウで辛いことを忘れる

    裏山の「ヤブカンゾウ」が咲き出した。花色が鮮やかな緋色なのが魅力的だ。道路傍によく見かけるが踏まれたりして群生しているわりには大切にされていない。蕊(シベ)の一部または全部が花弁化するため八重咲となる。一重咲きの「ノカンゾウ」は道で出会ったことがない。トイレへ行く時の廊下から見えるヤブカンゾウの花だ。雑草だらけの裏山にくっきりと緋色が映える。葉がススキやスゲの葉に似ているので、「萱草」の字が使用されている。中国の別名では「忘憂草」という。すなわち、この花をつけると悲しみや苦しみを忘れるという。そのため、万葉集などの歌にも使われているほどだ。漢方でいう「カンゾウ」は、マメ科の「甘草」でよく混同される。ヤブカンゾウの若葉を収穫して味噌汁に入れて食べたことがある。ほんのりした甘みがあるのが忘れられない。収穫時期が遅...ヤブカンゾウで辛いことを忘れる

  • インゲン病に感染か!?

    このところ、インゲンを大量に収穫している。インゲン病に感染か!?

  • カワラヒワを撮ってみたが

    うだる暑さの午前中に、茶畑の外側の草刈りを行う。そして午後、道路際を見たらスズメくらいの大きさの「カワラヒワ」(アトリ科)がその草の実を食べに来ていた。距離があったので手持ちのキャノンの安いデジカメでは捕捉できない。それでもなんとか、かわいい様子は伝わってくる。ときどき飛んでいる場面に出くわすことがあったがなかなかカメラに収める機会はなかった。「ひわ」とは、「小さくてひよわい可愛らしい」という意味がある。和服の「ひわ色」はこういう黄緑色のことをさすらしい。ウグイス色とは微妙に違う。なんとも平和なひわ軍団に心が和む。そういえば、三日前に保存しておいた電線に止まっていた三羽の小鳥はこのひわ軍団だったのかもしれない。集団見合いするという「かわらひわ」も、強い者からつがいができていくそうだ。電線にいたこの小鳥の正体がわ...カワラヒワを撮ってみたが

  • 耕作放棄地再生を掲げる心意気

    害獣のせいでトウモロコシ栽培を断念しているが、その味は忘れられない。そのため、農協の直売所に行ったときはトウモロコシを買うことにしている。先日買ったのは、耕作放棄地を再生しようとする地元の若手農家と学生サークルらが結成した「春野耕作隊」が栽培した「スウィートコーン」だった。その品種は、「サカタのタネ」が開発した「ゴールドラッシュ」だった。そこそこ甘みが充満する。しかし、何回か買ってみるが味や食感にばらつきがある。隣の森町の「かんかん娘」にはまだ届かないが今後を期待するしかない。「春野耕作隊」は、2014年ごろ活動を開始している。そのころから注目していたが情報がまったく届かない。HPをひらいても最新の情報も出てこないことが多かった。いつもながらだが、崇高な初心を貫くには持続的な発信という心意気を醸成することが肝要...耕作放棄地再生を掲げる心意気

  • サルスベリを衝動買いして

    前々からサルスベリの紫色の花が気に入っていた。サルスベリを衝動買いして

  • 到来

    ついにやって来た。きっと世代交代した新人に違いない。到来

  • 安心安全は神話だった

    しばらく音沙汰がなかったイノシシがついにやってきた。近くの空家付近にねぐらがあるようでちょこちょこやってくるようだ。野菜の被害は今のところないが、裏の畑の入口の茂みのミミズを食べているようだ。そこら辺は、草刈りの手を抜いていたところで身を隠すのに絶好の茂みとなっていた。一週間前にはアナグマのような掘り返しがちょこっとあったが、一昨日はいよいよ「やってきたよ」という挑戦状を持ってきた証拠だ。そしてきょうは、ミミズ起こしが拡大されローラー作戦が開始した。合わせると5m四方くらいにはなるだろうか。これが畑に侵入すると一気に畝が荒らされる。安心安全は神話だった

  • 梅ジュースで夏バテをしのぐ

    天気晴朗でない日々、連日草刈りに追われる。草刈機を持つ手がしびれてきたり、汗が土石流となる。そんなとき、和宮様ご手製の「梅ジュ-ス」で水分補給をする。しかしコップ一杯だけでは足らない。ついつい飲み過ぎて胃が混乱する。そんな毎日を繰り返すと昼寝タイムも長くなる。氷砂糖とキビ砂糖を入れた「梅シロップ」もすでに完成。梅の持つクエン酸は夏バテ・疲労回復に効果がある。冷凍梅を使えば、半分の一週間くらいで飲めるようにもなる。高齢者だらけの過疎地には梅を採らない家が続々と多くなってきている。わが家の梅は石ころだらけの所にあったので植えてから結実には難航している。娘にも「梅シロップ」を送る。梅シロップに水を3~5倍入れれば十分美味しく飲める。炭酸水を使えばより美味いのはわかっているがくせになるのでいくつかの氷片でよしとする。こ...梅ジュースで夏バテをしのぐ

  • 「西洋ノコギリソウ」は傷薬だった

    畑の隅に今年もやってきた。「西洋ノコギリソウ」は傷薬だった

  • 土石流は来ないだろうね

    この長雨の影響による伊豆の土石流の映像は迫力があった。それは山津波そのものだった。直面したらとても逃げられるものではない。わが家の隣の小さな道はすでに川となっていた。近くの小さな山からの水が流れているのだ。その雨水は澄んでいるのでいつもの風物詩のように眺めたものだ。農作業が終わるころ、土で汚れたツルハシやスコップを洗うのにちょうど良い。和宮様は野菜をざっと洗うのに重宝している。わが家より上に住んでいる人もいない。今まで一番ひどいときは20cmほどの深さになったが、今回は10cmほどだった。これによって付近の降雨量の尺度がわかる。しかし、茶畑があった石垣の隙間からは雨が止んでもどくどくと雨水が流れている。それが10か所くらいもある。もし、容量以上の雨が注いだら石垣を破壊して土石流が発生することも覚悟しなければなら...土石流は来ないだろうね

  • 「ティファニーで朝食を」は…

    一日中雨模様だったので、晴耕雨読ではなく撮りためた映画の録画を久しぶりに観る。60年前に製作された映画、オードリヘップバーン主演の「ティファニーで朝食を」(1961年制作、米国、B・エドワーズ監督)だった。オードリが演ずる主人公はセレブを相手に小遣い稼ぎをするのだが、この小説の原作者はアメリカン・芸者を想定したという。ティファニー宝石店のウィンドウ越しにパンとコーヒーの粗末な朝食をする当初のシーンが主人公の置かれた立場を象徴する。同時に、その美貌はもちろんのことだが、それを支えたのは先端のファッションでもあった。オードリの魅力を引き出すために作られた映画のような気がした。その当初の華麗なファッションは最後のシンプルなファッションに監督の意図を感じられる。というのは、偽りの愛から本物の愛をつかもうとする主人公の覚...「ティファニーで朝食を」は…

  • ねぐらを寝取った犯人は!?

    わが家のねぐらは屋内用テントの中にある。というのは、隙間だらけの古民家なので虫やクモなどの訪問者が多いからだ。ムカデはずいぶん少なくなったが徘徊していることは間違いない。このテントのおかげで蚊からも解放されている。しかし、先日寝ようと布団を持ち上げたら先客がいたのだ。それが、15mmほどの「アトボシアオゴミムシ」(オサムシ科)だった。頭と胴部は、メタリックな緑胴色をしている。後ろの翅には一対の黄色い斑紋がある。真ん丸かと思いきやいびつなホシ型だった。テント内に侵入するはずがないにもかかわらず、ちょっと油断した隙間から侵入したようだ。ゴミムシとはゆえ、やはりメタリックな色彩にはまずはホッとする。まずは、テントから退場してもらった。これから、夏に向かって夜の訪問者たちが多くなってくるのは間違いない。ねぐらを寝取られ...ねぐらを寝取った犯人は!?

  • 創業者の汗が今も甦る

    都会にいたときの隣人から「鳩サブレー」が届いた。そう言えば、鳩サブレーはしばらく食べていなかったのに気づく。同窓会をしたときのように懐かしく味をしたためる。宅急便のなかに「鳩のつぶやき」というパンフレットが入っていた。「豊島屋」の創業者が鳩サブレー創出のためにいかに刻苦勉励したかの絵物語だった。絵は懐かしい那須良輔だった。外国人からもらったビスケットの味に衝撃を受けた明治の創業者が、味はもちろんネーミングや戦火の中でこだわってきた気骨の歴史だった。このパンフレットの文章が長いのでもっとコンパクトにならないものかと考えてしまった。ちなみに、「サブレー」とはビスケットの焼き菓子のことで、サクサクとした食感がフランス語の砂を意味する「サブル」からきているという説がある。また、17世紀のサブレー侯爵夫人がふるまった焼き...創業者の汗が今も甦る

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