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日頃のお役立ち情報 https://blog.goo.ne.jp/kf919jp

住まいのことや健康など、日頃の疑問などを紹介していきます。たとえば、換気扇やお風呂などをキレイに掃除にするにはどうすればよいかなどです。 出来る限り続けますのでよろしくお願いします。

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2019/05/11

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  • 子どもの医療の話

    子どもの医療費は心配いりません!親として子どもの病気やケガを心配しますが、自治体の医療費助成制度や(独)日本スポーツ振興センターが運営する共済の災害補償があります。自己負担2割が無料に!子どもの医療費には親の加入する健康保険が扶養家族として使え、自己負担割合は本来2割(小学校入学の4月以降3割)です。ところが、自治体の医療費助成制度により、実質無料になります。自治体の窓口で申請し、医療証を交付してもらう必要があります。何歳まで助成されるかは自治体によります。たとえば東京都の場合、都内に住む15歳になる年度末(中学卒業時)までの子どもが対象です(6歳になる年度末までの乳幼児は「乳幼児医療費助成」、それ以降は「子ども医療費助成」)。また要件として親の所得制限がある、一定額(500円)の自己負担がある自治体もあります...子どもの医療の話

  • 日本書紀ゆかりの地を巡る(浄御原神社)

    壬申の乱白江村の戦いで新羅と唐に敗れ、臣下の反対を押し切って、都を大津に移した天智天皇。その後継者候補は、弟の大海人皇子(後の天武天皇)と、息子の大友皇子でした。天智天皇は大友皇子を太政大臣に任命しますが、病床で大海人皇子を後継者に指名します。しかし大海人皇子は大友皇子を次の天皇にしようとする者たちの企みを知り、指名を辞退して出家するのです。すぐさま山深い吉野宮(宮滝遺跡)に入ります。大海人皇子の強さを知る人は、「虎に翼をつけて放つようなものだ」と言ったとされています。その後、兵を挙げた大海人皇子は、吉野を出て、伊賀、伊勢、美濃へ進撃する間に、次第に大軍勢となり、息子の高市皇子や臣下の奮戦により各地で勝利していきます。大伴軍は、近江の瀬田川にかかる唐橋の西に大軍勢を構えましたが、大海人皇子がこれを突破し、勝利し...日本書紀ゆかりの地を巡る(浄御原神社)

  • パパもママも嬉しい育休収入をカバー

    ママもパパも受け取ることができる育児休業中の給付金!育児休業中の人には、男女問わず雇用保険制度から収入保障を受けることができるのです。育児休業終了まで支給1歳に満たない子ども(要件により延長可)を養育するために育児休業を取得する雇用保険の被保険者は、「育児休業給付金」を受給することができます。ただし、育児休業を開始した日前2年間に完全月(有給休暇などを含む基本給が支給される日数が11日以上ある月)が12ヵ月以上ある人が対象です。また、雇用契約期間が決まっている人の要件もありますので確認してください。支給期間は、育児休業を開始した日から育児休業終了日までです。女性の場合、産休中は出産手当金が収入をカバーするので(注)、育児休業給付金の対象となりませんが、男性が妻の産休期間に育休を取った場合は対象となります。支給額...パパもママも嬉しい育休収入をカバー

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者大伴安麻呂(おおとものやすまろ)巻二一〇一番歌玉葛(かつら)実ならぬ樹にはちはやぶる神そ着くといふならぬ樹ごとに訳:美しい葛のように実のならぬ木には、すさまじい神がつくといいますよ。すべて実のならない木には、あなたという木にも。解説たとえどんなに美しとも、実らぬ木には恐ろしい神が依り憑きますよ・・・と、求愛する相手に色好い返事を強く求めるこの歌は、歌の前につけられた題詞によると、大伴安麻呂が巨勢郎女(こせのいらつめ)に求愛した時の歌とされています。これに対して巨勢郎女は、「玉葛花のみ咲きて成らざるは誰(た)が恋ひにあらめ吾(わ)が恋ひ思ふを」(訳:玉葛のように花ばかりで実がないのは、一体どなたの恋なのでしょう。私はこんなに恋いしたっておりますものを。(巻二・一〇二番歌)と返しており、自分も安麻呂を想っている...万葉集をわかりやすく解説

  • お産・産休中の収入をカバー

    お産にかかる医療費や産休中の収入ダウンをカバー!健康保険には、出産に伴う出費や産休中の収入をカバーする保障もあります。妊娠85日(4か月)以後の早産、流産、人工妊娠中絶のケースも対象となります。42万円の「出産育児一時金」妊娠中の検診や出産時の入院には、医療措置が必要になるトラブルが生じないかぎり、健康保険が使えません。しかし、健康保険から1児につき42万円の「出産育児一時金」が支給されるので、妊娠・出産に伴う費用の保障ととらえることができます。本人が被保険者として健康保険に加入していればその制度から、扶養家族となっている場合は夫の加入している制度から受けられます。直接支払制度給付金が出産入院する医療機関に支払われる「直接支払制度」を利用すれば、事前にまとまった入院費が準備できなくても安心です。差額は後で精算し...お産・産休中の収入をカバー

  • 日本書紀ゆかりの地を巡る(巻向地域)

    ヤマト王権の発展(天皇政権の始まり)ヤマト王権は、日本列島を広く支配した大王(おおきみ)(天皇)を中心として、奈良盆地南東部の纏向(まきむく)地域で成立しました。まさしく「やまとは国のまほろば(やまとは国の中でもっともすぐれている場所)」です。当時の権力者たちが採用した墳墓のかたちが前方後円墳で、そこでは遺体埋葬の他に祭祀も行われていました。現在は樹木に覆われている古墳ですが、つくられた当初は、葺石(ふきいし)が斜面に整然と並べられていました。権力者たちは、墳墓をより巨大に、立派につくることで自分の権力を示そうとしたとされています。三輪山麓の纏向の地にある箸墓古墳は全長276mと巨大で、この地域で最初につくられた本格的な前方後円墳です。「日本書紀」によると、箸墓古墳は大物主神の妻であった倭迹迹日百襲姫命(やまと...日本書紀ゆかりの地を巡る(巻向地域)

  • 働く女性を応援する制度

    長く仕事を続けるために活用したい制度子どもが生まれた後も働く女性を応援する産休・育児制度。休業中の社会保険料支払いが免除される支援制度があります。誰でも取れる産休産前産後は周産予定日の6週間(42日)前から、もし赤ちゃんが双子以上であるなら14週(98日)前から取得できます。産後休業は出産の翌日から8週間(56日)となっています。この間は基本的に就業できませんが、産後6週間を過ぎて医師が認めた場合は、本人の希望により就業できます。産前・産後休業とも法律で保証されているもので、取得要件はなく、「労働者」は誰でも取ることができるのです。取得に要件がある育休正社員の場合、問題なく育休休業が取れますが、有期で働く契約社員の場合は、雇用期間が過去1年以上ある(同一事業主)、申し出時点から子どもが1歳6か月になるまで引き続...働く女性を応援する制度

  • 日本書紀ゆかりの地を巡る(太子道)

    聖徳太子が歩いた道「太子道」歴史に大きな足跡を残した厩戸(うまやと)皇子(聖徳太子)は、母である穴穂部間人皇女(あなほべのはしひとのひめみこ)が宮中を巡行している途中、厩の戸口で産まれたことからその名がつけられました。また、厩戸皇子は優れた知恵があり、一度に十人の訴えを聞き分けることができたとされています。推古天皇の時代に東宮(皇太子)となり、推古天皇代行として国政を執り行ったと「日本書紀」にあります。皇子は、国際的緊張感が高まる中での遣隋使の派遣、冠位十二階や憲法十七条の制定などを行いました。また伯父の蘇我馬子とともに、我が国に仏教を積極的に導入しました。奈良県内には、法隆寺をはじめ厩戸皇子にまつわる寺院が多数あり、それらの社寺を結ぶ道は、太古から整備され発展したと考えられます。中でも、厩戸皇子が歩んだとされ...日本書紀ゆかりの地を巡る(太子道)

  • 結婚後パートで働くと税金や社会保険料は?

    結婚後パートで働くと、税金や社会保険料はどうなる?結婚を機に退職して専業主婦になった場合、それまでと税金(所得税・住民税)や社会保険料(厚生年金保険料・健康保険料など)の負担が変わります。第3号被保険者と「130万円の壁」専業主婦になったら、夫が会社員や公務員など厚生年金加入者(国民年金の「第2号被保険者」)であれば、「第3号被保険者」として国民年金に加入することになります。年金保険料は夫の加入する制度が負担するかたちになり、妻の負担はありません。なお、夫が自営業者など国民年金の「第1号被保険者」の場合は妻も「第1号被保険者」となるため、専業主婦でも国民年金保険料を支払う必要があります。健康保険は、夫の加入している健康保険制度を扶養家族として利用でき、妻の保険料負担はありません。夫が自営業者などの場合は、国民健...結婚後パートで働くと税金や社会保険料は?

  • 健康保険とは

    私たちは健康保険で守られている!就職すると、勤め先の健康保険組合か協会けんぽ、公務員などは共済組合、自営業やフリーランスの方は国民健康保険というように、何らかの公的医療保険制度(健康保険)に加入します。そこで、この健康保険についてもう一度調べていきましょう。「高額療養費制度」で安心医療機関に支払う自己負担額(一部負担金)は医療費の3割が実費となります。風邪などの通院ならまだしも、もし入院や手術で高額の医療費がかかったら大変と、多くの人が心配します。しかし、どの健康保険にも備わっている「高額療養費制度」により、1ヵ月(月初から月末)の自己負担額の上限が決められています。年収による区分は次の通りです。総額で100万円の医療費がかかった場合年収350万円の会社員=5万7600円・年収600万円の場合=8万7430円が...健康保険とは

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者倭大后(やまとのおおきさき)巻二一四九番歌人はよし思ひ止むとも玉鬘(たまかづら)影に見えつつ忘らえぬかも訳:他人は故人をしのぶこともやがてなくなるかもしれない。たとえそうであっても、私には美しい鬘のように面影に見え続けて、忘れられないことだ。解説倭姫王(やまとひめのおおきみ)が詠んだ挽歌です。同じ頃に詠まれた後宮のほかの女性たちによるとみられる歌も含め、「万葉集」には天智挽歌群が掲載されています。「日本書紀」巻第二十七によれば、天智十年の九月に天智天皇が病気になり、十月十七日に重症化、十二月三日に近江宮で崩じた、とあります。直後の十二月十一日には、新宮で殯(もがり)をしたこと、古代において社会的事件の前兆と考えられていた童謡(わざうた)が三首みられたことも記されています。この年には、「漢書」で王室交代の前兆...万葉集をわかりやすく解説

  • 避難時は食事と健康に気を付けよう!

    避難時の食事と健康を保つ方法!避難所生活では、配給物資の食料に頼って生活することになります。手に入る食料と不足しがちな食料を知っておき、なるべく栄養バランスがとれるように意識しましょう。備蓄食料も色々なことを想定して準備しておくことも大切です。避難生活の食事は栄養が偏りがち◎避難時主流になる食事は避難所の配給で配られるものは、保存食が高く配布しやすいおにぎりやサンドイッチ、菓子パン、お弁当、カップ麺など炭水化物が中心となっています。塩分の取り過ぎにも注意が必要となります。◎避難時に足りなくなるもの野菜類や果物などの生鮮食品がどうしても食べられなくなりますので、ビタミンと食物繊維がどうしても不足になります。これらの物が食べられる時は意識して食べるようにし、栄養補助食品やサプリメント、野菜ジュースなどを備蓄すること...避難時は食事と健康に気を付けよう!

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者大伴旅人(おおとものたびと)巻五八二二番歌わが園(その)に梅の花散るひさかたの天(あま)より雪の流れ来るかも訳:わが庭に梅の花が散る。天涯の果てから雪が流れ来るよ。解説今更ですが、「令和」の出典となったのは、歌の由来を記す「序文」という漢文の中の一節です。この序文は、書家として著名な中国の王義之(おうぎし)の「蘭亭序(らんていじょ)」の影響があると言われています。永和九年(354年)三月三日、会稽山(かいけいざん)の北の蘭亭に文人たちが集い、曲水の宴が催されました。その時に詠まれた詩に付された序文が「蘭亭序」です。「梅花の歌」の序文には「蘭亭序」と似ている文言もありますが、旅人は「蘭亭序」の文章を模倣したのではなく、志ある文人たちが集い、理想の宴を開いたというその理念を受け継ぎました。「梅花の歌」が詠まれた...万葉集をわかりやすく解説

  • 在宅避難で気をつけること!

    避難所を利用しないで在宅で避難するときは!在宅避難ではどんなことが困難になり、何が必要になるのかを知っておくためにも、念に1度は家族で「防災の日」を決め、電気・水・ガスを使わずに、家庭内の備蓄だけで生活してみましょう。備蓄食料の食べ方や非常用トイレの使い方も確認でき、1日、もしできれば2日ほど生活すれば、より具体的な災害時の生活をシュミレーションすることができます。自宅で避難生活を送る時の問題点を知ろう都市部など人口密集地で災害が起きた場合は、大半の人が在宅避難生活になります。避難所に比べプライバシーを保つことができ、感染症などからも身を守ることができますが、電気や水、ガスなどのインフラが止まった状態で日常生活を送らなくてはいけません。電気やガスが使えない状態で灯りや冷暖房をどうやって確保するか、水道が止まって...在宅避難で気をつけること!

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者中大兄皇子巻一一四番歌香久山と耳梨山とあひし時立ちて見に来し印南(いなみ)国原(くにはら)訳:香久山と耳成山とが争った時に、阿菩(あぼ)の大神が立ち上がって見に来た印南の国原よ。解説この歌は、有名な大和三山の歌への反歌です。「香久山は畝傍ををしと耳梨と相争ひき・・・」で始まる三山の歌では、神代に香久山・畝傍(火)山・耳成(梨)山が恋の争いをしたことがまず詠まれ、次いで、だから現実でも愛する者を争うのだ、と歌われます。作者は、「日本書紀」に数多くの記述がある中大兄皇子(後の天智天皇)です。三山の歌をめぐっては、香久山が女性で畝傍山・耳成山を男性とする説、畝傍山が女性で香久山・耳成山が男性とする説など、さまざまな解釈がありますが、恋の争いに関する歌とする点では基本的に一致しています。また、中大兄皇子が額田王とい...万葉集をわかりやすく解説

  • ペットも家族の一員です!

    飼い主さんがしておきたい「最低限の備え」!避難直後は犬も猫もショックを受けているため静かですが、10日後くらいになると吠え始めるなどしてトラブルが増えるようになります。避難後は1週間を目安に一般の人と動物連れの人の住み分けを始めたいですね。しかし、現実はそうあまくありません。ほとんどの場合、避難所は人専用となっており、ペットは家族の一員と言われているものの、いざとなれば犬は犬、猫は猫というように扱われます。そのため、自動車で車中泊をされる方が多くいますが、これもあまり賛成できません。車の駐車スペースの確保や燃料などの確保も大変だからです。さらにエコノミークラス症候群による体調不良も起こってきます。こういったことで災害後は弱気になりがちですが、飼い主さんの元気がないと犬や猫達も元気がでません。街の復興でも友人のペ...ペットも家族の一員です!

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者石上麻呂(いそのかみのまろ)巻一四四番歌吾妹子(わぎもこ)をいざ見の山を高みかも大和の見えぬ国の遠みかも訳:わが妻をさあ見ようという「いざ見」の山は名ばかりで、高々とそびえているからか大和は見えないことだ。いやこれも国遠く旅してきたからか。解説この歌は持統天皇六年の伊勢行幸の際に、行幸に従駕した石上麻呂が詠んだ歌です。「いざ見の山」とは、東吉野村と三重県松阪市との境にある高見山かといわれます。「いざ」は相手を誘う語で、「見る」には男女が会うという意味もありました。高見山の標高は約1250mあり、冬には樹氷が見られることで知られてます。東西方面から見ると尖った山頂が見えることから、伊勢側から見て大和国が遮られているように感じたものと考えられます。「万葉集」には、この行幸の際のエピソードが注に詳しく記されていま...万葉集をわかりやすく解説

  • 避難所生活で何を気を付ければいい?

    避難所生活で気を付けたいことは?避難所生活において体調などに気を付けなければ「災害関連死」を招く恐れがあります。「災害関連死」とは、建物の倒壊や火災、津波などの直接的な災害による被害ではなく、避難生活での体調悪化や過労など、間接的な原因で死亡することです。復興庁の統計によると東日本大震災の震災関連死者数は、2018年12月時点で3,710人となっていますし、2016年の熊本地震ではピーク時183,800人が避難生活となりましたが、216人が災害関連死で亡くなれました。避難生活を劣悪な環境にしないためにも、事前の備え重要となってきます。体を動かし、避難所運営には積極的に関わろう!多くの人が1つの空間にいることになる避難所では、プライバシーが保てないストレス、気温の変化、睡眠不足、栄養の偏り、感染症など、さまざまな...避難所生活で何を気を付ければいい?

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者柿本人麻呂巻一三七番歌見れど飽かぬ吉野の河の常滑の絶ゆることなくまた還り見む訳:見飽きることとてない吉野、その川の滑らかさが永遠であるように、いつまでも絶えることなく、くり返し見よう。解説この歌は、柿本人麻呂が吉野行幸にお供した際に詠んだ歌です。この歌は持統天皇時代の部分に収録されており、持統天皇は吉野へ三十回以上も行幸した記録が「日本書紀」にあるため、持統天皇の吉野行幸の時の作であると考えられています。左注では、「日本書紀」から持統三・四・五年の計6回の行幸の記事を指摘しますが、どの時の作かは不明であるとしています。人麻呂は、吉野行幸の歌を二組の作品に残しており(巻一・三六~三九番歌)、今回の歌は一組目の長歌の反歌です。長歌では、天皇が統治する天下の中でも吉野の山川は清らかであり、天皇はそこに立派な宮殿を...万葉集をわかりやすく解説

  • 震災直後のNGな行動!

    地震直後にしてはいけない行動とは!地震直後は何が起こるか分かりません。安全が確保されるまで動かないのが一番よいのです。そこで、してはいけない行動をピックアップしてみましたので、よければ覚えておいてください。電気をつけたまま避難しない!確認しないでブレーカーを上げない!地震時の火災で一番多いのが電気設備機器による「電気火災」です。東日本大震災の際は、発生した火災の過半数が電気火災というデータもあります。停電から復旧した際、ストーブやドライヤーなど熱を発生するものや、傷ついた電気ケーブルへ急に通電されることで火災となります。避難時はブレーカーを落とし、戻すときは機器の安全を確認してから通電を開始するようにしましょう。火を使わない!地震直後は粉じん、倒壊した家屋など燃えやすい物が多いため、火気厳禁です。消防車も来られ...震災直後のNGな行動!

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者大津皇子巻三四一六番歌ももづたふ磐余(いはれ)の池に鳴く鴨を今日(けふ)のみ見てや雲隠(がく)りなむ訳:百に云う磐余の池に鳴く鴨を見るのも今日を限りとして、私は雲の彼方に去るのだろうか。解説この歌の作者である大津皇子は、天武天皇と大田皇女(おおたのひめみこ)(持統天皇の姉)の子で、皇太子である草壁皇子に次ぐ皇位継承の有力候補者でした。しかし、大津は草壁に対する謀反の罪のために死を命じられたと「日本書紀」には記されます。大津の死に際しては、妻である山辺皇女が髪を振り乱して素足で駆け寄って殉死したという記述もあり、同書の中でも涙をさそう場面です。この歌には、死に臨んだ大津が、磐余池の堤で涙を流して作った歌だという題詞がついています。磐余池は、大津の宮の付近にあったとされる池です。「もも(百)づたふ」は、百につな...万葉集をわかりやすく解説

  • 安全な避難の仕方とは?

    災害が起こったら安全に避難しよう地震や火災、津波、浸水害など、一刻を争う避難の場合は「荷物を多くなり過ぎない」こと!3日分の水、食料を背負うと10㎏にもなります。この重さを背負って素早い行動は難しいため、まずは「最初の1日間」を乗り切る最小限の荷物ですみやかに移動することが大切です。避難時は両手を空けるため、懐中電灯よりヘッドライト、傘よりレインコート、手さげバックよりリュックサックなどがおすすめです。また、災害が収まり、避難所などで生活をするのであれば、荷物を持ってゆっくり移動してもOKです。自宅を離れるときは火災予防を入念に!「電気火災」を防ぐため、停電になっても電気機器のスイッチを切り、プラグをコンセントから抜きましょう。避難で自宅を離れる場合も同様に、ブレーカーも落としておきましょう。都市ガス・プロパン...安全な避難の仕方とは?

  • 「こんな場所」で地震が起こったら~路上・地下~

    外出時に災害が発生したら?地震などの自然災害はいつ起こるかわかりません。必ず在宅中の家族が全員集まっているとは限りません。そこで今回は、路上や駅・地下鉄、地下街などで被災したときの心構えや避難の仕方などを考えていきましょう。路上の場合!路上で地震などに遇った場合は、ビルの壁や窓、ブロック塀などからは離れるようにするのが基本です!屋外にいる場合はまず落下物に注意することです。ビルの看板や外壁、割れたガラスなどが落下してく可能性がありますので、建物から離れるか、建物内部にいる場合は慌てて飛び出さず、その場で揺れが収まるのを待ちます。特に大きな地震の直後は余震が発生する可能性が高いですので、すぐに安全な場所へ飛び込めるよう、周囲を確認しカバンなどで頭や首を保護しながら移動します。転倒物も多いので、自動販売機、ブロック...「こんな場所」で地震が起こったら~路上・地下~

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者 天武天皇  巻一  二七番歌 よき人の よしとよく見て よしと言ひし 吉野よく見よ よき人よく見つ訳:立派な人がよい所としてよく見て「よし(の)」と言った、この吉野をよく見るがいい。立派な人もよく見たことだ。解説 この歌は天武天皇が詠んだ歌で、「万葉集」には天武天皇八年(679年)五月五日に吉野宮に行幸した際のうただときされています。 「日本書紀」によると、その年五月五日に吉野宮へ行幸したこと、翌六日に、草壁皇子・大津皇子・高市皇子・河島皇子・忍壁(おさかべ)皇子・芝基(しき)皇子の六皇子らと争いをせずお互いに助け合うと盟約したことが記されています。 このときの行幸先だった吉野とは、壬申の乱で大海人皇子(後の天武天皇)が兵を挙げた地でもありました。壬申の乱とは、天智天皇の息子の大友皇子との間に起こった皇位...万葉集をわかりやすく解説

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者吹黄刀自(ふきのとじ)巻一二二番歌河の上(へ)のゆつ岩群(いわむら)に草生(くさむ)さず常にもがもな常(とこ)処女(をとめ)にて訳:川のほとりの聖石には苔もはえていない。あのようにいつも変わらずにありますように。永遠の少女(おとめ)として。解説今回は、「ゆつ岩群」に触発され、永遠の少女であるようにと願った歌をご紹介します。「岩群」につく「ゆつ」は祭祀具「斎(ゆ)串」などの「ゆ」と同じで、神聖なものを表すとされています。作者は、川辺で長い年月を過ごしているにも関わらず、苔むしていない石に聖性を感じたのでしょうか。この不変の聖石のように、永遠に少女であることを願い、歌っています。この歌は、歌が詠まれた状況を説明した題詞によると、十市(とおち)皇女が伊勢神宮に参った際に、「波多の横山(現在の三重県津市一志町付近か...万葉集をわかりやすく解説

  • 「こんな場所」で地震が起こったら~オフィス・大型店舗~

    外出時に災害に遭ったあ時、貴方はどうしますか?災害は何時・どこで起こるか分かりません。皆さんも記憶に残っていると思いますが、東日本大震災の際に、公共交通機関が運行を停止し、首都圏では約515万人、都内では約352万人の帰宅困難者が発生しました。東京都では、帰宅困難者対策を総合的に推進する「東京都北区困難者対策条例」を2013年4月より施行しています。事業者へは「施設の安全を確保した上で、従業員を事業所内に留まらせておく」「必要な3日分の水や食料の確保につとめる」など、一斉帰宅を抑制するための対策が求められています。また、大阪府でも2018年10月に「事業所における「一斉帰宅の抑制」対策ガイドライン」が発表されました。都市部で勤務している人はこれらの条例やガイドラインに目を通しておくことも大切です。職場や大型店舗...「こんな場所」で地震が起こったら~オフィス・大型店舗~

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者大伴御行(おおとものみゆき)巻十九四二六〇番歌大君(おおきみ)は神にし坐(ま)せば赤駒の匍匐(はらば)ふ田居を都となしつ訳:天皇は神でいらっしゃるので、赤駒が腹ばう田を都としてしまわれた。解説壬申の乱が平定された後の歌と題された二首のうちの第一首です。壬申の乱とは、天智天皇亡き後に、子の大友皇子と弟の大海人皇子(後の天武天皇)との間で起こった皇位継承争いであり、古代最大の内覧といわれています。結果は大海人皇子側が勝利し、飛鳥浄御原宮で即位しました。作者である大伴御行は、壬申の乱で功績をあげ、大伴氏の繁栄の基礎を築いたといわれる人物です。「大君は神にし坐せば」とは、天皇の偉大さをたたえる特別な表現で、後の句に人間では実現不可能な神わざを詠むことで神性さを強調します。この歌でも、馬の脚が沈み込むような深い田んぼ...万葉集をわかりやすく解説

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者大海人皇子(おおあまのみこ)巻一二一番歌紫草(むらさき)のにほへる妹(いも)を憎(にく)くあらば人妻ゆゑにわれ恋ひめやも訳:紫草のように美しいあなたが憎かったら、あなたは人妻だのに、どうして恋いしたうことがあろう。解説今回の歌は、大海人皇子(後の天武天皇)が額田王に贈った一首です。この歌の前に、額田王は「あかねさす紫野(むらさきの)行き標野(しめの)行き野守(のもり)は見ずや君が袖振る(訳:あかね色をおびる、あの紫の草の野を行き、その御料地の野を行きながら、・・・野の番人は見ていないでしょうか。あなたは袖をお振りになることよ。)」と詠んでいます。袖を振ることは、古代では相手の魂を呼び寄せる呪術的な行為とされ、相手の心をひきつけようとする、求愛の行為とみなされました。その大胆な行動に驚く額田王に対して、大海人...万葉集をわかりやすく解説

  • 「こんな場所」で地震が起こったら~自宅編~

    こんな場所で地震が起こったら~自宅編~「地震が起きたら建物の外に」と思っていませんか?実は地震が起きたとしても、倒壊の可能性が少ない場合は、室内の方が安全であることが多いのです。しかし古い建物、特に1981年5月31日以前に認可を受けた「旧耐震」住宅など、今いる建物の耐震性能が低い場合は、揺れを感じたらすぐに屋外に逃げるようにしましょう。古い家屋に住んでいる場合は、建物の建てられた年代、耐震基準などを調べておくとより安心です。トイレの中で地震に遭った場合トイレは柱と壁に囲まれた小部屋のために潰れにくく、落下物も少なく比較的安全な場所だと言えます。揺れが収まるまではその場に留まり、可能ならドアを開いておくことも考えましょう。特に外開きのドアの場合はドアの前に何かが転倒・落下してしまうと、つかえて扉が開かなくなる可...「こんな場所」で地震が起こったら~自宅編~

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作歌額田王巻一一八番歌三輪山をしかも隠すか雲だにも情(こころ)あらなむ隠さふべしや解説ある事柄を伝えようとする時、何を伝えたいのかによって情報は取捨されます。その結果、同じ事柄でも印象が一変することがあります。この歌は、歌に付された注では、山上憶良の「類聚歌林(るいじゅうかりん)」を引用しており、それによると近江遷都の際に中大兄皇子が三輪山を見た時の歌と解釈されます。この歌を中大兄皇子の作とする説もありますが、中大兄皇子は形式的作者、実作者が額田王という説もあります。近江遷都によって住み慣れた大和国を離れようという時に、大和国の人々にとって象徴的な山である三輪山への愛惜の念が歌われている印象的な歌です。この歌の注には「日本書紀」も引用され、「六年丙寅春三月辛酉(しんゆう)朔(ついたち)の己卯(きぼう)、都を近江...万葉集をわかりやすく解説

  • 在宅時に災害が発生したら!

    家に居る時に台風・豪雨が襲ってきたら!台風や豪雨の場合は、地震とは違い事前に発生が察知できるますので、被害の度合いも予測することができます。また、浸水害が発生する場所がある程度決まっていますので、浸水する地域に住み、また子供や高齢者の方など移動に時間がかかる場合は、自治体の「避難準備・高齢者等避難開始情報」が出た段階、または避難所が開設された段階で、速やかに移動をしましょう。浸水時でも安全な移動ルートを事前にチェック!浸水のレベルは、ほんの少しの高低差で大きく変わります。浸水する地域に住んでいる場合は事前にハザードマップを手に入れておき、複数の避難場所を把握しておきましょう。また、そこまで実際に歩いてみた、安全度の高そうな移動ルートを考えておくことも大切です。自宅の上階まで水没する地域の場合は建物の上階に避難を...在宅時に災害が発生したら!

  • 在宅時に災害にあったら!

    在宅時に災害が発生したら?在宅時に災害が発生した場合、まずは安全確保につとめ、みやみに移動しないことが大切です。地震の場合・・・揺れを感じたら自宅の「安全ゾーン」へ逃げ込もう!家の中に「転倒、衝突、落下などの危険がない部屋・空間」、たとえば頭より高い位置に吊戸棚などがなく、倒れてくるような家具や家電もない「安全ゾーン」を作って揺れが収まるのを待ちます。落下物がなければ廊下や玄関などでもOKです。狭い空間でも「柱が多い場所」のほうが安全だと覚えておいてください。日中でも夜間でもすぐに「安全ゾーン」を目指さるよう、日常的に訓練しておくことが大切です。火災が発生していたらまずは初期消火を!室内から出火した場合は、避難の前にまず消火器を使い消火するようにし、119番通報をします。近所へ大声で叫んで応援を呼ぶなど、初期消...在宅時に災害にあったら!

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者有間皇子(ありまのみこ)巻二一四一番歌磐代(いはしろ)の浜松が枝(え)を引き結び真幸(まさき)くあらばまた還(けへ)り見む訳:磐代の浜の松の枝を結び合わせて無事を祈るが、もし命あって帰路に通ることがあれば、また見られるだろうなあ。解説この歌の作者である有間皇子は、孝徳天皇の子でした。孝徳天皇は大化元年(645年)に即位しましたが、乙巳(いつし)の変の中心人物である中大兄皇子の傀儡(かいらい)であったともいわれています。「日本書紀」には、白雉(はくち)四年(653年)に中大兄皇子が難波(なにわの)長柄(ながらの)豊碕宮(とよさきのみや)から飛鳥へ還ることを提案した際には、承諾しなかった孝徳天皇を残して皆が飛鳥へ移ったことが記されています。翌年、孝徳天皇は崩御しました。有間皇子は、一部から次の天皇として望まれて...万葉集をわかりやすく解説

  • 飛鳥光の回廊・彼岸花祭り

    飛鳥光の回廊・彼岸花祭り~9月21~22日~9月21日(土)と22日(日)に飛鳥の石舞台古墳をはじめ岡寺・川原寺・橘寺・万葉文化館・道の駅「飛鳥」を中心に光の祭典が行われます。日本最大級の方墳「石舞台」が光に包まれ、昼間見るのとは一味違った神秘的な表情を見ることができます。また、日本最初の厄除け霊場である「岡寺」がライトアップされ、参道にも灯りが灯され、境内には和傘に灯りが灯され光の空間へと導てくれます。川原寺の写経場では色とりどりの光に包まれ、幻想的な空間を演出しており、聖徳太子ゆかりの寺でもある橘寺では境内と本堂がライトアップされ、微かに流れる和の音色・光と影の演出が貴方を魅惑の世界に連れていってくれます。万葉文化館では様々なイベントが行われますし、食事も楽しめますので、是非、行ってみてください。詳しくは、...飛鳥光の回廊・彼岸花祭り

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者上宮聖徳皇子(聖徳太子)巻三四一五番歌家(いへ)にあれば妹が手まかむ草枕旅に臥(こや)せるこの旅人(たひと)あはれ訳:家にいたら妻の手を枕としているであろうに、草を枕の旅路に倒れているこの旅人よ。ああ。解説古代史上、最も有名な人物の一人である聖徳太子。「日本書紀」の薨去(こうきょ)の記事では、万民が親や子を失ったように泣き悲しみ月日が光を失い、天地が崩れたようだと伝えられています。聖徳太子がそのように民に慕われていたのは、その名が象徴するように、聖のような徳をもって人々に接していたことによるのでしょう。今回の歌は、太子の聖たる由縁を伝える、伝承歌とかんがえられている一首です。この歌の題詞には、聖徳太子が竹原井(たけはらのい)(現在の大阪府柏原市高井田)に出かけた時に、龍田山で死人を見て悲しんで作った歌とあり...万葉集をわかりやすく解説

  • 高齢者・女性・子どもの防災を考えよう!

    高齢者・女性・子どもの防災を考えよう!地震や台風・津波など自然災害が発生したとき犠牲になりやすいのが、高齢者や女性・子どもです。今日9月9日は防災の日ですし、9月は防災月間です。この時期にもう一度考え直してみましょう。高齢者高齢者のひとり暮らしの場合、災害時は救助や避難もままならず、情報も入ってこないなど孤立するケースが多発します。高齢者の方はなるべく普段から地域の集まりなどに参加し、近隣の人たちとネットワークを築きましょう。近隣に高齢者が住んでいる人は日頃からコミュニケーションをとり、災害時は避難を手伝うなど「助け合い」の精神をもつことが大切です。また、避難所ではトイレ環境の悪化により水分摂取を控えてしまうことでエコノミークラス症候群や脳卒中、心筋梗塞を引き起こしたり、感染症にかかることもあります。健康状態を...高齢者・女性・子どもの防災を考えよう!

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者安部沙弥麻呂(あべのさみまろ)巻二十四四三三番歌朝(あさ)な朝(さ)なあがる雲雀になりてしか都に行きてはや帰り来(こ)む訳:毎朝空に翔りとぶヒバリになりたい。そうしたら、都へ行ってすぐに帰ってこよう。解説ヒバリは、春になると野原や田園地帯で、オスが自分の縄張りを主張するためにさえずりながら高く飛ぶ「あげ雲雀」と呼ばれる行動をとることで知られています。体色は茶褐色に黒い斑点と少々地味ですが、その美しいさえずりから、古今東西を問わず春を告げる鳥として親しまれてきました。この歌でも、そんなのどかな春の風物詩であるヒバリが詠まれています。ただ、のどかさというよりは、空を飛べるヒバリになりたい、という願望を表現することが主だったようで、ヒバリだったら今すぐに都に行って帰ってくることもできるのに、と嘆いています。歌が詠...万葉集をわかりやすく解説

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者磐姫皇后(いわのひめのおおさき)巻二八五番歌君が行き日(け)長くなりぬ山たづね迎へか行かむ待ちにか待たむ訳:あなたがおいでになってから日かずも長く経った。山路をたずねて迎えに行こうか。それとも待ちつづけていようか。解説「万葉集」には、「日本書紀」に出てくる人物や事件に関わる歌がいくつか見られます。磐姫は、「古事記」「日本書紀」に記される仁徳天皇の皇后で、たいへん嫉妬深い人物として描かれています。「日本書紀」では、皇后である磐姫のかねてからの反対にもかかわらず、天皇が磐姫の不在時に八田皇女を宮中に迎え入れます。これに怒った磐姫は、天皇のいる宮へは帰らず、山城の筒城(つつき)(現在の京都府京田辺市普賢寺一帯か?)に宮を作らせて移り住んでしまい、天皇が迎えに行っても帰らず、ついにはその地で亡くなったとされています...万葉集をわかりやすく解説

  • 食料備蓄は日頃から!

    食料備蓄を日頃から意識しましょう避難指示は時として真夜中に発令されることが度々あります。そのような時ですが、避難所までの道が安全を確保されているのであれば避難所にいくようにしてください。しかし、避難所までに行くには少し危険な場所を通らなければいけないと思う時は自分の住まいの一番安全なところで家族揃って避難してください。在宅避難する場合ですが、ある程度の時間は備蓄食料で生き延びることになります。災害用の長期保存食をわざわざ買い揃えなくても「日常的に食べているもの」で災害に備えることができます。日常的に保存食を食べ補充を繰り返す「ローリングストック」を心掛けるようにしましょう。保存食を整える各家庭で必要な保存食の種類や量を決め、専用の収納場所にストックしておきましょう。一度に買うのではなく、消費期限がずれるように少...食料備蓄は日頃から!

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者柿本人麻呂歌集巻七一二八九番歌垣越しに犬呼びこして鳥(と)狩(がり)する君青山のしげき山(やま)辺(へ)に馬息(やす)め君訳:垣ごしに犬を呼び出して鳥狩をする若君よ。青山の木の繁った山のほとりに馬を息めなさい、君よ。解説人間の生活にもっとも身近な動物といえば、猫や犬が思い浮かびますが、はやり犬が一番人の生活に密着しているのではないかと思います。古墳時代の遺跡から出土した犬の埴輪には首輪がついているものもあり、古代では猟犬や番犬として、人々の生活に欠かせない存在であったようです。今回の歌は「鳥狩」に訪れた若君に、少し馬を休ませてはいかがですか、と誘う女性の歌です。「鳥狩」はいわゆる鷹狩りのことで、鷹狩りには犬を連れていたようです。その犬は、主人のもとを離れて先に走って行ってしまったのでしょう。主人はある家の垣...万葉集をわかりやすく解説

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者境部王(さかいべのおおきみ)巻十六三八三三番歌虎に乗り古屋(ふるや)を越えて青淵(あおぶち)に鮫龍(みづち)とり来(こ)む剣(つるぎ)大刀(たち)もが訳:虎に跨って古屋を飛び越えていって、青淵に住む鮫龍を生捕りにして来るような剣大刀がほしい。解説昔はよく「地震雷家事親父」などといったものです。最近は滅多に聞かなくなった言葉ですが、恐ろしいものの代表格だったのです。恐ろしいものは時代によって変わるようで、古代の人々がイメージした恐ろしいものは、また別のものだったようです。この歌は、境部王という奈良時代の皇親貴族が「数種(くさぐさ)の物」を詠んだ歌として万葉集に採録されていますが、詠まれているものは、どれも「恐ろしいもの」ばかりです。古屋は、古くなって鬼が住みついたような家を指すとされています。青淵は、青々とし...万葉集をわかりやすく解説

  • 万葉集をわかりやすく解説

    作者未詳巻十四三五二九番歌等夜(とや)の野に兎(をさぎ)狙(ねら)はりをさをさも寝なへ児ゆへゑに母に嘖(ころ)はえ訳:等夜の野でをさぎ(ウサギ)を捕まえようと狙う・・・そのをさぎではないが、おさおさも寝ていないあの子のせいで母親に叱られて。解説この歌は、東国(現在の関東地方や東海地方の一部)で詠まれたとみられる恋の歌の一首です。「万葉集」でウサギを詠んだ唯一の歌でもあります。ウサギのことを「乎(を)佐(さ)藝(ぎ)」と記しているのは、古語なのか東国の方言なのか、よくわかっていません。「等夜」も地名とみられますが詳細は不明です。ウサギを捕まえようと狙う、という部分は実際の行動や景色などではなく一種の比喩で、「をさぎ」という発音から同じ音を持つ「をさをさ」(ろくに・少しも)ということばを導き出す役割を持っています。...万葉集をわかりやすく解説

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