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竹とんぼ https://blog.goo.ne.jp/take10nbo

先達の秀句を味わいながら<br>自得の一句を求めて多作多捨です<br>古希すぎの晩学で楽しみながらの遅々緩歩です<br>

古希近くからの俳句入門 たくさん作ってたくさん捨てる、ついでに恥もたくさんかく これをずーっと続けています

小林たけし
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2019/03/30

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  • たちまちにあられ過ぎゆく風邪ごもり 桂信子

    たちまちにあられ過ぎゆく風邪ごもり桂信子風邪を病んで臥せっている作者の姿が浮かぶ屋根をうつあられにはっと我にかえったと思ったらすぐに止んだという景なのだが風邪ごもりの表意に脱帽するほかはない(小林たけし)【風邪】かぜ◇「感冒」(かんぼう)◇「流行風邪」(はやりかぜ)◇「流感」◇「風邪声」◇「鼻風邪」◇「風邪薬」◇「風邪心地」◇「風邪の神」◇「インフルエンザ」鼻水、喉の痛みを伴う発熱、咳の症状。ウィルス性の流行性感冒も含む。投薬での治療が主だが、身体を温め十分な休養、睡眠が効果的である。例句作者お粗末な髭そる風邪の米壽かな佐藤軒三きらきらと色街だった風邪薬徳才子青良くちなしの日射し届かぬ流行風邪枝広和恵はやり風邪上着下着と骨で立つ村井和一ひとごゑのなかのひと日の風邪ごこち桂信子フランスへ行きたい風邪の鼻音である原...たちまちにあられ過ぎゆく風邪ごもり桂信子

  • 鯛焼やいつか極道身を離れ 五所平之助

    鯛焼やいつか極道身を離れ五所平之助鯛焼と極道なんとも不釣り合いな取り合わせ極道が鯛焼に完全に取り込まれているウィットに富んだ佳作だ(小林たけし)【鯛焼】たいやき(タヒ・・)◇「鯛焼屋」◇「今川焼」溶いた小麦粉を鯛形の型に流し込み、餡を包み焼きしたもの。例句作者鯛やきの鰭よく焦げて目出度さよ水原秋櫻子鯛焼のガスの焔揃ふ海の色橋本美代子鯛焼のまづ尾の餡をたしかめし能村登四郎鯛焼の腹熱く鰭香ばしく二村蓼紅捨てられぬ夢鯛焼の尾から食い佐藤七重歩いて帰る私鯛焼屋へも並ぶ五十嵐研三鯛焼の頬豊かなる通学路能城檀鯛焼を掴み花嫁見に立てる佐藤晏行鯛焼やいつか極道身を離れ五所平之助

  • 旅人と我名よばれん初しぐれ 芭蕉

    旅人と我名よばれん初しぐれ芭蕉おりからの時雨にとまどっている芭蕉に村人のあたたかなやさしい声「旅人よすこし休んでいらっしゃい一服の間にあがるでしょう」こんなもてなしが身に染みてありがたい(小林たけし)【初時雨】はつしぐれ冬の初めに降る時雨のこと。時雨とは、もともと晩秋から初冬にかけて少時間降る雨のことだが、「初」を冠することでいよいよ時雨の季節に入ったとの感慨を強くする。さびしさとともに、一すじの華やぎも詠いこめられている。例句作者厨の灯消すやほどなき初時雨渡辺千枝子はつしぐれ垣つくろひしばかりかな久保田万太郎埋火の灰ならしたる初時雨清水基吉釣りあげし鮠に水の香初しぐれ飯田龍太はつしぐれ大根おろしに甘味かな大野林火つはぶきのまがねたたかむ初時雨安東次男いづこかに亀もゐるなる初しぐれ北崎珍漢旅人と我名よばれん初しぐれ芭蕉

  • それぞれの躰持ち寄り日向ぼこ 石倉夏生

    それぞれの躰持ち寄り日向ぼこ石倉夏生それぞれの持ち寄るのは躰なのだが来し方、行く末。そして境遇各人の思いみんな相違する事情をかかえている晩節に語らず々温和な顔で日向ぼこの景が少しさびしい(小林たけし)【日向ぼこ】ひなたぼこ◇「日向ぼこり」◇「日向ぼっこ」冬季の日光浴。日の短い冬に日当たりのよいところで暖をとることをいう。例句作者たましひを並べてみている日向ぼこ松下けんどの顔も一切空の日向ぼこ伊勢鏡一郎わが死後を思うは自由日向ぼこ寺門良子イラクより帰りし軍艦日向ぼこ岡本日出男メロンパンほどに仕上がる日向ぼこ本杉康寿一人には一人の世界日向ぼこ菊地章子一炊の夢の目覚めや日向ぼこ石井国夫今日のこと曖昧にして日向ぼこ岸本砂郷何となく老いは勝ち組日向ぼこ宮田頼行それぞれの躰持ち寄り日向ぼこ石倉夏生

  • 河豚食うて佛陀の巨体見にゆかん 飯田龍太

    河豚食うて佛陀の巨体見にゆかん飯田龍太殺生と信仰鍋を食って温まって寒風の中へ句意には既知もある龍太俳句には珍しい生活感のある日常も作品だ(小林たけし)【河豚汁】ふぐじる◇「ふぐと汁」◇「ふぐの宿」◇「てっちり」◇「河豚ちり」◇「てっさ」◇「河豚鍋」(ふぐなべ)河豚には猛毒が含まれるが、これを除けばほとんどが食べられる。冬を代表する高級食材であるる。河豚を「鉄砲」呼んだことから、ちり鍋にしたものを「てっちり」という。江戸初期からの調理方法とされる。例句作品てのひらのいとしきいのち放ちふぐ滝口みのるふぐ刺身絵皿となりて白光す小林萬二郎フグ釣れて戦艦ムツの忌の日なり岩下四十雀人事と思ひし河豚に中りたる稲畑汀子寒風に吊し干せる河豚の皮鈴木恵美子捨てし河豚小石を噛んでいたるなり中村和弘河豚入れて土鍋大きくふくらみぬ石川利...河豚食うて佛陀の巨体見にゆかん飯田龍太

  • 小雪の箸ひとひらの千枚漬 長谷川かな女

    小雪の箸ひとひらの千枚漬長谷川かな女小雪の箸ひとひらの千枚漬二行詩のような表意に納得余計な言葉、説明はいっさいないのが良い(小林たけし)小雪(しょうせつ、せうせつ)初冬【解説】二十四節気の一つ。陰暦十月の節。陽暦では十一月二十二日頃にあたる。降雪が見られることもあるが、まだ大雪にはならない。例句作者小雪や実の紅の葉におよび鷹羽狩行小雪のいただき以下を略す富士細川洋子海の音一日遠き小春かな暁台小雪の朱を極めたる実南天富安風生小雪やいよいよ白き竹の節安部紀与子小雪や月の夜干しの白野菜細木芒角星小雪の箸ひとひらの千枚漬長谷川かな女

  • かくれんぼ三つかぞえて冬となる 寺山修司

    かくれんぼ三つかぞえて冬となる寺山修司修司ならではの句といえようか三つ数えている間に冬になったしらぬまに季節、生活、環境が変わっているその変容はみな怖いものばかりとまどいと焦燥、悲哀までもが読み取れる(小林たけし)季語冬本格的な冬は一月二月でしょうが十一月も終わる頃、気温も下がり、野の草木の枯れが目立つようになります冬単独を季語として読むことは難しそうだ例句作者*蝋燭のぢりぢり冬の吾亦紅藤城一江Uターンしてから冬の広がれり山口木浦木「冬の貨車は重い」機關士夜を徹す鈴木六林男いまごろになって恋する冬林檎田付賢一かくれんぼ三つかぞえて冬となる寺山修司くづれずにくづるるばかり冬薔薇加藤瑠璃子くらがりに歳月を負ふ冬帽子石原八束くらやみ坂おいはぎ坂も冬の貌野木桃花くりからもんもん冬の金魚は逆立ちに穴井太こいんろっかーのよ...かくれんぼ三つかぞえて冬となる寺山修司

  • 健忘症なれど物知り生身魂 たけし

    健忘症なれど物知り生身魂たけし朝日新聞栃木俳壇石倉夏生先生の選をいただきましたじじいじは何でも知っている孫たちにこう思われていたこともあったが最近は大丈夫?と怪訝な顔をされることもある生身魂賞味期限切れの老獪を認めるほかはない川柳ぽくなってしまったが偽りのない心境だ健忘症は精いっぱいの矜持、認知症とは言いたくない健忘症なれど物知り生身魂たけし

  • 一茶忌や父を限りの小百姓 石田波郷

    一茶忌や父を限りの小百姓石田波郷ひなびた日本の原風景をこよなく愛した一茶作者の前に広がる田園この先祖から受け継いだ田園も父の代で終わるしみじみと述懐する(小林たけし)【一茶忌】いっさき陰暦11月19日。俳人小林一茶の忌日。1827年没。享年65歳。俗語・方言を多用した作品により庶民的人気を得ている。『おらが春』『七番日記』等がある。例句作者一茶忌やふかぶか掘りし葱の畝安住敦焼栗の爆ぜて一茶忌近うせり吉田鴻司一茶忌を忘れずゐたる葛湯かな森澄雄お手玉からこぼれる小豆一茶の忌山崎冨美子かけ違ふぼたん直すや一茶の忌関和子一茶忌やいつもの雀路地に来る大友渓水一茶忌や朝の蜘蛛の子見逃しぬ岡林三枝子一茶忌や窪みもどらぬ旅しとね澁谷道人生に紆余曲折のあり一茶の忌関和子一茶忌や父を限りの小百姓石田波郷

  • 鬪はぬ安らぎがあり冬の蜂 丸茂ひろ子

    鬪はぬ安らぎがあり冬の蜂丸茂ひろ子冬蜂は闘わないと作者は断定している生きることそのものが闘いというのだろう人も同じだ余生をおくる我らの安らぎはもう闘わないところにある(小林たけし)【冬の蜂】ふゆのはち◇「冬蜂」◇「凍蜂」蜂は交尾後、雄は死んで、雌のみが越冬する。暖かな日差に誘われて、花などに来ているのを見ることもある。瘠せて弱々しく歩いている。それが冬の蜂である。例句作者名こときれる冬蜂ひとつまみの火薬守谷茂泰ふわふわの黄金であり冬の蜂高野ムツオ冬の蜂ころび無傷の空のこす大中祥生冬蜂に琥珀の日向ありにけり守谷茂泰冬蜂の死にどころなく歩きけり村上鬼城和讃額ひそみていたり冬の蜂佐藤裟千子欲望の芯のささくれ冬の蜂田中亜美白壁に冬蜂われらは印象派足利屋篤鬪はぬ安らぎがあり冬の蜂丸茂ひろ子

  • 煮凝は太古の呻き洩らしけり 杉田桂

    煮凝は太古の呻き洩らしけり杉田桂なんとも大仰なと思ったが何億年もの歳月を経て進化してきた魚類である生殺与奪の果て骨の髄までしゃぶられる呻きともまた歓喜の雄たけびとも(小林たけし)【煮凝】にこごり◇「煮凍」(にこごり)魚肉を細かくして、寒天やゼラチンを加え固めた料理。本来は寒気により魚などが煮汁とともに固まったものをいう。例句作品とばつちりとは煮凝りのなかの氣泡金子野生にこごりは両性具有とよ他言すな金原まさ子別品の鯛の煮凝り鞆の浦大田康夫十分に大事にされたか煮凝前田弘煮こごりや魚の泪を閉ぢ込めて岡本久一煮凝に島のどんぞこゆうらゆら松澤昭煮凝に老いの繰り言聞き流す田口青江煮凝やいつも胸には風の音石原八束煮凝は太古の呻き洩らしけり杉田桂

  • 炉びらきや雪中庵の霰酒 蕪村

    炉びらきや雪中庵の霰酒蕪村俳人服部雪中の庵を訪ねた蕪村の句霰酒をふるまわれたのだろう雪の夜何を語ったのか、絵になるような光景だ(小林たけし)霰酒とはあられ餅を、焼酎 (しょうちゅう) につけて干すことを数回繰り返してから、みりんの中に入れて密封・熟成させた酒。奈良の特産。みぞれ酒。《季冬》「炉びらきや雪中庵の―/蕪村」炉開(ろびらき)初冬【子季語】囲炉裡開く【解説】冬になってはじめて炉を使うこと。茶道では風炉の名残の茶会のあと、陰暦十月初旬の亥の日を選び風炉を閉じて炉を開く。例句作者炉開きや左官老いゆく鬢の霜芭蕉「韻塞」炉開きやまだ新宅のみなと紙許六「俳諧曾我」炉びらきや雪中庵の霰酒蕪村「蕪村句集」炉開に一日雇ふ大工かな正岡子規「子規句集」名聞をうとみて大炉開きけり日野草城「花氷」炉開けば遥かに春意あるに似たり...炉びらきや雪中庵の霰酒蕪村

  • 鰤起し月の転げる日本海 たけし

    鰤起し月の転げる日本海たけし第5回NHK誌上俳句大会(2020.11.02)題詠「本」部門夏井いつき先生の選をいただきました雪見吟行で新潟寺泊へ行った際のホテルから眺めた夜の日本海波間に月が大きく揺れていました冬期の月と風そして海を詠みたかったのですが「鰤起こし」の季語を知り一句になりました鰤起し月の転げる日本海たけし

  • 荒うちわ子の正論の丁寧語 たけし

    荒うちわ子の正論の丁寧語たけし第5回NHK誌上俳句大会(2020.11.02)掲句が岩岡中正先生、夏井いつき先生の選をいただいたいずれも佳作で秀作には届かなかったが6人の選者のうち2人の選をいただいたのは嬉しい子供が生意気にも親に意見する反論できない正論である論旨に異論はないのだが何故か素直になれないいつもと違う言葉遣いも気になる手にした団扇の音が早く激しいのは何故だ荒うちわ子の正論の丁寧語たけし

  • 窯出しの振り向くたびに花八手 花房八重子

    窯出しの振り向くたびに花八手花房八重子こおした句意も表現も平明な俳句に出会うとこころが和んでくる作者の心の高ぶりまで迫って感じられる花八手の取り合わせはきっと実景だろうと思う(小林たけし)八手の花(やつでのはな)初冬【子季語】花八手、天狗の羽団扇【解説】ウコギ科の常緑低木。暖地に自生するが、庭木としても植えられる。初冬、小さくて細かい黄白色の花を鞠状にたくさんつける。一見地味な花だが天狗の団扇のような葉ともあいまって、力強さも感じられる。例句作者たくましく八手は花に成にけり尚白「孤松」花咲いて不調法なる八手かな三津人「発句題叢」タンカーに糞神ありや花八つ手河野輝暉窯出しの振り向くたびに花八手花房八重子窯出しの振り向くたびに花八手花房八重子

  • 間合い良くときに独唱百の虫 たけし

    間合い良くときに独唱百の虫たけし朝日新聞栃木俳壇石倉夏生先生の選をいただきました投稿は1ケ月ほど前なので虫の声がほとんど夜通し聞こえていましたコンダクターのタクトのあるごとく時に絶妙な間合いで独唱があります合唱も悪くはないが耳をそばたてて聞きほれます間合い良くときに独唱百の虫たけし

  • 空気にも起伏のありて尾花かな 小宅容義

    空気にも起伏のありて尾花かな小宅容義作者は芒の穂が揺れるのをみて空気の絶え間ない流れを空気の起伏のためだとととらえた(小林たけし)【枯芒】かれすすき◇「枯尾花」◇「尾花枯る」◇「枯萱」(かれかや)◇「萱枯る」◇「芒枯る」◇「冬芒」◇「枯薄」木枯らしの吹く頃、ススキの穂から次々と穂絮が散って舞う。残った立ち枯れのススキは、あちこちで寒風に曝され、哀れでわびしいものがある。例句作者枯れ枯れて光を放つ尾花かな几菫美しく芒の枯るる仔細かな富安風生冬芒日は断崖にとどまれり岡田日郎水際の日に日に遠し枯尾花暁台枯すすき海はこれより雲の色平畑静塔枯すすき風吹けば子ら顕はるる高橋沐石わが頬にふれてあたたか枯芒山口青邨茅枯れてみづがき山は蒼天に入る前田普羅空気にも起伏のありて尾花かな小宅容義空気にも起伏のありて尾花かな小宅容義

  • 三千の俳句を閲(けみ)し柿二つ 正岡子規

    三千の俳句を閲(けみ)し柿二つ正岡子規閲はえつまたはけむ数える、読むの意子規にはたしかに「柿」を題材にした句が多いそこを俳句にしてしまうのも技か(小林たけし)干柿】ほしがき◇「串柿」◇「吊し柿」◇「柿すだれ」◇「柿襖」(かきぶすま)◇「柿干す」◇「枯露柿」(ころがき)渋柿の皮を剥いて日に干したもの。日に干すとだんだん白い粉を噴いて甘くなる。例句作者あとみよそわかつるりと逃げる柿の種鈴木雅子こだわりは一つでよろし木守柿勝村茂美ころがりてあかあか父の富有柿和知喜八そはつまり柿の音色と申します山下久代たわわなる柿の実にある倦怠期川辺幸一つり鐘の蔕(へた)のところが渋かりき正岡子規どこまでが夢の渋柿ころがりぬ中村武男ははが来る明き灯火に柿剥けば江中真弓べたべたの柿食べ夕日落ちし空櫻井博道ほめられて渋柿甘くなりました赤堀...三千の俳句を閲(けみ)し柿二つ正岡子規

  • サンバに乳ゆれて難波(なんば)や文化の日 竹岡一郎

    サンバに乳ゆれて難波(なんば)や文化の日竹岡一郎サンバカーニバル半裸も文化と作者のニヒルな笑顔が見える(小林たけし)【文化の日】ぶんかのひ(・・クワ・・)◇「文化祭」◇「明治節」(めいじせつ)11月3日。国民の祝日。戦前は明治節とされたが、戦後、自由と平和を愛し、文化を進める日とされた。学校ではこの日を中心に文化祭行事がある。「明治節」は明治天皇の誕生日で昭和23年に文化の日となったが、戦前の人々にとっては特別に懐かしい日である。例句作者つつがなく目鼻耳口文化の日隈元拓夫イグアナの散歩をさせる文化の日本杉康寿ゴム毬に昔へそあり文化の日横坂けんじサンバに乳ゆれて難波(なんば)や文化の日竹岡一郎一条を一茶と読めり文化の日金子野生兄弟の理系文系文化の日石田香枝子児童画に元気を貰う文化の日安澤節子地下街に鮮魚鮮菜文化の...サンバに乳ゆれて難波(なんば)や文化の日竹岡一郎

  • 寄り道も我が道なりし酉の市 長谷川栄子

    寄り道も我が道なりし酉の市長谷川栄子酉の市往年の賑わいはなくなったが客と金をかきあつめるという縁起物の熊手を売手とと客が大声で値段を交渉する交渉成立では周囲の群衆も巻き込んで為政の良い手拍子が鳴り渡る三の酉まである年は火事が多いとされていた(小林たけし)酉の市】とりのいち◇「お酉さま」◇「一の酉」◇「二の酉」◇「三の酉」◇「酉の町」◇「熊手市」◇「おかめ市」◇「頭の芋」(とうのいも)◇「熊手」(くまで)11月の酉の日に行われる鷲(大鳥)神社の祭礼。最初の酉の市を一の酉、次が二の酉、そして三の酉と呼び、三の酉まである年は火事が多いとされる。東京浅草の鷲神社の酉の市は特に有名で、「江戸にて今日を‘酉の町’と号し、鷲大明神に群詣す」(『守貞漫稿』)と言われるほどの賑わいを見せる。参道には福をかき寄せる熊手などの縁起物...寄り道も我が道なりし酉の市長谷川栄子

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