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kame710のブログ https://kame710.hatenablog.com/

55歳の時 胃がんと仕事中に頭部外傷、の人生の大きな転機があり、後遺症とつきあいながら まるで「カメ」のような歩みでここに至っています 出来ることは少ないけれど 日々の想いを書き連ねています

カメキチ
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2019/02/15

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  • 2025.3.28 「いる」と「する」

    すばらしい本に出あった。 (ある程度の「当たり」をつけ借りるけど外れもよくある。パラパラめくるだけで返すのも多い) 『居るのはつらいよ-ケアとセラピーについての覚書』 東畑開人 著 (グーグル画像より) 著者は臨床心理(前々回の河合隼雄さんは大先輩)の仕事をしたくて、 臨床心理士になりたくて大学院までいって学んだ熱い人。 晴れて臨床心理士になったのはいいけれど、いざ就職となると非常に厳しく、 人並みに食えて生活できればいいということで、住んでいる東京を離れ、 はるばる沖縄の小さなデイケア施設で働くことにした熱い人。 (その「小さなデイケア施設」の利用者は、精神病棟に入院するほどではない程度の心…

  • 2025.3.25 米の超バカ値

    「米の値段がこんなに高くなった! どうしよう?」 どうしよう?と言われても、どうしようもない。 食べるしかない。 高くても買うしかない。 (しかし、どうなっていくんだろう?気になる。 職場は児童福祉施設だったので子どもたちといっしょに食べていた。 あるとき、生まれて初めて外米を食べることになり、ちょっと驚いた。 《家ではどうしたのか覚えていない。高くても購入し-標準米-食べていたのだろうか》 そのときのことは忘れていたが、こんどの「騒ぎ」で思い出す羽目になった。 急遽、タイからの輸入米が給食に出された。 長くて先端が尖ったような「インディカ米」《米というと私は日本のもの-「ジャポニカ米」- し…

  • 2025.3.21 しりたいねん

    この詩をお読みください。 (これに出あっただけでこの本を読んでよかったと思ったほど) しりたいねん あたし おとうちゃんと おかあちゃんが どうしてすきになったか しりたいねん それから みあいか れんあいか しりたいねん それから どうして すきになったのに けんかばかりしてんのか しりたいねん (小学3年生の女の子) 『河合隼雄の幸福論』 河合隼雄 著 (グーグル画像より) 上の詩はこの本の「物語」という項目に載っていたものです。 (本は「幸福」ということについて、著者の思い考える「幸福」をいろいろな言葉で 述べられています。 「物語」の項では、「話を聞いているうちに私はその人を「対象」と…

  • 2025.3.18 「風土」と「環世界」

    今日は残り⑤から⑦です。 ーーーーーーーーーー ⑤ 「〈風土と環世界〉 (著者は、和辻哲郎の「風土」という考え方はユスキュルのいう「環世界」《広義での「環境」》 というベルクの考えに強く同意し、生きものにはそれぞれ固有の「環世界」があり、彼らはそれを 精いっぱい生きているという事実を、常に意識して見なければならないという) 生きものそれぞれに…環世界があることを知らずに、人間の尺度だけで考えると問題が起きる… 「エコな暮らしをしましょう」などという面白みのない、スローガンばかりになってしまいます。 環境との関わりは本来「問題」として捉えるものではないでしょう。 もっと主体的に感じるもの(→「風…

  • 2025.3.14 「生きもの」であることを忘れた人間

    パラパラとめくっていたら、「「生きもの」であることを忘れた人間」という 一文が目につき、それに惹き込まれてみな読んだ。 一般向けの新書本で本当にわかりやすく、やさしく書かれてあり、 なんども深くうなずかされた。 (著者中村桂子さんのお人柄が伝わってきた) 『科学者が人間であること』 中村桂子・著 (グーグル画像より) 生きるうえで、宗教的であること(前回、仏教のことを書いたばかりですが)、 科学的であることは反しないということを強く感じた。 (「反しない」どころか両立させなければならないものだと痛感させられた いつものように、強く感じた部分だけ引用・紹介し、感想を書きます。 全部で七つあり、今…

  • 2025.3.

    生きておればいろいろな思わぬこと、理不尽なことが起き、 「何で自分が…(家族が…)」と悩む。 (私も障害者になったとき、胃ガンになったとき、人並みに悩んだ。 悩みは少しでも減らしたい。 先ずは自分に起きた事実は事実としてきちんと受けとめる。つまり納得する。 次に、これからそういう身体で生きていかなければならないが、「どうしよう?」… 何か心の支えになることが書かれたものはないかと立ち寄った本屋さんで、 たまたま山積みされていたので手に取りやすかったということで、禅語の文庫本を見つけた。 パラパラめくっただけですごく気に入り、買った。 《それは偶然のことだったが、「偶然」ということでは障害を負っ…

  • 2025.3.7 ひきこもり(後)

    今日は(後)、終わりです。 長い紹介・引用ですが、とても大切なことが語りかけるように、 やさしく書かれています。 ((「ひきこもり」なんて自分には関係ない《あるとすれば孫、続く世代》と思っていたが、 大いに関係あると思いなおした) ーーーーーーーーーー ④ 「〈就労=ゴールと考えるべきではない〉 ・自信を持つことさえできればゴール ・本人はひきこもりの状態を決して楽しんでいませんし、肯定もしていません。 ・現状をネガティブに考え、自責の念もある ・説得、アドバイスより「マイルドなお節介」 ・私は就労支援における最大のネックは「動機づけ」であると考えています。… むしろ孤立する自由、ひきこもる自…

  • 2025.3.4 ひきこもり(前)

    「ひきこもり」という言葉を初めて聞いたのは、たぶん、その言葉が世間で ふつうにいわれるようになる前、もう25年くらいの昔だったと思う。 社会福祉という仕事がらか職場で聞いた。 聞いた当初はヘンな言葉だと違和感があったけれど、いまはそういう状態にある 人たちをいちばん簡潔に表わした言葉だと思うようになった。 『中高年ひきこもり』 斎藤 環・著 (グーグル画像より) 著者は初めにいう。 原因は不登校、仕事に就いても対人関係がうまくいかず悩んで辞めるなど いろいろでも、それらがきっかけで家に閉じこもるようになり、一旦そうすると 外に出るのが億劫になり、ますます閉じこもるという「悪循環」に陥りやすい。…

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