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kame710のブログ https://kame710.hatenablog.com/

55歳の時 胃がんと仕事中に頭部外傷、の人生の大きな転機があり、後遺症とつきあいながら まるで「カメ」のような歩みでここに至っています 出来ることは少ないけれど 日々の想いを書き連ねています

カメキチ
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2019/02/15

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  • 2024.11.29 時節因縁

    ひろさちやさんという仏教(学)者の説く仏教はとてもわかりやすいので ときどき読みたくなります。 (わかりやすい、やさしい道理でも私はすぐ忘れる。ときどきは強制的にでも 外から吹き込まなければならない) 『わからないことがわかるということが悟り 道元 正法眼蔵』 ひろさちや・著 (「グーグル画像」より) 曹洞宗のエキスが開祖道元の著した『正法眼蔵』にある。 (そもそも自分がブログをしようと思いついたのは禅にすごく惹かれたから。 障害者になったとき、禅語に救われた思いがしたという体験があるからです) けれども難しそうでこれまで読んだことない。 (けれどもこの解説本を読んでわかった気がしています) …

  • 2024.11.26 14歳からの哲学

    『14歳からの哲学入門』 飲茶 著 (「飲茶」は「ヤムチャ」。著者名です) 14歳といえば中学生。 哲学は、日本は中学校にも高等学校にない。 この本を読み終え、哲学は「あったほうがよい」でなく「あるべき」だと痛感した。 (個人差はあっても誰でも哲学的なことは思い、考える。 「人生」「社会」「自分と他人」など、誰もが一度は迷い悩む。 そういう大事な問題を義務教育のうちに学ぶ意義はとても大きい。 いじめや自殺をよく聞くようになった現代こそ、強く求められていると思う) 「すべての哲学は、十四歳レベルの発想、…からできている」 と、この本は言う。 (特に理解力がないとは思わないけど《あるかも》大人の私…

  • 2024.11.猫の陰口 おらぁ観光客だ

    『暮らしの手帖』という昔から長く続いている生活雑誌からのエッセイ集 『居心地のいい場所へ』という本の中の二つの話がとてもよかった。 (グーグル画像より 写真は「3」とありますが、紹介のエッセイは「2」だったかもしれません) ーーーーーーーーーー 「〈猫の陰口 岸 政彦〉 私たちは、飼っている猫や犬が、どれくらいかわいいか、美しいか、賢いかについて 相手がうんざりするほど語る。あるいは、…愚痴をもらす。 しかし、…真面目に陰口を言うことはない。 私はここに、なにかとても大きな大切な秘密が隠されているような気がしてずっと考えているのだが いまだによくわからない。 たとえば私たちは、猫とうわべだけで…

  • 2024.11.19 人生に必要なのは勇気と想像力、そして少しのお金

    遠い昔の本や映画の内容、あらすじなど余程の印象がないと忘れている。 数少ない覚えていることにチャップリンの映画のセリフ(字幕)がある。 若いころ観た『ライムライト』の中の言葉、 「人生に必要なのは、勇気と想像力、そして少しのお金」 (人生に絶望した若い踊り子にチャップリン扮する老道化師が声を掛け、元気づける) (グーグル画像より)ーーーーー 衝撃ともいってよいほどの強い印象を受け、とくに「少しのお金」が心に刺さり、 抜けることなく人生の信条になり、自分を支えた。 「勇気」も「想像力」も人生に必要な、大切なものだけど、 チャップリンは「少しのお金」も必要だと言った。 (多くは要らない。少しだけで…

  • 2024.11.15 『43回の殺意-川崎中1男子生徒殺害事件の深層』

    気になりながらも忘れていた事件を扱ったルポルタージュがあるのを最近知り、 読んだ。 『43回の殺意-川崎中1男子生徒殺害事件の深層』 石井光太・著 という。 作家の宮部みゆきさんが本の帯に 「自分がこの事件の細部の多くを誤解していたことに気づいて驚いた」 「本書を読めば、おそらく多くの方が様々な点で、私と同じように驚いたり、 あらためて恐れたり悲しんだりすると思う。そして遼太君の記憶を新たにする。 本書はそのために書かれたのであり、こういう仕事をする人々がジャーナリスト なのである」と書かれている。 (9年前のこの事件に私もすごい衝撃を受けた。 でも、初めのしばらくの間だけだった。 当時、仕事…

  • 2024.11.12 「正義の味方が苦手です」

    「正義の味方が苦手」という書名に惹かれて読んだ。著者は古市研寿さん。 『正義の味方が苦手です』 (「グーグル画像」より) 「正義の味方」という言葉を聞くことはさすがに大人になってからはないけれど、 子どものころは『月光仮面』などのヒーローが自分を名乗る前にそう言った。 子どもは単純だから「正義」は心によく届いた。 「正義の味方」は正しい。「正義の敵」は必ず悪者で、子どもでも見ればすぐに 見分けがつく。 悪者は恐ろしい格好をし顔も怖いものに仕立てあげられていた。 人は大人になっていくにしたがい、現実世界には「正義」(=善)・「悪」と単純に 決めつけてはいけない複雑な物事があることを知っていく。 …

  • 2024.11.8 「.天然知能」

    これからのアメリカ大統領はトランプに決まった。 アメリカの二大政党というのはどっちになっても政治自体はあまり変わらない。 (政治というのは「政策」が問われるからそっちがいちばん大切なことで、人柄はどうでもよい のかもしれないが、ただ、あちこちで悪く言われるような人が国のリーダーになれるということが 私にはわからない。 そのわからなさ《不思議さ》がアメリカという大国のふところの広さ深さなのだろうか。 島国日本の自分には理解できない。 ともかく、トランプがああいう人物でも彼の言う政策に、ハリス以上に人々は支持したわけだ。 日本はといえば、先日の衆議院議員選挙のときなど実現は無理だと自分がいちばんよ…

  • 2024.11.5 生きているだけで大仕事

    『苦しくて切ないすべての人たちへ』 南 直哉・著 (グーグル画像より) いまの自分は幸い「苦しくて切ない」ことはないけれど、いつそうなる かもしれない。 著者南さんは恐山のお坊さん。 (まだ中学生のころから自分が生きているということ、自分の存在にひどく不安を感じ、 それを問うような少年だった。その答えを求めて《家は寺ではなかったけれど》出家し、 曹洞宗の本山「永平寺」で長く修行された) 強く感じたことところだけ紹介し、感想を書きます。 ーーーーーーーーーー 「〈生きているだけで大仕事〉 問答無用でこの世界に投げ出され、一方的に体と名前を押し付けられて、「自分」にさせられる。 まさに不本意なまま…

  • 2024.11.1 こころが折れそうになったとき(後)

    今日は残りの三話。 「〈道徳の手がかり〉 (これも話の具体的な内容はほとんど忘れており、メモしたとこだけ紹介します) 高度成長期で育った自分の来し方をふり返り、著者はその特徴を四つ挙げてみる。 ①生活が物質的によくなった ②すべての欲望が肯定されるようになった ③カジュアル化 ④グローバル化… なかでも過去の文化的規制をかなぐり捨てて、ばく進してきた感じがするのは欲望の肯定だ。 「金を儲けたい」「もてたい」「有名になりたい」…昔ならば口にするのもはばかられるようなこと… 「なぜ、人を殺してはいけないのか」という問いにさえ向き合わなければならな(くなった)… (リーマンショックという米国経済危機…

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