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kame710のブログ https://kame710.hatenablog.com/

55歳の時 胃がんと仕事中に頭部外傷、の人生の大きな転機があり、後遺症とつきあいながら まるで「カメ」のような歩みでここに至っています 出来ることは少ないけれど 日々の想いを書き連ねています

カメキチ
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2019/02/15

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  • 2024.9.27 老年期的超越

    もう過ぎたけど、9月15日は「老人の日」だった。 何年も前、保育園児だった孫から、本人の手形がスタンプされたカードに 「おばあちゃん、おじいちゃんげんきでね」と(拙いけど私よりずっとマシな)文字で 書かれたメッセージが届いたときは涙が出そうになったが、はぁ~僕らはジジイ ババアなんだとの感をあらためて強くした。 自分が若かったとき、親たちは生きていたし、老人は周りにいたけれど、 どっちも仕事や生活の忙しさにかまけ、人生についての話はしたことがなかった。 (私はそうだったけど、多くの人もたいして変わらないのではと思う。 いまになって、聞いておけばよかったと悔やむ) 当然、「老人になってどんな思い…

  • 2024.9.24 神も仏もありませぬ

    前のがおもしろかったのでまた、佐野洋子さんのものを読んだ。 『神も仏もありませぬ』 という。 (グーグル画像より) 「神も仏も…」とは世の中は思うようにはいかない、無情を嘆いて言う言葉だが、 あまりに世の真実を突いていて「そうだ、そうだ!」と言いたくなった。 (けれど《予想に反し》幸運が転がり込むこもある。そのときは)「神さま仏さまのお蔭」 と思う。 (まことに自分勝手だが、それが私) 「自分も一庶民」という確かな自覚を、佐野さんのエッセイは随所に感じさせる。 とてもユーモアがあり、爽やか。 (〈これはペテンか?〉 ①~③、〈今日でなくてもいい〉の二つだけ引用・紹介します。 ーーーーーーーーー…

  • 2024.9.17 富裕層向け高級ホテル

    先日、地域のテレビニュースで大阪駅に隣接した大規模なエリアの再開発のことが 伝えられていた。 (車《人々》が行き交う道路のそばに、「駅」という言葉をつけた「道の駅」という、市場というか たくさんの店が集まった場所が全国各地にあり、多くの人が気軽に休め買い物などを楽しめる。 駅とは交通の要所。多くの人が行き交う公共の場所、みんなの場所だ。 その駅という場所に隣接したエリアがたとえ私的な所有地であろうと、再開発という利用の仕方を 市民の立場から大阪市は意見しなければならないと私は思う。 必要なら行政権力をもって規制し《出来なければ所有者から買い取ってでも》市民が気楽に楽しめる ものにしなければなら…

  • 2024.9.13 弱いつながり(後)

    心に残った四つの話だけを紹介し、感想を書きます。 ①「〈グーグルが予測できない言葉で検索〉 (私たちは)環境に規定されています。「かけがえのない個人」などというものは存在しません。… ぼくたちが考えること、思いつくこと、欲望することは、たいてい環境から予測可能なことでしかない →個人はパラメータの集合でしかない それでも、多くの人は、たったいちどの人生を、かけがえのないものとして生きたいと願っている… 環境から統計的に予測されたるだけの人生なんてうんざり… →外側から見れば単なる環境の産物にすぎないのに、内側から見れば「「かけがえのない自分」」 ②「〈「弱い絆」→「偶然」の大切さ〉」 ③「〈観…

  • 2024.9.10 弱いつながり(前)

    前回の記事に「図書館の教育的機能」ということを書いた。 「図書館」はタダで読みたい本を借りて読めるところくらいしか思っていなかった が、内田さんの本に「教育的機能」とあり、そういう見方に深くうなずいた。 本に新たな世界を発見し、驚いたり、新鮮な気もちになる。 (もちろんそうでないのもあります。私なんか借りても初めの何ページかを読んでイヤになり、 もちろんそこで止めて返すものもよくある) ーーーーー 「知る」ことは読書だけではないけれど、仕事からリタイアすると圧倒的に 人間関係は薄くなり、そこからの情報は期待できなくなる(人が多いと思う)。 でも圧倒的にヒマな(というか自由な)時間ができるので、…

  • 2024.9.6 「愛する」ことと「傷つけないこと」 「思い上がりを叱る」という仕掛け

    今日は残りの二つの話です。 「〈「愛する」ことと「傷つけないこと」〉 「どうやって子どもを愛そうか」を工夫するより、「どうやって子どもを傷つけないようにするか」を 工夫するほうが大切 … 私は子どもに対して「敬意を持つ」ことに決めた。 この子の中には私の理解や共感を絶した理念や感情がひそんでいる。そのことを素直に認める。 そして、無理をしてそれを理解したり、共感しようとしたりしない。 … (「お前のために、これだけ愛情を注いできた」ようなことを子どもに言うと、子どもは) 「貸しがある」という気分になる。「貸し」があれば、どこかで「回収」したくなる。… 私はそれよりも「敬意を抱く」ことのほうが感…

  • 2024.9.3 人生は「問題解決のため」にあるわけではない

    今日は一つ〈人生は「問題解決のため」にあるわけではない〉です。 ③ 〈人生は「問題解決のため」にあるわけではない〉 「解決できない問題を抱え込んでいても、人は生きていける。 生きていけるどころか、その問題を足場にして人間的成熟を遂げることができる。 (たとえば、人が見ていようと見ていまいと、自分が正しいと信じていることを行う。 他人、社会は見ていなくとも「「お天道さまが見ている」という信仰のかたち」で自分を律し、 人間的に成熟してゆく、と著者はいう。 その「人間的成熟」ということで、著者内田さんは友人の平川克美さんがある本の「人生相談」で 述べられていたことが哲学思想学者としての自分の専門のレ…

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