2024.8.30「貧乏」と「貧乏くささ」
『だからあれほど言ったのに』 内田 樹・著 という本を読んだ。 (グーグル画像より) ものごとの肝心かなめを見極めようとされる内田樹さん。 著者の視点を強く感じ、考えさせることが多かった。 (本にはいろいろな話があったが、強く印象に残った五つだけ書きます。 3回に分け、今日は二つです。次回一つ。残りの二つは最終回) ーーーーーーーーーー ①「〈「貧乏」と「貧乏くささ」の違い〉 (初めに「1950…60年代の日本人は「貧乏」だったけれど、「『貧乏くさく』」はなかった」ことを 指して作家の関川夏央さんが「共和的な貧しさ」と呼んだことが紹介される)… 皮肉なことだが、1964年の東京オリンピックの頃…
2024/08/30 09:12