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kame710のブログ https://kame710.hatenablog.com/

55歳の時 胃がんと仕事中に頭部外傷、の人生の大きな転機があり、後遺症とつきあいながら まるで「カメ」のような歩みでここに至っています 出来ることは少ないけれど 日々の想いを書き連ねています

カメキチ
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2019/02/15

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  • 2023.5.26 差別

    いま住んでいる街は古い歴史のある土地だからか、歩いていると、しょっちゅう、 神仏に出あう。 私は自称「仏教者」だがいい加減な人間なので、いちいち神仏の区別はしない。 出あえばルーティンのごとく、みな(一方は杖を持っているから)片手で合掌している かのようなポーズをとる。 (よく出あうから面倒なので、鳥居を前にしたからといって「二礼二拍手一拝」に変えない) 仏教はすばらしい教えだと思っているので、死ぬまで学びたい。 というわけで、 ーーーーーーーーーー 『ゴータマは、いかにしてブッダとなったのか』 佐々木閑 (グーグル画像より) を読んだ。 仏教は、ゴータマがインドでつくったが、身分差別の「権化…

  • 2023.5.23 光合成

    最近の記事(『死ぬ意味と生きる意味』)に、 ある「事実」も、それが自分と関係をもたないならば(関係ないと思い、考えるなら) その「事実」は当事者(自分)にとって「意味」(価値)はない、との引用を述べた ある「事実」は、自分の「アンテナに引っかかった」(本での表現)とき、 「意味」や「価値」をもつ。 ーーーーーーーーーー 「死ぬ生きる」のような大事ではないので、私のアンテナに引っかかりかけたまま ずっと放っておいた「光合成」。 詳しく知りたくて、 『光合成とはなにか-生命システムを支える力』 園池公毅 という本を読んだ。 「光合成」は、大げさな表現ではなく、ほとんどすべての生きもののいのちに 関…

  • 2023.5. あれ以降のこと

    あっという間にひと月が経ち、もうじき二か月だ。 これだけの期間でもたしかに良くなった。 が、私はまだまだ良くなると、ひそかに思っている。 (別に「ひそかに」でなくてもよいのだが、本人は病気のことを気にしており、私が「気にしない」 「元気を出して」という意味のことを能天気な口調でしつこく、うるさく言うのでウンザリしている。 で、自分の心の内でひそかに思うだけにした) ーーーーー 「元気がない、力がない」という感じが2週間くらいは大きかった。 もちろん、単に「元気がない、力がない」のではない。 障害のあらわれは個人によりいろいろあるらしく、本に述べられていた中に 「ああっ、これこれ…」という当ては…

  • 2023.5.16 事前指示書(リビングウィル)

    ②事前指示書(リビングウィル) 「事前指示書」も「リビングウィル」も、初めて知ったのは中年を過ぎてから。 (とても大事なことなので、もっと早く知りたかった。 生きておれば悲喜こもごも。突然、不幸や災難に見舞われることもある。 そんな深刻なこと、一大事はいつ起きるかわからない。子どものときから知っておきたい。 《子どもは人生経験が不足しているので実感をともなった深い理解はむずかしいけれど、 年齢に応じた「事前指示書」「リビングウィル」の理解はできると思う》 できれば学校教育のカリキュラムでも取り上げてほしい) よりよく生きるために「死」を想うことは大切で、「メメントモリ」という言葉も 知ってはい…

  • 2023.5.12 死ぬ意味と生きる意味

    『死ぬ意味と生きる意味-難病の現場から見る終末医療と命のあり方』 浅見昇吾/編 「死ぬ意味と生きる意味」、年ごろになって一人前に私も思い考え、悩んだ。 これぞといった一つの答えは出なかった。 (一つには絞れないがヒントを含め、いろいろ出た気がしている) いまも、これぞといった一つの答えは見つからないが、生きている限りは問い続け 答えにたどり着きたい。 「死ぬ意味と生きる意味」、いくら迷っても一つの答えは出ないと思う。 わかったと感じたときは死ぬときで、そう感じたのは錯覚、幻想だと思う。 それでも、死ぬそのときまで考えたい。 ーーーーー 題名に魅せられて読んだ。 二つのことだけ書こうと思います。…

  • 2023.5.9 マトリックス

    今日は「マトリックス」。 「マトリックス」とは、その物事の「基盤」、「母体」のこと。 この本での「マトリックス」のいわれかた、使われかたは次のとおり。 ーーーーー 「〈資本主義社会の「マトリックス」を超えて〉 学問の領域にも分業制が浸透していく中で、「哲学」もまた資本主義社会で「役立つ」もの であろうとしています。… (だが)必要なのは…物事を総合的に考える、本来の意味での「哲学」です。 〈「私」という罠〉 人は満員電車の中でコミュニケーションの回路を遮断し、ギュウギュウに詰め込まれてなお、 「それぞれの私」として存在するように努めることになる… (身体レベルでの現実においては、自分を守り維持…

  • 2023.5.5 ロックとルソー

    『資本主義に出口はあるか』 荒谷大輔・著 私たちが生活している現代の日本は「資本主義」社会といわれている。 が、「社会主義」社会といわれる現代の中国も、旧ソ連だったロシアなども、 生きるための土台、経済は「資本主義」化、よく似てきた感じがする。 それに、長く続いているから「人類にはこれしかない」「これは普遍、絶対」と 思われてきているような「資本主義」は、ひと口に「資本主義」といっても、 現代と昔とでは大きく違っているのじゃないかと思う。 (もちろん「資本主義」である限り、基本、土台の仕組み、システムは変わらない) 私が子ども、若者だったときは社会に労働組合は普通にあり、労働争議は普通に 起き…

  • 2023.5.2 「哲学的思考」

    『はじめての哲学的思考』 苫野一徳・著という本を読んだ。 「哲学」的な考え方、発想については前にも同じような本を読んで記事を書いた ことある。 (→2月7日「そもそも」) それとはまた別な観点、書き方の本で、とてもおもしろかった。 私としては二つのことに強く惹かれた。 ① 「信念の対立」 ② 「『意味の世界』と『事実の世界』」 ーーーーーーーーーーー ① 「信念の対立」 「〈信念の対立をどう乗り越えるか〉 どちらの信念が絶対に正しいかと考えるのをまずやめること… お互いの信念がどのような欲望や関心から編み上げられたのかを互いによく吟味… 僕たちの信念は実は欲望の別名… 信念の次元で議論し合うか…

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