chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
kame710のブログ https://kame710.hatenablog.com/

55歳の時 胃がんと仕事中に頭部外傷、の人生の大きな転機があり、後遺症とつきあいながら まるで「カメ」のような歩みでここに至っています 出来ることは少ないけれど 日々の想いを書き連ねています

カメキチ
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/02/15

arrow_drop_down
  • 2023.4.28 こんなことがあった③(お終い)

    医者にかかり、即、入院した。 (「入院した」というより、私には「入院してくれた」という言いかたの方がピンとくる。 ついに、こっちに折れてくれたという感じだった。 《唐突だけど》偶然とは恐ろしいものだと思う。 ①ずっと前に私は脳外傷、こんどはツレが脳梗塞と、ともに頭、脳がやられたこと。 内と外。「見事」と言いたくはないけれど実に見事な偶然の一致のような出来事に、泣きたいほど 笑いたくなった。 ②こっちはどうでもいいような無理やり「偶然」とこじつけた話。 冷蔵庫の買い替えは10何年に1回くらいの、滅多にしかしないきわめて稀なことだ。 それを脳梗塞の発症前日にしていた。配送は旅から帰って数日後にされ…

  • 2023.4.25 こんなことがあった ②

    妻籠宿への旅を無事おえて、「ほんとうによかったね」と言い合った。 (「合った」は半分ホント、半分はウソ。そう口にしたのは私だけでツレはうなずいただけ) 今年の桜はとても早く、三月の終わりなのに、しかも木曽は山ぶかい土地なのに 見事に開いていた。 ーーーーー (木曽路は、古い民家や少し離れた野原、山の麓に一本のシダレ桜がよく見られた。 しかし、ソメイヨシノの並木はほとんどなかった。 妻籠宿もそうだった。桜だけでなくユキヤナギ、レンギョウ、コブシ、モクレン、花桃などが いっせいに咲き、当日は快晴だったので真っ青な空を背景に、「春が来た」という感じが強くした。 ツレに気を向けていなければならないのに…

  • 2023.4.22 こんなことがあった ①

    3月の終わりにツレが脳梗塞(医者に言わせれば軽いとのこと)を起こした。 脳卒中はよく聞く。 別に(私の障害のようには)珍しくはないのだろうが、大慌てに慌てた。 (自分が健康であることが当り前、普通、平常で、そうでないときのことを余り想ってみることが ないと、突然、重篤ではなくとも風邪ではない何かの異常が訪れたとき、「何で自分が?」 「何で私たちが?」と慌て、戸惑う。 「異常」、広くいえば身体に限らず「健康でないこと」はいつでも「他人ごと」なのだ。 わが身の実際問題になってみて初めて自分の問題となる) ーーーーー その日の朝、起きると(いつもならすぐ布団を出るのに)布団の上で両方のこめかみを 両…

  • 2023.4.18 親の事情? 大人の事情? クソくらえ!

    桐野夏生の『路上のX』という小説を読んだ。 (グーグル画像より) 物語に出てくる「JK」という言葉、流行の言葉かもしれないがどこかで聞いた。 小説はたまに読むくらい。 先の大江健三郎さんもその一人として書いていた『大震災の中で』という本に 桐野さんも東日本大震災について書いておられたので、読んでみようともうと 思ったわけだ。 この小説で描かれた「JK」とは、きわめて現代的かつ都会的な日本の風俗だけど ごくごくごく一部の現実でしかないにしても、(ロシアのウクライナ攻撃、戦争で死ぬ などの被害を受ける人たちと同じように、ごくごくごく一部かもしれず)ほとんどの人には 関係のない世界の出来事にしても、…

  • 2023.4.14 希望

    希望。 ここでの「希望」は、『人生の終わりをしなやかに』という本にあるので、 重篤な病気を前にしての希望ということ。つまり、治癒の可能性など。 だが、この言葉自体はいろいろなとき、とくに危機に陥った場合、 そこから脱出しようとするとき使われる。 病気が治る、よくなる可能性だけではなく、希望を持つことの大切さをあらためて 強く思った。 「希望」を想っていたら、突然、若いとき聞いた「♪希望という名のあなたを たずねて…」という歌が脳の奥底で響いてきた。 www.youtube.com この歌は恋の希望だけど、「希望(きぼう)」というのは、ほんとうにいい言葉。 ーーーーーーーーーー 「〈希望は現在の…

  • 2023.4.10 インフォームドコンセント

    『死について-あらゆる年齢・職業の人たち63人が…』スタッズ・ターケル著 という本を読んで、死についての感想を書いたけれど、また死についての本に 出あった。 『人生の終わりをしなやかに』 清水哲郎 浅見昇吾 アルフォンス・デーケン とてもよかった。 二つのことだけ書きます。 (きょうは、よくいわれる「インフォームドコンセント」に関したこと。 次回は、「希望」ということについて) ーーーーーーーーーー 「インフォームドコンセント」とは、ウィキペディアによれば 「「医師と患者との十分な情報を得た上での合意」を意味する概念。 医師が説明をし、同意を得ること。 特に、医療行為や治験などの対象者が、治療…

  • 2023.4.7 死について

    『死について-あらゆる年齢・職業の人たち63人が堰を切ったように語った』 スタッズ・ターケル 著という本を読んだ。 死がせまった歳になったからではなく、若いころは(誰でもそうかもしれないが) 個人の「生と死」、それが営まれる社会というものが気になった。 (私は16,7の頃、死を怖がるというよりも、それが何なのかがわからないことが不安で、 自分だけの「信仰」《寄りすがれる存在、神仏のようなものに祈る》を持ったことがあった) 本でも題名に「死」とあれば、飛びつきたくなる。 「死」は、頭や心の問題である前に、頭や心をふくむ身体ぜんたいの問題、 事柄だといえそうな気がする。 死についての本を読むとき、…

  • 2023.4.4

    『大震災のなかで-私たちは何をすべきか』 内橋克人編 という本を読んだ。 本は東日本大震災が起きてから3か月後の6月にさまざまな方によって書かれた。 いちばん初めが大江健三郎。 その人が先日、亡くなった。 (つい先には坂本龍一さんも亡くなった。 「いい人」と自分が思う方が早く死ぬと、これだけはどうしようもないと、いつものように 深いため息がでてしまって仕方ない。 文学、音楽と活躍されていた場は異なっても、お二人とも戦争反対の声を強くあげる人だった) 大江健三郎さんの小説は読んだことないので、何を書かれているのか知らない けれど、憲法九条を守れ、原発反対など社会のたいせつな問題への意思表示を き…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、カメキチさんをフォローしませんか?

ハンドル名
カメキチさん
ブログタイトル
kame710のブログ
フォロー
kame710のブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用