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アジアのお箸 https://jkcv.hatenablog.com/

中国語・韓国語・ベトナム語が似ているので同時学習してみるブログ (東アジア漢字文化圏の言語の比較・対照)

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2018/10/26

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  • 【擁護】ということば

    今回は【擁護】ということばを見る。各言語で少しニュアンスが異なるかもしれない。日本語 ようご【擁護】中国語(普通話) yōnghù【拥护】 我们拥护这项决定。 wŏmen yōnghù zhèxiàng juédìng (我々はこの決定を支持する。)韓国語 옹호【擁護】 외국인 노동자의 권익을 옹호하다. (外国人労働者の権益を擁護する。)ベトナム語 ủng hộ【擁護】 Tôi ủng hộ phụ nữ. (私は女性を支援する。) 日本語で【擁】は通常「ヨウ(ヰヨウ)」と読むが、これは漢音で、それより古い呉音では「オウ(ヲウ)」となる。 現代中国語(普通話)の「yōng」は、日本語の漢音…

  • 【発生】をなんというか

    またまた同じ例文を再利用します。SDGsです。日本語 はっせい【発生】中国語(普通話) fāshēng【发生】 日本地震频繁发生。 rìbĕn dìzhèn pínfán fāshēng (日本は地震が頻繁に発生する。)韓国語 발생【発生】 일본은 지진이 빈번하게 발생한다. (日本は地震が頻繁に発生する。)ベトナム語 phát sinh【発生】

  • 【地震】をなんというか

    前回の例文を再利用して、今回は【地震】をご紹介。日本語 じしん【地震】中国語(普通話) dìzhèn【地震】 日本地震频繁发生。 rìbĕn dìzhèn pínfán fāshēng (日本は地震が頻繁に発生する。)韓国語 지진【地震】 일본은 지진이 빈번하게 발생한다. (日本は地震が頻繁に発生する。)ベトナム語 địa chấn【地震】

  • 【頻繁】をなんというか

    前回【頻頻】ということばを取り上げたので、今回は似たもので【頻繁】をご紹介。日本語 ひんぱん【頻繁】中国語(普通話) pínfán【频繁】 日本地震频繁发生。 rìbĕn dìzhèn pínfán fāshēng (日本は地震が頻繁に発生する。)韓国語 빈번하다【頻繁하다】 일본은 지진이 빈번하게 발생한다. (日本は地震が頻繁に発生する。)ベトナム語 該当なし 今回の中国語の例文は日本語と語順が全く同じで、そのまま読んでも意味がわかるのがおもしろい。「日本!地震!頻繁!発生!」韓国語も昔のように漢字ハングル混じり文で書くと実は「日本은 地震이 頻繁하게 発生한다.」となり、もう日本とほぼ…

  • 【頻頻】ということば

    「用心棒日月抄」に出てきた気になる言葉、第三弾は【頻頻】。これで最後です。 小説の文を引用する。 間宮さまの調べがはじまった直後から、ご城下でひんぴんと暗殺が行なわれている。小説内ではひらがな表記だが、ひんぴん【頻々】ということばが出てきている。「望ましくないことが何度も続けて起こる様子」という意味だそうだ。中国語にもpínpín【频频】という言葉があるが、こちらは特に「望ましくないこと」に限定はしないようだ。以下にまとめる。 日本語 ひんぴん【頻々】 間宮さまの調べがはじまった直後から、ご城下でひんぴんと暗殺が行なわれている。中国語(普通話) pínpín【频频】 他最近在电视娱乐节目中频频…

  • 【精悍】ということば

    時代小説「用心棒日月抄」に出てきた気になる言葉。第二弾は【精悍】 「用心棒日月抄」の文を引用する。 瘦せた頬と、ややしゃくれた顎をもち、眼に精悍な光がある。せいかん【精悍】とは、「行動的で、鋭さが今にも爆発しそうに見える様子」という意味だ。 小説の中では、武士の鋭い目つきを表す場面で使われていた。調べたところこの言葉は、少しニュアンスは違うようだが、中国語にもある。 下にまとめた。 日本語 せいかん【精悍】 瘦せた頬と、ややしゃくれた顎をもち、眼に精悍な光がある。中国語(普通話) jīnghàn【精悍】 这个青年很精悍。 zhègè qīngnián hěn jīnghàn (この青年は有能で…

  • 【世上】ということば

    今回からは、先日読んだ時代小説「用心棒日月抄」(藤沢周平 著)に出てきた気になる言葉を取り上げてみる。 江戸時代を舞台にした小説だからか、少し見慣れない言葉が盛り込まれている。第一回は【世上】。「用心棒日月抄」の文を引用する。 むろん浅野の旧家臣全部が、世上にささやかれるように吉良を狙って狂奔しているわけではあるまい。【世上】という言葉が出てきた。日本語の日常会話では使わないが、日本語に存在する言葉。実は韓国語を勉強していた当時、세상【世上】という言葉がよく出てきた。「世の中」という意味だ。 そのときは韓国語的な独特な言葉だなあなどと思っていたが、日本語の小説の中にもふと登場してきて、なんだか…

  • 興味のある他の言語

    前々回の投稿につながるが、今学んでいる言語以外にも興味があるものがいくつもある。 マレー語 マレーシアに1度だけいったことがあるが、マレー・英国・中華・インド・イスラム、色々な文化が混在していて、観光地としては非常にわくわくする国だと感じた。気候も身体に合う気がする。もし独身だったら移住してみたかったかも。 マレー語はマラッカ海峡周辺の交易の共通語(リンガフランカ)だった、という歴史にもロマンを感じる。 おとなりのインドネシア語も、マレー語から作られたので、細かい単語の違い程度しかないという。 韓国語とならんで日本人にとって最も簡単で学びやすい言語らしいので、手を出してみたい気がする。 広東語…

  • お気に入りの中国語⇔韓国語辞書サイト NAVER중국어사전

    前回の話につながるが、今は韓国語と中国語はゆるく触れつづけるようにしている。 具体的には、ブログに載せる例文を探すときに、中国語⇔韓国語辞書を使って、 同じ意味の文を、韓国語と中国語でなんと表現するか、一気に触れている。 (そうするとどうしても、自分のレベルでわかる簡単な文が主になってしまうが、仕方ない)お気に入りの中国語⇔韓国語辞書は、韓国のNAVER중국어사전だ。例文が豊富で探しやすい。 PC版もスマホアプリ版もある。このサイト、ほかにも色々と単語や会話文やクイズなどが充実しており、韓国語で中国語を学べる。 分からないなりにも、ときどき冷やかしで覗いている。 このサイトで自分の第二外国語(…

  • 語学学習がはかどらない

    先月体調を崩してから、語学学習がはかどらない。今までもスランプは何度もあったから仕方ない。 以前に投稿した内容につながるが、あくまで趣味なのだから、好きなときに休んで、好きなときに再開すればよい。そうではあるのだけれど。自分の立ち位置を確認するために、今の私の各言語のレベルや、各言語に対する個人的な印象をつらつらと書いてみる。 英語 私にとって第一外国語。 ネイティブレベルには遠く及ばないが、最低限は耐えうる。普段使う機会がないが、使いだしたら思い出してくる。 これ以上勉強するつもりは今のところはない。 ミーハーだがアメリカ英語の発音がかっこいいと感じる。アメリカの一部の音楽が非常に好き。 し…

  • 台湾牛肉麺と蘭州牛肉麺

    いままでniúròumiàn【牛肉麵(牛肉面)】というものを食べたことがなかったが、ようやく食べる機会を得られた。 一食目は台湾料理店で。麺はやわらか、スープはよくわからないスパイスたっぷり。異国情緒あふれたが、正直なところ食べ慣れない味だった。 二食目は少し前から密かに流行っているらしい、lánzhōu niúròumiàn 【蘭州牛肉麵(兰州牛肉面)】。別名、lánzhōu lāmiàn【蘭州拉麵(兰州拉面)】ともいう。店内で手打ちして作る姿は絵になる。麺はコシがあって、日本のうどんとラーメンの間のような感じでなかなかおいしい。しかしスープは化学調味料だらけでちょっと残念だった。 お店によ…

  • 【練習する】をなんというか

    今回は日中韓越で共通しているものをご紹介。 (今回は中韓越ですべて同じ意味の例文を書くことができた。うれしい。) 日本語 れんしゅうする【練習する】中国語(普通話) liànxí【练习】 我们练习说英语。 wǒmen liànxí shuō yīngyǔ (私たちは英語を話す練習をします。)韓国語 연습하다【練習하다】 우리는 영어로 말하기를 연습합니다. (私たちは英語で話す練習をします。)ベトナム語 luyện tập【練習】 Chúng tôi luyện tập nói tiếng Anh. (私たちは英語を話す練習をします。) 中越は【練習】だけで名詞と動詞の両方の意味がある。 日…

  • 【都市・街】をなんというか

    今回は日韓のみ共通するものをご紹介。 各言語でニュアンスが少しずつ違うかもしれない。 日本語 とし【都市】中国語(普通話) chéngshì【城市】 韓国語 도시【都市】ベトナム語 thành phố【城鋪】

  • 【乾電池】をなんというか

    前回は【電池】をみたので、ついでに今回は【乾電池】をみる。 日本語 かんでんち【乾電池】中国語(普通話) gāndiànchí【干电池】韓国語 건전지【乾電池】ベトナム語 pin khô【フランス語pile + 枯】 日中韓はきれいに同じ漢語系語彙である。中国語の発音は日本語の「かんでんち」にかなり似ていて親近感がある。 そしてベトナム語は、フランス語由来の単語と漢語系語彙の複合語という、なかなかにアクロバティックなことになっている。 pinがフランス語のpileからきており、khôは【枯】という漢字のベトナム語読みである。 ベトナム語のkhô【枯】には、「枯れている」という意味だけでなく、「…

  • 【電池】をなんというか - ベトナム語の中のフランス語

    今回は【電池】をみる。日本語 でんち【電池】中国語(普通話) diànchí【电池】韓国語 전지【電池】ベトナム語 pin【フランス語pile】 ベトナム語だけいきなりフランス語由来の語彙である。フランス語が分からない私などは戸惑ってしまう。 ベトナムがフランス領だったときに電池がベトナムに持ち込まれたのだろうか。様々な歴史とともに言語は混ざっていく───。

  • (再掲) 【動物】をなんというか

    (本記事は2021-09-17の投稿の再掲載です)今日は日中韓越すべて同じ語彙をひとつ。 日本語どうぶつ 【動物】 中国語(普通話)dong1wu4 【动物】 韓国語동물 【動物】 ベトナム語Động vật 【動物】 【動】の語尾は日本語以外は-ngを保っている。日本語の語尾-うは典型的な-ngからの変化。【物】の語頭子音は全て異なるが、全てが口をすぼめて発音する子音なので、交替が起きやすいと思われる。そして語尾は、日韓越という中国の周辺地では入声を保存している。普通話では入声が消滅。 興味深いです。

  • 【動物園】をなんというか

    前回の【水族館】の関連で、今回は【動物園】をみる。 日本語 どうぶつえん【動物園】 中国語(普通話) dòngwùyuán【动物园】 韓国語 동물원【動物園】 ベトナム語 sở thú【所獣】 vườn bách thú【(園)百獣】 vườn thú【(園)獣】 前回の【水族館】と同じくベトナム語だけ異なる。ベトナム語、難しいです。

  • 【水族館】をなんというか

    水族館に行ってきた。思ったよりも外国からの観光の人がかなりたくさんいた。中国語があちこちでよく聞こえてきて、それに混じってときどき英語と韓国語、あとは知らない言語がパラパラと。 コロナ前に戻りつつある確かな感触があった。日本が入国制限を緩和することの良し悪しはまだ分からない。 今回はその【水族館】を各言語でなんというかをみる。 日本語 すいぞくかん【水族館】 中国語(普通話) shuǐzúguǎn【水族馆】 国内最大的水族馆。 guónèi zuì dà de shuĭzúguăn (国内最大の水族館。) 韓国語 수족관【水族館】 국내 최대의 수족관. (国内最大の水族館。) ベトナム語 t…

  • (再掲) 一方通行の【相】

    (本記事は2022-09-07の投稿の再掲です) Duolingoでいい例文を見た。 你要相信你自己。You must believe in yourself. そうだよな。自分自身を信じないといけないよな。 さてここで使われている【相信 xiang1xin4】は「信じる」という意味。決して「互いに信じ合う」のではない。 【相】は「互いに」という双方向の動作のみを表すと思っていたが、【相信】の【相】は、おそらく一方通行の動作を表しているのではないか。 中日辞典の【相】には、「一方が他方に働きかける行為や態度を表す。主として単音節動詞を修飾する」という用法が書かれている。漢和辞典の【相】には、「…

  • 【窓】をなんというか

    今回はめずらしく日中韓越で共通しないものを取り上げる。 日本語 まど【(窓)】 中国語(普通話) chuānghu【窗户】 chuāngzi【窗子】 开窗户换空气。 kāi chuānghu huàn kōngqì (窓を開けて換気をする。) 韓国語 창문【窓門】 창【窓】 창문을 열어 환기를 시키다. (窓を開けて換気をする。) ベトナム語 cửa sổ【とびら + ?】 日本漢字の【窓】は、中国語では異体字の【窗】を使う。 ところがシンガポールでは独自の文字があり(新加坡漢字)、【囪】と書くらしい。 世界は知らないことばかりだ。参考: シンガポールにおける漢字 - Wikipedia

  • 【百貨店】をなんというか

    今回は日韓(中)で共通するものを。 日本語 ひゃっかてん【百貨店】 中国語(普通話) bǎihuòshāngdiàn 【百货商店】bǎihuògōngsī 【百货公司】bǎihuòdiàn 【百货店】băihuòdàlóu【百货大楼】 回家的路上,我去了百货商店买了一个包。 huí jiā de lù shàng wǒ qù le bǎi huò shāng diàn mǎi le yī gè bāo (家に帰る途中、私は百貨店に行ってかばんを1つ買った。) 韓国語 백화점【百貨店】 나는 집으로 가는 길에 백화점에 들러 가방을 하나 샀다. (私は家に帰る途中、百貨店に立ち寄ってかばんを…

  • 外国語学習を休んで、日本の小説を読書する。

    しばらく外国語学習からは遠ざかり、読書に明け暮れた。語学・言語学ばかりやっていても、自分の視野が狭くなるので、結果としては良かった。特に良かった作品は、藤沢周平の「用心棒日月抄」という江戸時代を舞台にした小説であった。ひいきにしているYoutuberが薦めており、書を開くと非常に読ませる内容だった。時代小説なぞ興味を持ったこともなかったが、ずんずんと引き込まれてしまった。著者の才能を感じた。

  • 「ロシア」をなんというか

    (本記事は2022/10/24の投稿の再掲載です) 前回、ロシアが中国語で「オロス」に聞こえるという話を書いた。今回は各言語で「ロシア」をなんというかをみていく。 日本語ロシア(ロシア) 中国語(普通話)e2luo2si1【俄罗斯】 韓国語러시아(ロシア) ベトナム語Nga【俄】 国名の表記には、どの漢字を当てるかにもよって、かなり揺れがあることが少なくない。「ロシア」にもかつて色々な表記があったようだが、めんどくさいので割愛する。今一般的な言い方としては、日韓は「ロシア」の音をカタカタないしハングルで転記しており、中越では【俄】の漢字をベースにしているということだけを押さえておく。

  • (再掲) スペインを何と言うか

    (この記事は2021/12/31の投稿の再掲載です) 日本語 スペイン / 西中国語(普通話) 西班牙 xi1ban1ya1韓国語 스페인 / 서반아(西班牙)ベトナム語 tây ban nhà (西班牙)西班牙という漢字表記に基づく言い方が中国語とベトナム語では現役です。韓国語でも昔は使っていたらしい(韓国語版Wikipediaより)。日本語ではまれに略語で西日辞書などというときに使う。中国語とベトナム語を同時学習していて気づいた。

  • (再掲) イタリアをなんというか

    (本記事は2021/12/30の投稿の再掲載です) 日本語イタリア伊太利亜など 中国語(普通話)意大利 yi4da4li4 中国語(台湾)義大利 yi4da4li4 韓国語이탈리아 ベトナム語Ý(意)

  • (再掲) 【ドイツ】を何というか

    (本記事は2018/10/6の投稿の再掲載です) 国名シリーズ第8弾はドイツです。 日本語ドイツ(Deutschland)どいつ【独逸】 中国語(普通話)Déguó【德国】 韓国語독일【獨逸】 ベトナム語Đức【徳】 大きく分けて、日本式の【独逸】と中国式の【徳意志】のふた通りの当て字があります。日韓では日本式、中越では中国式が用いられています(中越では【徳意志】の頭の【徳】を取っています。)。日本語が韓国語に入り込み、中国語がベトナム語に入り込んだというところに、かつての国家間のパワーバランスが映し出されているように思えます。 日本語では【独逸どいつ】はもはや堅苦しく、今ではカタカナで【ドイ…

  • (再掲) 【フランス】を何というか

    (本記事は2018/10/6の投稿の再掲載です) 国名シリーズ第7弾、おフランスです。 日本語フランス(France)ふっこく【仏国】 中国語(普通話)Fǎguó【法国】 韓国語프랑스(France) ベトナム語Pháp【法】 日韓では英語の【France】の音を借用して言うのが一般的なようです。日本語では堅い表現では【仏国ふっこく】もあり、【仏蘭西】という当て字から来ています。韓国語については、辞書(小学館・朝鮮語辞典)では【仏国불국 】や【法国법국】(後述の中国語由来)も載っていますが、ネットで調べる限りこういう表現は一般的ではないようです。単に【France프랑스】といい、ある意味日本人…

  • (再掲) 【イギリス】を何というか

    (本記事は2018/10/4の投稿の再掲載です) 仕事のトラブル・板挟み・無理難題、自分自身の能力不足が重なり、辟易としています。今度また台風来るのですが色々大丈夫なのでしょうか。 国名シリーズ第6弾、イギリス。 日本語イギリス(English)えいこく【英国】 中国語(普通話)Yīngguó(英国) 韓国語영국(英國) ベトナム語Nước Anh(くに・英)Anh quốc(英国) 【英】という漢字の読み方が各国語で違っていて、とまどいそうになります。中韓では語末が-ngですが、日本語ではなぜか-iです。ただ、日本語の【えい】は漢音で、呉音では【よう(やう)】となります。-ngの音が-uに変…

  • (再掲) 【アメリカ】を何というか

    (本記事は2018/9/25の投稿の再掲載です) 3連休最終日も残りわずかとなり、たいして有意義な活動もできず、家族への奉仕もあまりできず、ただ単に布団の上にて、生きるしかばねのごとく寝て過ごし、明日からまた嫌な仕事だと思うと、めっきり気分も塞ぎ込んでしまう私です。こんばんは。 国名シリーズ第5弾はアメリカ。 日本語アメリカ(America)べいこく(米国) 中国語(普通話)Měiguó(美国)Huāqí(guó)(花旗(国)) 韓国語미국(美國(/米國)) ベトナム語(Nước) Hoa Kỳ((くに)・花旗)Nước Mỹ(くに・美) 日本語では英語のAmericaを借用してアメリカと言う…

  • (再掲) 【越南(ベトナム)】を何というか

    (本記事は2018/9/22の投稿の再掲載です) 国名シリーズ第4弾です。ベトナムは漢字で書くと【越南】・・・。 日本語ベトナム(Vietnam)えつなん(越南) 中国語(普通話)Yuènán(越南) 韓国語베트남(Vietnam)월남(越南) ベトナム語Việt Nam(越南) まずベトナム語では【越南Việt Nam】と書き、発音としてはヴィエトナムに近い音です。 日本語ではベトナムと、現地音に近い発音で呼びます。昔はヴィエトナムと表記していたこともあったようですが、日本人にはヴィの音は馴染みがないからか、今どきそのような表記は見かけません。また、日本語でベトナムのことをわざわざ【越南えつ…

  • (再掲) 【韓国】を何というか

    (本記事は2018/9/21の投稿の再掲載です) 国名シリーズ第3弾です。 日本語かんこく(韓国) 中国語(普通話)Hánguó(韩国) 韓国語한국(韓國) ベトナム語Hàn Quốc(韓国) 日本語以外では【韓】はhanと読みます(声調は置いておいて)。日本語だけはkanです。子音hの音が、日本語に導入されたときにはkに置き換わっていますね。このようなh→kとなる例はいくつかあるようです。

  • (再掲) 【中国】を何というか

    (本記事は2018/9/19の投稿の再掲載です) 国名シリーズ第2弾、中国です。 日本語ちゅうごく(中国) 中国語(普通話)Zhōngguó(中国) 韓国語중국(中國) ベトナム語Trung Quốc(中国) 今回は語末の子音に注目してみたいです。 【中】の語末は、日本語以外は-ngの音で共通しています。日本語だけは代わりに「う」の音で終わっています。大昔の日本が漢字音を取り入れるときに、-ngの音を「う」に置き換えたと聞いたことがあります。【国】の語末は、韓国語とベトナム語が-kでして、これが昔の本来の漢字音を残しています(入声(にっしょう)と呼ばれる音)。日本語では-kのさらに後ろに母音u…

  • (再掲) 【日本】を何というか

    (本記事は2018/9/18の投稿の再掲載です) 今回からはひたすら淡々と国名を見ていきたいと思います。しばらくお付き合い願います・・・。 日本語にほん・にっぽん(日本) 中国語(普通話)Rìběn(日本) 韓国語일본(日本) ベトナム語Nhật Bản(日本) YouTubeで、中国各方言+韓国語で【日本】を何と発音するかの動画があり、とても興味深いです。地方によっては、「にっぽん」や「Japan」のように聞こえます。(英語の「Japan」は「日本」の発音から派生したものと言われています)m.youtube.com

  • 明日からは国名シリーズを再掲

    明日からは、ブログ開設当初に書いた「国名シリーズ」を毎日再掲させていただきます。 国名というのは日中韓越で比べやすいものなので、よかったらお付き合いください。 みなさまにおかれまして、よい2023年になりますように。

  • 【貿易英語の思い出】2種類のPOD

    貿易英語には略語が多いが、PODという言葉は2種類の意味で見たことがある。 1つ目は、Port of dischargeの略で、日本語で言うと「揚げ港」。船から荷物を揚げる港のこと。対義語はPOLでPort of loading。日本語で言うと「積み港」。 2つ目は、Proof of deliveryの略で、お届け先に商品が届いたことの証明。実務的にはトラックドライバーの受領証に受取のサインを書いたものを使っていた。

  • (再掲) 番外編・マルシェとは?(ヨーロッパの言語比較の話)

    (本記事は2018/11/3の投稿の再掲載です) 女性向けのおしゃれな雑貨屋さんやイベントで、「マルシェ」という言葉を聞きますが、おしゃれに縁のないクソ野郎(=私)にとっては馴染みの薄い言葉です。妻が持っていた雑貨屋のチラシに、「今度○○の場所でマルシェをします」と書かれていて、は?、となりました。「マルシェをする」という日本語は許容されるのか!?そもそもマルシェってなんぞや? 調べてみると、マルシェとはフランス語で市場という意味なんですね。綴りはmarché。市場といえば英語ではmarketですが、どうちがうのだろう、と思っていて、ふと、語源が一緒ではないのかなと感じました。 Wiktion…

  • (再掲) 안주と按酒

    (本記事は2021/11/10の投稿を再掲載したものです) 昔、韓国で居酒屋に連れて行ってもらったとき、そこで何の話をしたか覚えていないが、おつまみをことを안주といったことだけは覚えている。 中日辞典のAの項目から順番に勉強していると、按酒という単語に出くわした。なるほどここでつながっているんだな。按酒は〈近世の白話〉と注釈がついている。今は使わないのだろうか。

  • 語学学習と身体のコンディション

    以前にも書いたが、語学学習ができるかどうかは、身体のコンディションをはかるバロメーターになる。 最近体調を崩しており、しばらく語学学習はお休みとなっている。 勉強は思った以上に体力を使うものなんだなとしみじみ感じる。 ブログの新規投稿もなかなか難しい。 ブログを始めたころに書いたものの再掲記事が増えますが、お付き合いいただければありがたいです。

  • (再掲) クリスマスツリーはずっと飾り続けるもの?

    (2019/1/29の投稿の再掲載です) 今から10年以上前、私が初めて韓国を訪れたのはたしか年末で、クリスマスツリーが駅などに飾られていたのを思い出す。 クリスマスはもう過ぎているのに、まだ飾っているのだ。 日本のクリスマスしかしらなかった私は、日本はきっちりしているからクリスマスが終わったらツリーもてきぱきと片付けるけど、韓国はお国柄、日本よりも良くも悪くもおおらかだから飾りっぱなしなんだろうな、程度に思っていた。そんなことも忘れた10年後、同じく年末年始にドイツを訪れた。 するとドイツではクリスマスが終わってもクリスマスツリーを飾り続ける。新年を越しても、一向に片付ける気配がない。 現地…

  • 音楽の【串焼】って?

    You Tubeで中国語の音楽をあさっていると、タイトルにchuan4shao1【串烧(串燒)】という文言をよく見かける。辞書的には中国語で【串烧】は日本語と同じく「串焼料理」のことを指す。ところがネット用語ではどうやら「メドレー」のことを指すらしい。音楽を串刺しにして1本の料理に仕上げるというようなイメージだろうか。

  • 【美術館】をなんというか

    【美術館】は日中韓で共通している。越は異なっており、下記以外にもいくつか言い方があるみたいだが割愛。 日本語 びじゅつかん【美術館】 中国語(普通話) měǐshùguǎn【美术馆】 你家附近有美术馆吗? nǐ jiā fùjìn yǒu měǐshùguǎn ma (あなたの家の近くに美術館はありますか?) 韓国語 미술관 【美術館】 당신의 집 근처에 미술관이 있습니까? (あなたの家の近くに美術館はありますか?) ベトナム語 viện bảo tàng mỹ thuật【院宝蔵美術】 Ở gần nhà bạn có viện bảo tàng mỹ thuật không? (あなた…

  • 【云云】ということば

    ベトナム語の入門書で、唐突に【云云】という単語が出てきた。使われ方が日本語とちょっと違うのでご紹介。ついでに他言語も調べた。 日本語 うんぬん【云々】 中国語(普通話) yúnyún【云云】 所谓“平等”“互助”云云 suǒwèi píngděng hùzhù yúnyún (いわゆる「平等」や「助け合い」うんぬん) 韓国語 운운【云云】 운운하다【云云하다】 결과를 운운하는 것은 시기 상조다. (結果を云々する(あれこれ言う)のは時期尚早だ。) ベトナム語 vân vân 【云云】(v.v.と略す) Tôi mua gạo, rau, trứng, hoa quả, v.v.. (私は米…

  • 【全部】をなんというか

    【全部】も日中韓越で共通する単語になっているのでご紹介。 中韓の例文が、前回、前々回の使い回しになっている。つまり、【作家】、【小説】、【全部】を中韓でなんというかをひとつの例文で学べる。 ベトナム語でも同じ例文を作れたらいいのだが、私のレベルではまだ作文できない。 日本語 ぜんぶ【全部】 中国語(普通話) quánbù【全部】 我把那个作家的小说全部读了。 wŏ bă nàgè zuòjiā de xiăoshuō quánbù dú le (私はその作家の小説を全部読んだ。) 韓国語 소설【小説】 나는 그 작가의 소설을 전부 읽었다. (私はその作家の小説を全部読んだ。) ベトナム語 …

  • 【小説】をなんというか

    今回も日中韓越で共通しているものをご紹介。一部例文は前回と同じです。 日本語 しょうせつ【小説】 中国語(普通話) xiăoshuō【小说】 我把那个作家的小说全部读了。 wŏ bă nàgè zuòjiā de xiăoshuō quánbù dú le (私はその作家の小説を全部読んだ。) 韓国語 소설【小説】 나는 그 작가의 소설을 전부 읽었다. (私はその作家の小説を全部読んだ。) ベトナム語 tiểu thuyết【小説】 Chị đã đọc quyển tiểu thuyết này chưa? (あなたはこの小説をもう読みましたか?)

  • 【作家】をなんというか

    【作家】は日中韓越で共通している単語なのでご紹介。こういう単語を覚えていくと、語彙力を爆発的に増やせる。 日本語 さっか【作家】 中国語(普通話) zuòjiā【作家】 我把那个作家的小说全部读了。 wŏ bă nàgè zuòjiā de xiăoshuō quánbù dú le (私はその作家の小説を全部読んだ。) 韓国語 작가【作家】 나는 그 작가의 소설을 전부 읽었다. (私はその作家の小説を全部読んだ。) ベトナム語 tác gia【作家】 tác gia nổi tiếng (有名な作家)

  • 「トイレ」をなんというか(海外に行くときのサバイバル表現)

    今回はトイレをなんというかをまとめた。下記以外にも色々な単語があるが、割愛。 日本語 トイレ 中国語(普通話) cèsuǒ【厕所】 xǐshǒujiān【洗手间】 厕所在哪儿? cèsuǒ zài nǎr (トイレはどこですか?) 韓国語 화장실【化粧室】 화장실이 어더 있어요? (トイレはどこですか?) ベトナム語 phòng vệ sinh【房衛生】 Phòng vệ sinh ở đâu? (トレイはどこですか?) 私は中国にいったときに、宴会でひたすらエンドレスに酒を飲まされた。腹部からこみあげてくるものがあり、とっさに「厕所在哪儿?」と聞き、トイレに駆け込んでギリギリセーフだった。…

  • 【常】・【常常】ということば

    今回は中越で共通しているものを。【常】で「常に」という意味になる。 中国語(普通話) chang2【常】 chang2chang2【常常】 她常去听音乐会。(彼女はよく音楽会を聞きに行く) ベトナム語 thường 【常】 thường thường 【常常】 Anh thường uống cà phê ở đâu?(あなたはいつもどこでコーヒーを飲みますか?) どちらの言語でも【常常】と重ねて使うこともできる。 今回のような単語を見ると、中国語とベトナム語は同時学習の効果があるんだろうなあ(効果があってほしいなあ)と勝手に思っています。

  • 【椅子】をなんというか

    今回は日中韓で共通するものをご紹介。(下記以外の単語もあるようだが省略) 日本語 いす【椅子】 中国語(普通話) yǐzi【椅子】 教室里有桌子和椅子。 jiàoshì lĭ yŏu zhuōzi hé yĭzi (教室に机と椅子があります。) 韓国語 의자【椅子】 교실에 책상과 의자가 있습니다. (教室に机と椅子があります。) ベトナム語 ghế Ở lớp học có cái bàn và cái ghế. (教室に机と椅子があります。) 【椅子】という言葉は日中韓では【椅子】という漢語系語彙になる。越のみghếという固有語になる。ところがベトナム語で【椅】の漢字の読みのひとつにgh…

  • 「机(テーブル・デスク)」をなんというか

    今回は「机」を調べた。 (ひとくちに机といっても、テーブルとデスクで言い方が異なることもあるようだ。また、下記以外の言い方もあるようだが、省く。) 日本語 つくえ【机】中国語(普通話) zhuo1zi【桌子】 shu1zhuo1【书桌】 教室里有桌子和椅子。(教室には机と椅子があります。)韓国語 책상【冊床】 탁자【卓子】 교실에는 책상과 의자가 있습니다.(教室には机と椅子があります。)ベトナム語 bàn【盤】 bàn học【盤学】 Đây là cái bàn.(これは机です。) 中国語は【桌】の字、韓国語は【卓】の字と微妙に異なる。 漢和辞典を引くと、【桌】は【卓】の異体字とある。漢…

  • 韓国語も沼だった

    前回、ベトナム語は沼であると題して、辞書に載っていないベトナム語の漢字音について考えた。You Tubeを徘徊していると、韓国語でも、標準的な漢字音とは異なるもので、漢字音由来の言葉が紹介されていた。 韓国語「漢字語なのかよ」選手権 - YouTube많아요(多いです)が【万】から来ているとは衝撃的だった。しかし本当にそうなのだろうか。ネット上で少し調べたが、別の説もあるようなことも書かれていた。https://zh.m.wiktionary.org/wiki/%EB%A7%8E%EB%8B%A4語源の世界、かなり昔の漢字音、音の変化───。韓国語の固有語の中にも、漢字由来「かもしれない」沼が…

  • ベトナム語は沼である

    漢語系語彙でのアジアの言語のつながりに興味がある私としては、ベトナム語を学ぶ動機はもっぱら漢語系語彙(漢越語)にある。 二字熟語など、あきらかに漢語系語彙とわかるものはよい。ところが、一文字のベトナム語で、漢語系語彙か否か迷うものがよく出てくる。 例えばテキストで、1階・2階の「〜階」という意味でtầngという新しい単語が出てくる。漢越語だという記載はない。ふと、中国語で「層」という漢字はceng2と言ったことを思い出す。あれ?発音が似ている。ベトナム語の辞書を引くと、tầngは確かに漢越語であり【層】の漢字音であると出てくる。なるほど。 別の言葉で「〜したい」という意味でmuốnという新しい…

  • Radio Gardenというアプリで世界中のラジオを聞こう

    昔は海外の情報に触れるのも大変だったらしいが、今の我々にはインターネットと民主主義という武器がある。手元のスマホでRadio Gardenというアプリを使って、世界地図の中から好きな場所のラジオを選んで聞ける。もちろん無料。(パソコンのブラウザからでも聞ける)私は最近、中国語学習に飽きがきてしまったが、このアプリでよくマレーシア・クアラルンプールの中国語のFM放送局を流し聞きしている。流し聞きしても決して語学力アップにはつながらないのだが、単純に音が耳に心地よいから聞き続けている。中国語のテキストのCDで聞くような「そり舌音」がマレーシアからは聞こえてこない。「我是・・・」が「ウォースー」にな…

  • 【立場】をなんというか

    日本語で訓読みする【立場】は、中韓越ではどうなるのかをみる。 日本語 たちば【立ち場】 中国語(普通話) li4chang3【立场】 站在反对的立场(反対の立場に立つ) 韓国語 입장【立場】 반대의 입장에 서다(反対の立場に立つ) ベトナム語 lập trường【立場】 【立場】を音読みで「リツジョウ」と読んでいるようなものだ。

  • 【手続】をなんというか

    明らかな和製漢語が他言語でどのように使われているか。今回は【手続】をみる。 日本語 てつづき【手続き】 中国語(普通話) shou3xu4【手续】 她在机场办理了入境手续。(彼女は空港で入国手続きをした。) 韓国語 수속【手続】 그녀는 공항에서 입국 수속을 밟았다.(彼女は空港で入国手続きをした。) ベトナム語 thủ tục【手続】 日本語の「手続き」を「シュゾク」と音読みするように、各言語の漢字音に当てはめて読んでいる。

  • 【取消】をなんというか

    日中韓越で共通する漢語には、実は日本発の和製漢語が中韓越に広まったものが多い。日本語で訓読みするものは、明らかに和製漢語であるとわかる。 今回は【取消】をみる。 日本語 とりけし【取り消し】 中国語(普通話) qu3xiao1【取消】 他被取消了参赛资格。(彼は競技の参加資格を取り消された。) 韓国語 취소【取消】 그는 경기 참가 자격을 취소당했다.(彼は競技の参加資格を取り消された。) ベトナム語 thủ tiêu【取消】 【取消】を各言語の漢字音で読んでいる。いわば日本語の音読みで「シュショウ」と言っているようなものだ。

  • 【〜から〜まで】をなんというか

    今日は漢語系語彙ではなく、普通のフレーズ「〜から〜まで」を各言語でなんというか整理した。下記以外に他の言い方もあるようだが、とりあえず教科書に最初に出てくるような代表的なものをおさえる。 中国語(普通話) 从〜到〜(時間・場所の両方) 今天我从三点钟到五点钟学习汉语。(今日私は3時から5時まで中国語を勉強します。) 从北京到上海(北京から上海まで) 韓国語 〜부터 〜까지(時間) 오늘은 저는 3 (세) 시부터 5 (다섯) 시까지 한국어를 공부하겠습니다.(今日私は3時から5時まで韓国語を勉強します。) 〜에서 〜까지(場所) 서울에서 부산까지(ソウルからプサンまで) ベトナム語 từ…

  • 【新聞】をなんというか

    今回は、日韓と中越がペアになっているものを。 日本語 しんぶん【新聞】 中国語(普通話) bao4【报】 bao4zhi3【报纸】 今天的报纸还没送过来。(今日の新聞はまだ届いていない。) 韓国語 신문【新聞】 오늘 신문은 아직 배달되지 않았다.(今日の新聞はまだ配達されていない。) ベトナム語 báo【報】 tờ báo【かみ+報】 Anh ấy đọc báo ở thư viện.(彼は図書館で新聞を読みます。) 日本語はシンブン、韓国語はシンムン。中国語は上から下に落ちる声調でbào、ベトナム語は下から上に登る声調でbáo。覚えやすい?

  • 「伴用糖。」ってどういう意味?

    今日ご紹介する文は「伴用糖。」である。これでは一見なにかわからないが、実はベトナム語である。"Bạn dùng đường."という文なのであるが、すべて漢語系語彙でできている。Bạnは「伴」で「あなた」という名詞。 dùngは「用」の訛音で「使う」という動詞。 đườngは「糖」で「砂糖」という名詞。 "Bạn dùng đường." で「あなたは砂糖を使う。」という文になる。 大昔のベトナム語は漢字で表記されていたので、それに従うと「伴用糖。」になるというわけであった。 (入門用の例文のため、会話で使わないような不自然な例文であることはご容赦を)いきなり"Bạn dùng đường."…

  • 韓国から漢字が消えていった

    コロナ禍の前に韓国の古本屋で購入した2冊の本がある。囲碁の本だ。この2冊を見比べると、韓国から漢字が消えていく様子が見えてくる。 【1冊目】1964年初版発行の本 圍棋教本 第8輯實戰 行馬의急所名譽國手・九段趙南哲 著法文社 表紙から漢字だらけだ。唯一ある"의"というハングルは「~の」という意味である。 ページをめくって「はじめに」に当たる部分をみる。ハングルが多いが、漢字も混ざっている。漢字ハングル混じり文というやつである。日本語で、漢字とひらがなを混ぜて書くのと同じ仕組みである。 本文の囲碁の解説も、漢字とハングルが混ざっている。漢字は日本語と同じような単語もあれば、日本語では見慣れない…

  • 【生命】をなんというか

    【生命】は日中韓越で共通している。 日本語 せいめい【生命】 中国語(普通話) sheng1ming4【生命】 若生命真能重来(もし生命(人生)が本当に戻ってくるならば) 韓国語 생명【生命】 모든 생명이 소중합니다.(すべての生命が大切です。) ベトナム語 sinh mệnh【生命】 sinh mạng【生命】

  • 【平和】をなんというか

    サッカーには興味はないのだが、ワールドカップで、日本と韓国が決勝トーナメントに進出と聞くと嬉しく思う。両チームとも勝ち進んで、ぜひ日韓戦が実現してほしい🇯🇵🇰🇷。 ドイツ好きの妻が応援していたドイツは敗退してしまって残念🇩🇪。 さて今回は、日韓と中越がそれぞれグループになっているものをご紹介。 日韓は【平和】、中越は【和平】でひっくり返っている。どういういきさつでひっくり返ったのだろうか。 日本語 へいわ【平和】 中国語(普通話) he2ping2【和平】 世界和平(世界平和) 韓国語 평화【平和】 세계평화(世界平和) ベトナム語 hòa bình【和平】 hòa bình thế giới…

  • 【世界】をなんというか

    日中韓越で共通するものを。 日本語 せかい【世界】 中国語(普通話) shi4jie4【世界】 世界和平(世界平和) 韓国語 세계【世界】 세계평화(世界平和) ベトナム語 thế giới【世界】 hòa bình thế giới(世界平和) 閩南語(福建省などで使われている言語)では【世界】を「セーカイ」のように発音するらしい。日本語の漢字音とそっくりでロマンを感じる。

  • 【童話】をなんというか

    日中韓越で共通しているものをご紹介。 日本語 どうわ【童話】 中国語(普通話) tong2hua4【童话】 曾几何时童话世界崩溃瓦解。(昔々(ほどなくして)、童話の世界は壊れて崩れた。) 韓国語 동화【童話】 동화는 주로 어린이가 읽는 책이다.(童話は主に子供が読む本である。) ベトナム語 đồng thoại【童話】 truyện đồng thoại【伝童話】

  • 【音楽】をなんというか

    今回は日中韓越で共通するものを。 日本語 おんがく【音楽】 中国語(普通話) yin1yue4【音乐】 你听什么样的音乐呢?(あなたはどんな音楽を聴きますか?) 韓国語 음악【音楽】 음악은 희로애락을 표현하는 수단의 하나입니다.(音楽は喜怒哀楽を表現する手段のひとつです。) ベトナム語 âm nhạc【音楽】 語末子音に注目してみる。 【音】は韓国語とベトナム語は古い音"-m"を保存している。日本語と中国語(普通話)では"-m>-n"と変化した。 【楽】でも韓国語とベトナム語は古い音"-k"を保存している。日本語では"-k + u"と母音を付け足した。中国語(普通話)では"-k"を削ぎ落…

  • 【停電】をなんというか

    「停電」は日中韓で共通している。 日本語 ていでん【停電】 中国語(普通話) ting2dian4【停电】 你家里停电了吗?(あなたの家は停電していますか?) 韓国語 정전【停電】 지진의 영향으로 대규모의 정전이 발생하고 있다.(地震の影響で大規模な停電が発生している。) ベトナム語 該当なし 中国には一度しか行ったことがないのだが、そのとき停電が起きた。一緒にいた現地の人が「停电!」と言った発音が、日本語の「ていでん!」に似ていて、言葉はつながっているのだなあと、真っ暗闇のなかでしみじみとしたのを覚えている。

  • 【貿易英語の思い出】Fyi

    貿易関連業務をし始めて、海外から"Fyi, ...."で始まるメールが届いた。 「ファィ!?」 実はこれ、For your informationの略で、ご参考までに、というような意味らしい。 貿易以外の世界でも使うのかもしれないが、初めてみたときは面食らった。 類型で、Fyr (For your reference)という表現もあるらしいが、こちらは見たことがない。

  • 【誕生日】をなんというか

    今回は珍しく、中韓越で共通しているものをご紹介。 日本語 たんじょうび【誕生日】 中国語(普通話) sheng1ri【生日】 生日快乐。(誕生日おめでとうございます。) 韓国語 생일【生日】 생일 축하해요.(誕生日おめでとうございます。) ベトナム語 sinh nhật【生日】 Chúc mừng sinh nhật.(誕生日おめでとうございます。) 日本語だけがズレているパターンでした。 最近、中国語と韓国語で語末の-ngは、もしかしてベトナム語で-nhになっているのでは?と気づいた。ベトナム語はちょっとかじっただけの状態なので、漢字音の対応の法則がまだよくわからない。少しずつ学んでいきた…

  • 関西弁の「行けへん」は大阪と京都で全く意味が違うという話

    関西弁の使われ方が地域によって違っていて困惑している。 私は大阪生まれなのだが、「行けへん」は、「行かない」の意味で使っていた。 高校生になり、京都に近い地域の人たちと多く接するようになった。そこで聞く「行けへん」にものすごく違和感を感じた。彼ら彼女らは、「行くことができない、行けない」という意味で「行けへん」と言っていた───。 言葉の意味が全く異なっていた。聞いていてムズムズしてくる。私の知っている言葉では「行けない」という意味をいいたいときは「行かれへん」という。これはかなりのカルチャーショックだった。あとで知ったが、大阪府内でも京都寄りの地域は、京都弁が入っているのである。 仕事で京都…

  • 【喜怒哀楽】をなんというか

    日中韓で共通する四字熟語をご紹介。日本語 きどあいらく【喜怒哀楽】中国語(普通話) xi3nu4ai1le4【喜怒哀乐】 为什么喜怒哀乐都会表现在脸上呢(なぜ喜怒哀楽は顔に表れるのか)韓国語 희로애락【喜怒哀楽】 음악은 희로애락을 표현하는 수단의 하나입니다.(音楽は喜怒哀楽を表現する手段のひとつです。)ベトナム語 該当なし

  • 【貿易英語の思い出】vanning, devanning

    海上貨物の輸出入の取扱の仕事をしていた。海上貨物は多くの場合、海上コンテナと呼ばれる大きな箱に入れて船に載せて運ばれる。そのコンテナに荷物を入れていくことをvanning(バンニング)、コンテナから荷物を出していくことをdevanning(デバンニング)と呼ぶ。 しかし英語圏ではあまり一般的な言い方ではないらしい。vanningではなく、stuffingやloadingといい、devanningではなく、unstuffingやunloadingというらしい。日本ではvanningやdevanningから派生して、独自の和洋折衷の言葉(?)が使われている。 vanningのことを「バン詰(づ)め…

  • 【幼稚園】をなんというか

    今回は、日中韓ではなく、日``台``韓で共通するもの。 日本語 ようちえん【幼稚園】 中国語(普通話) you4er2yuan2【幼儿园】 我到幼儿园去接孩子。(私は子供を保育園まで迎えに行く。) 中国語(台灣 國語) you4er2yuan2【幼兒園】 you4zhi4yuan2【幼稚園】 韓国語 유치원【幼稚園】 딸이 유치원에 들어갔어요.(娘が幼稚園に入学しました。) ベトナム語 mẫu giáo【母教】 trường mẫu giáo 【場母教】 Tôi vĩnh viễn ở mẫu giáo.(わたしは永遠に幼稚園にいます。) 中国大陸ではyou4zhi4yuan2【幼稚园】は旧…

  • 【永遠】をなんというか

    日中韓越で共通するものを。日本語 えいえん【永遠】中国語(普通話) yong3yuan3【永远】 她给的永远不重。(彼女がくれた永遠は重いものではなかった。)韓国語 영원【永遠】 영원히 당신를 사랑해요.(永遠にあなたを愛します。)ベトナム語 vĩnh viễn【永遠】 Tôi vĩnh viễn ở mẫu giáo.(私は永遠に幼稚園にいます。)duolingoでベトナム語をやっているとこの例文が出てきた。それに対するほかのユーザーのコメントが「me too」だった。頭から離れない・・・。

  • 【信号機】をなんというか

    日中韓越で少しずつ異なるものを。 日本語 しんごう【信号】 しんごうき【信号機】 中国語(普通話) hong2lv4deng1【红绿灯】 这里没有红绿灯。(ここには信号がない。) 韓国語 신호【信号】 신호등【信号灯】 빨간 신호등에서 정지하지 않았다.(赤信号で止まらなかった。) ベトナム語 đèn giao thông【あかり + 交通】

  • 【客桟】ということば

    ベトナム語でホテルのことをkhách sạn【客桟】という。 中国語(普通話)にもke4zhan4【客栈】という言葉がある。旧式の旅館、という意味だが、少なくともホテルのような立派なものではなさそうだ。 漢和辞典には【客桟】は旅客が泊まる宿屋として載っている。漢文の時代の言葉が、ベトナム語では現役でバリバリと生きているということだ。

  • 【小心】と【操心】と【謹慎】

    「気をつける」の言い方が中韓越で異なる漢語系語彙となっている。 中国語(普通話) xiao3xin1【小心】 小心別感冒(風邪を引かないよう気をつける) 韓国語 조심【操心】 감기에 걸리지 않도록 조심하다(風邪を引かないよう気をつける) ベトナム語 cẩn thận【謹慎】 Cẩn thận!(気をつけろ!) 中国語では「小さな心」で気をつけるの意味。韓国語では「心を操る」で気をつけるの意味。似ているようで結構違う。 ベトナム語については以前の記事もご覧下さい。 https://jkcv.hatenablog.com/entry/2021/09/12/001759

  • 【順守】と【遵守】、どっち?

    ルールを「じゅんしゅ」する、と書こうとしたとき、ちょっと迷ってしまった。【順守】なのかそれとも【遵守】なのか。 どちらも同じ意味で、元々は【遵守】だったが、戦後の漢字制限で【遵】の字の代わりに【順】を使うようなったという。 参考1 https://chigai-allguide.com/cw0452/ 参考2 新明解国語辞典第五版 遵守の項目 「順守」は代用字 なるほど。しかし、本当にそうなのだろうか? 中国語を調べていると、zun1shou3【遵守】という単語だけでなく、一応、shun4shou3【顺守】も出てくる。韓国語でも、준수【遵守】だけでなく、一応、순수【順守】も出てきた。 もしやと…

  • 【郵便局】をなんというか

    日中韓越ですべて異なるものを。 日本語 ゆうびんきょく【郵便局】 中国語(普通話) you2ju2【邮局】 这附近有邮局吗?(この近くに郵便局はありますか?) 韓国語 우체국【郵遞局】 외국우편물은 국제우체국에서 취급합나다.(外国郵便物は国際郵便局で取り扱います。) ベトナム語 bưu điện 【郵電】 Đây là bưu điện Hà Nội.(ここはハノイ郵便局です。) すべて【郵(邮)】の字が入っているのは共通している。ベトナム語の【郵】の字の発音は日中韓とはかなり隔たりがある。どういう変化があったのだろうか。韓国語の【郵遞局】もなかなか渋い漢字だ。

  • 【領導】ということば

    【領導】ということばは日本語ではあまりなじみがないが、日本のまわりの国々では使われていることばだ。指導する、導く、という意味なのだが──。 中国語(普通話) ling3dao3【领导】 领导全国人民进行改革开放(全国人民を領導して改革開放をする) 朝鮮語(北朝鮮) 령도【領導】 조선민주주의인민공화국은 조선로동당의 령도밑에 모든 활동을 진행한다.(朝鮮民主主義人民共和国は朝鮮労働党の領導のもとにすべての活動を進行する。)※北朝鮮の憲法から抜粋 ベトナム語 lãnh đạo【領導】 thành phần lãnh đạo của Đảng (共産党指導部) どうやら社会主義・共産主義の用語…

  • コロナ【陽性】をなんというか

    韓国関係のサイトをみていると、확진자【確診者】という言葉をみかけた。コロナ陽性者という意味らしい。小学館の朝鮮語辞典には載っていない単語なので、おそらくコロナ禍になって生まれた言葉ではないかと思う。【確診】という字面からは、日本語の【陽性】とは異なったテイストを感じる。 中国語を調べてみると、なるほど、que4zhen3【确诊】という言葉があった。おそらく中国語から韓国語に流入した言葉なのだと思う。 英語が事実上のグローバルスタンダードとなっている現代においても、韓国語の中に新たに英語からではなく中国語からの借用語が生まれる──。韓国と中国の結びつきが強いことを示しているのか。

  • 【図書館】をなんというか

    今回も日中韓で共通するものを。なぜかベトナム語だけちょっと違う。 日本語 としょかん【図書館】 中国語(普通話) tu2shu1guan3【图书馆】 我走着去图书馆。(私は歩いて図書館にいきます。 ) 韓国語 도서관【図書館】 공부할 때는 언제나 도서관에 갑니다.(勉強するときはいつも図書館へ行きます。) ベトナム語 thư viện 【書院】 Thư viện kia mới.(あの図書館は新しいです。) 韓国語の発音は無理矢理カタカナにすると「トソグヮン」で日本語とよく似ている。【館】の字の日本語の歴史的仮名遣いをみると「くわん」であり、韓国語や中国語とそっくりになってくる。

  • 【教室】をなんというか

    今回は【教室】をみる。日中韓で共通している。 日本語 きょうしつ【教室】 中国語(普通話) jiao4shi4【教室】 不要在教室里打闹。(教室でふざけるな(さわぐな)。) 韓国語 교실【教室】 교실에서 장난치지 말라.(教室でふざけるな(さわぐな)。) ベトナム語 lớp học 【きょうしつ・学】 phòng học【房学】 Đó có phải là lớp học không?(そこは教室ですか?)

  • 【有名】をなんというか

    今回は日中韓で共通するものを。日本語 ゆうめい【有名】中国語(普通話) you3ming2【有名】 我们会带你去有名的地方观光。(私たちはあなたを有名な場所へ観光に連れていきます。)韓国語 유영하다【有名하다】 맛이 좋기로 유명한 전주 비빔밥(おいしいことで有名な全州ビビンバ)ベトナム語 該当なし

  • 「時計」をなんというか

    今回は日韓で共通するものを。 日本語 とけい【時計】 中国語(普通話) shi2zhong1【时钟】 时钟停止了。(時計が止まりました。 ) 韓国語 시계【時計】 네 시계는 맞아?(君の時計は合っている?) ベトナム語 Đồng hồ【銅壺】 Đó có phải là cái đồng hồ không?(それは時計ですか?) 日本語のとけい【時計】は当て字らしい。 https://gogen-yurai.jp/tokei/ 韓国語の시계【時計】はおそらく日本語が流入したものだと思う。 中国語(普通話)のshi2zhong1【时钟】は、zhong1【钟】とも言う。【种】は繁体字で【鐘】とな…

  • 【専門】をなんというか

    久しぶりに漢語系語彙の話に戻ります。今回は日中韓越で共通するが、中国語だけに別の用法があるものを。 日本語 せんもん【専門】 中国語(普通話) zhuan1men2【专门】 ※専門の 在专门料理店吃是安心的。(専門料理店で食べると安心だ。) ※特に、わざわざ、もっぱら 他是专门来告别的。(彼は別れを告げるためにわざわざやってきたのだ。) 韓国語 전문【専門】 세계적인 가구 전문점인 이케아가 한국에도 진출했다.(世界的な家具専門店であるイケアが韓国にも進出した。) ベトナム語 Chuyên môn 【専門】 Chuyên môn của tôi là kinh tế Việt Nam.(私…

  • 【貿易英語の思い出】欧米のFOBには要注意

    最後にFOB(Free On Board)をみる。これはインコタームズでは、製品を輸出港で船に載せたところで、売り主から買い主に引き渡される的な意味とされている(厳密には少し違うが)。 しかし、アメリカや、ヨーロッパの一部では、そうではなくて事実上EXW(ex works)(出荷する工場・倉庫渡し)として運用される。 ヨーロッパから日本への輸入の案件があり、貿易条件はFOBであった。早くヨーロッパ側で船に積む段取りをしてくれないかな、と待っていたら、先方から、いつになったら製品を引き取りにくるのだ、とクレームが入った。いやいやFOBですやんかと思ったが、現地では事実上EXWとして認識しているら…

  • 【貿易英語の思い出】CFR, C&F, CNF インコタームズにはあるけれど

    インコタームズにはバージョンがいくつかあり、年度ごとに結構違う。最近のものにはCFRというものがあるが、こちらよりは昔のC&Fのほうがわかりやすい。 私が最初に教わったときは、C&Fはcost & freightのことだと言われた。ここでのcostはFOB価格のことであり、そこにfreight(海上運賃等)を足したものがC&Fであるとのこと。実務をする上では非常にシンプルでわかりやすい(やや専門的な話が続いて申し訳ない)。 そのC&FがなぜCFRに変わったのかというと、キーボードを打つときに&を打つのがめんどくさいからCFRに変えたという。しかしながら例によって実務ではC&Fはまだまだよく使わ…

  • 【貿易英語の思い出】FOT, FOR インコタームズにない貿易条件

    前回、インコタームズにない貿易条件であるex go downをお話しした。今回は別のものをご紹介する。 FOT(Free On Truck)──日本語でいうところの「車上渡し」だ。売り主が製品をトラックに載せて指定場所まで配送するが、トラックからの荷降ろしは買い主がやってね、というものだ。これは貿易条件というより、もっと細かな受渡し条件とでもいうのだろうか。 昔、中国の工場で作った製品をマレーシアの内陸まで持っていくという案件があった。貿易条件はDDPであった。中国からマレーシアの内陸への配送まですべて売り主がやってね、という内容だ。ただここでちょっとした問題が起きる。 売り主と買い主は配送先…

  • 【貿易英語の思い出】ex go down インコタームズにない貿易条件

    輸出入をするときには貿易条件というものがある。非常に簡単に言うと売り主と買い主がどこで商品を受け渡しするか、売り主がどこまで費用を負担するかということ(合っていますよね?)。 例えば、日本の工場で作られた製品を船に乗せてドイツの倉庫まで輸送するときに、日本の工場から神戸港までの輸送は日本の売り主が手配して、神戸港からドイツの倉庫までの輸送はドイツの買い主が手配しよう、というときは、主にFOB KobeとかFCA Kobeという貿易条件にする。 これは商取引の世界で慣習的に用いられていたものだ。それをまとめたのが、インコタームズ(Incoterms)である。貿易のテキストや講習会などでは必ず出て…

  • 【活動】をなんというか

    日中韓越で共通するものを。ニュアンスは微妙に異なるかもしれないが。 日本語 かつどう【活動】 中国語(普通話) huo2dong4【活动】 你为我们安排什么活动?(あなたは私達のためになんの活動を計画していますか?) 韓国語 활동【活動】※発音は활똥になることに注意 일부 동물은 밤에만 활동해요.(一部の動物は夜にだけ活動します。) ベトナム語 Hoạt động【活動】 con người hoạt động (活動的な人) 【活】の読み方は昔の中国語ではkuatだとかghuatだとかだと推定されている。語末の-tが「入声(にっしょう)」と呼ばれる音のひとつになる。 日本語では-tのあとに…

  • 【貿易英語の思い出】chop

    マレーシアからのメールで、chopとあった。空手チョップではない。ハンコ(スタンプ)のことらしい。初見ではまずわからないですよね。ネットで調べてみると、アジア圏の印章のことを指すようだ。ヒンディー語やマレー語から来ているとのこと。"In the western world, Asian seals were traditionally known by traders as chop marks or simply chops, a term adapted from the Hindi chapa and the Malay cap,[2] meaning stamp or rubber s…

  • 【参観】ということば

    今回は【参観】をみる。日本語 さんかん【参観】中国語(普通話) can1guan1【参观】 我们星期四下午会参观历史博物馆。(私たちは木曜日の午後に歴史博物館を見学する。)韓国語 참관【参観】 총괄 지휘하는 사령탑들도 훈련을 참관할 예정이다.(総括指揮する指令塔も演習を視察する予定だ。)ベトナム語 tham quan【参観】 tham quan nhà máy điện tử (コンピューター工場を見学する)韓国語とベトナム語は【参】という漢字の古い読み方(語末が-m)を保存している。日本語と中国語は-m>-nと変化している。ただし日本語でも旧仮名遣いでは「さむ」と表記するので、かつては…

  • 中国語のhとベトナム語のkhが発音できなくて困っている

    ベトナム語の学習をゆるやかに再開しようと思った。まずは発音でつまづいているので、徹底的にやり直そうとした。 非常に基本的な単語で、không、というものがある。英語でいうところのnotのような意味なのだが、これの発音が非常に難しい。語頭の子音のkh-は「カ行を発音しながら喉を鳴らすように」とテキストにある。これでは意味がわからない。がむしゃらにやってみる、「グガガガガ・・・」なんだか喉の奥が痛くなってきた。 もう少し正確にみていきたい。こういう時に役に立つのが「音声学」だ。 無声軟口蓋摩擦音 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E5%A3%B0%…

  • 「りんご」を何というか

    今回は日中韓越で全く異なるものを。 日本語 りんご【林檎】 中国語(普通話) ping2guo3【苹果】 我买了许多苹果。(私はりんごをたくさん買いました。) 韓国語 사과【沙果】 시장에서 사과와 배를 샀어요.(市場でリンゴと梨を買いました。) ベトナム語 táo【(棗)】 Tôi uống nước ép táo.(私はりんごジュースを飲みます。) 四言語ともすべて漢字の言葉だが、まったく異なるというのも珍しい。どういう由来があるのだろうか。

  • 避할 수 없는 苦痛이라면 즐겨라

    仕事がなかなか大変だ。トラブルにつぐトラブルで、かなり疲弊している。気がおかしくなりそうだ。 以前、日々の語学学習ができるかどうかは、そのときの心身のバロメーターを表していると書いたことがある。最近は毎日語学学習をする気力もわかず、もう心身が疲れ切っている。 こんなときは外国の言葉にあたってみよう。 피할 수 없는 고통이라면 즐겨라.(避けられない痛みなら楽しめ。) うん、ぴったりのものを見つけた。今日はこの精神でいってみよう。 なお漢字語を漢字表記して、漢字ハングル混じり文で書くと、 避할 수 없는 苦痛이라면 즐겨라 . となる。

  • 【時差】をなんというか

    今回は日中韓(越)で共通するものを。 日本語 じさ【時差】 中国語(普通話) shi2cha1【时差】 日本和德国有八个小时的时差。(日本とドイツは8時間の時差があります。) 韓国語 시차【時差】 일본과 한국은 시차가 없습니다.(日本と韓国は時差がありません。) ベトナム語 thời sai【時差】 ※一応辞書には載っているが、本当に日中韓と同じ意味でよく使われている単語なのか、ネットを調べてみてもよくわからない。

  • 【地図】をなんというか

    今回は【地図】をみてみる。日本語 ちず【地図】中国語(普通話) di4tu2【地图】 请你拿出地图来。(地図を取り出してください。)韓国語 지도【地図】 지도를 벽에 붙이다.(地図を壁に貼る。)ベトナム語 địa đồ【地図】 bản đồ【版図】ベトナム語だけ二種類の表現がある。【版図】を日中韓では「地図」の意味では用いない。なぜこのようにズレが発生したのだろうか。また、【図】は日本の新字体であり、簡体字では【图】、繁体字では【圖】となる。

  • 【結婚】と離合詞

    今回は「結婚」をなんというかを見る。 日本語 けっこん【結婚】 中国語(普通話) jie2hun1【结婚】 我打算六月结婚。(私は6月に結婚する予定です。) 他以前结过一次婚。(彼は以前1度結婚したことがある。) 韓国語 결혼【結婚】 돈이 없으면 결혼할 수 없는 시대입니다.(お金がなければ結婚することができない時代です。) ベトナム語 kết hôn【結婚】 同じ【結婚】という単語であるが、中国語では離合詞となり、結と婚の間に別のことばを入れることもできる(2つ目の例文)。この離合詞というのが中国語初学者の私にはどうも難しい。日本語や韓国語には存在しないからだ。ベトナム語にも、基本的には…

  • 【貿易英語の思い出】Well noted.

    以前、貿易関連の業務をしていた。輸出入書類の取扱や、海外とのメールを主としたやりとりがあった。そこは、「貿易英語」と呼べばいいのだろうか、あまり学校では習わないような少し不思議な英語が飛び交う世界であった。 今は部署異動となり、「貿易英語」はほとんど使わなくなった。貿易関連業務のストレスからは解放されたが、少し寂しくもある。当時を思い出しつつ、取り上げてみたい。 貿易だけでなく、他のビジネス界でも使われているものもあるかもしれないが、わたしは貿易の世界しか知らないのでご容赦いただきたい。 第一回はWell noted.。 「了解しました」という意味だ。中国や韓国からのメールで頻繁に見かけた。類…

  • 【辞典】と【詞典】

    今回は【辞典】をなんというかを見る。 日本語 じてん【辞典】 中国語(普通話) ci2dian3【词典】 我不能放下词典。(私は辞書が手放せません。) 韓国語 사전【辞典】 사전은 어학공부에 필수입니다.(辞書は語学学習に必須です。) ベトナム語 Từ điển【詞典】 Quyển từ điển này là từ điển tiếng Việt.(この辞書はベトナム語の辞書です。) 日韓は【辞典】、中越は【詞典】と漢字が微妙に違う。 また中越は発音がかなり似ている。無理矢理カタカナで書くと、中国語は「ツーディエン」、ベトナム語は「トゥーディエン」(もちろん声調も違う)。中国語を先に学び、…

  • 【書評】ことばは変わる はじめての比較言語学

    東京外大での比較言語学の入門の授業をまとめた本。エッセイ風の軽い文書でとても読みやすい。 西洋言語と異なり、日本語など東アジアの言語に比較言語学の考え方を用いるのには限界があるということを明言されていたのが一番ためになった(過去の資料があまり残っていない。音声を表すアルファベットではない)。

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