「贏ち得る」の連載中ですが12月3日は総ちゃんBD!!せっかくだからBDSS書いてみようと思って書いてみたんです。そうしたら思ったより楽しくてwいつの間にかに4話も書いてました。そんな訳で今日から4日間はBDSSをUPしたいと思います。タイトルは「総ちゃんのハジメテ♡」その名の通り、初体験満載です(*ノ∪`*) ← Rではないですよお楽しみ頂けたら幸いです。出産編つくしと結婚して2年目。2月の寒い夜に、待望の息子が生まれた。つ...
Promisesで起きた出来事は、休み明けBlooMに出勤すると既に周知の事実となっていた。桐人 「つくしちゃんごめん。岸田があんな事する奴だったなんて…あいつはもうPromises辞めたし、俺の知り合いの大阪のバーで働かせる事にしたから安心して。」遊 「だからあんな、自分の腕に自信ある。みたいな奴雇うなって言ったのに。つくしはもうPromisesには行かせない。俺が他のバーテン紹介するから。」総二郎に口止めするのを忘れていた...
つ 「ねぇ。私ここには不釣り合いじゃない?最高のバーテンが居る店って、こんな高級ホテルなの?」海の帰り道。つくしを連れ、ホテルメープルに来ていた。メープルの客でも、一部のVIPしか利用を許されないそこにはカクテルの重鎮と呼ばれるバーテンの一番弟子が勤務している。「もっとバーテンダーとして沢山の勉強したい」とつくしが話した事から総二郎はそのバーテンダーがいる店に連れて行きたいと考えた。ロココ調の格式高...
総二郎はすぐに警察に連絡しようとスマホを操作し始めた。こう言う時は司に連絡して警視総監を直接動かそう。いや、でも未遂ならあきらに頼んでもう2度とアジア圏内に入れない様に処理してもらうか…どっちにしても許せねぇ…つくしは、俺の女…いや、婚約者だ。つ 「え!そんな…だって…」総二郎の剣幕に驚いたつくしは慌てて否定しようとするが、昨夜のことを思い出すのも嫌だと口ごもってしまう。総 「そんな…なんて悠長な事を言...
「お…い!…きろ!……起きろ!」なんで起こすのよママ!今いい所だったのに…つくしは悪態をつきながら目を擦ると、眩しい朝の光に目を眩ませた。つ 「ん…まぶし…。」総 「はぁ。やっと起きたかよ。眠り姫さん。」つ 「え?あれ!あなたなんで?あれ?ここどこ?」まだチカチカと眩んだ目を凝らして外を見るが、眩しくてよく分からない。これは…潮の匂い?総 「お前を家まで送り届けようとしたんだが、起こしても全然起きないし、...
総 「こんな所で何してる?」総二郎はPromisesの近くで1人歩いていたつくしを見つけてその腕を掴んだ。つくしは首を横に振るだけで何も言わない。だがその服はカクテルがこぼれたのか、つくしは飲まないはずの酒の匂いを感じた。総 「おい答えろ!こんな時間に、こんな所で何してる?仕事の帰りはタクシーじゃないのか?遊は何してやがる!」つ 「なんであんたが…そんな事…こ、今夜は少し歩き…たくて。それだけだから!」総二郎...
岸田 「桐人さん。今夜もつくしちゃん、こっちに来るんですか?」桐人 「さあ。BlooMが忙しくなければ来るんじゃないか?いつもつくしちゃんの面倒見させて悪いな。つくしちゃんもお前にカクテルの事教えてもらえて嬉しいって言ってたぞ。」岸田 「そうなんですか?じゃあ、脈アリかな?」桐人 「おいおい。つくしちゃんに手を出すなよ。あの子は遊の気に入ってる子なんだから。」岸田 「それはそうでしょうけど、恋愛は自由...
つ 「ただいま。」千恵子 「あらつくし。久しぶりね!今日は仕事休みなの?」つ 「あのねママ。今まで帰ってこなくてごめんね。私、今バーテンとして知り合いの人のお店で働いているの。その店のオーナーに居候させてもらってたんだけど、あんまり長い期間そのままってわけにはいかないと思って帰って来たの。私は西門さんとの結婚も婚約も嫌だから、もう諦めて欲しい。それでも私、パパやママとこの家に住んでもいいかな?」つ...
渋る桐人に頼み込んで、総二郎は遊と話すため2人が食事をするレストランに同行した。遊 「なんで桐人との約束にこんなのがいるわけ?」総 「あんたが遊か。桐人の店で何度か見かけたよ。俺は西門総二郎だ。桐人とは子供の頃からの知り合いなんだ。あんたが俺の婚約者をたぶらかしたと聞いて、一度話してみたかったんだよ。」遊 「つくしに振られた腹いせって訳?俺は関係ないから他当たった方がいい。確かに一緒に住んでるけど...
総 「それで、牧野と親しくなっただけか?」リカ 「そうね。今の所、遊様との進展はないわ。」総 「そっちじゃなくて。あいつがどうして俺を避けるのか、情報をくれると言ってただろ?あんた、同性から相談を聞き出すのが得意だと言ってたじゃないか。」リカは総二郎と最後に話をした際、つくしがなぜか総二郎と碌に話もせず拒否したままだと話していた。実は既に何度かBlooMに足を運んでいるが、つくしは総二郎が店に入ると奥...
つくしは困惑していた。初対面でいきなり噛み付いてきた綺麗な女性。あれから2日と開けずに店に来てはつくしを困らせる様に文句を言ったり睨みつけてきたりカクテルを注文して飲まず、遊に纏わりつく。遊はリカを嫌がり、とうとう店にリカが来るだけでカウンターから消えてしまう。つ 「ちょっと遊。幾ら何でも避けすぎなんじゃない?少しくらい話してあげたら良いのに…そのくらいじゃ桐人さんだって嫉妬しないでしょ?」遊 「無...
リカの来訪の噂を耳にした総二郎は、リカという女について調べるが素性が分かっても付き合いがあったと言う記憶すらない。この面倒なタイミングで邸に来たりして、もし親父や爺さんの耳に入ったらどうしてくれるんだ。最近桐人の店に通っているらしいから、そこで勝手に目をつけられでもしたんだろう。そう考えたがこのまま牧野との問題を大きくする訳にはいかないと、リカに会って直接話すことにした。総 「で、あんたは一体何が...
私信です。ta☆ 様リカちゃん。どんな女の子なのか…少しずつ見えてきます〜嫌な予感が当たってしまうかも?イラっとさせたらすみません(^◇^;)リカが報告を受けたのは、その数日後だった。つくしの事を調べれば調べる程腹が立ちその気持ちを抑えられない。計画より早いとは知りながらも、遊が店を離れる時間を狙ってBlooMに向かった。つ 「いらっしゃいませ。」リカ 「…ルシアン。」注文を受けつくしは少し面食らった様な顔をする...
「いらっしゃいませ」客が席に着くと、つくしは懸命に観察を始める。バーテンとしてBlooMで店に立つようになり4ヶ月が経とうとしていたが、つくしは中々自分が納得出来るような接客をする事が出来ていなかった。特にワインの事は難しい。客にどんな味かと質問されても、自分では答えられないため毎晩数種類ずつ試飲させてもらっているがつくしは酒に弱いため、すぐに酔いが回りその味がわからなくなる。遊 「あんたにワインは難し...
私信です拍手コメントのお返事も、遅くなってすみません。・ つ☆ 様ありがとうございます!楽しんでいただけて嬉しいです〜総ちゃんの賢さと、つくしちゃんの生真面目がぶつかって、どんな化学反応が起きるのか…私自身も楽しみながら書いています(´∀`*)・ ふ☆ 様コメントありがとうございます!ポチっとして頂けるだけで幸せです。それにそのお言葉も嬉しくて天にも昇る気持ちです(〃ノωノ)お陰様で元気になりました!良かったら...
優紀 「あれから全然連絡ないから、諦めて婚約でもしたかと思ったら…まさかバーテンになってるなんて。まったく!困ってるなら連絡してっていつも言ってるでしょ?それでどこに住んでるの?」桜子 「先輩はいつも私たちに見つかるまで逃げようとしますけど先輩の行動範囲なんて大体の検討はつくんです。隠し事なんて諦めて白状したらいかがですか?」どこから情報を得たのか、つくしがBloomで働き出して2ヶ月後。優紀と桜子がつ...
こんにちは。最近寒かったり暖かかったり気温が忙しなく変化しておりますが皆さま体調を崩したりしていませんか?私は最近の気温の変化と疲れのせいか、しつこい風邪にやられています。師走はもっと忙しくなる予定なのでこの辺りでしっかり治そうと思います。そのため、今日はお休みします。再開は11月15日の予定です。気合いで治しますので、もし良かったらまた暇つぶしに読みに来て下さい(゚∀゚)最後に、皆さんも体調に気をつけて...
千恵子 「ごめんなさいねぇ。つくしったら、こうと言ったら聞かない子だから。」電話の向こうで呑気に笑う千恵子に、総二郎は困り果てた。自分の娘が家出の様な事をして居場所もわからないと言うのにこの人はなんでこんなに呑気に笑ってんだ?総 「娘さんの居場所が分からないままではご心配でしょう。私が責任を持って調べますから、ご安心ください。」千恵子 「あらまぁ何だか申し訳ないですねぇ。つくしの事ですから心配ない...
つくしは一度家に戻り、家族が不在の間に荷物を持って出かける事にした。パパやママに申し訳ないけど、あんな男との結婚だけは阻止したいし今はこれがベストな行動よね。遊 「今夜からここがあんたの職場。毎日18時に店を開けて。定休日は特に決めてないけど大体日曜か月曜。閉店は12時。常連は多いけど、大体はワイン飲む人だからワインの事だけは勉強しといて。カクテルはやりながら覚えればいいよ。」約束の17時にBlooMに着く...
BlooMこれがつくしが道端で出会った男の経営するバーの名前だった。「俺は遊。あんた名前は?」つ 「私はつくし。」遊 「あんた変わった名前だね。俺は遊なんて何の珍しさもない名前だからあんたが羨ましいわ。」つ 「そんな事言う人初めて。確かに一度言えば大抵のクライアントは名前を覚えてくれたわね。」遊 「クライアントの相手をするような仕事してるんだ。エリートって恋人作れないくらい忙しいの?」つ 「エリートっ...
「説明してください。」つくしからの連絡を待っていたはずの総二郎は、邸に突然訪れたその相手に驚いていた。飛んで火に入る夏の虫か?つくし争奪と銘打ち動き始めた途端に、呼ばれてもいないのにつくしは西門の邸へ訪れた。まさかこんなに簡単に任務完了するとは総二郎にも想定外だったが、このまま上手く丸め込めば西門に留まらせる事も可能なはずだ。「何のお話でしょうか?」総二郎は仕事用の微笑みで女に流し目を送る。その視...
家元 「総二郎お前、お見合い相手に振られたそうだな。」麗子 「そうなんですよ。西門の時期家元夫人にはつくしちゃんの様な子がぴったりだって私気に入っていたのに!」総 「あのお嬢さんは庶民の家の娘でしょう? 今までは名家の令嬢とばかり見合いさせておいて庶民の娘など釣り合わないからだったんじゃないのですか?」家元 「そんな事ないぞ。それに、これまでの見合いは付き合いみたいなもんだ。大人には色々ある。うち...
つくしは困り果てていた。目の前でニコニコと満面の笑みを浮かべる叔母さんはママの姉・理恵子。静岡で地元の名士と呼ばれる叔父さんと結婚し、お金持ちの奥様になったが夫婦は子供に恵まれず、つくしや弟の進を実の子の様に可愛がってくれた人。5年前に叔父さんが亡くなりそれまで趣味程度だった花道の世界にのめり込み、今は先生まで任せられる程らしい。そんな叔母さんが突然自宅にやってきて、お見合いしてみないかと言い出し...
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