同窓会へ行ってきました。 きれいな空間で、懐かしく、たのしい時間を過ごさせて頂き、感無量。。。 骨折のため三角巾装備での参加、痛々しさをアピールしてしまいました。 皆様のお優しさが、「痛み入り候!」 卒業から半世紀以上の時は一気に消え、「青春時代」へと。。。 苦慮の末、きもので参加を致しました。 怪我後は、一度もきものに手を通うさず、きちんまとえるかを 試したい気持ちがありました。 案の定・・・。力が入らずに帯と帯締めが
「Thank you to all the alumni for a great time」
同窓会へ行ってきました。 きれいな空間で、懐かしく、たのしい時間を過ごさせて頂き、感無量。。。 骨折のため三角巾装備での参加、痛々しさをアピールしてしまいました。 皆様のお優しさが、「痛み入り候!」 卒業から半世紀以上の時は一気に消え、「青春時代」へと。。。 苦慮の末、きもので参加を致しました。 怪我後は、一度もきものに手を通うさず、きちんまとえるかを 試したい気持ちがありました。 案の定・・・。力が入らずに帯と帯締めが
「Thank you to all the alumni for a great time」
同窓会へ行ってきました。 きれいな空間で、懐かしく、たのしい時間を過ごさせて頂き、感無量。。。 骨折のため三角巾装備での参加、痛々しさをアピールしてしまいました。 皆様のお優しさが、「痛み入り候!」 卒業から半世紀以上、時を超え、すぐに「青春時代」へと。。。 苦慮の末、きもので参加を致しました。 怪我後は、一度もきものに手を通うさず、きちんまとえるかを 試したい気持ちがありました。 案の定・・・。力が入らずに帯と帯締めが
古の人々は移り行く自然に敏感で、些細な変化をも、愛でられていた! 私の好きな言葉。。。 「麦星」 麦の収穫期に宵の空高く、オレンジ色に輝くお星さまで、 収穫の時を告げくれるそうです。。。 「自然 と、fu(歩)」なんて素晴らしすぎる! うれしくて、たのしくて、浮き立つ思いです。。。 四季ある日本に、生を受けたことを、感謝いたします。 &nb
このきものは十代の頃からまとっていました。。。 母がこの着物を縫いながら、「本当に地味好き!」と笑った。 今も箪笥の中で、出番待ちしていそう。きっと、一生道ずれ! 安価なきものが、「宝もの」なんて、、、 温暖化傾向の昨今、衣替えの時期に迷われる方もいらっしゃると思います。 「季節先取り」のおしゃれて、粋で素敵な感性ですね! 基本:10~5月 袷 :7~8月 透けるきも :6~9月 単衣 個人的な集いなどには、体感重視でよいか
いつも稚拙なブログにお越しい頂き、ありがとうございます! 骨折から、未だにきものが纏えず、欲求不満状態でありましたが、 受講生たちと、たのしく!おもしろく!きものと関われることが、癒しに!! 私に大きな喜びを、感受させてくれています。。。 大過なくお稽古をさせて頂いていた頃よりも、健康体の素晴らしさや変哲のない日々が 私にとってどんなに価値あることかと、痛い程知らされました‼! 未だに三角巾が外せず、人様からのお優しさが、本当に痛み
ほのぼのとする俳句に出会えた! 「糸電話ほどの小さな春を待つ 」 佐藤鬼房さんの俳句 幼少時を振り返ると、一家に一台固定電話があった時代ではなかった! 子供たちは、頼りない細い糸でできた「糸電話」に、戯れていた! 今のように、携帯で長話なんて、想像すらできなかった! 温い春を待ちわびる人たちにとっては、玩具の糸電話は、小さな春を運んで くれるもののひとつで、心を弾ませていたのかもしれなせん! 文明
日々を、機嫌よく、元気で、明るく、すごしたいと願っております。 冷静な時は「イライラする時間は、もったいない!」と、豪語。。。 時にはさらりと流せないことが、 加齢のお助けですぐ消え去る!(爆笑) 帯は二部式で、長方形の胴帯を体巻き付け、たれ(お太鼓部分)に帯枕をさし込み。 帯揚げと帯締めで、完成させております。。。(ピンチにもお手伝い頂いています。) 慣れると、実に便利です。。。 洋服の残布・風呂敷・特にアジア
いろいろなことがごった煮の如く、脳裏で右往左往しています。 怪我を抱えながらも、行動力は減速せず! それよりも、おつむの退化の方が、危険信号かしら??? 舌の根の乾かぬ内、失念していた同窓会を、運よく思い出しました。 その際にまといたいと思ったのが、「絽のきもの」。。。 近年の5月は「真夏日」が多くなってきました。一般的には絽は6月から~8月末ですが、 出した結論は 「絽きもの + 色物長じゅばん」 色物の長じゅばんで、きもの
駆け出しの頃、時間があるとトルソーにきものをまとわせ、帯を結んでおりました。 時を忘れて、自己流de 。。。 知識や技術は皆無に近かった!着付け本を参考に一心不乱に、私の世界を彷徨って おりましたが、井の中の蛙状態でした・・・。 ある講習会に参加させて頂いた際に、初対面の方から 「私でよかったら、お教え致しますよ。」と、お声掛けをして頂きました。。。 後日談、その方は技術的にあまりにも未熟な私を、放っておけなかったと(爆笑) お仕事の
駆け出しの頃、時間があるとトルソーにきものをまとわせ、帯を結んでおりました。 時を忘れて、自己流de 。。。 知識や技術は皆無に近かった!着付け本を参考に一心不乱に、私の世界を彷徨って おりましたが、井の中の蛙状態でした・・・。 ある講習会に参加させて頂いた際に、初対面の方から 「私でよかったら、お教え致しますよ。」と、お声掛けをして頂きました。。。 後日談、その方は技術的にあまりにも未熟な私を、放っておけなかったと(爆笑) お仕事の
眺めて良し! 巻いてうれしい! 私を満たしてくれる、うい帯です。 帯の中でぼんやり佇む月、得も言われぬ魅力を放っています。 もともと「丸好き」で、角(かど)がないものに、惹かれることが多く 下の帯は呉服屋さんで出会った瞬間に、「ほの字」に。。。 加賀千代女さんの俳句に 「世の花を 丸うつつむや 朧月」 世に咲いている花を、ぼんやりと丸く包み込むような、朧月のかすかな光。。。 素敵な俳句ですね。
きものを長年愛でていらっしゃる方から、こんな話をお聞かせ頂きました。。。 「半衿は大切に長年使っていくと生成り色になり、自分の年齢と良い関係になっていき、 絹と共に歳を重ねていく。。。」 胸に響くお言葉ですね。 化繊の半衿は扱いが簡単ですが、素敵に自然変色してくれない‼! 正絹と化繊では価格差がありますが、一生ものと思えば、お安いです。 そして、お肌にも優しい。。。 写真の半衿は、かなりの年代物の端切れで
端午の節句には、母は朝早くから「柏餅」を作っておりました。。。 柏は新芽が育つまでは、古い葉を落とさないことから、子孫繁栄に通じると されています。。。この日は菖蒲湯にもつかれるという、うれしい日ですね! 鯉のぼり・新聞紙で折った兜など、たのしさが満載の日です。 甘党がおらず、柏餅作りはなく。新聞紙の兜も作らず。ただ菖蒲湯、待ち! 細長い菖蒲の葉のみが、今か、今かと出番待ちをしております。。。 そして、私は帯揚げや帯締め
骨折をして、自分できものがまとえず、少々寂しいですが、やりたいことは盛りだくさん。。。 脳裏に浮かぶことで、体と心に負担がすくないものは、積極的にこなしております。 例えば、写真の整理など。 この写真は、ほかせない! きもの着付け教室「衣香」の受講生第1号さんです。 クラシックバレエもされていて、ビシッとした骨格で、所作も大変きれいでした。 私にたくさんのことを、教えて下さった! やさし
写真は私の春袷です。。。 袷仕立てられたのきものですが、軽くて、薄い色合いが、春らしい!! お気に入りで、シンプルきもの+遊び心持つ帯を、添えて楽しんでい~ます。 ・春手袋・春日傘・薄手のショール、どれも素敵なアイテムです。 ・春外套(=春コート)天候の不順があっても、おしゃれな薄手のコートがあれば、鬼に金棒! そして、 春挽糸(はるびきいと):新繭出るまでの期間の、昨年産の生糸こと。 夏挽糸(なつびきいと):6・7月頃には新
写真は、私の春袷です。。。 表地と裏地の二枚重ねで仕立てられたきもので、軽くて色が薄いです。 シンプルきもの+遊び心持つ帯を、添えて楽しんでいま~す。 ・春手袋・春日傘・薄手のショール、どれもシックで素敵なアイテムです。 ・春外套(=春コート)天候不順があっても、おしゃれな薄手のコートがあれば、鬼に金棒! そして、春挽糸(はるびきいと)は、新繭出るまでの期間に活躍する、昨年産のこと。 夏挽糸(なつびきいと)は、6・7月頃にお
私の欠点の、ひとつ・・・。 整理整頓が、お下手なこと! 生来の性格 + 女手がたくさんあり、それに甘んじていた? 写真の方のシンプルで丁寧な暮らし方から、学ばせて頂いております。 何よりも謙虚で、親御さんの介護も力まずに、自然体!(すごいこと ♡) 私もだらしなさと決別して、シンプルで丁寧な暮らしを、せねばと。 美しい着姿を拝見しながら、晩春に思ふ。。。
写真の白椿柄の帯は、私のお気に入りの1本です。。。 「椿は神聖で繁栄を象徴する木」または「魔よけの力を持つ木」とされて、 縁起の良い花とも言われています!霊力の宿る木として、神社やお寺などに 多く植えられています。 寒い冬の時期は、植物の多くが葉を落としますが、 椿は真冬でも光沢のある緑の葉を携え、その凛とした姿からは不屈の生命力を 放っていますね。。。 今でも茶道や華道ではなくてはならない花として、大切にされています。 「階
今宵は「腰紐はん」のお話です。。。 きものがまとえるようになった時に、見えない所のお洒落が、 気になりだしました。 まず最初に試みたのは、「腰紐はん」。。。 モスリンの腰紐に、絵を描いては、心浮き立たせておりました。 写真の中の三種類の腰紐は、今も私を支えてくれています。。。 写真①の説明文は「紐を二つ折にして端を揃える。」が正解です。 申し訳ございません。 ピンチを使わずとも、すぐにクルクルとたためるようになります‼
今宵は「腰紐はん」のお話です。。。 きものがまとえるようになった時に、見えない所のお洒落が、 気になりだした! まず最初に試みたのは、「腰紐はん」。。。 モスリンの腰紐に、絵を描いては、心浮き立たせておりました。 写真の中の三種類の腰紐は、今も私を支えてくれています。。。 写真①の説明文は「紐を二つ折にして端を揃える。」が正解です。 申し訳ございません。 ピンチだどを使わずに、すぐにクルクルとたためるようになります‼
投稿日 : 2025年4月27日 最終更新日時 : 2025年4月27日 新しい春には、新しい日傘を、心にそんなメモしたのは去年のこと。。。 すっかり失念、顔のシミ見て思い出す! きもの+日傘=ス・テ・キ でもね。こんな俳句と出会い、ドッキリ!! 「春日傘うしろ向いても若々し」 鴨下昭さんが詠まれたもの。 加齢とともに、体型も変化! それだけではない。歩き方にも・・・。 心
「お晩です!」 アルバムの整理をしておりましたら、懐かしい写真の出現で、ワクワク! 着付け師になることを決意した時、脳回路が単純で古典からのスタートが 希望でしたが、今振り返れば無謀な発想でしたね。やみくもにいろいろな 講習会へ参加させて頂きました。(その頃の写真です。) 高齢になった今でも、夢は数多あり、そのひとつは、 「芸者さんに化けてみたい!」 時遅しの感はあるけれど、、、。
体調を崩し、後回しにしていたことの処理で、多忙です・・・。 蕪村さんの「ひねもすのたりのたり」の世界のように、急ぐことのない、 やさしい春の一日に、出会いたい! 写真探しをしておりましたら、いつも穏やかでやさしい友人のお写真が、 出てきてうれしくなりました。。。 モデルの秋谷ジェマさんです。 親子ほどの歳の差があり(もっとかもしれない!! 孫?) 最近はお目もじもなく、心のどこかで気になっております!
春が来ると、思いだす一句。。。 「菫ほどな小さき人に生まれたし」 夏目漱石の俳句です。 こちらもお気に入り! 「ぶつぶつと大なるたにしの不平かな」 「線香のこぼれて白き日永哉」 思わず吹き出してしまいそうな一句は 季節先取り、夏の句ですが、 「たたかれて昼の蚊を吐く木魚哉」 おもろいですよね。 写真の帯結びは、糸賀文音の創作結びです。。。 夏は浴衣に! その他の季節はおしゃれ着に添えて下さい。 小
不注意の怪我から、未だにきものが纏えません。 私は「kimono to fu」の生活を希っております。。。 「kimono to fu」とは、恥ずかしながら、私の造語で「きものと共に歩む」が、夢です! 「自然(草・木・花・風など)と きもの」がコラボする空間を、楽しみたい。。。。 写真の大島紬は、余り糸を寄せ集めて織り上げられたものです! 手間は掛かっていると類推されますが、安価でした。 そし
今春はなぜか、「春の海 ひねもすのたりのたり哉」 与謝蕪村さんの世界とは、無縁状態! 能や体の退化などを、加齢のせいにしたいけど、生れつきのものや、その後のなまけものも、 住み着いているようです(笑) 憧れの与謝蕪村さんの世界には、程遠い・・・。 今はきものがまとえず、眺めるだけ・。・・。。・・ 桜の刺繡半襟、大好きな「円模様」の帯、きものは栗梅色。 おべべたちの、「早くまとって!」いう声が、聞こえてきそう!
お母様からの、リレ一帯でしたが、受講生には長すぎる帯で、軽装帯へと 変身!「結ぶのが、ラク!」と喜んでおります。 素敵さに私も、「惚の字」。。。 個性的でおしゃれ、これからは出番が多くなりそうです! 受講生の箪笥の肥やしにならずに、良かったこと。。。 「箪笥の肥やし」とは、箪笥にしまいこまれて、活用されないきものや帯 を指す言葉で、また辛い経験を人生の糧として、成長させるという意味も あるようです。
骨折をして、半月が過ぎ、医療従事者・着付け教室関係者・知人身内など 皆様のお優しさが、痛み入ります。。 怪我後の初めてのお稽古は、「お口」のみの参戦! 医療従事者・着付け教室関係者・知人身内など、皆様のお優しさが、心が 痛み入ります。。。 復帰後初めてのお稽古は、「お口」のみの参戦、お許しくださいませ。 家事に関しては、男どもの自立という大義名分のために、痛くない場面で も痛さを演じ、主演女優賞級の良い仕事をしております。。。
「雪の果て」とは、雪の降りじまいのことで、なごり雪とも。。。 なごり雪も桜前線も、北上していきます。 季節外れのなごり雪が、桜を追いかけ、コラボ! ステキな景色、感動ものですね。 10代で一目惚れ、母に仕立ててもらったこのきもの。今も首ったけ! 安価なきものですが、「さよなら」は、終生言えそうにありません。
いつもご覧頂きありがとうございます。。。 「裾除けの紐や帯もきつく締めていないのに、苦しい?」 そんなお悩みを頂戴いたしました。 お着付けが若葉マークの頃は、不安からすべての紐を強く締める傾向があ ったり、きついのがお好きな方もいらっしゃいますね。 纏い終えてから、また、食後に苦しさを感じることもあります。 裾除けは、一番先にお着付けいたしますが、その上には補整・襦袢・きも の重なり、その際には腰紐が使われます。そして帯も加わ
桜の命は短いけれど、飛花・落花など、どんな姿の桜も、可愛い! 花・葉・草・木たちが、温さに応えて、嬉々として輝き始めます。 若草という言葉が好物で、想いを風船玉のように、大きく膨らま せて結び上げました。 出版本🄬「衣香式パタクル」に掲載しております。。。 ぜひ、ご覧くださいませ。 若草の若々しさを、お感じ頂けたらうれしいです。。。
今日(4月8日)は「花まつり」の日です。 お釈迦様のお誕生日と同時に、命の尊さ・感謝の気持ち、そして幼子の 健やかな成長を願う「灌仏会(かんぶつえ)」とも呼ばれ、無病息災を 願うお祭りです。 さまざまなお花で飾られた「花御堂」が設置されて、お釈迦様の像がそ の中に据えられて、像に甘茶を注がせて頂き、お祝を。。。 子供の頃も今も、大好きな行事です。 色とりどりの花が咲き乱れる百花繚乱、まっただなか。。。
以前から「シンプルに生きたい。。。」 それは気持ちだけでなく、きものなど物にもでした。 きものは多用性の魅力を持ち、私らしいスタイルで、おしゃれを楽しめる おもろいアイテムで、ひょいひょいとアイディアが湧き起り、「捨行」は 停滞中です(笑) 断捨離は、物の整理だけでなく、思考・心(感情)情報の整理にもつなが るのは、理解出来るのですが、、、。 断をくだせるのはのは、もう少し 先かかしら?
私の「押し活」である散歩&神社・寺院巡りを嬉々として楽しんで おりましたが、自宅で骨折・・・。(あまりに痛さに大泣き!) 今は家事なし生活を楽しむ! お産以来、ご家族様あんがとー! でも、きものがまとえないのが、寂しい・・・。 私が考案した「パタクル結び」を手軽に結び、闊歩した。。。
桜の美しさには心惹かれますが、同時に儚さも感じてしまいます・・・。 花明かり・花霞・桜嵐・花雲・花屑などの言葉からは、優雅な心の高ぶり が伝わってきます。 記憶力の低下が激しいのですが、若き日の記憶は、なぜか今も健在だす! スラスラと出て来ます。与謝野晶子さんが詠まれた。。。 「清水へ祇園よこぎる桜月夜 こよひ逢ふ人みなうつくしき」 ちなみに、春の光のやさしさが、明るく・美しく・柔らかく、包んで くれる景色は、私にとっては「心
友人から、素敵な手作りバッグを頂きました。 きもの地に可愛いパッチワークが施され、軽量で散歩には、ベスト! 袋の裏地には「紅絹(もみ)」使われている魅力的なバッグでした。 紅絹は紅花で染められた絹織物で、きものの裏地や襦袢に、活用されてい ます。。。紅花で染められたことから、「紅絹」と名付けられたとか。 美しい言葉ですね。 この友人の人間関係や物を大切する生き方は、敬慕しております。。。
桜の開花に心騒がす頃になりました。。。 「世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」 僭越ながら、在原業平さんに同感です。 親の介護の頃、絵筆を握りながら、自分の心とよく対話しておりました。 そんな中で書き上げたのが「桜帯」です。。。 顧みると、この頃の方が精神的に、大人だった気が致します(笑) 美しい四季のある日本に、誕生できたことは、大変な幸運! 桜の美しさと、儚さ。・。・・。。。 桜の花のように、潔く美
前回ブログでご紹介させて頂きました、きものです。 「ブログではきのの一部しか見えず、全体は?」 そんなご意見を頂戴いたしました。 垂れ感があり、きれいな線で体を包んでくれます。。。 まとえばまとうほど、体に馴染み、私を喜ばせてくれる!! 「愛さずにいられない」。。。 私的には「白いお衿」、オールマイティではないけれど、 それでも、きもの道を一緒に歩きたい、私がおります。。。
https://kinuka.net/2025/03/27/low-key/
過去写真が出て来ました! きものの衿が白っぽくて、長じゅばんの半衿に見えませんか(笑) きものは好きな色合いですが、予想だにしない後ろ姿に、啞然! これも貴重な経験ですね。 若い頃はまとうものは地味好みで、めくら縞のようなものが好物でした。 その反動か、今は明るいものに、心惹かれております! ある意味、それは断捨離のお邪魔をしてくれています。(トホホ) めくら縞とは 経糸と緯糸を濃く藍染した綿糸で、織
散歩の途中散歩で出会った風景です。。。 水仙の花が楽しそうに、一列行進をしているみたい。。。 門前町で生まれ育ち、お寺が遊び場! 自然と神社仏閣に興味を抱き、今では、散歩=参拝と化す。 考えたいことがあると、「聖地ではなく生地」へ足が向く。 多分私の「心の原点」なんでしょうね。 今朝もお嬢様の袴着付けを承り、微笑ましく温かな母娘さんに接して、 まだまだ、日本は良い国だと思いました。。。 「永遠にあれ!」  
今日はお彼岸の中日で、あの世とこの世が、つながれると言われていま す。たくさんのご先祖様に、元気で好きなきもの道を、未だ牛歩してい ることを、ご報告申し上げたいと思います。 コロナ禍で減ったお着付けのお仕事が増え、何よりもうれしいことです。 写真は数年前に不帰の客となった、友のきもの姿です。 きもの繋がりのご縁で、思い出される会話は、いつも「きもの談議」 若い頃から纏うものは、地味好み!おかしいのは、歳とは反比例で 最近の私は
「風光る」春の到来! 陽光の中を、微風が吹きわたり、萎縮していた体が、ゆるむ。。。 四季の移ろいを、風の動き・趣の違いなどで、視覚的に感知する表現され た古人たちの美的意識は、すばらしい! 出版本「®衣香式パタクル」で、ご紹介させて頂きました半幅帯結び「風 光る」も、柔らかな春の風に包まれる喜びを、表現しております。。。 四季を堪能できる日本は、本当に、すばらしい! そして、四季が永遠に存在する日本であるこ
「暑さ寒さも彼岸まで。。。」 的を得た諺ですね。 さらに春のお彼岸には牡丹餅・秋のお彼岸はお萩を、ご供養のためにお仏 壇にお供えします。。。 食するものだけでなく、まとうもの、住まい方にも、日本には季節感があ り! 日本人としてに生を受けたことは、大変有難いことです。。。 もうすぐ、「桜霞」のお出ましが。。。 遠くで咲く桜が、霞のように見える! その光景に出会うと、瞬時だけ 「天国を彷徨っている感覚に。。。」
今朝は「かげろう」のお話です。。。 「糸遊」と「陽炎」は、同じ意味だそですが、私たちはには、陽炎のほう が馴染みがありますね。 早春穏やかに良く晴れた日に、日光の照りつけた地面から立ちのぼる、 神秘的気象現象! 糸が日光のほどあいで、糸が見えたり、見えなかったり! 蜘蛛の糸が空中を浮遊する現象が、「遊糸」。。。 蜘蛛さんが、糸に乗って空中を遊ぶ 姿は軽快‼! 稚本「衣香式パタクル」に、登場している結びです。(写真の結び)
アルバムの中から見つけた、懐かしい写真です。。。 着付けを職とすることを、心に刻んだのに、まだ同時並行でいろいろな事 をかじっていました。絵は大変苦手で、中年になってから始めた図画とい う感じでした。それまでの人生では、一番不得意なジャンルでした。 そんな私を先生は根気強くご指導くださいましたが、帯が仕上がって、時 を移さずに、アッチモノ(彼方者)に・・・。 帯地を呉服屋さんに染めて頂き、それにアクリル絵の具で色を差していき
「ご趣味は何ですか?」 こんなお尋ねを頂戴することがあります。 若い頃からきものの環の中を、彷徨っていることが、好きでした(笑) 単なる趣味から、職業への変換があり、 きものは、趣味 + 仕事 、今は。 私が所有できるきもののや帯には、限度があり! 手持ちのものを有効活用が、工夫が工夫を呼び 「文音の世界」を、彷徨うことの面白さを、知る! 手持ちから生まれる、新たなコーデネートには
平安時代に清少納言さんがしたためられた「枕草子」の一文。。。 「春はあけぼの。やうやうしろくなりゆく、山ぎは少しあかりて、 紫だちる雲のほそくたなびきたる。」 古典にも疎い私ですが、心に残っておりました。。。 「春は曙」、春の訪れに胸をワクワクさせた古人たち! されど現代人 でも「春は曙」に、胸躍らせる方がいらっしゃるのでは? そして、もうひとつ私の好物言葉「黎明(れいめい)」も、 「曙」同様に「夜明け」を表す言葉だそうです
今日は「啓蟄(けいちつ)」で、冬籠りしていたの虫たちが、春の気配を 感じ、地上にお出ましになる頃です。 春と名ばかりですが、自然の生命力が強く感じられる、この季節が好き です。 お稽古風景からです。。。 受講生たちと、名古屋帯の表と裏の柄出しに、興じてみました。 1本の帯が、いろいろな表情を見せてくれて、心が踊りました! 知恵は無尽蔵‼! 葉をいっぱいつけた樹木が、豊かで健やかなように、人の心葉もたくさん
この帯締めを毎日のように、締めていた時期がありました。きものや帯は 変われども、体の中心にいつも鎮座。。。 帯を結ぶ時、帯締めは最後に結び! ほどく時は、初めに外されます。 そんなたいせつな運命を持つ、帯締めさんです。。。 お太鼓系の結びでは、帯の形を守り、そして着崩れ防止にも、貢献!! お振袖などの場面では、豪華に、素敵に、結ばれた帯締めは、人気があ ります!! 晴れの日の一場面に、大きな花を添えてくれます。 着姿のま
弥生に入りました。。。 草木がますます生い茂る月という意味があり、花咲月・桃月・夢見月などの、美しい別名があります。 草花木の生命感の強さが感じられます。。。 ・ひな祭り(3日)・ホワイトデー(14日) ・春のお彼岸(17~23日) ちなみに、春のお彼岸は 牡丹餅 / 秋のお彼岸は お萩 どちらも花の名が。。。 古人の感性のすばらしいことに、感動いたします! 幼少期は甘いものは、見るだけでNG! それが今は大好物! (御身を思えば困った
ふと気がつくと、断捨離をしたはず部屋では、物たちが遊んでいる・・・。 正直申せば、生来整理整頓がお下手、その上やりたいことを優先させております(笑) 予定外のことが多々ありすぎて、少々お疲れ気味でござる。 一方鏡の中では、劣化している自分とご対面、あ、焦ってもうた・。・。・。・ お美顔して、好きなきものをたくさんまとい、気分転換をせねば。。。 「べべと歩!」 (いつもきものと一緒という、私の造語です。)
写真は出版本「衣香式パタクル」の中で遊ぶ「乙女太鼓」のアレンジです。。。 結び由来の一文から おしゃれ感漂う、若々しいお太鼓結びは、おらんか? そんな思い、とうに忘れてもうた・・・。 突如、劣化した脳が作動! そして、生まれた結び。 「めちゃ可愛い!」 暖かくなったら、帯付きでお出掛けのお供として、お連れくださいませ。。。
今日は「鏡」のお話をさせて頂きます。 水面に映って見えることを、「水鏡」 氷に映って見えることは、「氷面 鏡(ひもかがみ)」というそうです。。。美しい日本語ですね。 弥生時代以来、神を祀るために、色々な品々が供えられました。「鏡」も そのひとつで「日本書紀」にも鏡の記述があります。「八咫鏡(やたのか がみ)」と呼ばれる鏡は、天上から地上世界へともたらされたとか。 優れた鏡は神に捧げられ、その一方では鏡は神祭りのみならず、人の 葬祭にも
趣味という口実で、いろいろなことをかじってきました。 心躍らせたものは、数多あり。。。 料理、洋裁、絵画、音楽、染め物、あとは思い出せません。 家族や親族に、kimono好きが多く、みな和裁が達者でした! 悲しいかな、私は恐ろしいほどの不器用で、お針子さんは叶わぬ夢でした。 そんな状況下なれど、不思議なほど幼少の頃から、kimonoに心奪われ、今に至る! 覚束ない手つきで、半衿付けやほつれ直しをしております(大爆笑) それでも、kim
最近は散歩時間が長くなり、その恩恵か? 体が軽い! 自然とは、大の仲良しに。。。 「どこか、遠くに行きたい。。。」 姪は小さなリュックひとつで、海外を旅しているようですが、 かたや叔母の私は、日帰りの旅でさえもぎょうさんの荷物を・・・。 されど、余分なものを持たずに、物ではなく私が主役の人生を、 あきらめておりません。 (片付け下手から、なかなか足が洗えないの! トホホ。)  図にのって「どこ
いつもお読み下さり、ありがとうございます。。。 江戸時代の「粋」町人好みの縞や格子模様に、少し触れさせて頂きます。 縞は天保時代に南方の島で織り出された説があり、島→縞の文字が当てら れた経緯は、ハッキリしないようですが、この頃に竪縞(たてじま)・横 縞・格子が、「しま」の総称に。。。 写真のきものは、独身時代には花柄小紋でしたが、シミを付けてしまい 「縞」に染め替えました。若い頃は縞のきものは親からはNG! 粋
日々、散歩や食生活を大事にしておりますが、物忘れや文明の利器に、つ いていかれない場面に、出くわすこともあります! 気落ちすると、箪笥の引き出しに手を伸ばし、触れてみる!! 「そこには、きものがいてくれる。。。」 このきものは、お気に入りの癒しの一枚です。。。 日々忙しく生きている自分を「自画自賛」したり、能天気な私もいたり、 でも夢は、たくさんあり。 「Oh! これ以上、何をしたいのかなぁー。」 &
おはようございます。 今朝は所用で歩き回るので、それを散歩代わりにいたします。。。 のんびりとブログを書き始め、浮かんできたものは、「半衿」 心惹かれるきものアイテムの、ひとつです。 刺繍・白地・手書きなど、いろいろな半衿に、恋しました。 半衿の付け替えをが倒だった頃の自分を、懐かしむ(笑) 河野礼子さんのこんな俳句が、目にとまりました。 「新しき半襟かけて春着とす」 時代背景や個人的理由で、新しいきものが手に入らずに、
同年代の多くの方々は、リタイアされていらっしゃいますが、低速ながら 今日もきもの道を、闊歩しております。。。 何事も不器用で、呆れるくらい習得に時間が掛かり、その上加齢とも仲良 し、てんやわんやの毎日ですが、「おもろい!」 人の夢を司る神様は、「夢主神」とか。仲良くして頂きたい! 今あることに、全ての神様・ご先祖様・そして周りの方々に、心より感謝 を申し上げます。。。
きもの憧れ人からの、ご質問です。 Q:「きものを脱ぐときは、どこからですか?」 A:「帯締めから解きます。。。」 まとったプロセスの逆から、進みます。。。 帯締めを解く→帯揚げ・帯枕・帯板も外す→帯を解く →腰紐を解く*腰紐1本の笹島式は、ここできもの&長じゅばんが開く! →さらし補整を解く→肌襦袢・裾除け・湯文字などを外す 足袋は始めであったり、最後の時もあります。(糸賀の場合)
お稽古風景からです。 時々受講生の着姿を、シャッターに収めさせた頂いております。。。 受講生の成長記録・私の加齢による物忘れ防止など、理由は様々です。 私は姿勢・仕草・態度・装いに、内包されている美の存在を、感じていま す。解りずらい表現で、ごめんなさい。 心根も大切ですが、骨格の存在は、大きいと思います! 衣香に入会時の頃は、体が傾いてた受講生が、今はきちんとした骨格にな っていることに、驚きを覚えました! 前々からそれに気
受講生がお嬢様の卒業式のために、一生懸命に袴の着付け練習をしており ます。袴着付けをお母さまにして頂けるなんて、お幸せなお嬢様でよね。 素敵なきもの&袴! そして、家族愛もステキ。。。 「通過儀礼」とは、人生の節目で迎える儀式のことです。 ・出産祝い・七五三・卒業式・成人式・結婚式・厄年・長寿祝い ・葬送、死者供養、先祖祭祀などがあります。 特にお宮参り・七五三・卒業式・成人式・結婚式などでは、普段は着物と は無縁の方々で
コロナ禍で世の中が、停滞していた頃、私は「パタクル」という半幅帯結 び本の制作に、心身共に打ち込んでおりました。。。 出版本「衣香式パタクル」に載せずに、落選させた結びがあります。 「花筏(はないかだ)」で、本当は私の好物結びでござる(笑) 体調を崩し、ブログは少しお休みさせて頂いておりましたが、最近復活! 平凡な日々が、例えば散歩・料理・おしゃれ そして、ブログなどなどが 自分の宝であることに、気付かされました! 相も変わら
早いもので、もう如月(きさらぎ)。。。 「如月(きさらぎ)」は二月の和風月名で、衣を更にまとうという意味です。 他に二月を表現する言葉には、衣更着、梅見月、雪消月、小草生月などがあります。 古い言葉の美しさに、うっとり致します! 心の中をじっくり見つめると、物にはあまり興味がなく、心地良い時間の中にいたいと、 願う私がおります。 ストレスは敵! もっと自分を大切にしてあげなくては」。。。
節分は2月3日が固定日ではなく、立春・春分・夏至・冬至といったの二十四節季の暦は 太陽と地球の進み方の位置関係で決まるようです。1周するのにずれが生じるので、年ごと に変動! 国立天文台の観測に基づき、計算・決定されているそうです。 2日の節分には豆を、ほうばりました。 来年は2月3日に戻る。。。 昨日は立春でしたが、私の心はまだまだ、冬景色! こんな小さな炎の温さに、癒されています。。。
今日は2時間ほどブラブラと、お散歩をいたしました。 ・道具が不要、すき間時間の有効活用できる手軽さ! ・美しい自然との接触は、うれしい! ・固定観念にとらわれない想像力の、誕生! ・木々・草花の生命力の強さが、胸を打つ! ・基礎体力の増加や、五感が研ぎ澄まされいく感覚が、すばらしい! 散歩にからめ、神社参拝・お墓参りなどもしており、私的には「至極の時間」でござる。 上のお人形は、ソロバン
今年の節分は2月3日ではなく、2日の今日です。 立春の影響を受けて、節分の日付はかわるそうです! ということで、立春の前日が節分 となります。 自分の年齢の数か、+1のお豆さんを頂いて、一年間の健康祈願を。。。 手に握るのはお豆さんかと思えば、スマホでした。 自撮りの練習風景です。。。 ネット情報から、「節分のおもしろい話 鬼が恐れる苗字」 渡辺さんです。 平安中期の武将【渡辺綱】が鬼退治したという伝説に由来し、渡辺一門
「酒袋」とは、 お酒を搾る際に「もろみ」をいれた袋で、その寿命を延ばすためにお酒造りが終わると 夏場に柿渋を塗り保管をしていたそうです。杜氏さんたちにとっては、大切なお道具のひ とつだったのですね。柿渋とお酒が相まって、独特の風合いが醸し出され、魅力的。。。 皮のような質感と重みがあります! 自動圧搾機が普及した現在は、酒袋で上槽する酒蔵は、少なくなっているようです。 酒袋は下記のようなものに、化身。。。
酒袋とは、 お酒を搾る際に「もろみ」を入れた袋で、袋の寿命伸ばすためには、お酒造りが終わると 夏場に柿渋を塗り保管をしていたそうです。杜氏さんたちにとっては、大切なお道具のひ とつだったのですね。柿渋とお酒が相まって、独特の風合いが醸し出され、魅力的。。。 皮のような質感と重みがあります! 自動圧搾機が普及した現在は、酒袋で上槽する酒蔵は、少なくなっているようです。 酒袋は下記のようなものに、
冬枯れ一色の野山や庭が「冬萌え」を経て、「春」と「冬」が少しずつ交差を始めると、 固まっていた体と心が元気を帯びて、ゆるみ始めます。。。 雪解けに雪の表面に出来るたくさんのくぼみの、かわゆさにはには感動します。この時期 にできる「雪笑窪」は、えも言えぬ光景です! また冬に萌え出る草木の芽も、とても小さくて可愛い、まるで土や枝の笑窪のよう。。。 「春よこい!早くこい!」と、体と心が「温さ」を、恋しがっ
今朝は早朝に散歩を済ませて、今はのんびりとお茶を頂き、おもむろにブログを書き始め ております。。。 写真の浅黄色(あさぎいろ)帯締めは、レトロ感があり私のお気に入りで、帯ときものを 変えても、この帯締めですごした日々も、ありました。 そんな折、木村孝さん(日本の染織研究家・随筆家)と、講演会での出会いがありまし た。参加させて頂いた際に、私の顔ではなく、この帯締めを覚えていて下っていました。 その後の講演会で直接お声を掛けして頂き、大変うれ
鮫小紋のお話です。。。 江戸小紋三役(鮫・行儀・通し)のひとつです。フォ一マルシーン(結婚式・入学式な ど)または、パーティー・観劇・お茶会などでも、活躍してくれる「ハレとケ日」ともに 使える優れものです。遠目ですと無地に見えたり、反対に目怒らすと、鮫の鱗のように、 扇状のドットが連続している、魅力あるきものです。。。 一時普段着として、緋色の長じゅばんや帯揚げを、添えて楽しんでおりました。。。 まといすぎて、裾がすれてしまい、昨年
着付け師として、駆け出しの時代によく結んでいた、変化結びです。 未婚のお嬢様用の結びで、周りの多くの着付け師さんたちも、一心不乱で技を磨いていら しゃいました。。。多くの刺激受けて、疲れも感ぜず、ひたすら前だけを見つめていた! 一日も早く一人立ちして、お客様に喜んで頂ける結びをして差し上げたかった! 後年、駆け出しの頃の私の「変化結び」を集めて、コラージュにしたものです。 その片隅に「椿」の花を添えたのは、木偏に春が添
おはようございます。。。 お教室で人気があるのは「銀座結び」で、色香漂う結びは、素敵‼ 江戸時代に発祥した「角出し」は丸帯や昼夜帯などを使い「引き抜き結び」という技法で 結びます。 長さが合っていれば帯揚げ帯締めも不要です。 時代劇によく出で来る「昼夜帯」で結ぶ「角出し」を真似て出来たのが、戦後銀座で発祥 した「銀座結び」です! 銀座結びも帯枕を使っていないので、夏は涼しく、お太鼓部分が膨らんでおり、大人の色 香が漂う粋な結びで、人気
あまり後ろを振り返らない私が、幼い頃の暮らしを懐古しています! 育った頃の座敷には、物が置かれていなかったことです。大家族だったのに??? 押し入れの有効活用? でも家族の寝具・衣類があったはずなのに? 「物に支配されては、いなかった!」 多忙と加齢を言い訳にしている、ずるい今の私です。 「使ったものは、もとの場へ」を守れば、それだけで探し物時間が減り、一歩綺麗な空間 での暮しに近ずくかも! 以前から頭では了解済み案件なのですが、実行が伴わ
「雪もよい」の空には、雪と生活が稀であったことから、ピーンと灰色に張り詰めた空 に、子ども心に「ワクワク」した記憶があります。 寒さから手の甲にはひび割れができ、悲しくて、怖くて、泣いた!! 最近は温暖化の為 か、ひび割れ君のお出ましはない。 20代で初めてひとりで、きものがまとえるようになった時にも、幼子のようなような 「ワクワク感」があった。。。ひとりでまとった着付けへの不安感が、心の奥でチラつ いていた!! 今では「遠い思い出」
霜が降り始めるのは、地域差もありますが、一般的には10月10月中旬~立春から88日目の八十八夜(5/2)までとか。。。 稚作本「衣香式パタクル」の中の、創作結び「霜の花」があります。。。 こんな帯結びです。 由来は、幼心にも自然が描く「霜の花」は美しいと思いました。踏みつけた時の霜柱のサクサク音は、心地よくて、今も心の中で生きています。。。 短命で太陽がお出ましになれば、消えてしまう儚い命! 愛おしさを帯にたくしてみました。。。 年
「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて冷やしけり」 道元さんが永平寺の夜空を眺められて、詠われたそうです。 今の時代でも共感される方々は、数多いらっしゃると思います。。。 四季のある日本は、素敵! その内二季になってしまうのではと、心配する私がおります・・・ 二季になったら、きものの世界も様変わりしますね。 春ha桜・夏noゆかた・秋ha薄のかんざしでお月見・冬no防寒タイツ(色気おまへんね) これらの楽しみが、消えないこ
おはようございます。つたないブログお読み下さり、心より感謝申し上げます。。。 今年は本気で、手持ちのきもの&帯びの交通整理に取り組むことを、目指す私です。それぞれに思い出があります。特に何もできなかった修業時代に、共に過ごしてきたきものや帯には格別な、思いが。写真の帯にも。。。 椿には香りがない! 花びらがしおれる前に首ねっこから、ポロリと落ちる! 武士には縁起が悪いと、嫌われたようですが、しつこさのない潔さ・淡泊さが、私は好きな
もう1月も半ばをすぎ、鈍感な私でも2025年の色を感じられるようになりました。。。 きもの箪笥を整理していると、母の介護で実家に足繫く通っていた頃、いつもは足早に通り過ぎていた呉服屋さんに、吸い込まれるように入店し、そこで出会ったのが「十日町紬」でした。。。 きもの・洋服共に模様も色彩も、シンプルなものが好み。なぜか心トキメキ、即断即決! 卅年一途(いちず)に、恋している! でも一途きものは、数多あり!(笑) 母が人生の舞台を降りた時、姉に「趣味はた
以前は「産土神(うぶすなかみ)」の参拝が主でしたが、最近はいろいろな神様をお詣りさせて頂いております。。。有難いことに神社巡りは、足腰の強化を担ってくれています。 毎年母は年の暮れ、子供たちの春衣の準備を欠かさなかった。お正月のために新調してもらった「春衣」が、とてもうれしかった! 「衣食住」は人が生きていくには、大切なものです。衣は身を守り!食は栄養!住は住まいや安らぎ! これらは健康や幸福に大きな影響を与えます。 道すがら「子ども食堂」に多くの方々が、
明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願い申し上げます 皆様にとって良いお年でありますように。。。 氏神様・崇敬神社は元旦に、そして今朝は江ノ島神社を参拝させて頂きました。 最近は良いことも、その反対の事も、すべて人生の学びと、痛感しております。 父と私・祖父と子どもたちとの思い出が、交錯する「江ノ島」へ行ってきました。 小さかった子どもたちは、大人に! 未熟な母親だった私は、今やおばあさんに!
高校の同窓生が初夏に亡くなった・・・。 同窓会の幹事を一緒にやらせて頂いてから、お話するようになりました。皆の会話で「あいつは凄い!」と。「どう凄いのかしら?」と尋ねた私でした。本当でした!Wikipedia には、ある分野の第一人者と記載されていました。幹事会での雑談で、そのことをお話しすると「そんなことどこに書いてあった?」意外な反応で驚いた! いろいろな事をされていたようで、本も出されていて、きものに関する本をくださった。 「今は懐かしい思い出」
辰年さんとも、もうすぐお別れですね。 師走になると、生家では普段は家事とは無縁の「父」が大掃除などで大活躍しておりました。。。 昔は女手がたくさんあったので、平時は余計な手助けをしなかったのかもしれません。でも通年神 様や仏様を大事にしていた姿には、今でも頭が下がります。。。 そしておバカな私を「お前は優しい子だ、それだけで充分だ!」と、その言葉、今も涙が滲む! とと様はおしゃれで背広に帽子が好きでした!すべてに劣化した自分を、立て直しを
毎年11月は7・5・3歳のお子さんたちが、氏神様などにお参りされていますが、近年は写真撮影 は、通年行われているようです。 かっての日本人は「子供は7歳までは神の子」と称して、神様からの預かり物として、特別な扱い をしてきたそうです。。。その当時は幼児の死亡率が高く、子供の健やかな成長を願い、まとうも の一枚一枚にも、親の魂が縫い込まれていたようです。そういう意味でも七五三は大切な通過儀礼 のひとつ、いつの時代も子供は大切な宝ものですね。。。
美味しい新米を頂戴いたしました。 気の置けない人たちと、おにぎりをつくりながらの、おしゃべり! が脳裏を横切り、即、実行! 天🍙をはじめ、たらこ、鮭、おぼろ、昆布、梅干し、まだあったが、失念いたしました・・・。 エビもちゃんと揚げましたyo。(揚げたのは私ではござんせん。) おにぎりは、・グルテンフリー・手軽で食べやすい・具材を選べばビーガンの方々にも食せると、 海外でも人気があるようです。
今年は長いこと出番待ちしていた「寒」が、私たちの出番とばかり、美しい冬景色を見せ始めてく ています。。。袷の時期になっても、暑い時は夏ものの長じゅばんに、半衿は袷に合うものを付け ておりました。それは、それで、たのしいことでもありますが、四季が二季になってしまわないか と、杞憂してしまいました(笑)そろそろ、雪さんのお出ましがあるかしら??? 先日お電話でのお話をした卒業生、いろいろな事が走馬灯に、懐かし
愛慕する言葉に「望み葉」があり、元気になれる私の好物言葉のひとつです。。。 赤や黄色に色付いた葉たちが地面に落ち、土を肥やす! 次の春に向けて植物たちへ栄養を紡ぐ、 落ち葉や枯れ葉のことをさしています。 晩秋の森や林で堆積した「望み葉」をサクサクと踏みしめた時は、全身が喜んでいるような気持に してくれます。。。 赤や黄色に色付いた葉たちが地面に落ち、土を肥やす! 晩秋の森や林で堆積した「望み葉」を踏みしめた際、こ
散歩道で出会う草花、そしてわが家のベランダで遊ぶ草花、どちらもとてもかわゆい。。。 昨夏の猛暑で、ベランダの草花を枯らしてしまった! 今年の誕生日に家人から、愛でていた同じ「もみじ葉ゼラーニュム」がプレゼントされました! 「ごめんなさい。もっとサイズが大きいと思っていたのに・・・。」 鉢植えの可愛さに、しばし眺め入る!! 植物を愛おしみ、まめに世話してくれる「いい奴」が、枯れたことを自分の責任のように感じてい たことを知り、私の小さ
最近は「散歩」が日課となり、季節の移ろいには、ますます敏感に。。。 そして、草花・木々・空・水の流れなどの自然を、お友達に思ってしまう私。 きものに触れる機会が多く、美しい物との出会いは、喜ばしい限りです! 本当に日本の美意識は自然に根差していますね。 きもののおしゃれの基本は、「季節先取り」。。。 特に私がが好きなことは、きものは自分の目では見えない「背面」に心置く、素敵さがあり!! 衣紋の抜き具合、背縫いの位置、お太鼓の位置・大きさ・形
霜月に入りましたね。 先日所用があり、足早に家の近くを散歩いたしました。 ふと首を上げると、綺麗なお空が視界に入り、慌ててシャッターを!! 癒される写真が撮れ、ウキウキ気分に。。。 長いこと「シンプルで丁寧に生きたい!」という思いを抱き続けています。 日常生活の中でとるにたらない些細なことが、心の中で小さな幸せと化していそう!! 晩秋、この景色が「おご馳走」に思える私がおります。。。
2・3日前のブログで「冬隣」が感じられないと、私見をのべておりましたが、季節はもう確実に 冬隣になってきましたね。 心に栄養と健康のために、時間があればあちらこちら歩きまわっております。 薄の動きが大変かわゆくて、思わずシャッターを。。。 下の写真は美しい景色が、きものの模様に見えてしまいました。 日本人の美意識の根本は、自然と深く関わっているような気がいたします。 四季が素敵な景色を醸し出し、それは移り変わって
晩秋に入っていますが平年よりも温かく、冬が隣に来ている実感があまりありません。 落ち葉を踏む「サクサク音」も、私の耳には未だ届かず・・・。 だだ薄着で過ごせる日々は、うれしきことではあります! 突然「冬隣」に飛びますが、 「冬隣裸の柿のをかしさよ」 坪内逍遥さんの句です。 実家にある大きな2本の柿の木は、長子誕生のお祝いに母方の実家からの贈くられたもので、今で もたわわに実を付け、80年以上もおいしさを与えて続けてくれている、かわいこちゃ
「べべと歩(bebetofu)」 きもの道を歩むことを決心した際に、胸に秘めた愛慕言葉です!! 私の造語なんですが、今も色鮮やかに心生きております。。。 私の場合は、洋服をまとう時より数段気を配り、おべべをまとっています! 人様から見える箇所、見えない箇所、きもの、帯、長じゅばん、その他小物類の選択などなど。 また、着付けする技術・後始末・お手入れなどなど、手のかかることが、あまたありますが、この 面倒なプロセスも経験を積むと、心う
10月に入り、古き思い出が脳裏を去来しております。。。 穂高連峰での紅葉狩りや、「神在月」の出雲大社へ行ったことなどが、鮮明に蘇ってきます。 なぜか、私だけが縁結びの神様に気に入られずに、いじけたこともあった! そんな思い出に戯れていましたら、疎遠になっていた竹馬の友から、うれしいお便りを頂戴! 友は「すごく太った!」 返信「細身ですが、ものすごーくおばあさんに。」 もちろん私の言葉でございます。 ぐい飲みや小皿
「のこんの月」という名の、衣香式パタクルの半幅帯結びです。 「のこんの」の意味は「残りの」が変化したもので、夜がほのぼのと明け始める頃のお月さまのこ とです。この言葉は私にまやかさを伝えてくれて、ほっこり気分にさせてくれます。。。 「衣香式パタクルは、夏のみの帯結びですか?」というお尋ねを頂戴いたしました。 この本の結びは、ほとんどが小袋帯を使用しております。 肌寒い秋や春には帯にショールを添えたり
やっと、風に秋色が感じられるようになりました。。。 秋の風は「律の調べ」とも呼ばれ、物悲しい旋律を想像させてくれます。 例年でしたら、今頃の時期には「目」は濃い色のきものを、求めていましたが、今年は写真のコー デネートでも、まだいけそう??? 単衣から秋袷に移行していくと「絹鳴り(衣ずれ)」は、心地良い音として、耳や心に響きます。 きものは、深くて面白い世界ですね。。。
今年の夏は「暑さ」を、置いてきぼり・・・。 「哀れ蚊」との、ご対面もございません! 哀れ蚊とは、弱々しく漂う秋の蚊をさすそうです。 古人は「哀れ蚊」の姿にわが身を置き、殺すことはなさらなかった。。。 恥かしながら私は痒みに耐えられず、どんな蚊でも、ご対面、即、ピシャリ!! 今秋は蚊様たちの羽音は聞こえず、お姿も拝見出来ず・・・。 わがままながら、少し寂しいでござる。 早朝の公園。。。
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同窓会へ行ってきました。 きれいな空間で、懐かしく、たのしい時間を過ごさせて頂き、感無量。。。 骨折のため三角巾装備での参加、痛々しさをアピールしてしまいました。 皆様のお優しさが、「痛み入り候!」 卒業から半世紀以上の時は一気に消え、「青春時代」へと。。。 苦慮の末、きもので参加を致しました。 怪我後は、一度もきものに手を通うさず、きちんまとえるかを 試したい気持ちがありました。 案の定・・・。力が入らずに帯と帯締めが
同窓会へ行ってきました。 きれいな空間で、懐かしく、たのしい時間を過ごさせて頂き、感無量。。。 骨折のため三角巾装備での参加、痛々しさをアピールしてしまいました。 皆様のお優しさが、「痛み入り候!」 卒業から半世紀以上、時を超え、すぐに「青春時代」へと。。。 苦慮の末、きもので参加を致しました。 怪我後は、一度もきものに手を通うさず、きちんまとえるかを 試したい気持ちがありました。 案の定・・・。力が入らずに帯と帯締めが
古の人々は移り行く自然に敏感で、些細な変化をも、愛でられていた! 私の好きな言葉。。。 「麦星」 麦の収穫期に宵の空高く、オレンジ色に輝くお星さまで、 収穫の時を告げくれるそうです。。。 「自然 と、fu(歩)」なんて素晴らしすぎる! うれしくて、たのしくて、浮き立つ思いです。。。 四季ある日本に、生を受けたことを、感謝いたします。 &nb
このきものは十代の頃からまとっていました。。。 母がこの着物を縫いながら、「本当に地味好き!」と笑った。 今も箪笥の中で、出番待ちしていそう。きっと、一生道ずれ! 安価なきものが、「宝もの」なんて、、、 温暖化傾向の昨今、衣替えの時期に迷われる方もいらっしゃると思います。 「季節先取り」のおしゃれて、粋で素敵な感性ですね! 基本:10~5月 袷 :7~8月 透けるきも :6~9月 単衣 個人的な集いなどには、体感重視でよいか
いつも稚拙なブログにお越しい頂き、ありがとうございます! 骨折から、未だにきものが纏えず、欲求不満状態でありましたが、 受講生たちと、たのしく!おもしろく!きものと関われることが、癒しに!! 私に大きな喜びを、感受させてくれています。。。 大過なくお稽古をさせて頂いていた頃よりも、健康体の素晴らしさや変哲のない日々が 私にとってどんなに価値あることかと、痛い程知らされました‼! 未だに三角巾が外せず、人様からのお優しさが、本当に痛み
ほのぼのとする俳句に出会えた! 「糸電話ほどの小さな春を待つ 」 佐藤鬼房さんの俳句 幼少時を振り返ると、一家に一台固定電話があった時代ではなかった! 子供たちは、頼りない細い糸でできた「糸電話」に、戯れていた! 今のように、携帯で長話なんて、想像すらできなかった! 温い春を待ちわびる人たちにとっては、玩具の糸電話は、小さな春を運んで くれるもののひとつで、心を弾ませていたのかもしれなせん! 文明
日々を、機嫌よく、元気で、明るく、すごしたいと願っております。 冷静な時は「イライラする時間は、もったいない!」と、豪語。。。 時にはさらりと流せないことが、 加齢のお助けですぐ消え去る!(爆笑) 帯は二部式で、長方形の胴帯を体巻き付け、たれ(お太鼓部分)に帯枕をさし込み。 帯揚げと帯締めで、完成させております。。。(ピンチにもお手伝い頂いています。) 慣れると、実に便利です。。。 洋服の残布・風呂敷・特にアジア
いろいろなことがごった煮の如く、脳裏で右往左往しています。 怪我を抱えながらも、行動力は減速せず! それよりも、おつむの退化の方が、危険信号かしら??? 舌の根の乾かぬ内、失念していた同窓会を、運よく思い出しました。 その際にまといたいと思ったのが、「絽のきもの」。。。 近年の5月は「真夏日」が多くなってきました。一般的には絽は6月から~8月末ですが、 出した結論は 「絽きもの + 色物長じゅばん」 色物の長じゅばんで、きもの
駆け出しの頃、時間があるとトルソーにきものをまとわせ、帯を結んでおりました。 時を忘れて、自己流de 。。。 知識や技術は皆無に近かった!着付け本を参考に一心不乱に、私の世界を彷徨って おりましたが、井の中の蛙状態でした・・・。 ある講習会に参加させて頂いた際に、初対面の方から 「私でよかったら、お教え致しますよ。」と、お声掛けをして頂きました。。。 後日談、その方は技術的にあまりにも未熟な私を、放っておけなかったと(爆笑) お仕事の
駆け出しの頃、時間があるとトルソーにきものをまとわせ、帯を結んでおりました。 時を忘れて、自己流de 。。。 知識や技術は皆無に近かった!着付け本を参考に一心不乱に、私の世界を彷徨って おりましたが、井の中の蛙状態でした・・・。 ある講習会に参加させて頂いた際に、初対面の方から 「私でよかったら、お教え致しますよ。」と、お声掛けをして頂きました。。。 後日談、その方は技術的にあまりにも未熟な私を、放っておけなかったと(爆笑) お仕事の
眺めて良し! 巻いてうれしい! 私を満たしてくれる、うい帯です。 帯の中でぼんやり佇む月、得も言われぬ魅力を放っています。 もともと「丸好き」で、角(かど)がないものに、惹かれることが多く 下の帯は呉服屋さんで出会った瞬間に、「ほの字」に。。。 加賀千代女さんの俳句に 「世の花を 丸うつつむや 朧月」 世に咲いている花を、ぼんやりと丸く包み込むような、朧月のかすかな光。。。 素敵な俳句ですね。
きものを長年愛でていらっしゃる方から、こんな話をお聞かせ頂きました。。。 「半衿は大切に長年使っていくと生成り色になり、自分の年齢と良い関係になっていき、 絹と共に歳を重ねていく。。。」 胸に響くお言葉ですね。 化繊の半衿は扱いが簡単ですが、素敵に自然変色してくれない‼! 正絹と化繊では価格差がありますが、一生ものと思えば、お安いです。 そして、お肌にも優しい。。。 写真の半衿は、かなりの年代物の端切れで
端午の節句には、母は朝早くから「柏餅」を作っておりました。。。 柏は新芽が育つまでは、古い葉を落とさないことから、子孫繁栄に通じると されています。。。この日は菖蒲湯にもつかれるという、うれしい日ですね! 鯉のぼり・新聞紙で折った兜など、たのしさが満載の日です。 甘党がおらず、柏餅作りはなく。新聞紙の兜も作らず。ただ菖蒲湯、待ち! 細長い菖蒲の葉のみが、今か、今かと出番待ちをしております。。。 そして、私は帯揚げや帯締め
骨折をして、自分できものがまとえず、少々寂しいですが、やりたいことは盛りだくさん。。。 脳裏に浮かぶことで、体と心に負担がすくないものは、積極的にこなしております。 例えば、写真の整理など。 この写真は、ほかせない! きもの着付け教室「衣香」の受講生第1号さんです。 クラシックバレエもされていて、ビシッとした骨格で、所作も大変きれいでした。 私にたくさんのことを、教えて下さった! やさし
写真は私の春袷です。。。 袷仕立てられたのきものですが、軽くて、薄い色合いが、春らしい!! お気に入りで、シンプルきもの+遊び心持つ帯を、添えて楽しんでい~ます。 ・春手袋・春日傘・薄手のショール、どれも素敵なアイテムです。 ・春外套(=春コート)天候の不順があっても、おしゃれな薄手のコートがあれば、鬼に金棒! そして、 春挽糸(はるびきいと):新繭出るまでの期間の、昨年産の生糸こと。 夏挽糸(なつびきいと):6・7月頃には新
写真は、私の春袷です。。。 表地と裏地の二枚重ねで仕立てられたきもので、軽くて色が薄いです。 シンプルきもの+遊び心持つ帯を、添えて楽しんでいま~す。 ・春手袋・春日傘・薄手のショール、どれもシックで素敵なアイテムです。 ・春外套(=春コート)天候不順があっても、おしゃれな薄手のコートがあれば、鬼に金棒! そして、春挽糸(はるびきいと)は、新繭出るまでの期間に活躍する、昨年産のこと。 夏挽糸(なつびきいと)は、6・7月頃にお
私の欠点の、ひとつ・・・。 整理整頓が、お下手なこと! 生来の性格 + 女手がたくさんあり、それに甘んじていた? 写真の方のシンプルで丁寧な暮らし方から、学ばせて頂いております。 何よりも謙虚で、親御さんの介護も力まずに、自然体!(すごいこと ♡) 私もだらしなさと決別して、シンプルで丁寧な暮らしを、せねばと。 美しい着姿を拝見しながら、晩春に思ふ。。。
写真の白椿柄の帯は、私のお気に入りの1本です。。。 「椿は神聖で繁栄を象徴する木」または「魔よけの力を持つ木」とされて、 縁起の良い花とも言われています!霊力の宿る木として、神社やお寺などに 多く植えられています。 寒い冬の時期は、植物の多くが葉を落としますが、 椿は真冬でも光沢のある緑の葉を携え、その凛とした姿からは不屈の生命力を 放っていますね。。。 今でも茶道や華道ではなくてはならない花として、大切にされています。 「階
今宵は「腰紐はん」のお話です。。。 きものがまとえるようになった時に、見えない所のお洒落が、 気になりだしました。 まず最初に試みたのは、「腰紐はん」。。。 モスリンの腰紐に、絵を描いては、心浮き立たせておりました。 写真の中の三種類の腰紐は、今も私を支えてくれています。。。 写真①の説明文は「紐を二つ折にして端を揃える。」が正解です。 申し訳ございません。 ピンチを使わずとも、すぐにクルクルとたためるようになります‼
今宵は「腰紐はん」のお話です。。。 きものがまとえるようになった時に、見えない所のお洒落が、 気になりだした! まず最初に試みたのは、「腰紐はん」。。。 モスリンの腰紐に、絵を描いては、心浮き立たせておりました。 写真の中の三種類の腰紐は、今も私を支えてくれています。。。 写真①の説明文は「紐を二つ折にして端を揃える。」が正解です。 申し訳ございません。 ピンチだどを使わずに、すぐにクルクルとたためるようになります‼
季節はますます草木の緑を深めてくれています。。。 この街に住み始めた頃は、馴染めずにそう遠くない時期に地へと、確信しておりました。 ところが、静かで自然から頂戴する恩恵の深さに、脱帽! 草木の色・大きさの変化などに心躍らせるなんて、、、。それは自然の魔術師であった! 出版本「若草」は、心底にある自然への憧憬や尊敬が、導いてくれたように思えます。。。 映画「若草物語」の四姉妹は、若々しい。そんな純真で
コロナ禍が過ぎ、普通の生活が戻ってきました。 思い出話です。。。 お客様のご都合で3回の着付け指導を、承ったことがございました。その方のお持ちのスキルと衣香式を合体させたお着付けでした! 多少の不安がありましたが、無事にお着付け出来たことのご報告を頂戴致しました。(安堵!) 有難いことは、今でも私に感謝をお持ち下さっていることです。 そのご縁から、たま~に美味しいものを、一緒に食しております。 今で
お稽古風景からです。 繰り返しの大切をしっかりと心にとめて、着付けを焦らずにコツコツとお稽古する姿がありました。 お身内の結婚式には、きものでの参列。。。 お稽古現場で、きものを愛しむ受講生たちの姿は、私にとっては「目の薬」になっています。 「たくさんの感謝を。。。」
休日の昼下がりに、蛙話に遭遇いたしました。。。 「蛙の目借り時(蛙のめかりどき)」 暖かくなってくる晩春に、睡魔に襲われることだそうです。。。 蛙に目を借りるという意味から、雌を求める「妻狩 (めか) り」に転じたとも。 こんなおもしろい表現がありました。 「蛙の頰冠(ほおかむり)」 蛙の目は上の方についているので、頰冠をすると目が隠れてしまい、 見えなくなり、機転がきかないことをさす。
俳句を検索していたつもりでしたが、脱線して蛙話になってしまいました。 「蛙の目借り時(蛙のめかりどき)」 暖かくなってくる晩春に、睡魔に襲われることだそうです。 蛙に目を借りるという意味から、雌を求める「妻狩 (めか) り」に転じたとも。 こんなおもしろい表現がありました。 「蛙の頰冠(ほおかむり)」 蛙の目は上の方についているので、頰冠をすると目が隠れてしまい、 見えなくなり、機転がきかない
商標登録承認の「衣香式パタクル」🄬から、今朝は「結葉」のアレンジをご紹介いたします。。。 初夏に若葉から青葉へと成長する葉たちは、 幾重にも重なり、空で結ばれている! 生命力あふれる葉から、元気を頂戴出来ることが、うれしい。 季節の訪れの律儀さに、「敬礼!」 その若々しさを、帯で表現したい。 結葉は誕生した! 誰かの背中に結ばれることを想像しては、心躍らせる私。。。
昨秋に出版いたしました半幅帯結び「衣香式パタクル」🄬が商標登録されました! 腰を痛めたことで考え出した帯結びのつもりでしたが、実はその前から結んでおり、まるで腰痛を予感していたようです(笑) お陰様で今は完治いたしました。 出版本には、こんなコメントを添えております。 結葉 空で重なり合い結ばれている葉たちがくれる、元気! 今年も会えた、結葉に。。。 24種類の結びとアレンジを掲載しております。 せひ、皆様に結んで頂きたいと存じま
今日もお暑いので、薄着で過ごしております。 最近の温暖化は、受講生たちのきもの生活を惑わせているようです・・・。6月1日を衣替えとしていることが多いようですが、私は季節の変化に応じ、自分の体感とも相談して、まとうきものを選択しております。 衣替えの前でも、夏日には、長じゅばんのような下着は、夏物! 単衣のきものも4・5・6月は私流に工夫して、楽しむことがあります。(友人は通年、単衣と仲良くしています。) そして、体感だけではなく、若い頃のきものを、敗者復活戦
今日もお暑いので、薄着で過ごしております。 最近の温暖化は、受講生たちのきもの生活を惑わせているようです・・・。6月1日を衣替えとしていることが多いようですが、私は季節の変化に応じ、自分の体感とも相談して、まとうきものを選択しております。 衣替えの前でも、夏日には、長じゅばんのような下着は、夏物! 単衣のきものも4・5・6月は私流に工夫して、楽しむことがあります。(友人は通年、単衣と仲良くしています。) そして、体感だけではなく、若い頃のきものを、敗者復活戦
只今交通整理中。。。 「車」ではなく、心の整理整頓と暮らしの快適さを求めながら、日々コツコツと。。。 若くはないので、体力があるうちに頑張らなくてはと、自分を奮い立たせております! 日々の暮らしの中の、取るに足らない些細なことにでも、幸せを感じられる単純な私です。 最近ほれ込んでいるのは、ベランダで咲く花! 今日は部屋に入れて、癒されながら整理整頓をしています。。。 もう昼食時、目は満たされて
季節後追いブログで、申し訳ございません。 今以って桜に未練を残す女々しい私。桜は神様が宿るチャーミングな木だそうです! 「サクラ」の「サ」は神を表し、「クラ」は神様が鎮座する台、つまり桜は田の神様のシンボルという微笑ましい説があります。。。 桜・月・紅葉・雪など会える素敵な国の日本! 自然の中にたくさんの神様が、鎮座されていそうですね。。。 そして、日本人は特別な日、お正月・成人式・入学卒業・七五三・お宮参りなどの「晴れの日
昨日投稿させて頂きました「紫の小花」の名前が判明いたしました。SNSを見てくださっている方から、「ストレプトカーパス」と教えて頂きました。。。 ありがとうございます! その方も株分けして頂いたそうですが、「あまり手をかけないこと」というアドバイスがあったようです。この花を見た時「可愛い!」と、一目惚れいたしました。本当に手が掛からず、無精者の私にはピッタリのお花です。。。そういえば、子育ての頃に知人からこんなアドバイスを頂
「八十八夜の別れ霜」とは、立春より数えて八十八日目の夜、5月2日の夜に降る霜のことだそうです。昔の方々は経験値からこの日を境に霜は降りないと、思われていたようです。今年は暑く「別れ霜」とは、無縁の感じがいたしますが、気紛れに突然、お出ましされるかもしれません?? 我が家の名がわからぬ可愛い花が、元気で咲いています。どうか、別れ霜さんとは、ご縁がありませんように。。。 風薫る爽やかな季節に、ふさわしい初々しい花に、心奪
お稽古風景から。。。 一生懸命に他装の練習をしている受講生がおります。 きものや帯に対して丁寧に接している姿が、私の心に響きます! おはしょりが美しい。。。 長尺帯でしたので、どこでその長さを調節するかと、思案をいたしました 向かって左側の羽を二枚重ねにしてみました。 お太鼓の中での処理するよりも、スッキリ仕上がりました。対処の仕方も経験を重ねることで、いろいろなアイディアが生まれて、あーだー
春から夏にかけての、散歩の楽しみのひとつに「蘖(ひこばえ)」との出会いがあります。切り株から育つ若芽は、生命力があふれ元気になれます。。。 一生懸命自分で作った仕事に夢中になっている時は、心満たされ「老い」を感じることはないのですが、その他の時間帯で「物忘れ」が重なると、瞬時、落ち込む! いろいろなこと鮮明に覚えていたら、逆に辛くなるかもしれない? 心の中でそんな言い訳しては、自分を甘やかしている私がおります(笑)
好評発売中! 「衣香式パタクル」のお申し込み方法 このHPのトップページ https://kinuka.net/ 上段の「お問い合わせ」からお申し込みくださいませ。 価格は2,000円(TAX・送料込み)です。 24種類の日常生活の場面に締められる結びです。 せひ、背面を「パタクル」で、飾ってください。 たまゆらの基本を少しアレンジしてみま
先日ご紹介させて頂きました「袋帯ショルダーバッグ」を、斜め掛けで外出をしてみました。。。 紬のきものに、半幅帯を添えてみました。。。 こんないでたちとなり、周りの反応は、「おしゃれ!」と予想外に上々でした!! 進まぬ断捨離に業を煮やしておりましたが、それには意味があったような気が致します。 捨てることにのみ焦点を当て過ぎず、変身させるの楽しみを、思い起こさせてくれました! リメイクと恋仲になりそう?
吹く風が一段と暖かくなってまいりました。。。 心地良い陽気の中で、お世話になっている方々へと、ポシエットを作ってみました。 地味な大島紬の衽を利用したもので、お紐はお派手に。。。 一つだけは短いお紐にしてみました! 一枚のきものから、何枚のポシエット出来るのかしら? たあいないこんな些細なことに、喜びを感じる私がおります。。。 皆様、良い一日をおすごしくださいませ。
毎春律儀に咲く「桜」、美しさに酔いしれるものの、花風によって飛び散るはかない命! 花びらがハラハラと舞い降りる姿には、一抹の寂しさを感じます。まるで世の中の儚さやもろさを、教えてくれているようです。 先日お尋ねした友人宅で、素敵な手作りバックと遭遇しました。下の写真のバッグで一目惚れした私でした。思わず「ほしいW」とつぶやいてしまいました(笑)友人は「このバッグは誰からもほしいと、言われたことがないの、あげるわよ!」うれしいお言葉を頂戴、斜めがけのショルダーバッグで、袋
今朝は早起きをして、「頑張るzo!」 気分です。 お空は淡くきれい、路傍の草花の満ち溢れる生命力に会いたいのと、氏神様へ生かして頂いていることへのお礼のために投稿後は、お散歩へ。 少しでも自然と寄り添う暮らしをしていきたいと、思っております。 いつもながら、心底で微笑んでくれているのは、「きもの」。。。 きものの模様・素材から季節を感じることも、楽しみのひとつです。 このきものは、お気に入りの1枚で、絞り