chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
きもの着付け教室 衣香 https://kinuka.net/blog/

骨格着付けを軸として、心と体に優しい腰紐1本の着付けを指導致します。和文化やいやしも大切にします。

ファッションブログ / 着物着付け

※ランキングに参加していません

ayane
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2018/09/17

arrow_drop_down
  • 「Thank you to all the alumni for a great time」

    同窓会へ行ってきました。 きれいな空間で、懐かしく、たのしい時間を過ごさせて頂き、感無量。。。 骨折のため三角巾装備での参加、痛々しさをアピールしてしまいました。 皆様のお優しさが、「痛み入り候!」 卒業から半世紀以上の時は一気に消え、「青春時代」へと。。。 苦慮の末、きもので参加を致しました。 怪我後は、一度もきものに手を通うさず、きちんまとえるかを 試したい気持ちがありました。 案の定・・・。力が入らずに帯と帯締めが

  • 「Thank you to all the alumni for a great time」

    同窓会へ行ってきました。 きれいな空間で、懐かしく、たのしい時間を過ごさせて頂き、感無量。。。 骨折のため三角巾装備での参加、痛々しさをアピールしてしまいました。 皆様のお優しさが、「痛み入り候!」 卒業から半世紀以上、時を超え、すぐに「青春時代」へと。。。 苦慮の末、きもので参加を致しました。 怪我後は、一度もきものに手を通うさず、きちんまとえるかを 試したい気持ちがありました。 案の定・・・。力が入らずに帯と帯締めが

  • 自然て、すてき。。。

    古の人々は移り行く自然に敏感で、些細な変化をも、愛でられていた! 私の好きな言葉。。。 「麦星」 麦の収穫期に宵の空高く、オレンジ色に輝くお星さまで、 収穫の時を告げくれるそうです。。。 「自然 と、fu(歩)」なんて素晴らしすぎる! うれしくて、たのしくて、浮き立つ思いです。。。 四季ある日本に、生を受けたことを、感謝いたします。         &nb

  • きものよもやま話

    このきものは十代の頃からまとっていました。。。 母がこの着物を縫いながら、「本当に地味好き!」と笑った。 今も箪笥の中で、出番待ちしていそう。きっと、一生道ずれ! 安価なきものが、「宝もの」なんて、、、 温暖化傾向の昨今、衣替えの時期に迷われる方もいらっしゃると思います。 「季節先取り」のおしゃれて、粋で素敵な感性ですね! 基本:10~5月 袷 :7~8月 透けるきも  :6~9月 単衣 個人的な集いなどには、体感重視でよいか

  • お稽古ができる、喜び。。。

    いつも稚拙なブログにお越しい頂き、ありがとうございます! 骨折から、未だにきものが纏えず、欲求不満状態でありましたが、 受講生たちと、たのしく!おもしろく!きものと関われることが、癒しに!! 私に大きな喜びを、感受させてくれています。。。 大過なくお稽古をさせて頂いていた頃よりも、健康体の素晴らしさや変哲のない日々が 私にとってどんなに価値あることかと、痛い程知らされました‼! 未だに三角巾が外せず、人様からのお優しさが、本当に痛み

  • 糸電話。。。

    ほのぼのとする俳句に出会えた! 「糸電話ほどの小さな春を待つ 」     佐藤鬼房さんの俳句   幼少時を振り返ると、一家に一台固定電話があった時代ではなかった! 子供たちは、頼りない細い糸でできた「糸電話」に、戯れていた! 今のように、携帯で長話なんて、想像すらできなかった! 温い春を待ちわびる人たちにとっては、玩具の糸電話は、小さな春を運んで くれるもののひとつで、心を弾ませていたのかもしれなせん! 文明

  • 機嫌よく暮らす。。。

    日々を、機嫌よく、元気で、明るく、すごしたいと願っております。 冷静な時は「イライラする時間は、もったいない!」と、豪語。。。 時にはさらりと流せないことが、 加齢のお助けですぐ消え去る!(爆笑)   帯は二部式で、長方形の胴帯を体巻き付け、たれ(お太鼓部分)に帯枕をさし込み。 帯揚げと帯締めで、完成させております。。。(ピンチにもお手伝い頂いています。) 慣れると、実に便利です。。。 洋服の残布・風呂敷・特にアジア

  • 皐月に、絽をまとう。。。

    いろいろなことがごった煮の如く、脳裏で右往左往しています。 怪我を抱えながらも、行動力は減速せず! それよりも、おつむの退化の方が、危険信号かしら??? 舌の根の乾かぬ内、失念していた同窓会を、運よく思い出しました。 その際にまといたいと思ったのが、「絽のきもの」。。。 近年の5月は「真夏日」が多くなってきました。一般的には絽は6月から~8月末ですが、 出した結論は 「絽きもの + 色物長じゅばん」 色物の長じゅばんで、きもの

  • はたとせのご縁に、感謝。。。

    駆け出しの頃、時間があるとトルソーにきものをまとわせ、帯を結んでおりました。 時を忘れて、自己流de 。。。 知識や技術は皆無に近かった!着付け本を参考に一心不乱に、私の世界を彷徨って おりましたが、井の中の蛙状態でした・・・。 ある講習会に参加させて頂いた際に、初対面の方から 「私でよかったら、お教え致しますよ。」と、お声掛けをして頂きました。。。 後日談、その方は技術的にあまりにも未熟な私を、放っておけなかったと(爆笑) お仕事の

  • はたとせのご縁に、感謝。。。

    駆け出しの頃、時間があるとトルソーにきものをまとわせ、帯を結んでおりました。 時を忘れて、自己流de 。。。 知識や技術は皆無に近かった!着付け本を参考に一心不乱に、私の世界を彷徨って おりましたが、井の中の蛙状態でした・・・。 ある講習会に参加させて頂いた際に、初対面の方から 「私でよかったら、お教え致しますよ。」と、お声掛けをして頂きました。。。 後日談、その方は技術的にあまりにも未熟な私を、放っておけなかったと(爆笑) お仕事の

  • 惚れ帯。。。

    眺めて良し! 巻いてうれしい! 私を満たしてくれる、うい帯です。 帯の中でぼんやり佇む月、得も言われぬ魅力を放っています。 もともと「丸好き」で、角(かど)がないものに、惹かれることが多く 下の帯は呉服屋さんで出会った瞬間に、「ほの字」に。。。     加賀千代女さんの俳句に 「世の花を 丸うつつむや 朧月」 世に咲いている花を、ぼんやりと丸く包み込むような、朧月のかすかな光。。。 素敵な俳句ですね。

  • 半衿はん。。。

    きものを長年愛でていらっしゃる方から、こんな話をお聞かせ頂きました。。。 「半衿は大切に長年使っていくと生成り色になり、自分の年齢と良い関係になっていき、 絹と共に歳を重ねていく。。。」 胸に響くお言葉ですね。 化繊の半衿は扱いが簡単ですが、素敵に自然変色してくれない‼! 正絹と化繊では価格差がありますが、一生ものと思えば、お安いです。 そして、お肌にも優しい。。。   写真の半衿は、かなりの年代物の端切れで

  • こどもの日、帯締めを遊ぶ。。。

    端午の節句には、母は朝早くから「柏餅」を作っておりました。。。 柏は新芽が育つまでは、古い葉を落とさないことから、子孫繁栄に通じると されています。。。この日は菖蒲湯にもつかれるという、うれしい日ですね! 鯉のぼり・新聞紙で折った兜など、たのしさが満載の日です。 甘党がおらず、柏餅作りはなく。新聞紙の兜も作らず。ただ菖蒲湯、待ち! 細長い菖蒲の葉のみが、今か、今かと出番待ちをしております。。。   そして、私は帯揚げや帯締め

  • 懐かしいアルバムから。。。

    骨折をして、自分できものがまとえず、少々寂しいですが、やりたいことは盛りだくさん。。。 脳裏に浮かぶことで、体と心に負担がすくないものは、積極的にこなしております。 例えば、写真の整理など。 この写真は、ほかせない! きもの着付け教室「衣香」の受講生第1号さんです。 クラシックバレエもされていて、ビシッとした骨格で、所作も大変きれいでした。     私にたくさんのことを、教えて下さった! やさし

  • 春袷。。。

    写真は私の春袷です。。。 袷仕立てられたのきものですが、軽くて、薄い色合いが、春らしい!! お気に入りで、シンプルきもの+遊び心持つ帯を、添えて楽しんでい~ます。 ・春手袋・春日傘・薄手のショール、どれも素敵なアイテムです。 ・春外套(=春コート)天候の不順があっても、おしゃれな薄手のコートがあれば、鬼に金棒! そして、 春挽糸(はるびきいと):新繭出るまでの期間の、昨年産の生糸こと。 夏挽糸(なつびきいと):6・7月頃には新

  • 「春」をはしゃぐ。。。

    写真は、私の春袷です。。。 表地と裏地の二枚重ねで仕立てられたきもので、軽くて色が薄いです。 シンプルきもの+遊び心持つ帯を、添えて楽しんでいま~す。 ・春手袋・春日傘・薄手のショール、どれもシックで素敵なアイテムです。 ・春外套(=春コート)天候不順があっても、おしゃれな薄手のコートがあれば、鬼に金棒! そして、春挽糸(はるびきいと)は、新繭出るまでの期間に活躍する、昨年産のこと。 夏挽糸(なつびきいと)は、6・7月頃にお

  • 晩春のつぶやき。。。

    私の欠点の、ひとつ・・・。 整理整頓が、お下手なこと! 生来の性格 + 女手がたくさんあり、それに甘んじていた? 写真の方のシンプルで丁寧な暮らし方から、学ばせて頂いております。 何よりも謙虚で、親御さんの介護も力まずに、自然体!(すごいこと ♡) 私もだらしなさと決別して、シンプルで丁寧な暮らしを、せねばと。 美しい着姿を拝見しながら、晩春に思ふ。。。        

  • 椿柄の帯。。。

    写真の白椿柄の帯は、私のお気に入りの1本です。。。 「椿は神聖で繁栄を象徴する木」または「魔よけの力を持つ木」とされて、 縁起の良い花とも言われています!霊力の宿る木として、神社やお寺などに 多く植えられています。 寒い冬の時期は、植物の多くが葉を落としますが、 椿は真冬でも光沢のある緑の葉を携え、その凛とした姿からは不屈の生命力を 放っていますね。。。 今でも茶道や華道ではなくてはならない花として、大切にされています。 「階

  • 腰紐はん。。。

    今宵は「腰紐はん」のお話です。。。 きものがまとえるようになった時に、見えない所のお洒落が、 気になりだしました。 まず最初に試みたのは、「腰紐はん」。。。 モスリンの腰紐に、絵を描いては、心浮き立たせておりました。 写真の中の三種類の腰紐は、今も私を支えてくれています。。。 写真①の説明文は「紐を二つ折にして端を揃える。」が正解です。 申し訳ございません。 ピンチを使わずとも、すぐにクルクルとたためるようになります‼

  • 腰紐はん。。。

    今宵は「腰紐はん」のお話です。。。 きものがまとえるようになった時に、見えない所のお洒落が、 気になりだした! まず最初に試みたのは、「腰紐はん」。。。 モスリンの腰紐に、絵を描いては、心浮き立たせておりました。 写真の中の三種類の腰紐は、今も私を支えてくれています。。。 写真①の説明文は「紐を二つ折にして端を揃える。」が正解です。 申し訳ございません。 ピンチだどを使わずに、すぐにクルクルとたためるようになります‼

  • 春日傘。。。

    投稿日 : 2025年4月27日 最終更新日時 : 2025年4月27日 新しい春には、新しい日傘を、心にそんなメモしたのは去年のこと。。。 すっかり失念、顔のシミ見て思い出す! きもの+日傘=ス・テ・キ     でもね。こんな俳句と出会い、ドッキリ!! 「春日傘うしろ向いても若々し」 鴨下昭さんが詠まれたもの。 加齢とともに、体型も変化! それだけではない。歩き方にも・・・。 心

  • 「お受け入れくださいませ!」

    「お晩です!」 アルバムの整理をしておりましたら、懐かしい写真の出現で、ワクワク! 着付け師になることを決意した時、脳回路が単純で古典からのスタートが 希望でしたが、今振り返れば無謀な発想でしたね。やみくもにいろいろな 講習会へ参加させて頂きました。(その頃の写真です。)     高齢になった今でも、夢は数多あり、そのひとつは、 「芸者さんに化けてみたい!」 時遅しの感はあるけれど、、、。

  • ご活躍をお祈りします。。。

    体調を崩し、後回しにしていたことの処理で、多忙です・・・。 蕪村さんの「ひねもすのたりのたり」の世界のように、急ぐことのない、 やさしい春の一日に、出会いたい! 写真探しをしておりましたら、いつも穏やかでやさしい友人のお写真が、 出てきてうれしくなりました。。。   モデルの秋谷ジェマさんです。 親子ほどの歳の差があり(もっとかもしれない!! 孫?) 最近はお目もじもなく、心のどこかで気になっております!

  • 小粋な結び。。。

    春が来ると、思いだす一句。。。 「菫ほどな小さき人に生まれたし」 夏目漱石の俳句です。 こちらもお気に入り! 「ぶつぶつと大なるたにしの不平かな」 「線香のこぼれて白き日永哉」 思わず吹き出してしまいそうな一句は 季節先取り、夏の句ですが、 「たたかれて昼の蚊を吐く木魚哉」 おもろいですよね。 写真の帯結びは、糸賀文音の創作結びです。。。 夏は浴衣に! その他の季節はおしゃれ着に添えて下さい。 小

  • Kimono to fu!

    不注意の怪我から、未だにきものが纏えません。 私は「kimono to fu」の生活を希っております。。。 「kimono to fu」とは、恥ずかしながら、私の造語で「きものと共に歩む」が、夢です! 「自然(草・木・花・風など)と きもの」がコラボする空間を、楽しみたい。。。。     写真の大島紬は、余り糸を寄せ集めて織り上げられたものです! 手間は掛かっていると類推されますが、安価でした。 そし

  • 卯月のつぶやき。。。

    今春はなぜか、「春の海 ひねもすのたりのたり哉」 与謝蕪村さんの世界とは、無縁状態! 能や体の退化などを、加齢のせいにしたいけど、生れつきのものや、その後のなまけものも、 住み着いているようです(笑) 憧れの与謝蕪村さんの世界には、程遠い・・・。 今はきものがまとえず、眺めるだけ・。・・。。・・ 桜の刺繡半襟、大好きな「円模様」の帯、きものは栗梅色。 おべべたちの、「早くまとって!」いう声が、聞こえてきそう!  

  • 扱いやすくなった帯。。。

    お母様からの、リレ一帯でしたが、受講生には長すぎる帯で、軽装帯へと 変身!「結ぶのが、ラク!」と喜んでおります。 素敵さに私も、「惚の字」。。。 個性的でおしゃれ、これからは出番が多くなりそうです! 受講生の箪笥の肥やしにならずに、良かったこと。。。   「箪笥の肥やし」とは、箪笥にしまいこまれて、活用されないきものや帯 を指す言葉で、また辛い経験を人生の糧として、成長させるという意味も あるようです。

  • 悪い女も、登場!!

    骨折をして、半月が過ぎ、医療従事者・着付け教室関係者・知人身内など 皆様のお優しさが、痛み入ります。。 怪我後の初めてのお稽古は、「お口」のみの参戦! 医療従事者・着付け教室関係者・知人身内など、皆様のお優しさが、心が 痛み入ります。。。 復帰後初めてのお稽古は、「お口」のみの参戦、お許しくださいませ。 家事に関しては、男どもの自立という大義名分のために、痛くない場面で も痛さを演じ、主演女優賞級の良い仕事をしております。。。

  • 兵児帯。。。

  • 牛歩は、あかん!

  • なごり雪。。。

    「雪の果て」とは、雪の降りじまいのことで、なごり雪とも。。。 なごり雪も桜前線も、北上していきます。 季節外れのなごり雪が、桜を追いかけ、コラボ! ステキな景色、感動ものですね。 10代で一目惚れ、母に仕立ててもらったこのきもの。今も首ったけ! 安価なきものですが、「さよなら」は、終生言えそうにありません。          

  • 遠い大切な思い出。。。

    いつもご覧頂きありがとうございます。。。 「裾除けの紐や帯もきつく締めていないのに、苦しい?」 そんなお悩みを頂戴いたしました。 お着付けが若葉マークの頃は、不安からすべての紐を強く締める傾向があ ったり、きついのがお好きな方もいらっしゃいますね。 纏い終えてから、また、食後に苦しさを感じることもあります。 裾除けは、一番先にお着付けいたしますが、その上には補整・襦袢・きも の重なり、その際には腰紐が使われます。そして帯も加わ

  • 出版本🄬「衣香式パタクル」から、若草

    桜の命は短いけれど、飛花・落花など、どんな姿の桜も、可愛い! 花・葉・草・木たちが、温さに応えて、嬉々として輝き始めます。 若草という言葉が好物で、想いを風船玉のように、大きく膨らま せて結び上げました。 出版本🄬「衣香式パタクル」に掲載しております。。。 ぜひ、ご覧くださいませ。 若草の若々しさを、お感じ頂けたらうれしいです。。。

  • 花祭り。。。

    今日(4月8日)は「花まつり」の日です。 お釈迦様のお誕生日と同時に、命の尊さ・感謝の気持ち、そして幼子の 健やかな成長を願う「灌仏会(かんぶつえ)」とも呼ばれ、無病息災を 願うお祭りです。 さまざまなお花で飾られた「花御堂」が設置されて、お釈迦様の像がそ の中に据えられて、像に甘茶を注がせて頂き、お祝を。。。 子供の頃も今も、大好きな行事です。   色とりどりの花が咲き乱れる百花繚乱、まっただなか。。。

  • これからも、きものを愛したい!

    以前から「シンプルに生きたい。。。」 それは気持ちだけでなく、きものなど物にもでした。 きものは多用性の魅力を持ち、私らしいスタイルで、おしゃれを楽しめる おもろいアイテムで、ひょいひょいとアイディアが湧き起り、「捨行」は 停滞中です(笑) 断捨離は、物の整理だけでなく、思考・心(感情)情報の整理にもつなが るのは、理解出来るのですが、、、。 断をくだせるのはのは、もう少し 先かかしら?

  • 早く「押し活」再開した

    私の「押し活」である散歩&神社・寺院巡りを嬉々として楽しんで おりましたが、自宅で骨折・・・。(あまりに痛さに大泣き!) 今は家事なし生活を楽しむ! お産以来、ご家族様あんがとー! でも、きものがまとえないのが、寂しい・・・。 私が考案した「パタクル結び」を手軽に結び、闊歩した。。。    

  • 今年も、桜に酔う。。。

    桜の美しさには心惹かれますが、同時に儚さも感じてしまいます・・・。 花明かり・花霞・桜嵐・花雲・花屑などの言葉からは、優雅な心の高ぶり が伝わってきます。 記憶力の低下が激しいのですが、若き日の記憶は、なぜか今も健在だす! スラスラと出て来ます。与謝野晶子さんが詠まれた。。。 「清水へ祇園よこぎる桜月夜 こよひ逢ふ人みなうつくしき」 ちなみに、春の光のやさしさが、明るく・美しく・柔らかく、包んで くれる景色は、私にとっては「心

  • きものからの変身バッグ。。。

    友人から、素敵な手作りバッグを頂きました。 きもの地に可愛いパッチワークが施され、軽量で散歩には、ベスト! 袋の裏地には「紅絹(もみ)」使われている魅力的なバッグでした。 紅絹は紅花で染められた絹織物で、きものの裏地や襦袢に、活用されてい ます。。。紅花で染められたことから、「紅絹」と名付けられたとか。 美しい言葉ですね。 この友人の人間関係や物を大切する生き方は、敬慕しております。。。

  • 桜帯と語る。。。

    桜の開花に心騒がす頃になりました。。。 「世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」 僭越ながら、在原業平さんに同感です。 親の介護の頃、絵筆を握りながら、自分の心とよく対話しておりました。 そんな中で書き上げたのが「桜帯」です。。。 顧みると、この頃の方が精神的に、大人だった気が致します(笑) 美しい四季のある日本に、誕生できたことは、大変な幸運! 桜の美しさと、儚さ。・。・・。。。 桜の花のように、潔く美

  • それでも、あなたを愛す。。。

    前回ブログでご紹介させて頂きました、きものです。 「ブログではきのの一部しか見えず、全体は?」 そんなご意見を頂戴いたしました。 垂れ感があり、きれいな線で体を包んでくれます。。。 まとえばまとうほど、体に馴染み、私を喜ばせてくれる!! 「愛さずにいられない」。。。 私的には「白いお衿」、オールマイティではないけれど、 それでも、きもの道を一緒に歩きたい、私がおります。。。  

  • https://kinuka.net/2025/03/27/low-key/

    過去写真が出て来ました! きものの衿が白っぽくて、長じゅばんの半衿に見えませんか(笑) きものは好きな色合いですが、予想だにしない後ろ姿に、啞然! これも貴重な経験ですね。 若い頃はまとうものは地味好みで、めくら縞のようなものが好物でした。 その反動か、今は明るいものに、心惹かれております! ある意味、それは断捨離のお邪魔をしてくれています。(トホホ)   めくら縞とは 経糸と緯糸を濃く藍染した綿糸で、織

  • 散歩と参拝。。。

    散歩の途中散歩で出会った風景です。。。 水仙の花が楽しそうに、一列行進をしているみたい。。。 門前町で生まれ育ち、お寺が遊び場! 自然と神社仏閣に興味を抱き、今では、散歩=参拝と化す。 考えたいことがあると、「聖地ではなく生地」へ足が向く。 多分私の「心の原点」なんでしょうね。 今朝もお嬢様の袴着付けを承り、微笑ましく温かな母娘さんに接して、 まだまだ、日本は良い国だと思いました。。。 「永遠にあれ!」 &nbsp

  • 牡丹餅 de きもの談議。。。

    今日はお彼岸の中日で、あの世とこの世が、つながれると言われていま す。たくさんのご先祖様に、元気で好きなきもの道を、未だ牛歩してい ることを、ご報告申し上げたいと思います。 コロナ禍で減ったお着付けのお仕事が増え、何よりもうれしいことです。 写真は数年前に不帰の客となった、友のきもの姿です。 きもの繋がりのご縁で、思い出される会話は、いつも「きもの談議」 若い頃から纏うものは、地味好み!おかしいのは、歳とは反比例で 最近の私は

  • 風のいろ。。

    「風光る」春の到来! 陽光の中を、微風が吹きわたり、萎縮していた体が、ゆるむ。。。 四季の移ろいを、風の動き・趣の違いなどで、視覚的に感知する表現され た古人たちの美的意識は、すばらしい! 出版本「®衣香式パタクル」で、ご紹介させて頂きました半幅帯結び「風 光る」も、柔らかな春の風に包まれる喜びを、表現しております。。。   四季を堪能できる日本は、本当に、すばらしい! そして、四季が永遠に存在する日本であるこ

  • 日本人で、幸せ。。。

    「暑さ寒さも彼岸まで。。。」 的を得た諺ですね。 さらに春のお彼岸には牡丹餅・秋のお彼岸はお萩を、ご供養のためにお仏 壇にお供えします。。。 食するものだけでなく、まとうもの、住まい方にも、日本には季節感があ り! 日本人としてに生を受けたことは、大変有難いことです。。。 もうすぐ、「桜霞」のお出ましが。。。 遠くで咲く桜が、霞のように見える! その光景に出会うと、瞬時だけ 「天国を彷徨っている感覚に。。。」

  • 糸遊(かげろう)。。。

    今朝は「かげろう」のお話です。。。 「糸遊」と「陽炎」は、同じ意味だそですが、私たちはには、陽炎のほう が馴染みがありますね。 早春穏やかに良く晴れた日に、日光の照りつけた地面から立ちのぼる、 神秘的気象現象! 糸が日光のほどあいで、糸が見えたり、見えなかったり! 蜘蛛の糸が空中を浮遊する現象が、「遊糸」。。。 蜘蛛さんが、糸に乗って空中を遊ぶ 姿は軽快‼! 稚本「衣香式パタクル」に、登場している結びです。(写真の結び)

  • 今日も「きものと、歩」

    アルバムの中から見つけた、懐かしい写真です。。。 着付けを職とすることを、心に刻んだのに、まだ同時並行でいろいろな事 をかじっていました。絵は大変苦手で、中年になってから始めた図画とい う感じでした。それまでの人生では、一番不得意なジャンルでした。 そんな私を先生は根気強くご指導くださいましたが、帯が仕上がって、時 を移さずに、アッチモノ(彼方者)に・・・。 帯地を呉服屋さんに染めて頂き、それにアクリル絵の具で色を差していき

  • 愉しさ。。。

    「ご趣味は何ですか?」 こんなお尋ねを頂戴することがあります。 若い頃からきものの環の中を、彷徨っていることが、好きでした(笑) 単なる趣味から、職業への変換があり、 きものは、趣味 + 仕事 、今は。     私が所有できるきもののや帯には、限度があり! 手持ちのものを有効活用が、工夫が工夫を呼び 「文音の世界」を、彷徨うことの面白さを、知る! 手持ちから生まれる、新たなコーデネートには

  • 歓迎 曙&黎明!

    平安時代に清少納言さんがしたためられた「枕草子」の一文。。。 「春はあけぼの。やうやうしろくなりゆく、山ぎは少しあかりて、 紫だちる雲のほそくたなびきたる。」 古典にも疎い私ですが、心に残っておりました。。。 「春は曙」、春の訪れに胸をワクワクさせた古人たち! されど現代人 でも「春は曙」に、胸躍らせる方がいらっしゃるのでは? そして、もうひとつ私の好物言葉「黎明(れいめい)」も、 「曙」同様に「夜明け」を表す言葉だそうです

  • 啓蟄に思う、心葉。。。

    今日は「啓蟄(けいちつ)」で、冬籠りしていたの虫たちが、春の気配を 感じ、地上にお出ましになる頃です。 春と名ばかりですが、自然の生命力が強く感じられる、この季節が好き です。 お稽古風景からです。。。 受講生たちと、名古屋帯の表と裏の柄出しに、興じてみました。 1本の帯が、いろいろな表情を見せてくれて、心が踊りました! 知恵は無尽蔵‼! 葉をいっぱいつけた樹木が、豊かで健やかなように、人の心葉もたくさん

  • 帯締めさんに、感謝!

    この帯締めを毎日のように、締めていた時期がありました。きものや帯は 変われども、体の中心にいつも鎮座。。。 帯を結ぶ時、帯締めは最後に結び! ほどく時は、初めに外されます。 そんなたいせつな運命を持つ、帯締めさんです。。。 お太鼓系の結びでは、帯の形を守り、そして着崩れ防止にも、貢献!! お振袖などの場面では、豪華に、素敵に、結ばれた帯締めは、人気があ ります!! 晴れの日の一場面に、大きな花を添えてくれます。 着姿のま

  • さらに、美しい日本が展開!

    弥生に入りました。。。 草木がますます生い茂る月という意味があり、花咲月・桃月・夢見月などの、美しい別名があります。 草花木の生命感の強さが感じられます。。。 ・ひな祭り(3日)・ホワイトデー(14日) ・春のお彼岸(17~23日) ちなみに、春のお彼岸は 牡丹餅 / 秋のお彼岸は お萩 どちらも花の名が。。。 古人の感性のすばらしいことに、感動いたします! 幼少期は甘いものは、見るだけでNG! それが今は大好物! (御身を思えば困った

  • べべと歩。。。

    ふと気がつくと、断捨離をしたはず部屋では、物たちが遊んでいる・・・。 正直申せば、生来整理整頓がお下手、その上やりたいことを優先させております(笑) 予定外のことが多々ありすぎて、少々お疲れ気味でござる。 一方鏡の中では、劣化している自分とご対面、あ、焦ってもうた・。・。・。・ お美顔して、好きなきものをたくさんまとい、気分転換をせねば。。。 「べべと歩!」 (いつもきものと一緒という、私の造語です。)  

  • いつまでも、恋慕結び。。。 (出版本 衣香式パタクルより)

    写真は出版本「衣香式パタクル」の中で遊ぶ「乙女太鼓」のアレンジです。。。 結び由来の一文から おしゃれ感漂う、若々しいお太鼓結びは、おらんか? そんな思い、とうに忘れてもうた・・・。 突如、劣化した脳が作動! そして、生まれた結び。 「めちゃ可愛い!」   暖かくなったら、帯付きでお出掛けのお供として、お連れくださいませ。。。

  • 鏡、いろいろ。。。

    今日は「鏡」のお話をさせて頂きます。 水面に映って見えることを、「水鏡」 氷に映って見えることは、「氷面 鏡(ひもかがみ)」というそうです。。。美しい日本語ですね。 弥生時代以来、神を祀るために、色々な品々が供えられました。「鏡」も そのひとつで「日本書紀」にも鏡の記述があります。「八咫鏡(やたのか がみ)」と呼ばれる鏡は、天上から地上世界へともたらされたとか。 優れた鏡は神に捧げられ、その一方では鏡は神祭りのみならず、人の 葬祭にも

  • きものに、ぞっこん!

    趣味という口実で、いろいろなことをかじってきました。 心躍らせたものは、数多あり。。。 料理、洋裁、絵画、音楽、染め物、あとは思い出せません。 家族や親族に、kimono好きが多く、みな和裁が達者でした! 悲しいかな、私は恐ろしいほどの不器用で、お針子さんは叶わぬ夢でした。 そんな状況下なれど、不思議なほど幼少の頃から、kimonoに心奪われ、今に至る! 覚束ない手つきで、半衿付けやほつれ直しをしております(大爆笑) それでも、kim

  • トホホ・・・

    最近は散歩時間が長くなり、その恩恵か? 体が軽い! 自然とは、大の仲良しに。。。 「どこか、遠くに行きたい。。。」 姪は小さなリュックひとつで、海外を旅しているようですが、 かたや叔母の私は、日帰りの旅でさえもぎょうさんの荷物を・・・。 されど、余分なものを持たずに、物ではなく私が主役の人生を、 あきらめておりません。 (片付け下手から、なかなか足が洗えないの! トホホ。)    図にのって「どこ

  • 半世紀以上のお付き合い!

      いつもお読み下さり、ありがとうございます。。。 江戸時代の「粋」町人好みの縞や格子模様に、少し触れさせて頂きます。 縞は天保時代に南方の島で織り出された説があり、島→縞の文字が当てら れた経緯は、ハッキリしないようですが、この頃に竪縞(たてじま)・横 縞・格子が、「しま」の総称に。。。 写真のきものは、独身時代には花柄小紋でしたが、シミを付けてしまい 「縞」に染め替えました。若い頃は縞のきものは親からはNG! 粋

  • ひとり、ブツ・ブツ・

    日々、散歩や食生活を大事にしておりますが、物忘れや文明の利器に、つ いていかれない場面に、出くわすこともあります! 気落ちすると、箪笥の引き出しに手を伸ばし、触れてみる!! 「そこには、きものがいてくれる。。。」 このきものは、お気に入りの癒しの一枚です。。。 日々忙しく生きている自分を「自画自賛」したり、能天気な私もいたり、 でも夢は、たくさんあり。   「Oh! これ以上、何をしたいのかなぁー。」 &

  • きもの雑感。。。

    おはようございます。 今朝は所用で歩き回るので、それを散歩代わりにいたします。。。 のんびりとブログを書き始め、浮かんできたものは、「半衿」 心惹かれるきものアイテムの、ひとつです。 刺繍・白地・手書きなど、いろいろな半衿に、恋しました。 半衿の付け替えをが倒だった頃の自分を、懐かしむ(笑) 河野礼子さんのこんな俳句が、目にとまりました。 「新しき半襟かけて春着とす」 時代背景や個人的理由で、新しいきものが手に入らずに、

  • 今朝も、全てに感謝。。。

    同年代の多くの方々は、リタイアされていらっしゃいますが、低速ながら 今日もきもの道を、闊歩しております。。。 何事も不器用で、呆れるくらい習得に時間が掛かり、その上加齢とも仲良 し、てんやわんやの毎日ですが、「おもろい!」   人の夢を司る神様は、「夢主神」とか。仲良くして頂きたい! 今あることに、全ての神様・ご先祖様・そして周りの方々に、心より感謝 を申し上げます。。。  

  • きものを脱ぐ時は、どこから?

    きもの憧れ人からの、ご質問です。 Q:「きものを脱ぐときは、どこからですか?」 A:「帯締めから解きます。。。」   まとったプロセスの逆から、進みます。。。 帯締めを解く→帯揚げ・帯枕・帯板も外す→帯を解く →腰紐を解く*腰紐1本の笹島式は、ここできもの&長じゅばんが開く! →さらし補整を解く→肌襦袢・裾除け・湯文字などを外す 足袋は始めであったり、最後の時もあります。(糸賀の場合)  

  • おきもの、礼賛。。。

    お稽古風景からです。 時々受講生の着姿を、シャッターに収めさせた頂いております。。。 受講生の成長記録・私の加齢による物忘れ防止など、理由は様々です。 私は姿勢・仕草・態度・装いに、内包されている美の存在を、感じていま す。解りずらい表現で、ごめんなさい。 心根も大切ですが、骨格の存在は、大きいと思います! 衣香に入会時の頃は、体が傾いてた受講生が、今はきちんとした骨格にな っていることに、驚きを覚えました! 前々からそれに気

  • 卒業式の袴着付けのレッスン!

    受講生がお嬢様の卒業式のために、一生懸命に袴の着付け練習をしており ます。袴着付けをお母さまにして頂けるなんて、お幸せなお嬢様でよね。 素敵なきもの&袴! そして、家族愛もステキ。。。 「通過儀礼」とは、人生の節目で迎える儀式のことです。 ・出産祝い・七五三・卒業式・成人式・結婚式・厄年・長寿祝い ・葬送、死者供養、先祖祭祀などがあります。 特にお宮参り・七五三・卒業式・成人式・結婚式などでは、普段は着物と は無縁の方々で

  • パタクル結び「花筏」。。。

    コロナ禍で世の中が、停滞していた頃、私は「パタクル」という半幅帯結 び本の制作に、心身共に打ち込んでおりました。。。 出版本「衣香式パタクル」に載せずに、落選させた結びがあります。 「花筏(はないかだ)」で、本当は私の好物結びでござる(笑) 体調を崩し、ブログは少しお休みさせて頂いておりましたが、最近復活! 平凡な日々が、例えば散歩・料理・おしゃれ そして、ブログなどなどが 自分の宝であることに、気付かされました! 相も変わら

  • ささやかな願い。。。

    早いもので、もう如月(きさらぎ)。。。 「如月(きさらぎ)」は二月の和風月名で、衣を更にまとうという意味です。 他に二月を表現する言葉には、衣更着、梅見月、雪消月、小草生月などがあります。 古い言葉の美しさに、うっとり致します! 心の中をじっくり見つめると、物にはあまり興味がなく、心地良い時間の中にいたいと、 願う私がおります。 ストレスは敵! もっと自分を大切にしてあげなくては」。。。  

  • 立春過ぎれど、まだ温さはほしい。。。

    節分は2月3日が固定日ではなく、立春・春分・夏至・冬至といったの二十四節季の暦は 太陽と地球の進み方の位置関係で決まるようです。1周するのにずれが生じるので、年ごと に変動! 国立天文台の観測に基づき、計算・決定されているそうです。 2日の節分には豆を、ほうばりました。 来年は2月3日に戻る。。。 昨日は立春でしたが、私の心はまだまだ、冬景色! こんな小さな炎の温さに、癒されています。。。    

  • 胸に、響く!

    今日は2時間ほどブラブラと、お散歩をいたしました。 ・道具が不要、すき間時間の有効活用できる手軽さ! ・美しい自然との接触は、うれしい! ・固定観念にとらわれない想像力の、誕生! ・木々・草花の生命力の強さが、胸を打つ! ・基礎体力の増加や、五感が研ぎ澄まされいく感覚が、すばらしい!   散歩にからめ、神社参拝・お墓参りなどもしており、私的には「至極の時間」でござる。   上のお人形は、ソロバン

  • 豆まき。。。

    今年の節分は2月3日ではなく、2日の今日です。 立春の影響を受けて、節分の日付はかわるそうです! ということで、立春の前日が節分 となります。 自分の年齢の数か、+1のお豆さんを頂いて、一年間の健康祈願を。。。 手に握るのはお豆さんかと思えば、スマホでした。 自撮りの練習風景です。。。 ネット情報から、「節分のおもしろい話 鬼が恐れる苗字」 渡辺さんです。 平安中期の武将【渡辺綱】が鬼退治したという伝説に由来し、渡辺一門

  • 酒袋からの返信バッグ。。。

    「酒袋」とは、 お酒を搾る際に「もろみ」をいれた袋で、その寿命を延ばすためにお酒造りが終わると 夏場に柿渋を塗り保管をしていたそうです。杜氏さんたちにとっては、大切なお道具のひ とつだったのですね。柿渋とお酒が相まって、独特の風合いが醸し出され、魅力的。。。 皮のような質感と重みがあります! 自動圧搾機が普及した現在は、酒袋で上槽する酒蔵は、少なくなっているようです。 酒袋は下記のようなものに、化身。。。

  • 酒袋からの、変身バッグ。。。

    酒袋とは、 お酒を搾る際に「もろみ」を入れた袋で、袋の寿命伸ばすためには、お酒造りが終わると 夏場に柿渋を塗り保管をしていたそうです。杜氏さんたちにとっては、大切なお道具のひ とつだったのですね。柿渋とお酒が相まって、独特の風合いが醸し出され、魅力的。。。 皮のような質感と重みがあります! 自動圧搾機が普及した現在は、酒袋で上槽する酒蔵は、少なくなっているようです。 酒袋は下記のようなものに、

  • 春設く(はるまく)。。。

    冬枯れ一色の野山や庭が「冬萌え」を経て、「春」と「冬」が少しずつ交差を始めると、 固まっていた体と心が元気を帯びて、ゆるみ始めます。。。     雪解けに雪の表面に出来るたくさんのくぼみの、かわゆさにはには感動します。この時期 にできる「雪笑窪」は、えも言えぬ光景です! また冬に萌え出る草木の芽も、とても小さくて可愛い、まるで土や枝の笑窪のよう。。。 「春よこい!早くこい!」と、体と心が「温さ」を、恋しがっ

  • 先人に学ぶ。。。

    今朝は早朝に散歩を済ませて、今はのんびりとお茶を頂き、おもむろにブログを書き始め ております。。。 写真の浅黄色(あさぎいろ)帯締めは、レトロ感があり私のお気に入りで、帯ときものを 変えても、この帯締めですごした日々も、ありました。 そんな折、木村孝さん(日本の染織研究家・随筆家)と、講演会での出会いがありまし た。参加させて頂いた際に、私の顔ではなく、この帯締めを覚えていて下っていました。 その後の講演会で直接お声を掛けして頂き、大変うれ

  • 愛しむ、きもの。。。

    鮫小紋のお話です。。。 江戸小紋三役(鮫・行儀・通し)のひとつです。フォ一マルシーン(結婚式・入学式な ど)または、パーティー・観劇・お茶会などでも、活躍してくれる「ハレとケ日」ともに 使える優れものです。遠目ですと無地に見えたり、反対に目怒らすと、鮫の鱗のように、 扇状のドットが連続している、魅力あるきものです。。。 一時普段着として、緋色の長じゅばんや帯揚げを、添えて楽しんでおりました。。。 まといすぎて、裾がすれてしまい、昨年

  • 駆け出し時代の結び。。。

    着付け師として、駆け出しの時代によく結んでいた、変化結びです。 未婚のお嬢様用の結びで、周りの多くの着付け師さんたちも、一心不乱で技を磨いていら しゃいました。。。多くの刺激受けて、疲れも感ぜず、ひたすら前だけを見つめていた!   一日も早く一人立ちして、お客様に喜んで頂ける結びをして差し上げたかった! 後年、駆け出しの頃の私の「変化結び」を集めて、コラージュにしたものです。 その片隅に「椿」の花を添えたのは、木偏に春が添

  • 銀座結び。。。

    おはようございます。。。 お教室で人気があるのは「銀座結び」で、色香漂う結びは、素敵‼ 江戸時代に発祥した「角出し」は丸帯や昼夜帯などを使い「引き抜き結び」という技法で 結びます。 長さが合っていれば帯揚げ帯締めも不要です。 時代劇によく出で来る「昼夜帯」で結ぶ「角出し」を真似て出来たのが、戦後銀座で発祥 した「銀座結び」です! 銀座結びも帯枕を使っていないので、夏は涼しく、お太鼓部分が膨らんでおり、大人の色 香が漂う粋な結びで、人気

  • 暮し。。。

    あまり後ろを振り返らない私が、幼い頃の暮らしを懐古しています! 育った頃の座敷には、物が置かれていなかったことです。大家族だったのに??? 押し入れの有効活用? でも家族の寝具・衣類があったはずなのに? 「物に支配されては、いなかった!」 多忙と加齢を言い訳にしている、ずるい今の私です。 「使ったものは、もとの場へ」を守れば、それだけで探し物時間が減り、一歩綺麗な空間 での暮しに近ずくかも! 以前から頭では了解済み案件なのですが、実行が伴わ

  • ®衣香式パタクル「雪もよい」から。。。

    「雪もよい」の空には、雪と生活が稀であったことから、ピーンと灰色に張り詰めた空 に、子ども心に「ワクワク」した記憶があります。 寒さから手の甲にはひび割れができ、悲しくて、怖くて、泣いた!! 最近は温暖化の為 か、ひび割れ君のお出ましはない。 20代で初めてひとりで、きものがまとえるようになった時にも、幼子のようなような 「ワクワク感」があった。。。ひとりでまとった着付けへの不安感が、心の奥でチラつ いていた!! 今では「遠い思い出」

  • のどやかに

    霜が降り始めるのは、地域差もありますが、一般的には10月10月中旬~立春から88日目の八十八夜(5/2)までとか。。。 稚作本「衣香式パタクル」の中の、創作結び「霜の花」があります。。。 こんな帯結びです。 由来は、幼心にも自然が描く「霜の花」は美しいと思いました。踏みつけた時の霜柱のサクサク音は、心地よくて、今も心の中で生きています。。。 短命で太陽がお出ましになれば、消えてしまう儚い命! 愛おしさを帯にたくしてみました。。。 年

  • 四季のある日本が、好き!

    「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて冷やしけり」 道元さんが永平寺の夜空を眺められて、詠われたそうです。 今の時代でも共感される方々は、数多いらっしゃると思います。。。 四季のある日本は、素敵! その内二季になってしまうのではと、心配する私がおります・・・ 二季になったら、きものの世界も様変わりしますね。 春ha桜・夏noゆかた・秋ha薄のかんざしでお月見・冬no防寒タイツ(色気おまへんね) これらの楽しみが、消えないこ

  • 椿帯。。。

    おはようございます。つたないブログお読み下さり、心より感謝申し上げます。。。 今年は本気で、手持ちのきもの&帯びの交通整理に取り組むことを、目指す私です。それぞれに思い出があります。特に何もできなかった修業時代に、共に過ごしてきたきものや帯には格別な、思いが。写真の帯にも。。。   椿には香りがない! 花びらがしおれる前に首ねっこから、ポロリと落ちる! 武士には縁起が悪いと、嫌われたようですが、しつこさのない潔さ・淡泊さが、私は好きな

  • 一途(いちず)と一途(いっと)

    もう1月も半ばをすぎ、鈍感な私でも2025年の色を感じられるようになりました。。。 きもの箪笥を整理していると、母の介護で実家に足繫く通っていた頃、いつもは足早に通り過ぎていた呉服屋さんに、吸い込まれるように入店し、そこで出会ったのが「十日町紬」でした。。。 きもの・洋服共に模様も色彩も、シンプルなものが好み。なぜか心トキメキ、即断即決! 卅年一途(いちず)に、恋している! でも一途きものは、数多あり!(笑) 母が人生の舞台を降りた時、姉に「趣味はた

  • 私の元気の元。。。

    以前は「産土神(うぶすなかみ)」の参拝が主でしたが、最近はいろいろな神様をお詣りさせて頂いております。。。有難いことに神社巡りは、足腰の強化を担ってくれています。 毎年母は年の暮れ、子供たちの春衣の準備を欠かさなかった。お正月のために新調してもらった「春衣」が、とてもうれしかった! 「衣食住」は人が生きていくには、大切なものです。衣は身を守り!食は栄養!住は住まいや安らぎ! これらは健康や幸福に大きな影響を与えます。 道すがら「子ども食堂」に多くの方々が、

  • 江ノ島神社参拝。。。

    明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願い申し上げます 皆様にとって良いお年でありますように。。。   氏神様・崇敬神社は元旦に、そして今朝は江ノ島神社を参拝させて頂きました。 最近は良いことも、その反対の事も、すべて人生の学びと、痛感しております。 父と私・祖父と子どもたちとの思い出が、交錯する「江ノ島」へ行ってきました。 小さかった子どもたちは、大人に! 未熟な母親だった私は、今やおばあさんに!

  • 偲ぶ・・・

    高校の同窓生が初夏に亡くなった・・・。 同窓会の幹事を一緒にやらせて頂いてから、お話するようになりました。皆の会話で「あいつは凄い!」と。「どう凄いのかしら?」と尋ねた私でした。本当でした!Wikipedia には、ある分野の第一人者と記載されていました。幹事会での雑談で、そのことをお話しすると「そんなことどこに書いてあった?」意外な反応で驚いた! いろいろな事をされていたようで、本も出されていて、きものに関する本をくださった。 「今は懐かしい思い出」

  • 辰年の終わりに、胸よぎること。。。

    辰年さんとも、もうすぐお別れですね。 師走になると、生家では普段は家事とは無縁の「父」が大掃除などで大活躍しておりました。。。 昔は女手がたくさんあったので、平時は余計な手助けをしなかったのかもしれません。でも通年神 様や仏様を大事にしていた姿には、今でも頭が下がります。。。 そしておバカな私を「お前は優しい子だ、それだけで充分だ!」と、その言葉、今も涙が滲む! とと様はおしゃれで背広に帽子が好きでした!すべてに劣化した自分を、立て直しを

  • 今日も、また能天気な私。。。

    毎年11月は7・5・3歳のお子さんたちが、氏神様などにお参りされていますが、近年は写真撮影 は、通年行われているようです。 かっての日本人は「子供は7歳までは神の子」と称して、神様からの預かり物として、特別な扱い をしてきたそうです。。。その当時は幼児の死亡率が高く、子供の健やかな成長を願い、まとうも の一枚一枚にも、親の魂が縫い込まれていたようです。そういう意味でも七五三は大切な通過儀礼 のひとつ、いつの時代も子供は大切な宝ものですね。。。

  • 心&お口も喜ぶ、集い。。。

    美味しい新米を頂戴いたしました。 気の置けない人たちと、おにぎりをつくりながらの、おしゃべり! が脳裏を横切り、即、実行! 天🍙をはじめ、たらこ、鮭、おぼろ、昆布、梅干し、まだあったが、失念いたしました・・・。 エビもちゃんと揚げましたyo。(揚げたのは私ではござんせん。)     おにぎりは、・グルテンフリー・手軽で食べやすい・具材を選べばビーガンの方々にも食せると、 海外でも人気があるようです。

  • 忘れられない!変形銀座結び。。。

    今年は長いこと出番待ちしていた「寒」が、私たちの出番とばかり、美しい冬景色を見せ始めてく ています。。。袷の時期になっても、暑い時は夏ものの長じゅばんに、半衿は袷に合うものを付け ておりました。それは、それで、たのしいことでもありますが、四季が二季になってしまわないか と、杞憂してしまいました(笑)そろそろ、雪さんのお出ましがあるかしら???     先日お電話でのお話をした卒業生、いろいろな事が走馬灯に、懐かし

  • 「望み葉」さんに、感謝。。。

    愛慕する言葉に「望み葉」があり、元気になれる私の好物言葉のひとつです。。。 赤や黄色に色付いた葉たちが地面に落ち、土を肥やす! 次の春に向けて植物たちへ栄養を紡ぐ、 落ち葉や枯れ葉のことをさしています。   晩秋の森や林で堆積した「望み葉」をサクサクと踏みしめた時は、全身が喜んでいるような気持に してくれます。。。 赤や黄色に色付いた葉たちが地面に落ち、土を肥やす! 晩秋の森や林で堆積した「望み葉」を踏みしめた際、こ

  • 「もみじ葉ゼラーニュムよ、健やかに育て!」

    散歩道で出会う草花、そしてわが家のベランダで遊ぶ草花、どちらもとてもかわゆい。。。 昨夏の猛暑で、ベランダの草花を枯らしてしまった! 今年の誕生日に家人から、愛でていた同じ「もみじ葉ゼラーニュム」がプレゼントされました! 「ごめんなさい。もっとサイズが大きいと思っていたのに・・・。」 鉢植えの可愛さに、しばし眺め入る!! 植物を愛おしみ、まめに世話してくれる「いい奴」が、枯れたことを自分の責任のように感じてい たことを知り、私の小さ

  • 散歩が好物! 🄬衣香式パタクル「たまゆら」

    最近は「散歩」が日課となり、季節の移ろいには、ますます敏感に。。。 そして、草花・木々・空・水の流れなどの自然を、お友達に思ってしまう私。 きものに触れる機会が多く、美しい物との出会いは、喜ばしい限りです! 本当に日本の美意識は自然に根差していますね。 きもののおしゃれの基本は、「季節先取り」。。。 特に私がが好きなことは、きものは自分の目では見えない「背面」に心置く、素敵さがあり!! 衣紋の抜き具合、背縫いの位置、お太鼓の位置・大きさ・形

  • 晩秋の「おご馳走」。。。

    霜月に入りましたね。 先日所用があり、足早に家の近くを散歩いたしました。 ふと首を上げると、綺麗なお空が視界に入り、慌ててシャッターを!! 癒される写真が撮れ、ウキウキ気分に。。。   長いこと「シンプルで丁寧に生きたい!」という思いを抱き続けています。 日常生活の中でとるにたらない些細なことが、心の中で小さな幸せと化していそう!! 晩秋、この景色が「おご馳走」に思える私がおります。。。

  • 冬よ、来い(恋)!

    2・3日前のブログで「冬隣」が感じられないと、私見をのべておりましたが、季節はもう確実に 冬隣になってきましたね。 心に栄養と健康のために、時間があればあちらこちら歩きまわっております。 薄の動きが大変かわゆくて、思わずシャッターを。。。   下の写真は美しい景色が、きものの模様に見えてしまいました。 日本人の美意識の根本は、自然と深く関わっているような気がいたします。 四季が素敵な景色を醸し出し、それは移り変わって

  • 冬隣

    晩秋に入っていますが平年よりも温かく、冬が隣に来ている実感があまりありません。 落ち葉を踏む「サクサク音」も、私の耳には未だ届かず・・・。 だだ薄着で過ごせる日々は、うれしきことではあります! 突然「冬隣」に飛びますが、 「冬隣裸の柿のをかしさよ」 坪内逍遥さんの句です。 実家にある大きな2本の柿の木は、長子誕生のお祝いに母方の実家からの贈くられたもので、今で もたわわに実を付け、80年以上もおいしさを与えて続けてくれている、かわいこちゃ

  • べべと歩(bebetofu)

    「べべと歩(bebetofu)」 きもの道を歩むことを決心した際に、胸に秘めた愛慕言葉です!! 私の造語なんですが、今も色鮮やかに心生きております。。。 私の場合は、洋服をまとう時より数段気を配り、おべべをまとっています! 人様から見える箇所、見えない箇所、きもの、帯、長じゅばん、その他小物類の選択などなど。 また、着付けする技術・後始末・お手入れなどなど、手のかかることが、あまたありますが、この 面倒なプロセスも経験を積むと、心う

  • 神無月の昼下がり。。。

    10月に入り、古き思い出が脳裏を去来しております。。。 穂高連峰での紅葉狩りや、「神在月」の出雲大社へ行ったことなどが、鮮明に蘇ってきます。 なぜか、私だけが縁結びの神様に気に入られずに、いじけたこともあった! そんな思い出に戯れていましたら、疎遠になっていた竹馬の友から、うれしいお便りを頂戴! 友は「すごく太った!」 返信「細身ですが、ものすごーくおばあさんに。」 もちろん私の言葉でございます。   ぐい飲みや小皿

  • 衣香式パタクル Ⓡ「のこんの月」

    「のこんの月」という名の、衣香式パタクルの半幅帯結びです。 「のこんの」の意味は「残りの」が変化したもので、夜がほのぼのと明け始める頃のお月さまのこ とです。この言葉は私にまやかさを伝えてくれて、ほっこり気分にさせてくれます。。。     「衣香式パタクルは、夏のみの帯結びですか?」というお尋ねを頂戴いたしました。 この本の結びは、ほとんどが小袋帯を使用しております。 肌寒い秋や春には帯にショールを添えたり

  • 秋、衣ずれと戯れる!

    やっと、風に秋色が感じられるようになりました。。。 秋の風は「律の調べ」とも呼ばれ、物悲しい旋律を想像させてくれます。 例年でしたら、今頃の時期には「目」は濃い色のきものを、求めていましたが、今年は写真のコー デネートでも、まだいけそう???     単衣から秋袷に移行していくと「絹鳴り(衣ずれ)」は、心地良い音として、耳や心に響きます。 きものは、深くて面白い世界ですね。。。

  • 哀れ蚊

    今年の夏は「暑さ」を、置いてきぼり・・・。 「哀れ蚊」との、ご対面もございません! 哀れ蚊とは、弱々しく漂う秋の蚊をさすそうです。   古人は「哀れ蚊」の姿にわが身を置き、殺すことはなさらなかった。。。 恥かしながら私は痒みに耐えられず、どんな蚊でも、ご対面、即、ピシャリ!! 今秋は蚊様たちの羽音は聞こえず、お姿も拝見出来ず・・・。 わがままながら、少し寂しいでござる。   早朝の公園。。。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ayaneさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ayaneさん
ブログタイトル
きもの着付け教室 衣香
フォロー
きもの着付け教室 衣香

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用