【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(100最終回)ここで「ちょっと一休み」68歳を目前に退職し、自由気儘な生活を手に入れた…筈だった。ところが、私を待ち受けていたのは、「ストレスのないのがストレス」という単調な暮らしだった。それでも、元々せっかちなくせに怠け者という面倒な性格の故だろうか、現役時代とは違って、「緩やかに流れる時間もそう悪くはない」と思っていたのである。とは言え、時が過ぎるにつれ、生活の芯がなくて、空虚を感じることが多くなったのも事実だ。そんなとき、白井健康元気村のブログ編集人、山本徳造氏からお声が掛かった。「雄ちゃん、会社辞めてヒマやろ?ブログに連載せえへんか?これまでの海外体験、異文化との葛藤、酒や食い物に関するアレコレ、比較文化論なんか書いたら絶対おもろいで。いつもみんなと酒呑んでるとき...ここで「ちょっと一休み」【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(100最終回)