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  • 梅探る2

    梅探る道に迷ふも楽しけれ 金太郎/うめさぐるみちにまよふもたのしけれ/紅梅と白梅で咲き始めはどちらが早いか観察したことがあります最初は圧倒的に紅梅でした...

  • 着膨れて

    着膨れて水組む人や峠小屋 金太郎/きぶくれてみずくむひとや/とうげこや/丹沢山塊の登山口の一つであるヤビツ峠に日本百名水の護摩屋敷の名水があります一年中...

  • 冬日差す

    冬日差す遅き朝食雀来る 金太郎/ふゆびさすおそきちようしよく/すずめくる/の目覚めは雀の「チュンチュン」の鳴き声が好きでベランダに餌皿を置いて時々補充し...

  • 冬蝶

    冬蝶のながらへてゐる日向かな 金太郎/ふゆちようのながらへてゐるひなたかな/晩秋から初冬かけて忙しげに飛び回っていた蝶ですが流石に冬が深まるにつれて動き...

  • 耳鳴り

    耳鳴りや北風まくる獣鳥戯画 金太郎/みみなりや/きたかぜまくるてうじゅうぐわ/数年前から耳鳴りがしている何かに熱中しているときは気にならないが気にし出す...

  • 鵯上戸(ひよどりじょうご)

    幽谷の赤い残り実片時雨 金太郎 /ゆうこくのあかいのこりみ/かたしぐれ/ 俳人は暦の上での季節の変わり目は大切で その冬の終りと立春が近づいて来ましたも...

  • 関門海峡

    望郷の関門海峡ふぐと汁 金太郎 /ぼうきようのかんもんかいきよう/ふぐとじる/ 本州の西端下関市は叔父叔母が3人住んでいて 幼少期から何かにつけて母に連...

  • 巻繊汁

    俎のとんとん鳴らし巻繊汁 金太郎 /まないたのとんとんならし/けんちんじる/ 今夜は冷蔵庫の残り物で巻繊汁を作りますたしか田舎でも同じ巻繊汁と呼んでいた...

  • 贔屓力士

    寒晴や贔屓力士の勝名乗り 金太郎 /かんばれやひいきりきしのかちなのり/ 大相撲初場所千秋楽で御嶽海が優勝で どうやら来場所は大関に昇進が確定したようで...

  • 蠟梅明かり

    寒林の仄か明かりや蠟梅花 金太郎 /かんりんのほのかあかりや/ろうないか/裸木と枯葉の中を歩く山麓で この時期の宝物は臘梅でしょうか辛色の花弁と微かな香...

  • 待春

    終の地に春待つ人の国訛り 金太郎 /つひのちにはるまつひとのくになまり/ 落ち込んだり、気力を揚げたりと まとまりのない日記俳句ですが そうこうしながら...

  • 越冬する野草たち

    寒行の薬草探る野面かな 金太郎/かんぎようのやくそうさぐるのづらかな/我が家周辺の大山山麓南側では越冬する野草が多く存在していますオオイヌノフグリ、ナズ...

  • 寒雀に

    恙なきながき余生の寒さかな 金太郎/つつがなきながきよせいのさむさかな/大寒で雀さんも寒そうです大寒を過ぎれば春はすぐそこまで来ています(暦の上ではです...

  • エリカ咲く

    写真蔵を検索していて見つけた過去の写真俳句 数年前ですがなかなか良いじゃないと 自画自賛して再掲です当時は俳句に対して熱い頃でしたね まだ車を運転していま...

  • 梅探る

    梅探る一行集ふ茶茶屋 金太郎/うめさぐるいつこうつどふとうげちゃや/ぼちぼちと梅便りが聞こえ始めました梅の花は春の季語ですが《梅探る》はそれに先駆けて梅...

  • 雪催い

    文机の辞書の散乱雪催 金太郎/ふづくえのじしよのさんらん/ゆきもよひ/一昨夜の津波報道騒動には驚かされましたが大きな被害がなくてよかったですね~私は子供...

  • 寒い朝

    きりきりととんがりゆくや寒い朝 金太郎/きりきりととんがりゆくや/さむいあさ/今朝の朝焼けは真っ赤に焼けて綺麗でしたすわ、カメラだ!!パジャマ姿でベラン...

  • ピンポン

    大山の頂き越える寒波来る 金太郎/おおやまのいただきこへるかんぱくる/毎週木曜日は卓球の練習日、薄着で外に出たら風が半端なく冷たくてダウンジャケット着込...

  • 寒鴉

    ごみ出しの吾と目の合ふ寒鴉 金太郎/ごみだしのわれとめのあふかんがらす/枯枝に止まった鴉一羽以前食べた人間の残飯の味が忘れないのか私の持ったビニール袋見...

  • 寒九の水

    噛むやうに寒九の水を飲みにけり 金太郎 /かむやうにかんくのみずをのみにけり/ 最近は水の美味しを実感しています ペットボトルにくみ置きしてカルキを抜く...

  • 粕汁

    粕汁に人参の紅うかべけり 金太郎 /かすじるににんじんのべにうかべけり/ スーパーの食品棚で酒粕を見つけて 故郷の囲炉裏でふうふうさせながらたべた粕汁の...

  • 露払い

    ちりちりと明ける草原霜の声 金太郎 /ちりちりとあけるくさはら/しものこゑ/ 太刀持ち、露払いを従えて横綱の照ノ富士の 土俵入りは相撲が強いから貫禄出て...

  • 巨人大鵬卵焼き

    朝市の相撲談義や股火鉢 金太郎 /あさいちのすまふだんぎや/またひばち/ 今日から大相撲初場所が始まりました 今場所の話題は昭和の大横綱大鵬の孫で新入幕...

  • 寒四郎

    向かう脛しこたまうつて寒四郎 金太郎 /むかうすねしこたまうつて/かんしろう/ 正月早々の大尻餅で 今年の難はこれが始まりで、あとに続くのか 願わくはこ...

  • タイトルを変えました

    七草の三つ足らねど粥を炊く 金太郎 /ななくさにみっつたらねどかゆをたく皆さま改めまして明けましてお目出度うございます年末から年始にかけてバタバタとして...

  • 句座はじめ

    雪道に足跡幾つ句座はじめ 金太郎 /ゆきみちにあしあといくつ/くざはじめ/ 今朝(6日)は厚木に帰宅の予定で駅まで妹が送るはずが想定外の大雪で 怖いから...

  • 身の丈

    身の丈の程の暮らしや根深汁 金太郎 /みのたけのほどのくらしや/ねぶかじる/ まずは空っぽの冷蔵庫の補充をして 実質2022年の生活のスタートです妹の所...

  • 寒に入る

    風探す凧揚げ親子寒に入る 金太郎 /かぜさがすたこあげおやこ/かんにいる/一週間の伊豆籠もりもあっという間で昨日は正月用の飾ものを片付け、使った布団を...

  • はや四日

    掛軸の武蔵贋作はや四日 金太郎 /かけじくのむさしがんさくはやよつか/ 妹宅の普段は自宅兼作業場(レースの洋服)で私の居場所もなく かまって貰えません ...

  • 爪木崎2

    冬凪の磯に遊ぶや爪木崎 金太郎 /ふゆなぎのいそにあそぶや/つめきざき/ 波打ち際の石をひょいひょいと跳ぶように歩いていた 昔のイメージでひょいひょい、...

  • 爪木崎(伊豆半島)

    逆光の白をかへして野水仙 金太郎 /ぎやつこうのしろをかへしてのずいせん/ 7年ぶりに下田の爪木崎を訪れました コロナ禍をずいぶんと観光客が増えています...

  • 初詣

    御慶かな老い放題を良しとせず 金太郎 /ごけいかな/おいほうだいをよしとせず/ 妹宅での元日の慣例は『山神社』への初詣です この神社は大室山の余録(?)...

  • 謹賀新年

    三百六十五つらぬく投記去年今年 金太郎 /さんびやくろくじゆうごつらぬくとうき/こぞことし/ 伊豆大島の沖の暗雲を突き抜けて輝く 2024年初日の出世界...

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句集「西瓜の種」
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