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  • 虎杖と葛

    虎杖と葛の猛者めき秋暑し 金太郞 /いたどりとくずのもさめき/あきあつし/虎杖(いたどり)は晩夏から初秋にかけて花を咲かせている野草ですが野草らしく...

  • 青葉木菟

    朝霧や観察小屋の荒格子 金太郞 /あさぎりや/かんさつごやのあらこうし/山小屋泊りの朝は早い時に朝食抜きでおにぎりを前夜に頼んだりしますまだ明...

  • パラアスリート熱いぞ

    棘棘の中にほつこり秋薔薇 金太郞 /とげとげのなかにほつこり/あきそうび/暑いですね、そして熱いですね~~パラアスリートの魂の熱さに胸を震わせ熱中観...

  • 酒匂川サイクリングコース

    落鮎の風の白さや酒匂川 金太郞 /おちあゆのかぜのしろさや/さかわがわ/南足柄市から小田原市を流れる酒匂川沿岸にはサイクリングコースがあり沿岸に住ん...

  • 秋は紫

    群れもせず富士の裾野の鳥兜 金太郞/むれもせず/ふじのすそののとりかぶと/私の我見かもしれませんが秋に咲く野草に紫色の花が多い気がしています朝顔、竜胆、...

  • 吾亦紅

    一椀のブラックコーヒー吾亦紅 金太郞/いちわんのブラックコーヒー/われもこう/吾亦紅という植物は歳時記で見つけて字づらから興味を抱いていて一度会いたいも...

  • 夏の終りに

    立向けば熱き風なり芋嵐 金太郞 /たちむけばあつきかぜなり/いもあらし/今朝、いつもの散歩道で向日葵の花の下で雀が群れていていてそこにドバト2...

  • 秋扇

    俳号で呼び止められて秋扇 金太郞/はいごうでよびとめられて/あきおうぎ/句会ではお互いに俳号で呼び合っていますから本名を知らない人多いです「あなた、本名...

  • 韮の花の香を愛でながら

    腰伸ばす働き者や韮の花 金太郞/こしのばすはたらきものや/にらのはな/韮の花が真っ白な花を風に揺れていますそういえば吹き抜ける風が秋らしく涼しげですいつ...

  • 戦う蟷螂くん

    蟷螂の無双の構え仁王立ち 金太郞 /たうらうのむそうのかまえにおうだち/両方の鎌をかかげて仁王立ちの蟷螂くん化け物のようにでかい人間にその威嚇が効く...

  • アメジストセージ

    淋しさは急に湧くもの秋の暮 金太郞 /さみしさはきゆうにわくものあきのくれ/私は一人暮らしがつくづく性に合っている実感しながら余生を過ご...

  • 道おしえ

    鶺鴒にレイと名付けてしばし行く 金太郞 /せきれいに/レイとなづけて/しばしゆく/稲穂が実を結ぶ頃になると散歩道に野鳥の鶺鴒(せきれい)が現れてぴょ...

  • 夏のトレッキングベスト3

    雲の湧く雲の平やウルップ草 金太郞 /くものわくくものだいらや/ウルップそう/NHKの放送予告で夏のベスト100トレッキングを紹介していました...

  • 喜寿の人

    喜寿の人あざなで呼ぶも帰省かな 金太郎 /きじゆのひとあざなでよぶもきせいかな/私の母校(高校)のグランドの片隅に忠魂碑が鎮座していまし...

  • 炉端談義

    朝晩は冷えますからと古酒を汲む 金太郎 /あさばんは/ひえますからと/こしゅをくむ/立秋を過ぎると東北地方の夜は気温が急に下がりますまだ...

  • 終戦記念日

    垢すりで背をながすごと墓洗ふ 金太郞/あかすりでせをながすごと/はかあらふ/終戦記念日の15日にWOWOWシネマで『きけ、わだつみの声』を観て涙しました...

  • さらさらさわぐ稲の花4

    桟橋に鯔の跳ねゐる残暑かな 金太郎/さんばしに/ぼらのはねゐる/ざんしよかな/強烈な観念俳句にも時として共感されることもあるから事は厄介です人の心は時に...

  • さらさらさわぐ稲の花3

    しがらみを断つや孤高の夏の月 金太郎/しがらみを/たつやここうの/なつのつき/吟行の写生俳句に疲れ果て自然の流れとして机上俳句に戻ります過去の失敗から自...

  • さらさらさわぐ稲の花2

    さらさらと風が結びし稲の花 金太郎 /さらさらと/かぜがむすびし/いねのはな/俳句修行にも段階があるように思いますこれはあくまでも私の体験から...

  • さらさらさわぐ稲の花

    新涼や足裏広げて大広間 金太郎/しんりようや/あうらをひろげ/おおひろま/吟行句会で早々に投句分の句が出来て句会の始まる迄の小一時間を別室での昼寝の気持...

  • 創作は揺れに揺れて

    べつぴんに歳をかさねて砧打つ 金太郎 /べつぴんに/としをかさねて/きぬたうつ/ 吟行というと、とにかく歩いて歩いて それしか能がないかのように歩い...

  • 句会の思い出(1)

    連泊の居場所それぞれ残暑かな 金太郞 /れんぱくの/いばしよそれぞれ/ざんしよかな/句会での旅での思い出は以前お世話になった『童子』の旅でした実に色...

  • スケボー少女

    朝顔の露地をスケボー姉妹ゆく 金太郎 /あさがほの/ろじをスケボー/しまいゆく/さてと私はまだオリンピックぼけした頭をひきずっています・・・お母さん...

  • 東京オリンピック終わる2

    君が代にもらい泣きして生身魂 金太郎 /きみがよに/もらいなきして/いきみたま/日本の若者たちが世界と戦う姿を見ていていつからこんなに逞しくなったの...

  • 東京オリンピック終わる

    輪になつて踊るアスリート五輪果つ 金太郎 /わになつて/おどるアスリート/ごりんはつ/オリンピック期間中自宅のに籠って早朝から真夜までこんなに...

  • 今朝の風

    水草の金鈴鳴らす今朝の風 金太郎/みずくさの/きんれいならす/けさのかぜ/今朝もオリンピックの風爽やかに吹き日の丸が揺れました男子卓球とスポーツクライミ...

  • 桔梗の花

    燃え尽きる後ろ姿や花桔梗 金太郎 /もえつきる/うしろすがたに/はなききよう/その世界の王者の背中を追い続けた若者が体操鉄棒競技の超難度...

  • 夏の夜の悪夢

    熱き夏なんで水差すコロナ禍よ 金太郞 /あつきなつ/なんでみずさす/コロなかよ/うだるような暑さの中で君が代を聞きながら昼昼の夢の続きです...

  • 夏休みの居場所

    なん刻か時報打ちたる晩夏かな 金太郎/なんどきか/じほううちたる/ばんかかな/中学生の頃に夢中で読んだ本がマーク・トウェインのトム・ソーヤーの冒険でした...

  • 油照

    スーパーに一点買ひ足す油照 金太郞 /スーパーに/いつてんかひたす/あぶらでり/若い頃から暑い夏はよく寝てよく食べの習慣を実践して夏痩せで悲鳴...

  • 花火の夜

    頬杖の見果てぬ夢や遠花 金太郞 /ほほづえの/みはてぬゆめや/とほはなび/花火の夜三脚に付けたカメラを担いで場所取りに歩き回るそんな中彼...

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句集「西瓜の種」
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