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  • 燃える武道館

    サルビアの燃えるごときに武道館 金太郎サルビアの/もえるごときに/ぶどうかん/世界柔道の本家本元の武道館連日燃えています日本選手はもとより、指導者の皆さ...

  • 黄金虫

    飛び込んで此処はどこだと黄金虫 金太郞/とびこんで/ここはどこだと/こがねむし/暑さと眠気と戦いながら宿題の原稿を書いている机上に飛び込んで来た黄金虫こ...

  • 夜の秋

    辞書繰る指先乾く夜の秋 金太郎/じしよをくる/ゆびさきかはく/よるのあき/浜風の止まりうだるような暑さも8月に入ると夜になると「おや」と秋を思わせる涼し...

  • 千日草

    色褪せぬ紅のヘアピン祭の夜 金太郞 /いろあせぬ/べにのヘアピン/まつりのよ/オリンピックの感動次々と高い不快指数を吹き飛ばしてくれていますア...

  • 卓球とピンポン

    ピンポンの球も汗かく大暑かな 金太郞 /ピンポンの/たまもあせかく/たいしよかな/水谷、伊藤ペアのドイツ戦、中国戦の大逆転には鳥肌が立ちました昭和世...

  • 浜木綿と角島大橋

    浜木綿を守る番小屋島訛り 金太郞 /はまゆうを/まもるばんごや/しまなまり/近年、角島大橋で観光客に注目されるようになった山陰海岸の角島は私の故郷の...

  • 海鳴りと花魁草

    海鳴りや花魁草の沖見つめ 金太郞/うみなりや/おいらんそうの/おきみつめ/小さいながらも漁港育ちですから海鳴りの不気味さ夫や恋人を見送り岸壁から離れよう...

  • 自選の難しさ大切さ

    炎暑かな烏は己が足舐める 金太郞 /えんしよかな/からすはおのが/あしなめる/月一回の句会の前に一ヶ月間作り貯めた自作から10句前後を自...

  • 薮にらみ

    空蝉のひとみ無くして藪にらみ 金太郞 /うつせみの/ひとみなくして/やぶにらみ/藪睨みという言葉がある見当違いな見方から何処を見ているか判らな...

  • オリンピックと金魚

    夏太りの金魚と視線合はせけり 金太郞 /なつぶとりの/きんぎよとしせん/あはせけり/以前の自宅には常に水槽が有りました熱帯魚から始まって、めだ...

  • 共に生きる

    涼風を有難がつて鼻の穴 金太郞/りようふうを/ありがたがつて/はなのあな/運動をするにも歌を唄うにも呼吸法と云われるものが重要であると知ったのは我流の...

  • 釣り人は一途

    本命の釣れぬ夜釣の海星かな 金太郞/ほんめいの/つれぬよづりに/ひとでかな/釣り人と呼ばれている人たちは今日の狙いは眼張だとしたら仕掛けも餌も眼張用であ...

  • 命の匂い草いきれ

    通り雨追ひつ沸き立つ草いきれ 金太郞/きうくるや/おひつわきたつ/くさいきれ/俳句を通じて知り得た季語の言葉は多いです「なるほど」と手を打つ言葉、「へえ...

  • 早起き

    包むごと風をはらみし蓮華かな 金太郞/つつむごと/かぜをはらみし/れんげかな/しばらく夢(睡眠中)を見ることもなく老いたら夢も見ないものだと納得していた...

  • 向日葵とカメラマン

    向日葵や祈るかたちのラガーマン 金太郎/ひまはりや/いのるかたちの/ラガーマン/休耕田に一面の向日葵の花大型の花が群生している景を写真に撮るのが苦手だ何...

  • 夏座敷と蝉しぐれ

    ベル押せば庭に回れと蝉しぐれ 金太郞/ベルおせば/にわにまはれと/せみしぐれ/今朝この夏はじめての蝉の鳴き声ミンミン蝉でしたモクモクの夏雲と蝉の声は眠っ...

  • 雨上がる

    雨上がるヘアピンカーブの百合の花 金太郞/あめあがる/ヘアピンカーブ/ゆりのはな/「雨上がる」は寺尾聰、宮崎美子主演の映画でのタイトルです昔見た映画で台...

  • 蛇の衣

    石垣の落書き乾び蛇の衣 金太郞/いしがきの/らくがきからび/へびのくぬ昔から蛇が天井裏に住んでいると金が貯まるという言い伝えがあり実家の天井裏にも2メー...

  • てくてく歩く

    人の来てぺたりと座る夏木立 金太郞 /ひとのきて/ぺたりとすわる/なつこだち/ 日向を来て木陰に入ったとき...

  • 茗荷と物忘れ

    風通る旅路の膳や茗荷の子 金太郞/かぜとほる/たびじのぜんや/みようがのこ/子供の頃あのピリピリと辛い茗荷の酢味噌和えが好きだった記憶がある茗荷は食べ過...

  • 77歳から一年一年心新たに

    喜寿とふ味わい深き鰻かな 金太郞 /きじゆといふ/あじはいぶかき/うなぎかな/この7月10日で77歳の喜寿だそうですこれまで誕生日で数える年齢は他人事...

  • 韓流ドラマ症候群

    凌霄花の垂らす坂道あの人ン家 金太郞/のうぜんを/たらすさかみち/あのひとンち/私に会いたくなったら此処においでと渡された一枚の地図長い坂道を登っていく...

  • 蘇る稲田

    お帰りと田螺転がす土用干 金太郞/おかへりと/たにしころがす/どようぼし/土用干しという季語は土用の蔵書や衣類を広げての虫干しです実家の我が家でも母と祖...

  • 茄子の辛子漬け

    まず煮付焼いて漬け込む茄子かな 金太郞/まずにつけ/やいてつけこむ/なすびかな/茄子の安売りをしていたので久々に好物の辛子漬けをつくりました。粉辛子を水...

  • 夏休み

    雑魚寝して明日の話夏休み 金太郞/ざこねして/あしたのはなし/なつやすみ/私がもう一度体験したい故郷の夏の風景① 日本海の水平線に沈む真っ赤な夕焼けの自...

  • 七夕

    短冊の永遠といふ文字星まつり 金太郞 ...

  • 反面教師

    綿菅の無尽に戦ぐ尾瀬ヶ原 金太郎/わたすげの/むじんにそよぐ/おぜがはら/若い頃から尾瀬沼、尾瀬ヶ原周辺はよく歩きました。失恋しては行き、仕事で大ポカし...

  • 丹沢の貴婦人

    山百合は県花ぞ雲のわき上がり 金太郎/やまゆりは/けんかぞくもの/わきあがる/神奈川の県の花は《山百合》です。百合の花は香りの高いことで知られていますが...

  • 噴水

    噴水や脚組む人の聞き上手 金太郎/ふんすいや/あしくむひとの/ききじようず/私は話し下手で若い頃から聞き役に徹すことが多かったのですが、その代わり、じっ...

  • 姉御さんなら

    緑蔭や露店の人の姉御肌 金太郞 ...

  • 小田原提灯まつり

    誰彼と回る御神酒や神輿金太郞金太郞/だれかれと/まはるおみきや/みこししゆう/楽しみにしていた小田原提灯まつりがコロナ禍で予想通りに中止となり残念です。そ...

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句集「西瓜の種」
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