chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 花を絶やさず

    日溜りは花を絶やさず冬に入る 金太郎 /ひだまりは/はなをたやさず/ふゆにいる/私の住む所ではほぼ一年中次から次と花を絶やさないで越冬する野草...

  • 疎き身

    草花や世間に疎き身と言はれ 金太郎 /くさばなや/せけんにうとき/みといはれ/俳句修行で四季の世界に入り込むと人間社会の出来事に関心が無...

  • ピークハンター

    鵙猛る何がそんなに腹立つや 金太郎 /もずたける/なにがそんなに/はらたつや/高い木のてっぺんで他の野鳥を威圧するような鵙の囀り、何だか...

  • 自堕落

    自堕落な一日また良し風邪心地 金太郎 /じだらくな/ひとひまたよし/かぜごこち/おまえ、何でそんなにいきりたっている、余生だろうが・・?と誰か...

  • 日々好日「秋の感謝祭」

    幸太郎は横浜駅の西口に来ていた。以前はここにテント店舗で全国の特産販売がされていた。電車から降り立った人々に古里の香りを届けていたのが懐かしかった。今日は...

  • 男体山と女峰山

    山粧ふ男体山に女峰山 金太郎 /やまよそふ/なんたいさんに/によほうさん/季語〈山粧ふ〉は宇郭煕画譜の四季山之詞からの引用で秋の季語とな...

  • 美男葛

    さやけしや胸突き八丁越えてきし 金太郎/さやけしや/むなつきはつちよう/こへてきし/やっと秋の安定した気圧配置になってきた気もしますがどうなのでしょうか...

  • 身の丈

    身の丈のはかり難きや蛇穴に 金太郎/みのたけの/はかりがたきや/へびあなに/いつものように川土手を歩いていたら、何組ものジョガー達と出会いました。チーム...

  • ダックス

    紅葉狩ダックスフントも歩いてる 金太郎 /もみじがり/ダックスフントも/あるいてる/紅葉狩とはひたすらに歩むこと 黛 まどかこのような俳人の作もあ...

  • 御嶽団子

    団子屋で連れ待つてゐる紅葉狩 金太郎 /だんごやで/つれまつてゐる/もみじがり/私の好物の一番は柿、梨、桃、蜜柑の果実類ですが、団子も好きです。団...

  • スマホ句会(その8)

    文ちゃん今日は、すっかり秋らしくなって朝夕は寒くなってきましたね。今回は江ノ島吟行を挟みますので少し期間が長く7句選です(江ノ島分は除きます)〈幸太郎選(...

  • 鍵一つだけ

    ホルダーに鍵一つだけ秋の暮 金太郎/ホルダーに/かぎひとつだけ/あきのくれ/今年も残り2ヶ月と少し、年の初めに「こんな大それた事が可能か、正直い...

  • きれいを百ぺん(2)

    薔薇園の蝶も蜻蛉も飛ばぬ空 金太郎/ばらえんの/てふもとんぼも/とばぬそら/殆どの女性が薔薇園の入り口に立ったとき、あるいは一輪の花を目の前にし...

  • 綺麗を百ぺん聞きにけり

    秋薔薇ののほうずに咲き美しき 金太郎/あきばらの/のほうずにさき/うつくしき/今日は丸一日青空が広がりました。私の記憶ではこの秋、初めてではないの...

  • 山野の味覚

    山葡萄むさぶるやうに蔓を引き 金太郎/やまぶだう/むさぶるやうに/つるをひき/野猿の好物、山葡萄は人にも好まれて栽培種の葡萄よりもコクがあり地方に...

  • 木の実色々

    啄木鳥や峠の道は国ざかひ 金太郎 /きつつきや/とうげのみちは/くにざかひ/草木の葉っぱと共に実を色づいて来る季節となりました。花の名前...

  • 日々好日「江ノ島二人吟行」

    10月のある日曜日、幸太郎は小田急線の片瀬江ノ島駅の改札を出て、キョロキョロと当たりを見回した。今日は浜研の文ちゃんと江ノ島吟行の約束をしていた。文ちゃん...

  • よなべ

    文机の周り乱れるよなべかな 金太郎 /ふづくえの/まはりみだれる/よなべかな/寒くなりました。快適に過ごせる時の短いことといったらありません。...

  • 俳句と写真

    銀漢の絵本に降りる風の夜 金太郎 /ぎんかんの/えほんにおりる/かぜのよる/〈風に冴える星空のもとに開く絵本、現実と物語(宮沢賢治とか?)とが交錯し...

  • 出来秋

    出来秋や何でもつかむ赤子の手 金太郎/できあきや/なんでもつかむ/あかごのて/最近、子供を連れたお母さんの姿を多く見かけるようになつたのはきのせい...

  • 幼なじみと船を漕ぐ

    釣船草ゆれて帰らぬ人を待つ 金太郎 /つりふねそう/ゆれてかへらぬ/ひとをまつ/私の幼なじみ達は、地元の水産高校を卒業して船乗りになった人が多...

  • 歳時記は面白い

    一山の日照雨煌めき竹の春 金太郎/いちざんの/そばへきらめき/たけのはる/一日、竹林を訪ね歩いて季語の「竹の春」を20句ばかり詠んだ内の一句です。厚木周...

  • どんぐり

    どんぐりの尻の白さや蟻走る 金太郎/どんぐりの/しりのしろさの/ありはしる/ローアングルの被写体用に寝そべって撮るためのビニールシートはバックには入って...

  • 乱舞する花芒

    逆光に乱れ舞ひたる花芒 金太郎/ぎやつこうに/みだれまひたる/はなすすき/一日十句の目標にどおしても届かず、外に飛び出していました。困ったら歩くべしの...

  • あるオブジェ

    水澄むやかくも愛しき人を恋ひ 金太郎/みずすむや/かくもいとしき/ひとをこふ/♫「あなた命」とボトルに書いて/心に注ぎ足す片恋酒よ♫愛の傷あと痛む世は/...

  • 日々好日「スマホ句会その7」

    (2020/10/5~2020/10/10)幸太郎さんお早うございます今週は私がまとめますので宜しくお願いします。満月やさびき竿振る鯊の汐 幸太郎〈...

  • マルバルコウソウ

    浄水場のモーター音や木の実落つ 金太郎金太郎/じょうすいじょうの/モーターおんや/このみおつ/山麓にある団地の中をぶらぶら歩いていて、驚くような光景を目...

  • 秋の雨

    山茶花通りに蕾ふくらむ秋の雨 金太郎/さざんかとほりに/つぼみふくらむ/あきのあめ/今日も雨が降っています。秋は雨の日が多いのですが、それにしても今年の...

  • 鴉も食べない柿の実

    下枝の実を引き寄せて柿日和 金太郎/したえだの/みをひきよせて/かきびより/私は柿大好き人間でこの世にこれ程の食べ物を下さった神様に感謝しています。祖父...

  • 出来秋の

    出来秋や野仏の顔まん丸に 金太郎/できあきや/のぼとけのかほ/かほまんまに/この時期の稲田に早稲(わせ)の田んぼには刈り取りから一ヶ月以上経過して刈り株...

  • 刈田道のお土産

    柿食うて少々長き余生かな 金太郎/かきくうて/しようしようながき/よせいかな/豊潤な色と香りの刈田道を歩いてきました。今日もいっぱい歩いて疲れたのか夕飯...

  • 重いカメラバッグ

    荒縄に差すや魔除け鷹の爪 金太郎/あらなはに/さすやまよけの/たかのつめ/唐辛子にも種類が多いのですが最も辛いと言われている鷹の爪を栽培している畑を見か...

  • 日々好日「スマホ句会その6」

    文さん、小田原吟行句会お疲れさまです。楽しかったですね。2次会では俳句のこといっぱい話せて俳句の疑問が少しずつほどけていく気がしています。話を聞いていて、...

  • 食いしん坊の秋

    音立てて大地へこます花梨の実 金太郎/おとたてて/だいちへこます/くわりんのみ/実り秋、または出来秋ともいいますね草の実が夢の国へと風に運ばれ、どんぐり...

  • 実のならない金木犀

    あれこれと言葉並べて秋深む 金太郎/あれこれと/ことばならべて/あきふかむ/我が家の周辺でも金木犀が香り始めました。この香りほど季節感を感じさせるものは...

  • もの思う秋

    ごそごそと厨あらしの夜食かな 金太郎/ごそごそと/くりやあらしの/やしよくかな/今日から十月です。すっかり秋めいて、体も正直で食欲が出てきて夜中に腹の虫...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、金太郎さんをフォローしませんか?

ハンドル名
金太郎さん
ブログタイトル
句集「西瓜の種」
フォロー
句集「西瓜の種」

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用