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むぎわら日記 https://blog.goo.ne.jp/takx007

日記兼用ブログです。 日々の生活(主に遊び)、スナップ写真などを載せております。

むぎわら日記
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2017/10/19

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  • 『8割の人は自分の声が嫌い』山崎広子(角川SSC新書)

    録音した自分の声を聴くと変だ、という人が多いように思います。わたしもその一人で、自分の声を聴かないように気をつけて生きてきました。なぜ、自分の声が変に聞こえるのか?自分の声は空気の他に骨伝導もしているので、実際に空気を伝わる声とは違うため、違う人のように聞こえるという理屈はわかるのですが、それ以上に変な声で不快に感じてしまうのはなぜでしょう。著者が言うには、声には自分が周りに合わせようとする演出された自分自身がよく出ていて、自分の嫌な部分も多々含まれているため、それを聴くと不快に感じるそうです。指摘されると、確かにそうかもしれません。自分の声を聴くと、自分の嫌な部分が拡張されて意識されていることに気が付きます。そんな声のまま生きていけば、自分の嫌な部分を宣伝して歩いているようなものです。さて、では、どうす...『8割の人は自分の声が嫌い』山崎広子(角川SSC新書)

  • 北海道白糠町より「レトルト鹿肉三昧」が届きました。

    ふるさと納税返礼品となります。変わったものを食べたくなったので、ジビエを注文しました。生肉だとハードルが高い気がしたので、手軽にレトルトにしてみました。ジビエは、おいしく品種改良してあるわけではないので、このくらいでちょうどいいかもです。北海道白糠町より「レトルト鹿肉三昧」が届きました。

  • 『菊と刀』ベネディクト (光文社古典新訳文庫)

    太平洋戦争末期から終戦後にかけて、日本に勝ち統治するために、日本人を民俗学の視点から研究した本となります。日本の書籍や、日本人捕虜の尋問、日系人からの聞き取り調査など、日本を訪れずに調べつくしたため、返って客観的な視点となっています。外から見た日本人を理解するためにアメリカ人向けに書かれた書籍です。アメリカ人が罪を意識するのに対し、日本人は恥を意識するとか、なるほどと思うことが書かれていて驚かされました。日本人がアメリカ軍を歓迎ムードで迎え入れ、地下活動やゲリラとして統治をじゃましなかったわけなど、興味深く読めました。『菊と刀』ベネディクト(光文社古典新訳文庫)

  • クリスマスカラーのヤブコウジ

    ヤブコウジの実が赤くなると、クリスマス商品が並びますね。あと1ヶ月でクリスマスも過ぎます。クリスマスカラーのヤブコウジ

  • 『細雪(上中下)』谷崎潤一郎(kindle版)

    日本の昔の旧家の暮らしを描いているようで、退屈しながら読んでいました。そのうち、あることに気が付きました。この小説は、恋愛小説に対するお見合い小説なんじゃない?その視点で読み始めたら、おもしろくて最後まで読み切れました。日本では、古いタイプのお見合い文化は廃れたように感じますが、昔の人は、こんなにもいろいろ考えてお見合いをしていたのだなと感心しました。昨今、若者の結婚離れが指摘されていますが、このくらい周りが結婚に対して真剣になれば解消しそうな感じがします。自由も良いですが、自由になればなるほど、個人の責任が重くなっていって、うごけなくなる若者も多くなっていくのでしょう。現代に生きる人が読めば、いろいろ考えさせられる内容だと思いました。『細雪(上中下)』谷崎潤一郎(kindle版)

  • サルトリイバラの実

    サルトリイバラの真っ赤な実がなっていました。放射線状に花が付き、実もやっぱり放射線状になります。サルトリイバラの実

  • 『猫弁と少女探偵』大山淳子(講談社文庫)

    4冊目の猫弁シリーズになります。前の3冊は、複雑な事件をうまく綺麗に解決してめでたしめでたしとなった読後感だったのですが、4冊目は、まだ散らかった部分があるような印象を受けました。アマゾンのレビューを読むと、次の5冊目で完結の予定だったようで、5冊目につながる複線などが回収されていないらしいのです。なるほど、1~3冊目に活躍したキャラクターが続々と関わってくると思っていましたが、そういうわけだったのですね。しかしながら、相変わらずスラスラ読めるし、基本的に根っからの悪人が出てこないので、読後感も爽やかです。内容を忘れないうちに次の巻を読んだ方がよさそうです。『猫弁と少女探偵』大山淳子(講談社文庫)

  • 菩提寺山2023小雪

    暖かい日なのでフユシャクが舞うのを見られるかなと思って行ってきましたが、姿は見えず。まだ早かったかなと思いました。紅葉も終わりかけ、山も静かになりました。頂上では、楓の紅葉が見られました。飯豊山は、真っ白です。標高1000mを超えると積雪、標高500mくらいまでは落葉していました。雷山の宣伝ポスター。熊が多くいる山なので、今年は危険かな?帰りは少し違う道を通りましたが、道の脇に、滾々と湧き出している泉を発見。洗面器ほどの広さですが、そのまま小川となって流れ下っていました。10分くらい下ると、砂防ダムとなっていました。小さな泉も土石流の危険をはらんでいるのですね。昆虫はほとんど見られず。晩秋の山によくいるキチョウが舞っているくらいでした。菩提寺山2023小雪

  • 『戦争で死ぬ、ということ』島本慈子(岩波新書)

    B29の爆撃により、多くの人が犠牲になりました。自分の家族が、バラバラになって消し飛んだり、降ってきたゲル化した油に火がついて焼かれたりした後に、撃墜されたB29のパイロットを捕らえてリンチをしてなぶり殺しにしました。これが、戦争による憎しみの連鎖です。現在でも絶え間なくメディアで報道されている場面ですね。戦争によるグロい死に様や、不条理な死を描写して、こんな死に方をするのは嫌だから戦争反対というスタンスの本になります。子どもの頃から、何冊も読んできているので、食傷気味ではありましたが、憎しみの連鎖がよく書かれていて好感を持てました。『戦争で死ぬ、ということ』島本慈子(岩波新書)

  • 『頭がよくなる思考術』白取春彦(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

    頭がよくなるのかは疑問ですが、こうした方が良い的な思考法の本です。書いてあることは、難しい思考術ではなく、人間が普通に生きていれば、年を経るにしたがって身についていくだろう思考の癖のように感じます。こういう本を読むと、成熟した思考の癖を少しだけ加速して身に着けることができるのではないでしょうか。若いうちに身に付けられれば、頭が良いように見えると思います。『頭がよくなる思考術』白取春彦(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

  • 『虹の家のアリス』加納朋子(文春文庫)

    前に読んだ『螺旋階段のアリス』の続編になります。50代で、脱サラし、あこがれの私立探偵になった男と、これまた私立探偵にあこがれて飛び込んできた道楽少女?亜里沙のほのぼのミステリー物語になります。殺人事件系のミステリーを好まないので、わたしが読むミステリー小説は、ほのぼの日常系になってしまいます。加納朋子のアリスシリーズは、2冊で完結となり、これで最後。少女がアリスでいられる短い時に凝縮された時のようで、残念ですが、それはそれでよいと思えるのです。新装版↓も発売されているので、人気はあるようです。『虹の家のアリス』加納朋子(文春文庫)

  • 円を描くカナヘビ

    ヘビと会うと金運が上昇するような気がするのでうれしいのですが、立冬となればみんな冬眠してしまっているでしょう。カナヘビくんは、結構寒くなるまで元気で活動しています。カナヘビは、金蛇ですし、円を描くようなポーズでいると、小銭が入りそうで演技がよさそうです。年末に向けて少し稼いでおきたいところです。円を描くカナヘビ

  • 『こぶしの上のダルマ』南木圭士(文春文庫)

    毎年、秋が深まってくると読みたくなる作家さんです。信州の枯葉の道を行くがごとく、静かに流れる時間を感じることができます。私小説風の短篇が連なって構成されていて、人生でほんの1年程度いっしょに住んでいたおばさん(お婆さん?)のおぼろげな記憶からはじまり、身の回りの些細な出来事を交えながら進んでいきます。そんなことを読んで何が面白いわけでもないですが、一人の人の自分とはまた別な人生を疑似体験できることは、人間の深さを作る上で大切なことだと気づき始めた自分がいます。『こぶしの上のダルマ』南木圭士(文春文庫)

  • アカタテハ ぱたぱた

    山の中のベンチで休んでいたら、アカタテハが周りを飛び回っていました。泊まっては飛び、飛んでは止まり、目の前で、はやく写真を撮ってくれと言わんばかりです。いっぱい撮ったよ~。アカタテハぱたぱた

  • 『じぶん時間を生きる』佐宗邦威(英治出版)

    効率的に時間を使う方法論が書かれたビジネス書が多いですが、この本は、効率的じゃなくていいんじゃない?的な本です。コロナ禍で、生産がストップし、良くも悪くも暇な時間を過ごした中で、考え直したほんとうに豊かな時間の使い方というより哲学が書かれています。効率的に仕事を回すことも重要ですが、余裕を持った生活をすることによって、豊かな時間を過ごすことができるでしょう。他人に合わせた時間の使い方ではなく、自分に合わせて時間を使うのです。まあ、バランス感覚が大事だと言われればそれまでですが。これから、定年になる人にとっても有意義な本だと思いました。『じぶん時間を生きる』佐宗邦威(英治出版)

  • メルカリ10月の結果

    10月のメルカリの売り上げは、64,502円でした。朝の出勤前に窓辺で撮影していたのですが、日が短くなって、平日の朝に撮影することができなくなったので、出品頻度が落ちました。そのため、売り上げが伸びませんでした。あまり、頻繁に発送するのも忙しいので、出品数をセーブしながら、のんびり取り組んでいきたいです。メルカリ10月の結果

  • 角田山(浦浜コース)2023秋

    9月並みの陽気となった日、ひさしぶりに角田山へ登りました。今年の夏の酷暑の影響か、ムラサキシキブやマユミの実は見られず、他の花も少なく、野菊の類が少々咲いている程度でした。標高が高くなるにつれ、秋の深まりを感じられます。静かな山行となりました。頂上は賑やかで、いろいろな人が思い思いに楽しんでいるようです。稲島コース9合目の観音堂からの眺め稲刈りは完全に終わっていますが、刈られた稲株から、マサリが出てきて、田んぼが緑色に見えます。角田山(浦浜コース)2023秋

  • 『活版印刷三日月堂』ほしおさなえ(ポプラ文庫)

    廃れていく活版印刷を再開した若い女性のお話。ただのお仕事小説と思いきや、言葉の奥深さに気づかされる名著でした。文章を職業として、言葉を紡ぐ作家の作家たる本領がいかんなく発揮されています。言葉ってほんとうに良いものです。そんな感じにさせられました。こういう小説に出会えると本を読んでいてほんとうによかったと思えます。この小説は、文庫書下ろしとのことで、もったいないですが、ポプラ文庫でしか読めません。『活版印刷三日月堂』ほしおさなえ(ポプラ文庫)

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