2021年11月
周りの山の上が真っ白になっていた今日。ストーブをどんどん焚いているけどそれでも結構寒く、今からこれでは今後が思いやられる。灯油で暖房するとすると、月に2万円近くなるのかもしれない。備蓄の石油を放出すると言っているけど、リッター当たり数円しか違わないのではないかと思う。実家の柿を無事採り終わり、明日は残りの柿を採る予定。紅葉も終わるかと思えば結構ところどころに残っていたりする。昨日名古屋に行ったら紅葉真っ盛り、イチョウはまさに最盛期だった。★朝の山や川や紅葉(動画)↓OGPイメージ初冬の雨上がりの朝ヒヨドリ鳴くこれから晴れそう#mountainside#satoyama#Autumn山にかかる雲朝の光と草原ヒヨドリ撮影Japan,Chubure...youtube#videoOGPイメージ山頂に雪降りかかる~もう...冠雪
ダンコウバイ(クスノキ科)は10月の終わりにいち早く黄葉した。その分早く散るのかと思ったらそういうわけでもなく、まだ枝に残っている。10月下旬チューリップ型の葉で、基部から葉の先に向かう葉脈が中心と両横に2本、これを三行脈(さんこうみゃく)という。クスノキ科の木は大体三行脈である。けれどこんな幅広の葉のものはほかにはあまりない。大体楕円形や披針形という細長い形をしている。これが色づき始めると、ついに紅葉シーズンが始まったか、と思う。そして、少し色づいた後、鮮やかなムラのない真っ黄色になる。11月上旬こんがりしてきた。いい感じに焼けたパンケーキというか、トーストというか、おいしそうな色である。11月中旬しわしわしてきた。本日(11月下旬)こんがりしつつ頑張っている。すっかり水分が抜けて、うるおいがなくなり、身につ...1カ月のロングラン黄葉ダンコウバイ
おろして間もないふわふわのタオルを洗濯機から取り出したら、ガーン……あちこちからループの糸がぐわーーーんと引っ張り出されて、タオルの美貌が台無し、みたいになっていたときのショックときたら。それが結構高級な進物のピンク色のかわいいやつだったりしたときなど(ピンク色のときショックが大きいかどうかは人によります)心に刺さったとげがしばらくひっかかり続けて、悲しみがしばらく消えない。一日が台無しになる。たかがタオルであっても、たとえ100円のものであっても、そのショックは大きいもの。値段は関係ない。思いがけず何度もこんな目に遭って、ほかの洗濯物のファスナーやホックが引っかかったのだろうと、以来、厳重にネットに入れたり、ネットのファスナー自体が隠れるように細工されているネットを選んだり、考えられるいろんな努力をしてきた。...ある朝突然タオルがボロボロになる原因を解き明かします
11月初めの林で。カスミザクラかヤマザクラだと思ったのだけど、それにしては珍しく黄色いなと思ったら、ウワミズザクラだった。この辺には結構ウワミズザクラがある。うちの前にもある。なので、葉を拾って比べて見て判明。ヤマザクラやソメイヨシノなどの桜の紅葉は、鮮やかな赤である。そして8月の終わり頃には早くも赤くなって9月には散ってしまうものが多い。11月まで葉は残っていない。なのに、このサクラ(ウワミズザクラ)は11月初めでこの状態。うちの前の木も、1週間ほど前に黄色くなってから、2、3日前に鮮やかなオレンジ色になった。今日あたり少し色がさめてきており、このまま赤くならず散りそうな気配である。これを見てカスミかヤマかと思うなんて、(分かってみれば)お恥ずかしいわ♪カスミザクラとヤマザクラは見分けが難しい。というか、特徴...黄葉するウワミズザクラサクラにしては異色?
柿以外のこともちゃんとやっています……と言ってみたもののさて、何かやってただろうか……?食べることと寝ること以外に……、思い出せない……やっぱり柿のことしかしていないのだろうか。とにかく柿がどうかならないか気が気ではなく、焦って早く採り過ぎているようである。本日、3回目の柿採り。下から見上げると結構赤くなっているように見えて、カラスに取られたらどうしようと心配でたまらないので、どんどん採ってしまったのだけど、採ってみると結構まだ赤みが足りなくて全然おいしくなさそうなのが多い。あやうく全部採るところだったけど思いとどまってよかった。あと残りバケツに1杯以上取れるだろう。トータルでバケツ7杯ぐらい。過去最高だろうか。ちなみに、実家に別途なっているはずである。早く採り過ぎた柿は甘味がのっていない。あまり軟らかくなった...柿以外のこともちゃんとやっています
甘柿というのは意外なことに田舎よりも都市近郊のお庭によくある。うちの実家がまさにそうだし、私の丘の家の方もそうだ。田んぼも畑もない農家ではない家庭が、庭に植えて秋の味覚を楽しむ。意外に知られてないのだけど、生まれつき甘柿というのはないということで、すべて渋柿に甘柿を接ぎ木しているのである。よって、野山に勝手に生えている柿は全部渋柿である。柿は結構よく野生で生えている。その種をばらまいているのは誰かというと、カラスとタヌキとおそらくサルとときどきツキノワグマである。ハクビシンなんかも柿を食べそうな気がする。アライグマやアナグマのことはよく知らない。そういうのが柿をどこかへ持って行って食べたり、その場で種ごと食べて、違うところで糞をして種子散布に協力しているのである。そういえば3日ほど前の記事で、うちの柿が意外にカ...山里で見かける柿はほぼ渋柿であることについて
はざの形は何種類かあるのだけど、この地方でいまだ見た記憶のない、縦に数段並ぶタイプのはざを、うちの上の方の家で見つけた。細かいことだけど、縦に立てた支柱の部分に開ける穴は私が知る限り四角いことが多いけど、ここでは楕円。そして、横に渡している木がかなり太い。支柱を見るとかなり古いもののようだ。この家は篤農家であるのか、家の周りの農地をきれいに耕作している。どこからどこまでがこの家の農地なのかは知らないのだけど、家の前の広い菜園を、おばあちゃんと言われる年代の方が、毎日必ず、休むことなく手入れしていて、雑草など全然生えていない。畑と家の横にある芝地も常にきれいに刈り込まれ、薪はきれいに積まれ、目を楽しませてくれる。日々の散歩で時間のあるときにはこの家の方まで足を延ばすのだけど、夏の終わりにナスをくださったので、今日...山麓の家で古いはざを見つけたこと
毎日天気がいいので山がくっきり見える。正面の山には、青々した杉かヒノキの林、その合間で雑木林が色づいている。黄色や茶色っぽいのはアベマキやコナラ(いわゆるどんぐりの木)にイヌシデやウリハダカエデ、ダンコウバイなんかが混じるのか、などと想像するのも楽しい。ところどころ赤いのも見られる。足元では野菊が終わりかけている。8月の終わりごろからいろいろな野菊が次々と咲き、最後のノコンギクがあぜみちを彩る。ここ1、2カ月の野の道の野菊は本当に見事で、何度も草刈りされるのだけど、また伸びたものや、刈られずに残ったものが、豊かな花を咲かせてくれて、自然の花たちがこんなに私たちの目を楽しませてくれることを喜ばずにはいられないし、都会の人はおそらくこんなものも目にすることがないのだろうと思うと、もったいなく思う。もっと多くの人にこ...紅葉上では散り、中ほどでは色づき、足元に野菊
霜が下り始めたものの、毎日毎日、昼間はよく晴れて風もなく穏やかで、この上ない平和を感じるし、夜は夜で、月が煌々と照り、星もものすごくよく見える。こんないい日が続くことも珍しい。このような暖かい日には、どこかに歩きに行かなければもったいないのだけど、なり過ぎた柿を放置もできないので、柿採りをする。2週間前にすでに採り始めてはいた。近所の人が、カラスにとられるからもう採った方がいいぞと言われたのだけど、実際採ってみると甘みが足りなくて、まだ早いようだった。いつ採るべきかとやきもきしていたのだけど、それから2週間経ち、今日でもまた若干早いぐらいである。けど、採ってからも熟してくるのだから、とにかく色の濃いのを採ることにした。採ってみると、2週間前よりもかなり大きくなっていた。3割ぐらい大きい気がする。そしていまだかつ...柿採りにいそしむ秋の好日
郵便を出しに馬籠(まごめ)に行ったところ、すごい人でした。馬籠は木曽路、中山道の宿場町。大正か昭和の初めかに国鉄中央線が引かれると、沿線から外れてすっかりさびれたらしいのですが、昭和50年代頃のディスカバージャパンブームで観光地として発掘され、今やちょっとした街になっており、まあそれが元々宿場町のあり方だったと思うので、それもいいのじゃないかと思っているところです。2年前までは外国人であふれていましたが、今日はほぼ日本人。それでもちらほら金髪の人や異国風の顔の人がありました。日本に住んでいる外人または元外人なんでしょうか。初めて馬籠に行ったのは昭和60年代だったと思いますが、その頃はひなびた田舎の雰囲気で、静かで、ゆったりして、いい雰囲気でした。やっぱりあの頃はよかったなあと思わざるを得ない。古き良き田舎はなく...秋の好日、観光地は人であふれ
4、5日家を空けて、帰ってきたら恵那山が冠雪していた。12日に冠雪したらしい。いよいよ冬の到来。空が青く澄んで、雲の流れが速い。流れる雲に太陽がさえぎられて、照ったり曇ったりを繰り返す。ときおり時雨。しぐれ(時雨)とはよく言ったもので、ほんとに、時々急にザザッと降る。木々の葉はもう10日ぐらい前から色づき始めていたけど、今は紅葉真っ盛り。まず最初に、タカノツメ(ウコギ科)の葉が真黄色になる。タカノツメの葉というのは、決して1枚の中で緑のところや黄色のところがムラになったりしなくて、ある朝全部の葉が一様に真黄色になってしまうのである。そして数日後に、全部の葉が一様に色あせて、日に日に白っぽくなっていく。黄金色の期間はそう長くない。今まさに、タカノツメが最も金色なとき。上の写真はダンコウバイ(クスノキ科)。クスノキ...恵那山冠雪3日前
玄関へのアプローチは自生のツツジやコバノガマズミなどに取り囲まれて、いい感じの茂みになっている。いい感じかどうかは個人の感想の範疇の中のことであり、見る人によっては(多くの田舎の人々にとっては)、「さっさと全部切り払って『きれい』にすればいいのに」、というところである。冒頭から脱線したが、その茂みにせっせと生えてくるのがサルトリイバラである。この赤い実。これが生えて来た春先には、花も目立たなくて、こんな赤くて豪華な実をつけるなんて思いもよらないので、たいていの人は刈り払ってしまうだろう。なんせ、とげがあるので。ところが、横着な人はそれを放置する。そして秋になって突然そのステキな実の存在に気付くのである。うちでもこんなに見事に実をつけたのは初めて。生り年だったというよりは、多分、それなりに成長したのだろう。正直、...秋の庭を彩るサルトリイバラの赤い実
2021年11月
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