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2017/02/28

  • みずし観音妙法寺(橿原市) 吉備真備が創建した一願成就のお寺【御朱印】

    御厨子(みずし)観音妙法寺は、奈良県橿原市にあるお寺です。吉備真備(きびのまきび)が、入唐留学によって学芸を修めるとともに、唐から無事に日本に帰ることができたことに感謝し、735年(天平7年)に善覚律師(吉備真備の子)に命じて観音堂を創建させたことに始まります。境内は「磐余の池」を望む高台にあり、大津皇子が辞世の句を詠んだ場所とされ、句碑が建立されています。初めて訪れたみずし観音。とても長閑な場所にありました。それでは、みずし観音へと参りましょう。境内みずし観音は一願成就のお寺この坂道をテクテク

  • 鏡作坐天照御魂神社(奈良) 鏡の神様が守る古社【御朱印】

    鏡作坐天照御魂神社(かがみつくりにますあまてるみたまじんじゃ)は、奈良県磯城郡田原本町に鎮座しています。延喜式神名帳にも記載されている式内大社で、歴史ある神社です。御祭神は天照国照彦火明命(あまてるくにてるひこほあかりのみこと)、石凝姥命(いしこりどめのみこと)、天糠戸命(あめのぬかどのみこと)。4世紀から5世紀ごろ、鏡類を製作鋳造していた鏡作部がこの地一体に居住していたと伝わります。それでは、約1700年前からこの地に鎮座されている鏡作坐天照御魂神社へと参りましょう。境内鳥居満開の桜も散り始め

  • 子安阿弥陀寺(和泉市) 光明皇后の歴史に包まれた子授け・安産祈願の古刹【御朱印】

    阿弥陀寺(あみだでら)は、大阪府和泉市大野町にある高野山真言宗のお寺です。子授け・安産祈願のお寺として知られ、子安阿弥陀寺とも呼ばれています。とても歴史あるお寺で、約1200年前、行基が光明皇后の安産に感激して、桜の大樹で阿弥陀如来を彫り、安置したのが始まりとされています。桜の大樹で彫られた阿弥陀如来さま。折しも、桜が咲く美しい季節に訪れる事ができました。それでは、阿弥陀寺へと参りましょう。境内とても素敵な参道です。由緒記当寺は今から1200有余年前、聖武天皇の御妃光明皇后が御産を悩まれていると

  • 男乃宇刀神社(和泉市) 神武東征伝説を体感する神話と神秘の聖地【御朱印】

    男乃宇刀神社(おのうとじんじゃ)は、大阪府和泉市仏並町に鎮座しています。主祭神は、彦五瀬命(ひこいつせのみこと)・神日本磐余彦尊(かむやまといわれびこのすめらみこと・神武天皇)・五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)。ここは、彦五瀬命が長髄彦と孔舎衙坂で戦った時に傷を負い余儀なく一時退却した際、この地の豪族である横山彦が迎えたとされる場所です。「男乃宇刀」という名前の「男乃」は兄、「宇刀」は弟の意味であり、兄である彦五瀬命と弟である神日本磐余彦尊を祀っていることに由来しているとか。それでは、

  • 菅生神社(菅生天満宮・堺市) 菅原道真公が澤から生まれた伝説って?【御朱印】

    菅生神社(すごうじんじゃ)は、大阪府堺市美原区に鎮座しています。菅生天満宮とも言われています。創建の時期については不明ですが、延喜式神名帳(927年頃)に記載された式内社であることから、平安中期には創建されていたことが解ります。主祭神は菅原道真公・天児屋根命。境内には、菅原道真公が「澤のほとり」から生まれたと伝わる「菅澤」が今も残っています。えっ?澤のほとりから菅原道真公が生まれた?それでは、おもしろ伝説が残る菅生神社へと参りましょう。境内鳥居扁額には菅生天満宮の文字手水舎拝殿主祭神は菅原道真公

  • 丹比神社(堺市) 樹齢1000年を超える御神木が凄い!反正天皇産湯の井戸が残る古社【御朱印】

    丹比神社(たんぴじんじゃ)は、大阪府堺市美原区多治井に鎮座しています。ご祭神は、火明命(ほのあかりのみこと)、瑞歯別命(みずはわけのみこと・反正天皇)。合祀により菅原道真公、大山祇命、伊邪那岐命、伊邪那美命、凡河内倭女姫命。創建時期については不明ですが、延喜式神名帳(927年)にも記載されている式内社であることから、それ以前の創建であることが解ります。境内には「反正天皇産湯の井戸」も残されています。それでは、丹比神社へと参りましょう。境内二の鳥居二の鳥居の前は長い参道になっていて、遠くに一の鳥居

  • 出雲大社大阪分祠(堺市) 悪縁を切り良縁を結んでくれる神様

    出雲大社大阪分祠(いずもおおやしろおおさかぶんし)は、大阪府堺市東区に鎮座しています。出雲大社(島根県)の御分霊を奉斎する分祠です。主祭神は、島根県の出雲大社から分祠した大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)に加えて、大阪分祠となる前からの主祭神である火之迦倶槌大神(ひのかぐつちのおおかみ)。地元では「初芝さん」と呼ばれ、悪縁切り・縁結びの御利益があることで有名です。境内はとても広く、どこからお詣りしたらよいのかと迷ってしまうかも。それでは、出雲大社大阪分祠へと参りましょう。境内大鳥居と社号標大き

  • 萩原神社(堺市) しだれ梅が美しい梅園とかわいい木鷽(うそ)【御朱印】

    萩原神社(はぎわらじんじゃ)は、大阪府堺市東区に鎮座しています。萩原天神(はぎわらてんじん)とも呼ばれています。主祭神は、菅原道真公・天穂日命。創建年代は不詳ですが、社伝によりますと、天穂日命、天櫛玉命、素戔嗚尊の三柱を祀り、「萩原山日置天神」と称したのが萩原神社の起こりと伝わります。梅の花が咲く季節に訪れました。それでは、萩原神社へと参りましょう。境内鳥居をくぐると、参道の両脇に梅の花が咲いていました。梅の花の甘い香りに包まれて、参道を歩きます。御由緒社伝によりますと、かつてこの地は、奈良時代

  • 金山寺(岡山県) 動く襖絵にビックリ!三重塔が美しい岡山の古刹【御朱印】

    金山寺(きんざんじ、かなやまじ)は、岡山県岡山市北区金山寺(かなやまじ)にある天台宗のお寺です。奈良時代の天平勝宝元年(749)、孝謙天皇の勅願により、報恩大師によって創建されました。平安時代には、臨済宗を開かれた栄西禅師が住職を務められました。また、戦国時代には宇喜多直家公の寄進により、本堂(平成24年に焼失)と護摩堂が建築され、伯耆の大山寺と比叡山を復興された名僧の豪円僧正が住職を務められました。岡山県下でも最高の格式と歴史を誇る古刹です。それでは、1300年の歴史を誇る金山寺へと参りましょ

  • 吉備津彦神社(岡山県) 桃太郎と卑弥呼は姉弟だった?桃太郎伝説と出会う岡山の旅【御朱印】

    吉備津彦神社(きびつひこじんじゃ)は、岡山県岡山市北区一宮に鎮座しています。備前国一宮で、「朝日の宮(あさひのみや)」とも呼ばれています。大化の改新の後、吉備国が備前・備中・備後に分割されたのち、備前国一宮として創建されました。ちなみに、備中国一宮には「吉備津神社」、備後国一宮には「吉備津神社(福山市)」が鎮座しています。吉備津神社を訪れた後、吉備津彦神社へとやってきました。それでは、桃太郎伝説が残る吉備津彦神社へと参りましょう。吉備津彦神社の主祭神は大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)。吉備

  • 吉備津神社(岡山県) 桃太郎伝説が残る岡山のパワースポット!【御朱印帳と御朱印】

    吉備津神社(きびつじんじゃ)は、岡山県岡山市北区吉備津に鎮座しています。式内社(名神大社)であり、備中国一宮。吉備中山(標高175メートル)の北西麓に北面して鎮座している吉備津神社。吉備中山は古来神体山とされ、北東麓には備前国一宮・吉備津彦神社が鎮座しています。吉備津神社と吉備津彦神社があるの?ややこしいですね(笑))吉備津神社と吉備津彦神社の違いを簡単にご説明しましょう。大化の改新後に吉備の国は解体され、備中、備前、備後の三地域に分割されました。吉備の国を守っていた吉備津神社が各地域に分社され

  • 村屋坐彌冨都比賣神社(奈良) 三輪さんだけでは片参り 大神神社夫婦神を祀る縁結びの神様【御朱印】

    村屋坐彌冨都比賣神社(むらやにますみふつひめじんじゃ)は、奈良県磯城郡田原本町に鎮座しています。延喜式神名帳にも記載のある式内大社。主神は三穂津姫命(ミホツヒメノミコト)、配祀神として大物主命(オオモノヌシノミコト)が祀られています。日本書記によりますと、三穂津姫命は高皇産霊命(タカミムスビノミコト)の姫神で、大物主命が国譲りをされた時その功に報いるためと、大物主命の二心のないようにという願いから、大物主命へ贈られた神様です。大物主命は大神神社のご祭神、その后神を祀る村屋坐彌冨都比賣神社は大神神

  • 信貴山朝護孫子寺(奈良) 商売繁盛・金運アップ・病気平癒などご利益いっぱいのパワースポット!【御朱印】

    朝護孫子寺は、奈良県生駒郡平群町信貴山にある信貴山真言宗の総本山のお寺です。読み方は、「ちょうごそんしじ」と読みます。山号は信貴山。ご本尊は毘沙門天。「信貴山の毘沙門さん」として知られ、初詣や「寅まつり(2月)」の時期は多くの参拝客で賑わいます。境内はとても広く、三つの塔頭寺院があります。訪れたのは寅年最後の12月。それでは、朝護孫子寺へと参りましょう。創建について伝承では、敏達天皇11年(582年)に寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻に四天王の一つである毘沙門天を聖徳太子が感得し、後に、その加護に

  • 金山媛神社(柏原市) 日本最古の金属の神様を祀る古社

    金山媛神社(かなやまひめじんじゃ)は、大阪府柏原市雁多尾畑に鎮座しています。地名である「雁多尾畑」は「かりんどおばた」と読みます。創建時期は不明ですが、延喜式神名帳に記載されている式内社です。古代、竜田山を中心とするこの地域は、製鉄業が栄えていたと言われ、丘陵地に位置する金山媛神社は、金属の守護神として祀られていたと考えられています。それでは、金山媛神社へと参りましょう。境内神社入り口には参拝者専用の駐車場があります。車をとめて、石段をテクテク♪振り返ると雁多尾畑の集落が見えます。御由緒ご祭神は

  • 脳天大神龍王院(吉野) 450段の階段はまさに修行!霊験あらたかな首から上の守り神様【御朱印】

    脳天大神龍王院(のうてんおおかみりゅうおういん)は、奈良県吉野郡吉野町にある金峯山寺の塔頭寺院です。昭和26年(1951)、当時の管領五條覚澄(かくちょう)大僧正よって創祀されました。蔵王堂の西方の谷あいにあり、入試合格や頭病平癒など、首から上の願い事に霊験あらたかと伝わります。蔵王堂から450段の階段を下って参拝してきました。それでは、脳天大神龍王院へと参りましょう。御縁起脳天大神様は、金峯山寺初代管長故五條覚澄大僧正が霊威感得されました頭脳の守護神であります。覚澄大僧正はお瀧のある修行の場所

  • 世尊寺(奈良) 飛鳥時代の礎石が残る聖徳太子ゆかりの古刹【御朱印】

    世尊寺(せそんじ)は、奈良県吉野郡大淀町比曽にある曹洞宗のお寺です。山号は霊鷲山。ご本尊は阿弥陀如来(放光樟像)。31代用明天皇2年(687)勅願によって、聖徳太子が建立されたと伝えられています。古くは「比曽寺(ひそでら)」と呼ばれ、吉野地方で大変栄えた寺院の一つでした。古代最大の内乱とされる「壬申の乱」では、大海人皇子(後の天武天皇)が入寺、平安時代には56代清和天皇、59代宇多上皇が行幸され、空海も参詣されたことが古文書に残されています。境内には飛鳥時代に建立された東塔跡、西塔跡、金堂跡、講

  • 長栄寺(東大阪市) 聖徳太子開基の慈雲尊者ゆかりのお寺【御朱印】

    長栄寺(ちょうえいじ)は、大阪府東大阪市にある新真言宗総本山のお寺です。山号は百済山(ひゃくざいざん)。御本尊は十一面観音立像。聖徳太子の開基と伝えられています。その後、荒廃した長栄寺を延享元年(1744)、27歳の慈雲尊者が中興しました。境内には、慈雲尊者が生駒山中額田谷の長尾の滝上流に隠棲され、修行の為に建てた雙龍庵(双龍庵)の遺構の一つ「禅那台」があり必見です。それでは、長栄寺へと参りましょう。境内門を入ってすぐ左手に見える開山堂手水舎史跡長栄寺境内長栄寺境内は大阪府史跡に指定されています

  • 鴨高田神社(東大阪市) 鴨氏の祖神を祀る歴史ある氏神さま

    鴨高田神社(かもたかだじんじゃ)は、大阪府東大阪市高井田元町に鎮座しています。延喜式神名帳に記載されている式内社。社伝によりますと、古代豪族であった鴨氏がこの地に居住し、673年、祖神である大鴨積命(おおかもつみのみこと)を祀ったのが始まりと伝えられています。境内は広く、歴史を感じる石灯篭や大きな御神木がとても印象的でした。それでは、鴨高田神社へと参りましょう。境内扁額御由緒などの案内版手水舎拝殿【ご祭神】速須佐之男命、大鴨積命、神功皇后、応神天皇別名「八幡社」とも呼ばれていましたが、これは保元

  • 春日神社(和泉市春木町) 弘法大師が冬籠した歴史ある神社【御朱印】

    春日神社(かすがじんじゃ)は、大阪府和泉市春木町に鎮座しています。御祭神は、武甕槌命(たけみかづちのみこと)、経都主命(ふつぬしのみこと)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売大神(ひめおおかみ)。神社の起源は、唐国を拠点とした韓国連の祖先を祀る物部布留神社にさかのぼると伝えられています。とても歴史ある神社のようです。それでは、春日神社へと参りましょう。境内鳥居に掲げられた扁額がとても美しいです。手水舎お心を感じる素敵な手水舎です。お花が生けられ、周辺にはお花や観葉植物など彩られていました。

  • 積川神社(岸和田市) 見どころがいっぱい!天然記念物の椋と美しい本殿【御朱印】

    積川神社(つがわじんじゃ)は、大阪府岸和田市積川町に鎮座しています。式内社で、和泉五社(大鳥大社、泉穴師神社、聖神社、積川神社、日根神社)の一社。主祭神は、生井神(いくいのかみ)、栄井神(さくいのかみ)、綱長井神(つながいのかみ)、阿須波神(あすはのかみ)、波比岐神(はひきのかみ)。天然記念物に指定されている大きな椋が迎えてくれました。それでは、積川神社へと参りましょう。境内崇神天皇の御代に創立されたと伝えられている古社。この場所から少し離れた府道30号線(熊野古道)沿いに、積川神社遥拝所があり

  • 丹生川上神社下社(奈良) 天へと続く階にうっとり!日本最古の水神を祀るパワースポット【御朱印】

    丹生川上神社下社(にうかわかみじんじゃしもしゃ)は、奈良県吉野郡下市町長谷(ながたに)に鎮座しています。「丹生川上神社三社巡り」の一社。主祭神は闇龗神(くらおかみのかみ)。天武天皇によって675年に創建された、雨乞いの神、日本最古の水神を祀る神社として有名です。天空へと続くかのような75段の屋根付き階(きざはし)は必見!白と黒の2頭の神馬にも会うことができました。それでは、丹生川上神社下社へと参りましょう。丹生川上神社下社の前には、清らかな丹生川が流れていて、丁度、鳥居正面あたりから、川に降りる

  • 丹生川上神社中社(奈良) 水神を祀る神武天皇ゆかりのパワースポット【御朱印】

    丹生川上神社中社(にうかわかみじんじゃなかしゃ)は、奈良県吉野郡東吉野村に鎮座されています。「丹生川上神社三社巡り」の一社。主祭神は罔象女神(みつはのめのかみ)。丹生川上神社中社参拝後、龍神が棲むといわれている「東の瀧」、神武天皇が戦勝祈願のため占いを行ったとされる「夢淵」へも訪れました。水の神様を祀る神社らしく、水がとても美しくて大変感動しました。それでは、丹生川上神社中社へと参りましょう。境内鳥居をくぐろうとした時、今から御祈祷を受けようとされる方と神職さんと一緒になりました。こんな素晴らし

  • 丹生川上神社上社(奈良) 龍神さまを祀る天空のパワースポット【御朱印】

    丹生川上神社上社(にうかわかみじんじゃかみしゃ)は、奈良県吉野郡川上村迫に鎮座されています。式内社(名神大社)及び二十二社(下八社)の論社です。論社とは、延喜式に記載された神社と同一、もしくはその後裔と推定される神社のこと。歴史の渦に巻き込まれた本来一社の丹生川上神社は、江戸から大正時代にかけて三社となり、「丹生川上神社上社」、「丹生川上神社中社」、「丹生川上神社下社」と呼ばれるようになりました。丹生川上神社三社めぐりに行ってきました。それでは、丹生川上神社上社へ参りましょう。境内丹生川上神社上

  • 達磨寺(奈良) 片岡山飢人伝説が残る聖徳太子ゆかりのお寺【御朱印】

    達磨寺(だるまじ)は、奈良県北葛城郡王寺町にある臨済宗南禅寺派のお寺です。山号は片岡山。開基は聖徳太子。創建に纏わる物語は「片岡山飢人伝説」として今も語り継がれています。「片岡山飢人伝説」って?それでは、「片岡山飢人伝説」と共に、達磨寺へと参りましょう。片岡山飢人伝説とは?まずは、達磨寺創建のきっかけになった「片岡山飢人伝説」からご紹介しましょう。『日本書紀』や『元亨釈書』などによりますと、推古天皇21年12月、聖徳太子が片岡に遊行された際、飢えて瀕死の異人に出会いました。聖徳太子はその異人に当

  • 龍田神社(斑鳩) 風の神様を祀る聖徳太子ゆかりの神社【御朱印】

    龍田神社(たつたじんじゃ)は、奈良県生駒郡斑鳩町龍田に鎮座されています。延喜式神名帳(927年)に記載されている式内社です。聖徳太子が法隆寺の寺地を探し求めていた際、白髪の老人に化身した龍田大明神に逢い、「斑鳩の里こそが仏法興隆の地である。私はその守護神となろう」と言われたので、その地に法隆寺を建立し、鎮守社として龍田大明神を祀る神社を創建したといわれています。金木犀が咲く秋の日に参拝しました。それでは、龍田神社へと参りましょう。境内龍田神社の前の道は、大坂と奈良を結ぶ街道として、大変栄えていた

  • 大威徳寺(岸和田市) 紅葉が美しい役行者ゆかりのお寺【御朱印】

    大威徳寺(だいいとくじ)は、大阪府岸和田市大沢町にある天台宗のお寺です。修験道の開祖である役行者(役小角)が牛滝山に開いたと伝えられています。ご本尊は大威徳明王。大威徳寺は、紅葉の名所としても知られています。紅葉の季節に訪れました。それでは、紅葉が美しい大威徳寺へと参りましょう。境内駐車場に車をとめ、テクテクと参道を歩いて行くと、山門が見えてきました。扁額は、山号「牛滝山」山門をくぐって中に入ると、美しい紅葉の世界が広がっていました。かわいいお地蔵さん達がお出迎え。ぐちききじぞうさん愚痴を聞いて

  • 茨木神社(茨木市) ドラマチックな歴史あり!神社を守るために隠された神様【御朱印】

    茨木神社(いばらきじんじゃ)は、大阪府茨木市に鎮座されています。御祭神は、建速素盞嗚尊・誉田別命・天児屋根命。境内には式内社の天石門別神社(あまのいわとわけじんじゃ)も鎮座されているという、大変ユニークな神社です。どうして一つの境内に二つの神社が、鎮座されるようになったのでしょうか?それには・・神社を守るために、どうしても隠さなければならない事があったようなのです。それでは、茨木神社へと参りましょう。境内大鳥居の扁額にも、二つの神社の名が記されています。参道では、猫ちゃんが日向ぼっこしていました

  • 墨坂神社(宇陀市) 古事記ゆかりの地に鎮座する日本最古の健康の神様

    墨坂神社(すみさかじんじゃ)は、奈良県宇陀市に鎮座されています。日本書紀の、神武天皇即位4年春の詔に「乃立霊畤於鳥見山中、其地号曰上小野榛原・下小野榛原用祭皇祖天神焉」の記載があり、神武天皇みずから鳥見山中に霊畤(マツリノニワ)を築かれ、皇祖天神を祭祀し、「この地を上小野榛原(カミツオノハリハラ)、下小野榛原(シモツオノハリハラ)という」とあります。その上小野榛原が、宇陀市榛原西峠地区内にある、墨坂の地です。墨坂神社は日本最古の健康の神を祀るとも言われていて、境内には水の神様の御神徳を頂ける御神

  • 御井神社(宇陀市)大迫力の杉の木に包まれた美しい神社

    御井神社(みいじんじゃ)は、奈良県宇陀市に鎮座されています。延喜式神名帳に記載されている式内社。御井神社の創祀は明らかでありませんが、式内の制が出来た頃、宇陀十七座の中の一座として選ばれている事をみると、これ以前の創祀と考えられています。長い参道を抜けると、大きな杉が立ち並ぶ、とても神秘的な世界が広がっていました。それでは、御井神社へと参りましょう。境内参道の入り口に、たくさんのザクロが生っていました。御由緒御祭神は、御井神・天照皇大神・天児屋根命・水分神。御井神は、古事記によると素戔嗚命の子で

  • 佛隆寺(宇陀市) 彼岸花と千年桜が美しい奈良の古刹【御朱印】

    佛隆寺(ぶつりゅうじ)は、奈良県宇陀市榛原赤埴(はいばらあかばね)にある真言宗室生寺派のお寺です。室生寺の南門として本寺と末寺の関係にあります。佛隆寺は彼岸花の名所として知られ、山門へと続く約200段の石段の両側を彼岸花が埋め尽くす風景はとても美しいです。また、4月上旬には奈良県最古とされる「千年桜」が開花し、多くの人で賑わいます。少し見頃が過ぎてしまいましたが、彼岸花を見に行ってきました。それでは、彼岸花が美しい佛隆寺へと参りましょう。駐車場の横に無人販売所がありました。ミニ冬瓜やかぼちゃ、赤

  • 聖林寺(奈良) フェノロサによって秘仏の禁が解かれた国宝十一面観音像は必見!【御朱印】

    聖林寺(しょうりんじ)は、奈良県桜井市にある真言宗室生寺派のお寺です。山号は霊園山(りょうおんざん)。聖林寺の創建は古く、奈良時代の和銅5年(712)に、談山妙楽寺(現談山神社)の別院として藤原鎌足の長子・定慧(じょうえ)が建てたと伝えられています。アメリカの哲学者アーネスト・フェノロサによって秘仏の禁が解かれた国宝・十一面観音は必見。それでは、聖林寺へと参りましょう。境内聖林寺の駐車場に車ととめて、坂道を上がっていくと、聖林寺が見えてきました。山門から見える景色は美しく、卑弥呼の墓ともいわれる

  • 龍泉寺(奈良) かつては女人禁制だった!滝行場のある役行者ゆかりのお寺【御朱印】

    龍泉寺(りゅうせんじ)は奈良県吉野郡天川村洞川(どろがわ)にある真言宗醍醐派のお寺です。山号は大峯山。吉野の竹林院、桜本坊、喜蔵院、東南院と共に、山上ヶ岳にある大峯山寺の護持院の1つです。龍泉寺の境内には「龍の口」と呼ばれる泉から湧き出る清水が流れていて、修験者たちから「清めの水」とされています。それでは、清水が流れる美しい龍泉寺へと参りましょう。境内総門をくぐって中に入ると、美しい太鼓橋が迎えてくれました。寺伝によりますと、白鳳年間(645〜710)役行者(えんのぎょうじゃ)が大峯を開山し修行

  • 天河大辨財天社(奈良) 芸能の神様を祀るパワースポット【御朱印】

    天河大辨財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ・天河神社)は、奈良県吉野郡天川村に鎮座されています。主祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。芸能の神様として有名で、芸能関係の方も多く参拝に来られるとか。パワースポットとしても有名で、訪れる人が絶えない人気の神社です。それでは、天河大辨財天社へと参りましょう。境内手水舎朱色の太鼓橋を渡って、いよいよ参拝です♪天河大辨財天社の草創は飛鳥時代に遡ります。役行者の大峯開山の際に、蔵王権現に先立って勧請され、最高峰である弥山(みせん)の鎮守として祀られ

  • 等彌神社(奈良) 土偶のような八咫烏の御神像が出土した日本神話のパワースポット【御朱印】

    等彌神社(とみじんじゃ)は、奈良県桜井市に鎮座されています。創建年代は不詳ですが、『延喜式神名帳』に掲載されている式内社で、明治時代までは能登宮と呼ばれていました。社伝によりますと等彌神社が鎮座している鳥見山は、神武天皇(初代天皇)が、即位後の神武天皇4年の春2月に皇祖神及び天津神を祀った場所である霊畤(まつりにわ)と伝えられています。又、即位後初めて皇祖天神を祀ったという日本書紀の記述から、大嘗会の起源とされています。一の鳥居は平成27年伊勢神宮から拝受したもの。それでは、等彌神社へと参りまし

  • 矢田坐久志玉比古神社(奈良) 楼門にプロペラ?ニギハヤヒ降臨のパワースポット

    矢田坐久志玉比古神社(やたにいますくしたまひこじんじゃ)は、奈良県大和郡山市矢田町に鎮座されています。御祭神は、櫛玉饒速日命(くしたまにぎはやひのみこと)・御炊屋姫命(みかしやひめのみこと)。御祭神である櫛玉饒速日命が降臨する際、天磐船(あめのいわふね)から放った3本の矢の内、二の矢が落ちた場所と伝わり、矢落神社(やおちじんじゃ)とも言われています。創建時期の詳細はわかりませんが、式内大社に列せられていることから、平安時代以前から祀られていたと考えられています。初めて訪れた矢田坐久志玉比古神社は

  • 賣太神社(奈良) 『マツコの知らない世界』で紹介された開運神社【御朱印】

    賣太神社(めたじんじゃ、売太神社)は、奈良県大和郡山市に鎮座されています。式内社で、旧社格は県社。古事記編纂に携わった稗田阿礼を主斎神(主祭神)、天鈿女命、猿田彦命を副斎神(配祀神)として祀っています。TBS系列『マツコの知らない世界』に出演されていた神社ソムリエ佐々木優太さんが、2022年開運神社スポットとして、こちらの賣太神社をご紹介されていました。芸能の神様とともに、「古事記」の編纂者の稗田阿礼(ひえだのあれ)が祀られているので、Wパワーのご利益がいただけるとか。それでは、賣太神社へと参り

  • 室生龍穴神社(奈良県) 龍神さまに会えそうな凄いパワースポット!【御朱印】

    室生龍穴神社(むろうりゅうけつじんじゃ)は、奈良県宇陀市に鎮座されています。延喜式(967)内の古社で、主祭神は雨ごいの神として知られている高龗神(たかおかみのかみ)。この神社は室生寺よりも古く、室生寺は龍穴神社の神宮寺ともいわれ、龍王寺と呼ばれていました。初めて訪れた室生龍穴神社は、ご神気溢れる素晴らしい神社でした。それでは、室生龍穴神社へと参りましょう。境内室生龍穴神社に到着すると、まず目に入ってくるのが杉の巨木。すごい存在感で、もうここからパワースポット感が凄いです!!鳥居をくぐり中へ入る

  • 室生寺(奈良) 美しい五重塔は必見!女人高野と呼ばれる古寺【御朱印】

    室生寺(むろうじ)は、奈良県宇陀市室生にある真言宗室生寺派の大本山のお寺です。山号は宀一山(べんいちさん)または檉生山(むろうさん)。「宀一山縁起」によりますと、奈良時代の白鳳9年(680)に、天武天皇の勅命により、修験道の祖・役小角(えんのおづぬ)が初めて建てたと伝えています。久しぶりに訪れた室生寺。美しい新緑がより一層と境内を彩り、見るものすべてが輝いていました。それでは、「女人高野」とも呼ばれている室生寺へと参りましょう。境内お土産物屋や飲食店が立ち並ぶ参道を歩いていると、突如と室生寺への

  • 大野寺(奈良) 童顔でかわいいお姿の大黒天磨崖仏

    大野寺で弥勒磨崖仏を見た後、川沿いを歩いて、大黒天磨崖仏を見に行ってきました。桜井識子さんの本にこちらの大黒天さまの事が書かれていて、一度行ってみたいなぁ~っと思っていました。かなりのお力を持っておられる大黒天さまのようです。それでは、大黒天磨崖仏へと参りましょう。大黒天磨崖仏大野寺から宇陀川沿いをテクテク。向こうに見えるのが大野寺です。とてもきれいな水です。魚が泳いでいるのが見えました♪大野寺から歩くこと10分程でしょうか。左手に何やら見えてきました。おぉ~!!ここが大黒天磨崖仏のようです!!

  • 大野寺(奈良) 凄い迫力!国内最大の線刻弥勒磨崖仏【御朱印】

    大野寺(おおのでら/おおのじ)は、奈良県宇陀市室生大野にある真言宗室生寺派のお寺です。白鳳9年(681年)、役小角(役行者)によって草創され、天長元年(824年)に空海(弘法大師)が堂を建立して「慈尊院弥勒寺」と称したと伝えられています。ご本尊は弥勒菩薩。枝垂桜の名所としても知られています。境内から望む迫力満点の弥勒磨崖仏は一見の価値あり。それでは、大野寺へと参りましょう。境内山門入山料300円を納めて、中に入ります。境内はきれいに整えられ、静かでとても素敵な雰囲気です。鐘楼カシアバアジサイがき

  • 飛鳥坐神社(明日香村) 陰陽石がいっぱい!子宝・安産・縁結びの神様【御朱印】

    飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ/あすかにますじんじゃ)は、奈良県高市郡明日香村に鎮座されています。創建は古く日本書記にも記されている式内社で、元伊勢の伝承地とされています。子宝・安産・縁結びの御神徳が高いとされていて、境内にはたくさんの陰陽石も。毎年2月に行われる「おんだ祭」は、奇祭として知られています。それでは、飛鳥坐神社へと参りましょう。境内ご由緒【御祭神】事代主神高皇産靈神飛鳥神奈備三日女神(賀夜奈流美乃御魂)大物主神日本書紀において、大国主神の第一子である当社御祭神の八重事代主神は、

  • 飛鳥寺(明日香村) 日本最古の飛鳥大仏と蘇我入鹿の首塚【御朱印】

    飛鳥寺(あすかでら)は、第32代崇峻天皇元年(588)蘇我馬子が発願し、第33代推古天皇4年(596)に創建された日本最初のお寺です。寺名は法興寺、元興寺、飛鳥寺とも呼ばれていました。見どころは、何と行っても日本最古の飛鳥大仏でしょう。ご本尊の飛鳥大仏(釈迦如来坐像)は、推古天皇17年(609)、天皇が詔して鞍作鳥(止利仏師)に造らせた日本最古の仏像です。それでは、日本最古の飛鳥大仏に会いに参りましょう。境内山門前に立つ飛鳥大仏標石寛政4年(1792年)、飛鳥寺参拝者の道標として彫刻された石碑。

  • 談山神社(桜井市) 桜と紅葉の名所は新緑も美しかった!【御朱印】

    談山神社(たんざんじんじゃ)は、奈良県桜井市多武峰(とうのみね)に鎮座されています。飛鳥・法興寺(現在の飛鳥寺)で行われた蹴鞠会(けまりえ)において出会った中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足(後の藤原鎌足)が、談山神社の裏山で「乙巳の変」の談合をしたと伝わります。多武峰はこの後、談峯・談い山・談所が森と呼ばれるようになり、「談山神社」の社号もここからきています。桜や紅葉の名所として知られている談山神社ですが、新緑の季節もとても美しく、たくさんの元気パワーを頂くことができました。それでは、「大化

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