行興寺くさべ不動尊(ぎょうこうじくさべふどうそん)は大阪府堺市西区草部にある真言宗のお寺です。山号は阿弥陀山。創建時期については詳らかではありませんが、行基菩薩によって建立されました。弘法大師空海がこの地で修行を行い、その後、不動明王を三体を彫られ、一体は滝谷不動へ、一体は淡路島へ渡りその後海外へ、残る一体が現在のご本尊とされている不動明王であると言い伝えられています。それでは、行興寺くさべ不動尊へと参りましょう。境内広い境内最盛期には約一万坪の寺領を拝領し、時の天皇や豪族たちの信仰の対象寺とし