精神科医で高齢者の味方である和田秀樹著の「患者の壁」を図書館で借りて読んでみた。和田先生の本は人気があるので、数か月待ってやっと順番がまわってきた。副題として、「ベルトコンベア医療」には乗るな!とある。和田先生は、過激的発言で有名だが、なるほどといつも目に鱗の感がある。-前書きで「あなたは元気なのに“医療のベルトコンベア”に乗せられ、いつの間にか病名を付けられ、病人にされ、薬をたくさん処方され、生活指導で節制を強いられ、ヨボヨボにされ、生きる意味を見失っていませんか?」と警鐘を鳴らしている。人生の主役はあなた自身。医者でも病院でもない。生き生きと自分のやりたいことをやって生きるために、立ちふさがる7つの壁を越えて、人生の最終コーナーを楽しく走り抜けましょうとアドバイスをしてくれている。本書ではあくまで、患...「患者の壁」(和田秀樹著)を読んでみた