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どうでもれいわ そこから生まれそこへ死にゆく自然かな
悠々となるに任せた境涯を生きる自然をわれ見習わん自然史の知恵を収めて人なれば自己を習うは自然へ通じ本能の縛りを解いた意図やなに自然の与えた人の自由とはどうでもれいわそこから生まれそこへ死にゆく自然かな
2019/07/31 19:23
一滴 厄介なるかな無意識
没落を漱石鑑三予言してなおも覚めない日本の眠り意識生む根っ子に潜む無意識の末那識清め人も変わるかな仏教の早い悟りのなま悟り色即空の粗忽な即よ一滴厄介なるかな無意識
2019/07/31 15:00
どうでもれいわ 金は魔物か意識の鬼子
意識して見廻すかぎりカプセルの意識の膜に覆われ暮らし言の葉は意識が生んだ枝葉かなバッサリ剪定日当たり開け物と物リアルな交換金となりリアルな直感意識へ移りどうでもれいわ金は魔物か意識の鬼子
2019/07/30 12:06
一滴 豊倹を超出し(道元)
生の何に知るが先かな長さのみ願って生の意味やどれほど朝に聴く生の何かに目覚めればたとえ夕べに死すも可なりか時空さえそれの衣服とカーライル禅にも近い衣服の哲学一滴豊倹を超出し(道元)
2019/07/30 10:23
どうでもれいわ 事実そのものへ
外向かう意識の働き直感へ切り替え戻る内の豊かさ離れ見る意識が作るよそ事によそよそしくもわれをも眺めわがことに宿命受けて包み込みこころ自由に生き直すかなどうでもれいわ事実そのものへ
2019/07/29 10:59
一滴 いのちを生きる道元
道元の文に込めたる朗々の響きかなでる調べの高さ現成は何かの必至何必こそ道元尽くす肝要ならん理屈では収まり切らぬ現実と真に分かって現実を知り一滴いのちを生きる道元
2019/07/29 08:52
どうでもれいわ 自縄自縛の縄さえ切れば
専心に一事を努めて分かるかなアリの一穴ダムをも壊し万人にあたらずとてもおのれさえ知って終えば万人分かりわが可能気づくことこそ可能性数ある中に何にも勝りどうでもれいわ自縄自縛の縄さえ切れば
2019/07/28 10:59
一滴 ソレでいいのだ!
指さして東西同じくそれなりとItも這箇(しゃこ)も極致を示し無のIt飲めば鎮まる妙薬と不慮にそなえ常にたずさえそれとさえ言うさえすれば尽きるかなNowHereはNowhereの無一滴ソレでいいのだ!
2019/07/28 09:34
どうでもれいわ ユーモアに人は現れ
イロニーもユーモア無くて曖昧な芯無い文化馬鹿笑いかなおおかたに人生見切る達観に大らか放つユーモア生まれ顕示欲強いものには無縁かな愛のあればにユーモア生んでどうでもれいわユーモアに人は現れ
2019/07/27 11:40
一滴 英語のItの名詞は極致
そのIt名詞となればtheideal理想意味する英語のItItさけそれで済むとはいっときにいとも怖きに糸引くことよ無意識に抑え込まれたItこそホラー生み出す温床となり一滴英語のItの名詞は極致
2019/07/27 06:21
どうでもれいわ 男女差消えて
生まれつく優れた感性オンナ性捨ててオトコと知性競うか声高にてめがやれよとどなる声見ればベンツの近くの娘パチンコ屋籠城するか老嬢のタバコ吹かしてゲーム機叩きどうでもれいわ男女差消えて
2019/07/26 14:26
一滴 愛しくもはかなく
息を呑む白のビーナス輝いて花瓶に降り立つカサブランカ熱戦のテレビ対局背後から見るか見らずか花の静かさ金柑に戯れ舞ったアゲハ蝶十日もせずに姿を見せず一滴愛しくもはかなく
2019/07/26 10:29
どうでもれいわ "Feeling is everything"
実感の考え生まれるわけも無く実感するは噓無いわれか皮肉より勝って健全ユーモアの共に弱みを一緒に笑い女性の口から発する矢の強さ受け身にたわむバネのつよさよどうでもれいわ"Feelingiseverything"
2019/07/25 09:43
一滴 いやが上にも幻想へ
携帯はけったいなるかなもーvileバイルな魔物皆に取り入り生活の匂いが消えた街中に派手に居座るパチンコ屋かな古本屋あるといえどもブックオフ昔を偲ぶ本とては無く一滴いやが上にも幻想へ
2019/07/25 06:02
どうでもれいわ 自由であればのユーモア、イロニー
ニーチェの赤子に比した超人はイエスのうぶな明るさやどし人ゆえの限界守り生き遂げたイエスは常にユーモア溢れイロニーはユーモアよりも知的かな一歩離れて哀れみ眺めどうでもれいわ自由であればのユーモア、イロニー
2019/07/24 11:37
一滴 即非に見るは仏教か
離れずに掴めるものは何も無くあきらめこそがものごと分かり下に立ちunderstand分かるかな上から目線にほんとは見えず断念は即非となって事実へと曇りを掃いあるままを見て一滴即非に見るは仏教か
2019/07/24 07:53
どうでもれいわ わが子といえどわが物ならず
親と子の生むと生まれるドラマをも包むドラマのいのちのドラマ夫婦から生まれた子とて贈り物贈った主は匿名のまま現在と贈るは同じプレゼントおのれの今は贈られたかなどうでもれいわわが子といえどわが物ならず
2019/07/23 09:28
一滴 そこからそこの土から思い
一隅を狭いと思う見る狭さありがた迷惑アリからすれば見る枠の時空のくび木取り去れば只今ここにすべて収まり時空こそ人の見方の枠組みと見抜いたカント散歩で事足り一滴そこからそこの土から思い
2019/07/23 07:23
どうでもれいわ 悲しきは組織人かな
倫理などまともに言えぬ企業かな自己実現と煽るほかなく面従に腹背生きた企業人腹も溜まって腹も出っ張り虫の目で無視せず眺め虫眼鏡人の小ささ虫には見えてどうでもれいわ悲しきは組織人かな
2019/07/22 12:00
一滴 古くて新しきは伝統
伝統のあれば燃え出す埋もれ火と影を潜めて時に出会えば物狂の熱狂さます仏教とぶってはみても弥陀は無駄か有から無へ頭をカラに移行して身はシックリとシコリは移行し一滴古くて新しきは伝統
2019/07/22 08:36
どうでもれいわ われは名の無い無かな
無のおのれ鏡のごとく映すかな愚物にすぎぬおのれの姿自然史の知恵を収めて人と成りおのれ啓けば自然が分かり転生は先ではなくて只今かどうにも変わるヘビでもタヌキどうでもれいわわれは名の無い無かな
2019/07/21 10:53
一滴 不即不離かな永遠と今
あるという解けぬ不思議は謎のままあるの確かさ感じて生きて永遠と時間に過ぎる日常と分母と分子切れて一つに永遠を思うこころが分母なら分子の日常ゼロに愛しく一滴不即不離かな永遠と今
2019/07/21 09:03
どうでもれいわ 良いキンは長く熟成させ
一条の光を浴びる体験を時間をかけて広く深くへ腹で練り消化されてぞ身の助け優れた人の言葉といえど異を唱え角付き合ってモウシンに旗に迷って突っ込む牛かどうでもれいわ良いキンは長く熟成させ
2019/07/20 14:28
一滴 理想の近さを遠くに思い
陽を見ない天国なれど影のごと常に寄り添う地獄の世とて解脱して見えるこの世の逆立ちを見ずに終わるか勿体なさよ世の生の正体知って些事こそが務めと思い手抜きをせずに一滴理想の近さを遠くに思い
2019/07/20 11:59
どうでもれいわ 生地の美しさ
リアリティ美醜を越えた美しさ下手に飾って台無しにして願えども秘儀の伝授は叶わない親鸞とてもわが子を義絶分からんと真に思えて分かるなりすでに迫るはリアルな不思議どうでもれいわ生地の美しさ
2019/07/19 11:44
一滴 唯我と思うは迂闊かな
つゆ知らずアプリオリに支配されおのが見方を全てと思い透視する全ての先に絶対無まとう衣装に裸を見せて熟睡にあるもの消えて無のごとく死ねばさらにも深まる無かな一滴唯我と思うは迂闊かな
2019/07/19 09:23
どうでもれいわ 馬鹿な頭に真理は宿り
馬鹿と見え利口な人は稀なるか馬鹿か利口かいずれか別れ理剣では切れぬ難題ぶち当たり一挙崩れる理知の人かなバーチャルを事実と思う人のさがいよいよ強め時代は動きどうでもれいわ馬鹿な頭に真理は宿り
2019/07/18 13:42
一滴 いのちのリズム
ピアノソナタ三十二番ベートーベンいのちは踊るこの世の華か名曲を聴き惚れ覚めて夢と知る辺り静かも夢に音して通じ合う自然とわれの気安さに故郷に帰ったくつろぎ覚え一滴いのちのリズム
2019/07/18 07:58
どうでもれいわ 本来に反するフィロソフィア
その度に収支の決まる分かりよさ帳尻ついて終わるこの世や水飲み場お連れしようぞ呑むや否重々無尽のご縁とぞ思う在るや無し真実いかん望むとは人でなしのうつけ者かなどうでもれいわ本来に反するフィロソフィア
2019/07/17 12:15
一滴 三日見ぬ間の桜かな
見え方のそれぞれ違う頼りなさわれの頼りは良心のみに三日でも会わぬ相手は刮目に見るべきものを違い見過ごし日々新た生まれ変わって見え初める移ろうものの新たな魅力一滴三日見ぬ間の桜かな
2019/07/17 09:12
どうでもれいわ 記憶と違う認知症の姉
ハクビシン屋根裏住んで姉の家気にせぬ姉は白鼻神かな気遣いの最早遠いい姉となり姉は安寧とは言えなくて前のこと忘れて話す姉となり先へ進まずまた後戻りどうでもれいわ記憶と違う認知症の姉
2019/07/16 15:09
一滴 芯なければ立たず
今の世にすさむ異風のニヒリズム畏怖する念の根っ子掃われ熟さずに裏もうらなりおもてなしどうにも揺れる稲穂の国かじくじなれ軸ない人の困りものはずれた軸のコマにも揺れて一滴芯なければ立たず
2019/07/16 07:26
どうでもれいわ 思いに悩むは自縄自縛かな
苦しくも楽しむ程の図太さに死をさえどうぞ来てみろ思い思いではどうにもならぬことなればせめて思わず体当たりかな残飯は理想に遠い現実もカラスは喰ってカーカー笑いどうでもれいわ思いに悩むは自縄自縛かな
2019/07/15 09:47
一滴 制度が先か人間が先
堕落して元の木阿弥革命の残る望みはおのれの深化天を抜く気概あるもの犬よりはおおかみなって野生に生きてくだらないくだの回虫喰って出す糞尿袋に人も近づき一滴制度が先か人間が先
2019/07/15 07:35
どうでもれいわ ものに至れば知は砕け
雲されば光あふれるお日様をこころの奥に控えるわれら理外の理あるに気づいて理屈では通じぬ道の大きく通じ利を生まぬ理外の理とや疎外され理系にあらずば用なしにされどうでもれいわものに至れば知は砕け
2019/07/14 13:10
一滴 分からぬこその真善美
分からずも経文唱えて有難く半可に分かり尊さ薄れ解説で分かると思ううぬぼれを捨てて啓ける快絶の境隻手の音声聴けと公案の片手になって片手は勝手一滴分からぬこその真善美
2019/07/14 07:01
どうでもれいわ 窮すれば変じ、変じれば通じ
見る目とて目を見れない悲しさにおのれに気づく妙薬も無く殻こもるサザエの殻の安全が逃げる叶わぬ災い招き詰まされて終わる将棋や人生のまことゲームは詰むが始まりどうでもれいわ窮すれば変じ、変じれば通じ
2019/07/13 12:23
一滴 中味失くした抜け殻に
品性の貧性選ぶ民主制貧して鈍もドンマイドンマイ話せども対話にならぬ論戦の共に切磋の雅量も失くし特攻に命ささげた若者に今の体たらく泣くも愚かに一滴中味失くした抜け殻に
2019/07/13 11:06
どうでもれいわ 堂々の分列行進
生まれ出た深く蔵した分裂を気づかず堂々分裂亢進か麻薬より怖い権力狂わせて自分も狂い他をも狂わせ知に頼り技巧尽くして分裂の頼りの無さを煙幕はってどうでもれいわ堂々の分列行進
2019/07/12 11:33
一滴 進退谷まる人の世か
つつしみの壊れたアニマル人間は進退タニマル困ったアニマル散骨は散体したが魚のため食わせてもらった罪滅ぼしに相対に過ぎない価値の軽重をおのれ重いと狭量思い一滴進退谷まる人の世か
2019/07/12 09:44
どうでもれいわ 意味ないゆえの絶対さ
意味もなく生きる自然のものたちのいのちの流れおもむくままに野の花の咲くに意味なくただ咲いて生を尽くして静か消え去り意味なくて世渡りできぬ人なれど意味ないいのち同時に生きてどうでもれいわ意味ないゆえの絶対さ
2019/07/11 11:02
一滴 歓迎せぬも死は自然かな
生が死へストンと落ちてただに石意志無い石の自由の境へ死ぬことを死んではいない眠りから死ぬこと死ぬは生から死かないじらしく生きる自然の慰めの定めのままに純なるゆえか一滴歓迎せぬも死は自然かな
2019/07/11 08:39
自選五行詩六月(その6)
万象の開ければ昇る無のルツボ開けては閉めて時移るかな現実は無の顕現と尊べど無をこそ信じ無宗教かな証上に万法あらしめ道元の只今こそを永遠にしてあるですら汲めども尽きぬ驚異なら異を求めずも事足りるかなわれのある独一無比に目覚めては野に咲く花と同じ楽しさ暗いエゴ明の白さへ反転にオセロゲームか暗愚は明智へ逃げるなら追いかけられる災難も逆に居直り産むは易しへ粟粒にそれでも動き無視ならず何処から来たやさまよう虫よ意味よりはミイを訊ねて意味知れるミイの目覚めにイミは連れ添い見えなくも糸に踊るはパペットと見えぬおのれに踊るは人か自選五行詩六月(その6)
2019/07/10 15:34
一滴 馬は馬,鹿は鹿かな
人やなに素性の知れた謙虚さに背伸びをせずにらいしくでいよう教えられ人いく道を知るといえ尻馬乗るは教えに反し昔から自ずと然る生き方に腰を据えたは東も西も一滴馬は馬,鹿は鹿かな
2019/07/10 08:36
どうでもれいわ 一枚めくれば何やら不気味
携帯に見入る人たち乗せたまま走る電車のどこに往くやら声もなく画面眺める人占めて走る電車のゴトゴト響きデメンシャに意味を失くした世の様はでたらめ動く不思議な国かどうでもれいわ一枚めくれば何やら不気味
2019/07/09 14:22
一滴 道化になりたくはなく
他人からいかに見られる二の次に自分に素直ひたすら努め言うこととなすこと違う滑稽さ笑って済ませぬもっとも恥かどう生きる横見て決める危うさよ株も横見て騙されるかな一滴道化になりたくはなく
2019/07/09 10:34
どうでもれいわ スナップ写真で記憶され
よみがえる父母の姿はある場面静止の画像と記憶に残り思い出の人を辿れば次々に遺影の並ぶ画廊いくかな変わらずに若いつもりのわれながら古い写真に愕然となりどうでもれいわスナップ写真で記憶され
2019/07/08 14:50
一滴 退屈は外より内のおのれかな
立ち帰る常に新たな生命にこころ新たにわれも向き合い繰り返す日の出日の入り飽きもせず今出会うかに驚き見入り尊いとおのれ自身を思わされ違う景色の見え初めるかな一滴退屈は外より内のおのれかな
2019/07/08 11:51
自選五行詩六月(その5)
なるように人生なると腹くくり末期の目もて時を楽しみ心底に重いバラスト信念に波浪のこの世揺れつつ渡り周囲への適応しすぎはマンモスと万もの死にて歴史は教えカスタマーファーストよりはカスタマーファスト掴み企業は生きて知らしめずよらしむべしとたか括り愚民と看做す不遜なやからとぐろ巻くヘビーな無意識チラチラとヘビの舌かに顔を出すかな折り紙の自在に作る形象も元に戻せば無相に帰して絵を越えて絵を描く力抜きんでて宇宙を描く力の偉大よ前の世か飢えた虎馬トラウマに人に生まれてパンのみを追い霊妙なこころの作用邪魔だてに口出すエゴの厄介ものよ自選五行詩六月(その5)
2019/07/07 17:43
一滴 不思議を思議に生きるかな
もの全てあるのなぜかは不思議かなあるからあると言うほかはなく年取れば畏敬の念はいや増さるわれを包んでわれ超えたもの嫌われて近く棲みなすカラスたち呼び合う声のはばかりも無く一滴不思議を思議に生きるかな
2019/07/07 11:37
どうでもれいわ 見るに見かねるテレビ
気付かずもまるごと露わどんな人隠さず映すテレビの怖さ納戸でも仕舞って置くか何度かに見ないテレビのそうにもできず面白さ求めてテレビ珍奇さを持て囃すかに茶の間に届けどうでもれいわ見るに見かねるテレビ
2019/07/06 12:20
一滴 辻褄合わず
自然から生まれたはずの人間が親に歯向かう鬼子となって愛しいと眺めるものも食い物に知行一致は叶わぬものか働いておのれ捧げる蜂たちの仕える女王子作りばかり一滴辻褄合わず
2019/07/06 08:11
自薦五行詩六月(その4)
あちこちにヒョイと頭のモンスターモグラ叩きで済ませぬ世かな行く末の暗い展望ペンションにテンション煽りファッショは嫌よ出口無いエロスは転じタナトスへダムに溜まった怨念はじけお母さん頼りの人に呼びかけて助け得られぬ目にするこの世ピヨピヨと親も知らずに鳴くヒヨの餌のみ啄ばみ悲しからずや遠くとも悲しみ共に暮らす父母嘆くなわが子一人でないぞ異質さを大目に見ない偏狭さ日本文化の分派の多さ智慧あれば慈悲を伴う通じ合い愛ない知識の智慧とはいえずジッと見る先には常に獲物かな見るは支配の素性を秘めて幸福の方程式の未知数は実数よりは虚数に近く自薦五行詩六月(その4)
2019/07/05 11:21
一滴 動物は解脱を生きてそのこと知らず
シャカさえもおのれ何かは掴めずに掴めぬ気づき解脱を果たし無知の知を唱えたギリシャソクラテスおのれ掴めぬ事実に目覚め割り切れぬおのれを現に生きてると真に気づいてこころは楽に一滴動物は解脱を生きてそのこと知らず
2019/07/05 08:06
どうでもれいわ 数学生きるわれかな
一を掛け量の増さない不思議さにいのち一つを掛けられ生きてあると見えゼロを掛ければ無に帰するゼロを握ってあるを手玉に一を足しあるいは引くも変わらない無限のなかにあくせくするかなどうでもれいわ数学生きるわれかな
2019/07/04 11:26
一滴 碁石のごとき明暗か
明るさも暗さも消えたわがこころことに出会って明暗となり湧き上がる歌の数々どれとてもわれにはあれどわれともいえず音たちの多様に踊る饗宴と眺めるようにクラシック聴き一滴碁石のごとき明暗か
2019/07/04 08:29
自選五行詩六月(その3)
幽谷に溶けて一つに成り終わる大観描く達磨の姿経験の活きて働きイメージにこころの風景形作って一人生き一人で死ぬは世の定め孤影の陰をどこまで抱きわが生の結んで壊れ滴々に時の流れに浮かんで消えてあることの確かな感じ自明さが知性の目にはただ不確かにメディシンでハイな気分にさせるとも目で神(シン)みるは神かけ無くて万葉の詩神宿った和の国に私心はすさび死神は下り変遷の過ぎし面影横に見て清い流れの高瀬川かな焚火して串にウグイの千曲川はるか漂う草笛の音沈黙に耐えた闇夜の辛さかな空の白みに鳥は囀り自選五行詩六月(その3)
2019/07/03 15:25
どうでもれいわ 落日燃ゆ
親密に自然となった喜びの時を忘れてヒラヒラ蝶と舞い世を捨てて道一筋に禅僧の簡素な暮らしゆっくり流れ過去を悔い今わの時に懺悔する落日はなつ一瞬の光芒どうでもれいわ落日燃ゆ
2019/07/03 11:06
一滴 不平等あればに平等か
男にはあずかり知らぬ喜びのあって女か男女は違い無意識にあればに縛り伝統か異国に暮らし伝統気づき東西の文化の底を洗うならいずれ変わらぬ人なる自然一滴不平等あればに平等か
2019/07/03 08:25
自選五行詩六月(その2)
散漫なこころに食べてアジもなくこころ三昧サンマの味も感覚のあるまま映す生地の布人は裁断好みに仕立て分かり良さ便利さ求め簡便に済ませぬものはご勘弁にされ立ち入って初めてわかるタッチイな立ち居あるとは立ち見に見えず目を引くはキノコのごとく毒あれば関わり避けて様子に眺めボタン押し野菜もできる暇作り不善を増やす小人の世か宗教の味付け変えて中華風アーメン嫌いラーメンとでも逆立ちの無理を戻すが宗教を雑技の国は逆立ち好み獅子の虫トロイの馬かおのれほど油断のならぬ相手やあらん渓流のサラサラ流れ聴く者に流れに生きる喜び伝え自選五行詩六月(その2)
2019/07/02 16:27
一滴 親しみ感じる先人
白隠の座禅和讃はわが歌かこころに唱えこころ晴れ晴れ同胞に道元いたは救いかな単純なれど人生きわまり目前に声を聴くかの歎異抄朗々ひびく親鸞の声一滴親しみ感じる先人
2019/07/02 08:11
自選五行詩六月(その1)
音もなくヒラヒラ飛んで白い蝶庭の若葉に花と添えつつチョットコイ小綬鶏鳴けばホットケとウグイス応じ朝は始まり玉砂利の参道歩く心地する鱧の骨切りシャリシャリに春サヨリ夏はハモコチ秋サンマ冬寒ブリにフグちり美味しわれ映す身の内ひそむわが鏡良くも悪くもそのまま映し何事も好きゆえやるに成り終わり文句のやり場どこにあろうや逆境にしたたか耐える強い芯愛の思いの深くも支えわれを呼ぶ声の聞こえる幼い日家族の囲む夕餉のしらせ内と外うまく巡って円満を内に籠るか外へ出すぎて見えなくも通う電気に動かされ生きるに通う見えないいのち自選五行詩六月(その1)
2019/07/01 16:52
一滴 感じにゆだね
静かさに鳥のさえずる早朝の漂う冷気肌に優しく道草の放つ匂いは変わらずも虫も鳴かずばバッタも飛ばずただ一人歩むこころの目に映る一人にあらぬ無辺のものたち一滴感じにゆだね
2019/07/01 08:12
2019年7月 (1件〜100件)
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