今朝の函館、窓を開けると真っ青な空に白い雲が浮かぶ、見た目は秋の空...。この空に誘われて、カメラ片手に五稜郭公園1周ウォーキング、1周といっても我が家を出てぐるっと回っても約2km、ゆっくり歩いて40分程度だが、さすがに空は秋空模様だが、気温は既に25℃を超えて汗が流れ出る。お伴は高さ98mの“五稜郭タワー”、最後まで付いてきてくれた...(※小さな写真は左クリックで拡大する。)“五稜郭タワー”をお伴に早朝ウォーキング...
激しいというほどではないが、昨夜遅くから朝まで降り続いた春の雨..。雨が上がった後、我が家の近くにある町会館脇の“小さなお花畑”を覗かせてもらった。特に公園というような場所でもなく、歩道もない道路脇の30㎡ほどの狭いところに、毎年、春の雪解けから秋の雪が降るまで四季折々の花々を咲かせ、道行く人やドライバーを楽しませてくれている。雨に打たれ目にも生き生きと感じられるスイセンやチューリップにシバザクラなど春の花々が咲き競い、覆い被さるように咲く枝垂れ桜が“小さなお花畑”の華やかさを演出している...(※小さな写真は左クリックで拡大する。)“小さなお花畑”に咲き乱れる春の花々...
4月20日に「満開宣言」の発表があってから10日...。満開後、雨や強い風が吹き荒れたが、気温が上がらずサクラは花落ちせずに長持ちしてくれた。しかし、いよいよ五稜郭公園のサクラも終わりを迎え、散りザクラが春の風情を楽しませてくれている。お濠に散ったサクラの花びらが連なって流れる“花筏(はないかだ)”、中央図書館側から西風に乗って裏門橋の方向に水面をピンクに染めながら流れ、この流れに乗ってボート遊びを楽しんでいる...「サクラは散っても楽しめる“花筏”」といわれ、“花筏”とは水面に散った花びらが連なって流れているのを「筏」に例えた言葉で、俳句の季語にもなっている...。サクラの花びらが散ってしまうと一抹の寂しさを感じるが、この“花筏”の流れと“花筏”の上を走るボートを眺めていると幻想的な美しくさについ見入っ...五稜郭公園、お濠の中を“花筏”に乗って...
リゾート列車“ノースレインボーエクスプレス”感謝を込めてのラストラン...
(駒ヶ岳を背に函館に向けて走る“ノースレインボーエクスプレス”)平成3年(1992)の運行開始から約30年間、大きな連続窓や天窓から北海道の雄大な景色を楽しませながら走り続けてきたリゾート列車“ノースレインボーエクスプレス”..。一般運行は昨年の11月で終了しているが、今回旅行会社の団体貸切列車として30年の運行に感謝を込めてのラストランが行われ、思い出を乗せ札幌から函館、そして、今日函館から網走、釧路に向かった...“ノースレインボーエクスプレス”は、ジョイフルトレインと呼ばれる車両の一種で、性能面からキハ183系に属する...。車両は5両編成で、内外装の配色は同一系統の色調で揃えられているが、車両の外装色はラベンダー・ブルー・ライトグリーン・オレンジ・ピンクと各車両ごとに異なっている。今回のラストラン...リゾート列車“ノースレインボーエクスプレス”感謝を込めてのラストラン...
昨日一日函館の街に降り続いた雨と強い風が、満開に咲き誇った五稜郭公園のサクラを散りザクラに変えてしまった...。ゴールデンウィーク前なのに、いやまだ間に合うサクラスポットがあるはず、と上湯ノ川町の“トラビスチヌ修道院”に車を走らせる。間に合った!!サクラはまさに今が見ごろ、雲一つない青空に零れんばかりに咲き誇る満開のサクラに、ツアー客の皆さんからも「綺麗!!..、凄いね..」と感嘆の声が聞こえる。確かに、年に何度か“トラビスチヌ修道院”を訪ねているが、絵はがきにも負けないこのサクラの季節が一番かも知れない...“トラビスチヌ修道院”は、明治31年(1898)フランスのトラピスチヌ修道院から派遣された8名の修道女によって設立された、日本最初の女子修道院..。俗世から隔てられた院内では修道女達が一生を神に捧げ...青空に映える“トラビスチヌ修道院”満開のサクラ...
満開のサクラの下を走る、豪華寝台列車“トランスイート四季島”...
(04/25撮影)JR東海が運行する豪華寝台列車“トランスイート四季島”、今年二度目の北海道への上陸...。先週は北斗市の大野川鉄橋で出迎えたが、その際隣で三脚を立てていた撮り鉄さんから「サクラが間に合えば、戸切地川鉄橋が撮影ポイント」と教えられ、少し早起きをして車を走らせた。撮り鉄さんの言うとおり、戸切地川沿い堤防に咲くサクラは満開、さて、“四季島”とどう撮るの?...思案しながら、先客の撮り鉄さんに迷惑のかからない場所を探していると、近くの踏切の音が鳴り出す..。慌てて、取り敢えず満開のサクラをメーンに、とファインダーを覗いていると“四季島”がゆっくりと満開のサクラの下を走り去っていく。ちょっと物足りないな来週もう一度挑戦、いや、来週は恐らくサクラは散っているはず。じゃ、満開のサクラの下を走る“四季島...満開のサクラの下を走る、豪華寝台列車“トランスイート四季島”...
函館公園、“満開” のサクラの中から聞こえる子どもたちの歓声...
(04/24撮影)函館市内のサクラスポットは、何処もほぼ“満開”で今が見頃...。五稜郭公園と並んでのサクラの名所「函館公園」に立ち寄り花見見物。新型コロナ禍の影響で中止されていた夜桜電飾が4年振りに復活され、随所に祭り提灯が揺られ花見を盛り上げている。また、園内には30店ほどの露店が連ね早朝とあって準備に追われていたが、提灯に明かりが灯る頃には賑わいそうだ..函館公園は、日本で最初に作られた都市公園といわれ、ソメイヨシノを中心に約600本のサクラが植えられ、これぞ“満開”だといわんばかりに咲き誇る...。その“満開”のサクラの中から子ども達の歓声聞こえ吸い寄せられるように向かうと、遊戯施設のある「こどものくに」で保育園児たちが観覧車や飛行機、新幹線へと乗り回り、“満開”のサクラに負けない歓声と笑顔に弾け...函館公園、“満開”のサクラの中から聞こえる子どもたちの歓声...
函館市民から「八幡さん」の愛称で親しまれ、初詣や例大祭には多くの参拝客が訪れる市民の守り神“函館八幡宮”...。毎年、隠れたサクラスポットと勝手に決め込み、花見を楽しませてもらっているが、函館公園のサクラが見頃と聞いて「散ってしまわないうちに!!」と、時折強い西風が吹き付ける中を函館公園の前に先ずは八幡さんのお花見見物にと車を走らせた...130段余りある階段を登ると“函館八幡宮”本殿前の手水舎横にある満開のサクラが迎えてくれる..。また、本殿裏参道に沿ってのサクラ並木も今が見頃とばかりに咲き誇り、ボリューム感一杯の満開のサクラと石灯籠・鳥居にはファインダー越しにもつい見とれてしまう。サクラの花はまだまだ散る様子は見られないものの、ひと風吹くと散りザクラに変わり風に舞う花びらと石灯籠も八幡さんならではの風...満開のサクラ“函館八幡宮”の境内を包む...
五稜郭公園のサクラ「ソメイヨシノ」観測史上最速で20日満開を迎え、強い北風に悩まされながらもこの週末は大勢の花見客で賑わいを見せる..。待ち焦がれた“夜桜”を彩る約450個の祭り提灯も昨日から灯り始め、ライトアップされた五稜郭タワーと一緒に“夜桜”を引き立てる。提灯の下では、花より団子とばかりにジンギスカンの焼く美味しい匂いを漂わせ、どの輪も盛り上がっている。満開のサクラもいよいよ散りザクラを迎える、お花見は早めが良さそうだ...(※小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)五稜郭公園、祭り提灯の下で“夜桜”楽しむ...
函館山を隠す大きさに驚く クルーズ客船 “ウエステルダム”...
今朝、若松ふ頭に老舗のクルーズ会社ホーランドアメリカラインが運航するオランダ船籍のクルーズ客船“ウエステルダム”が入港..。全長285m、総㌧数82,862㌧と、若松ふ頭が供用を開始して最大の客船だけに期待をしながらいつもの撮影スポット海岸町船だまりに向かう。入港予定は午前7時と聞いていたが、6時過ぎ船だまりに到着すると既にシックなカラーの船体が印象的な“ウエステルダム”は港口を交わしゆっくりと若松ふ頭を目指し走っている...港内では“ウエステルダム”の船体が函館山をスッポリと隠す大きさに、カメラを手に出迎えていた市民からも「デッケイ!!」と驚きの声も聞こえる...。“ウエステルダム”は、「洋上の美術館」と称され、多くの生花や美術品が展示されている上級プレミアム客船で、横浜発着で15日間韓国と春の日本一周...函館山を隠す大きさに驚くクルーズ客船“ウエステルダム”...
観測史上最速で14日に開花した“五稜郭公園”のサクラ...。開花から6日目の昨日20日函館地方気象台から「満開」を観測したとの発表があった。開花から満開まで平年4日程度だが、今年は開花後気温が上がらず6日を要したものの満開を観測するのも過去最速とのこと。おちおちしていると散りザクラに変わるその前にと、“五稜郭公園”にカメラ片手に満開のサクラ見物...早朝から花見見物で“五稜郭公園”で大賑わい..。しかし、黄砂混じりの強風で見物客は頭の帽子に手をやって上を見上げている。弾けんばかりのサクラの花は、まさに今が満開とばかりに咲き誇り、五稜郭の土塁に登り満開のサクラの上に乗っかった気持ちにさせてもらったり、見上げて五稜郭タワーとのショットも絶景ポイントの一つに。最後は、タワーの展望台からも1枚。黄砂の影響で霞んで...満開のサクラに埋もれる“五稜郭公園”...
練習船 “銀河丸”2年ぶりの入港、隣りに海洋気象観測船「啓風丸」が...
今朝、函館港に海技教育機構・練習船“銀河丸”(6,185トン)が2年ぶりに入港..。4月12日東京港を出港し、航海科、機関科の実習生153名を乗せて国内各港に寄港しながら訓練を続けているが、今回の函館の寄港は補給と休養のため。実習生の中には函館出身者1名も乗船しているそうだ。“銀河丸”は、25日午前函館港を出港、訓練を続けながら6月神戸港に戻る...(西ふ頭に係留されている“銀河丸”)(手前「啓風丸」の奧に“銀河丸”が)ところで、“銀河丸”が着岸した西ふ頭には、気象庁の海洋気象観測船「啓風丸」(1,483㌧)が係留されていた..。4,5日前から湾内錨地に錨を降ろしており気にかけていたが、昨日着岸。下船した乗組員の方に訪ねると「釧路沖から日高沖の観測調査を続けていたが、強風の影響で早めに函館湾に入った」との...練習船“銀河丸”2年ぶりの入港、隣りに海洋気象観測船「啓風丸」が...
春風に乗ってやってきた、豪華寝台列車 “トランスイート四季島”...
(04/18撮影)JR東日本の豪華寝台列車“トランスイート四季島”が今年度の運行を開始、今朝その第一便が北海道に上陸...。第一便だから出来るだけ本州に近いところで、と北斗市の大野川を渡る鉄橋付近まで遠征して待機。ここなら誰もいないだろうと思いきや、何と既に撮り鉄さんが三脚を立てている。ほどなくして、青空の下を春風に乗ってシャンパンゴールドに輝く10両編成の“四季島”が橋を渡っていく。今年“四季島”は、11月上旬まで3泊4日のコースで道内を23回運行予定とのことなので、あちこちの撮影スポットを探し追いかけてみようかな...(五稜郭駅付近を白老駅に向かう“四季島”)(※小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)春風に乗ってやってきた、豪華寝台列車“トランスイート四季島”...
函館八幡宮の本宮境内社として鎮祭する“鶴若稲荷神社”...。神社の社殿脇に平成元年に奉納されたという高さ3,4mほどの梅の木がある。ちょうど花が開き、紅梅は社殿や小さな鳥居の赤との彩りも良く、つい見とれてしまう。その見頃となった花に、10羽ほどの雀たちが社殿の屋根と行き来しながら飛び交っている。「梅に鶯」は良く聞く言葉だが、「梅に雀」とは...「梅に鶯」は取り合わせの良い二つのもの、仲の良い間柄といったたとえだが、梅の花と遊ぶ雀を眺めながら「梅に雀」もなかなか絵になる良い取り合わせだと納得..。ところで“鶴若稲荷神社”、訪ねてみると元々本宮内に御祀りしていたが、明治の初めに高砂町に遷して鶴岡、若松、高砂、大縄、海岸、真砂、音羽の七ヶ町の鎮守としていたものを、戦後建物疎開で解体にいたり、元に戻し本宮境内社と...“鶴若稲荷神社”の奉納された梅の木に遊ぶ雀...
函館港に初寄港、クルーズ客船 “シルバー・ウィスパー”...
今朝、若松ふ頭にクルーズ客船“シルバー・ウィスパー”が入港...。10日前に入港した「シルバー・ミューズ」の姉妹船で、モナコにある船会社が運航する充実した設備と最上級のおもてなしで世界一周や地中海、カリブ海クルーズで人気のクルーズ船。今回は、東京港発着の韓国と日本一周10日間のクルーズで神戸、釜山、金沢、秋田港などを経由し、この後東京港に戻る...“シルバー・ウィスパー”は、総トン数28,258㌧、全長186m、デッキ数7層で乗客定員は380名...。初寄港を出迎えようと若松ふ頭に向かうクルーズ船が目の前を走る絶好の撮影ポイント海岸町船溜まりに待機するも、朝からの曇り空に強い北風が吹き付ける生憎の天候だったが、白い船体が港内をゆっくりと航行する姿は港にも街にも新鮮な彩りを添えてくれる...(夕陽を背に最終...函館港に初寄港、クルーズ客船“シルバー・ウィスパー”...
(04/15撮影)函館の街に春を告げる走るチンチン電車“箱館ハイカラ號”の今年の運行が始まった..。新型コロナ禍の影響で2年間定期運行が出来ず、昨年も遅れて運行を始めたが途中で中止をしたため、今年は4年振りの通常運行を予定している。運行を待ちわびた市民や観光客が早速乗り込み、また、沿線にはカメラを手にしたファンが“箱館ハイカラ號”にファインダーを向けていた.“箱館ハイカラ號”は、レトロな建物の並ぶ西部地区を赤を基調にしたレトロな車体を揺らしながら走って行く....。そのスピードは時速20kmと自転車並みで、眺めていてもノンビリとした感じは可愛さをまき散らして走っているようにも見える。“箱館ハイカラ號”は10月末までの毎週土・日曜日と祝日、明治時代の情緒を漂わせながら函館の街を走り続ける...(※小さな写真...函館の街を走るチンチン電車“箱館ハイカラ號”...
(04/13撮影)厚沢部町の「エゾノリュウキンカ」を見物の後、“カタクリ”の群落地として知られている乙部町の宮の森公園に向けて車を走らせる..。宮の森公園は乙部町の市街地を背にした高台にあり、館の岬を眼下に日本海を挟み奥尻島や遊楽部岳を望める絶景スポットだが、この日は黄砂混じりの強い風が吹き荒れ、日本海からの白波が乙部町の海岸に次々と押し寄せている...宮の森公園の散策路を通せんぼでもするように、キクザキイチゲやエゾエンゴサクなど春の花々の中に、赤紫色の“カタクリ”が花びらを広げ誇らしげに咲き誇っている..。“カタクリ”はユリ科で、下向きにひっそり咲く姿は「春の妖精」ともいわれているが、そんな風情を漂わせている。ただ、以前に比べると散策路に笹竹が覆い被さり、“カタクリ”が日陰に隠れてしまい伸びきれずにいる...乙部町宮の森公園に春の妖精“カタクリ”咲く...
(04/13撮影)厚沢部町太鼓山の麓にある湿原に、毎年この時期期間限定で現れる“お花畑”...。今年は春の訪れが早いのでそろそろ見頃ではと、我が家から車で1時間と少し、青空の下ドライブを楽しみながら厚沢部町に車を走らせる。農業用水溜池の上にある通称ムジナ沢の湿原に朝露を乗せた黄金色のエゾノリュウキンカと白いミズバショウが競い合うように咲き誇り、まさに谷間の“お花畑”...湿原を囲む山肌には、カタクリ、エゾエンゴサク、エイレンソウ、イチゲなどの春の花々が咲き乱れ、これまでも何度か訪ねたが見頃の時期にあったのは初めてで、これぞまさしく山の中のお花屋さん..。あちこちから聞こえてくるウグイスなど小鳥の声と小川のせせらぎを聞きながら、山の中の花屋さんの花々をファインダーから眺めていると心癒され、去りがたい気持ちに...圧巻!!谷間の湿原一面が“お花畑”...
(03/26撮影)2月の市民歌舞伎「初春巴港賑」公演を撮影したビデオが完成し、その上映会と“お食事会”に誘われた...。もちろん歌舞伎役者として出演したわけではなく、ボランティアスタッフの一員として協力しただけなのだが、折角の誘いだしと会費を手に参加させてもらった。ビデオ上映の後の“お食事会”には2つの演目に出演した役者たちが、2週間にわたる猛稽古の苦労話で盛り上がり、舞台の上で観客の目が注がれる感触を忘れられずに、既に来年の公演もとの意気込みも感じられた。市民歌舞伎という文化を続けて欲しいと願いながら、美味しいお酒を飲ませてもらった...(※写真は左クリックで拡大する。)今夜の飲み会は、ビデオ上映の後の“お食事会”...
(04/11撮影)大沼公園でミズバショウを眺めた後、ついでに“カタクリ”もと北斗市の匠の森公園に車のハンドルを切る..。匠の森公園は“カタクリ”の群生地として知られ、春の暖かさに誘われて“カタクリ”の花が開き春の訪れを告げている。遊歩道の階段補修をしていた職員の方も「今年は雪が多かったので、春は遅いと思っていたのに」と例年より10日ほど早い開花に驚いている..“カタクリ”は、ユリ科カタクリ属の多年生植物で、淡い紫色で下向きに花びらを反り返るように咲く艶やかな姿は、まさに春の妖精...。まだ花は小ぶりの感じがするが、例年2週間ほど花を楽しませてくれるので、週末は公園内の斜面に紫の絨毯を広げたような光景が見られそうだ。“カタクリ”に気を取られていたが、樹木の上から小鳥の囀りが聞こえてくる。バードウォッチングと...春の妖精“カタクリ”、匠の森公園に咲く...
見頃を迎えた“ミズバショウ”を眺めながら、大沼湖畔を走る...
遅まきながらタイヤを夏用に交換も終えたし、ドライブでもと大沼公園に車を走らせた..。湖面を賑わしていた北帰行途中のオオハクチョウは、春に押されて北への旅を急がされたのかその姿はなく、湖面は至って静かな佇まいを見せている。春の訪れを告げる“ミズバショウ”、大沼湖畔周辺の至る所に純白の姿は見ごろを迎えており、その姿を眺めながら湖畔を走る..白く清楚な姿は水辺の貴婦人といわれている“ミズバショウ”..。今年は、昨年より10日ほども早く見ごろを迎えており、東大沼の多目的グラウンド・トルナーレ周辺の湿地を埋め尽くす花に、見学に来られた方も「こんなに咲いているとは」と座り込んでその姿に見とれている。駒ヶ岳や大沼の湖面を背に咲く“ミズバショウ”、見頃の今は一見の価値あり...(※小さな写真5枚は左クリックで拡大する。)見頃を迎えた“ミズバショウ”を眺めながら、大沼湖畔を走る...
昨日の冷たい北西の風から暖かい南風に変わり、気温も15℃を超え春本番の暖かさ...。この陽気に促されるかのように五稜郭病院前を走る市道・風致林通りに、紫色も鮮やかに“エゾムラサキツツジ”が咲き始め、函館の街に春の訪れを告げるかのような彩りを見せている。ツツジ科の中でもこの“エゾムラサキツツジ”の開花が最も早く、春一番に花を楽しませてくれているが、今年は例年より1週間以上も早い開花で場所によっては既に満開、見ごろを迎えている...“エゾムラサキツツジ”が満開を過ぎると、函館では「サクラ」の開花を迎える...。その「サクラ」、五稜郭公園にある標本木ではサクラのつぼみは大きく膨らみ、準備は整い何時弾けても可笑しくない状況で、後は誰かの後押しで開花を迎える。公園内のサクラの木の幹には胴吹きサクラが先遣隊のようにあ...街路樹の“エゾムラサキツツジ”、早くも満開...
今年2度目の寄港、クルーズ客船 “シルバー・ミューズ”...
(04/08撮影)先月、春を連れて寄港したクルーズ客船“シルバー・ミューズ”(総トン数40,791㌧)..。今朝、約500人の乗客を乗せ2度目の寄港、今回も前回と同じ大阪港発着の「春の日本列島周遊クルーズ」で、鹿児島港に南下した後、釜山港から日本海を北上、青森港を経由して函館港に寄港、この後太平洋に出て横浜港に立ち寄り大阪港に戻る14日間で、まさに日本列島一巡りのクルーズ..今回は、“シルバー・ミューズ”を船見町の外人墓地付近で出迎え、若松ふ頭に着岸するまで追っかけでカメラを向けてきた...。青い空に青い海、白い船体のクルーズ船をイメージして早起きをしたのだが、残念ながらの曇り空に春霞と少し不満残る状況だったものの、函館湾から防波堤を交わして函館港に入り、さらに港内をゆったりと客船ふ頭を目指して走るクルー...今年2度目の寄港、クルーズ客船“シルバー・ミューズ”...
ありがとう “キハ183系” 感謝を込めてのラストラン...
3月17日で定期運行を終えたJR北海道特急車両“キハ183系”..。“キハ183系”は昭和61年の運行開始から37年間北海道の大地を走り続け活躍した車両で、先月末に札幌-函館間を当時の特急の愛称「北斗」、「ニセコ」のヘッドマークを付けラストランが行われ、最後の雄姿をと全国から集まった撮り鉄やかっての利用者などで沿線は何処も賑わいを見せていた...“キハ183系”の歴史に敬意と感謝を表し、ツーリスト催行の団体専用臨時列車「37年間の運行に感謝を込めて感動のラストラン」が、今日札幌に向けて走った...。「ラストラン!!、これで最後だよね」と、途中特急列車の待ち合わせで停車するという駒ヶ岳駅まで車を走らせたが、駅のホームには既に20人ほどの撮り鉄がカメラを手に待機している。「ラストランは何処にでも出向く」という...ありがとう“キハ183系”感謝を込めてのラストラン...
江戸時代初期に創始され、函館に現存する寺院で最も古いお寺、高龍寺...。その高龍寺では毎年、釈迦の法要「涅槃会」が行われるこの時期に本殿で“釈迦涅槃図(しゃかねはんず)”が公開されている。北海道の有形文化財に指定されている“釈迦涅槃図”は、江戸時代後期に松前藩の家老で画家でもある蠣崎波響が描いたもので、縦3m、横1.4mもある左右2本の掛け軸で構成されており、釈迦の死に集まった僧侶や貴人、俗人に至までの人々の嘆き悲しむ表情や、さらに動物から植物までが別れを惜しむ場面が精細に描かれている....また、高龍寺の玄関を開けると、ホールに可愛らしい「誕生仏」が出迎えてくれる..。8日のお釈迦様の誕生日を祝う仏事「花まつり」に合わせておかれ「お釈迦様の誕生を祝い、竜王が甘露という甘い雨を降り注いだ」といういわれから...函館で最も古いお寺、高龍寺で“釈迦涅槃図”公開中...
試運転走行で北海道に上陸、 豪華クルーズトレイン “トランスイート四季島” ...
(04/05撮影)4月17日からの運行開始を前に周遊型臨時寝台列車(クルーズトレイン)“トランスイート四季島”が試運転走行で北海道に上陸..。平成29年の初運行以来、「深遊探訪(しんゆうたんぼう)」を旅のコンセプトに多くの乗客を楽しませているが、今年も11月まで23回北海道に上陸する。シャンパンゴールドに輝く“トランスイート四季島”は、ラウンジカーや食堂車、展望車など10両編成で、優雅な雰囲気を散りばめながら走り去っていく。今年も、乗客にはなれそうもないので、せめて出迎えと見送りで足を運ぼうかな..(仁山駅付近を走る“四季島”、手を振り見送るとミュージックホーンを鳴らし応えてくれる)試運転走行で北海道に上陸、豪華クルーズトレイン“トランスイート四季島”...
今日5日は、二十四節気の一つ“清明”..。“清明”は「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」を略した言葉といわれ、万物が清々しく明るく美しくなる時季、つまり様々な花が咲き乱れ本格的な春を迎えるころということ。函館の最高気温は、今日も15℃を超えてまさに“清明”に相応しい気候。しかし、明日は日本海を北上する寒冷前線の通過で天気予報は「雨」模様だが、草木はもとより農家にとっても恵みの雨なるのかも知れない。函館港の夕陽、霞のような薄い雲の中に浮かぶ夕陽は、一足先に春模様...(夕陽の写真は、昨日撮影)(※小さな写真は左クリックで拡大する。)今日は、“清明(せいめい)”...
(04/02撮影)日本野鳥の会道南檜山支部主催の“森町砂崎海岸探鳥会”に参加...。野鳥の会では年間20回程度探鳥会を開催しているが、4,5回参加させてもらっている。今回の“森町砂崎海岸”は、ハヤブサなどの猛禽類から可愛い小鳥なども飛来し、砂浜に建つ珍しい「灯台」が設置されている場所でもある。午前9時、集合場所のハマナス台場公園駐車場には、いつもより少ない13名が集まり、早速、注意事項を聞いて観察場所の“森町砂崎海岸”へ..青空で風も弱く、目の前の噴火湾は春の海...。ところが、これが徒となってか、海鳥は沖で餌を漁っているのか海岸に近寄らず、砂浜では藪の中から鳥の声はすれどもなかなか舞い上がらずに姿を見せてくれない。それぞれ思い思いの方向に双眼鏡を手にジッと待っていると、「沖にウミアイサが!!」とベテラン...“森町砂崎海岸探鳥会”...
ぽかぽか陽気に誘われ、函館山 “宮ノ森コース” を春の花を探して歩く...
(04/01撮影)今朝の函館は「快晴」...。この青空に誘われて、ちょっと早いかな思いつつ春を探してこようと函館山を目指した。函館山の登山道には散策や歴史、植物観察、体力鍛錬など目的別に11のコースが作られている。今回は、函館山で春一番に咲く花を楽しめるという“宮ノ森コース”を選んだ。“宮ノ森コース”は、それほど起伏はきつくなく高齢者でも楽しめ、登山道入口から函館八幡宮の裏山を通り碧血碑まで1.2kmの道程を春の花々を探しながら歩く..“宮ノ森コース”は尾根づたいに木道が設置されており、木道も整備されて安心して歩ける..。木道を過ぎると、杉木立の中を小鳥の声を聞きながら、小鳥を探し上を見たり、花を探し下を見たりと結構忙しい思いをしながらも楽しめる。また、週末とあってか7,8人のグループや1人でノンビリと歩...ぽかぽか陽気に誘われ、函館山“宮ノ森コース”を春の花を探して歩く...
今日、4月2日は国連が定めた「世界自閉症啓発デー」..。この日は、世界各地のランドマークが自閉症のシンボルカラーである“ブルー”にライトアップし、様々なイベントを通じて自閉症や発達障害への理解を広めようとするもの。函館では函館市芸術ホールで点灯式が行われ、七飯町や鹿部町、森町、八雲町と中継でつなぎ、各地の点灯式の模様を紹介しながら、午後6時30分、カウントダウンで五稜郭タワーを“ブルー”でライトアップ...(函館市芸術ホールで行われた五稜郭タワーを“ブルー”でライトアップする点灯式)(※小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)自閉症啓発デー、五稜郭タワーを“ブルー”に染める...
今日も朝から雲一つない青空に、気温も10℃を大きく超えて春に向かって一直線といった陽気..。この陽気に公園の裏門橋近くにあるお堀への取水口から勢いよく水が流れ込み、お堀も“春への準備”が始まった。昨年の水位まで水を取り入れるまで、1週間ほど要するという。公園には春休みの思いでづくりか、家族連れの観光客が多く賑わいを見せている..ところで、気になるサクラの開花..。3月の異常高温が続いて、サクラ前線が尻を叩かれ全力疾走、函館の開花は4月20を予想しているがさらに早まるかもとのこと。確かに、五稜郭公園にある標本木はつぼみも大きく膨らみ、準備は整ったようだ。しかし、余り早いと22日から予定している3年振りに復活する夜間電飾や露店が開花に間に合わないなあ...(※小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)五稜郭公園で“春への準備”進む...
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今朝の函館、窓を開けると真っ青な空に白い雲が浮かぶ、見た目は秋の空...。この空に誘われて、カメラ片手に五稜郭公園1周ウォーキング、1周といっても我が家を出てぐるっと回っても約2km、ゆっくり歩いて40分程度だが、さすがに空は秋空模様だが、気温は既に25℃を超えて汗が流れ出る。お伴は高さ98mの“五稜郭タワー”、最後まで付いてきてくれた...(※小さな写真は左クリックで拡大する。)“五稜郭タワー”をお伴に早朝ウォーキング...
「“銀河丸”が函館湾で描泊している」とメールをもらう....。国内の港を寄港しながら航海技術を学ぶ実習生を乗せる海技教育機構・練習船“銀河丸”(6,185㌧)で、日程表を覗いてみると、釧路港から東京港に向かう途中のようで、先日の台風5号を回避するためかな?。函館港の岸壁は空いているんだから、遠慮しないで入港すればいいのに、と思いながら船見町の外人墓地近くからカメラを向けてきた。ちょうど紫陽花が見頃、いい写真が撮れたぞ!!..(※小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)海技教育機構・練習船“銀河丸”と紫陽花...
(07/15撮影)連日の30℃超えに、夕涼みを兼ねて夕陽見物でも、と日没時間に合わせ函館港に向かう...。今日の日没時間は午後7時10分、しかし、港に着くと上空の黒い雲が巾を利かせ、夕陽見物という雰囲気ではなさそうだ。それでも、黒い雲に包まれながら山並みに落ちる夕陽が雲間から顔を出し、それが上空に光芒を描き出し、見る見るうちに黒い雲が赤く焼け鮮やかな“夕焼け”を作り出し始め、函館港の空と海を赤く染める。「もう少し焼けてくれ!!」とともえ大橋を上り下りしながら眺めていると、散歩中の方も「久しぶりの“夕焼け”だ」と満足そうに通り過ぎていく...(※小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)函館港の空と海を赤く染める、今日の“夕焼け”...
毎週のように北海道を走る豪華寝台列車“トランスイート四季島”...。「久しぶりに撮り鉄に変身だ!!」と撮影スポットの一つ、函館山や大野平野が一望でき、北海道新幹線と並んで走る函館本線藤城線が目の下にある城岱スカイラインの途中に車を走らせる。三脚を立てて間もなく、高架の上をシャンパンゴールドに輝く10両編成の“トランスイート四季島”が音もなく姿を現す。上から眺めていると、ジオラマの中を模型の“四季島”を走らせて楽しんでいるようで、子ども心に帰った気分になりながらせっせとシャッターを押してきた..(早朝、五稜郭駅付近を函館駅に向けて走る“四季島”)(※小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)藤城線の高架を走る、豪華寝台列車“トランスイート四季島”...
台風5号が北海道に近づいているようだが、今朝の函館は青空が広がる快晴で、夏本番を思わせる天気...。湯の川温泉街近くから眺める津軽海峡の青い海はもうすっかり夏模様で、爽やかに気分にさせてくれる。その海岸のあちこちにタンポポに似た黄色の花が咲き誇り、目にも鮮やで青い海に良く映える。この花、「タンポポモドキ」と呼ばれているが、正式名称は“ブタナ”(豚菜)。この花、外来種の雑草でしかも繁殖力が強く、芝生が枯れてしまう被害もでる厄介者...(※小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)津軽海峡の青い海に映える“ブタナ”の花...
船首に派手な装飾を施し、函館港でもお馴染みのクルーズ客船“ダイヤモンド・プリンセス”(115,906㌧)が今朝、若松ふ頭に入港した...。予定は青森港経由での入港で、昨夜スマホの船舶位置情報を確認すると、夕方青森港を出航し、津軽海峡から恵山沖を経由して10時間の船旅?を楽しんでの函館港への入港のようだ。いつものようにともえ大橋の上で待機、午前6時過ぎ波もなく水鏡の港内を滑るように進み、ふ頭手前で180度方向転換をし、全長290mの船体を岸壁一杯を使って、旧青函連絡船「摩周丸」と船首を並べ無事着岸...“ダイヤモンド・プリンセス”は、横浜港発着の「北海道周遊と鹿児島・韓国11日間」のクルーズの途中での函館港への寄港..。着岸後、乗客の皆さんは貸切バスやタクシーなどで観光を楽しまれたようだが、相変わらず朝市や...今年3度目の寄港、クルーズ客船“ダイヤモンド・ブリンセス”、でも今年の見納め...
6月から始まった函館競馬...。気がつくと今週を含めて残り2週、一度はと思っているのだがそのきっかけを掴めずにいた。スポーツ新聞を見ると、今日の2歳新馬戦に人気、実力とも最強といわれる“白毛馬”が出走するとあり、そんな競走馬が函館からデビューするのなら、応援に行かなくっちゃと1R限定で函館競馬場に車を走らせた。競馬場は、好天に恵まれたこともあって子ども連れから若いカップル、職場の仲間同士などで大賑わい、芝生席まで超満員...お目当ての2歳新馬戦(芝1800m、7頭立て)は、函館5R...。3番枠に武豊騎手とのコンビで挑む“白毛馬”は牝馬の2歳馬で名前は「マルガ」、シラユキヒメから始まる白毛ファミリーの秘蔵っ子で、姉のソダシは函館デビューでG1レースで3勝の活躍を見せ、姉の活躍もあって妹の「マルガ」にもデビ...函館競馬・2歳新馬戦で“白毛馬”快勝...
(07/10撮影)函館港に約2週間ぶりにクルーズ客船が入港する...。入港するのは函館港ではお馴染みのクルーズ客船“セレブリティ・ミレニアム”(全長294m、総トン数91,011㌧)で、今年5度目の寄港。入港時間は午前10時30分で客船にしては遅い入港だが、1時間前には港にといつもの海岸町船溜まりに車を走らせる。何と、“セレブリティ・ミレニアム”は既に若松ふ頭に着岸していた。三脚を畳んでいる客船ファンに聞くと「予定より2時間前倒しで入港した」とのこと...折角の青空なのにと、2,3枚カメラに収めたものの諦めきれずに「それじゃ見送ろう」と午後8時の出港に合わせ函館山山麓の高台に向かう..。朝の青空は消え、冷たい山背の風で半袖では少しキツい。定刻10分ほど前に、大きな汽笛を鳴らし“セレブリティ・ミレニアム”は...予定時間より早い入港、クルーズ客船“セレブリティ・ミレニアム”...
北の高気圧が力を発揮して、昨日までの暑さは一段落....。とはいっても気温は25℃を超え、さすがに力仕事をすると汗が滲む。暑さを吹っ飛ばそうと、所用の帰り「夏詣」開催中の亀田八幡宮に車のハンドルを切った。人気のない広い境内にほどよい風に吹かれて揺れる短冊が“風鈴”を叩き鳴らし、風の強弱により騒がしさと爽やかな音色が境内に響き渡る。この“風鈴”、暑さを忘れさせてくれる音色でもあるが、時には心を癒してくれる音でもある...(※小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)神社の境内に響き渡る“風鈴”の音...
上湯川町のトラピスチヌ修道院傍にある市民の森公園の「アジサイ園」...。この「アジサイ園」は、広々とした園内の中に21種類、約1万3千株を有する道内最大規模の「アジサイ園」。そろそろ“アジサイ”の季節だな!!しかし、どちらかというと“アジサイ”は雨の日により美しく見せるといわれているはずと思いつつも、市民の森公園に向けて車を走らせる....紫色のホンアジサイや真っ赤に咲き誇るヤマアジサイのほか、小さな白い花がドーム状の形にして咲くアナベルなど色鮮やかに咲き競う“アジサイ”の花が見ごろを迎え、訪れた市民も花を見比べながら楽しんでいる...。市民の森公園では「アジサイ園」で色とりどりの“アジサイ”の魅力を満喫してもらおうと今週末13日に「アジサイフェスタ」を開催、クイズラリーや物作り体験会などのイベントも行わ...市民の森公園の“アジサイ”見ごろを迎える...
(07/07撮影)今朝早く、「カナダの砕氷船、函館に向かっている。急げ!!」とメールをもらう...。大阪・関西万博でカナダの砕氷艦が一般公開されたとの話は聞いていたが、どうもその砕氷艦らしい。取り敢えず港に、この種の船舶は中央ふ頭だろうとふ頭の先端で待機するも砕氷船の姿が見えるも朝靄ですっきりしない。なんと、砕氷艦は中央ふ頭を交わし何とクルーズ客船専用埠頭の若松ふ頭に着岸するようだ。おそらく若松ふ頭に客船以外の船舶が着岸するのは初めてでは.入港した砕氷艦は、カナダ沿岸警備艇・小型砕氷船“SIRWILFRIDLAURIER(サー・ウィルフリッド・ローリエ)”...。業務は、砕氷能力を駆使し北極圏での航行も可能な能力を活かし、太平洋と北極海の水産資源を保護・監視活動に当たっている。総トン数3,812㌧、全長8...カナダ沿岸警備艇・小型砕氷船“SIRWILFRIDLAURIER”、若松ふ頭に入港...
(07/04朝、函館港中央ふ頭に入港)3日夜、「韓国の練習船が描泊している。明日の朝入港するぞ!!」とメールをもらう...。最近、水産高校の実習船が次々に入っているが、韓国の練習船となると放ってはおけないと翌朝函館港に向かう。練習船は、朝鮮半島西海岸にある韓国群山(クンサン)大学校の練習船“セヘリム”で昨年に引き続いての寄港。“セヘリム”は、総トン数3,242㌧、全長約97mと大型の訓練船で、構造的には漁船のようだ。地元の北海道大学水産学部とは交流協定校なので、訪問し交流研修したのかも知れない。4日間の停泊を終え、今日の午後、鹿児島港に向けて、出港した..(07/07午後、鹿児島港に向けて出航)(※小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)韓国群山大学校練習船“セヘリム”(SAEHAERIM)...
(07/05撮影)芸術の秋までまだ間があるが、五稜郭で2つの“作品展”が開催されており、「はしごで鑑賞だ!!」とばかりに足を運んだ...。一つは、毎年2月に行われている市民美術展「はこだて・冬・アート展」の受賞者の作品を集めた「特別展」。函館市芸術ホールギャラリーに絵画や書、工芸、写真、陶芸、ガラスなど、多彩なジャンルから63人の作品105点が並べられている。どれも見応えのあるものばかりだが、特に、作品ひとつひとつに作者のコメントが添えられており、そのコメントと見比べながらじっくりと楽しませてもらった....もう一つは、五稜郭タワーアトリウムで開催されている北海道写真協会函館支部「会員作品写真展」...。年6回奇数月の例会に会員が撮影した作品を持ち寄り、それぞれの作品を講評・アドバイスを行い、お互い切磋琢...五稜郭での2つの“作品展”を、はしごで鑑賞...
今日の天気は予報では一日中曇り空のはずだったが、昼過ぎから青空が覗き、夕方、“夕焼け”が期待できるかもと、日没時間に合わせ函館港に向かう...。海岸町船溜まりに着いたときは「この雲が焼けたら...」と期待を膨らませたが、夕陽の落ちる北斗市の山並みに黒い雲が膨らみ始め、上空の雲も遠慮がちでイマイチ期待した“夕焼け”にはならない。諦めながら「ウォーキングに来ただけ」と負け惜しみをいいながら約2kmのともえ大橋を歩く...(※小さな写真は左クリックで拡大する。)期待の“夕焼け”も、イマイチで...
(07/03撮影)函館で最古といわれる寺院・高龍寺で、盂蘭盆に合わせ所蔵の“地獄絵図”の掛け軸10幅を公開している..。200年ほど前に描かれたものと見られる大きな掛け軸で、作者や来歴は不明のようだ。掛け軸は、本堂に向かう廊下に展示されており自由に見学することが出来る。生前悪行を行った死者が閻魔大王の裁きを受ける場面から始まり、様々な罰を受ける場面が描かれ、最後の絵は極楽からお釈迦様が迎えに来るといった様子が10幅の掛け軸で表現され、地獄の恐ろしさを知り善悪について考えるきっかけになればとのこと。20日まで公開されている..(※小さな写真3枚は左クリックで拡大する。)高龍寺で“地獄絵図”を公開中...
梅雨の時期に咲くといわれている“タチアオイ(立葵)”市内あちこちの庭先や路肩に鮮やかな色とりどりの大きな花びらを広げ咲き誇っている...。亀田町跨線橋下の側道脇の“タチアオイ”、今年も赤やピンク、白、紫、黄色など華やかな彩りに、一重や八重のもの、大きさも10cmを超えるものなどの花々が咲き誇り、側道を走るドライバーの目を楽しませている..本州では梅雨が始まると下から順に咲きだし、最上部の花が咲くと梅雨が明けるといわれ、季節を計る物差しとされている..。今年は例年より早い梅雨明けの発表で、おそらく既に最上部まで花は上り詰めているのかもしれない。函館の“タチアオイ”の花も既に最上部まで上り詰めており、ここ4,5日のジメジメした蝦夷梅雨のような天気も終わり、夏空に変わるかな...(※小さな写真4枚は左クリックで...梅雨明け知らせる“タチアオイ”...
(06/28撮影)「北海道新幹線のレールが、来るぞ!!」とメールをもらう...。北海道新幹線の札幌延伸で使用されるレールのようだが、普段は製鉄所で製造されたレールを25mごとに切断したレールを輸送し、敷設の際に現場で接合しているが、今回は150mの“ロングレール”を専用列車で輸送することで溶接箇所が少なくなり、工期が短縮にもなることなどもあって全国初となる輸送...この4月から“ロングレール”の輸送は始まり、今回は2回目...。製鉄所のある北九州市(黒崎駅)から150mの“ロングレール”を積み込んだチキ5500形専用列車は山陽本線、東海道本線、東北本線、青函トンネルと4日間かけて走り抜け北海道に上陸するという。さて、どこでどうカメラに収めるか悩みながら3分ほど停車するという大沼駅で待機した。ゆっくりと駅構...北海道新幹線用“ロングレール”、専用列車で輸送...
(06/30撮影)今日は6月30日、1年の半分が終わり半年の罪や汚れを祓い清める「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」が、湯の川温泉の鎮守「湯倉神社」で行われた...。この時期の風物詩として定着した感じがあるが、今日も境内には氏子の皆さんの他近くの住民の方も駆けつけている。境内の御神木イチイの前に作られた祭壇で宮司が大祓詞を唱えたあと、人形(ひとがた・人の形に切った紙)を渡され、参拝者それぞれの身についた半年間の穢れを祓い落とす..その後、神殿の前に立てられた茅や藁を束ねた直径2メートルほどの“茅の輪”を宮司を先頭に一列になり作法に従い3回くぐり抜け、神殿に手を合わせ無病息災と家内安全を祈願する..。緑に輝く木の葉の囁きを聞きながら“茅の輪”をくぐり抜けると、半年の汚れが落ちたのか、清々しい気持ちにさせて貰...“茅の輪(ちのわ)”くぐりで、残り半年の無病息災を祈る...
(06/29撮影)今年で35回目を数える「函館マラソン」...。天候は曇り、時折陽射しもあるがそれほど強くもなく、絶好のマラソン日和。今年も海外からのランナーを始め全国各地からフルとハーフに過去最多の7,900人がスタートラインに立ち、市民や観光客の「ナイスラン!!がんばれ!!」の声援に後押しされながら、爽やかな初夏の“函館の街”を駆け抜けて行く..今年も応援を!!と、高低差があって難所といわれる「青柳町電停前」と「ともえ大橋」に向かう...。10時過ぎから「青柳町電停前」にはハーフのランナーが次々と姿を現し、折り返し地点は後6kmとあって最後の踏ん張りどころ。住民の方もホースを持ち出しランナーにシャワーのサービス、また、市電「箱館ハイカラ号」も力強くランナーに声援を送る...「ともえ大橋」は行き交うラン...声援を背に“函館の街”を駆け抜ける...
(06/28撮影)クルーズ客船の撮影の後、JR函館駅に立ち寄ると東北観光キャンペーン開催中...。「駅前広場で“荒馬(あらま)踊り”が行われるますよ」と声を掛けられ、野次馬根性が疼き、覗いてきた。“荒馬踊り”は、青森県津軽半島にある今別町の伝統芸能で、田植えが終わり、田の神様が天に昇るときに、農民が神に加護と感謝のために行われる神送り行事として伝えられている..馬役の男性と手綱役の女性がペアを組み、ラッセラーの掛け声とともに太鼓や笛の囃子に合わせて踊り、農民にとって大切な馬の働きと勇壮な姿を踊りで表現し引き継がれている..。炎天下、“荒馬踊り”を演ずる3組の踊り子たちも見る見るうちに汗だくの様子、本番は8月1日から今別町で行われる「荒馬祭り」、祭りでは地域から荒馬が集結しメーンストリートを合同運行が予定さ...JR函館駅前広場で、今別町の“荒馬踊り”...
立待岬から谷地頭へ抜ける道路から、碧血碑の近くの散策路脇にある“オオウバユリ”(大姥百合)の群生地に花が咲き出した..。「俺の季節だな」といわんばかりに、まっすぐ伸びた茎から水平に飛び出すように、凛として緑白色の花を咲かせている。背丈は1mほどと小振りで、タチアオイと同じように下から順に咲き、花が咲かせると葉が枯れるという性質があるらしく、葉の黒ずんでいるものもある。しかし、まだ蕾も多くあるので、もう暫く楽しめそうだ...(※小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)林の中に凛と咲く“オオウバユリ”...
本州では気象庁から「梅雨明けしたと見られる」との発表があり、気温はぐんぐんと上がり各地で35℃を超える猛暑日となっている...。函館も猛暑日にはほど遠いが、真夏日にあと一歩の29.3℃とこの夏一番の暑さ。車で走行中、ちょっと「涼んでいこう」と亀田八幡宮に立ち寄り、人気のない広い境内にほどよい風に吹かれて揺れる短冊が“風鈴”を叩き鳴らしている。境内に響き渡る“風鈴”の音、暑さを忘れさせるとともに、何か心も癒してくれる...(※小さな写真は左クリックで拡大する。)神社の境内に響き渡る“風鈴”の音...
(JAL特別塗装機“JALミャクミャクJAT”は、07/15函館空港に飛来)令和7年4月に開幕予定の大阪・関西万博(2025日本国際博覧会)まで、8ヵ月..。パビリオンの建設遅れや会場内でのメタンガスが原因と見られる爆発、子供たちの無料招待事業も送迎バスの不足や昼食場所の確保など課題が山積でなかなか機運が盛り上がらないようだ。そんな中で万博の公式キャラクター「ミャクミャク」などが描かれたJAL特別塗装機“JALミャクミャクJAT”が国内の空港を飛び回り、大阪・関西万博のPRに奮闘している.「今日の伊丹便は“JALミャクミャクJAT”だぞ!!」のメールをもらい、応援してこようと函館空港に高松展望台に車を走らせた.。特別塗装機は、昨年11月から大阪・伊丹空港を拠点とするJ-AIRの機材(エンブラエル190型機...大阪・関西万博記念・JAL特別塗装機“JALミャクミャクJAT”奮闘中...
函館で最古といわれる「国華山高龍寺」で、7月のお盆に合わせ、“地獄絵図”の掛け軸10幅を公開している...。200年ほど前に描かれたものと見られる掛け軸で、作者や来歴は不明だが、毎年本堂手前の廊下に展示されており、自由に見学できる。生前悪行を行った死者が閻魔大王の裁きを受ける場面から始まり、様々な罰を受ける場面が描かれ、最後の絵は極楽からお釈迦様が迎えに来るといった様子が10幅の掛け軸で表現され、地獄の恐ろしさを知り善悪について考えるきっかけになればとのこと。20日まで公開されている...(※小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)高龍寺で“地獄絵図”掛け軸、新盆に合わせて公開...
(07/14撮影)函館の空に夏を告げる「函館港花火大会」..。地元新聞社主催で「海の日」制定を記念して始められたこの花火大会も、今年で25回目を数えるという。さて、今年は何処でと悩んだものの結局はいつもの海岸町船溜まりに車を走らせた。観覧席のメーンとなる若松ふ頭に足を延ばすと花火大会に合わせて開催中のイベント会場には様々な屋台が建ち並び家族連れや若者たちで賑わいを見せ、風も穏やかで絶好の花火日和に大勢の見物客が今や遅しと夜空を見上げている...午後7時45分、見物客のカウントダウンの合図で打ち上げが始まる...。花火大会は3部構成で、大会を中継するFMラジオから流れる音楽に合わせて、函館山を背に緑の島から次から次と打ち上がる“大輪の花”に、見物客からは歓声と拍手も聞こえ大満足の様子。この花火大会は、函館に...函館港を彩る“大輪の花”...
(今朝、函館港を出港した、韓国釜慶大学校の練習船“ペク・ギョン”)9日の朝、西ふ頭に白い船体の船が係留された..。「クルーズ客船?にしては小さすぎる」などと思いをはせ、野次馬として放っておけずに車を西ふ頭に走らせた。船舶は韓国釜慶大学校の練習船“ペク・ギョン”(BAEKKYUNG)で6月28日に大学のある韓国・釜山港を出港し、訓練を重ねながら日本海を北上し函館港に入港。先月から函館港には国内各地から実習船や訓練船が数多く寄港するが、さすがに海外からの練習船となると珍しい.練習船“ペク・ギョン”には学生達が何人乗船しているかは定かではないが、2020年に竣工した新造船で、総㌧数約4,000㌧、全長97mと、練習船としては大型で来週函館に寄港を予定している海技教育機構の練習船「銀河丸」にも負けていない...。...韓国釜慶大学校、練習船“ペク・ギョン”...
船首に派手な装飾を施し、函館港でもお馴染みのクルーズ客船“ダイヤモンド・プリンセス”(115,906㌧)が今朝、若松ふ頭に入港した...。いつものようにともえ大橋の上で待機、午前6時過ぎ朝靄の中から姿を現した“ダイヤモンド・プリンセス”、波もなく水鏡の港内を滑るように進み、ふ頭手前でタグボートの力も借りずに自力で180度方向転換をし全長290mの船体を岸壁一杯を使って旧青函連絡船「摩周丸」と船首を並べ無事着岸...“ダイヤモンド・プリンセス”は、横浜港発着の「北海道と韓国11日間」のクルーズで道内釧路、函館、小樽を巡り、韓国・済州島に寄港し横浜港に戻る...。ともえ大橋の上でカメラを手にしたクルーズ客船ファンの方から「今年4回目だけど、これが今年最後」との話を聞き、じゃ見納めは丘の上でと午後5時の出港を函...今年の見納め?、クルーズ客船“ダイヤモンド・プリンセス”...
この時期になると、函館港には全国各地から練習船や実習船の寄港はよくあるが、今回は海岸町船溜まりに入港した宮城県の水産系高校の実習や調査などを行うための海洋総合実習船“宮城丸”(総トン数699㌧)...。入港した10日に乗組員(先生?)の方に訪ねると「石巻港から約40人の実習生を乗せ、函館を目指して4泊5日の短期航海研修」とのこと。出港日を聞き、今朝船溜まりに見送りに車を走らせてきたが、実習生の皆さん船橋甲板から大きく手を振ってくれ別れを惜しんでいた。“宮城丸”は、来週も函館港に寄港を予定しているとか...(“宮城丸”は、令和4年3月進水の第7代目で、全長65m、最大搭載人員75名、船体には宮城観光PRキャラクター「むすび丸」が掲げられている)(※小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)宮城県海洋総合実習船“宮城丸”...
この時期、五稜郭公園の外堀散策路や郭内のサクラの木の下、土塁の上などにタンポポに似た黄色い花に埋め尽くされ、さながら黄色の絨毯を広げた光景を目にする...。この花は、ヨーロッパ原産の多年草で正式名称は“ブタナ”(豚菜)、タンポポモドキとも呼ばれるほどタンポポによく似た花を咲かせ綿毛も作る。タンポポの花は中空の茎にひとつより咲かないが、“ブタナ”の茎は枝状で途中枝分かれをして複数の花ををつけている。花が一斉に咲く光景は目にも鮮やで青空によく映えるが、繁殖力の強い外来種の害草で、見た目に反し厄介者だ...(※小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)五稜郭公園埋め尽くす“ブタナ”の花...
普段夜中に目を覚ますことはないのだが、今朝は目覚め時計を見ると午前4時..。既に窓の外は明るく、空を見上げると赤く染まっており「久しぶりに“朝日”でも」と車に乗ったが、陽の昇る方向が見定められずに、取り敢えず湯の川漁港に向かう。“朝日”は冬期間は南寄りの汐首岬の方向なのだが、何と湯の川温泉のホテル街の上から顔を出す。朝焼けの空も消え思うほどの“朝日”ではなかったが、潮風に吹かれながら浜辺を歩き、気持ちの良い朝を迎えられた.(※小さな写真は左クリックで拡大する。)今朝の“朝日”は、湯の川漁港から...
今年は春から花の巡りが早いような気がする...。“アジサイ”も既に庭先や道端などあちこちに様々な色や形の花を見かけるが、所用で西部地区を車で走った帰り道、少し遠回りをして船見町の称名寺を訪ね境内に咲く“アジサイ”見学。見頃には少し早そうだが、境内には青や紫色の大輪が鮮やかに咲き誇っている。カメラを向けていると、お墓参りに訪れたというご婦人が「雨に濡れると綺麗だけどね...」と話してくれたが、天気予報では明日の夜が雨...(※小さな写真5枚は左クリックで拡大する。)寺院の境内に咲く“アジサイ”...
今日の天気は予報では一日中曇り空のはずだったが、昼過ぎから青空が覗き、夕方に夕陽が期待できるかもと、日没時間に合わせ函館港に向かう...。今日の日の入りは午後7時15分、しかし、夕陽の落ちる北斗市の山並みは黒い雲に覆われ、どうも夕陽見物という雰囲気ではなさそうだ。諦めながら「ともえ大橋にウォーキングに来ただけ」と負け惜しみをいいながら歩く。ほどなくして、雲の合間から顔を出していた夕陽が山並みに消えると、上空の黒い雲が赤く焼けだし“夕焼け”を演出してくれたが、どうも中途半端...(※小さな写真は左クリックで拡大する。)中途半端な、今日の“夕焼け”...
西から延びてきた梅雨前線の影響で湿った空気が流れ込み、函館は早朝から本格的な“雨”降り...。午後、所用で函館駅に出向くと傘を手にした観光客が、大きなスーツケースを引き摺り歩く姿が目に付く。駅前広場の花壇は春の花からベコニアなど夏の花に替わり、今朝の“雨”で生き生きと感じられる。おそらく農家の方もこの“雨”を歓迎しているかも知れないが、出来ればほどほどにとも願っているはず。今日は七夕、そんな願いも聞いほしい...(※小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)函館駅前広場の花壇、“雨”に濡れ生き生きと...
今日6日は、二十四節気の一つ“小暑”..。暦で調べてみると「暑さがどんどん強くなっていく頃だが、梅雨の終わる頃でもあり、集中豪雨が多く発生する時季」とあった。今年は列島各地まだ梅雨明け前なのに猛暑が続き“小暑”を通り過ぎ「大暑」の頃を思わせる気候のようだ。函館も連日気温が25℃を超える「夏日」が続き、この先の夏の天気が心配だ。五稜郭公園の住民「カルガモ」の夫婦?、この暑さにウンザリといった仕種を見せていた...今日は、“小暑(しょうしょ)”...
7月7日は「七夕」...。五稜郭公園1周ウォーキングの途中、五稜郭タワーに立ち寄ると1階アトリウムの一角に“七夕飾り”が置かれ華やかさを演出し、「星(五稜郭)に近い場所から願い事を」と短冊が用意され、観光客や市民が書いた短冊が“七夕飾り”に吊されている。短冊には日本語の他、外国語のものあり、「宝くじが当たりますように」や「みんなが幸せになりますように」と言った定番の中に「おとうさんのいがはやくなおりますように」と子どもの字で書かれた願い事は、星に代わって叶えてあげたい気持ちにさせられた...夏の夜空に浮かぶ天の川、そこに輝く2つの星「おりひめ」と「ひこぼし」が年に一度の出会いの物語が、「七夕」の風習となったと伝えられ、その物語と「七夕」の由来がコーナーにパネルで紹介されている...。七夕の夜、子供たちが「...五稜郭タワーに“七夕飾り”...
午後、函館市内を車で走っていると“函館山”が白い大きな雲に覆われて姿を隠している.。「笠雲なら絵になるんだけど」と思いながら、少し寄り道して港に立ち寄ると上空には青空も覗いているが、“函館山”はスッポリと綿帽子を被っている。津軽海峡からの湿った空気が上昇することで発生した雲が、山頂を取り囲む層雲の一種で鉢巻雲と思われるが、色は白いので恐らく山頂は霧の中だろう。蝦夷梅雨の季節を迎える函館、こんな光景が時折見られる(※小さな写真は左クリックで拡大する。)“函館山”を隠す大きな白い雲...
中央図書館前にある“紫陽花”色づき始めている..。図書館の建物の周りにはサクラやツツジ、ライラックなど四季を通じていろいろな花を楽しませてくれているが、今は夏を告げる花“紫陽花”が鮮やかな青紫の色に変わり始め、季節が移ろいを感じてせてくれる。この花が姿を現すと函館もいよいよ本格的な夏、今年は“紫陽花”色づきが早いような気がするが..(※小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)函館市中央図書館前の“紫陽花”色づく...
カレンダーは7月に替わり今年も残り半年、年末に向けて気持ちも新たにと亀田八幡宮へ“夏詣”..。神社には“夏詣”に訪れる氏子さんの姿も見受けられるが、広い境内にはほどよい風に吹かれて短冊が風鈴を鳴らし、涼しさとともに何か心を癒してくれる。その音を聞きながら、神殿の前に立てられた茅や藁を束ねた「茅の輪」を作法に従い二度三度とくぐり抜けて神殿に向かい手を合わせると、半年間の穢れが落ちて清々しい気持ちにさせてもらった..(※小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)亀田八幡宮へ“夏詣”...
(06/30撮影)初夏の風を感じながら“函館の街”を駆け抜ける函館マラソン..。今年は34回を迎え,全国からハーフとフルマラソンに7,700人余りのランナーが千代台陸上競技場に集まり、午前9時次々とスタート。心配した天候、好天に恵まれたものの気温は26℃を超え、初夏の爽やか“函館の街”をイメージしてきたランナーにとっては過酷な条件の中を、市民や観光客の声援を受けゴールを目指す..今年も応援を!!と、コースの中でも高低差があって難所といわれる「青柳町電停前」と「ともえ大橋」に向かう...。「青柳町電停前」はハーフの第2折り返し地点で後5kmとあって最後の踏ん張りどころ。しかし、フルは「谷地頭電停へ一気に下り、折り返して地獄の上り坂が待っているが、登りきったところで市電「箱館ハイカラ号」の勇姿と住民皆さんの声...声援を背に、初夏の風を感じて“函館の街”を駆け抜ける...
(06/29撮影)夏を知らせる花として知られている“タチアオイ(立葵)”、今年も亀田町跨線橋下の側道脇2,30mほどに赤やピンクなど色とりどりの涼しげな花を咲かせ、近くの住民の方や側道を走るドライバーの目を楽しませている..。“タチアオイ”は2mほどの高さまで成長し、花は一重や八重のもの、花の色は赤、ピンク、白、紫、黄色など多彩で、花の直径は大きいものでは10cmを超える大輪もある...“タチアオイ”は、本州では梅雨が始まると下から順に花が咲きだし、最上部の花が咲くと梅雨が明けるといわれている植物で、季節を計る物差しにされている..。今年は全国的に梅雨入りが遅く,遅かったのが影響してか西日本各地では梅雨に入ってから大雨に悩まされ、被害を被っている地方もあると聞く。出来れば“タチアオイ”の花が最上部まで上り...夏を知らせる“タチアオイ”の花、咲き始める...