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2016/10/28

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  • 『聖徳太子』池田理代子 フェアベル

    あらすじ・概要 古代の日本では、日本古来の神々を信仰する人々と、仏教を国を礎としようとする人の権力争いがあった。幼い頃から不思議な力があった厩戸皇子は、仏教を元にした国を作り、人々を助けることが自分の使命だと思うようになる。摂政となった厩戸皇子は、日本の政治を改革していく。 プライドが高い女はいい 癖のある女性キャラが面白かったです。プライドの高い女はいいですね。身近にいたら面倒でしょうが、そんな女性にも優しい聖徳太子にちょっと救われる思いがしました。テンプレ的な良妻賢母以外が出てくるのは好きです。 古代独特の文化の違いも面白かったです。朝鮮半島と距離感が近かったり、近親結婚が激しかったり。昔…

  • 『映像記録 関東大震災 帝都壊滅の三日間』NHKスペシャル 感想

    あらすじ・概要 首都東京を壊滅させた関東大震災から100年。NHKは当時の映像を鮮明化、カラー化し、関東大震災発生から三日間のできごとに迫る。地震、火災、群衆事故、そして流言や虐殺。地震学者の意見も交えながら、震災の教訓を学ぶドキュメンタリー。 火災以外で関東大震災で亡くなった人々 関東大震災では火災による死者が多かったというのは知ってしましたが、それ以外による死者の話が恐ろしくも興味深かったです。 日本の建物の多くが木と紙でできていた時代の上、当時の東京には台風が接近しており、強風が吹いていました。 火はものすごい速度で東京の住宅地を覆い、逃げ遅れた人々は火に飲まれました。 火に追われた人々…

  • 『ミュージアムを知ろう 中高生からの美術館・博物館入門』横山佐紀 なるにはBOOKS別巻 感想

    あらすじ・概要 人々に美術や文化、歴史を学ぶきっかけをくれるミュージアム。学芸員や芸術家たちは、展示の可能性を模索してきた。一方で、美術館や博物館には、負の歴史もあった。ミュージアムのいままでとこれから、そして展望を書く。 ミュージアムの過去、未来、これから 簡潔ではありますが、ミュージアムの持つ可能性や問題点について説明されていてわかりやすかったです。 市民に文化や歴史の知識を提供する美術館。そこではさまざまな取り組みがなされています。 マイノリティである人々の文化を紹介したり、「こうあるべき」という価値観を崩してみたり。芸術家や学芸員たちが、頭を捻って文化について考えていることがわかります…

  • 『かくりよの宿飯』奥田佳子 感想

    あらすじ・概要 料理が得意な女性、葵は、宿屋、天神屋を運営する鬼の花嫁として隠世(かくりよ)に連れてこられる。奔放な祖父が残した借金の対価としてだという。花嫁になるのが嫌な葵は、天神屋の片隅で小料理屋を始め、その売り上げで借金を返そうとする。葵は、料理をしながらあやかしたちの問題を解決していく。 まともに優しい男が報われる話はいい 筋書きとしてはベタベタな話ではあるんですが、ストーリーに細やかな気遣いを感じられ、安心して見られる内容でした。 特にお気に入りなのは鬼である若旦那の優しさですね。葵を無理やり嫁にしようとする導入ではあるものの、基本的に葵のやりたいことはやらせてくれます。好きな相手以…

  • 『少女☆歌劇レヴュースタァライト-The LIVE- #3 Growth』感想

    あらすじ・概要 最終学年となった舞台少女たちは、これからの進路について悩み始める。高みを目指す者、今できることを全うするもの。それぞれの思いが交錯する中、またオーディションが開催される。 卒業を意識した話でした。劇場版の前日譚といった感じ。 今まで出てこなかった裏方のキャラクターが登場し、雰囲気の違うストーリーでした。 テンプレ的な展開から一歩進んだ展開で、ストーリー的にはこれが一番面白かったです。 自分VS自分のシーンは、ベタな展開ですがかっこよかったですね。 黒い姿をした己と戦い、舞い踊る少女たちは美しかったです。 また、位置が目まぐるしく変わり、殺陣とダンスが混じりあって行われるパフォー…

  • 『イタリア家族 風林火山』ヤマザキマリ ぶんか社 感想

    あらすじ・概要 イタリア人男性と結婚し、イタリアで暮らすヤマザキマリ。個性的でパワフルすぎる家族に振り回される毎日をユーモラスに描く。著者と夫のプロポーズのエピソードや、ヤマザキマリが漫画家になったきっかけのエピソードも収録。 家族に振り回されつつも愛を感じる 面白かったのが著者と夫のプロポーズシーン。 著者は27歳のころ、シングルマザーとして子どもを出産していました。その息子にちなんだものをプレゼントし、著者はその行為にほろりと来ます。 著者の夫が血の繋がらない子どもをきちんと愛し、気にかけているのがぐっときました。 しかし、その息子も、個性的すぎる家族に振り回され、大変な目に遭っているので…

  • 『少女☆歌劇レヴュースタァライト -The LIVE- #2 revival』 感想

    www.youtube.com あらすじ・概要 スタァライトの公演を無事終えた9人。次の舞台へ向かってやる気満々な舞台少女だったが、華恋はどこかぼんやりしている。そんな中、青嵐総合芸術学院の生徒三人がやってくる。彼女らは、交流プログラムをするためにやってきた。しかしオーディションがふたたび発生し……。 相変わらず主人公が正論で殴るのは変わらないなあと思いつつ、そこは前回も言及したので省略します。 今回一瞬、「お客さんのことを考えろ」という要旨の発言がありましたが、すぐにスタァライトの本題である女と女の関係性に戻ったので安心しました。そこは一貫して揺るがない作品です。 ライブパートに客降りがある…

  • 『ひまはアスパーガール』こだまちの 共同医書出版社 感想

    あらすじ・概要 母娘ともに発達障害の家庭。著者は娘、ひまの空気の読めなさや態度の悪さを心配し、社会性を学ばせようとする。しかしなかなかそれは伝わらず……。焦ったり悩んだりしながらも、発達障害の子育てについて描く。 他罰的な子どもをどう育てればいいのか いわゆるよくしゃべるタイプのコミュ障、そんな子どもを育てる話です。 自分も傷つきやすいのに相手を否定してしまう、 しかし、努力の問題ではなく、脳味噌の体質として「相手が違う価値観の持ち主だと理解できない」だけというのがまた大変ですね。 本人は「他人に攻撃的になること」に問題を感じていないので、なおさら支援が難しいです。 昔、しょうもない理由で周囲…

  • 『骨と十字架』感想 (2028/10/2まで無料配信)

    YouTube無料配信リンク↓ www.youtube.com あらすじ・概要 生物学者でありながら聖職者でもある主人公は、進化論を肯定する。しかし進化論を認めないカトリックは、彼を左遷して中国に送る。それでも彼は神を信じ、また、進化論を神の恩寵として調査を続ける。 信仰と科学の二兎を追う人間の物語 今の日本では、進化論が広く受け入れられているため、序盤は主人公に感情移入する人が多いと思います。私もそうですし。 しかし、話が進むにつれて、だいぶ主人公も変な人間だということがわかってきます。 信仰と学問の二兎を追おうとする奇妙さ、進化もまた神の恩寵だと解釈することの限界。 そもそも進化論を「良い…

  • 『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』ロケット商会 電撃の新文芸 感想

    あらすじ・概要 勇者となることが刑罰として扱われている世界。懲罰勇者のザイロは、なりゆきで魔王討伐の武器である「女神」と契約してしまう。ザイロたち懲罰勇者は、絶望的な作戦を任される。 ろくでもない男たちが魔王を倒す ろくでもない男ばっかり出てくるライトノベルです。倫理がない男が大好きな人にはおすすめしたいです。 この作品では「勇者」になることは刑のひとつであり、勇者たちは重犯罪を起こした人間ばかりです。 何かあればすぐ泥棒してしまう男、陽気だけれど言っていることが常におかしい暗殺者、流れるように嘘をつく詐欺師、王を名乗るテロリスト。 ここまで倫理のないキャラクターが揃うことってないので、楽しい…

  • ライト文芸から歴史ものまで 角川文庫のおすすめ本15選

    今回のまとめ記事は、角川文庫のおすすめ本について書きました。 ライト文芸から純文学、翻訳まで、広い分野の本を出しているレーベルです。まとめ記事も雑多な内容になりました。 ファンタジー・SF 『聖女ヴィクトリアの考察』春間タツキ 『アナンシの血脈』ニール・ゲイマン 『黄金の王 白銀の王』沢村凛 『コララインとボタンの魔女』ニール・ゲイマン 『地獄くらやみ花もなき』路生よる 『フラッガーの方程式』浅倉秋成 『リフレイン』沢村凛 『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦 歴史もの 『はなとゆめ』冲方丁 現代・日常 『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』浅原ナオト 『NHKにようこそ!』滝本竜彦 『つき…

  • 『ネットフリックスの時代 配信とスマホがテレビを変える』西田宗千佳 講談社現代新書 感想

    あらすじ・概要 新しい動画視聴の方法である、各種サブスクリプションサービス。ネットフリックスを中心に、それらのサービス誕生の歴史をたどる。インターネットが変えた、コンテンツ視聴の文化とは……。 各種サブスクサービスの勃興の話 すごく凝った内容が載っているわけではないですが、現代のサブスクサービスの歴史をまとめて読むにはよかったです。 配信が映画、ドラマ、ドキュメンタリーなどの動画文化を変えていく様子がわかりました。 日本がなぜサブスク文化に適応できなかったのか、国内の事情も書かれています。ネトフリもAmazon プライム・ビデオにもお世話になっていますが、海外に日本のエンタメを牛耳られると困る…

  • 『少女☆歌劇レビュースタァライト‐The LIVE #1 revial』感想

    あらすじ・概要 九十九期生、愛城華恋はミュージカル俳優の卵として、学校で学んでいた。しかし突然同期の生徒達と、バトルロイヤルをさせられることとなる。争いを好まない華恋は、戦いを止めようとするが……。 歌はめっちゃ上手い、ストーリーにはツッコミどころが多い 歌がうまい人しか出てこないのですごく安心感がありました。 これを言うと怒られるかと思って内緒にしていたんですが、2.5次元ミュージカルを見ないのは「歌が下手だから」という理由が強かったのです。 普通に歌なしにしたらいいのに、なぜ歌が下手な俳優に歌を歌わせようとするのか、よくわからないんですが……。しかも歌が上手くないと映えない、ゆったりしたメ…

  • 『さわっておどろく! 点字・点図がひらく世界』広瀬浩二郎 嶺重慎 岩波ジュニア新書 感想

    あらすじ・概要 見ることに困難がある視覚障害の人たち。その人たちが情報を得るため、点字というものが考案された。視覚障害について知ると、他の人たちが見える世界に縛られていることに気づく。文化人類学者と天文学者というふたりの著者の視点から「さわる」文化を考えてみる本。 点字と点図から触る文化を考える 主に、視覚障害の人が利用する点字、点図の話です。 前半は視覚障害の人による、点字文化の重要性や「さわる」文化の大事さ。著者は視覚障害者として視覚障害の人々の文化を研究しています。 国立民族学博物館は大阪にあるので、何度か行ったことはありますが、「さわる」展示にこういう意図があったとは知りませんでした。…

  • 『カサンドラ症候群 身近な人がアスペルガーだったら』岡田尊司 角川新書

    あらすじ・概要 発達障害のある人の伴侶がうつや不安障害になってしまうカサンドラ症候群。しかし、家族の声に耳を傾けてみると、発達障害以外の問題を抱えていることは少なくない。親との関係、職場とのストレス、そして、定型発達のはずの伴侶の事情など、多面的にカサンドラ症候群をとらえようとする本。 問題のすべてを発達障害に帰結する危うさ カサンドラ症候群と言いつつ、カサンドラ症候群というより夫婦の関係に医療がどうアプローチするか悩む本という感じでした。その分、カサンドラについて知りたい人には肩透かしかもしれません。 ただ、発達障害当事者側の人間としては、家庭の問題を全て発達障害に帰結しようとする論には辟易…

  • 家庭教師のトライの日本史B動画を完走したメモ

    家庭教師のトライの日本史B動画を完走しました。 リンクはこちら↓ 高校 日本史 映像授業 Try IT(トライイット) - YouTube タダで見ていいのか?と思うクオリティでした。 私は高校では世界史選択で、日本史に関してはおおざっぱな知識しかありません。 今回、改めて日本史を勉強して、新鮮な気持ちでした。 最初は切れ者だった秀吉が老いるにつれて朝鮮出兵のような行動に固執した一方、徳川家康は老いても頭の回転がよかったのだろうなと思います。 あの、年を取っても頭がよかった事実は江戸幕府の長期政権に貢献したでしょうね。 明治、大正は結構一揆や暴動が起こっており、「大人しい日本人」のイメージから…

  • 『病が分断するアメリカ――公衆衛生と「自由」のジレンマ』平体由美 ちくま新書 感想

    あらすじ・概要 先進国で最も新型コロナウイルスの被害が大きかったアメリカ。アメリカの反ワクチンや反マスクの思想から、アメリカの分断を語る。アメリカに蔓延する医療、政治への不信感の原因とは……。 公衆衛生に反抗する人たちの事情 楽しい内容の本ではないですが、公衆衛生と政治や人種の問題について、丁寧に書かれていて興味深かったです。 アメリカは先進国の中で新型コロナウイルスが最も蔓延した国です。しかし、その事実を聞いてアメリカの人たちは公衆衛生を理解しない愚かな人たちなのだろう、と解釈するのは気が早いです。 例えば黒人の人たちは、ワクチンの接種率が低かったのですが、それはかつて黒人の人たちが人体実験…

  • 『オーロラの街』山本おさむ ビックコミックススペシャル

    あらすじ・概要 小学五年生の幸子は、久保というクラスメイトが気になるようになる。彼女は貧困家庭に暮らしていて、周囲からいじめを受けていた。幸子と久保は、友達になるが……。とある町を舞台に、貧困や差別、そしてそこから立ち上がろうとする人々を描いた連作中編。 貧困連鎖と親との関係と ひとつのエピソードが長いので、連作短編というより連作中編という感じ。 弱い人たちが苦しさのあまりに加害者側に回ってしまうこと、親からかけられた呪いを解くのが困難なことは、今も昔も変わらないなあと思いました。 打ちのめされ、悩んでいる人間が、ふたたび立ち上がろうとする尊さを描いた漫画でした。 古い漫画ゆえに少々わざとらし…

  • 『笑う大天使』川原泉 白泉社文庫 感想

    あらすじ・概要 聖ミカエル学園という超お嬢様学校に通う三人娘。彼女らはお互いが庶民出身だということを知り、意気投合する。そんな中、女子高の女の子を狙った誘拐事件が多発する。ふざけた理科実験で怪力の力を得た三人娘は、誘拐事件に巻き込まれていく。 のんべんだらりとした雰囲気の漫画 「大天使」と書いて「ミカエル」と読みます。 のんべんだらりという雰囲気であるとともに人助けをするところが面白かったです。 正直設定の部分はめちゃくちゃなのですが、そのめちゃくちゃさを楽しめるだけどギャグセンス、雰囲気の作り方が上手いです。整合性が取れている=面白いではないと感じさせます。 主人公三人娘も、生粋の主人公気質…

  • 『有権者って誰?』藪野祐三 岩波ジュニア新書 感想

    あらすじ・概要 「選挙に行こう」と呼び掛けてくる大人たち。しかし実際のところ、選挙に行こうとする有権者というのはどのような存在なのか。有権者の定義から、どのような瞬間が有権者の心を動かすのかまで、選挙を学ぶ学生向けの本。 どんな行動が有権者の心を動かすのか 選挙に行くことが大事だと人は言言います。しかし実際のところ、選挙はどうして重要なのか? というところに踏み込んでいく本でした。 著者は、「慣性の法則」になぞらえて、有権者の価値観や投票行為は何もしなければ変わらない、と説きます。 有権者であっても、ただ漠然と投票を行い、いつも通りの暮らしをしているうちは、大きく社会を変えることはできません。…

  • 『うみねこのなく頃に~Stage of Golden Wictch~』感想

    ↓配信URL 9月7日~9月10舞台「うみねこのなく頃に~Stage of the golden Witch~Ep.2」上演! - YouTube あらすじ・概要 大富豪の右代宮家一同は、家族会議のために当主のいる島へ集まっていた。当主の金蔵は死が近づいているため、四きょうだいは遺産をめぐって不穏な空気になる。大人たちに連れてこられた孫世代もそれと無関係ではいられなかった。そんな中、屋敷で殺人事件が起こる。 舞台でメディアミックスをやる意義を感じる作品 私は、うみねこはコミカライズとインターネットで流れてきたネタバレ情報だけを知っているという、完全なにわかですが、それでも楽しめる内容でした。 …

  • 『春日局』池田理代子 フェアベル

    あらすじ・概要 戦国時代に生まれた少女、福は、父親が明智光秀に与したことから逃亡生活になる。結婚して子どもをもうけたものの、将来への不安から徳川家康の孫の乳母となる。福はやがて、その孫である竹千代が将軍になるためにすべてを懸けるようになる。 強い女はかっこいいし怖い 強い女はかっこいいなあという気持ちと、血のつながりのない息子への執着が怖いという気持ちで引き裂かれています。ちいかわ風に言うと、「心がふたつある」状況になる作品です。 作品としては親子として両想いだからいいのですが、私が家光の立場だったら、ここまでされるのが怖いと感じるでしょうね。でも、身分の差だったり、主従愛が賛美される社会だっ…

  • 『かいけつゾロリ ラララ♪スターたんじょう』緒方隆秀 感想

    あらすじ・概要 路上で歌を歌っていたヒポポは、ある日ゾロリと出会う。ゾロリはヒポポの歌声を金儲けに利用したいと思った。しかしヒポポは大声を出すのが苦手。ゾロリは妖怪たちと協力して、ヒポポに大きな声で歌うレッスンをする。 ゾロリのこと好きになっちゃうよ ゾロリがかっこよすぎて私が女児だったら惚れてしまうところでした。こんな優しくされたら好きになりますよ! 女の子にここぞというところで優しい言葉を言い、励ますゾロリが魅力的でした。 かいけつゾロリは子どものころ読んでいた時期はありますが、アニメは見たことがなく、雰囲気の違いに驚きました。 私が読んでいる当時のゾロリはブラックジョークやお下品ネタが多…

  • Amazon・KindleUnlimitedで読んだ本まとめ【2023年8月】

    Amazon KindleUnlimitedで読んだ本のまとめです。 『地球へ…』竹宮惠子 超能力者のミュウと人類をめぐる壮大なスペースオペラ漫画。今となっては価値観の古い部分もありますが、作画の気合の入りようは今でも驚嘆します。 honkuimusi.hatenablog.com 『僕らはSNSでモノを買う』飯高悠太 SNSで情報発信をするときにフォローやRT数にこだわりすぎるなという本。拡散にとらわれない考え方は好きでした。 honkuimusi.hatenablog.com 『ロシア点描 まちかどから見るプーチン帝国の素顔』 ロシアの人々の生活、良いところと悪いところ、著者から見た現代ロ…

  • 笑って楽しんでたまに泣ける、おすすめのコメディ映画10選

    お題「私の好きなコメディ映画」 はてなブログのお題に沿ってまとめ記事を作ってみようのシリーズ、今回はコメディ映画です。 過去の記事から面白いコメディ映画を抜粋、加筆修正しました。 『ラマになった王様』 『MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』 『ブレッド・トレイン』 『クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』 『ピーター・ラビット』 『エクストリーム・ジョブ』 『カメラを止めるな!』 『Mr.&Mrs.スミス』 『超高速! 参勤交代』 『ローラとふたりの兄』 『ラマになった王様』 わがまま放題の王様、クスコは魔女イズマを首にして恨まれ、ラマに変えられてしまう。心…

  • 『サイダーのように言葉が湧き上がる』イシグロキョウヘイ 感想

    ボーイミーツガール、恋愛と、内容としては王道ですが、細部の造り込みが光る作品でした。 物語の重要なテーマとして、俳句が出てきます。主人公は、俳句を愛し、日常的に句を読む文学少年です。しかし、自分に自信がなく、人前で句を発表することに強い抵抗を覚えます。 この映画は、彼が腹をくくって句を発表できるようになるまでを追います。 サブキャラクターたちも、老人介護施設の人だったり、外国から来た友人だったり、そういう「現実にはいるけれど、フィクションにはあまり出てこない」人たちなのが好きです。 きらきらとした非現実味が強い絵柄の中で、地に足のついた設定を持っているのが「自分にも起こりうること」として共感し…

  • 『<超・多国籍学校>は今日もにぎやか! 多文化共生って何だろう』菊池聡 岩波ジュニア新書 感想

    あらすじ・概要 横浜市には、外国の人、あるいは外国にルーツのある人々が暮らす団地がある。そこにある小学校もまた、外国籍の子どもや親が外国籍の子どもたちを受け入れている。多様な文化を持つ人々を受け入れ、一緒に暮らしていくための、小学校の取り組みを描く本。 日本の多文化共生最前線 日本の多文化共生の最前線が描かれていて面白かったです。 舞台となる横浜市立飯田北いちょう小学校は、外国籍の子ども、もしくは外国籍の親を持つ日本籍の子どもたちが多く通っています。 著者は日本人の子どもと外国に関係のある子どもたちを相手に、多様な民族が共存する学校を目指して取り組んでいます。 文中では、日本語教育だけではなく…

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