chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
kempis
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2016/10/06

arrow_drop_down
  • 禅は宗教にあらず ー 仏教概論(10)(学び合いの会)

    Ⅷ仏教とキリスト教ここでは、カトリック大辞典に依拠しながらキリスト教と仏教の比較がなされた。と言っても全く異なる宗教なので比較は難しいというのが共通理解であった。そこで、話は主にキリスト教と仏教の「創始者と教え」の比較に集中した。そうはいっても、キリスト教の創始者は誰か、は難しい問題だ。同じことは仏教、特に大乗仏教についてもいえるだろう。そもそも創始者という問題の立て方自体が成立しないともいえる。報告の詳細は2018年3月の本ブログ記事をご参照いただきたい。結局は、イエスとシッダルタ(釈迦)の比較の話になるのだが、イエスは神の子であり(つまり人間)、シッダルタは、先の「三人のブッダ」説を採れば、ブッダの一人(人間)である、ということになる。この種の義論は、歴史のイエス論、歴史的釈迦論につながり、信仰のイエ...禅は宗教にあらずー仏教概論(10)(学び合いの会)

  • ブッダは3人いる ー 仏教概論(9)学び合いの会

    Ⅶ日本仏教の各宗派ここでは日本仏教の各宗派の誕生の背景とその教義の特徴が紹介された。仏教関連の書物では、仏教の説明は、宗派の説明が中心になるか、教祖の説明が中心になるか、に分かれるようだ。思想別に見ていく(例えば華厳系、密教系、浄土系など)こともあるようだし、教義別で見ていく(例えば華厳経系、般若経系、法華経系など)こともあるようだ。仏教学界でどれが主流なのかは知らないが、わかりやすいのは宗派別と教祖別の説明だろう。①宗派別の説明配布された第一の資料は「日本の宗教史」と題されていた。出典は不明だが、よく見る整理の仕方だ。「神仏習合→国家神道→政教分離」と言う流れでの歴史的説明が中心だった。【日本の宗教史】こういう説明の仕方はあまりにも教科書的で、内容に踏み込んだ議論が同時になされているケースが少ない印象を...ブッダは3人いるー仏教概論(9)学び合いの会

  • にわかサッカーファンの仏教論 ー 仏教概論(8)(学び合いの会)

    昨日の夜中のW杯を観戦した。アルゼンチンがフランスを破って優勝した。わたしはにわかサッカーファンなのでどちらかを応援するほどの知識は無い。フランシスコ教皇様の母国と言うことでなんとなくアルゼンチンを応援していた。教皇様は2019年の来日の折に広島で「自分はサッカーが下手だから教皇になった」と冗談めかしておっしゃったそうで、サッカーファンらしい。【フランシスコ教皇とマラドーナ】それにしてもペナルティーキック合戦でのW杯王者とは劇的な幕切れだった。PK戦とはなにかと考えさせられた。日本代表も同じ憂き目に遭ったからだ。なにかサドンデスみたいにどちらかが得点するまで戦わせるのは選手に対して酷すぎるのだろうか。サッカーは、ラグビーとは異なり、歴史的には労働者のスポーツとして生まれたと聞く。ルールを決める視点が独特な...にわかサッカーファンの仏教論ー仏教概論(8)(学び合いの会)

  • 映画「PLAN75」を観てきた

    機会があって映画「PLAN75」を観てきた。この6月に公開されたばかりの映画だという。カンヌ国際映画祭カメラドール特別表彰の作品とのこと。監督は早川千絵さん、主演は倍賞千恵子さん。2時間近い長編映画だった。鑑賞後の第一印象は後味の悪さだった。映画だから、フィクションだからと言えばそれまでだが、なんとも気持ちの晴れない映画だった。まるでノンフィクションのようだ。冒頭の銃殺事件。まるで安倍元首相暗殺事件や相模原障害者施設殺傷事件を想起させるようなシーン。しかも背景の音楽はピアノだ。かといって後のストーリーにつながっているわけではなさそうだった。映画全体としても何を言いたいのかよくわからなかった。各自お考えください、なのだろうが、後味の悪さだけが残った。安楽死(尊厳死ではない)をテーマにした高齢化社会批判と言え...映画「PLAN75」を観てきた

  • 「いずも」の巨大さに驚く ー 「横須賀のりものフェスタ」

    「いずも」の艦内を見学してきた。「横須賀のりものフェスタ2022」が3年ぶりに開催されるというので行ってみたら、海上自衛隊基地も一般公開されていた。そして「いずも」の艦内の一部が公開されていた。行ってみて、とにかくその巨大さに驚かされた(1)。写真は上下する昇降機から見た艦橋である。【昇降機から見た艦橋】「いずも」は「ヘリコプター搭載護衛艦」と言われるようだ。護衛艦がどういうものか、何を護衛するのか、は良く知らない。ただ、destroyerと説明されていたので駆逐艦のようなものらしい。といっても、憲法上、自衛隊は軍艦は持てないので護衛艦という曖昧な名称を使っているようだ。日本独自の、国内向けの用語らしい。ただ素人から見ると、どう見ても航空母艦だ。カタパルトはまだついていないからヘリ空母と言われるらしい。大...「いずも」の巨大さに驚くー「横須賀のりものフェスタ」

  • 大乗経典は般若経と法華経に尽きる ー 仏教概論(7)学びあいの会

    今朝はW杯で日本を応援するために朝4時に起きた。2:1の逆転勝利にキーボード上の指が今でも震える。こういうことが起こりうるのだ。日本代表を讃えたい。今回も、報告内容の概要紹介は2018年2月のブログの繰り返しになるのであえてふれない。ここでは引き続きコメント風に私見を書き連ねてみたい。今回のポイントは、大乗仏教には無数の経典があるが、結局は般若経と法華経に尽きるという点だ。浄土教は別世界の話になる。Ⅵ大乗経典ここからは大乗経典の話だ。主な大乗経典である、般若経・法華経が紹介される。さらに、観音経、維摩経、華厳経、浄土三部経、涅槃経、大日経が紹介される。このようにお経をずらずら紹介されてもおのおのがどう違うのか、どれが大事なのか、予備知識がないとさっぱり解らない。大乗経典は3000種類以上あると言われる。と...大乗経典は般若経と法華経に尽きるー仏教概論(7)学びあいの会

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、kempisさんをフォローしませんか?

ハンドル名
kempisさん
ブログタイトル
カトリック社会学者のぼやき
フォロー
カトリック社会学者のぼやき

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用