80年前、沖縄県の伊江島で、終戦を知らぬまま2年間ガジュマルの木⬆️の上で生活した2人の日本兵が居たのをご存知だろうか。終戦を知らずに木の上で暮らしていたのは、沖縄県出身の佐次田 秀順さん(⬆️右)と、宮崎県小林市出身の山口静雄さん(⬆️左)。2人は、日本軍の兵士として島に駐留していたが、アメリカ軍の攻撃で部隊は壊滅。壕の中に居るのは危険と思い山口さんと佐次田さんは壕から出ることを決め、外に出ると目に見えたのが、大きなガジュマルの木。2人は木の上に隠れようと登り、枝や葉を足して巣のようなものを作り、島を占領したアメリカ軍から隠れて過ごしていた。しかし、木の上でも頭を銃弾がかすって目の下の骨が折…