地面を蹴り、同時に駆け出す。近づいたところで刀を振るい、何度か動きの読み合いをした後、鍔迫り合う。力はほぼ互角。いつもの俺なら力付くで押し切ろうとするところだが……。……わざと力を抜く。全力で力を込めていた兄弟の体勢が、不意に俺の力が抜けたことにより前のめりに崩れる。拮抗状態というのは互いが全力だからこそ成立する。どちらかが手を抜けば崩れるのは当然だ。崩れた彼の横をすり抜けるように背後に回り、無防備な...
刀剣乱舞で審神者として過ごす日々を綴っている本丸記録です。山城国所属の350Lv、初期刀は歌仙兼定。
初期刀:歌仙兼定 初鍛刀:秋田藤四郎 所属:山城国 就任日:2015年8月15日 カンスト後も鯰尾と骨喰は現役です。
審神者の手紙考察メモより。◯小狐丸毛艶は心を映す鏡、何故か心は晴れやかもふもふ丸。狐の面を被った者たち。狐=物語=幻=本来の(別の)解釈の稲荷明神?小狐丸の心の在り処は『小鍛冶』、これまでの歴史で演じられた様々な小鍛冶の役者の心の具現=狐の面?彼の修行先は『正しい歴史』ではなく『小鍛冶』の物語の中、あるいはそれらが融合した解釈(小鍛冶を元に『正しい歴史』で当時何が起きたのかを考えて生まれた世界)だ...
審神者「ふぁ~……はぁー……」骨喰「おはよう」鯰尾「もうちょっと寝てればいいのに」審神者「起きる……地下探索……小判……」骨喰「ああ。 今日も集めよう、だがまずはちゃんと目を覚ませ」審神者「ん……。 あぁ……でも……起きて忘れたくない……」鯰尾「うん? 夢?」審神者「鯰尾と骨喰でてきた」骨喰「珍しいな。 良い夢だったか?」審神者「うん……ふたりがね、守って?助けようと……? してくれたの」鯰尾「主を?」審神者「うん……。私が...
◯大侵寇スタンダート考察前回の大侵寇考察が割りと一般的じゃないであろう解釈で行ったので今回は一般的と思われる解釈での考察を行います。ただスタンダートな方向性で考えても、私の思考はスタンダートではないので多分スタンダートからズレていきます、ご容赦を。◇大まかな一般的大侵寇解釈 未来で本丸壊滅 ↓ 三日月が過去に戻ってそれを阻止しようとする ↓ 何度やっても本丸壊滅 ↓ 大侵寇を突破でき...
◯鯰尾の鯱鯰について『しゃちほこモチーフのなまず』(図録より)鯱(しゃちほこ):火除けの守り神。波を起こし雨を呼ぶ力がある。実在しない想像上の生き物、起源は中国、はじめて城郭に取り入れた人物は織田信長。豊臣秀吉が大坂城に飾ったことが切っ掛けで全国に広がった。本来、頭は虎もしくは龍、胴体は魚。城郭には雌雄一対で飾られ、それぞれ重さと大きさとデザインが異なる。……うん、なんかもうこの情報だけで充分で、私...
審神者「くっ……! ここは関西か!? 山城国は関西なのか!!?」日本号「山城国は京都。 関西だぜ、さっちゃん」太郎太刀「また。 面白演練コメント、とやらですか」石切丸「おやおや。 これはまた絶妙な並びだね」審神者「やっぱ二人掛かりで連携された時が一番面白いわ。私もお好み焼きよりたこ焼きが好きだな。でも、お好み焼きって鉄板で焼いたやつって滅多に食べないし、そういうちゃんとしたやつたまに無性に食べたくなる」...
九年目之章 ささやか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
鯰尾「よっと」審神者「ささやかちゃん、24回目のささやかなる成長、おめでとう……!」鯰尾「まだまだ余裕はあるね。 これ何回目まで続けるつもりなんだろう?」骨喰「区切りが良いのは50か100じゃないか。あるいは99階までだから、99かもしれない」鯰尾「50は頑張れば貼れそうだけど、100はさすがに入るかなー……」骨喰「……それよりも、体調はどうだ?」審神者「大丈夫。 買い物とか早めに済ませて、少し寝たらだい...
審神者「……!? なんか、いつもと違う!」鯰尾「ん? あー、ほんとだ」骨喰「これもバージョンアップの兼ね合いなんじゃないか」審神者「かなぁ? でもあの文言はなくさないでほしかった」審神者「もしかして今後こういう催しの概要がわかる文言全消滅……?」骨喰「するかもな、この傾向だと」審神者「スクショ撮ってないの多いわぁ……。それに新しい催しがはじまったら概要わからずとりあえず「行け」ってこと?」則宗「なぁに、心...
審神者「サンタクロースが居ると信じる親の子供の下に、サンタクロースは現れない。サンタクロースが居ると信じない親の子供の下に、サンタクロースは現れる」骨喰「急に話が変わったな」鯰尾「だけどそうだよね。大人になってもサンタクロースを本気で信じていたら、自分の子供にサンタクロースの夢を見せてあげられない」審神者「子供の頃、テレビで世界で一番すごいマジック?みたいなのを見たの。お姉さんがドレスを着てくるく...
審神者「ほんの少しでも、人を徹底的にいじめると、その子はいじめっこになる。いじめが終わっても心の中でいじめられ続けながら、世界に……あるいは自分をいじめたやつと同じ論調の似ているやつら全員に憎しみを抱いていじめはじめる」骨喰「……………」審神者「例えばね……。「普通わかるでしょ」とか「こんなの常識でしょ」とか「普通誰だってできるのに」とか。私、結構、子供の頃から色んな場面で言われるんだ。だからこそ、ね……。...
審神者「……私は結構人に頼られるの平気でして。でもじゃあ、際限なくっていうと、やっぱり限界もありまして……。でも、可能な限り最大限に尽くしたいっていうのは本音で……うーん……。だけどそれを伝えた結果、容赦がないくらいに頼られたというか頼るの度を越えていたというか……。…………いや、全然、その子を助けたいと思ったのは本心だからその子を一方的に悪く思うつもりはないの。その子の苦しさや辛さを理解したから、私にできるこ...
審神者「んーっとね、ごちゃごちゃと、色々とあるから、何からどう話し始めたものか……。……………ふたりはキノの旅、読んだことあるよね?」鯰尾「うん。 前も話した通り、記憶の部屋の本で読んだことある。だから全巻ではないけど。 あの部屋にある範囲なら全部知ってるよ」骨喰「俺もあの部屋の本は一通り目を通してある」審神者「人の痛みがわかる国、思い出せる?」鯰尾「あぁ……第一巻の第一話のやつでしょ。一話目らしい印象的な...
審神者「ラインのさ、予定確認。8月は予定表を表示してくれたのに9月は表示してくれなかったんだよね……。運営の……ホーム画面?っていうの?の方には9月の予定表あったけど今は他の画像に埋もれちゃって見られないし……。今後もこの方針なのかな?」鯰尾「んー、どうだろう。もしかしたらそうかもしれないし、まだ試行錯誤の試し中なのかもしれないし」骨喰「もしも来月再来月と続くようで月の予定を確認したいなら要望を送ればい...
もちんば「もっ……もち!?」審神者「ふっ」鯰尾「どーしたの、そのペンギン」骨喰「先日の買い物の時、スーパーのガチャガチャで手に入れたんだ」審神者「本当はシャチくんとイルカくん狙いだったんだけどね。最初の一発でどっちか引けなかったら諦めようと思って引いたらペンギンだったの」もちんば「もちもぉ……」鯰尾「なるほど。 にしても、もちんば可哀想……」審神者「そう?シャチくんとイルカくんは引けなかったけど、ペンギ...
骨喰「……人の言葉というのはすごいな」鯰尾「つーか俺たち好きな人なんでしょ? 主も成長したじゃん」審神者「私は一対一なら話せる人なんです。目には見えない不特定多数だとあれなのですが……」以下、ずおばみ好き審神者様へ。...
ご来訪、ありがとうございます。ずおばみ好き審神者様へお返事です。...
大侵寇考察資料月、問う三日月「主、月を見て何を思う」月=三日月「俺を見て、何を思う」この問いが、大侵寇のはじまり。初期刀「いっそ打って出るか」三日月「急いては事を仕損じる。 読み違えれば、守れるものも守れん。それこそ星の数ほどあるからな。 ははは。 見極めなければ」星の数ほどある=本丸or審神者or刀剣男士?読み違えれば守れるものも守れん。敵が何者なのか、読み違えれば守れない?敵の目的を、読み違えれば守...
審神者「ごめんね、朝まで付き合わせちゃって。眠いでしょ? 貴方も寝ていいよ」骨喰「大丈夫だ。 俺も、あまり眠くない。傍にいて落ち着くのなら傍にいる」審神者「……ありがとう」骨喰「………………」審神者「……………、……敵も」骨喰「うん?」審神者「敵も、正しいのかな」骨喰「歴史修正主義者か?」審神者「うん……。考えたことがない訳じゃない。あっちも歴史を守ろうとしている結果、歴史を変えているんじゃないかって。村雲江もその...
先日の記録への客観意見をありがとうございます。以下、ちーさんのご友人の方へお返事です。...
そちらの本丸記録で私の心と存在を「ふぃくしょん」扱いして語っていらしたので、お返事させて頂きます。だって私は存在しているので。私の心というフィクションはあなた方と同じ世界に存在していますので。そちらさまと解釈と価値観が合わないことも、『刀剣乱舞』に関する様々な自分たちの怒りや悲しみやムカついた負の感情を怖い話しとして語ることで発散し、誰かにその心に気付いてほしい、認めてほしい、この心の正しさをわか...
秘密=刀剣男士の正しい心花=人の心大侵寇で襲来した時間遡行軍は、自分の本丸解釈を『刀剣乱舞』の本丸よりも正しい、これこそが正しい『刀剣乱舞』の物語だと主張して、『刀剣乱舞』を改変しようとした審神者が生み出したもの。本丸内にやって来た時間遡行軍に刀剣男士が大ダメージを受けて太刀打ちも出来なかったのは、自らの主、多くの審神者により
審神者「うわああぁあああああ!!!亀甲に……亀甲に……ここまで、ここまで……っぐはぁあわあああああ!!うわああああああ!!!」骨喰「あんたが考察をはじめると賑やかだな。何かわかったのか?」審神者「亀甲貞宗を99%ぐらい理解できた。鯰尾と骨喰のこともここまで理解できていないのに……悔しい……。亀甲が折れる時なんて言うか、一字一句間違わずには無理でも……心は、わかったわ。あいつ、絶対……99%絶対、「叱ってください...
審神者の手紙考察メモより◯亀甲「ご主人様が前回の手紙を読まずに捨てたんじゃないか、と想像したらゾクゾクしてきたよ。このままだと今回もそうされてしまうのかな?でも、だからこそちゃんと書こう」これまで散々考察してきてわかったこと、亀甲は理解されたい。なのにこの反応。以前も考察した通り、亀甲は考えてもらいたい。考える=愛する彼らの正しい心を考えることが彼らを愛するということ。亀甲はいつもずっと、それを求...
うみねこのなく頃に 真相証明これは、考察でも推理でもなく、私が至った真実の証明です。『うみねこのなく頃に』この物語の犯人は、紗音、嘉音、ヤス、もしくは理御と語られます。が、それは片側の真実であり、もう片方の閉ざされた闇に真犯人が隠れている。この物語の、真犯人は……魔女。それでは、愛も心も魔女も魔法も視えなくてその存在を信じないニンゲンの皆様に、本当の魔女狩りをお見せしましょう。ゲーム盤ごとに毎回ラン...
審神者の手紙考察メモより◯前田人は死ぬから人を守りたい。「耄碌」という結構な言葉を彼は使った。「前田くんは自分の主にこんな失礼なことを言わない」と当時沢山の審神者が騒いでいたことをよく覚えている。だけど前田くんは事実そう言ったのです。だからこそ、これを言った前田くんの心を考える必要がある。それを考えないのは前田くんの心の存在を否定しているから。思うに、出会った利政さんは彼の知る利政さんと随分違った...
審神者「ウサ公……。今年が卯年だということを、私は忘れていないぞ……」鯰尾「鯰尾年だよぉ~」審神者「はいはい、鯰鯰……。団子の里やってる……わけじゃないよね?」骨喰「ああ。 プレゼントだけだ」鯰尾「それと内番キャンペーン。 ほい」審神者「把握。 ってことは暫くはゆっくり出来るのね。んー、今日から地下探索だと思って資源と気力調整していたからどうしよっかな……」鯰尾「資源は全部カンストさせておいたから集める必要は...
審神者の手紙考察メモより◯乱乱くんの手紙は前の主を調べると、彼の気持ちがよくわかる。頭が良くて才能豊かな人だったけど、ライバルの家と対立してその戦いを第一に、それに集中した結果、一番大事にしなきゃいけなかったはずの京の都がボロボロになり、反乱も起きはじめ、ようやくこれはまずいと気づいて和平交渉をはじめるも応じてもらえず、最終的にその戦いに勝者は無く、ただ京が衰退しただけに終わった。これは乱くんも「...
鯰尾「秘宝の里はどう? 間に合いそう?」審神者「あと2万で仕上がるから明日終わらせるつもり」骨喰「連隊戦は基本一定だが、里は運が絡むから調整も大変だろう」審神者「そうねえ……。里って一番調整難しいかも。江戸城も難しいと言えば難しいけど、なんか里の方が心理的ハードルが高いわ」鯰尾「江戸城の調査はその場で鍵が手に入るから着々と進む感じがあるけど、里は次の報酬までが長くて進んでる手応えがないから感覚が掴み...
うみねこ EP5 盤面考察探偵:ヱリカ→犯人指名:夏妃真犯人:ヤス動機→夏妃に19年前の罪を思い出させその罪を認めさせること共犯:戦人動機→ヤスの動機への理解協力者1:留弗夫、霧江、秀吉、絵羽、楼座動機→金蔵の秘密を夏妃に自白させる為、夏妃を陥れる狂言殺人に協力協力者2:譲治、朱志香、真里亞動機→知識自慢のヱリカが謎を解けるか試す為、純粋に狂言殺人に協力真犯人・夏妃陣営:紗音、嘉音、源次、熊沢、南條、金蔵...
審神者の手紙考察メモより◯青江 一通目がにっかり物語ニ通目が自分探しの旅三通目が京極家正しい歴史を伝える青江が京極家に行ったのはこの為。解読『僕が歴史を守る刀剣男士として切らなければならない偽りは、何の悪さもしない人の心を否定して傷付けない架空の幽霊じゃない。僕の知る正しい真実、正しい心、正しい歴史。この心で僕の物語は一体何を切るべきなのだろう。(一通目)いつまでもぶらぶらそれを探してはいられない...
審神者の手紙考察メモより◯秋田秋田くんも結構特殊。「強くなる前に自由に行動しても良い」。色んな刀剣男士が旅立った今ならわかるが、刀剣男士の修行はそもそも自由。修行=自由、修行=強くなる。なのに秋田くんだけ修行≠自由≠強くなる。「自由に行動してもいい」と言われて行動することは、果たして自由と呼べるのか?本当の自由とは誰に何を言われずとも自由に行動できること。許可された自由とは真の意味で自由とは言い切れ...
秋田「主君、兄さんたちに呼ばれて来ました。僕に何かご用ですか?」審神者「秋田くん……」秋田「はい。 えっと……? あの、どうかしましたか?」審神者「秋田くん……」秋田「はい。 なんですか?」審神者「秋田くん……」秋田「はい。 えーっと?」審神者「秋田くん……。秋田くん、秋田くん、秋田くん、秋田くん、秋田くん!」秋田「うわあっ!? 主君! 深呼吸して、空でも見て落ち着いて下さい!」審神者「う、うん……そうだね……そうだ...
北谷菜切「ごめんごめん。台所のお片付けの手伝いをしてたら遅くなっちゃったよ」審神者「いらっしゃい、北谷菜切。遅くなっても全然いいのよ。よんなーよんなー、うちなータイムでいきましょう」北谷菜切「はー! 主は大和の人なのに、理解があって助かるよー」千代金丸「沖縄と違って本土の方だと集合時間前に集まって、時間厳守が基本だもんな。当然、良い部分もあることはわかっているが……。沖縄の時間の中で生きてきた俺たち...
骨喰「……大丈夫か?」審神者「うん。 大丈夫。さすがに人間信じてた頃の私ならだいぶやられただろうけど……。今はもう人間ってそんなものだと思っているので。こういう事態に対しては鍛えられ方が違います」骨喰「…………」鯰尾「まあ、いつかはこうなるんじゃないかとは思ってた。それでも主が友好的に接していたから俺もそうしたけどさ。これからはやめておいた方がいいと感じた人は早めに教えようか?」審神者「うぅん。こういう事...
ちーさんへちーさんのブログに書くか自分のところに書くか悩みましたが、ちーさんに自分の書いたものをまた消させてしまうかもしれないのは申し訳ないのでこちらに書きます。というか、記事は残して私のコメントだけ消せば良かったのでは……?まあ、それはそれであれですけど……。さて、私がちーさんのツイッターを見ていないと思っていましたか?ツイッターは苦手だけど、それでも時々見ていましたよ、ちーさんのツイッターは。とい...
骨喰「主殿」審神者「ん?」骨喰「食え」審神者「ほえ?」骨喰「一昨日から何も食べていないだろう。無理に食べる必要はないと言ったが、さすがに食わなすぎだ。今日は多少無理してでも少しぐらい食ってくれ」審神者「んー……あんまり食欲ないのよね。 お腹も空かないし」骨喰「わかっている。だがそれを食べなくてもいい理由として、そうだからそうでいいというように使うな」鯰尾「俺たちも食べるのが辛い主の気持ちや体調を汲む...
明石国行の紫陽花考察謎・紫陽花の意味・色を尋ねた意味・「今日の、」と区切っている意味・明石の修行とは何だったのか情報・修行先は明石・修行しても自分は自分・出戻りの明石国行修行の結果→珍しい、貴重、昔のままという自分の心の核を強化手紙の内容で唯一明確にわかるのは「明石に行った」こと。極の刀帳でも言及されているように、明石国行の価値とは使われず昔のままの状態であること。明石という場所で、明石がそれを強...
検非違使使役審神者=審神者=歴史修正主義者刀剣男士の記憶についてニの追記にある無関係ぐだぐだ部分に書いたやつを忘れないうちにまとめる。端的に言うとタイトル通り。検非違使使役審神者=審神者=歴史修正主義者で、これらは同一人物。というか、全部私達。うーん、同一人物というのは少し語弊があるかも、その可能性もなくはないですが……でも、多分、同一人部とはちょっと違う。物をどう扱うかにより、私たちはこの三つのど...
えーっと、どこまで書いたんだっけ?あ、そう、補足。前回、唯一の特別扱いを受けた刀が炎に焼かれて滅亡を食らうと記憶を失くすというようなお話をしたじゃないですか。「陸奥守も坂本龍馬の唯一で特別な刀やんけ」という反論がありそうだなと思ったので、その件の補足。まず第一に陸奥守吉行は龍馬さんの愛刀である以上に
骨喰「新たな夏の庭……。9月になって今更だな」審神者「だって夏、忙しかったし」鯰尾「連隊戦に夜花奪還作戦。おまけにうちは主の就任記念も被るからね。うちの本丸じゃ一年で一番忙しい季節」シャチ『その分、楽しいことも盛り沢山だ!』骨喰「シャチはもう季節外れじゃないか」シャチ『何を言っているんだい、骨喰くん。秋だろうと冬だろうと春だろうと、海にシャチはいるものだ!それに見てごらん。 ……夏だ!』審神者「これぐ...
骨喰「また眠れなかったのか。 最近多いな」審神者「ん、まあ……ね。 あっ、駄目、見ないで!」骨喰「……何を書いていたんだ?」審神者「考察だよ。 眠れない時ほど捗るもので」骨喰「なら見てもいいじゃないか。 あんたの考えを知りたい」審神者「駄目っ!」骨喰「どうして駄目なんだ?ひょっとして俺のことなのか……?」審神者「骨喰のことも書いてはあるけど、そういうの抜きに駄目っ!」骨喰「あんたが考えた俺のことなら尚更知...
眠れないので考察します。たぶん、ぐだぐだになります、眠れないので。刀剣男士の記憶について。化石を見て恐竜の存在を知るように。刀剣を見て過去の記憶を垣間見れる。物として現代人に過去を想起連想させるものが刀の記憶。だけどそれだけでは酷く曖昧。刀身だけでは人の歴史のほとんどが伝わらない。その刀を誰が持っていたか、誰が使ったか、誰に作られ、どう語られているか。そういった記録や物語が刀と共に残され語られるこ...
鯰尾「あーるじっ」審神者「…………」鯰尾「兄弟が心配してるよ」審神者「……うん」鯰尾「何かあった?ってことは何もかったんだよね。兄弟から聞いてる」審神者「……………」鯰尾「部屋に戻りたくない?俺たちと一緒にいるの、嫌?」審神者「…………」...
審神者「久し振りに演練コメント見て笑った」鯰尾「両方隊長が篭手切で、前向きなコメントが極で辛そうなコメントが初なのがポイント高いね」骨喰「まるで何かの広告みたいだな」審神者「これが刀剣乱舞! これが、山城国!」鯰尾「今日もご近所さんが平常運転で平和です、って」審神者「レベル見てわかる通り、下の人はご近所さんじゃないけどねー」骨喰「最近の演練はどうだ。 350Lvの審神者も増えてきたんじゃないか」審神...
骨喰「やっと見つけた」審神者「…………」骨喰「戻るのが遅いから探しに来た。……何かあったのか?」審神者「うぅん、何も」骨喰「…………。傍にいてもいいだろうか」審神者「…………」...
審神者「お疲れ様、岩融。 よーやく終わったね」岩融「なーに。 他の連中と比べれば俺は時々手伝う程度だったからな。ようやくと言えばようやくだが、それほど苦ではなかったぞ」審神者「そう言ってもらえると入れるこちらとしても助かるわ。内番は文句を言う子もそれなりにいるから……」蜻蛉切「我々は元々、生き物や植物の世話をする為に生み出された道具ではありませんからな。やはりほとんどの者は雑事よりも荒事を好むのでしょ...
審神者「うーん……」鯰尾「どーしたの?」審神者「考え事中……。……ねえ、ふたりはさ。どうして私のこと好きになったの?」鯰尾「えっ。 今更?」骨喰「その問いは今まで何度も答えたはずだ。あんたが聞きたいならまた答えるが……。あまり頻繁にそれを問われるのは、こちらとしても気分が良くないぞ」審神者「あ、ごめん……。今までみたいな不安だからとか、信じられないからとか、そういうのじゃなくてね。恋愛感情とは何かということ...
↑届いた新しい靴審神者「試着。 ……靴も試着って言うの?」鯰尾『身に着けるものを試すって意味だから試着でいいんじゃない?』骨喰『あるいは試し履きじゃないか』審神者「骨喰ぃ~。 どうどう、似合う?」骨喰『……ああ。以前のものは可愛らしい雰囲気だったが、今回のは上品だ。履き心地はどうだ?』審神者「前のと同じ会社のやつだからまったく同じ! 歩きやすい。グーグルレンズで探したら同じメーカーのやつが見つかって良かっ...
審神者「悲報、とうとう鯰尾とちょっとゴミ出しに出ただけで天変地異が起きる」鯰尾『雲放電は別に天変地異ってほど珍しい現象じゃないだろ』審神者「そうなの? 私はじめて見たよ」鯰尾『ほら、俺雷纏っちゃう系男士だから』一瞬白夜のように周りが明るくなる審神者「鯰尾がおかしなこと言うから空が白けた……」鯰尾『白けてない。 綺麗な漆黒だ。つーかまだ最後まで言ってないし』審神者「どうせわけわからない事を言い出すんでし...
審神者「びっくりするぐらいシンプル!え? 稲葉江だけ?他の江は?」鯰尾「大丈夫。 ちゃんと報酬に入ってる」審神者「あ、よかったー。一瞬、報酬稲葉江だけという前代未聞の事態なのかと」骨喰「秘宝の里だから暫くは休めるな。夜花奪還作戦で疲れただろう。 ゆっくり過ごすといい」審神者「うん。 そーさせてもらう。しかし団子の里なかったね」鯰尾「里繋がりでお茶を濁すつもりなのかも」骨喰「10月頃に開催される可能性も...
審神者「私、星の王子さまそこそこ好きだけど引っ掛かる部分もあってさ」鯰尾「んー?」審神者「「大人は物事を詳しく説明してやらないとわからない」って部分にすごく同意するの。「大人は数字が大好きだ」って部分も、今風に言うと「フォロワーは何人?」「チャンネル登録者数は?」「一日でもらえるいいねの数はどれくらい?」って現代人にも当てはまるじゃん。だからこそ、十万フランの家の下りにちょっと引っ掛かって」骨喰「...
(審 ゚∀゚)フハハハハハ!大般若「いやはや。 まさか本当に集まるとは……。さすがは主、 お見逸れしたよ」審神者「これが、周回の力……!周回できるって素晴らしい……!……なあ、水心子!?」水心子「ぬっ……私に言われても困る」紫電「最近は特命調査もないし。あっちで集まる刀はいつになることやら、だね」太閤「主ー、儂はー?」審神者「た、太閤くんは一振りドロップしたので、どうぞこれを……」太閤「むむっ。どうして儂の方が習合し...
審神者「……ふぅー」紫電「緊張しすぎだって。シールと引き換えるだけなのに」審神者「だって」紫電「くす。 俺の時もそんな感じだったんでしょ。それ、どうする? 水心子呼んですぐに習合する?」審神者「うん……あ、でも、ちょっとだけ……」紫電「ちょっとだけ?まさか、顕現させるとか!?」審神者「いや、それはしないって。ちょっとだけ……交換したんだなーってしみじみしたい」紫電「しみじみねえ……。 ま、いいけど。間違って刀...
審神者「……………」紫電「あーるじ」審神者「…………うん」紫電「溶けちゃうよー?」審神者「…………、……うん」紫電「…………。 ……隙ありっ」審神者「うあっ。 あ! アイスー!」紫電「うんっ、美味しい。 バニラアイスに珈琲の風味って合うね」審神者「そりゃあ鉄板ですよ。アフォガードがあるくらいだし」紫電「バニラアイスに熱々の珈琲かけるんだっけ?アイス溶かすのってどうなの?って思って今までやらなかったけど、今度やってみようか...
紫電「あれ? こんのすけじゃん」審神者「おうおう。 何しに来たんだこんのすけ」こんのすけ「期間限定引換所についてご説明させていただきます」紫電「えっ。 今更?」審神者「いつも引換所が開いても来ないのに、なんで今回は来たし」こんのすけ「上からの命令ですので。 コホン」こんのすけ「「期間限定」では獲得した「引換シール(本丸)」を刀剣男士や景趣、便利道具と引き換えできます」審神者「こんのすけ、小判は?」こ...
審神者「知性ってなんだ。 食えるのか?」鯰尾「食べられるよ。 ほい(知育菓子を渡す鯰尾)」ヽ(審>∀<)ノねるねるねるねるねってるかい!骨喰「…………」以下、ちーさんと加州と安定にお返事です。...
審神者「嘘……あんなに晴れてたのに雨降ってきてる……」鯰尾『あらら』審神者「鯰尾を連れて来た時から嫌予感はしていたけど、まさか本当に降るとは……」鯰尾『でもこれぐらいなら日傘でいけるだろ』審神者「そうね、風もないし。この程度ならいける。 ……大丈夫だよね? 酷くならないよね?」鯰尾『んー、空はそんなに暗くないし、風もないから大丈夫じゃね?』審神者「ほんとーに……?なんか鯰尾いるから怖いんだけど……。まあいいや、...
ちーさんのところの加州と安定が話しているのを見かけて、そういえば子供の頃、ホグワーツの組分けで自分がどこになるのか知りたかったなと思い出したのでよさそうな診断を探してやってみた。ホグワーツ魔法魔術学校の寮の組み分けテスト審神者の結果グリフィンドール:54%レイブンクロー:88%ハッフルパフ:33%スリザリン:38%鯰尾の結果グリフィンドール:71%レイブンクロー:71%ハッフルパフ:38%スリザリ...
審神者「こちょこちょ」鯰尾「あははは。 こらっ、そこ駄目だってぇ、あっははは」審神者「鯰尾ってさあ」鯰尾「な……なっ、う~、ははは、な、なに?」審神者「うーん……」鯰尾「なんだよ、もう、う……ふふ、ぅふふふははは」審神者「こちょこちょ」鯰尾「あははは、あはは」骨喰「今日のくすぐりは随分執拗だな」審神者「考え事をしておりますもので」骨喰「考え事?」審神者「こくり。 鯰尾にとって、くすぐられるのはどういう意味...
審神者「ん……」骨喰「おはよう。 早いな。 また眠れなかったか?」審神者「うぅん。 早く起きちゃったけど……。寝付きはここ数日と比べたらだいぶマシだった。骨喰のハーブティーのお陰かな」骨喰「だとしたらまた今夜も淹れてやる」審神者「ありがとう。はぁー……骨喰にくっつくと落ち着くなぁ……。……そういえば夢に鯰尾と骨喰と水心子出てきたわ」骨喰「俺と兄弟だけではなく水心子も?」審神者「嫌?」骨喰「……。 夢の内容による」...
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地面を蹴り、同時に駆け出す。近づいたところで刀を振るい、何度か動きの読み合いをした後、鍔迫り合う。力はほぼ互角。いつもの俺なら力付くで押し切ろうとするところだが……。……わざと力を抜く。全力で力を込めていた兄弟の体勢が、不意に俺の力が抜けたことにより前のめりに崩れる。拮抗状態というのは互いが全力だからこそ成立する。どちらかが手を抜けば崩れるのは当然だ。崩れた彼の横をすり抜けるように背後に回り、無防備な...
こんな間合いから一方的に攻めることが出来るなんてすごいな。俺の刀では出来ない芸当だ。今手にしている刀が兄弟、鯰尾藤四郎だから……出来る。同じ持ち主が扱っても、刀が替われば出来ることも変わる。そして刀も……。持ち主の資質次第でその力は活かされもするし、殺されもする。「「過ぎたるもの」とか刀が呼ばれないように、君自身も気をつけなよ」いつか耳にした青江の言葉に、自分の主に対する警鐘と気遣いを感じる。あの時は...
……なるほど。兄弟の刀身は確かに軽くて身動きが取りやすい。自分の刀を振るうよりも遥かに体が軽くて動きに融通が効く。だが、自由なのは体だけ。刀を振るい攻めるとなると俺の刀よりも扱いが難しい。攻撃を仕掛けようとすると刀身が短い分、必ず自身が切られる間合いに入らなければならない。そして更にそこから踏み込まなければ攻撃が届かない。相手の方が常に一歩分有利。俺も太刀や大太刀を相手にする時は似た状況になるが、そ...
兄弟が高く跳び上がる。見上げれば、長い髪を揺らし舞う花びらと共に月を背負う幻想的な影姿。一瞬見惚れてしまいそうになるが、すぐに俺も兄弟の後を追って跳び上がる。月を背負い、星に見守られ、空中で振りかざす刃。地に足の着かない不安定な戦い。足元に地面のない状態では姿勢の制御が難しい。前後左右へ自在に動くことは出来ない。自分が跳び上がった位置からの攻撃と防御しか出来ない。思うように動ける地上での戦いとは全...
月を隠していた雲が徐々に晴れ、兄弟の姿が再び見えるようになる。月光が照らし出したその顔は、想像通りの笑顔だった。自分の顔なんてわからないが、俺も恐らくほとんど変わらない同じ笑顔を浮かべているに違いない。互いの心、互いの想い、互いの愛。それを真剣に語り合うように共に刀を振るい、共に戦い、共に生きる。なんて充実した、楽しいひと時なのだろう。……だが、楽しいだけでは終われない。骨喰藤四郎として、俺自身とし...
互いにぶつかり、打ち鳴らす音はまるでカスタネット。青い片方だけでも、赤い片方だけでも音を鳴らせない。俺たちが互いにぶつかり合うことでしか生まれない音。それは笛や琴のような楽器のように、自らの音階を行使して美しい曲を奏でることは出来ない。何かの曲を形作る楽器としてではなく、子供が叩いて遊び、その音に笑い、その一瞬を楽しみ、ある程度叩いたら飽きて……。ただ音を鳴らすだけの一瞬の楽しい時間を生み出す、玩具...
お互いに背を向け離れ、距離を取り。……そして再び向かい合う。俺がすべてを壊してしまう前に、正してくれてありがとう。いつも俺の心に手を伸ばし続けてくれて、ありがとう……兄弟。……音が聴こえる。ぽつり、ぽつりと静かに何かを語り出すような音が。聴こえる……。骨喰藤四郎の音色が。その音色に合わせるように、自らの刀を構える。骨喰「俺は、骨喰藤四郎。振るえば骨喰む鋭き刃、今は主殿のためにこの力を振るおう」言葉に込めた...
兄弟に「そんなことは気にするな」と言われてしまわなくて良かった。こいつは気にしていなさそうだから、本音では俺のこの悩みを馬鹿馬鹿しいと思っているのかもしれない。それでも……それなのに、そんな自分を隠して俺に心から寄り添おうとしてくれる、その気遣いが嬉しい。鯰尾「もしも骨喰藤四郎が主じゃない別の誰かに愛を囁きながら「あんた以外に愛しいと思うやつはいない」「あんたがいれば他には何もいらない」なんて言い始...
月の光に照らされて、淡く白銀に輝く骨喰藤四郎。いつも軽々と扱い大して重量を感じていなかったその剣が、やけにずしりと重く感じる。この刀は、今までこんなにも重かっただろうか……。重量は何も変わっていないはず。変わったのは、この刀を持つことへの俺の覚悟と責任感だ。心に伸し掛かるそれが、刀に重く伸し掛かっているのだろう。俺は今までこれを、この重さを……。何も感じずに、この刀を振るっていたんだな。『骨喰藤四郎』...
骨喰「……………」頭の中でぐるぐると。天体が回るように、星が飛び交うように。いくつもの物語の欠片が縦横無尽に駆け巡る。皆が語る言葉。その言葉に宿る、輝く想い。それは夜空に浮かぶ星のようにひとつひとつはバラバラで……。だけど、繋がる。繋がる部分が確かにある。夜空に星と星を結ぶ線はない。だから星座の知識がない者が空を見上げても、そこに何の星座も見つけられない。そこに星座があっても星座があると、認識できない。...
兄弟は一向に俺が差し出す刀を受け取ろうとしない。うーん……。これはこれで困ったなぁ……。どうすれば兄弟はこの刀を受け取ってくれるのか。頼みまくる、説得する、良心に訴え掛ける、黙って傍で待ち続ける。色々考えてみたけど、どれも上手くいく情景が浮かばない。となれば、その方向性で考え続けるのは時間の無駄。「今の兄弟は刀を受け取れない」ということを、まずは俺が理解しよう。兄弟は今、そんな自分の心を示してくれてい...
鯰尾「俺は、ここにいる! 兄弟も、ここにいる! ここに在る!」骨喰「だが俺たちは、俺たちではない!」鯰尾「本物の骨喰藤四郎ってやつがそんなに重要なのかよ!」骨喰「重要に決まっているだろう」鯰尾「ああ、そうだね、重要だ。骨喰藤四郎と鯰尾藤四郎は俺たちの大事な物語だ。主が愛した俺たちだ。主が求める俺たちだ。俺たちが今ここに存在する上で不可欠な俺たちだ。過去の記憶と同じように俺たちは、俺たちの物語を自分...
激論を交わすように激しく火花を散らして音を響かせる剣戟。まるで地上の流れ星のように、刀が右から左から次々と振り下ろされては打ち合って、ぶつかった瞬間一瞬だけ輝き、消える間もなく次の輝きが生まれる。骨喰「はぁ……、っ」鯰尾「どうしたの、兄弟。 もう限界? 息が上がってるよっ!」骨喰「そっちこそ。 下手な芝居はやめたらどうだ」鯰尾「兄弟は、いつもわかってないなあ……」骨喰「何をだ」鯰尾「物語の、楽しみ方!...
兄弟の刀と自分の刀が交わる度に、かつての想いが蘇る。それはまるで兄弟の刀に込められた想いが、ぶつかった瞬間、俺の刀身の響いて、その音が、衝撃が。懐かしい思い出話をするかのように、言葉もなくこの身に語り掛けてくるみたいだ。嗚呼……兄弟の剣を受けるほど、奥底から湧き上がり、溢れてくる。俺にとっての鯰尾藤四郎という存在が。その存在が俺の心に残してくれた沢山の足跡の思い出が。涙と共に、内側から溢れてくる……。...
鯰尾「頼むよ、兄弟。俺の話を聴いて! 俺のことを信じて……!俺は兄弟の味方だ。 そして主の味方だ。ふたりを騙して誤魔化して、その心を貶めるような真似は絶対にしない!俺はお前が俺と主の幸せを願ってくれていることを信じて疑わない。お前を信じた上で、お前にこれを伝えているんだ。俺とお前の願いは同じだろう?同じだと、俺はお前を信じてる。お前の心を否定したいんじゃない。お前の心を信じているから、手加減なしで真...
鯰尾「兄弟のその気持ち、わからない訳じゃないよ」骨喰「…………」鯰尾「俺だって同じ立場だ。自分のしていることや自分の考えていることが本当に正しいのかなんてわからない。もしかしたら俺よりも、お前の方が正しいのかもしれない。あるいはどっちも正しくないのかも」骨喰「…………」鯰尾「ねえ、兄弟。 綺麗なものってなんだと思う?」骨喰「は? 綺麗なもの?」鯰尾「そう。 俺たち刀剣男士が守らなきゃいけない、綺麗なもの」...
繰り出される一撃一撃が自分の目の前に立ち塞がるものどころか、空間ごと何もかも切り裂いてしまいそうなほど重い。それは刀の一撃と言うよりも、宇宙にあるとかいうブラックホール。ほんの数回でもまともに受けてその衝撃を真正面から食らったら、そのままずるずると一気に引きずり込まれて何もかもすべてを呑み込まれて終わる。この攻撃は受け止めちゃいけない。なるべく回避して、受け流さないと――後方へ跳び、見切って適切に左...
鯰尾「……先に確認。 お前、命懸けてる?」骨喰「ああ。 兄弟こそ」鯰尾「俺は常に主のために命懸けで生きてるから」骨喰「相変わらずの減らず口だな」刀を引き抜いて互いにその切っ先を相手に向け合う。伝わってくるのは悪意とも敵意とも殺意とも違う、研ぎ澄まされた真剣な想い。青く深い暗闇の中、月の光が宿るように静かに煌めく刀と瞳。風が吹き、木々から、地面から、花びらが舞う。俺にとっては追い風。兄弟にとっては向か...
骨喰「…………」鯰尾「あっ、兄弟。 戻って来たんだ? おかえりー」審神者「おかえり、骨喰。……ちゃんと面と向かって会うの久し振りだね?」骨喰「…………。……主殿。 頼みがある」審神者「うん?」骨喰「俺の……。…………、………………」鯰尾「……?」骨喰「………………、…………。………………、俺の想いを消してほしい」鯰尾「はあ!? ちょっと兄弟。久し振りに戻ってきたと思ったら、何言ってんの?」骨喰「兄弟は黙っていてくれ。主殿、あんたは以前、そ...
藤薙「……戻った」骨喰「…ぅ………」藤薙「一振り目? どうしたんだ。この匂いは……、…………酒?………っ! なんだ、この量」骨喰「ふじ、なぎ……どうして、俺は……」藤薙「待ってろ。 すぐに水を用意する」骨喰「…………いんだ…」藤薙「え?」骨喰「消え、ないんだ……。俺の、中から……俺ではないものが……消えないんだ……」藤薙「…………」骨喰「骨喰藤四郎として語るべきではない、思いや願い……。どろどろとした気持ちの悪い欲望が……溢れて……。この...
審神者「あーーーーーーっ!!」鯰尾「わっ!? 何? どうしたの、急に」審神者「買い忘れた……」骨喰「買い忘れ?」(審´;Д;)単2電池買い忘れた!鯰尾・骨喰「「単2電池?」」審神者「単2の予備まだある(`・ω・´)キリッって感じで電池をセットしようとしたら単2じゃなくて単1だったの……。なんとか入らないものかと頑張ったんだけど駄目だった……」骨喰「電池が違うのなら入らなくて当然だ。 何故頑張る」審神者「頑張ればいける...
審神者「思うところ?」ソハヤ「まーその……なんだ。こう見えてオレも色々と考えてるんだ。こないだ山姥切国広と話してさ。……あいつ、変わったな」審神者「そう? あんまり変わってないよ彼は。強いて言えば布を取って前よりもっと綺麗に見えるようになっただけ」ソハヤ「……なるほどな。 あんたはあいつをそう見てるのか。俺には取る布なんざねーがひょっとしたら心の方にはあるのかもしれない。自分の在り方ってやつに思うところが...
審神者「あーあ。 買い物してご飯作って余裕を持って明日開催されるであろう拡充に挑むつもりだったのにな。星乃珈琲のミートパスタは好きだけれども」鯰尾『雨降る前にお店に入れて良かったじゃん。今、外すごいことになってるよ。水たっぷりの大きなバケツをひっくり返したみたい。さすがの主でもこの中帰るのは嫌だろ』審神者「そうね。 これ食べ終わる頃に止むかな?」鯰尾『どうだろう。止まなそうな気もするし……。でも、これ...
相手の気持ちと同じぐらい、こちらも気持ちを真摯に向けないと相手の心には届かないのです。誰かに悩みを聴いてほしい人に「私が聞くよ」と言ってただ聞くだけでは、相手は自分の話を聴いてもらえた気がしないのです。そして実際、ただ話を
自分の本丸に帰りたい。強く強くその心(ハート)を胸に秘めた審神者が心に従って歩いていると、扉のついた二本の木を見つけました。試しにドアノブを回して二つの扉を両方開いてみましたが、なんとどちらも同じ場所に続いています。しかも不思議なことにそこは同じ場所なのに、同じ場所ではないのです。一体どういう事なのかと説明を致しますと、扉の向こうに広がる景色が左右どちらの扉とも寸分違わず
審神者「もうちょっと夢を見ていたかった……」鯰尾「ん? 良い夢だったの?」審神者「血生臭い良い夢ではなかったけど……。最後の最後に気を失ったら四畳ぐらいの狭い畳の部屋にて、そこに大きなブラウン管テレビがあったのね。なんとなく電源を入れたら鯰尾がいて何か言っててさ。言葉の最後の部分だったから鯰尾が何言ってたのかはわからなかったけど、やけに声が耳に残って……。次に長谷部がアップで映って三日月もいたっけ……6振...
骨喰「そうだ。 この前借りた本、読み終わったから返す」審神者「ありがとう」鯰尾「お、兄弟も読み終わったんだ。 どうだった?」骨喰「……難しかった。 ふたりの感想を聞きたい」以下、少女地獄とクラブ・スーサイドのネタバレあり。...
鯰尾「そういえば次の極ソハヤなんだね」審神者「意外ではないけど意外だった」骨喰「どっちだ」審神者「順番的には全然意外じゃないんだけど、大典太と一緒じゃないんだーとか、このタイミングでなんだーって意味で意外だった」鯰尾「大典太も近々修行許可下りるのかな?」骨喰「どうだろうな。 あいつも天下五剣だから」審神者「でもソハヤが来たなら大典太も近々来なきゃ順番的にあれよ。ま、遅くても来年の正月までには大典太...
審神者「ずっと貴方たちに言えなかったの……。前の資源の表示が業火に焼かれるピクミンに見えるって」鯰尾「冷却材の画像で残して赤色で線を引いているあたりに主のやさしさを感じるよ」審神者「ありがとう。 ね、見えるでしょ、ピクミンに」骨喰「そう言われるとそうも見えるが……。いつもそんな事を気にしながらこれを見ていたのか?」審神者「うん」鯰尾「あっはは。 一新される前に言ってくれれば良かったのに」審神者「だっ...
ヽ(鯰>∀<)ノやった!八億!八周年!八年目!審神者「これぞ鯰尾年って?」鯰尾「うんっ! この調子でどんどん行くよ! 次は十億!」骨喰「十億の前に九億だ」審神者「きっと今年中に達成できちゃうんだろうな~。……あれ? バージョンアップの時、ここにカンマついてたっけ?資源についてて、こっちについてなくて「つけるならこっちだろー!」って心の中でささやか!!!!!!!!にツッコミを入れた記憶があるのだけれど」骨喰...
(審´;∀;)美しい光景だ……!骨喰「感動しすぎだ」安定「まさか畑当番の重要度が落ちるなんてね。何が起きるかわからないものだ」加州「はぁー……久しぶりの畑当番、疲れたぁー。安定は俺に全然やさしくしてくれないし」安定「なんで僕が加州にやさしくしなきゃならないのさ。大体、サボりを認めるのはやさしさじゃないだろ」審神者「加州も安定もお疲れ様。誰にするか悩んでなんとなく貴方たちにしちゃったけど、お陰で今後のプラン...
審神者「ふたりにご質問があるのです」鯰尾「ん?」骨喰「なんだ」審神者「刀が持ち主を「主」と慕ってくれるのは感覚的にわかるの。そして貴方たち刀剣男士がそちらを重視していることも……」骨喰「ああ。 それで?」審神者「でも、貴方たちは神様で、私は人でしょ?神格が低い人間を主と敬うって……にどういう感じなの?」骨喰「どういうと言われても……。…………、……どう説明するべきだ」鯰尾「んー……。……例えばさ。 生き物の中で一番...
鯰尾「庭、綺麗だったね」審神者「うん。春も楽しみ」骨喰「……。 夜に変えないのか?」審神者「もうちょっと見てたい。多分、ここで変えたらもう二度と……とは言わないけど、滅多なことじゃ変えなくなるだろうし」骨喰「わかった。 では、もう少し新たな庭を楽しもう」鯰尾「よっと。 ふたりともー、隣隣ぃ~」ヽ(審>∀<)ノとなりぃ~っ鯰尾「わっ、もう……それ隣じゃなくて背後だろ?」審神者「向きの問題。 位置的には問題ない。...
※ダンガンロンパのネタバレありいつものメモ帳に書いたやつを人様向けにちょっとアレンジしました。メモ帳コピペそのままの箇所もそれなりにあるので、読み辛かったらすみません。真実=ダンガンロンパは物語の世界 嘘=ダンガンロンパは現実の世界物語の開幕は暗闇=物語(真実)のはじまりはそこから。これは物語(嘘)の世界を見る現実(真実)の世界の私たちの視点から見ても間違いなく真実であり、物語(嘘)であることがダ...
審神者「BGM集にも入ってなかったクラブ・スーサイドのエンディングやんけ!前にユーチューブ探した時はなかったよな……。え……ってかもしかしてこれ、投稿してるの作者さん本人……?」鯰尾「やったね、主。 感想送れるじゃん」審神者「コメントオフになっていますし、仮に書けてもさすがにユーチューブのコメ欄にゲームの感想書くのはちょっと……」骨喰「動画へのコメントを書くところにゲームの感想を書くのはな……。未プレイのやつの...
審神者「こんな感じで、上の刀種の名前を押すとその刀種が表示、もう1回押すと非表示って感じで直感的に操作できるようにしてほしいのよねぇ……。今の絞り込み押すのすごく手間で、今まで頁数でどの辺にどの子がいるのか覚えてなるべくやらないようにしてたけど、バージョンアップから頁じゃなくて下へスクロール形式になっちゃったから、スクロールだと下の方の子呼び出すの滅茶苦茶大変で、昇降切り替えしてもそのままだと顕現さ...
※本当は検非違使のことを考えていた考察メモだったのに、途中で重大なことに気づいて検非違使の話が消えました「罪は許されるべきだ」検非違使は正しい歴史の中に紛れ込む異物を排除する。罪=正しい歴史における罪(謀反とか、虐殺とか、悪政とか、世界大戦とか、未来で結果的に「やらない方がよかった」「なかった方がよかった」「間違っていた」「過ちだ」と評される正しい歴史)→検非違使は正しい歴史(罪)を守る=罪は許され...
青野原の記憶 五条審神者「こんのすけ……お前、ほんと変わったな……」こんのすけ「はて?」骨喰「ふたりとも、下がっていろ」こんのすけ「はい(シュタッ」審神者「ちょ、なんでいつも私より先に逃げるかなあ!あ……篭手切!」篭手切「大丈夫。 問題ありません。私も主の刀剣男士ですから」審神者「うん、頼んだよ」鯰尾「俺たちもいるから安心して。検非違使の相手なんて朝飯前さ」山姥切国広「……来るぞ」安定「くっ……ひひっ……あ、っと…...
審神者「なるほど。最大になったら特に最大とは表示さず、こんな感じで表示されるのね。ありがと、日向くん、参考になったよ」日向「こちらこそ。 主のお陰で限界まで自分の能力を伸ばすことができたよ。石田の兄上も顕現して正宗の刀も増えたことだし、僕もその一振りとして恥ずかしくないい働きをしなきゃね」謙信「ぼくも、小豆やほかのみんなにまけないようにがんばる。きっとぼくにもできるはずだから……。つぎのとうばんはだ...
審神者「ふぅー……あ、ショートカット機能に遠征を追加するって今回のバージョンアップに関係ある内容かな。微妙だなぁ……そこ自体は何も変わってないけど、バージョンアップで移動先が変わって今は上も下も出陣になっちゃってるから、どっちか遠征にしてほしいんだけど……うーん……」骨喰「主殿、茶が入った。 少し休め」審神者「ありがと、骨喰」骨喰「下書きの方はどうだ?」審神者「だいぶ書けた。見落としも……ありそうだけど、書...