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はんなりマンゴー https://hannarimango.hatenablog.com/

フィリピン生まれの愛犬マンゴーとともに京都及び関東の京都上京区だと提唱する高円寺で自分のルーツ探し。

陶芸、多肉植物、カフェめぐり、外国人もてなし、内装、御朱印、寺社仏閣、料理。

マンゴー
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2016/06/21

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  • 上半期映画備忘録

    最近のアカデミー賞で話題をさらった「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」や「アバター ウェイオブウォーター」「西部戦線異状なし」「イニシェリン島の精霊」、スピルバーグ監督の「フェイブルマンズ」、ケイトブランシェットのホラー「タ―」などが観られるのではないかと映画館で観ることを我慢していたのにどれもANAでは機内上映していなかった。残念。 湯道 ☆☆☆ 百選 「幸せを探し求めてはいけません。気付くのです。」 湯を点てる、か。茶道に見立てていて面白い。大袈裟に大真面目にやるバカバカしい楽しさがある。感動大作というわけではないけれども観れば風呂に入りたくなる、繰り返し観たくなる作品。…

  • 高円寺の花散歩 蓮華、紫陽花

    白壁に垂れる紫陽花。隅田の花火だろうか。いいね、風情がある。 このような背景で紫陽花の一朶を鑑賞できる状況も珍しいように思う。 街角の紫陽花。そんな一光景が後になっても記憶に残ったりする。 他の方のブログで京都ではもう蓮の花が咲いていると知り、真っ先に頭に浮かんだ高円寺の蓮の寺に足を運んだ。 まだ少し早いが数輪咲き始めている。 蓮はいつみてもその存在感と質量に特別なものを感じる。 そしてはらりはらりと散る儚さも。 山法師も最盛期 そして紫陽花もまだ花期

  • 古い友達

    バラマーケットで友人と会う。薔薇のバラマーケットかと思ったがBorough Marketでバラマーケットだそうだ。 アルゼンチン屋台の肉が珍しく値段相応感があった。とはいえ屋台で2500円の昼御飯ではあるが。 友人の息子がめちゃカワイイ。(我が子の方が可愛いけど) 金髪碧眼の童話のような王子様。(黒髪黒目の息子たちも負けない) 学生の頃はスラッして利発な美人だった友人は豪快さが10倍になった感がある。 お互い歳をとりましたな。人生を折り返しましたな。Oxfordへの道中、彼女の歩んだ苦難をたくさん聞いた。世間クソ喰らえ、男なんてクソ喰らえというロック魂を聞かせてもらった。彼女らしい。 Face…

  • ロンドンで見た和なるモノ

    なんだか和のモノで構成されているけれどもチグハグ感。 これは英国に和の建具やら家具やら小物を持ち帰って再構成した部屋を描いているそうで、普通は並ばないモノが寄せ集まっているそうだ。 異国の人が日本文化に憧れて1部屋を日本のもので溢れさせて悦に入る愉しみは理解できる。モロッコ風な部屋とか作れたら楽しいだろうな。 世の中の服装風俗を描いたものだが迷いのない簡素な線に技術の高さがこれでもかと表れていて羨ましい。こういう絵付けをできるようになりたい。 川鍋暁斎の動物絵の傑作もあった。 ミッキーよりもこちらが好み。 高台寺の鳥獣戯画が有名だけれどもこちらの躍動感もなかなか。蟲菌戯画を描きたい。 サボテン…

  • ロンドンでのお買物と戦利品

    最終日は空港に向かう前に買い物をした。そこらへんのスーパーではお土産にするようなFORTNUM&MAISONのようなブランド紅茶などは売っていない。スーパーで売っているTWININGなら日本でもKALDIやそこらのスーパーでも大量に売られていてわざわざ買って帰る必要もない。 そういう時にはロンドンにもあるデパートメントストア「LIVERTY」に行くことになる。1875年開業の老舗百貨店でパリでいえばラファイエットのような所だ。エレベーターや階段など目につくところが全て年季の入った木造で燻銀の風格ある建物だった。100年以前は私のような庶民は入店できなかったのだろうな。 リュックや防水ジャケット…

  • ヴィクトリアアルバート美術館で拾った作陶ネタ

    目指す高みはこれなのだろうな。テラコッタの人物彫像。 山羊の頭を被ったテラコッタ像はさすがに見かけない。 釉薬が掛けられて焼かれた陶版装飾。 蟲と多肉植物とキノコと菌糸が踊るように配置された陶版を作ってみたい。 9分割ぐらいにして繋ぎ合わせる形式。 中央には団子蟲の幼虫かね。蝉の幼虫でも良い。それを取り巻くような陶蟲夏草の数々。 通路の頭上にひっそりと掛けられていた一対の飛翔天使像。 これがまた素晴らしいのだが、もっとよく見える高さに置いて欲しかった。 こういう技術水準の陶像を作れるようになりたい。 こういう壁面装飾の陶器も自分の好みの羊やら蟲やらで作ったら楽しいかもしれない。 背景はトルコ青…

  • Oxford遠足

    ロンドン郊外にも行ってみたい。本当は日本の民藝運動を継ぎイギリスの地に泥漿の民藝陶器を持ち込んだバーナードリーチの作陶の地、「セントアイヴス」に行ってみたかったのだが片道6時間はかかると言うので残念。高速鉄道で片道50分のオックスフォードに友人に連れて行ってもらった。 ややこしい細い路地の中にあるパブに行ってみる。 ビルクリントンが大学留学時代にマリファナを吸った疑惑のあるパブだそうで、「ビルクリントンが違法薬物を摂取しなかった所」と書かれた看板が建っている。イギリス人らしいな。 若いお姉さんがカウンターに立ってパイントジョッキにビールを注ぐ姿は勇ましくカッコいい。この店は観光地化していて席が…

  • ヴィクトリアアルバート博物館

    実は大英博物館よりも満足度が高かったのごヴィクトリアアルバート博物館。大英博物館は通路が狭くガラスは指紋だらけで汚く落ち着いてじっくり鑑賞できなかった。ヴィクトリアアルバート博物館の方が広い空間で美術品が美しく見えるように展示されている。 「1851年のロンドン万国博覧会の収益や展示品をもとに、1852年に産業博物館として開館した。1851年の万国博覧会で欧州諸国に比して英国の産業製品のデザインの質が著しく低いことが指摘され、公衆の「趣味」を教育によって啓蒙し高めるべきであるという議論が沸き起こり、装飾美術館(Museum of Ornament Art)」として開館したのだそうだ。 そんな背…

  • ロンドンパブビール三昧

    なんて素晴らしい国なのだろう。 平日は毎日のように19時を過ぎたあたりから街角のパブで大勢が立ち飲みしている。待ち合わせしているわけでもなく、店内の席に座らずにジャッキを片手に外で飲んでいるのが基本なのだ。 もう、どのパブでも。 どこも似たようでいて個性がある。例えばこのお店は店名がキツネ。 カウンターの背にはキツネの肖像画がかかっている。 店内は空とは言わないが半分ぐらい空席。カウンターで前払いして外に出て行く。 ジョッキを持ったまま話し続けるのはなかなかの腕筋トレになりそう。 1週間毎日、咳をしながらビールを飲んでいた気がする。ビールを飲むと咳が悪化するのはわかっているがやめられなかった。…

  • ロンドンの街並み

    そぞろ歩いたロンドンの街並みを記録に残しておこう。正直、パリよりも犬のフンや人間の立ち小便が少なくて衛生的な都市だと感じた。パリを基準に比較してしまうことが多いがパリって案外、イメージと裏腹に物騒で不衛生だったな、と思い返してしまう。 ショーディッチのホテル付近の街並み ロンドンの下北沢と言われるブリックレーン付近 銀座大通りみたいなイメージだろうか。ユニオンジャックに2階建ロンドンバスはこれでもかというイギリスらしさ。 別の区画はプライド月間の虹の旗が下がっていた。 ちなみに横断歩道信号は無視して渡っている人がほとんど。 こんな古めかしい様式の建物が中心地に残っている。 こんな2階建民家も残…

  • 大英博物館で拾った作陶ネタ

    なんだか陶器にしたくなる形状。 ミイラ風陶器の入れ物とかありかもしれない。私としてはネコも良いがアヌビスにしたい。 スフィンクス像。体が人間、頭が山羊の逆をいくパターン。 乳房が前面にあるのは身体が獣ならば随分と奇妙な話だ。 真正面から見るとグロテスクと言っても良い。 スフィンクスアヒルとサムライアヒル。 陶器で作りやすそうな形かどうかで収蔵美術品を眺めるようになってしまう。 こういう少しグロテスクでヘタウマなのが良い。 犬の頭のような蛇。 こんな壺に蓋として獣頭を乗せた器も良さそう。山羊、鹿の品種が異なる壺各種を並べたい。 このスフィンクスぽい羊の座像も背中に穴を開ければ好みの寄せ植え鉢にな…

  • 時代に取り残されていく徒労感

    明治維新における様々な自由化が正しいと頭では理解しつつも商業や経済的自立に適応できずに没落していった武士階級。 民主化と経済の自由化が国に希望をもたらすと知りつつ、共産主義時代の非効率では生産的な働き方から変化適応できなかったルーマニアで見た多くの中高年たち。 彼らの心情はどのようなものだったのだろうかと思いを巡らせてしまう。 スペイン、ドイツ、イタリア、アメリカから来た人とロンドン勤務の同僚を合わせて25人ほどの集まりだが、私よりも若い人ばかりだった。私より年上は3〜4人しかいない。前職での集まりでは最年少の場合が多かったがいつのまにか老兵側になっていたことに少なからぬショック。 時差ボケし…

  • 大英博物館の鹿と山羊

    世界中の文化文明の工芸美術品のコレクションの質量において大英博物館は驚異的だ。一時期の帝国の軍事力をして世界中から簒奪しまくったのだから。幸か不幸か一箇所で世界中の美術を堪能できる。収蔵庫に眠っている品々は数倍に及ぶのだろうけれども。 ギリシャ文明の頃の鹿や馬のデフォルメされた姿には頬が緩むような愛嬌がある。 胴長の馬も良いね。 メソポタミア、シュメール美術は圧巻だった。紀元前10世紀以降のものとなると精緻で迫力がある。 21世紀に生きる私がこの水準に到達できない気がする。 シュメールの後で世界的に写実表現力は退化したのではないかと思うほど。 この羊のレプリカが欲しい。 山羊も素敵。頬の肉の膨…

  • ロンドンは美味しいのか問題

    内装がオシャレな店が多い印象のショーディッチ。 PCを持ち込んで長期戦で働いていると思しき人もいれば1人で手早く朝食を済ましにきたと思しき人も。 ロンドナーの若い3人組は大きな声でとめどなく笑いながら話し続けていた。私が入店した時点で手元の皿の上は食べ終わり既に何時間も話しているような雰囲気だった。映画で聴くようなクイーンズイングリッシュなので聴いていて面白い。 ストロベリーとラズベリーのスムージーのようなもの。 中東の煮込み料理のようなものだろうか。焼き締めたパンを漬けて食べる。あっさりと胃に優しい味で量もさほど多くなく、その時点で最も欲しい昼食だったので嬉しくなった。 これまたホテルの近く…

  • ロンドンのグラフィティアート

    まずは教会とグラフィティ。 この東ロンドンはグラフィティが町中に溢れていることでも有名らしい。街が丸ごと美術館状態。 5人ほど、快晴の中、スプレー缶をカラカラ振りながら描いていた。 私の中のベストはこれ。ゾンビっぽい敬愛された女王陛下。 通り過ぎた後に振り返ると建物の側面壁に立派なグラフィティがあったりする。 前にも書いた気がするが高円寺のガード下などにもせっかく高円寺には女子美術大学があるのだから生徒の課題として壁画を描いてもらいたい。高円寺の雰囲気に合うし街が華やかになると思うのだよな。 商業的ゴミ。まさに。 こちらも味わい深く眺めてられる落書きのようなアート。 なんでこんなところにこんな…

  • 東ロンドンのFlower Market、Brick Lane Market

    毎週日曜日に開催されるというFlower Market、花市場はショーディッチのホテルから徒歩で10分ほどの近い距離にあった。 朝の8時ぐらいから業者が乗り付け路上のテントに生花を並べていく。 蕾を沢山つけた多肉植物の鉢。6ポンドでちょうど1000円ほど。日本の物価感覚だと安くはない。 3つで12ポンドなので2000円ほど。大きな株ではあるけれどこれも希少で人気の多肉でもないしとりわけ安いとも感じない。物価がそもそも高いのだろう。 色とりどりの鶏頭。 黄色や緑の鶏頭は染めずにこの色なのだろうか。 背後の建物も古めかしくてなんとも絵になる。 熱帯観葉植物も元気そうな株がどっさり 多肉植物はあれど…

  • ロンドンといえばパブ OLD BLUE LAST

    ロンドンといえばパブ。ありがたいことにパブにハズレがない。いいなここ、と感嘆するようなパブが街角のあちこちにある。 私がたいそう気に入ったのがホテルから近いOLD BLUE LASTという交差点の角にある見た目も素晴らしい店。 どうやらLIVE MUSICもウリのパブらしい。壁沿いとカウンターに席がありフロアの中心はだだっ広く空いている。 このカウンターの背景の装飾が見たことのないカッコ良さ。黒と金はよく見かけるが背景がアッシュブルーでしかも文字の所々に螺鈿細工が入っていて複雑で深い輝きを魅せる。もう美術館に収蔵されててもおかしくない美術品。 どんな構造をしているのか。見ていてうっとりする。 …

  • ロンドンのショーディッチのホテル「Hart collection Shoeditch」

    ロシアのウクライナ侵攻のせいで今現在の欧州航路はこんなルートらしい。なんとアラスカと東シベリアの間であるベーリング海峡を抜けてグリーンランドの上を通過していく。飛行時間も伸び、燃料費も高騰すれば飛行機代が嵩むはずだ。ちなみにアラスカの先端にはYorkやWalesという街があってイギリスっぽい。 羽田空港のANAチェックインカウンターは端末セルフ方式に自動化され、機内預入荷物もセルフ方式に変わっていた。 手荷物検査でベルトを外す必要もなく、PCを取り出す必要もなく快適だった。 パスポートコントロールもパスポートの読み取りと写真撮影も自動化されている。おかげで海外渡航で一番嫌な時間のかかるプロセス…

  • 蟲好きなら一度は行きたい「灯螂舎」

    なかなかここまでテーマ性の明確なギャラリーカフェもないのではないか。蟲、焼菓子、アンティーク。 東京駅から3時間ほど上越新幹線、両毛線、上毛電鉄と乗り継いだ大胡。大胡駅前はリトルオランダだった。 川沿いを8分ほど歩いた先にあるトタンの小屋。こちらが焼菓子と蟲雑貨の店「灯螂舎」。もともとは自転車やバイクの修理屋だった家屋を受け継いだという。 フレンチアンティーク雑貨屋に以前勤めてらしたという店主さんの美意識が隅々まで行き届いた店内。店を始める前から自室用に買い集めていた家具や雑貨も多いのだという。 そこに私の陶蟲夏草鉢も置かせていただいた。 白い陶器なので店の全体の雰囲気と調和しているのではない…

  • 羊頭狗肉 其の二

    スタンダードプードルのいる中野駅前のカフェ「タイニーアリス」が閉店してしまっていた。犬欠乏症が加速する。犬と遊びたい。 まんだらけで「火の鳥」鳳凰編を買って芝生で息子と読む。私の中で最愛の漫画は何か一つを選べと言われればこれかもしれない。 羊頭狗肉オブジェを作り増したくなった。 これはなかなか気に入っている。植木鉢でも何でもない無用のオブジェなのだが、無用だからこそありのままが全てとも言える。 そんなわけで陶蟲夏草鉢を作る予定が狗と戯れるオブジェを作ってしまった。次に工房に行けるのは3週間後だということを忘れて半端なタイミングで作ってしまった。 少し兎寄りの大きな耳の狗と兎寄りな顔つきの山羊頭…

  • 陶蟲夏草で少しばかり世に打って出る

    世に少しばかり打って出る。 表現が大袈裟かもしれない。しかし私の中では慌ただしい日常から時間を捻出して対応するには必要な意気込みだ。 群馬に「灯螂舎」というかなりコアな蟲マニアが集う昆虫原料を使ったオシャレ焼菓子屋がある。蟲にまつわるアートクラフト作家作品も展示販売している。そこに私の作品も置かないかとお声掛け頂いた。取り敢えず7点ほど送ることにする。 https://tourousha.jp/tochukasou-20230603/ 写真がしっかりしてるな。私も写真のクオリティを上げられるよう努めたい。 それとは別に自然造形物の展示販売をしている雑貨屋があるのだが、少し前にそこの社長と会って…

  • 洋梨香る サワークリームのチーズテリーヌ

    灯螂舎の昆虫原料入り焼菓子シリーズ。 5種類の焼菓子を頂いてしまった。 蚕沙という蚕の幼虫の消化不良の糞が入ったモノは美味しいのは知っている。蟲ではなく蚕に新鮮な桑の葉を半加工してもらっているようなものだ。世界一高級なジャコウネコの糞珈琲コピルアクの蚕版のようなもの。 フタホシコオロギのサブレを頂いた。前回食べたフタホシコオロギサブレはクミンとコリアンダーが入っておりスパイスの風味が強くて好みでなかったがアーモンドパウダーと合わせたこちらは美味しい。 フロランタンは思ってた以上に硬く焼き締められた焼菓子で焦げる手前まで最大限に焼いて風味が引き立てられた感じ。 購入した昆虫原料入りケーキ「洋梨香…

  • 3年ぶりに欧州出張に行こうとしたら飛行機代が3倍近いが

    コロナが明けてというか、皆がもうコロナは無いものと見做し始めて3年ぶりに海外出張に行くことになった。 目的地はロンドン。久しぶりすぎて色んなコトを忘れているがかつては毎年のようにパリ出張やベルギーを出張していた。基本的に欧州出張はビジネスクラスで50万円代、片道12〜13時間という記憶。 今の会社ではエコノミークラスでしか飛行機に乗れないらしい。しんどい。若い頃は夜行列車やバスを乗り倒していたのに、随分と堕落したものだ。 しかもウクライナやロシアを迂回するので飛行経路が伸びて片道14時間以上もかかる。 さらに日曜出発便を取ろうとしたらエコノミークラスで往復料金が38万円もする。土曜出発だと27…

  • 今年も紫陽花の季節が周る

    紫陽花も園芸品種の多さを見ると日本人に愛されている花だなとつくづく思う。 梅雨と言えば多くの人が連想する花は紫陽花だろう。菖蒲でもなく。 陶芸工房の塀に見かけない立派な紫陽花の株。 緑道にも様々な品種が並ぶ。 毎年同じ株を撮っているようで見覚えのない株がちらほらあることにも気付く。 花手水鉢に似合う花でもある。切花を水没させて長持ちする紫陽花は都合が良い。

  • ミヤマクワガタの蛹化

    6月1日時点では確かにまだ幼虫だった。 6月4日に確認してみると一番大きな幼虫が既に蛹になっていた。しかも立派な大顎が見えるのでオスだ。嬉しい。 羽化までに1ヶ月ぐらいはかかるらしい。直径10cmのボトルに頭部が腹部に畳まれる形でいるのでかなりなかなか大きい蛹のように感じる。腹部はもっと縮まるのだろうか。 瓶底で蛹化すると羽化不全しやすいとも聞くけれども下手に動かして傷つけるのも怖い。

  • 市松紋様角鉢 X エキノセレウス「紫太陽」

    紫太陽を市松紋様角鉢に避難させておいた。根詰まりした苗ケースに放置しておくと枯れてしまいかねない。 相性の良さそうな陶蟲夏草鉢が出来上がるまでここで育ってもらおう。

  • 胞子植物と陶蟲夏草鉢

    庭から摘み、鉢に挿してみた。 良いと思った。不思議な一体感がある。 そもそも冬虫夏草をモチーフにした鉢だからか。陶の子実体の翡翠色が羊歯植物の色合いとも相性が良く、焦茶色の新芽が引き締まる効果を発揮している。 茶と若葉色と翡翠色と白。色数の割に同系と茶と白なので煩くない。初夏の爽やかな色の組み合わせではなかろうか。 羊歯のこの瑞々しさをそのままにドライにできないものか。 現実逃避して山奥や田舎の工房に2ヶ月ぐらい引き篭もって作陶三昧したい。何のために働いているのだろうと考える頻度が年々増しているように思う。また呼応するように人生の残り時間を意識することが増えてきた。

  • 何が当たり前か

    年に3週ほどの休暇のために49週働き、毎週2日の週末のために5日働き、毎日7時間の睡眠と2〜3時間の私的な時間と食事時間のために10時間働く。 それが当たり前だと思って働いてきたが全く当たり前ではないことに気づき始めている。いまさら、遅いけれども。なのに週末が明ければまた職場に行く。来週もそのまた来週も。全くもって不自由だ。馬鹿で愚鈍とも思う。 夢に昨年亡くなった愛犬マンゴー殿が出てきてしまった。朝起きたらどうしようもない無力感、脱力感。どうしようもなく会いたい。一緒に過ごす時間が14年で終わるとは思わなかった後悔がある。職場に行って仕事熱心なふりをするのがしんどい。申し訳ないが全てどうでも良…

  • 陶蟲夏草鉢 7鉢の納品梱包の備忘録

    店舗に置きたいというお誘いに応じて7点ばかりを委託販売をお願いすることにし、初めて納品しにいく。 不特定多数の方に売るのは初めてだ。売るために作っている職業作家ではなく自分が欲しいものを作っているので手放すのは寂しい。そんなわけで記録に残しておく。 ヤマトカブトムシの角の豪壮さに対して眼がつぶらで愛嬌があると思っている。 鉢のへりに捕まった状態で死に、朽ち、胸部と腹部が離れかかっている。次回はもう少し分解し欠損している姿を鉢にしてみたい。 地中から這い出る途中で力尽きた蝉の幼虫。セミタケは地上で寄生し、十分に育った後は宿主を地表近くまで誘導するが蝉は地中で通常は力尽きる。地表に出ているというこ…

  • 鬼怒川廃墟街

    川治温泉、湯西川温泉、中三依温泉と温泉が続く温泉街道。 もう開き直って富士急の戦慄迷宮の鬼怒川版を作れば良いのに。3年連続サウナシュラン日本一の御船山楽園ホテルの廃墟TEAM LABデジタルアートを鬼怒川でも演出して貰えば良いのに。 逆手にとって廃墟を売りにした区画と緑の景観が美しい温泉リゾートの区画でメリハリつけて推せば良いのに。 滅びの美はもっと日本人の感性で昇華して外国人観光客にもアピールできるのではないか。

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