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お気楽先生のほぼ毎日私感 https://okiraku.fc2.net/

小学校の先生をやっています。教育の現場で日々思うことから、子どもが明るく楽しく学校生活を送るためには親として教師としてどう接していったらよいか、深く考えていきたいと思っています。

小学校の先生をやっています。 無駄にキャリアが長いわけですけど、 日々思うことを広く発信できたらな…と思い ブログを立ち上げました。

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2016/05/05

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  • カウンセリングマインドの落とし穴

    他人をコントロールする人・される人⑤カウンセリングマインドというのは、プロの教育を受けたカウンセラーが行うものだから素人が簡単に手を出すのは非常に危険だと最近は思っています。学校に行きたくない →行かなくてもよい勉強がわからないから嫌だ →勉強しない給食は嫌いなものが多いから食べたくない →給食の献立を変える友達に譲れない →友達なんて関係無い単純に子どもの思考に寄り添い、額面通りに受け取っていったら...

  • 泣くことで、特別に優しくしてもらっている

    他人をコントロールする人・される人④いつも泣いているユウ君。でも泣くことで、特別に優しくしてもらっている。たぶん、家庭の中でも同じなのでしょう。泣けば、優しくお母さんが接してくれるのです。お母さんは学校でもそうして欲しいと言うのは、泣いているユウ君の心に寄り添って欲しいという願いなのでしょう。だから「放っておかないで、寄り添ってあげてください」というのが、お母さんからの願いだったのです。お母さんも...

  • 「先生は、泣いている子を放っておくのですか」

    他人をコントロールする人・される人③ある時、ユウ君のお母さんから「先生は、泣いている子を放っておくのですか」と、お電話を頂きました。確かに、一人ひとりは大事にしなければいけないのですが、クラス全員を俯瞰して見るということも教師にとってはとても重要なことです。例えば体育で転んで泣いている子がいたとします。大怪我でないと確認できたら、「泣き止んで保健室に行きなさい」という指示を出します。泣いている子だ...

  • 子どもが大人をコントロールしているかもしれない、、、、

    他人をコントロールする人・される人②子どもが大人をコントロールしているかもしれない、、、、と気づいたのは、登校を渋っていたユウ君の担任をした時です。低学年だったユウ君は、毎日大泣きでした。泣くので周囲の大人は困るわけですが、当時、私自身も、いつ泣いて面倒になるか・・・と思っておっかなびっくりなところがありました。算数や国語の授業中にもスイッチが入る事がありました。例えば、算数が分からないからという...

  • 他人をコントロールする人・される人

    他人をコントロールする人・される人①毎年、新しい学年を担当し新しい子ども達と出会います。新学期というのは、イロイロなトラブルに遭遇します先日も、一人の子が固まって動かなくなっていたので声を掛けました。担任の先生も傍にいましたが、手を焼いて、助けを求めてきたのです。声を掛けると、その子は上目遣いで私を睨んできたのです。はははは・・・これはこれは、と思って「君は、そうやって先生に対して怒っているけれど...

  • どれだけ人を信頼できるか。 子どもを信頼できるか。

    ネルソンマンデラから学んだ指導法⑧山本五十六は「やってみせ、 言って聞かせて、させてみせ、 ほめてやらねば、人は動かじ。」という名言を残しましたが、この言葉には続きがあります。「話し合い、耳を傾け、承認し、 任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、 信頼せねば、人は実らず。」この姿は、ネルソン・マンデラの羊飼いと同じだと思うのです。どれだけ人を信頼できるか。子どもを信頼できる...

  • 大人の困り感を解消するための指導を、子どもは完全に見抜く

    ネルソンマンデラから学んだ指導法⑦子どもの心に寄り添わない指導というのは、教員の独りよがりな指導ということになりますね。そりゃぁ先頭で旗を振っていたら、子ども一人ひとりの姿は見えません。よくあるのは、自分(担任)が困っているからその困り感を子どもにぶつける指導です。例えば、登校渋りの子がいて、教室に入ってくれないから私(担任)が困っている、だから何とか教室に入るように「何で教室に入れないのかな?」...

  • 大人の思考では測れない何かを尊重する

    ネルソンマンデラから学んだ指導法⑥最近とても思うのは、マンデラ式の重要なポイントは、子どもの心が自由だということのように思うのです。子どもの「やりたい」を最大限尊重する。「印刷したら簡単だよ。切ってあげるからね」という言葉は、子どもの自由を、子どもの思考を先に限定してしまうアドバイスのような気がします。子どもの口から「印刷して下さい」という言葉は出てこなかったのです。もっと小さな子でも「印刷してく...

  • 後ろから子ども達を見続けるリーダーだからこそ 話せることが有る

    ネルソンマンデラから学んだ指導法⑤子どもが自由に活動する。「印刷したら簡単だよ。切ってあげるからね」なんていうアドバイスもしない。中には、宿題もせずにアンケートを書いていて、その子の担任から叱られた子もいたほどでした。子どもの自由にさせていて、じゃぁ教員の役目は何なのか?委員会の時間は、全部、委員長や副委員長が中心となって活動を進めていきます。私達は、教室の一番後ろでそれを見ています。アドバイスを...

  • 「○○したら簡単だよ。□□してあげるから。」 のひと言が、すべてを壊してしまう。

    ネルソンマンデラから学んだ指導法④委員会活動は、子どもたちの自主的な活動の場です。ですから担当教員の仕事の手伝いの場にならないように配慮しています。ここでも、マンデラ式です。私の担当する委員会は、委員長・副委員長が中心となって、活動をほぼ全て進めていきます。担当の教員からの指示は、極力しないようにしています。前年度から引き続き希望する子が多いので、そのような子達が委員長や副委員長、書記に立候補して...

  • 一番後ろを歩く羊飼いが真のリーダーの姿

    ネルソンマンデラから学んだ指導法③ネルソン・マンデラは、南アフリカ初の黒人大統領であったネルソン・マンデラは、優れたリーダーを羊飼いに例えています。――「羊飼いは群れの後ろにいて、賢い羊を先頭に行かせる。 あとの羊たちはそれについていくが、 全体の動きに目を配っているのは、後ろにいる羊飼いなのだ」――リーダーと言うと、大勢の先頭に立って進んで行く人を思い浮かべますがマンデラは、一番後ろを歩く羊...

  • 「全体の動きに目を配っているのは、後ろにいる羊飼いなのだ」マンデラ

    ネルソンマンデラから学んだ指導法②学級担任というのは、クラスでのリーダーであるわけですが、リーダーとしてどうあるべきか、というのは、なかなか勉強する機会はありません。わたしも、そんなことを勉強したことがなかったのですが、考えるようになったきっかけは、習い事で出会った師からの教えからでした。私の習い事というのは、趣味の研究会のようなもので、当時は20名程が定期的に集まっていました。初めは、どんな人た...

  • 怒ったり厳しかったりしただけでは人は動かない

    ネルソンマンデラから学んだ指導法①新学年が始まって4日程経ちました。最初が肝心・・・というわけでもないのですが、クラスの全員がちゃんと話が聞けるようになりましたし、指示も1度で、だいたい通るようになりました。まま、良い感じになってきたかな、と思っているところです。みなさんのクラス運営はどうでしょうか?私自身は、とても話下手だと実は思っているのですが、傍から見ている人は、子ども達が姿勢を崩すことなく...

  • 子どもを動かす、止めて指示を出す。

    新年度の学級づくり⑪「動く→話を聞く」を1セットとする⑥「動く→話を聞く」を1セットですから、動くばかりでは話が聞けません。止まったら話を聞く、これも徹底していきます。私はよく「ストップゲーム」をします。これは子どもが活動している時に「ストップ!」と声を掛けます。そうしたら、その時の動きのまま止まるのがルールです。ゲームですから、止まる格好は様々です。だるまさんが転んだの止まった時を想像したら分かりや...

  • 常に身体を動かしていたら 人は悩まない

    新年度の学級づくり⑩「動く→話を聞く」を1セットとする⑤とにかく子どもを止まらせない。授業において、この部分を最大優先しています。「動く駒は倒れない」「泳ぐ魚は沈まない」という言葉があります。子どもが悩まないのは、常に動いているからだと言われますよね。子ども達にも話をするのですが、泣いたり悩んでいる人は動かずに座っているものです。暗い心になったら身体を動かしてそういう気分を横にすることが大事ですが、...

  • とにかく速く動かして脳をリセットし、ヤル気をアップさせる

    新年度の学級づくり⑨「動く→話を聞く」を1セットとする④イメージとしては、1時間の授業の構成は、1休み時間に動く2集中して先生の話を聞く。3身体を動かす活動を取り入れて集中力を回復させる。こんな形です。2の集中して先生の話を聞くの部分でも、さらに細分化して身体を動かす事を、意識して取り入れるようにしています。算数の授業では、着席した状態では良く黒板が見えないし話が聞けない子が多いので、子ども達に黒板...

  • 可能な限り子どもが動くようにして集中力のリセットをする

    新年度の学級づくり⑧「動く→話を聞く」を1セットとする③起立・礼・着席 →話を聞く走って集合→話を聞く話を聞く姿勢になっても子どもの集中力は長く続きません。集中のゴールデンタイムは、あっという間に終わってしまいます。ですから、1時間の授業の中で「動く→話を聞く」をワンセットとして、「動く→話を聞く」→「動く→話を聞く」→「動く→話を聞く」というように、動きを入れて集中力のリセットをするように心掛けています。...

  • 朝は「動く→話を聞く」がバッチリ決まる

    新年度の学級づくり⑦「動き」と「話を聞く」を1セットとする②集中力に関して言えば、朝が仕事のゴールデンタイムだと言われています。人の脳はは、1日が終わる頃には雑多な情報で溢れかえってしまうのだそうです。パソコンのメモリは机の上と同じだと説明がありますが、夜は、机の上に雑多な情報が乗っているのと同じなのだそうです。でも、寝ることでそれらの雑多な情報が整理整頓され、スッキリ綺麗な状態の机になるのだそうで...

  • 休み時間直後は集中力のチャンスタイム

    新年度の学級づくり⑥「動き」と「話を聞く」を1セットとする①休み時間の後の起立・礼・着席の直後の時間は、集中力のチャンスタイムだと思っています。10代の子ども達は、12分ジョギングしただけで集中力が高い状態が1時間近く続き、読解力も向上するのだそうです。長い時間でなくても、たった4分の運動を一度するだけでも集中力が改善されるのだそうです。休み時間で身体を動かして遊んだ子どもは、集中力が高まっているわ...

  • 行動から思考を変化させていく

    新年度の学級づくり⑤人の話が聞けるスキルを身につけさせる③起立・礼・着席の行動バターンを身につけさせることで、授業の一番最初の先生の話はきちんと聞けるようになります。何と言っても一連の動きの中での最終形態が「話を聞く姿勢」ですからね(笑)初めは先生の話なんて聞きたくないと思っているかもしれませんが、行動から思考を変化させていき、着席したら、先生の話を聞くというのが次第にクラスの常になっていきます。ま...

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