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お気楽先生のほぼ毎日私感 https://okiraku.fc2.net/

小学校の先生をやっています。教育の現場で日々思うことから、子どもが明るく楽しく学校生活を送るためには親として教師としてどう接していったらよいか、深く考えていきたいと思っています。

小学校の先生をやっています。 無駄にキャリアが長いわけですけど、 日々思うことを広く発信できたらな…と思い ブログを立ち上げました。

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2016/05/05

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  • 他者基準から自分基準に切り替える

    不安の強い子ども達⑥先生が何を考えているかなんて分かるハズもない。その分からないものに対して、完璧であろうとして失敗したら気に病んでしまう。「恥ずかしい」というのは、誰かから「恥ずかしい人」と見られる事を恐れているわけです。その“誰か”の基準なんて、分からないですよね。人の感覚は、様々です。私は何度も自分の失敗を思い出しては恥ずかしかったという思いを強化していましたが、その先生は、叱ったことを覚えて...

  • 分かるハズもないものに対して完璧であろうとしていた。

    不安の強い子ども達⑤私自身も完璧主義のところがずいぶんとあり、苦しんできました。失敗すると、もの凄く恥ずかしく思ったり、泣けてくるということもよくありました。小学生の頃、些細なことで先生に注意されたのですが、失敗して恥ずかしかった、あんなことをしなければ良かったと何度も思い出してしまって「あ~~、あの時、あんなことをしなければ」と思い返していました。そうして、自分はダメだという思いを強化していまし...

  • 完璧主義に疲れ切ってしまった。

    不安の強い子ども達④タイスケ君は、毎年春になると登校の渋りがあったり、チックの症状が出るとのことでした。学校に不安がある、ということですけれど不安とは何なのでしょう?タイスケ君より、だいぶ前に少し接点のあった子ですが、極度に不安の強く、4年生で学校に来られなくなった子がいました。私は担任したことはなかったのですが、聞いたところによると4年生の担任の先生は、きっちりとした人でしたが少し管理色の強い感...

  • 指示待ちは常に大人の期待どおりの結果を出せる

    不安の強い子ども達③タイスケ君はトイレだけでなく、休み時間に好きな絵を書く時であっても「絵を書いて良いですか?」と私に聞いてきました。休み時間なのだから、好きなことをやれば良いのですが、すべて許可をとらなくては不安なのだと思いました。自分で考えて行動することが極端に少なかったわけですが、自分の行動全てに許可を得るというのは大変ですから、どうしても…ということ以外は、何もしないを選択するようになってし...

  • 許可がなければ動けないタイスケ君

    不安の強い子ども達②何年か前の話ですが、2年生を担任した時に、新学期早々、タイスケ君のお母さんから「とても心配性な子で、毎年春には渋りがあります」と相談を受けました。「チックの症状も幼稚園の頃からありました」とのことでした。タイスケ君は、とても優秀なお子さんで、多くの習い事をしているし、勉強もよく出来る子でした。でも、タイスケ君をよく観察していると、クラスの多くの子が友達の手伝いをしている中で、タ...

  • 不安の強い子ども達

    不安の強い子ども達①コロナ渦という言葉が続いていますが、自粛自粛の生活は、子どもたちの心にも影響を与えていますよね。中にはコロナ感染が不安で登校できない子もいるほどです。特に新学年、新学期、GW後というのは、登校を渋る子どもが多いものです。コロナ感染だけでなく、様々な不安や心配を学校に対して抱くのでしょう。不安や心配について少し調べてみると日本人は特に、心配性な人が多いとされているそうです。それは...

  • アイデンティティを確立して他人に支配されない自分をつくる

    他人をコントロールする人・される人⑫人間は集団の中でこそ活かされるものですが、他人にコントロールするのもコントロールされるのも、幸せな道とは言えないように思います。それは、自分というものが無いからです。どちらも他人があっての自分という立ち位置なので、心は他人に支配されて自由ではありません。ユウ君の場合は、課題の分離をしてユウ君の問題はユウ君が解決するものとして接することで良い結果を得ることができま...

  • 逆に「コントロールされる側」の子どももいる

    他人をコントロールする人・される人⑪泣く事や怒ることで、他人をコントロールすることは、どの子にもあることでしょう。でも、周囲の大人が「コントロールされる側」に回る事でその力は強化されていってしまう。それで、ユウ君のように拗れてしまうことも多いのだと思います。逆に「コントロールされる側」の子どももいます。例えば、クラスで担任が怒っている姿を見て、教室に入れなくなってしまった子がいます。何か問題が怒っ...

  • ユウ君の顔つきが変わった瞬間

    他人をコントロールする人・される人⑩ユウ君は泣くことで他人をコントロールしていましたが、それは、本人にとっても周囲にとっても良いはずがありません。ユウ君自身の思考パターンを変えていく必要がありました。クラス全体にイロイロな話をして時間も掛かりましたが、ユウ君の顔つきが変わった瞬間を私は目撃しました。それは「学校」や「先生」というのは人の見方によって変わるもので、「学校」や「先生」自体は、何も変わら...

  • どのような思考をしていったら 負の感情から逃れることができるか

    他人をコントロールする人・される人⑨「物は考えよう」なのですから、その子自身がどのように考えたかの結果がその感情です。学校に対してどう思うか勉強に対してどう思うか友達に対してどう思うか要は、どう思うかは、その子自身の問題であって、その子がそのように思う選択をしたということです。その選択に対して、他人である教員や親は、変えることができません。変えることができるのは、本人自身でしかないのです。これが課...

  • 実は、感情は自分で選ぶことができ コントロールできる

    他人をコントロールする人・される人⑧どのようにして感情のブレを減らしていくか、というのはいつも書いているように運動するとか、他者貢献するといった心の教育に部分になっていきます。私達は、感情というのは勝手に沸き起こってくるもので、自分ではどうにもならないものだと思い込んでいます。でも実は感情は自分で選ぶことができコントロールできるものなのだ、という思考の転換が必要なのだと思います。例えば、サザエさん...

  • 泣く・怒る・拗ねるを個性として認める社会風潮がある

    他人をコントロールする人・される人⑦昔は、よく泣く子や怒る子というのは『我が強い』ということで家族から直すべき事として教育されました。泣く、怒る、拗ねる、というのは人をコントロールしようとする行為だから、やってはいけない事だという社会通念があったのでしょう。でも以前『我が強い』という話をした時に、先輩教員から「『我が強い』とう言葉は子どもを傷つけるから 言ってはいけません。 それが『個性』だから」...

  • 世の中には相手に責任があるかのように思わせて自分の要求を通そうとする人がいる

    他人をコントロールする人・される人⑥世の中には大きく分けて二種類の人間がいる。・他人に合わせる人・他人に合わせさせる人ユウ君のように泣く人や、怒る人、不機嫌になる人が目の前にあらわれると、私はちは、ついつい「私の言動のせいかもしれない」と思ってしまいます。もちろん、何らかの原因が自分にあって改善していこうとする姿勢は大事ですが、『世の中には、感情的になることで、 相手に責任があるかのように思わせて...

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