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移りゆく季節の花の姿を 私の思いを 言葉でつづりお届けします。 そっとあなたの心に添えてくださ

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2016/05/04

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  • 「私の四季」8月最後の花が咲いています

    。猛暑の中、花の葉がやけどをするくらいの日々が続いています。それでも少しずつ変化を見せながら庭の花たちが咲いています。「夕顔」も暑い日のため蕾を持っても咲ききれず散ってしまうものが多くありますが夜半になると純白の美しさを見せてくれます。ただ闇に咲いていますのでライトで照らさなければ見られません。その香りの良さは猛暑を忘れさせてくれます。涼風が吹くようになると夕方から見られ、今日はいくつ咲いたか幼児のように数えながら楽しんでいます。万葉植物の「檜扇」「南蛮ギセル」は強いから生き残ってきたのでしょうか。元気に咲いています。ちなみに「南蛮ギセル」は万葉のころは「思い草」といったようですが南蛮人が吸っているキセルに花の形が似ていることから名前が「南蛮ギセル」に変わったようです。個人的には「思い草」のほうがよいと思...「私の四季」8月最後の花が咲いています

  • 私の四季

    高安ミツ子烏瓜の花を捜しに行きました。秋になると山間や藪の中に、赤い実をつけた烏瓜が見られます。その烏瓜の花は夏の夜咲くのです。まるで人に見られるのを嫌って咲いているようにさえ思います。花は幻想的で妖艶さがあります。烏瓜の実を見た場所を予想しながら夫と出かけました。しかし暗闇に咲く烏瓜の花を懐中電灯では見つけるのは難しく、一枝だけようやく見つけることができました。花には品種改良されていない原種の誇りがあって息をのむような美しさでした。暗闇を幻想的に咲く花、秋空を鮮やかに実る烏瓜の実、その想像しえない落差にとても不思議さを感じる花です。私の四季

  • 桐の花

    高安ミツ子「この木でお前のお嫁入りの箪笥を作るんだよ」と父が植えた桐の木を見あげた頃父は優しく大きく見え桐の木は不安なく青空に伸びていきました首飾りを作るためにいくつもの桐の花を拾いました勾玉や貝殻を身につけていた女性の意識が幼い少女の首飾りにもとまったのでしょうか紫色の桐の花はなぜか大人の雰囲気がして子供の色ではないように思えたのですいくつもの季節が桐の木をゆすると日常を踏みはずした父の惑いが私の記憶から桐の花を消してゆきましたまたいくつもの季節の風が吹きいまや残照を歩く私の日常には雨宿りした風景は遠のくばかりです歩き疲れて立ち止まると日暮れの澄んだ空気が突然風化して行く過去からぽっと桐の花を蘇らせたのです紫色の桐の花むらさきむらさきすると父の哀しみが瀬音のように聞こえてきます転がる時が私を振り向かせた...桐の花

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