ズームでも参加できる「学習会」のご案内第14回国分一太郎「教育」と「文学」研究会のご案内今週の土曜日、11月25日、巣鴨地域文化創造館でご案内のような学習会があります。会場へのご参加が一番よろしいのですが、ズームでの参加も可能です。事前にsadayuki@mrh.biglobe.ne.jpまでご連絡ください。招待メールをお送りします。国分一太郎「教育」と「文学」研究会《学習会》のご案内
ブログ「酔流亭日乗」より昔、村の子は、おつかいも仕事の一つだった。。「酔流亭日乗」という方のブログに、「国分一太郎の童謡集を戴く」という記事があった。本の表紙と国分一太郎の写真入りの、「粋」なブログで、心に残った。お酒が大好きだと書かれて、お酒の童謡もとりあげていた。86日ぐれの酒買い父さの酒買い行く道は夕やけ小やけで日ぐれです酒びんすかして赤い空すかして見い見い行くのです。酒買い帰りは坂道できんいろひかる酒びんのお酒がだいじで赤い空うしろも見ないで帰ります。父さの酒買い家につきぁ日ぐれの小川で馬洗いきんいろひかるびんを見て父さはにっこりわらいます。国分一太郎児童文学集6『塩ざけのうた』『国分一太郎童謡集』ー酒ー
『国分一太郎童謡集』(北の風出版)より昔、村の子は遊びを創造した。213荷馬車のり←どこまで乗るか荷馬車が来た来たどーれにのろかこの馬あれ馬耳たて馬だ馬方こわい顔しているよこれにはのるな。この馬いい馬やさしい目だま馬方やっぱりやさしい顔だこれならのろよ。遠くつづいたたんぼの道よどこまでのろかたんぽぽ咲かなくなるまでのろよ。まだまだ咲いてるどこまでのろかそらまた咲いてるどこかでおりよ。馬方気づかぬまだまだのろよ。たんぽぽもひとつ見えたらおりよ。もひとつ見えたらほんとにおりよ。国分一太郎児童文学集6『塩ざけのうた』「綴方読本三」昭9・5『国分一太郎童謡集』より―遊び―
『国分一太郎童謡集』(北の風出版)より昔、村の子は、むちゅうになってイナゴとりをした。「汽車道なんご」「なんご」は「蝗」と書く。「いなご」のことである。国分はこの童謡集に「55いなごとりのこと」「56おばさりなんご」、そして、「69汽車道いなご」と「いなご」を題材にして三つの童謡を書いている。「いなごとり」では、「朝つゆあるうちとれとれいなご」といい、「おばさりなんご」では、一どに二ひきとれるから、「せめればたまる」といなごとりの応援をしている。当時、「いなごとり」は、学校でも奨励し、時には「いなごとり競争」のようなことさえさせていた。学校でも家庭でも、いなごは現金収入になっていたのである。子どもたちが夢中になって、いなごをおいかけて、「汽車道」、いまで言えば線路、その土手まで蝗をおいかけたら、命をうばわれるこ...『国分一太郎童謡集』より―蝗ー
コロナ禍の時ですが、感染予防の対策をして、学習会を開くことにしました。体調を整えてご出席ください。第14回国分一太郎「教育」と「文学」研究会・学習会のご案内
『国分一太郎童謡集』(北の風出版)より昔、村の子は、暮らしの中に小さな生きものがいた。こおろぎもとんぼも友だちだった。85こおろぎ←こほろぎ朝刈り野原のこおろぎが(のっぱ)草と刈られて馬の上せなかで知らずに鳴いてたが馬屋でいちにち日がくれて馬といっしょの小屋のなか「野原でないよだないよだ」といまごろ鳴いているような。国分一太郎児童文学集6『塩ざけのうた』「北方教育12号」8・882とんぼとおちばとんぼがそつととまつたらこうぞのはつぱがちりましたとんぼをのせてひらひらと小やぶの中へちりましたこやぶでとんぼがおどろいてお空をながめておりました。たかいお空で友だちはスイスイとんでおりました。『国分一太郎童謡集』より-小さな友だちー
『国分一太郎童謡集』(北の風出版)より昔、村の子は、働く家族の中で育った。60いねつけいねつけこんもりこん車僕がのつてるいねの上よいこらあねちやがつなひいてうしろでおつかがおしてゐるいねつけこんもりこん車がんばつて父ちやがひいてゐるばんげのあひさつする人に車の上から僕がする。「『教育』と『文学』の研究」8号98わらうちわらうちひとりはガッケントンよひとりうちならおとうさんわらうちふたりはガッケントンよガッケントンよふたりうちならにいさんもわらうちふえたらガッケントンよガッケントンよガッケントンよ三人うちならぼくまでも国分一太郎児童文学集6『塩ざけのうた』『国分一太郎童謡集』―働くー
『国分一太郎童謡集』(北の風出版)より昔、村の子は、先生のたたかいまなざしの中で育った。226夕がた子んもりしてたら先生が通ってごはんはまだかとみんなにきいた。まだだといったらそうかといって先生の自転車あっちに行った。先生のかげがここまでのびて先生をみんなでもいちどよんだ。先生がふりむき帽子をふって子もりのぼくたち「さいなら」といった『国分一太郎文集(10)』「夕がた」村の夕方の一場面。子守をしている子供達の所へ、教師がとおる。勤務の帰りか、子どもたちの様子を見周りにいったのかはわからない。先生のすがたを見た時に、子どもたちは「あっ、先生だ」と声を上げたに違いない。すると先生は、ごはんが待ち遠しいであろう子どもの気持ちを推し量って、「ごはんは、まだか」と声をかける。「まだだ」といったら、「そうか」と、「早くごは...『国分一太郎童謡集』―先生ー
『国分一太郎童謡集』の発行とコラボするようにテレビ制作の「想画と綴り方」が、NHKBSで再々放送することが決定しました。『童謡集』どうよう、「想画と綴り方」の放送も、もぜひ、たくさんの人にお知らせください。「童謡」が書かれた時代と、村の子どもたちの生活も見えてくると思います。YBCテレビ制作「想画と綴り方」再々放送決定!
『国分一太郎童謡集』(北の風出版)より昔、村の子は土間にねかされた?2蚕←かひこお蚕様ふえて(こさま)ざしきがせまいお蚕様いるうちお蚕様だいじざしきがせまけりゃ土間にねろみんなしんぼだ土間にねろころぎといっしょに土間にねろお蚕様あがたらゆるゆる寝んべ国分一太郎児童文学集6『塩ざけのうた』『国分一太郎童謡集』よりー土間にねろー
『国分一太郎童謡集』(北の風出版)より昔、村の子にとって「子守」は暮らしの中にあった。224子守する子←こもり子守する子はすぐわかる「きをつけ」かければすぐわかるせなかがまるくてすぐわかるそれでもぼくは子守役弟こもおばればよろこぶし「おぶれば」)(おず)たんぼで母さははたらくしせなかがまるいといわれても通信簿にはかかれてもやっぱりぼくは子守役『国分一太郎文集(10)』227馬見*誰にうばると背をむけりやいつもきまつて僕にくる子馬を見にいく背にうばるとなりの子馬とおなかよし馬見にいくから僕にくる何やらいひいひみてゐます。『国分一太郎童謡集』より—子守―
『国分一太郎童謡集』(北の風出版)より昔、村の子は、乳をのませるために、よしやらをくぐり田んぼへ走った。11乳のませ←ちちのみにおっ母のところさちちのませよしやらくぐるぞおととよよいか。ほったぶせなかにくっつけろ。よしめがおれのふたぶ(ほつたぶ)をきった。おまえばきらねでしあわせだ。ほおらたんぼだおっ母が見えるおっつきい声でおっ母を呼ばれ。『国分一太郎文集(10)』「綴方読本尋四」昭8・1『国分一太郎童謡集』より-乳のませー
『国分一太郎童謡集』(北の風出版)より昔、赤子は、箱の中からはたらく母親の姿を見て育った。115箱の中の子どもおっ母はいちにち穴の中一日ざり堀りしています。子どもはいちにち箱の中おっ母のざり掘り見ています。はたらきはたらき乳のませおっ母のかわいい子どもです。お乳をのみのみ泣きもせずはたらくおっ母を見ています。――はたらくおっ母の乳のんで――はたらくおっ母のそばにいて――はたらく子どもになるだろな――つよい子どもになるだろな。国分一太郎児童文学集6『塩ざけのうた』244石油バコ*お母サンノセナカノ石油バコソレニコドモハネテヰタヨタンボデ一日クラスンダアノコハイチニチハコノ中どの子もつよいこになってほしい、そんな思いをこめて国分一太郎は、こうした童謡も書いていた。『国分一太郎童謡集』よりー箱の中ー
『国分一太郎童謡集より』-体験ー昔、村の子どもたちにとって「遠足」は、つらい体験だった?雨の遠足で、こんな思いをした子どもがいたのかもしれない。59雨のえんそく雨のえんそくしょぼぬれて帰るたんぼの日ぐれどき赤土ねば土すべる道ひろいたんぼもしずかだな。雨のえんそくほんこ雨隣りの学校で傘借りてふたりで一本傘さして帰るぼくらの長い列。あさって書かせるつづりかたぼくは書かない書きたくない雨のえんそく帰り道ぼくらの村はまだ見えぬ。国分一太郎児童文学集6『塩ざけのうた』229頁には、楽譜も載っています。毎年東根で開かれる研究会では、合唱団の方が歌ってくれている曲の一つです。『国分一太郎童謡集』(北の風出版)より
『国分一太郎童謡集より』昔、子どもたちは「感覚」をきたえられた。「タナゴ」の童謡をとりあげたら、さっそく子どものとき、おたまじゃくしとたわむれて‥。という経験談をフェイスブックでいただいた。そこで、蛙の卵を題材にした童謡を2つ。子どもたちは、生活のなかで「感覚」を鍛えられていった。220蛙の卵*田すきをしてゐてしらずにふんだ蛙の卵をしらずにふんだあしはとつてもぬくかつたぬくかつたぬるりとぬめるな蛙の卵あしもそこからこそばゆいこそばゆい田すきがすんでも足うらが力がないよな気がするよ野道をいつてもこそばゆいこそばゆい「『教育』と『文学』の研究」8号231蛙の卵*せりつみかへり蛙の卵ふんだぬるりとぬつくい卵をふんだざしきに上つてもあしうらに今でもぬるりとふんでやうだ小川の野芹ものびていて蛙の卵はぬくかつた『国分一太郎童謡集』-感覚ー
『国分一太郎童謡集』(北の風出版)より昔、村の子は、みんなで野山をかけまわっていた。209タナゴタナゴガトレタデモッテイコピチピチイカシテモッテイコオマエノゴムグツモラナイカモラナキャタナゴヲイレテイコタナゴハヨワイデキヲツケナタノクロスベルデキヲツケナ『国分一太郎文集(10)』「綴方読本尋二」昭9・5『国分一太郎童謡集』より-野性ー
『国分一太郎童謡集』より昔、子どもたちは「共同体」のなかで暮らしていた。1お雷様(かだっつあま)←雷っ様だぞお雷つぁまだよアヒルを入れろ茂平さのアヒルがおととし死んだおら家(え)じゃころしていられないお雷つぁまだよアヒルば呼ばれ国分一太郎児童文学集6『塩ざけのうた』193隣りぶれ嵐が来るぞの隣りぶれ隣りへさっさとふれてやれ嵐が来るから竹ざおに利鎌をゆわえて門に出せ。(とがま)嵐のきらいな鎌たてろとっとと隣りへふれてやれ嵐が来るとの隣りぶれ桑畑くぐってふれてこい。国分一太郎児童文学集6『塩ざけのうた』『国分一太郎童謡集』-ささえあいー
『国分一太郎童謡集』(北の風出版)より昔、村の子の生活は貧しかった。89霜夜のヤギ霜夜の夜でありました。ヤギが空見てなきました。ひとりでしずかになきました。霜の夜でありました。ヤギはさびしくなきました。首をのばしてなきました。霜の夜でありました。だれも知らない晩でした。ヤギだけ知ってなきました。霜の夜でありました。年貢をおさめてきたのでした。ひとはぐっすりねていました。国分一太郎児童文学集6『塩ざけのうた』100年貢おさめ父さがひっぱりわたしがおして年貢はかりにそりで行く。冬の明るい砂田道年貢の俵も光ります。「お早うござんすだんなさまことしの年貢でございますおかげでことしもできました」父さがお礼をいうのです。年貢はかればからのそり父さがひっぱりわたしがのって「おしい米だがしかたがない地主のだんなにゃかなわない」...『国分一太郎童謡集』よりー年貢ー
『国分一太郎童謡集』(北の風出版)より昔、村の幼子は八時には寝かされていた。9こほろぎ「がきねろ八時」とばつちやがいふがお前がなくのできいてゐる。ころころなくのできいてゐる。毎晩くるのできいてゐる。「がきねろ八時」とばつちやがいふがこほろぎが鳴くのできいてゐる。114がき寝ろ八時「がき寝ろ八時」というけれど「とっとと寝ろよ」というけれどわたしはなんだかねられない。父さはわらうちがっけんと母さはなわないさらさらり兄さはたわらをあんでいる姉さはぞうりをつくってる「がき寝ろ八時」というけれど赤ちゃはとっくにねたけれどわたしはなんだかねられない。夜食が食いたいわけでないねむけがささないわけでないけれどもなんだかねられない。『国分一太郎童謡集』ー「がきねろ八時」ー
ご案内している『国分一太郎童謡集』の前書きをご紹介します。縦書の文章をここでは横書きにしています。■まえがき■児童文学者でもある国分一太郎は、昭和七年から八年にかけて、二百六〇篇もの童謡を書いた。その童謡の中に「がき寝ろ八時」という言葉が入っている童謡が二つある。「こほろぎ」(作品9)では、ばっちゃが、いつもそう言うが、こほろぎが鳴くので寝られないという。幼子は、寝たくない思いを、こほろぎの鳴く声のせいにしている。もう一篇の童謡(作品114)では、「がき寝ろ八時」が題となって、こう言われても「わたしはねられない」というのである。その理由を考える。夜食が食いたいからか、ねむけがささないからか、いろいろ考える。そうじゃない。やっぱり気になるのは、「父さはわらうちがっけんと」「母さは…」「兄さは…」「姉さは…」。赤ち...『国分一太郎童謡集』ーまえがきー
『国分一太郎童謡集』発刊のお知らせ国分一太郎「教育」と「文学」編による『国分一太郎童謡集』(北の風出版)がようやく完成しました。国分先生の童謡をすべて収録し、直筆原稿や色紙のグラビア8頁。また、当時の子どもたちの生活画わかる「想画」、国分先生の描かれた生活画、さらには童謡につけられた楽譜も入ったコンパクトとながら、中身の詰まった編集をしています。第一部の「童謡作品」は、是非、親子で読んでもらいたいと思っています。部数に限りがございますので、ご希望の方は、早めに申し込んでください。『国分一太郎童謡集』発刊のお知らせ
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ズームでも参加できる「学習会」のご案内第14回国分一太郎「教育」と「文学」研究会のご案内今週の土曜日、11月25日、巣鴨地域文化創造館でご案内のような学習会があります。会場へのご参加が一番よろしいのですが、ズームでの参加も可能です。事前にsadayuki@mrh.biglobe.ne.jpまでご連絡ください。招待メールをお送りします。国分一太郎「教育」と「文学」研究会《学習会》のご案内
「子どもを救い出す教育」山形新聞「郷土の本」で紹介酷暑、お見舞い申し上げます。クーラーでない自然の涼しさが、恋しい毎日ですが、いかがお過ごしですか。口伝『国分一太郎の生活綴方と昭和国語教育史』東京学芸大学特別講義と私の覚書』を刊行して、「好評発売中!!」とはいえませんが、たくさんの方々から感想やご教示をいただき、心ひきしまる日々を過ごしております。また、この度、山形新聞が文化欄”味読郷土の本”で紹介されていることを、北の風出版の村田民雄さんからご連絡をいただきました。「子どもを救い出す教育」という、見出しがつけてありました。なるほど、こんなふうな受け取り方もあるのだなと、山形童話の会の会長をされている花烏賊康繁氏の見方と文章に心をときめかせられました。2023.8.23の掲載です。『生活綴方と昭和国語教育史』山形新聞で紹介
今日は、夏の暑さですね。だんだんと研究会の日がせまってきました。一緒に研究会をささえている、山形の「国分一太郎・こぶしの会」の村田民雄さんが、当日配布するプログラムを作ってくれました。ズームでご参加くださる方は、はじまる時刻等のご確認をしてください。第17回国分一太郎「教育」と「文学」研究会・プログラム第17回国分一太郎「教育」と「文学」研究会・プログラム
口伝『国分一太郎の生活綴方と昭和国語教育史』のご案内「北の風出版」でチラシを作成してくれました。購入をしてくださる方は、ご活用ください。口伝『国分一太郎の生活綴方と昭和国語教育史』のご案内
口伝『国分一太郎の生活綴方と昭和国語教育史』ー東京学芸大学特別講義と私の覚書ー(北の風出版)発刊のご挨拶拝啓日に日に、木々のみどりの濃さが増してくる感じがします。間もなく、逗子の浜辺もにぎわう季節を迎えます。皆様におかれましては、お変わりなくお過ごしのことと存じます。さて、このたび北の風出版より、口伝『国分一太郎の生活綴方と昭和国語教育史―東京学芸大学特別講と私の覚書―』を刊行いたしました。ご承知のように、国分一太郎は、1984年5月から7月にかけて7回、「生活綴方と昭和国語教育史」と題して東京学芸大学で特別講義をしています。その講義がビデオに残されていたのです。これは貴重なものだと思い、生活綴方の歴史を学ぶつもりでテープをもとに「再生」をはじめました。亡くなる一年前に熱く語った「生活綴方と昭和国語教育史...口伝『国分一太郎の生活綴方と昭和国語教育史』刊行のおしらせ
第17回国分一太郎「教育」と「文学」研究会のご案内地震、台風接近などで、あわただしい毎日をお送りのことと思います。ようやく、第17回国分一太郎「教育」と「文学」研究会のチラシができました。久しぶりの山形での開催ですが、オンラインでの参加も可能ですので、ご都合のよい方法でご参加ください。チラシをご希望の方は、事務局へあるいは田中定幸までご連絡ください。第17回国分一太郎「教育」と「文学」研究会のご案内その2
このブログでは長いことご無沙汰をしてしまいました。みなさまにおかれましては、いかがお過ごしですか。私は、コロナ禍でいろいろありましたが、なんとか元気に毎日を送っております。昨年は、16回国分一太郎「教育」と「文学」研究会を、2会場で、オンラインを併用して、開催しました。今年は、国分一太郎先生が生まれて育ち、教師生活をおくった、山形県東根市での開催を目指して、準備をしています。間もなく、研究会のチラシができますが、骨子が固まりましたので、、第一報としてご連絡いたします。第17回国分一太郎「教育」と「文学」研究会一日時2023年7月8日(土)9日(日)二開催方式東の杜交流ホール(参加費無料)Zoom配信によるオンライン参加三日程《第一日目》7月8日(土)13:30~16:00□開会セレモニー開会のあいさつ来賓...第17回国分一太郎「教育」と「文学」研究会のご案内その1
みなさまへご無沙汰をしております。いかがお過ごしでしょうか。東京での会場も確保できて、ようやくご案内をさしあげることができました。オンラインでもご参加もできます。まずは、チラシをご覧下さい。第16回国分一太郎「教育」と「文学」研究会のご案内
『想画を読む』のご案内ブログでのご紹介が遅れてしまいましたが、四月に発行した『想画を読む』が好評発売中です。私の手元に残っている本もわずかになりました。ご希望の方は、ご連絡ください。また、この本で文章を添えている浅野目憲一さんには、7月2日(土)に計画している、第16回国分一太郎「教育」と「文学」研究会にもご出席いただき、お話を伺うことになりました。研究会のことは、後日、ご連絡いたします。田中定幸☎090-9811-3888『想画を読む』のご案内
『想画を読む』のご案内ブログでのご紹介が遅れてしまいましたが、四月に発行した『想画を読む』が好評発売中です。私の手元に残っている本もわずかになりました。ご希望の方は、ご連絡ください。また、この本で文章を添えている浅野目憲一さんには、7月2日(土)に計画している、第16回国分一太郎「教育」と「文学」研究会にもご出席いただき、お話を伺うことになりました。研究会のことは、後日、ご連絡いたします。田中定幸☎090-9811-3888『想画を読む』のご案内
特集ホリ・ヒロシ「人形風姿火伝」私が初めて赴任した、横須賀市立追浜小学校の卒業生のホリ・ヒロシさんが7月18日(日)朝9時より、NHKEテレ「日曜美術館」に登場します。ご案内にもあるように、ぜひ、ご覧ください。「日曜美術館」へのご招待
「作文名人」三部作フェイスブックに添田直人さんが、シリーズ「作文名人」を紹介してくださいました。『作文名人』の三部作が完成した。一番新しい『さくぶんめいじん』が好評で、もう三刷であるそうだ‼️学校の単元で作文がなくなったのは1998年なので、作文を学ばないで大人になった人が増えた。ある日ある時の文章表現やいつも思っている考えや感情を、自分自身の生きた言葉で示すことができない社会になりつつある。添田さんの言われるように、「作文力」をすべての人が身に付けて、書きながら考え、時には文章に書いて思いや考えを伝え、書いたものを読み合って、人と人がささえ合う社会をつくらなければならないと改めて思いました。そういう意味からも、このシリーズは、子どもたちだけでなく、昔、子どもであった大人の方々に、子どもの時代にもどって読んでい...「作文名人」三部作の完成
『敗戦後村は戦場だった』(花烏賊康繁著)のご案内『ヘイタイのいる村』の発刊をご紹介いたしましたが、その本の創作の背景が語られている『敗戦後村は戦場だった』が(花烏賊康繁著北の風出版)刊行されました。これは、山形童話の会機関誌「もんぺの子」に掲載された「敗戦後、村は戦場だった~共同創作『ヘイタイのいる村』の背景」を単行本にして『ヘイタイの村』の発行に支援してくださった方々へのお礼としても出されたものだそうです。『ヘイタイのいる村』をさらに深く理解できる本となっております。ご希望の方には頒価で送っていただけるそうなので、興味のある方は書店、あるいは田中までご連絡ください。『敗戦後村は戦場だった』~共同創作『ヘイタイのいる村』の背景~
『さくぶんめいじん』【しょうがく一・二年生】好評発売中『さくぶんめいじん』【しょうがく一・二年生】、好評発売中です。出版社もがんばって6月2日の「朝日新聞」朝刊に広告を出してくれました。「ツルピカ田中定幸先生」のブログが、『国分一太郎童謡集』(北の風出版)『ヘイタイのいる村』(北の風出版)と宣伝が多くなっていますが、しばらくは、本の紹介におつきあいください。『さくぶんめいじん』【しょうがく一・二年生】広告
『さくぶんめいじん』【しょうがく一、二年生】コラムより”エンピツおしゃべり”のすすめお友だちと、おうちの人と、エンピツでおしゃべりをしてみませんか。『さくぶんめいじん』【しょうがく一、二年生】コラム①
「本を手にしたあなたへ」(まえがき)書くことが好きな子どもにそだてるためには、子どもの「おはなし」をたいせつにすることからはじめます。『さくぶんめいじん』【しょうがく一、二年生】まえがき
『さくぶんめいじん』【しょうがく一、二年生】もくじ『さくぶんめいじん』【しょうがく一、二年生】(本の泉社)は、私の住む逗子の「椿書房」さんでは、書棚にならんでいます。ぜひ、手に取ってごらんになっていただけたら幸いです。まだなかなか書店にはまわってないので、ご覧になれない方に、少しずつ紹介をさせていただきます。今日は「もくじ」です。『さくぶんめいじん』【しょうがく一、二年生】もくじ
シリーズ「作文名人」が完成『さくぶんめいじん』【しょうがく一、二年生】(本の泉社)を発刊しました。これで、すでに発行している『作文名人への道』『作文名人への道』【小学校3・4年生】とあわせて、三冊を刊行することができました。コロナのえいきょうで、学校でゆくりと作文や詩を書く時間がとれなかったら、家で、ときのはお家の人と一緒に、書いてほしい。そんな気持ちもこめて、今、発行しました。シリーズ本「作文名人」の完成です。「三刊」達成です。「三刊」、こんな言葉はないのかもしれませんが、低学年、中学年、そして高学年の子どもたちのための「作文の本」が、「三巻」刊行できたことを喜んでいます。たくさんの人に読んでもらって「三刊王」になるのがツルピカ先生の夢でした。シリーズで読みたい人は、学校の図書館や町の図書館から借りて読むとよ...作文名人「三刊」達成
『さくぶんめいじん』【しょうがく一、二年生】(本の泉社)刊行のお知らせ本の泉社から、『さくぶんめいじん』【しょうがく一、二年生】を発行しました。たのしく読める本、いつのまにか作文や詩が書きたくなる本、そんな本をめざしてつくりました。表紙の絵は、おなじみの木俣敏(きまたびん)さんが描いてくださいました。コロナ禍のなかでも、元気に学校へかよい、たくさんの詩や作文を書いてほしいという願いがこめられています。おもしろいお話がたくさんのっています。文章の書きかたも、どんなことを、どう書いたらよいか、やわかりやすく書きました。親子で、楽しんで読んでいただけたらうれしいです。(たなかさだゆき)電話やfaxでも注文できます。ご連絡ください。☎・fax046-873-4339(田中定幸)『さくぶんめいじん』【しょうがく一、二年生】(本の泉社)
『国分一太郎童謡集』(北の風出版)が紹介される「作文と教育」(日本作文の会編)4/5月号の「教師の本棚」で紹介されました。東京作文教育協議会の小柳光雄さんが、童謡「あかぎれの手」を引用しながら、国分一太郎がどのような思いで童謡を書いていたかにふれながら書いてくれました。また、片桐弘子さんが書かれた、「自分はこの童謡が気にいっている」という文章から、作品をどう読んだらいいかヒントが隠されていると、童謡を読む視点についてもふれています。少し、文字が小さいかもしれませんが、ぜひ、お読み下さい。「教師の本棚」に登場ー『国分一太郎童謡集』ー
口伝『国分一太郎の生活綴方と昭和国語教育史』ー東京学芸大学特別講義と私の覚書ー(北の風出版)発刊のご挨拶拝啓日に日に、木々のみどりの濃さが増してくる感じがします。間もなく、逗子の浜辺もにぎわう季節を迎えます。皆様におかれましては、お変わりなくお過ごしのことと存じます。さて、このたび北の風出版より、口伝『国分一太郎の生活綴方と昭和国語教育史―東京学芸大学特別講と私の覚書―』を刊行いたしました。ご承知のように、国分一太郎は、1984年5月から7月にかけて7回、「生活綴方と昭和国語教育史」と題して東京学芸大学で特別講義をしています。その講義がビデオに残されていたのです。これは貴重なものだと思い、生活綴方の歴史を学ぶつもりでテープをもとに「再生」をはじめました。亡くなる一年前に熱く語った「生活綴方と昭和国語教育史...口伝『国分一太郎の生活綴方と昭和国語教育史』刊行のおしらせ
口伝『国分一太郎の生活綴方と昭和国語教育史』のご案内「北の風出版」でチラシを作成してくれました。購入をしてくださる方は、ご活用ください。口伝『国分一太郎の生活綴方と昭和国語教育史』のご案内
第17回国分一太郎「教育」と「文学」研究会のご案内地震、台風接近などで、あわただしい毎日をお送りのことと思います。ようやく、第17回国分一太郎「教育」と「文学」研究会のチラシができました。久しぶりの山形での開催ですが、オンラインでの参加も可能ですので、ご都合のよい方法でご参加ください。チラシをご希望の方は、事務局へあるいは田中定幸までご連絡ください。第17回国分一太郎「教育」と「文学」研究会のご案内その2
このブログでは長いことご無沙汰をしてしまいました。みなさまにおかれましては、いかがお過ごしですか。私は、コロナ禍でいろいろありましたが、なんとか元気に毎日を送っております。昨年は、16回国分一太郎「教育」と「文学」研究会を、2会場で、オンラインを併用して、開催しました。今年は、国分一太郎先生が生まれて育ち、教師生活をおくった、山形県東根市での開催を目指して、準備をしています。間もなく、研究会のチラシができますが、骨子が固まりましたので、、第一報としてご連絡いたします。第17回国分一太郎「教育」と「文学」研究会一日時2023年7月8日(土)9日(日)二開催方式東の杜交流ホール(参加費無料)Zoom配信によるオンライン参加三日程《第一日目》7月8日(土)13:30~16:00□開会セレモニー開会のあいさつ来賓...第17回国分一太郎「教育」と「文学」研究会のご案内その1