六本木で開催されているルイーズ・ブルジョワ展に行ってきた。待ち合わせまで1時間前で時間が無かったのだが、なんか、気が狂いたくなって本能のまま突撃した。ビタミンが足りていないとフラフラしてしまうように、多少気が狂っておかないと、何もかも嫌になってしまうからだ。結論から言えば、気が狂うようなものはあまりなかった。ただ、全ての作品はとても良かったし、そこにいる空間は心地よかった。どれも見たことあるような、それでいて初めて見る作品ばかりだった。そして、これは美術館あるあるなのだが、壁にその企画展の芸術家の言葉を書いてあるものが多い。美術館の人は、ハンバーガーにポテトをつけとけば良いだろ、みたいなノリで…