掛物 白雲自去来 妙興寺 孤雲老師筆 白雲自去来 はくうんおのずからきょらいす青々とした山は元から動かず白い雲が行き来するという意味雲に隠れて山が見えなく…
茶道の点前を教える教室ではなく、茶の湯まわりをメインに広く和の素敵なコト、モノをお伝えします。
紅雲庵あかね塾では 季節のしつらえや茶の湯まわりのアレコレのお話を1時間程度、 その後は実際にお茶をいただくお客さまの作法や 和室でのマナーを体験していただきます。 随時入会可能、完全予約制 〇〇流に入門!という形でなく気軽に茶の湯のお稽古をはじめていただけます。
お茶会の準備、備忘録。これは他所へ出張して大寄せをする場合のものもちろんそれぞれの会、お流儀、地域差もあると思いますのでご参考までに。 まず会場の下見に行きま…
大方の世捨て人には心せよ 衣は着ても狐なりけりおおかたのよすてびとにはこころせよ ころもはきてもきつねなりけり 大綱和尚 遺詠 狐のお話に二つあって「…
今年もお待ちかねの「名残」がやってまいりました。お待たせ半年間遊ばせてくれた風炉と一年通じて楽しませてくれたお茶に名残を惜しむ季節で擦れたもの、継いだもの、所…
2023年茶の湯の秋 二十四節気でいえば立秋~立冬の前日(8月8日~11月7日)旧暦でいえば旧暦七月朔日~九月晦日(8月16日~11月12日)今年の一の亥…
茶人は噺家の隣ちゃじんははなしかのとなり いつだったか、臥雲庵如隠がおっしゃいました。 たしかに!人前でお話しするときの間合い、声量、滑舌、表情にはじまって…
還暦祝いのお道具としてまず思い浮かぶのが「蟹」「還暦は蟹なのよ」と子供の頃に教わって、そういうものなんだと覚えていたけど、あらためて「なんで蟹なの?」と聞かれ…
2023年10月前半は大板のしつらえですまだ旧暦八月、月見る月ですね床は「明月払清風」古瀬戸の花入に芒だけ香合は朱の丸にむさしの蒔絵 表千家の大板は常据えで…
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掛物 白雲自去来 妙興寺 孤雲老師筆 白雲自去来 はくうんおのずからきょらいす青々とした山は元から動かず白い雲が行き来するという意味雲に隠れて山が見えなく…
寄付掛物 雨中鷺 渡辺清筆 鷺の季節(季語)白鷺(しらさぎ) 三夏青鷺(あおさぎ) 三夏冬鷺(ふゆさぎ) 三冬 掛物 もろともに云々 大徳寺 高桐院 上田…
5月後半は水指から運び出す「運びの点前」をしています 座学で坐禅をする宗派がまとめて「禅宗」と呼ばれていますというお話をしますので 掛物は「茶禅一味」を曼殊院…
床の間にもいろいろあります。細かく説明するときりがありませんがざっくりざっくり分けると「畳床」と「板床」の二種類。畳床とは床の間の中が畳敷、こっちが好きです。…
本日のお稽古大亀老師筆の一行 一箭中紅心で飾物五箇条のうち「軸飾」 表千家の最初の相伝(許しもの)が「習事八箇条」その次が「飾物五箇条」相伝のお稽古はお許し(…
5月前半は即中斎好小四方棚で点前します 初飾り 二飾り 三飾り 総飾り 飾りのvariationが複数あるので面白い 今年は笹露蒔絵中棗と 利休好…
2024年5月5日 立夏 旧暦三月二十七日紅雲庵お菓子組の皆さまお集まりで粽の会をいたしました お玄関で桃太郎さんお出迎え 寄付掛物菖蒲と蓬 訥言筆 脇床…
毎年だいたい立夏をめどに炉から風炉へ模様替えをします 炉は熱源が畳より下イメージとしては囲炉裏 風炉は熱源が畳より上イメージとしては火鉢 それだけではなく…
お茶をはじめるのを躊躇っている方仕事が忙しいとか、子育てがとか、いろんな理由で先延ばしにしてる方へいや、そんな事言ってたら一生はじめられません。 よく聞くの…
お茶をする人に「五月と言えば?」と尋ねれば「炉から風炉になります」とお返事があります。点前座に座って建水から蓋置を取り出し、あららっどこに置くんだったっけ!!…
紅雲庵では夜間最終20時スタートのお稽古も可能です。これまで、仕事があるから昼間はお稽古が出来ないな~って残念だった方、どうぞこちらへご参加ください。茶道経験…
4月後半は旅箪笥楽山の芋頭水指を入れたのですが もっと小ぶりな水指の方が良いかなもっと明るい色の水指の方が良いかなと粉引きの丸水指に替えましたこっちの方がい…
なにもなにもちひさきものはみなうつくし枕草子 小さいもの好きが暴走した2024春いろいろとちひさきもの追加しちゃったね~~~ 鏡台の引き出しが空だったので櫛、…
いつものお稽古より少しだけお茶会っぽく春のいろいろを愛でましょう 寄付掛物 日比野白圭筆 道成寺 百花春に至って誰が為にか開く徳禅寺 橘宗義老師筆 散華盆…
お遊び帖も六冊目になりました。よく遊び、よく遊べ!遊びをせんとや生まれけん戯れせんとや生まれけんお茶して遊びましょう。お遊び予定速報です。紅雲庵主催のものや紅…
今年も、楽しい嬉しい、けれど悩ましい夏衣の季節がやってきます。2024年の夏衣きもの暦、紅雲庵では二十四節気と二至二分四立に添ったスケジュールをおすすめしてい…
掛物 弄花香満衣 大徳寺黄梅院 小林太玄筆花入 青磁鶴首 花 椿 桜香合 隅田川 写真を撮ると花入と花のバランスがよくわかる桜が長すぎました 点前座は糸巻…
お茶は「呼んで呼ばれて」と昔の人は言いました「呼んで」はお招きする「呼ばれて」は招かれるもてなし側ともてなされ側水屋と客とホスト(ホステス)とゲスト両方しなく…
また飾ってしまいました玄関に迎えつけの木目込み 稽古場に尾張タイプ江戸末の内裏雛とあれこれあれこれ お道具、掛物、赤いお座布団は撮影spotですご利用くだ…
利休さんのお命日は一般的には2月28日と言われますが千家では3月27日、28日に利休忌をします 利休さんが自刃されたのは天正十九年二月二十八日でこの年は閏一月…
6月前半は木屋町棚のしつらえです。今日は一日酷い雨、掛物は「門外雨滴声」八幡宗豊筆。旧暦端午がまだ先なので箙の花入で脇にも菖蒲太刀を飾ってあります。旧暦端午ね…
茶道人口が減っていると言われ続けてはやうん十年 平成28年(2016年)文化庁のデータです。いささか古い、コロナ禍もあって2023年にはどこまで減らしている…
5月後半は運びの点前をしています。掛物は「清寂心茶味甘」堀内不仙斎筆で短冊の軸装。花入 時代箙、香合 出雲大社鰹木古材。 雲龍釜、釣瓶水指の取り合わせで掻立…
昨日は某所でセミナー講師を拝命して50名さまほどにお薄一服差し上げながら「茶の湯のおもてなし」についてお話して参りました。 事前に、当然会記やレジュメなどの…
5月後半は風炉の運び点前です。運びの点前は炉、風炉ともシーズン中に1回(約2週間)しかしませんからこの期間のお稽古は逃さないでくださいね。 寄付掛物は田中訥…
「お茶会に洋服で伺う場合は何を着たらいいですか?」 というご質問を何度もいただきました。きものでいらっしゃるのが一番ですがそうもいかない諸々の事情があれば「き…
過去に何度も書きましたが、茶の湯の稽古は他の習い事とは少し様子が違います。ゴルフ、ダンス、ヨガ、バイオリン、パソコン、アロマなどなど世の中にはたくさんの習い事…
2023年5月5日 旧暦ではまだ三月十六日日本一の美しくておいしい粽を愛でましょう、いただきましょうと茶友の皆さまにお集まりいただいて茶話会をいたしました。お…
立夏は5月6日ですが早めに風炉にしました。お香が練香から香木になり白檀の香り「夏ですねっ」今年の夏は立秋の前日8月7日まで楽しい夏のお茶遊びをしましょう。 …
織田有楽斎 天文16(1547)~元和7.12.13(1622.1.24)安土桃山・江戸前期の大名,茶人。織田信長の弟。茶道有楽流の祖。通称源五,名は長益。本…
紅雲庵では旧暦を大切にして五節供のお祝いをしています。2023年は閏二月があるので二月が二回で一年が十三か月の年です。 今年の旧暦端午の節供(旧暦五月五日)…
茶友の料理研究家林容子先生主催のCooking Salon Yoko クッキングサロンヨーコ 今月は中華のおもてなし料理lesson 名古屋市中区新栄にあるお…
今年も、楽しい嬉しい、けれど悩ましい夏衣の季節になりました。2023年の夏衣きもの暦、紅雲庵では二十四節気と二至二分四立に添ったスケジュールをおすすめしていま…
毎年炉の最後の点前座は旅箪笥。大体のお教室がそうかなと思います。 旅箪笥の蓋はけんどん式と呼ばれるもので襖や障子のように上下の溝に差し込む。 慳貪または…
お菓子屋さんへの往復の風景八重桜、椿、ジャーマンアイリス、チューリップ、花水木、皐月……すべて咲き揃ってるんですけど毎年こうでしたっけ?標高が高くて春が遅い地…
4月8日は花まつり お釈迦さまのお誕生日です。 お釈迦さまは天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)とおっしゃいました。これは皆さまよくご存じですが…
春霞春は遠くの景色がまるで薄雲がかかったような景色になることがありますが、このような状態を「春霞(はるかすみ)」と呼びます。霞(かすみ)とは、気象学的には明確…
そもそもお茶のお稽古の目的ってなんでしょう?究極の目標は茶事の亭主でしょうね。でもそれってとても標高の高い山のてっぺんのお話です。 まずはちょっとした丘にピク…
今年2023年は閏二月があるので3月31日の今日はまだ旧暦閏二月十日です。当地の桜は満開を過ぎたようで(観測史上最速の開花~満開だったようです) 4月8日は花…
「いざという時に慌てないよう揃えておきましょう」分かってますって!分かってはいてもなかなか手が回らずにやっぱり「いざ」の時が来て大慌て。きものや帯はあっても案…