最近仕事が忙しくて家に帰ってくるのが結構遅い。そうすると食べるものが結構適当になってしまう。 脳が疲れていると判断力が鈍るのかもしれない。 マカロニを食べて、空腹が満たされてから大豆も食べた。鶏肉も食べた。 マカロニ食べたところでやめとくのが正解だったんではないか。 でもそんなときもあるか。 でも、体重増えちゃったし。 次回お楽しみに!
最近仕事が忙しくて家に帰ってくるのが結構遅い。そうすると食べるものが結構適当になってしまう。 脳が疲れていると判断力が鈍るのかもしれない。 マカロニを食べて、空腹が満たされてから大豆も食べた。鶏肉も食べた。 マカロニ食べたところでやめとくのが正解だったんではないか。 でもそんなときもあるか。 でも、体重増えちゃったし。 次回お楽しみに!
安いマカロ二を茹でてから冷凍し、解凍するとモチモチになる。炭水化物を冷凍すると、血糖値が急激に上がるのを防ぎ、ダイエットにもよいと聞いたのでやってみた。 結果。 味は良い。 が、太った💦 次回もお楽しみに!
いつも日曜日は食べ過ぎるのだが、今日は結構バランスが良い。 今日は牛肉とサラダ、イカと刺身。 最近左手でいろいろなことをするようにしている。食べる時も左手。結構難しい。ただ、こうすると結果的にゆっくり食べることになる。食べはじめてから満腹中枢が刺激されるまで、ちょっと時間がかかるから、ちまちま食べているほうが、食べる量が少なくなるので良い。 ちなみに少しやせました。 次回もお楽しみに!
「ナミビアの砂漠」で、脱毛エステで働く女の子の文字通りの不毛なメンタルにぐいぐい引き込まれる。
監督 山中瑶子 出演者 河合優実、金子大地、寛一郎 公開 2024年 主人公のカナは21歳。脱毛エステで働いている。 彼女はイケメンの不動産会社社員と同棲している。しかし、映像クリエイターの男と二股をかけてもいる。 クリエイターの男はカナに、一緒に暮らしている男と別れてほしいと頼む。 カナはそれを受け入れる。 物語は、東京の郊外(ロケ地は町田)に住む若い女性の姿を描く。これがz世代のリアルかどうかはわからないが、映画としては非常に面白い。 冒頭、カナは友達に会い、小学校の同級生が自殺をしたと話を聞く。しかし、カナはその同級生のことを覚えていないし、彼女は自殺した話も興味がない。
■一週間の雑感:引っ越し といっても自分が引っ越すわけじゃなくて、evernoteからnotionに引っ越すことにしたってこと。まだ作業中だからうまくいくかわからない。 やっぱりevernote高いし、使わない機能が増えてきたし。notionの無料プランでできるくらいで十分かなって思って、引っ越し中。ま、データのインポートがうまくできるかどうかってとこなんだけど。 ■クリエイティブ:漫画、小説 「フラットランド」は制作中。新しいマンガのイメージも固めているんだけど、媒体とか考え中。 https://rookie.shonenjump.com/series/zGZPbQ8M9X4
暖かくなるとどきゅんパパが春の訪れを告げる。 そう、どきゅんファミリーが窓を開けて夜遅くまでお楽しみだ。おれは自分の部屋にいてもガンガン聞こえてくる。 これって警察に通報しても対応してもらえないだろうな。 生きてるだけで迷惑な種族って、身近にいるよね。 それはともかく、zoneのCEO、アンセムさんが来日した。この前書いたように、愉快ザルさん経由で来日そのものは知ってたけど、行くかどうか決めかねてた。けど、会場が新宿だと聞いて、行ってみようかなって気になった。近場だし、少し暖かくなってきたし。 イベントがあったのは昨日。13時から新大久保のコミュニティセンターでzoneの使い方
夜、部屋で疲れた体をいやす。 どこからか聞こえてくるDQNの宴がすべてをぶち壊す。 自室にて録音。
詳細不明のアガベを入手した。
連日22時過ぎに帰宅していた。 今日は久しぶりに早く帰ってきたと思って、時計を見たら21時過ぎで、別に早くもなかった。遅い時間の帰宅が常態化すると、早めの帰宅と感じる時間が遅くなる。言ってる意味がわからないかもしれないけど、これでこの話は切り上げる。そして今日もサラダを食べる。 サラダとチキンなんだけど太った。 これって例のキャシー・ベイツメソッドに従っていなかったからだろう。 勝手に名前をつけたメソッドなんだけど、キャシー・ベイツが言うには、食べているとふとため息が出る瞬間があって、そこで食べるのをやめるというもの。彼女自身、それができるようになるまで時間がかかったと言っていた。
冷凍保存しておいたマカロニを解凍した。 ぬか漬けにしておいたゆで卵、ぬかたま。これをつぶしてマヨネーズと混ぜてタルタルソース風にした。マカロニを食べながら発酵食品を摂取できる。 昨日途中で食べるのをやめたサラダ。鮮度は大丈夫。ただ、ほうれん草が腐ってはいけないと思い焦って食べる。 自分の課題は大食いと言うよりは早食いのほうだ。 5分位で全てを耐え投げてしまうと言うのは、やっぱり問題だ。ちょっとゆっくり食べる工夫をする。 長い箸を使っているんだけど、あえて左手で持ってつまんでみる。 しかし、これはゆっくり食べるとかいう以前にめっちゃつまみづらい。早食いもしないけど食べ終わりもしない。
帰りが遅くなって、よるごはんは炭水化物を食べたいと思っただけど、野菜がたくさんある。そうしたらやっぱりサラダを食べたい。 ぬか漬けとか味のついてる食材があると全体に味がついてなくてもいい。 あ、ちなみに、今回は冷凍しておいたマカロニも食べた。 結果として、少しやせた。 炭水化物を冷凍すると良いという記事、本当だったのかな。 いやいや、こういうのいつもがっかりさせられるじゃないの。 もう少し試してみます。 次回もお楽しみに!
健康のために野菜をたくさん食べる。 ただ、面倒くさがりなので、手間はかけたくない。 サラダの水を切るボウルみたいなやつ。 これは以前買ったんだけど、あんまり使っていない。 なぜならめんどくさいからだ。 それでもサラダはおいしいほうがいい。 野菜をザルで水を切り、ジップロックの大きな袋に入れて混ぜてみた。 これは結構簡単に野菜が混ざっていい。 野菜の具は何でも入れる。 炭水化物は1度冷凍してそれを解凍してから使うと、1部のデンプンがレジスタントスターチに変化するらしい。 血糖値が急激に上がるのを抑える働きがあるし、腸内環境が改善される。この話は結構最近聞いたばかりだがやってみている。
毎週日曜日は刺身を食べる。刺身を食べると健康に良い気がする。 日曜の夜はサザエさんを見る。磯野家と一緒に食卓を囲む。 このルーティンで気持ちが安定する気がする。 一日作業して、少しやせた。 次回もお楽しみに!
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で泣いたけど人生はやり直したい
監督:ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート 出演者:ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン、ステファニー・スー、ジェイミー・リー・カーティス 公開:2022年3月11日 興行収入:214億円 アカデミー賞で7部門を受賞した本作は、まさに快挙。 スーパーヒーローではなく、低所得層の主婦がマルチバースを飛び回る姿に、自分だったらどうするか、と考えた人は多いのではないだろうか。 物語 アメリカの片隅でコインランドリーを経営する中国系移民のエヴリン。税務監査のために国税庁に提出する領収書の整理に追われながら、厳格な父親との対立や、娘のジョイの恋人問題にも頭を悩ませている。ジョイはレズビア
第20回 どうしたっておれは、きみらの世界には、いれてもらえそうもない。
洋介は土曜日の午後に金子家を訪れた。いつものように執事が出迎え、洋介を案内した。母屋に通されると、玄関で蝶が待っていた。大きな花柄のワンピースを着ていた。下手をするとおばさんっぽくなる危険性があったが、良い生地を使い、体に合わせた仕立てでその危険を回避していた。まさに良家の子女の面目躍如と言える姿だった。 蝶の部屋には花がいた。黒いドレスを着ていて、アンティークの人形のような雰囲気を漂わせていた。洋介は挨拶をしたものの、視線を合わせることができなかった。 「お茶がいいのかしら。こういう時に必要な飲み物とかあれば言ってちょうだい」 蝶は浮き浮きした様子で言った。 「なんでも結構で
先日家の前の路地にどきゅんパパのさらにパパが路駐していた。 なぜか何度もドアを開け閉めしていて、そのたびに「バタン!バタン!」と大きな音を立てる。静かな休日がぶち壊しだ。 何時間も車を停めている。 あの一族は他人に迷惑をかけずに生きられないのか。 おれはスマホに手を伸ばした。 発信履歴は警察ばかり。 警察署に電話して、クレームを伝える。しばらくして車が移動する。休日のルーティンになりつつある。 とはいえ、彼らが理解しないのだから致し方ない。 ほっと一息つく。 と、おれはわが目を疑った。 今まさにじいさんが車を移動した場所に、今度はどきゅんパパが自分の車を駐車したのだ。 いったい何を考
■一週間の雑感:考えること 「いいアイデアがほしい」「いい暮らしをしたい」って考えるけれど、それだと考えていることにはならない。つまり「いいアイデアがほしい」という言葉が頭の中でぐるぐるしているだけ。 「うまいもん食べたい」って考えていても動きようがなくて、「CRISP SALAD WORKSで、「SHRIMP PLATE」をテイクアウトして自宅で食べたい」って考えたら、「最寄りのお店はどこにあるか」とか「SHRIMP PLATE高いけどなんとかなるかな」といった話になってくる。だから「いいアイデアがほしい」のだったら、「なにを解決したいのか」とか、具体的にする。思考の解像度を上げる必
金曜の夜もサラダを食べる。 自宅なんだけど、弁当箱で食べてみた。サラダ屋さんが、丼みたいな器にサラダを入れているのを見て、深い容器にサラダを入れるのはアリかなと。 食べていると結構お腹いっぱいになった。ただこれは単純にたくさん食べたからだと思う。タッパーウェアがでかい。 ぬか漬けのゆで卵。ブロッコリーの茎。きゅうり。塩麹の鶏肉。レタスとケールとトマト。結構ボリューム感があって良い。 またやるかな
実は昼食と夜ご飯が同じものである。 昼と夜を一食で済ませたのではなく、13時と20時にそれぞれツナマヨ蕎麦を食べた。 炭水化物ばかりだし、同じものだし。しかも野菜を食べていない。 幸い体重増加は数十グラムだったんだけど、休日でもちゃんと野菜を食べるようにしたい。 次回もお楽しみに!
監督 ダーレン・アロノフスキー 脚本 サミュエル・D・ハンター 出演者 ブレンダン・フレイザー、セイディー・シンク 公開 2022年12月9日 ■はじまり 2016年のアメリカのアイダホ。 この物語はアパートの一部屋を舞台にしている。 主人公のチャーリーはオンライン授業の講師をつとめているが、webカメラはオフのまま。彼は極度の肥満で自分が醜いと思っているので顔を見せたくないのだ。 友だちのリズが面倒を見に来る。血圧を測ったりして、病院にいくことを勧めるがチャーリーはいかない。このままでは一週間ももたないということが明かされる。 ■メインの登場人物は6人 チャーリーとリズ以外に、
「コネなし、カネなし、フォロワーなし」からの世界進出。インディペンデントなクリエイターの成功術
「将来、誰でも15分は世界的な有名人になれるだろう。」アンディ・ウォーホルの言葉だ。 SNSの普及やインターネットの発展により、個人が一躍有名になり、短期間で世界に名を馳せることが現実のものとなった今、ウォーホルの言葉が実現しつつあると感じる人も多いだろう。しかし、実際にはそれを成し遂げるのは容易ではなく、さらに有名であり続けることはもっと難しい。 そこで、独自の世界観を持ち、インターネットを駆使して自らの道を切り開いたあるクリエイターに話を聞いた。彼は、業界の枠に縛られることなく、完全に自分の力で世界へと名を広げた。彼の道のり、そして成功の秘密とは? Q. SNSやネットの力を
前日に途中で食べるのをやめたサラダにトマトや、ぬかづけのきゅうりとゆで卵を追加。他にも肉も追加した。 ちょっと食べすぎた気がする。 夜遅く帰ってくると、ドカ食いしてしまう。 自制心がゆるむのだろうか。 そういうのはあるかもしれない。 こういう時いつもならマカロニを食べるんだけど今回は食べなかった。 買ってなかったから笑 やっぱり太る食材を手元に置かない、というのは基本だな。 次回もお楽しみに!
塩麹につけたチキンと、ぬかみそにつけたゆで卵。おやこサラダなのか。 他にはぬか漬けのきゅうり。トマトやケール、レタス。ほうれん草を炒めたものもある。 これらを食べて、途中で一息ついて食べるのをやめた。 キャシー・ベイツがインタビューで語っていた方法だ。 食べている途中でため息がでる瞬間がある。そこで食べるのをやめる。 少しやせた。 これはいいかもしれない。 続けてみる。 次回もお楽しみに!
食事の時にゆったりとしたリズムを刻むと食事の量を抑えられるという話をネット記事で読んだ。 本当かどうかわからない。だけど試してみる。 メトロノームのアプリでリズムを刻みながら食べる。ちっく、たっく。 キャベツの炒め物。中華スープの素で味つけをした。ちっく、たっく。 チキンステーキ。いつもの塩麹漬けのやつ。ちっく、たっく。 途中で、もういいかなという瞬間はあったが、結局食べてしまった。 ちょっと太った。 ちっく、たっく。
チキンステーキとチンゲンサイの炒め物、きのこの炒め物。いつもとテイストが違うのは、いつもは週の後半に食べるはずのキノコを使ったこと。それからチンゲンサイ。この食材は初登場か。珍しい食材ではないんだけど。とにかく野菜中心だ。 途中で腹がいっぱいになり、鶏肉は翌日に持ち越した。 で、でも、やせなかった。 体重はそのまま。 残念。でも続ける。
zoneにはミーティング機能もついている。 招待してくれた友だちと試したら、相手が立体的に表示された。 リアルに会って話す感じとは違うんだけど、データ共有なんかも立体的なパネルをやりとりする仕様になっているのが目新しい。 そうは言っても、リアルに会った方が楽しいのは事実で、わざわざオンラインにする必要性はあまりない。 友だちも同じ感想だったらしく、今のところ2度目がない。 コミュニティーの機能もある。 映画や音楽、アートや文学。自分の好きな分野を覗いた。 情報を仕入れたかったし、コミュニティの知識レベルを知りたかった。 このあたりのジャンルで有料記事を書いて生活費の足しにしたいので、
「ウィキッド:ふたりの魔女」は観客に生き方を問うてくるハイクオリティなミュージカルだ。
監督 ジョン・M・チュウ 出演者 シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョナサン・ベイリー、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラム 公開 2024年11月 製作費 約2,141億5,500万円から約2,213億8,500万円 すばらしい完成度だ。ルイ・ヴィトンとシャネルがコラボしたような高級感とかわいらしさ。アリアナ・グランデのおかげでガーリーな華やかさがたっぷりだがアイドル映画ではない。 極上のエンターテイメントでありつつ、セルフプロデュースのうまさを競うこの世界で、マイノリティがアイデンティティを保ちながら生きていくにはどうしたらいいかという現代的な問いを持つ作品でもある。
■一週間の雑感:読書会の効用 読書会があった。課題本は多和田葉子「犬婿入り」。1992年に発表された作品だ。東京郊外の町が舞台で新興住宅地の北区と昔からある南区に分かれている。南区にある学習塾が物語の中心となる。新興勢力と土着信仰的なものが対比される。フォークロアは上書きされて次のステップに続くのだなとか、内容は斬新だが物語の構造は古典的だとか考えながらしゃべった。 これといった正解のある小説ではない。それがこの小説の良さであり、それについてみんなであれこれ話すのが読書会の面白さでもある。 知性と教養のある人たちと答えのないテーマについて話し続ける。これが楽しい。 ■クリエイティブ:
あ…ありのまま起こった事を話すぜ! おれはスーパーで買ってきたばかりの乾燥フェトチーネを三玉ほどゆでて辛子明太子とマヨをあえたソースで食べたんだ。 しばらくして気づくと、おれはまたフェトチーネを食べていた。 買ってきたばかりのフェトチーネの袋は空になっていた。 今朝体重を計ってみたらもちろん太っていたさ。 休日はチートデイ。そんなことをいつまでも繰り返していてはいけないと反省している。
仕事中毒「ジョン・ウィック」はデキるビジネスマンのメタファーだった。
・初めに 「ジョン・ウィック」シリーズは、キアヌ・リーヴスが殺し屋を演じるアクション映画だ。 コンチネンタルという、殺し屋をサポートする機関が世界中にホテルを経営しているという設定や、キアヌ無双なぶっとんだアクションシーンなど、独特の世界観が人気だ。 しかし、よく考えてみよう。このシリーズの面白さって、それだけだろうか。 殺し屋という職業を取り払って物語の骨組みを俯瞰したら、意外な事実が見えてきた。 そう、ジョン・ウィックはワーカホリックなサラリーマンのメタファーだったのだ。 ・昼も夜も関係なく戦い続けるジョン。 彼の仕事は殺し屋だ。つまり、ずっと仕事しているのだ。 そんな彼はコ
塩麹につけたチキン。納豆とサバ味噌。サツマイモとツナ缶。 缶詰だらけ。 それでも少しやせた。 納豆はなかなか良い。
ツナマヨそば。これはツナマヨとそばを混ぜたもの。やや淡白な味だったので、ラー油をかけてみた。でもやっぱり淡白。 ぬか漬けのきゅうりとサツマイモを混ぜてマヨネーズであえたもの。メニューの名前は、あなたが決めてください。 名前のないメニューが多い。自分が料理店をやるとしたら、メニューに名前がないから「注文のできない料理店」になってしまう。 それはともかく、ひさしぶりに蕎麦を食べたけど体重に変化はなかった。 次回もお楽しみに!
代々木。薄曇り。 インバウンドが多い。明治神宮に行くんだと思う。 地下迷路への入り口か? マンションが結構ある。家賃とか高いんだろうけど、建物の外観はそんなに高級そうじゃない。住居兼仕事場みたいな個人事業主が住むのかもしれない。 明治通りの原宿寄りに入ると、そこはもう普通の住宅地だった。 住宅街 北参道の界隈も外国人が多い。明治神宮と原宿をつなぐラインとして活用されているのか。 この辺はデザイン系の学校とかアパレルのショップなどがポツポツとある。そんな関係でおしゃれな人が多い気がする。 昭和によく見たマンション 片山正通のワンダーウォールとかヒステリックグラマーがあった。建築
いつもと同じように見えるけど、レタスじゃなくてキャベツになった。キャベツも腸内環境に良いらしい。 そんなことを考えながら食べる。 時間をかけて食べるために、長い箸を使っている。それのさらに端っこをつまむ。こうやると持ちにくいから食べるのに時間がかかる。 こうして書いていると結構涙ぐましい努力をしている気がする。それでもなかなか痩せないと言うところが最も涙ぐましいのだけど。 サラダの中にサツマイモも入っていて、それが太る要因なのかもしれない。 そして少し太った。 うーん、次回もお楽しみに!
銀座1丁目界隈からGINZA SIXに向かう。雨。 裏通りを歩くと、人通りは結構あるけど日本人が多い。 駐車してある車もベンツとかが多くて、やっぱり高級なエリアだとわかる。 インバウンドがそんなにいないのが珍しい。やっぱり大通りに集中するのかもしれない。メインストリートは観光客向けで、働く日本人は裏通りを使う。象徴的と言えば象徴的。 ただ、裏通りといっても路地裏ではなくて、喫茶店とかケーキ屋さんとか、名前は知らないけど高級そうな店がちらほら並ぶ. Ginza Sixは、外国人がたくさんいる。 蔦屋書店は、コミックとかデザイン関連の本が目につく。もちろん一般的な本もあるんだけど、
いつものチキンサラダなんだけど、チキンにマヨネーズをかけた。ただのマヨネーズじゃなくて、ぬか漬けのきゅうりを細かく切ったものを混ぜたマヨネーズ。気持ちの上でタルタルソース。と思ったけど、玉ねぎが入ってなかった。 他にはザワークラウトと、トマトとケール、レタス。 ゆっくり食べる練習をしている。といいつつ時間を計るのを忘れるっていう。 野菜メインなのに少し太った。 次回もお楽しみに!
内幸町、くもり。 ほとんど新橋なんだけど、霞ヶ関の雰囲気が残る巨大なビルが多い。 ちょっと新橋寄りになると雑居ビルが増える。 ちょうど境界線なのか。 麻雀店が新橋感 平成的な居酒屋 歯医者などのちょっとしたクリニックや弁護士事務所が多い。 平成初期の日本が残っている。 車はレクサスやBMといった高級車もちらほら見かけたが、タクシーがやたらといるのが都心らしい。 インバウンドが好んで訪れるエリアではない。 新橋的な場所なんだけど、あんなにざわざわしてなくて、地味な印象。 内幸町という名前の通り、控えめな町なんだ。 韓国のbibigo Marketや桂花ラーメンなんかもあっ
ベビーリーフ、塩麹につけたチキン、トマト、レタス。健康的な食生活ではあるけど、毎日同じっていうのはいかがなものかって気はする。 バリエーションつけたほうがいいかなという問題はありつつ、体重は少しずつ落ちている。夜は炭水化物を食べていないのがいいのかもしれない。じゃあこういう生活を続けるかって気もする笑 次回もお楽しみに!
一日で1キロほどやせた。本当か? だいたいこういう時は体重計の誤作動で、数日以内に元に戻っている。 でも、やせたその日は喜んでしまう。 日曜日の夜はあまり腹がすいていなかったのでパスタだけ食べた。 サラダを作る気もなかったのか、炭水化物を求めていたのか。 ツナマヨにあえて食べた。 さてこれからどうなるだろう。
「バッドランズ」:マリックの美学の原点に触れて、映画界へのインパクトに気づく。
監督・脚本 テレンス・マリック 出演者 マーティン・シーン、シシー・スペイセク 公開 1973年10月15日 https://www.youtube.com/watch?v=IgHAFbR2HXs ■若い映画ファンも魅了 夜の上映回であったにもかかわらず、160席ほどある会場はほぼ埋まっていた。比較的若い男女も多く、テレンス・マリックという監督が映画ファンにとって重要な存在として認識されているのがうかがわれた。 ■ストーリーは「ボニー&クライド」 ストーリーはいわゆるボニー&クライド系のシンプルなもの。 1958年にアメリカのネブラスカ州で起きた連続殺人事件をモチーフにしている。
■一週間の雑感:人と話す 外部の人と仕事をご一緒させていただく機会があり、カメラマンとかデザイナーみたいな技術職で、それなりに仕事ができる人はいるけれど、コミュニケーション能力が低いと仕事が来なくなるという話になった。よっぽどすごい技術があるなら仕事も来るかもしれないけど、自分がいるような環境はそんなハイレベルなところではないので、それはそうだなと納得。 ソフトスキルとかソーシャルスキルと呼ばれるものを磨いていかないといかんなと。このあたりって営業だから、とかじゃなくて、クライアントと接触する人はみんな心がけないといけない。クライアント側もやりとりをしているうちに、こちらが気が利くの
いわゆるネットは毎日使っている。だけどVRゴーグルを装着してアクセスする仮想空間は未体験だった。 3Dの立体的なデジタルな世界。 そこにもSNSがあるらしい。 zoneといって完全招待制だ。友だちが招待してくれて、アカウントを作った。VRゴーグルも貸してもらった。 ログインしてみると、Xのような2次元の平坦なビジュアルではなくて、仮想空間に様々なイメージが浮遊している感じ。それぞれのユーザーは銀河系のイメージ図みたいな(おそらくあの絵をモチーフにしているんだろうけれど)エリアを持っている。夜空を見上げなくても宇宙空間はある。電脳の中に広がっている。 Xでポストと呼んでいる操作のこ
麻布十番。晴れ。 高速道路が近くを走っていたり、奇妙な銅像みたいのがあったりして、ちょっと特殊な感じがする。 極めつけはこれ。セーラームーンのマンホール。いい年こいたおっさんが写真を撮るのはちょっと躊躇したが、やっぱり撮ってしまう。魅力的なアイディアである。 メイン通りは飲食店。 もちろん有名なたい焼きも。 やたらと学校帰りの小学生みたいのがいっぱいいるんだが、近くに有名な学校もあるのだろうか ヘアーサロンが多い印象。 夜の職業が多いのかもしれない。 BMWとかベンツ、レクサス。テスラも走っていた。 赤坂、六本木界隈の猥雑さと下町をミックスした感じ。個人的にはあまり馴染み
週末が近づくにつれて、冷蔵庫の野菜が減っていくわけなんだけど、それでも野菜を食べ続ける。玉ねぎとキャベツの炒め物。 これは中華スープの素で味付けした。それからブロッコリーに似ている。スティックセニョール。 それと納豆とぬか漬けのきゅうりとツナ缶を混ぜたもの。これは結構発酵食品の割合が高くて良い。 やさいばっかりで頑張っているんだけどなぜか太った。
茄子の煮浸しを作ろうとしたら、茄子が焦げてしまった。味は良い。 納豆とツナを混ぜたツナ納豆。味噌汁も。昨日と同じく、ぬか漬けのゆで卵ときゅうりがサラダの間に隠れている。 野菜と発酵食品メインでダイエットと腸内環境の改善を目指す。 ちなみに、20グラムほどやせた。 こういう誤差を重ねていくしかない。 次回もお楽しみに!
野菜サラダとほうれん草のスープなんだけど、野菜サラダのほうは、ぬか漬けの卵ときゅうり、ブロッコリーの茎を入れた。ザワークラウトもある。これ全部発酵食品。 他にはケール、ベビーリーフ、トマト、ツナマヨ。 これだけ食べれば、腸内環境が良くなるんじゃないかって期待する。 でも、太ってた。 なんでだろ。
仕事が遅くなると、夕食はマカロニを食べたくなる。 炭水化物ってエネルギーになりやすいのかな。 とにかく、マカロニのことを考えていたんだけど、冷蔵庫に眠る野菜のことを思い出した。冷蔵庫の中の野菜が食べることもなく朽ち果てていったらどうしよう。 じゃあ、野菜サラダにするしかないじゃないか! とはいえ塩麹につけたチキンはいれた。これは味が結構しっかりしていて、ハムっぽい。だから、サラダにもドレッシングがいらない。 ちなみに、熟睡をするためには、炭水化物ではなく、タンパク質がいいらしい。 そういう意味でも良い。 ほんの少しやせた。
雪からみぞれに変わった。結構寒い 商店街がメインストリート。昔ながらの店もあるが、おしゃれな飲食店が多い。代々木上原にも似た印象で落ち着いた場所だ。 ただ、こちらのほうがカジュアル。とはいえ少し奥に入るとベンツやBMWが止まっている。ちょっとした富裕層が住む街ではある。スーパーリッチという感じではないが、ゆとりはあるんだろう。 おしゃれな家 ハイテンションで買い物しまくるようなエリアではないが、友だちとゆっくり過ごすにはよさそう。 代々木八幡駅も近い階段多め 文章はここまでですが、おもしろかったらご支援いただけると、たまにコーヒーなど飲めるようになり、助かります。
写真は刺身だけだけど、マカロニも食べたし、昼も結構食べた。 土曜日と日曜日はなんだかんだで時間によゆうがあって、食べたいものを食べてしまう。 チートデイ二日は多い。体重計に結果が出ている。 マカロニ好きがひとつのネックな気がする。 ここから考えてみよう。
第19回 ぽちゃなんて呼ばれても間抜けに聞こえない奴になりたいもんだ。
新宿底辺紀行。 朝方の歌舞伎町、新宿中央公園の住人たち(あそこは隣にタワーマンションが建っているから余計にいいんだ)、ちんぴらにどつかれる弱気なサラリーマン、女子高生のパンチラとその瞬間を逃すまいとする中年男の顔。 「悪趣味よね。ちんぴらにどつかれるサラリーマンとか、女子高生なんか新宿じゃなくてもいるわけだし」 靖国通りと新宿区役所通りがぶつかるT字路近くの歩道。道端にうんこ座りしている森川祥子は頭にサングラスを乗せていた。ショッキングピンクのノースリーブのワンピースを着ていて、ゴールドのネックレスを首から提げていた。隣にいる尼ヶ崎もうんこ座りをしていた。 「ばかやろ。新宿で
「関心領域」。そこで何が行われているか知っているからといって真実を理解しているわけではない。
監督 ジョナサン・グレイザー 原作 マーティン・エイミス 出演者 クリスティアン・フリーデル、ザンドラ・ヒュラー 音楽 ミカ・レヴィ 公開 2023年5月19日 興行収入 79億円 「関心領域」はアウシュヴィッツの強制収容所の隣に住んでいる一家の物語だ。 家長のルドルフ・ヘスは、アウシュビッツの親衛隊中佐。妻のヘートヴィヒと子どもたちがいる。使用人も多く、満ち足りた生活をしている。 やがてルドルフに転属の指令が下る。これをまぬがれようとするが、うまくいかなかった。ルドルフに打ち明けられて、ヘートヴィヒは激怒する。 収容所のゴンゴンという騒音が響き続ける。この家族は、騒音が気になら
先日、友だちに会った。 普通にご飯を食べて、お茶をしながら雑談した。その中で、noteで「らうどねす」というマガジンをやっているという話をした。友だちが応援してくれたらいいな、くらいの軽い気持ちだった。もう少し言えば、「らうどねす」を読んでみたいと言われればリンクを送るつもりだった。読者の少ないマガジンだから、こうやって地道に1人ずつ営業をかけていくしかない。 だけど友だちは「LOUDNESSってバンドあったよな」と怪訝そうな顔をした。「そういうの、勝手に使わないほうがいいんじゃないの?」と。 おれは焦った。読んでもいないマガジンを絶賛してくれとは言わないが、もう少し好意的な反応が
■日常:ブルータリスト 映画「ブルータリスト」を観てきた。いわゆる感動ものではないのだが、おそろしく斬新な作品だった。ひさしぶりにドキドキした。 ■クリエイティブ:漫画、小説 マンガ「フラットランド」はカピバラが主人公。友だちに見せたら、「途中からカピバラに見えなくなっている」と指摘を受けた。うーん。それでも描き続ける。 フラットランド - ジャンプルーキー! 心優しいカピバラ、ファントムくんの夢は人間になること。 そのためのミッションは宇宙開拓。 様々なチームが先を争って、宇宙の rookie.shonenjump.com ■日々の気づき:本質。 賢く
既存の技術を使って観たことのない映像を作り上げた記念碑的作品!
監督 ブラディ・コーベット 出演者 エイドリアン・ブロディ、フェリシティ・ジョーンズ、ガイ・ピアース 撮影 ロル・クローリー 編集 ダーヴィド・ヤンチョ 公開 2024年 製作費 14億円 興行収入 17億円 https://www.youtube.com/watch?v=6d7yU379Ur0 予告編の中にもあるように、逆転する自由の女神像という、ハッとするショットではじまる本作。 「序曲、第一章、インターミッション、第二章、エピローグ」という構成になっている。 簡単なストーリーは下記のようなもの。 ホロコーストを生き延びてアメリカに渡ったユダヤ人ラースロー・トートはハンガリ
炭水化物をとらないほうがやせる。という話を聞いたのでやってみている。 でも太った…。 早急に結果が出るわけではないんだけど、逆に太るってのは困る。 ちなみに野菜サラダ以外に、じゃがいもやほうれん草、ぬか漬けきゅうりも食べた。って、サラダを二皿に分けただけじゃないの?
晴天。根津駅周辺。 いわゆる谷根千と呼ばれるエリアで、東京の下町とされている。 ただ高層マンションなども多いし、観光地が進んでいる。洗練された下町。 インバウンドは欧米人が多い。ただ、根津神社にはさほどいない。神社目当てではなくて下町観光なのかもしれない。こじゃれたお店が並ぶエリアではカフェでくつろぐ白人をよく見かけた。 おしゃれエリア ちなみに昔ながらの和菓子屋や、金太郎飴の店などもあった。 昔ながらの和菓子屋金太郎飴屋 それにしても歯医者が多い。 日本は歯医者が多いというが、このエリアの歯医者密度はかなり高い。 文章はここまでですが、おもしろかったらご支援いただけると、たまにコ
「ぬかたまと耐性」。実験レポート風のタイトルはある意味正しい。
ぬかみそにゆで卵を漬けた「ぬかたま」。 ぬか床にまだ二個残っていた。 躊躇したが、ふたつとも食べることにした。 どれほどのダメージを受けるだろうか。しかし、捨てるという選択肢はない。先日トイレにこもることになったにもかかわらず、食欲が勝ったのだ。 食後、しばらく警戒したが、今回は大丈夫だった。 ダイエットレポートを続ける。 夜の炭水化物をやめてみた。つまり、マカロニを食べなかった。 タンパク質、すなわち肉は食べた。これは塩麹で漬けた。 あとは野菜である。 その結果として20グラムほどやせた。 これはしばらく続けてみよう、とは言いつつ、疲れるとマカロニ食べたくなっちゃうんだよね。
駅前の書店を覗く。 賑わう書店 店の外に週刊誌や漫画雑誌が並んでいて、懐かしい感じ。店内はまずはエンタメ系の小説が目に入る。どこの店でも売りたがる自己啓発本は、ここでも目立つところに並ぶ。いわゆる読み物が多い。 とげぬき地蔵尊の周りはやはり高齢者が多い。おばあちゃんの原宿は健在か。 境内の耳かき屋さんも健在 とはいえ、町全体を見たところでは子どもや学生もいて、高齢者ばかりではない。 インバウンドはあまり見かけなかったが、巨大なアパホテルがあった。これからインバウンドが増えるのか、国内の観光客が多いのかは不明。 昔ながらの下町で、駄菓子屋もある。他にはパチンコとかゲームセンターと
新メニュー「ぬかたま」。夕食が思いがけず人体実験に変わってしまった。みなさん気をつけましょう。
冒頭のチキンサラダにゆで卵が乗っていることに気づいただろうか。 これ、じつはぬか床に2日ほど漬けたもの。ピータンが好きだし、発酵食品も好き。だから、ぬか床にゆで卵を入れるという発想は魅力的だった。 お味のほうは悪くない。ちょっと塩気が強いとは思ったけれど。今にして思えば漬ける時間が長すぎたか。 一時間ほどしてトイレにこもることになったわけだが、他に原因が思い当たらないのでおそらくこの「ぬかたま」だろう。 おかげで少しやせたが、もう少し改良が必要なようだ。 ちなみにマカロニも食べてしまった。
晴天。 新宿西口ビル群界隈。 観光名所はやっぱり都庁 巨大なオフィスビルが乱立している。通行人はいるのに人間臭くない。ある意味近未来的な感じではある。 西口のメインは電気街というか、飲食店街。 まだ準備中の店もたくさんあるけど、おっさんもおばさんも若いお姉ちゃんもインバウンドもみんないる。 人が集まるとエネルギーが渦巻く。 良くも悪くもパワフル。 歌舞伎町ビルディングも結構目立つ それにしても、新宿は駅の工事に伴って、一気に景観が変化した。これからどうなるんだろう。 文章はここまでですが、おもしろかったらご支援いただけると、たまにコーヒーなど飲めるようになり、助かります。
マイルールで生きている男がいる。 明け方に活動をはじめ、夜遅くまで存在の気配が感じられる。 アパートの前にある路地にライトバンを停めて作業をする。 車のドアを開け閉めする時大きな音を立てる。スマホで大声でしゃべる。家の中で大声で子どもを怒鳴りつける。酒を飲んで爆笑する。時には友だちを招いて夜中まで大騒ぎする。そんな時は子どもが泣きわめき、おとなたちは爆笑している。 なぜこんなことを知っているかというと、おれが住んでいるアパートの向かいに彼の家があるからだ。 おれが仕事から帰ってくると、路地にはいつも彼のライトバンが停まっている。 食事をして風呂に入る。そろそろ寝ようかという頃、ライト
インディペンデントなエンタメ映画に変貌した突然変異の「エイリアン4」は今までとなにが違うのか徹底分析!
監督 ジャン=ピエール・ジュネ 脚本 ジョス・ウィードン 出演者 シガニー・ウィーバー、ウィノナ・ライダー、ロン・パールマン、ドミニク・ピノン 公開年 1997年 製作費 111億円 興行収入 240億円 まずシリーズの時代設定をまとめておこう(かっこ内は公開年)。簡単な概要もつけておく。 エイリアン:2124年(1979年) 「宇宙でジョーズ」 エイリアン2:2144年(1986年) 「宇宙でベトナム戦争」 エイリアン3:2270年(1992年) 「経済の後退とキリスト教右派の台頭」 エイリアン4:2470年(1997年) 今回取り上げる4は、3からち
その叫び声は誰に向けられているのか。 「メッセージ」なんていう品のいいものじゃない。 っていうかうるさいだけ笑 おれは毎朝、5時に起きる。 すると待ち構えていたかのように、階下の住民が和室の引き戸をガラガラと開け、玄関の扉をキィっと開ける。 そして憎悪に満ちた咆哮を放つ。誰に?わからない、おれが聞きたい。 それから和室に戻り、引き戸を叩きつけてしめる。 なぜそんなに詳細に動きがわかるかというと、ボロアパートなので、階下の生活の音が聞こえるのだ。 彼は40代の男だ。20年ほど前に挨拶をした時は、おとなしい文学青年といった風貌だった。 彼の怒りはどこからやってくるのか。それは彼自身か
新しいコラムを書いたら追加していきます。 【001】文学青年風の彼がデス声をマスターした件 250223
■日常:つきあう人 以前、アマチュアオーケストラのバイオリニストに会ったことがある。少人数でカルテットを組むこともあるという話になった時、「最初は『一緒にやりましょう』みたいにいくつかのパートで組むんだけど、うまい人はうまい人同士で楽しくなるようになっちゃって、そうじゃない人はいつの間にか参加しなくなっちゃう」というニュアンスの話をしていた。これってジョジョの「スタンド使い同士は引き寄せあう」という話にも似てる。 自分の生活でも似たようなことがある。雑談でも、いちいち細かいところで説明しなきゃならないような人とはいつの間にか距離を置くようになる。やっぱり日々研鑽しなきゃな、と思う今日こ
ごま油で炒めて麺つゆで味つけしたきのこを、そばにあえて食べた。 麺つゆはきのこについているから、そばにはつけなかった。 それでもおいしい。 体重はちょっと減った。 でもそばが結構大盛笑
ここは人形町。 曇り。 老舗の飲食店街といった印象。 古き良き江戸の名残りとでも呼びたい店がちらほらある。 夜は接待などで賑わうのだろう。呼ばれたことないけど。 渋い グルメバーガーの草分けのブラザーズもある。 目立つ 書店は文教堂が頑張っている。 エントランスは女性誌がまず陳列されており、かたわらには、より良い自分になるための本のコーナー。 歴史小説がそこそこのスペースを確保してあったのは、この町を訪れる人がそういう本を好む層なのだろうか。 行き交う人々は日本人がメインで、海外の人は夜になったら来るのかな? 場所柄、高級車は多かった。 日本橋側に少し入るとオフィスビルがぐっと増
サラリーマンの日常のように食卓も似たようなメニューが並ぶ。という必要はないのだが……。
毎マカロニ、チキンサラダ、ナスの煮びたし。 いつも似たようなものを食べている。 ツナマヨチキン。 こっちは週に一回。 ナスの煮びたし そして少し食べすぎているらしくてちょっとずつ体重が増えている。 ダイエット、がんばりまっくす。 もう少し食事のバリエーションを増やしたいのでご支援いただけると助かります。
有楽町は富裕層とインバウンドの町。 これは事実だけど、実は庶民も楽しめる町だった。 まずはこれ。 駅近なんだけど 東急プラザ銀座 かなり悲惨な状況だと小耳に挟んだので覗いてみた。最大90%オフ!って銀座で見たことのない数字。 90%オフ!スーパーでもなかなか見ない数字 お店はやっているが、店員しかいないと言った様子。6階フロアは完全に閉鎖されている。 お客いないトレンドを終えたNFTの文字が寂しさを増す 高架下飲み屋 文字通り高架下 これは渋い。しかも遠くから見ていただけなのに「いらっしゃいませ!」と声をかけられた。営業の態度として見習いたい。 店員から離れて撮影
チキンサラダを食べたのだが、マカロニ(ツナマヨとあえたやつ)も食べた。 何年もこれが好きだ。酒やたばこのように体に悪いものではないのだけどダイエットには悪い。シンプルにやせない。 どうにかしないとと思って色々試している。 ・蕎麦にする(代替品) ・肉を塩麹づけにする(塩麹でダイエットできたという記事を読んだ) いまのところどちらも効果なし。 マカロニを買わなきゃいいじゃないか、と思ったあなた。正解。 でも…、と言い訳すると、スーパーで割引になっていたのだ「棚整理のため」と。この「整理のため」っていうのはキラーワードだ。「特売価格!」とか「家計応援」と言われるよりも説得力がある。 …2袋
晴れ。 代々木上原はいつの間にかおしゃれなカフェがたくさんある若者の町になっていた。 おされカフェ インデペンデント系の書店もある。旅の本や、サブカルチャー。ガロみたいなアングラ感はなくて、洗練されてる。中野ブロードウェイと青山ブックストアをつなぐラインのちょっとブロードウェイ寄り。 CITY LIGHT BOOK 住宅街をさまよう。仕事になりそうなエリアじゃなくて、仕事で儲かってる人が住んでる町。マンションの駐車場にはベンツとかBMが結構止まっている。 公園では子どもが遊んでる。 豊かさを突きつけられて、途方に暮れる。 こんな風に暮らしたい、いや、I wantじゃなくて、
ちょっと体重が増えた。 実はほうれん草も食べた。 写真を撮るのを忘れたが、実はマカロニも食べた。むしろこのマカロニが太る原因であったが。 でもマカロニは好きで、マカロニとツナマヨをあえたものが定番だ。 なんとかしないと。 次回もお楽しみに!
曇り。 新橋は言わずと知れたビジネスマンの街 新橋の西口。御成門との間位のフィールドワーク。 自社ビルを構えている会社や雑居ビルが混在している。マンションもけっこうある。マンションの中にオフィスを構えて仕事をしてるんじゃないかと思う。 人通りは比較的少なめ。ただ路上駐車がかなり多い。 10階建て以上の建物もざらにあって、東京の中心地なんだなぁという印象。 ちなみにこの辺は観光の要素はあまりなくて、味気ないビルが多い。そんな中でもいくつか面白い写真が撮れたのでアップしておく。 タミヤのお店神社の一部?昭和感昭和そのものでかいトイレットペーパー ここまで読んでいただきありがと
トマトがうまい。 塩麹づけのチキンはハムのような食感でいい。 野菜中心の生活。
やや曇り。 東大の近く。医療関係のいろいろな会社が、こぢんまりとしたオフィスを構えている印象。三階建てくらいの自社ビルがあって、営業車が3台くらいあるような規模の会社がちらほらあり、あとは雑居ビルに間借りしている小さな会社。マンションなども多く、派手さはないけれどお金はかかりそう。 静かで落ち着いた場所。十年後もさほど雰囲気は変わらなそう。 看板が珍しいドトール 日活もある 書店 ここまで読んでいただきありがとうございます!もし記事が面白かったら、サポートしてもらえると嬉しいです。より面白い記事や漫画制作の励みになります。
週末はチートデイになりがちだが、なんとか乗り切ったか。 乗り切ったか否かは体重計の数字を見て判断する。
第18回 「妄想」という言葉に「きぼう」というルビを振るのはあなたの自由。
洋介は、夜の七時近くにマリアが住んでいるアパートを訪れた。窓が暗くなっていた。五分ほど待っていると、見慣れた人影が杖をつきながら歩いてきた。白いブラウスを着て、膝小僧が隠れるくらいの長さの黒いタイトスカートを穿いていた。洋介が近づいていくと、マリアは立ち止まった。 「洋介くんね」 「よくわかったね」 「足音でわかるわ。あなたも、私が帰ってくるのがよくわかったね」 「なんとなく」 外階段を上った。段差を踏むたびに、がん……と音が響いた。外廊下を歩いていくと、ふたつめの部屋の中で誰かが大きなくしゃみをした。マリアがふふ、と笑った。 マリアの部屋についた。 「夜ご飯作るけど、食べ
監督 デヴィッド・フィンチャー 出演 シガニー・ウィーバー 公開 1992年5月22日 製作費:76億円 興行収入:240億円 前作が1986年に公開されているので、本作は6年後に公開されている。デヴィッド・フィンチャーの監督デビュー作だが、シナリオの段階からトラブル続きだったようで、本人は自分の作品として認めていないという。よっぽど懲りたのか、その後はSFを撮っていない。しかし、非常にスリリングな映像を楽しめるし、犬から生まれて四つ足で疾走するエイリアンという新しさもある。 なによりも注意深く読み解くと、前作を尊重しつつアメリカの時代の流れとしても忠実な続編であることがわかる。
日常:町の印象 ポスティングしにいった町の印象を書いている。 街並みや行き交う人々を観察する。マクロとミクロの視点を扱えるようにしたい。そして発見をアイデアにつなげる。 ポスティングマンのあの街この街フィールドノート|ちゃんぽんビート by あふろざむらい|note 仕事を求めて会社のチラシをポスティングしに行った町のフィールドノートです。 note.com クリエイティブ:漫画、小説 漫画「フラットランド」は今週も描いた。第〇話という分け方はしているが、1ページ描きあがるごとにつけたしている。今は第3話の途中。 フラットランド - ジャンプルーキー
天気は晴れ。 ちょっと歩くとすぐ築地。 新大橋通りと晴海通りの交差するあたり、界隈は混んでる。 晴海通りを有楽町方面から走ってくるバスは海外の人も混ざってかなりの乗車率。 築地界隈はアジア系のインバウンドが多い印象。 築地本願寺あたりまでが観光のメインで、その先の新富町のあたりはオフィス街。観光客はほとんどいなくて、工事をしていた。高級そうなマンションが立っていたり。 高速道路はやや廃墟感のある巨大構造物の雰囲気を醸し出していて、その手のファンには良いかもしれない。 文章はここまでですが、おもしろかったらご声援いただけると助かります。
新宿三丁目から新宿御苑界隈。 風が強いので寒く感じる。やっぱりこの辺はインバウンドはそこそこいる。 とはいえ、インバウンドは新宿駅から伊勢丹あたりまでが多い。 ディズニーストアやオニツカタイガーなど海外でも知られてるブランドにいくみたい。 映画とかと同じで、ある程度知ってるところにいくのは定番なのか。 紀伊国屋書店。人はちょっと少なめ。インバウンドもそんなに多くはない。 エントランス付近はBRUTUSやTarzanのバックナンバーなど特設コーナーになっていた。人気雑誌や人気作家が一目瞭然。 女性客が多かった。ブックオフは中高年の男性客が多かった。懐の余裕によるのかな。 家庭を持つ
小川町周辺。天気は晴れ。老舗の蕎麦屋などがありポチポチ行列している。薮そばは休み。定休日。 老舗の蕎麦屋とか。 普通の飲み屋もある。 基本的にはオフィス街。ビジネス中心の街で観光地ではないというか。夜の街は駅前飲み屋が結構あるから、夜なんかは賑わうんだろう。 神田駅のほうに行くと雑居ビルが結構ある。築年数がかなり経過してそうな建物がそのまま使われている。 インバウンドはそんなにいない。外国人はそこそこいるんだけど、観光ではなく住んでる感じ。 山手線の円の中だから、東京の中心なんだが、どことなく下町感が漂っている。いわゆる江戸の風情が残っているといってもいい。
「バンド・ワゴン」から学ぶ人生の浮き沈みと、生き方のちょっとしたヒント
監督 ヴィンセント・ミネリ 脚本 ベティ・コムデン アドルフ・グリーン 製作 アーサー・フリード 製作協力 ロジャー・イーデンス 出演者 フレッド・アステア シド・チャリシー 公開 1953年8月7日 製作費 4億3000万円 配給収入1億8000万円 「バンド・ワゴン」はフレッド・アステアのひとつの頂点とされている。 たしかに傑作だが、それだけではない。よく噛みしめることで人生における大切なことを教えてくれる作品でもある。 ストーリーを簡単に紹介しよう。 落ち目のスター、トニー・ハンターは脚本家のレスターとリリーのマートン夫妻の紹介で演出家であり俳優でもあるコルドヴァに出会
春日駅周辺エリア。晴れ。 住宅街であり、東京ドームや後楽園遊園地のようなアミューズメントであり、さらには飯田橋も近いのでビジネスのエリアでもある。 子ども連れと、遊びに来ている学生、サラリーマンがまぜこぜになる街。 頻繁に高級車が走っている。富裕層は車で遊びに来てるのか。 ヒエラルキーは混在。 ポスティングは雑居ビル。 ストレッチや学習塾が多めだった。
日常:日常の中の非日常 友人と「エイリアン:ロムルス」鑑賞。平日は自宅と職場の往復だけになりがちだが、たまにはこういうのも良い。 「ロムルス」は素晴らしかった。勢いでいったら1、2を越えている クリエイティブ:漫画、小説 引き続き漫画と小説を制作中。 日々の気づき: 「google社員は週末を自然の中で過ごす」みたいな本をネットで数回目にした。自然の中で過ごすのはマインドフルネス的にも良いと思うが、「エリートビジネスマンは週末を自然の中で過ごす」のは「週末を自然の中で過ごせばエリートビジネスマンになれる」と同義ではない。より良い自分、より良い生活に至るための、お手軽なショートカッ
「エイリアン:ロムルス」がなぜこの時代に刺さるのか考えてみる。
監督 フェデ・アルバレス 脚本 フェデ・アルバレス/ロド・サヤゲス 出演者 ケイリー・スピーニー/デヴィッド・ジョンソン/アーチー・ルノー/イザベラ・メルセード 音楽 ベンジャミン・ウォルフィッシュ 撮影 ガロ・オリバレス 公開 2024年8月16日 「ロムルス」は「エイリアン」のスピンオフだ。ただし、「エイリアン」を観たことのない人でも十分楽しめる仕上がりになっていたし、コアなファンならシリーズとのつながりを探す楽しみがある。 エイリアン1と2の記事はこちら。 「エイリアン(時代設定は2122年)」(1979年)と「エイリアン2(2179年)」(1986年)の間の2142年
やはり銀座界隈なだけあってインバウンドが多い。 中国系のインバウンドが多い印象。 天気は曇り。高島屋の出入り口周辺を眺めていると休日よりは人の出入りが少ない。 インバウンドが多いとは書いたが、やはりサラリーマンが多い。 丸善。入り口付近はビジネス書、もしくは自己啓発関係の書籍が多い。「チームを良くする」とか、「仕事のできる人はこうする」みたいな。今よりももっと良い自分になりたい。効率よく仕事をしてデキル人になりたい。つまりお金を稼ぎたい。というのは今の労働者階級のサラリーマンの正直な気持ちだろう。 この辺も商用車が多い。タクシーも多かった。 最近は昔のようにスポーツカーは走ってい
晴れ。 人通りは多い。ビジネスマンが多い。 ただ飯田橋や新橋に比べて落ち着いている印象。ざわざわしていないというか。本当に個人の感想でしかないけれど。 慶応大学のお膝元なので学生が多い。 飲み屋街もそれなりのエリアがあって、ラーメン屋と整骨屋が多い。 車の交通量も多くて、業務用の車が多い印象。 慶応大学があるっていうのが街の空気感に影響を与えている気がする。
「エイリアン2」。ジェイムズ・キャメロンはリプリーと同じ夢を見たか。
監督 ジェームズ・キャメロン 脚本 ジェームズ・キャメロン 公開 1986年 製作費 28億円 興行収入 200億円 一般市民の女性が人類の存亡をかけた戦いにおいて重要な役割があると知らされ、兵士とともに戦う。彼女を助けようとする兵士は傷つき、女性は自ら強大な敵を倒す。 このプロットは同じ監督によって少なくとも二回使われ、二回とも大ヒットした。 そう。ジェームズ・キャメロンの「ターミネーター」(1984年)と、1986年の本作だ。 ターミネーターでは、リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーが未来からやってきたカイル・リース軍曹とともにターミネーターと戦う。 エイリアンでは、リプリーが
日常:自然に触れる 週末は自然の中を毎週歩く。木々の様子を観察しつつ鳥の声を聴いたり自分の感覚を確かめたりしながら。日々の生活でマヒしている五感を取り戻す作業。人間は自然から生まれたから、自然の中で過ごすのが心地よい。 クリエイティブ:noteの新連載 フィールドノートをはじめた。訪れた町の印象を描いている。スナップショット。自分の観察力を磨くための独り言みたいなもの。視点の切り替えや、現実を見る意識の解像度を上げる、問いを立てる。そういったもろもろの訓練のためにやっている。 ポスティングマンのあの街この街フィールドノート|ちゃんぽんビート by あふろざむらい|note
高田馬場駅早稲田口から新大久保に向かって走るつつじ通り。交通量は意外と少ない。専門学校がいくつかあるからか学生風の若い人が多い。 車業務用の車が多い。 社会のヒエラルキーの中の下位。 ちょっとカオスな雰囲気がある。多分いろんな人種が入り混じってるからだと思う。 芳林堂書店。 できる人はすぐやるとか、人との付き合い方みたいなコミュニケーション関係の本、よりよく生きるための本が多い。 店内はお客は多い。 日本人はコミュニケーションが下手になってきた実感がある。そういうのもあって、コミュニケーション関係の本が多いのではないか。
御茶ノ水エリア。曇り。 駅前の順天堂大学や神田明神、湯島聖堂などがあり、文教都市の雰囲気がある。ただ、お隣が秋葉原なので、電機的な会社もある。 同じく秋葉原の影響か、インバウンドが多い。 町工場的な小さな企業と住宅街がミックスしたエリア。 ボックスカーとか移動に使うような車が多い気がする。ああいう車でインバウンドや観光客を乗せて回っているのだろうか。 ちなみに湯島聖堂はあまり人がいない。神田明神に流れているようだ。
銀座を通り越して東京の東側へ。 人が少ないかと思いきや、駅の構内には結構人がいた。ビジネス中心の印象で、インバウンドはあまり見かけない。 地上に出ると天気は薄曇り。青空だけど雲が多い。 大通りには車が多い。 街は下町っぽい雰囲気もありつつ、マンションとオフィスビルが混在している。銀座のビジネス街と江東区あたりの下町の境界線なのか。 基本的には静かなエリア。 本の森ちゅうおうという6階建ての図書館があった。太陽光をたくさん取り入れた明るい施設で、利用者が多い。市民の憩いの場らしい。
場所:渋谷 /宮下公園界隈 天気:曇り 定点観測: 人通りは結構あるんだけれど、忠犬ハチ公がいるエリアの比ではない。 どちらかというと住宅街や専門学校、オフィス街も混ざっている。落ち着いた雰囲気。 再開発をしていた。商業施設になるのかマンションになるのか500メートル四方くらいの空間が工事中だった。 明治通り沿いは人が多い。ショップがたくさんある。ただ、買い物してるのは主にインバウンドのようだ。 渋谷というと若者が遊ぶイメージだが、そこまで若くない。むしろオフィスが多いのかもしれない。 車は結構走っていて、いわゆる業務用の乗用車や軽自動車とかも多いんだけど、ステイタス
「エイリアン」第一作で生まれたのはモンスターだけじゃない! 女性ヒロインの先駆け映画を深堀りしてみる。
監督 リドリー・スコット 脚本 ダン・オバノン 公開 1979年 製作費 17億円 興行収入 160億円 物語について 映画ファンで「エイリアン」を知らない人はいないだろう。 念のため、ざっくりおさらいしておくと、 物語は貨物船ノストロモ号の乗組員が冷凍睡眠から目覚めるところからはじまる。地球に向かっていたはずが、大幅に航路を外れている。 とある惑星から、発信者不明の信号を傍受したという。 乗組員は渋るが、知的生命体からの信号を傍受した際には調査するという契約がある。 未知の惑星に降り立ち、謎の宇宙船と化石化した宇宙人を発見する。 さらに調査を進めると、一等航海士のケインは生物の卵を
日常:朝のルーティン あいかわらずご飯を食べるための仕事がメイン。それでもクリエイティブな仕事はやっていく。 そこで必要になってくるのが現実に対する解像度の高さと自分の頭で考えること。 世の中で起きていることを見聞きして自分なりに空気感を感じたり、考察したりする。あくまでも自分なりなのでクオリティは高くない。それでも繰り返しているうちに解像度が高まり、新たな視点に気づいたりする。 使っているサービスなど、少しずつシェアしてみる。 ・spotify アプリ中心のサービスなので中心となるユーザーは若者だと思う。 だから、若者の好む音楽の傾向を知るためには良い。 クリエイティブ:漫画制作
坂本龍一の私設図書室で見えた選書哲学――他人の本棚を覗く喜び
2023年9月24日に開設された、坂本龍一の私設図書室にいった。 ことわっておくと、ファンというほどではない。YMOもちゃんと聴いたことがない。ただ、現代美術館の展覧会にはいった。以前、都内で行われたエキシビションもいった。 自分にとって坂本龍一は、YMOという人気グループのメンバーだった人物で、映画音楽を多く手掛けている音楽家。曲はよく知らないけれど「ループの天才」。そんな人物がアート界隈で親和性が高いようだから、アート好きとしてはおさえておきたい。そんな存在。 上記のようなスタンスの人間が、入場料+ドリンク代という、さほど安くない費用をかけて図書室にいった。おそらく、多くの人は
監督 デイヴィッド・リンチ 出演 ナオミ・ワッツ、ローラ・ハリング、ジャスティン・セロー 受賞歴 カンヌ国際映画祭 監督賞(デイヴィッド・リンチ) セザール賞 最優秀外国映画賞 全米映画批評家協会賞 作品賞 ニューヨーク映画批評家協会賞 作品賞 ロサンゼルス映画批評家協会賞 監督賞(デイヴィッド・リンチ) オリジナリティ 死者の見る夢を監督独自の世界で表現した https://www.youtube.com/watch?v=yFjlIGy_Y-Y マルホランドドライブは映画についての映画であり、死者の見る夢でもある。 女優になることを夢見てハリウッ
日常:交友関係が戻ってくる いろいろなコミュニティで知り合った友だちとの連絡が活発化している。同時期にこういう状態になるのはなぜだろう。 クリエイティブ:漫画制作、小説制作 漫画はflat landを描いている。画力はまだ伸びない。せめて映画的に構図をこだわろう。 フラットランド - ジャンプルーキー! 心優しいカピバラ、ファントムくんの夢は人間になること。 そのためのミッションは宇宙開拓。 様々なチームが先を争って、宇宙の rookie.shonenjump.com 小説は構成はいったんきりあげて本文の執筆にはいる。どこでも書けるようにgoogleドキュ
監督:ミロスラヴ・スラボシュピツキー 出演:グレゴリー・フェセンコ、ヤナ・ノヴィコァヴァetc 製作国:ウクライナ 受賞歴:。第67回カンヌ国際映画祭にて国際批評家週間セクショングランプリ オリジナリティ:セリフなし。全編手話 ストーリー: ろうあ者の寄宿学校にセルゲイが転校してくる。 学校内には不良グループがあり、セルゲイはその洗礼を受ける。 腕っぷしの強さを道められ、仲間に引き込まれる。 不良グループは売春や列車内強盗などで金を稼いでいた。 映像: キューブリック風の画面構成。 カメラは1台で、キャラクターごとに切り替えたりはしない。 全身が映るショットが多く、キャラクター
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最近仕事が忙しくて家に帰ってくるのが結構遅い。そうすると食べるものが結構適当になってしまう。 脳が疲れていると判断力が鈍るのかもしれない。 マカロニを食べて、空腹が満たされてから大豆も食べた。鶏肉も食べた。 マカロニ食べたところでやめとくのが正解だったんではないか。 でもそんなときもあるか。 でも、体重増えちゃったし。 次回お楽しみに!
安いマカロ二を茹でてから冷凍し、解凍するとモチモチになる。炭水化物を冷凍すると、血糖値が急激に上がるのを防ぎ、ダイエットにもよいと聞いたのでやってみた。 結果。 味は良い。 が、太った💦 次回もお楽しみに!
いつも日曜日は食べ過ぎるのだが、今日は結構バランスが良い。 今日は牛肉とサラダ、イカと刺身。 最近左手でいろいろなことをするようにしている。食べる時も左手。結構難しい。ただ、こうすると結果的にゆっくり食べることになる。食べはじめてから満腹中枢が刺激されるまで、ちょっと時間がかかるから、ちまちま食べているほうが、食べる量が少なくなるので良い。 ちなみに少しやせました。 次回もお楽しみに!
監督 山中瑶子 出演者 河合優実、金子大地、寛一郎 公開 2024年 主人公のカナは21歳。脱毛エステで働いている。 彼女はイケメンの不動産会社社員と同棲している。しかし、映像クリエイターの男と二股をかけてもいる。 クリエイターの男はカナに、一緒に暮らしている男と別れてほしいと頼む。 カナはそれを受け入れる。 物語は、東京の郊外(ロケ地は町田)に住む若い女性の姿を描く。これがz世代のリアルかどうかはわからないが、映画としては非常に面白い。 冒頭、カナは友達に会い、小学校の同級生が自殺をしたと話を聞く。しかし、カナはその同級生のことを覚えていないし、彼女は自殺した話も興味がない。
■一週間の雑感:引っ越し といっても自分が引っ越すわけじゃなくて、evernoteからnotionに引っ越すことにしたってこと。まだ作業中だからうまくいくかわからない。 やっぱりevernote高いし、使わない機能が増えてきたし。notionの無料プランでできるくらいで十分かなって思って、引っ越し中。ま、データのインポートがうまくできるかどうかってとこなんだけど。 ■クリエイティブ:漫画、小説 「フラットランド」は制作中。新しいマンガのイメージも固めているんだけど、媒体とか考え中。 https://rookie.shonenjump.com/series/zGZPbQ8M9X4
暖かくなるとどきゅんパパが春の訪れを告げる。 そう、どきゅんファミリーが窓を開けて夜遅くまでお楽しみだ。おれは自分の部屋にいてもガンガン聞こえてくる。 これって警察に通報しても対応してもらえないだろうな。 生きてるだけで迷惑な種族って、身近にいるよね。 それはともかく、zoneのCEO、アンセムさんが来日した。この前書いたように、愉快ザルさん経由で来日そのものは知ってたけど、行くかどうか決めかねてた。けど、会場が新宿だと聞いて、行ってみようかなって気になった。近場だし、少し暖かくなってきたし。 イベントがあったのは昨日。13時から新大久保のコミュニティセンターでzoneの使い方
夜、部屋で疲れた体をいやす。 どこからか聞こえてくるDQNの宴がすべてをぶち壊す。 自室にて録音。
詳細不明のアガベを入手した。
連日22時過ぎに帰宅していた。 今日は久しぶりに早く帰ってきたと思って、時計を見たら21時過ぎで、別に早くもなかった。遅い時間の帰宅が常態化すると、早めの帰宅と感じる時間が遅くなる。言ってる意味がわからないかもしれないけど、これでこの話は切り上げる。そして今日もサラダを食べる。 サラダとチキンなんだけど太った。 これって例のキャシー・ベイツメソッドに従っていなかったからだろう。 勝手に名前をつけたメソッドなんだけど、キャシー・ベイツが言うには、食べているとふとため息が出る瞬間があって、そこで食べるのをやめるというもの。彼女自身、それができるようになるまで時間がかかったと言っていた。
冷凍保存しておいたマカロニを解凍した。 ぬか漬けにしておいたゆで卵、ぬかたま。これをつぶしてマヨネーズと混ぜてタルタルソース風にした。マカロニを食べながら発酵食品を摂取できる。 昨日途中で食べるのをやめたサラダ。鮮度は大丈夫。ただ、ほうれん草が腐ってはいけないと思い焦って食べる。 自分の課題は大食いと言うよりは早食いのほうだ。 5分位で全てを耐え投げてしまうと言うのは、やっぱり問題だ。ちょっとゆっくり食べる工夫をする。 長い箸を使っているんだけど、あえて左手で持ってつまんでみる。 しかし、これはゆっくり食べるとかいう以前にめっちゃつまみづらい。早食いもしないけど食べ終わりもしない。
帰りが遅くなって、よるごはんは炭水化物を食べたいと思っただけど、野菜がたくさんある。そうしたらやっぱりサラダを食べたい。 ぬか漬けとか味のついてる食材があると全体に味がついてなくてもいい。 あ、ちなみに、今回は冷凍しておいたマカロニも食べた。 結果として、少しやせた。 炭水化物を冷凍すると良いという記事、本当だったのかな。 いやいや、こういうのいつもがっかりさせられるじゃないの。 もう少し試してみます。 次回もお楽しみに!
健康のために野菜をたくさん食べる。 ただ、面倒くさがりなので、手間はかけたくない。 サラダの水を切るボウルみたいなやつ。 これは以前買ったんだけど、あんまり使っていない。 なぜならめんどくさいからだ。 それでもサラダはおいしいほうがいい。 野菜をザルで水を切り、ジップロックの大きな袋に入れて混ぜてみた。 これは結構簡単に野菜が混ざっていい。 野菜の具は何でも入れる。 炭水化物は1度冷凍してそれを解凍してから使うと、1部のデンプンがレジスタントスターチに変化するらしい。 血糖値が急激に上がるのを抑える働きがあるし、腸内環境が改善される。この話は結構最近聞いたばかりだがやってみている。
毎週日曜日は刺身を食べる。刺身を食べると健康に良い気がする。 日曜の夜はサザエさんを見る。磯野家と一緒に食卓を囲む。 このルーティンで気持ちが安定する気がする。 一日作業して、少しやせた。 次回もお楽しみに!
監督:ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート 出演者:ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン、ステファニー・スー、ジェイミー・リー・カーティス 公開:2022年3月11日 興行収入:214億円 アカデミー賞で7部門を受賞した本作は、まさに快挙。 スーパーヒーローではなく、低所得層の主婦がマルチバースを飛び回る姿に、自分だったらどうするか、と考えた人は多いのではないだろうか。 物語 アメリカの片隅でコインランドリーを経営する中国系移民のエヴリン。税務監査のために国税庁に提出する領収書の整理に追われながら、厳格な父親との対立や、娘のジョイの恋人問題にも頭を悩ませている。ジョイはレズビア
洋介は土曜日の午後に金子家を訪れた。いつものように執事が出迎え、洋介を案内した。母屋に通されると、玄関で蝶が待っていた。大きな花柄のワンピースを着ていた。下手をするとおばさんっぽくなる危険性があったが、良い生地を使い、体に合わせた仕立てでその危険を回避していた。まさに良家の子女の面目躍如と言える姿だった。 蝶の部屋には花がいた。黒いドレスを着ていて、アンティークの人形のような雰囲気を漂わせていた。洋介は挨拶をしたものの、視線を合わせることができなかった。 「お茶がいいのかしら。こういう時に必要な飲み物とかあれば言ってちょうだい」 蝶は浮き浮きした様子で言った。 「なんでも結構で
先日家の前の路地にどきゅんパパのさらにパパが路駐していた。 なぜか何度もドアを開け閉めしていて、そのたびに「バタン!バタン!」と大きな音を立てる。静かな休日がぶち壊しだ。 何時間も車を停めている。 あの一族は他人に迷惑をかけずに生きられないのか。 おれはスマホに手を伸ばした。 発信履歴は警察ばかり。 警察署に電話して、クレームを伝える。しばらくして車が移動する。休日のルーティンになりつつある。 とはいえ、彼らが理解しないのだから致し方ない。 ほっと一息つく。 と、おれはわが目を疑った。 今まさにじいさんが車を移動した場所に、今度はどきゅんパパが自分の車を駐車したのだ。 いったい何を考
■一週間の雑感:考えること 「いいアイデアがほしい」「いい暮らしをしたい」って考えるけれど、それだと考えていることにはならない。つまり「いいアイデアがほしい」という言葉が頭の中でぐるぐるしているだけ。 「うまいもん食べたい」って考えていても動きようがなくて、「CRISP SALAD WORKSで、「SHRIMP PLATE」をテイクアウトして自宅で食べたい」って考えたら、「最寄りのお店はどこにあるか」とか「SHRIMP PLATE高いけどなんとかなるかな」といった話になってくる。だから「いいアイデアがほしい」のだったら、「なにを解決したいのか」とか、具体的にする。思考の解像度を上げる必
金曜の夜もサラダを食べる。 自宅なんだけど、弁当箱で食べてみた。サラダ屋さんが、丼みたいな器にサラダを入れているのを見て、深い容器にサラダを入れるのはアリかなと。 食べていると結構お腹いっぱいになった。ただこれは単純にたくさん食べたからだと思う。タッパーウェアがでかい。 ぬか漬けのゆで卵。ブロッコリーの茎。きゅうり。塩麹の鶏肉。レタスとケールとトマト。結構ボリューム感があって良い。 またやるかな
実は昼食と夜ご飯が同じものである。 昼と夜を一食で済ませたのではなく、13時と20時にそれぞれツナマヨ蕎麦を食べた。 炭水化物ばかりだし、同じものだし。しかも野菜を食べていない。 幸い体重増加は数十グラムだったんだけど、休日でもちゃんと野菜を食べるようにしたい。 次回もお楽しみに!
監督 ダーレン・アロノフスキー 脚本 サミュエル・D・ハンター 出演者 ブレンダン・フレイザー、セイディー・シンク 公開 2022年12月9日 ■はじまり 2016年のアメリカのアイダホ。 この物語はアパートの一部屋を舞台にしている。 主人公のチャーリーはオンライン授業の講師をつとめているが、webカメラはオフのまま。彼は極度の肥満で自分が醜いと思っているので顔を見せたくないのだ。 友だちのリズが面倒を見に来る。血圧を測ったりして、病院にいくことを勧めるがチャーリーはいかない。このままでは一週間ももたないということが明かされる。 ■メインの登場人物は6人 チャーリーとリズ以外に、
有名作品ではあるが、実際には観たことがない人は多いと思う。ただ、中高年の人はヘンリー・マンシーニのテーマ曲は聴いたことがあるだろう。 ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが第二次世界大戦で引き裂かれる夫婦を演じるメロドラマ。とてもよくできている。 ロケーションの美しさもさることながら、戦争と人間のかかわりを深く掘り下げている。 第二次世界大戦中、ナポリ娘のジョバンナとアフリカ戦線行きを控えたアントニオは恋に落ちて結婚する。アントニオは精神病を装って除隊を目論むが、見破られて逆にソ連戦線に送られる。 戦争は終わったが、アントニオは帰国せず、行方不明のままだった。 ジョバンナ
大ヒットしたのもよくわかる。 すばらしくよく出来ている。 トム・クルーズ演じるピート・“マーヴェリック”・ミッチェル海軍大佐は、本来なら将官になっていてもおかしくない実力があるが、現在はテストパイロットをやっている。 そんな彼が、海軍のパイロット養成学校【トップガン】に呼び戻される。 「ならずもの国家」がウラン濃縮プラントを稼働させようとしているので、それを爆破するというプロジェクトがある。トップガンのパイロットたちがその任務を達成するように、マーヴェリックが教育するのだ。養成学校の生徒にそういうことをやらせるのだろうか、という疑問があるが、それはともかく、基本的には生徒たちを教えて
数日後の夕方に金子家を訪れた。 いつものように執事が出迎えた。 母屋に案内されると、玄関扉の前で蝶が待っていた。白いブラウスにタータンチェック柄の短いスカート姿だった。学校から帰ってきたばかりだという。「お待ちしていました」と丁寧に挨拶をした。洋介もやや緊張してお辞儀をした。蝶は洋介の腕に軽く触れた。 「少し庭を散歩しましょう」 執事はついてこなかった。蝶は時折足を止めて植物の説明をした。たとえば洋介の腰の高さほどもあるアガベ。兵庫県の専門業者のところまで買いにいったという。平べったくて肉厚な乳白色の葉は、粉を吹いたようになっていて、触れるとざらざらしていた。葉の縁に並
正直に言うと、この映画の素晴らしい要素(映像美、壮大な空間、ハンス・ジマーの音楽、重量感のある機械など)は、前作ですでに登場しており、2作目になると前回ほどの感動はなかった。同じ映画の続編だし、舞台も同じ惑星だからそれはいたしかたない。 映画の冒頭、「ワーナー」や「レジェンダリー」といったロゴが映し出される直前に1ショットが挟まれる。シンプルだがかっこよかった。もしかしたら今回一番センスを感じたショットかもしれない。 本編は、前作でも感じたがプロットを消化することに重点がおかれており、かなりの駆け足で物語が進む。原作には登場していた人物やストーリーも削除されていた。 原作では砂漠の
当然だけど、洋介の仕事は海外のみというわけじゃない。むしろ国内、もっといえば都内がもっとも多い。今日もそういう仕事だった。 マンションの屋上に立っていた。すっきりと晴れていて、強い風が吹いている。そこから見える新宿方面の風景が必要なんだ。 ちなみにこのマンションは昔、依頼人が住んでいた。当時はまだ東京都庁は建っていなかった。東京は今よりもずっと背が低かった。 目の前の風景と依頼人の記憶にあった風景を重ねてみる。 厚い雲が空を覆っていた。ほとんど全体的に黒に近い灰色なんだけど、場所によってはオレンジ色に見える箇所もあった。時折、雷が光って、少し間をおいて、ごごごごと雷鳴
ようやく全8巻を読み終えた。 ハイデガーの構想としては第2部まで続く予定だったらしい。 いずれにせよ、ここで一区切りということにはなる。 本書では引き続き時間のことを中心に考察が続く。 訳者の中山元による詳細な解説を頼りに読み進めてきたが、それでも理解できたとは言い難い。ただ、それでも自分の頭であれこれ考える時間を持つというのは大切なことだ。 自分が理解できた(もしくはこうだと思った)範囲で書くと、ハイデガーは時間というものを、時計の針が刻む時間と、本来の時間を区別している。 時計の針が刻む時間は世界中の人々が仕事に行くとか、人に会うとか、そういった日々の生活に支障が出ないように便
「アイデアとは既存の要素の組み合わせである」というのはよく言われることだ。 本作はシェイクスピアの「ロメオとジュリエット」にアメリカの人種問題を絡めたところに巧さがある。 さらにこのスピルバーグ版が公開された2021年当時のアメリカは人種問題が大きく取り上げられていた時期でもあった。 そういう点でも、スピルバーグのセンスは洗練されている。 物語としては、アメリカのニューヨークのウエスト・サイドで、ポーランド系アメリカ人のジェッツとプエルトリコ系アメリカ人のシャークスが抗争を繰り広げている。ジェッツのメンバーで刑務所から戻ってきておとなしくしているトニーは、現リーダーのリフから、グルー
マンションの部屋に戻って、リビングにいくと、真理子がソファに座ってスマートフォンをいじくっていた。 「ただいま」 洋介は向かいのソファに座った。真理子は一瞬顔を上げたが、すぐにスマートフォンに戻った。洋介はスーツケースからアイルランド土産のお菓子を取り出した。真理子はぎょろぎょろした目でそいつらを眺め回して、「ありがとう」と言った。そしてまたスマートフォンに戻った。 洋介は風呂の給湯リモコンのボタンを押してから、仕事部屋にスーツケースを運んだ。 室内は熱気がこもっていた。エアコンをつけてから、荷物の整理をはじめる。洗濯物を脱衣所に運んで洗濯機に突っ込んだり、本やデジカメな
UFO
なかなかよかった。 ギレルモ・デル・トロ監督作品だが超常現象やクリーチャーが登場しない。 ジャンルとしてはネオ・ノワール映画になるそうだ。 1945年~1960年ごろに流行したフィルム・ノワールの復興を目指したものだという。 物語としては、 流れ者のスタン・カーライルが、場末の見世物小屋に転がり込む。 獣人と呼ばれる人間のなれの果てのような人物が鶏を食べるのを見せたりするような場所だ。そんな場所だが、スタンは仕事を得て、ピートという男からコールド・リーディングを習ったりしていた。そのとき、コールドリーディングを使い続けると、正常な判断力を失い、自分が失敗していることもわからなくなる
果穂のことなんだが、と車中で武が切り出した。 「お前がやっている、記憶の書き換えをやってもらえばよくなると思うんだ」 「さいごの風景を補正する作業は、記憶の書き換えとは違うんだ」 洋介はちょっとむかついた調子で言って、窓を閉めた。車内はヤニ臭いままだけど、いくら換気をしても染みついた臭いは取れない。 小泉が運転席側の窓を開けて、新しい煙草を吸いはじめた。窓の外に煙を吐いたけど、車内にも流れ込んできた。迷惑なことだ、とはいえ、これは小泉の車だからね。 武が話を続けた。 「とにかく、果穂はトラウマを抱えているからさ。それを解決してやれたらいいなと思ってるんだ」 「おれ
「CURATION⇄FAIR」という新しいアートイベントが行われている。 展覧会と、アートフェアを、それぞれ期間をわけて行うイベントだ。 自分は展覧会のほうにいった。展覧会と、アートフェアで取引される作品が同じものなのかはわからない。 会場は九段下にある「kudan house」という施設だった。 ここは普段あまり一般公開されていないそうだ。 1927年に建てられたというから、昭和の最初期だ。 修復などもされているとはいえ、なかなか良い建物だった。 洋風建築なのだが、なぜか和室があったりして、不思議な構造ではある。 展示されていた作品は、作品そのものとしてはさほどインパクトはなかっ
フランク・ハーバート「デューン 砂の惑星」中巻(1965年) ハルコンネン家の襲撃を受けて、アトレイデス家は壊滅的な打撃を受ける。 ポールとジェシカは戦いを生き延びて砂漠に逃れる。 フレメンと出会い、試練を経て、ふたりは砂漠の民に受け入れられる。 一方、ハルコンネン家には皇帝から調査が入ることになる。 ストーリーの大部分が砂漠や洞窟といった、フレメンの活動エリアで展開される。上巻のような大規模な動きはなく、ポールの精神的な成長がメインに描かれる。エンターテイメントを期待すると、退屈かもしれない。 「デューン」という小説がSFというジャンルでありながら、人間を掘り下げる作業に重点をお
なかなかよかった。 キングスマンという組織がいかにして成立したか、という物語。 冒頭で、キングスマンのメンバーのコードネームが、アーサー王と円卓の騎士からとられているということがわかる。「円卓」なのは平等だからだという話が出る。しかし、キングスマンのオフィスではアーサーがお誕生日席に座っているのはなぜだろうか。 また、敵の名前が「羊飼い」なのは、キリストを連想するが、かかわりがあるのだろうか。 本作では、上述の「羊飼い」という人物が「闇の凶団」という組織を動かして、いとこ同士であるイギリス国王、ドイツ皇帝、ロシア皇帝を戦わせて、世界を混乱に貶めようとする。 それを阻止しようとするの
楽しい映画ではあったが、前作ほどのインパクトはなかった。 内容としては、 前作で立派なキングスマンになったエグジー。前作でともに候補生だったチャーリーに襲われる。彼はゴールデン・サークルという麻薬組織に入っていた。 ゴールデンサークルに狙われて、キングスマンの組織は壊滅的な打撃を受ける。そこで、アメリカの諜報機関であるステイツマンに助けを求める。 一方、ゴールデン・サークルは、莫大な売り上げを立てていたが、それでは満足できず、世界中に売りさばいている麻薬に特殊な薬物を仕込む。その解毒剤を渡すという条件で、アメリカ大統領と取引をする。 キングスマンはステイツマンと協力して、解毒剤の入手
時間をメインとした考察が続いている。 用語も含めて難解な部分が多い。それでも自分なりに考えながら読み進めてきた。 哲学に詳しい人や賢い人がどのようなコメントをするかはわからないが、今になってようやくわかりかけてきたのは、本書は人間が本来の姿に気がつくために、今までで常識としてとらえられてきた事柄を事細かに考察し、それが本当なのか主に存在と時間と言う対象について分析し、定義しなおしてきたということではないか、ということだ。 考察を続ける中で、人間は本来の姿ではなく、映画「マトリックス」のように、俗世にまみれて流されて生きている、ということが語られてきた。ただ、俗世にまみれて生きることが
今回は鬼太郎ではなく、一般的な妖怪にフューチャーした展示になっていた。だから、砂かけ婆やぬりかべ、子泣きじじいといった鬼太郎ファミリーに加わっている妖怪もいたが、あくまでも妖怪カタログのひとりといった扱いだ。 大量に展示されている原画を眺めていると、妖怪によって目の描き方だとか、全体のタッチなどが全然違うことに気づく。デフォルメの強度を調整するのが自由自在だ。 それは妖怪だけでなく、人間の姿も同様だ。たとえば手の描写でも、よれよれとした線で簡単に描いてあるときもあるし、きちんと関節まで描いてあるときもある。多くの漫画家ができることなのかもしれないが、そういったことに気がついたのは1つ
これはなかなかおもしろかった。 人は頭の中で考えるときに、文字で考えたり音声で考えたりするが、「ビジュアル・シンカー」は、絵で考える人のこと。 自分も頭の中に映像が浮かんで、それがどんどん連想していくということがよくあるので、以前から「人はどうやって思考するのか」というのは興味があった。 小説家の森 博嗣がエッセイで「映像で考える」と書いており、自分に似た人がいるのだと思った。自分の場合は、彼ほど強い傾向ではない。 https://www.excite.co.jp/news/article/BestTimes_2954/ 他にもアートディレクターの中島英樹氏も映像で考えると言って
台湾の小説。 二十年前に失踪した父親。彼が乗っていた自転車が、息子である「ぼく」のもとに戻ってきた。「ぼく」は、その自転車が戻ってくるまでの物語を集めはじめる。 その旅は、ビンテージの自転車の、足りないパーツを集めるようなものだ。いくら修理し続けても、完璧な状態にはならない。 この小説は大量の断片によって語られる。 自転車のパーツ、父の自転車の所有者たち、彼らの物語。 そして主人公の人生。 こうした断片によって構成される、台湾の近現代史。 読んでいて、ポール・ボウルズの「シェルタリング・スカイ」を読んだときの感覚に似たものを覚えた。 北アフリカの砂漠や迷宮をさまよい、人生の意味を探
ぼんやり